JPH013032A - 結晶化ガラスおよびその製造方法 - Google Patents

結晶化ガラスおよびその製造方法

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JPH013032A
JPH013032A JP62-298762A JP29876287A JPH013032A JP H013032 A JPH013032 A JP H013032A JP 29876287 A JP29876287 A JP 29876287A JP H013032 A JPH013032 A JP H013032A
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直雪 後藤
早坂 誠
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、各種電気機器分野、例えば、磁気ヘッド分野
等に用いられる基板材等に適した熱膨張係数と改善され
た熱膨張曲線とを有する結晶化ガラスおよびその製造方
法に関する。
[従来の技術] 磁気ヘッドは、オーディオ機器、VTRおよびコンピュ
ータ等において、情報の記録、再生、消去機能を担う重
要な部品であり、近年需要が増大している。特に、これ
らの機器の小型化、情報の高密度化の要望が高まる中で
、IC等のFIni技術を応用した薄膜磁気ヘッドの開
発が、急速に進んできている。
この薄膜磁気ヘッドは、基板上に磁性材料を薄膜形成し
たもので、Ni−Znフェライト、Mn−Zn7xライ
ト、パーマロイ(Fe−Ni)、センダスト(Fe−A
I−3i)およびそれらの非晶質物等の薄膜が、情報の
記録、再生、消去機能を担い、基板は磁性材料の支持と
共に摺動機能等を担うため、基板自体にも、種々の特性
が要望される。すなわち、(1)磁性材料との接着性を
良好にするため、磁性材の種類に応じ、約70〜180
X 10−7/”C!の範囲の熱膨張係数を選び得るこ
と、 (2)磁性材料の薄膜形成作業等が高温で行なわ
れるため、600℃以上の耐熱性を有すること、(3)
磁気テープやディスクとの摺動により片ヘリを生じない
よう前記磁性材料とほぼ同等の硬度、すなわち、ビッカ
ース硬度で約600〜1150kgf/mm2の範囲を
有すること、(4)組織が緻密で均質、微細であること
、(5)品質が一定で生産性に優れていること等が一般
に必要とされている。
また、その他の各種電気機器の製造分野においても、基
板上に、結晶質または非結晶質の金属、合金および金属
酸化物などを接着あるいは薄膜形成した部品が、種々利
用されており、これらの基板には、上記の各種材料に応
じ(、さらに40〜220X10−77”Cに及ぶ広い
範囲の熱膨張係数が要求されている。
これらの基板用材料としては、粉体焼結法によるセラミ
−、クスや、溶融法による結晶化ガラスが候補とされて
いる。しかし、焼結セラミックスは、粉体の粒度調整等
工程操作が複雑であり高価となるうえ、気孔の全くない
緻密なものを得るのは困難である。
これに比べて、結晶化ガラスは緻密なものを容易に得ら
れる利点があり、前記要望事項に適うとするものが種々
知られている0例えば、特開昭49−125419号公
報には、SiO2−Li20−TiO2系ガラスから得
られる高硬度、高膨張の結晶化ガラスが開示されている
。また、特開昭60−180934号公報には、S i
02−Li20−A 1203−Au−Ag −Cu系
ガラスから得られる化学的加工可能な高膨張ガラスセラ
ミック体が開示されている。さらに、特公昭33−75
43号公報においては、S i02−A1203−Zn
O−TiO2系ガラスから得られる高膨張、高硬度の結
晶化ガラスが、特公昭46−16518号公報には、S
 i 02−A 1203−RO−Z r02系のガラ
スから得られる強度の大きい結晶化ガラスが、特開昭5
9−203736号公報には、SiO2−A 1203
−ZnO−ZrO2−TiO2系のガラスから得られる
高膨張結晶化ガラスがそれぞれ述べられている。ところ
が、これらの結晶化ガラスは、膨張係数は所要の条件を
満たしているものの、熱膨張曲線に大きな屈曲を生じて
しまうため、磁性材その他の材料との接着性が悪く、ま
た熱処理条件を種々工夫しても結晶粒の粗大化を防止し
難いなどの欠点がある。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、前述の各要望事項を満たしつつ、上記
の熱膨張曲線の屈曲性を改善した、結晶化ガラスおよび
その製造方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、上記目的を達成するため種々の試験研究
を重ねた結果、比較的多量のZnOを含むS i 02
−A I203  Z no−T i 02系において
、MgO成分とPbO成分の特定量を必須成分として含
有させた原ガラスを熱処理すると、適切な硬度と広い範
囲の熱膨張係数を有し、しかも熱膨張曲線に屈曲を生じ
ない結晶化ガラスが得られることを見出すことができた
また、上記組成系の原ガラスを用いて、これを結晶化温
度としては比較的低い所定の温度で結晶化熱処理を行な
うと適切な硬度と広い範囲の熱膨張係数を有し、しかも
組織の緻密性、均質微細性に優れ、そのうえ、熱膨張曲
線の屈曲性を改善した結晶化ガラスが容易に得られるこ
とを見出すことができた。本発明は、これらの知見に基
づいてなされたものである。
本願第一の発明にかかる結晶化ガラスの特徴は、重量%
で、SiO230〜65%。
A 12035〜25%、ZnOlo、5〜40%、M
gO3,5〜20%、PbOO,5〜lO%、CaO+
SrO+BaOON15%、T i 022〜15%、
B2030−10%、L A2 03  +Y2 03
  +c ci、、03 、+Ta2 05+Nb20
5 +WO30”10%、ZrO2十P205 +Sn
O20〜5%、ただしZrO20〜2.5%、B205
0〜5%、SnO20〜2%、A s203 +s b
2o、、 0〜2%および上記各金属酸化物の金属元素
の1種または2種以上の弗化物をFの合計111として
 0〜5%を含有する原ガラスを熱処理することにより
得られ、かつ40〜220XlO−7/”Cの範囲の、
@膨張係数を有するところにある。
本発明の結晶化ガラスの組成は、原カラスと同様酸化物
基準で表示し得るが、原ガラスの組成範囲を上記のよう
に限定した理由について以下にのべる。
すなわち、SiO2成分は、その量が30%未満の場合
には、得られる結晶化ガラス製品は組織が粗大化しやす
いうえ、化学的耐久性および硬度が悪くなり、また65
%を超えると原ガラスの溶融が困難になる。
Al2O3成分は、その量が5%未満では製品の化学的
耐久性および硬度が悪くなり、また25%を超えると高
膨張のα−石英、α−クリストバライトの結晶析出量が
低下し、所望の高膨張製品が得難くなる。
ZnO成分は、ガラスの加熱処理により、ZnOを構成
要素とするガーナイト等の結晶を生成し、製品の硬度を
向上させる効果を有するきわめて重要な成分であるが、
その量が1000%未満では上記効果が得られず、また
40%を超えるとガラスが不安定になり、加熱処理によ
り結晶粒が粗大化しやすい。
MgO成分は、その量が3.5%未満ではガラスが不安
定になると共に溶融性が悪化し、さらに製品の硬度が低
下する。また、20%を超えると製品中の結晶粒が粗大
になり亀裂等を生じやすい。
pbo成分およびCa02SrO5BaO成分は、膨張
曲線の200℃付近に比較的顕著な屈曲をもたらすα−
クリストバライト結晶の過大な析出を防止し、また55
0℃付近でのα−石英の相転移による屈曲を防止すると
ともに所望の熱IIal張係数を得る効果が見出された
重要な成分であり、特にPbO成分はこの効果が著しい
、これらの成分は、さらにガラスの溶融性の向上および
成形時のガラスの安定性にも寄与する。しかし、PbO
成分の品:が0.5%未満では上記効果が十分でなく、
また、PbO成分が10%を、Cao。
SrOおよびBaOの1種または2種以上の成分の合計
量が15%をそれぞれ超えると、所望の結晶が析出し難
くなり、結晶粒も粗大となる。さらに、上記効果を顕著
にするためには、MgO:(PbO+CaO+S ro
+Ba0)c7)重量比を(1〜3)二1とすることが
一層望ましい、末尾に掲げた第1図は、S+0249%
、A120319%、MgO7,0%、ZnO19,7
%、TiO25%、As2030.3%の組成のガラス
を昇温速度4.6℃/分で加熱し。
1100℃に120分間保持して得た結晶化ガラスの熱
膨張曲線(a)と、上記ガラスを基礎組成とし、これに
PbO2,5%およびBaO2%を添加して、MgO:
 Pbo+Baoの重量比を約1.5:1としたガラス
を同様に熱処理して得た結晶化ガラスの熱膨張曲線(b
)とを比較して示したものである0図から明らかなよう
に、PbO+BaOの添加によって、熱膨張曲線の屈曲
を顕著に防止することができる。
T i 02成分は、核形成剤として不可欠であるが、
その合計量が2%未満では所望の結晶を生成させること
ができず、また15%を超えると、ガラスが不安定にな
ってしまう。
B2O3成分は、ガラスの溶融性を改善するのに有効で
あるが、その量が10%を超えると、所望の結晶を生成
させ難くなる。
L a2 03  、  Y2 03  、G d2 
03  、T a205 、 N b205およびwo
3成分は、製品の硬度と化学的耐久性を改善するのに有
効であるので、これらの成分の1種または2種以上の合
計量を10%まで含有させることができる。
Z r 02 、 P205およびSiO2成分は、核
形成剤として補助的に使用し得るが、これらの成分の1
種または2種以上の合計量が5%を、また各成分がそれ
ぞれ2.5%、5%および2%を超えると、ガラスの安
定性が悪化したり、製品、vI織が不均質になったりす
る。
As2O3および/または5b2o3成分は、ガラス溶
融の際の清澄剤として添加し得るが、これらの1種また
は2種の合計には2%以下で十分である。
また、上記金属酸化物の1種または2種以上の金属元素
の弗化物を含有させると、結晶化の調整等に有効である
が、その賃がFの合計?とじて5%を超えるとガラスが
不安定になるうえ、所望の製品が得られない。
なお、本発明における原ガラスの上記各成分は合計で9
0%以上とすることが好ましく、上記の成分の他に、所
望の特性を損なわない範囲内で、合計で10%程度まで
のMnO2、N i203、Co203 、Fe203
およびCu2O等の着色剤並びにGeO2およびBi2
O3をまた合計で1%程度までのLi2O、Na2O、
K20およびS03等の成分をそれぞれ含有させること
かできる。
つぎに、本願第二の発明にかかる結晶化ガラスの製造方
法の特徴は、上記の組成を有する原ガラスを溶融し、成
形した後、加熱昇温し、ついで1150℃以下の温度で
結晶化熱処理を行なうところにある。
本発明の結晶化ガラスの製造方法の実施に当りて、ガラ
スの核形成温度の低温域を、2.5℃/分以上の速度で
加熱昇温すると、組織の緻密性、均質微細性に一段と優
れた製品が得られ易いので好ましい。
また、上記本発明の製造方法においては、原ガラスを鏡
面研磨等の精密研磨加工を行なった後詰、/ 晶化させても研府面が実質的に変化を受けないことかみ
いだされているので、精密研磨加工を施した結晶化ガラ
ス製品が必要な場合は、硬度が小さく精密研磨作業に有
利な原ガラスの段階でこれを行なうことが好ましい。
[実施例] つぎに、本発明にかかる好適な実施例につき説明する。
表−1は、本発明の結晶化ガラスの実施組成例(No、
1〜19)と従来のSiO2−Li20系、S i 0
2−A 1203−Z no系およびS i02−Al
103−ZnO−TiO2系の比較組成例(No、A”
D)を、それぞれの熱処理条件および得られた製品の線
熱膨張係数;α×10−7/℃(iJ+1定温度範囲;
50〜600℃)、ビー7力−ス硬度(Hv)、および
結晶粒径についての測定結果とともに示したものである
。また、表−2は、本発明の結晶化ガラスの製造方法の
実施例(No、1〜3)並びに、これらと同一ガラス組
成を用い、熱処理条件のみを変え、低温域において小さ
な昇温速度を与えた場合の参考例(No。
1′〜3′)につき、表−1同様使用したガラス組成、
各熱処理条件および得られた製品の諸性質を、対比して
示したものである。
また、表−3は、本発明の結晶化ガラスの製造方法の別
の実施例(No、1〜3)について、同一ガラス組成を
用い、熱処理温度のみを変えた場合の、諸性質の変化を
示したものである。 本発明の上記実施例の原ガラスは
、いずれも酸化物、炭酸塩、硝酸塩および弗化物等の原
料を混合し、これを通常の溶融装置を用いて約1350
〜1500℃の温度で溶融し、攪拌均質化した後、所望
形状に成形し冷却して得た。その後、2.6〜10°C
/分の速度で昇温し、表記の各結晶化温度で60〜18
0分間保持し、結晶核を形成して微結晶を生成させ、所
望の結晶化ガラスを得た。
(以下余白) 表  −2 表  −3 表−1にみられるとおり、比較例A、BおよびCの結晶
化ガラスは、主結晶がα−クリストバライトであるため
に、熱膨張曲線に屈曲を示し、またモ均結晶粒径が約l
O用以上と非常に大きい。
特に比較例Aについては、表面状態が悪く、亀裂を生じ
やすかった。また比較例りのガラスは、溶融性が非常に
悪く、熔解に1600℃の高温を要し、かつガラスが不
安定で、成形時に乳白化し。
また結晶化後は亀裂が発生し、諸物性の測定は不能であ
った。これに対し、本発明の実施例の結晶化ガラスは、
いずれも膨張曲線に屈曲がなく、約40〜220X 1
0−77”Cの範囲の熱膨張係数を有し、ビッカース硬
度についても約720〜1110 kgf/mm2の数
値範囲にあり、結晶粒径についても0.02〜0.4延
と非常に小さく、微細性に優れている。
また、表−2にみられるとおり、2℃/分の小さな昇温
速度で加熱した参考例は、1′については結晶粒径0.
02〜O、o3.と微細性には優れているが、ビッカー
ス硬度が所望の数値より小さく、2′、3′については
亀裂を生じて諸物性のJlll定はできなかった。これ
に対し2.5℃/分以上の昇温速度で急速加熱した本発
明の方法の実施例による結晶化ガラスは、熱膨張係数、
ビッカース硬度とも所望の範囲にはいっており、結晶粒
径についても0.02〜0.3給と微細性にすぐれてい
る。
また、表−3にみられるとおり、本発明の方法において
は、同一組成の原ガラスを用い、所定の範囲で結晶化温
度を変えることにより、所望の諸性質を維持しながら、
熱膨張係数を大きく変化させることができる。
さらに、表−1の実施例No、12およびNo。
14について、原ガラスを10.0X10.OXl、O
m層の薄板状にスライスし、精密研磨して、その表面粗
度(Rmax)が、185A(No。
12)と、70A(No、14)の試料を得た後、表記
の熱処理を行なったところ、得られた結晶化ガラスは、
形状に変化がなく、その表面粗度は、七n4:れZυυ
八とソリへでめって、熱処理のロi7後で鏡面状態に実
質的な変化を生じないことが確かめられた。従って結晶
化後、表面精度向上のためさらに鏡面研磨作業を付加す
る必要がある場合もその労力は大幅に低減されたものと
なる。
本発明の実施例による結晶化ガラスは、いずれも原カラ
スの際の溶融性が1500℃以下と良好で生産性に優れ
、また、実質的に無アルカリで、化学的耐久性にも優れ
ており、かつ約2〜4kcal/II1.h、’cと結
晶化ガラスとしては大きな熱伝導率を有している。
[発明の効果] 以に述へたとおり、本発明の結晶化ガラスは、特定組成
ノs i 02−A I203−Z nO−MgO−P
bO−TiO2系ガラスを熱処理して得られるものであ
るから、所望の硬度と広い範囲の熱膨張係数とを有し、
しかも組織の緻密性、均質微細性に優れているうえ、屈
曲を改善した優れた熱1膨張曲線を示す、従って、薄膜
型等の各種磁気ヘット用基板材、各種IC用基板材、磁
気ディスク用基板材および薄膜等の超電導材料用基板材
等上記の諸特性を要求される電気部品等の各種基板材と
して、特に好適である。また、ベアリング球や紡糸用ガ
イド等の機械部品およびタイル等の建築材料としても使
用し得る。
また、本発明の結晶化ガラスの製造方法は、上記系のガ
ラスを用いて、これを所定の比較的低温で結晶化させる
ので、上記の諸特性に一段と優れた製品を一層歩留り良
く得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の結晶化ガラスの熱膨張曲線(a)と1
本発明の実施例の結晶化ガラスの熱膨張曲線(b)との
比較図である。 特許出願人 株式会社 オ ハ ラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量%で、SiO_230〜65%、Al_2O
    _35〜25%、ZnO10.5〜40%、MgO3.
    5〜20%、PbO0.5〜10%、CaO+SrO+
    BaO0〜15%、TiO_22〜15%、B_2O_
    30〜10%、La_2O_3+Y_2O_3+Gd_
    2O_3+Ta_2O_5+Nb_2O_5+WO_3
    0〜10%、ZrO_2+P_2O_5+SnO_20
    〜5%、ただしZrO_20〜2.5%、P_2O_5
    0〜5%、SnO_20〜2%、As_2O_3+Sb
    _2O_30〜2%および上記各金属酸化物の1種また
    は2種以上の金属元素の弗化物をFの合計量として0〜
    5%を含有するガラスを熱処理することにより得られ、
    かつ40〜220×10^−^7/℃の範囲の熱膨張係
    数を有することを特徴とする結晶化ガラス。
  2. (2)重量%で、SiO_230〜65%、Al_2O
    _35〜25%、ZnO10.5〜40%、MgO3.
    5〜20%、PbO0.5〜10%、CaO+SrO+
    BaO0〜15%、TiO_22〜15%、B_2O_
    30〜10%、La_2O_3+Y_2O_3+Gd_
    2O_3+Ta_2O_5+Nb_2O_5+WO_3
    0〜10%、ZrO_2+P_2O_5+SnO_20
    〜5%、ただしZrO_20〜2.5%、P_2O_5
    0〜5%、SnO_20〜2%、As_2O_3+Sb
    _2O_30〜2%および上記各金属酸化物の1種また
    は2種以上の金属元素の弗化物をFの合計量として0〜
    5%を含有するガラスを溶融し、成形した後、加熱昇温
    し、ついで1150℃以下の温度で結晶化熱処理を行な
    うことを特徴とする結晶化ガラスの製造方法。
  3. (3)ガラスの核形成温度の低温域を2.5℃/分以上
    の速度で加熱昇温することを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載の結晶化ガラスの製造方法。
  4. (4)成形において、精密研磨加工工程を含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第2項または第3項記載の結晶
    化ガラスの製造方法。
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