JPH01303130A - 携帯型心電図記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、無拘束で長時間心電図を記録解析する携帯型
心電図記録装置に関し、特に装置本体に対して、ＩＣカ
ードを着脱自在に設け、且つ該装置本体はＩＣカードに
記憶している該カード特有の解析記録処理プログラムに
基づいて心電信号を解析しその結果を検出された心電信
号とともにＩＣカードに記憶する携帯型心電図記録装置
に関する。

（従来の技術） 従来提案されている携帯型心電図記録装置は、検出した
心電信号やその処理結果を一旦該装置本体に装着したカ
セットテープ等の記録媒体に記録し、記録終了後その記
録媒体を記録装置から外して別途設けられた解析装置に
かけ、その解析装置に内臓されている解析処理プログラ
ムに従って処理し、解析結果等を解析装置のＣＲＴモニ
ターあるいはプリンターにて出力するように構成されて
いる。

（発明が解決しようとする問題点） ところで、心電信号を解析する場合、患者の疾病の種類
、疾病の重症度、治療法の違い等により、それぞれ心電
信号の解析、記録方法を変えてきめ細かに処理するのが
望ましい。しかしながら、このような処理方法を上記従
来の記録解析システムで行おうとすれば、解析装置に組
み込まれているプログラムを解析、記録方法に応じてい
ちいち変更しなければならない。このため、携帯型心電
図記録装置の使用数が解析処理装置の数および処理能力
によって大きく制限されるだけでなく、きめ細かな解析
処理をスピーデイ且つ容易に得ることはできないという
大きな問題点を有している。

それゆえ、本発明は、記録装置本体に対し、それぞれ異
なる処理プログラムを備えた記録用ＩＣカードを単に差
し替えるだけで、記録装置本体において処理プログラム
に応じた解析処理を実行できる携帯型心電図記録装置の
提供を目的とする。

（問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明は、生体からの心電信
号を検出し、その検出信号を解析記録する携帯型心電図
記録装置に於いて、心電信号の解析記録処理プログラム
を記憶し、且つ検出信号処理結果等の情報を記憶しくす
るＩＣカードと、ＩＣカートを着脱自在に装着し得るカ
ート装着部と、ＩＣカートに検出信号、解析処理結果等
を記憶するための制御部とを備えたことを特徴としてい
る。

（作用） 本発明においては、解析処理プログラムを記憶させたＩ
Ｃカードを携帯型心電図記録装置に着脱自在に装着でき
るようにしている。よって、単にＩＣカードの差し替え
だけで所望の解析処理を選択実行することができる。

（実施例） 以下、図に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明の携帯型心電図記録装置の外観図である
。

図において、１は心電信号を検出するための電極、２は
心電信号、心電信号の解析結果等の情報を表示するため
の液晶表示装置である。

３はＩＣカード４を着脱自在に装着するためのカード装
着部であり、Ｉｃカード４を矢印方向に挿入することに
より、カードの電極がカード装着部の内部に設けた電極
に接触し、ＩＣカードと記録装置の回路とを電気的に接
続できるように構成されている。

ＩＣカード４は低音の疾病の種類、疾病の重症度、治療
法の違い等に応じた解析処理プログラムを記憶している
。すなわち、カード毎にそれぞれ異なる解析処理プログ
ラムを記憶している。さらにカード４は記録装置で検出
した心電信号、およびその解析処理結果等を記憶する記
憶部を備えている。５はＩＣカードの表面に設けられた
キーシンボルである。

６は前記カード装着部３の天面に配置された透明シート
キーである。この透明ノートキーは、たとえばＸ方向の
透明電極を設けたフレキシブル性の透明プラスチックシ
ートと、Ｙ方向の透明電極を設けた透明プラスチック基
板とを複数の小さな絶縁性ボタン（図中、黒点で示す。

）を介して積層一体化したものである。したがって、Ｉ
Ｃカードをカード装着部３に装着すると、カード表面の
キーシンボルが透明シートキー６を透して見え、そのキ
ーノンポルに対応する透明シートキーの部分を指で押す
ことによりキー人力できるように構成されている。なお
、透明ノートキー６は装着するＩＣカード４によって定
義されるようになっているが、キーの定義を変更する技
術は一般に周知なのでここでは詳細説明を省く。

７はカード装着部３および透明シートキー６の部分を開
閉するために、装置本体に回動自在に設けられた開閉蓋
である。

第２図はブロック回路構成図である。（なお、第１図と
同一部分については同一符号を付している。）７１１極
部１で検出された心電信号は増幅部８で増幅され、Ａ／
Ｄ変換部９でデジタル値に変換した後、ＣＰＵ　（中央
処理装置）１１に取り込まれろ。ＣＰＵＩＩに取り込ま
れた心電信号はＩＣカード４のＲＯＭＩ２に予め書き込
まれたプログラムや条件式に従ってｆｌＡＭ１３に記録
される。

記録の条件として、例えば透明シートキー６から使用者
によるイベント入力があった場合に、その萌後１５分間
の心電図波形を記録したり、心電信号をＲＯＭ＋２のプ
ログラムに従ってリアルタイムで解析し、異常と判定さ
れた部分の波形を自動的に記録する。また、本装置を人
体に装着している期間の全体的な心電信号の流れをつか
むために、−心拍毎の心拍数を記録する等の用途に応じ
た記録方式が可能である。また、異常と判定して自動記
録するための条件をあらかじめ透明シートキー６より液
晶表示装置２の表示と対話形式で設定することら可能で
ある。

ＲＡＭｌ３に記録された心電信号や解析結果は透明シー
トキ−６のキー操作により読み出され、液晶表示ドライ
バーＩＯを介して液晶表示装置２に表示することができ
る。

また、透明シートキ−６のキー操作により、液晶表示装
置２と対話形式で記録前や記録中の電極１の装着状態（
心電信号の検出状態）や記録装置の動作が正常であるか
の確認が、ＣＰＵＩＩで取り込んだ信号がハムを多く含
んでいるか、又は−旦ＲＡＭｌ３にそのまま記録し、再
び読み出してそれが古き込んだ内容と一致しているかを
見ることにより可能となる。

第３図は液晶表示装置２による表示例である。

この例では、縦６４　ｘｈｌ＆９６ドツトの表示画面に
ＩＣカードに記録された心電信号の一部を表示している
。また、この表示画面を利用して操作上のメツセージを
表示するようにしても良い。

なお、上記実施例ではＲＯＭ１２に解析記録処理プログ
ラムを記録し、ＲＡＭ＋３に解析結果等を記録するよう
にしているが、ＩＣカード４の記憶部を全てＲＡＭで構
成し、外部のＩＣカードリーダライタ及びパソコンなど
からなるシステムよりプログラムをＲＡＭに書き込める
ようにして、−枚のＩＣカードで何種類ものプログラム
が使えるようにしてもよい。また、記録装置に液晶テレ
ビを接続できるようにすれば、分解能の大きな心電図波
形表示を行うことが可能である。

（効果） 以上のように、本発明の携帯型心電図記録装置によれば
、記録装置に着脱自在なＩＣカードに解析記録処理プロ
グラムを格納しているので、単に所望のプログラムを格
納しているＩＣカードを記録装置に装着することにより
、患者の疾病の種類、疾病の重症度、治療法の違いに応
じて適切な解析処理結果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の携帯型心電図記録装置の外観斜視図、
第２図はブロック回路構成図、第３図は表示例を示す図
である。 １は電極部、２は液晶表示装置、３はカード装着部、４
はＩＣカード 代理人弁理士杉山毅至　（他１名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、生体からの心電信号を検出し、その検出信号を解析
   処理し記録する携帯型心電図記録装置に於いて、 前記記録装置で検出される心電信号の解析処理および記
   録処理等の処理プログラムを記憶し、且つ前記検出され
   る心電信号およびその処理結果等を記憶し得るＩＣカー
   ドと、前記ＩＣカードを前記装置に対し着脱自在に装着
   するために、該装置本体に設けられたカード装着部と、
   前記ＩＣカードの処理プログラムに応じて検出信号を解
   析処理し、処理した情報を前記ＩＣカードに記憶する制
   御部とを備えたことを特徴とする携帯型心電図記録装置
   。