JPH0130266B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0130266B2
JPH0130266B2 JP62067611A JP6761187A JPH0130266B2 JP H0130266 B2 JPH0130266 B2 JP H0130266B2 JP 62067611 A JP62067611 A JP 62067611A JP 6761187 A JP6761187 A JP 6761187A JP H0130266 B2 JPH0130266 B2 JP H0130266B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
air bag
heated
planar heating
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP62067611A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63232284A (ja
Inventor
Hiroshi Kimoto
Minoru Ueda
Tokuji Tatsuke
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DANROTSUPU HOOMU PURODAKUTSU KK
OOTSU TAIYA KK
Original Assignee
DANROTSUPU HOOMU PURODAKUTSU KK
OOTSU TAIYA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by DANROTSUPU HOOMU PURODAKUTSU KK, OOTSU TAIYA KK filed Critical DANROTSUPU HOOMU PURODAKUTSU KK
Priority to JP6761187A priority Critical patent/JPS63232284A/ja
Publication of JPS63232284A publication Critical patent/JPS63232284A/ja
Publication of JPH0130266B2 publication Critical patent/JPH0130266B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば腕や脚等に巻付けて加熱する
ための装置に関する。
(従来の技術) 例えば、腕への静脈注射を行なう際に血管を膨
張させるため、腕を温湯に浸すことが行なわれて
いるが、衣類の濡れ、温度コントロールの困難、
温湯のこぼれ等の問題がある。
そこで、面状発熱体を腕に巻付けて加熱するこ
とが考えられる。
(発明が解決しようとする課題) 単なる面状発熱体では、腕と面状発熱体との間
に〓間ができて密着しないため、充分な均一加熱
ができないという問題がある。
また、面状発熱体から大気中への放熱量が大き
く、加熱に時間を要し、エネルギーロスが大きい
という問題もある。
本発明は上記課題を解決することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本発明の特徴とするところは、面状発熱体3の
一面の略全域に亘り、空気が供給、排出自在な空
気袋4が備えられ、これら面状発熱体3と空気袋
4とを、面状発熱体3が内周側で空気袋4が外周
側となるよう被加熱体2に巻付けた状態で解除自
在に保持する手段が備えられている点にある。
(作用) 加熱装置により被加熱体2を加熱するには、ま
ず、被加熱体2に面状発熱体3と空気袋4とを、
面状発熱体3が内周側で空気袋4が外周側となる
ように巻き付け、この巻き付け状態を保持する。
次に、空気袋4に空気を供給する。すると、面
状発熱体3は被加熱体2への巻付状態が保持され
ていることから、空気袋4の膨張により、面状発
熱体3が被加熱体2に密着され、この密着状態で
被加熱体2を加熱する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1〜5図は、本発明の第1実施例を示すもの
で、1は加熱装置、2は被加熱体、3は面状発熱
体、4は膨張・収縮自在な空気袋で面状発熱体3
の一面の略全域に亘る。5は布袋で、この布袋5
内に面状発熱体3および空気袋4が、チヤツク8
を介し出し入れ自在に挿入されている。布袋5の
一辺は延長部5Aとされ、この延長部5Aの伝熱
面5B側に、面フアスナー6が接着または縫着さ
れ、布袋5の反対側端部における伝熱面5Bとは
反対側の面に面フアスナー7が接着または縫着さ
れている。
なお、面状発熱体3は、布袋5内の伝熱面5B
側に位置され、空気袋4は伝熱面5Bと反対側に
位置して面状発熱体3に接着剤により接着されて
いる。
前記面状発熱体3は、下記のような構成とされ
ている。即ち、綿糸を織機で綿布に織る際に、布
の左右両端に極く細い電導撚り線9を、所定数本
平行に織り込んだしゆす織りの綿布の全面に、カ
ーボンとプラスチツクの混合エマルジヨンを、均
等に含浸させて乾燥させることで、カーボン含浸
布10を構成する。これを第5図に示すように、
耐熱塩化ビニルシート11で両面からサンドイツ
チ状に挟み、両面から強力に圧着することで、面
状発熱体3が構成され、その厚さは約1mm程度で
ある。この電導撚り線9に、プラグ14を端部に
接続したコード15により給電するようになつて
おり、電源としては、交流100V電源あるいは直
流12V電源が用いられる。
16はフレキシブルな空気供給ホースで、一端
が空気袋4に連通状に接続され、他端が手や操作
できる空気給排ポンプ17に接続されている。
本発明の第1実施例によれば、加熱装置1の伝
熱面5Bを、被加熱体2にあてがつて、加熱装置
1を環状に巻付け、面フアスナー6,7により、
加熱装置1を固定する。次いで給排ポンプ17を
手で握り、この握り動作を繰返すことによつて、
空気袋4内に空気が充満して、第2図乃至第4図
に示すように膨張し、これにより面状発熱体3が
伝熱面5Bを介して被加熱体2に空間部を形成す
ることなく確実に密着する。そこで、面状発熱体
3に、通電すると、カーボン含浸布10の全体が
均等な温度で発熱する。この面状発熱体3の発す
る熱は、伝熱面5Bを介して被加熱体2に伝達さ
れ、面状発熱体3の背部には空気袋4の断熱作用
による保温効果によつて、放熱ロスが極めて少な
く、伝熱効率がよいため、電力消費量が少なくて
すむ。そして、加熱が終れば、プラグ14の接続
を解き、通電を中止し、給排ポンプ17を操作し
て空気袋4内の空気を排出し、被加熱体2から加
熱装置1を外せばよい。
なお、本実施例における面状発熱体3は、前述
のように、カーボン含浸布10を塩化ビニルシー
ト11で両面からサンドイツチ状に強力に圧着し
てあるので、劣化がほとんどなく、品質が経時的
に安定していて長寿命であり、電力消費量が少な
いため経済的である。さらに、面状発熱体3は、
電流が面全体を流れるため、発熱温度の分布は全
面均等となるうえ、電流は微弱でほとんど人体に
感じない程度で極めて安全性が高く、通電中部分
的に重量物を載せても、その部分のみ電流が回避
するので加重部分の加熱がなく安全である。
また、遠赤外線による輻射熱のため、人体に感
じる温度が非常に軟かく低温やけどをすることが
なく、同時にマイナスイオンを発生するので、医
療あるいは健康増進に大変効果がある。
そして、面状発熱体3は、組成およびその構造
上非常に柔軟性・可撓性に富んでいるため、空気
袋4による圧着をより十分に行なわしめ、被加熱
体に密着させることができ、さらに、過熱による
発火、漏電、シヨート、感電による危険性は全く
ない。
さらに、コード15に、必要に応じて、サーモ
スタツトを介装し温度コントロールをすることが
できる。しかし、直流、交流の場合も、温度がほ
とんど同じであり、通常はサーモスタツトはなく
てよい。
又、上記加熱装置は、医療用として例えば、腕
への静脈注射時の血管膨張用補助具として、腕を
加熱するのに好適である。
第6図は、本発明の第2実施例を示すもので、
布袋5の伝熱面5B側に、吸汗性及び吸湿性に富
み且つ吸つた汗が蒸発し易いポリノジツク繊維等
の繊維から成る布23が接着されている。
この実施例によれば、人体の局部加熱を長時間
にわたつて行う場合に好都合である。即ち、人体
から出た汗を布23が吸うので、人体のかぶれ、
湿疹等の防止ができ、快適な加熱ができる。な
お、この布23は布袋5の一部分としてもよい。
第7図は、本発明の第3実施例を示すもので、
第1実施例における布袋5の空気袋4側端部とそ
の反対側端を延長して紐またはベルト19,20
とし、それぞれ端部に面フアスナー21,22を
接着または縫着したものである。
なお、第3実施例は、人体、動物等の被加熱体
に縛りつけるものであるから、たとえば、人体の
腕、肩、腰、腹、すね、膝、肘等の複雑な形状の
局部加熱が好適であり、肩パツト、腹巻き、ホツ
トシツプ等として利用できる。
尚、面フアスナーの代わりに、ホツクその他の
固定手段を用いてもよく、また、被加熱体2は人
体や動物に限定されるものではない。
(発明の効果) 本発明によれば、被加熱体に面状発熱体を巻付
けて加熱する際、空気袋に空気を供給して膨張さ
せることで、被加熱体と面状発熱体とを密着状と
でき、被加熱体の均一加熱ができ、しかも、空気
袋は面状発熱体の一面略全域に亘るものであつ
て、空気袋内の空気が断熱効果を奏することか
ら、エネルギーロスが小さく加熱時間の短縮が図
れる。特に、人体の屈曲部を加熱するような場
合、屈曲状態においても面状発熱体と人体との密
着を図れ、最適な加熱を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明の第1実施例を示すもの
で、第1図は平面図、第2図は空気袋を膨張させ
た状態における第1図のA―A線矢視断面図、第
3図は使用状態時の斜視図、第4図は同断面図、
第5図は面状発熱体の一例を示す要部斜視図、第
6図及び第7図の各図は本発明の第2、第3各実
施例を示す断面図である。 1…加熱装置、2…被加熱体、3…面状発熱
体、4…空気袋、5…布袋、5B…伝熱面、17
…空気給排ポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 面状発熱体3の一面の略全域に亘り、空気が
    供給、排出自在な空気袋4が備えられ、これら面
    状発熱体3と空気袋4とを、面状発熱体3が内周
    側で空気袋4が外周側となるよう被加熱体2に巻
    付けた状態で解除自在に保持する手段が備えられ
    ていることを特徴とする加熱装置。
JP6761187A 1987-03-20 1987-03-20 加熱装置 Granted JPS63232284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6761187A JPS63232284A (ja) 1987-03-20 1987-03-20 加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6761187A JPS63232284A (ja) 1987-03-20 1987-03-20 加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63232284A JPS63232284A (ja) 1988-09-28
JPH0130266B2 true JPH0130266B2 (ja) 1989-06-19

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JP6761187A Granted JPS63232284A (ja) 1987-03-20 1987-03-20 加熱装置

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JPS64717Y2 (ja) * 1985-12-18 1989-01-09

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JPS63232284A (ja) 1988-09-28

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