JPH0130197Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0130197Y2 JPH0130197Y2 JP1985118044U JP11804485U JPH0130197Y2 JP H0130197 Y2 JPH0130197 Y2 JP H0130197Y2 JP 1985118044 U JP1985118044 U JP 1985118044U JP 11804485 U JP11804485 U JP 11804485U JP H0130197 Y2 JPH0130197 Y2 JP H0130197Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dispenser
- adapter
- degrees
- nose
- pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013543 active substance Substances 0.000 claims abstract description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 3
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 14
- 210000001331 nose Anatomy 0.000 description 11
- 210000003128 head Anatomy 0.000 description 7
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 6
- 210000003928 nasal cavity Anatomy 0.000 description 6
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 5
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 5
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 5
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 3
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 3
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 3
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 2
- 239000006196 drop Substances 0.000 description 2
- 210000005095 gastrointestinal system Anatomy 0.000 description 2
- 238000001802 infusion Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 210000004877 mucosa Anatomy 0.000 description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- BYJAVTDNIXVSPW-UHFFFAOYSA-N tetryzoline Chemical compound N1CCN=C1C1C2=CC=CC=C2CCC1 BYJAVTDNIXVSPW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N (r)-(6-ethoxyquinolin-4-yl)-[(2s,4s,5r)-5-ethyl-1-azabicyclo[2.2.2]octan-2-yl]methanol;hydrochloride Chemical compound Cl.C([C@H]([C@H](C1)CC)C2)CN1[C@@H]2[C@H](O)C1=CC=NC2=CC=C(OCC)C=C21 QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N 0.000 description 1
- YGWFCQYETHJKNX-UHFFFAOYSA-N 2-[(4-tert-butyl-2,6-dimethylphenyl)methyl]-4,5-dihydro-1h-imidazol-3-ium;chloride Chemical compound [Cl-].CC1=CC(C(C)(C)C)=CC(C)=C1CC1=NCC[NH2+]1 YGWFCQYETHJKNX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N Hydrochloric acid Chemical compound Cl VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 102000014150 Interferons Human genes 0.000 description 1
- 108010050904 Interferons Proteins 0.000 description 1
- 229910002651 NO3 Inorganic materials 0.000 description 1
- DJDFFEBSKJCGHC-UHFFFAOYSA-N Naphazoline Chemical compound Cl.C=1C=CC2=CC=CC=C2C=1CC1=NCCN1 DJDFFEBSKJCGHC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 206010041235 Snoring Diseases 0.000 description 1
- 239000000443 aerosol Substances 0.000 description 1
- 229940005991 chloric acid Drugs 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 229960004861 indanazoline Drugs 0.000 description 1
- KUCWWEPJRBANHL-UHFFFAOYSA-N indanazoline Chemical compound C=12CCCC2=CC=CC=1NC1=NCCN1 KUCWWEPJRBANHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229940079322 interferon Drugs 0.000 description 1
- 210000004072 lung Anatomy 0.000 description 1
- 229960004186 naphazoline nitrate Drugs 0.000 description 1
- 239000007923 nasal drop Substances 0.000 description 1
- 229940100662 nasal drops Drugs 0.000 description 1
- 239000007922 nasal spray Substances 0.000 description 1
- 239000006199 nebulizer Substances 0.000 description 1
- 102000004196 processed proteins & peptides Human genes 0.000 description 1
- 108090000765 processed proteins & peptides Proteins 0.000 description 1
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 229960000337 tetryzoline Drugs 0.000 description 1
- 229960001262 tramazoline Drugs 0.000 description 1
- QQJLHRRUATVHED-UHFFFAOYSA-N tramazoline Chemical compound N1CCN=C1NC1=CC=CC2=C1CCCC2 QQJLHRRUATVHED-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229960001095 xylometazoline hydrochloride Drugs 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M15/00—Inhalators
- A61M15/08—Inhaling devices inserted into the nose
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M15/00—Inhalators
- A61M15/0001—Details of inhalators; Constructional features thereof
- A61M15/0021—Mouthpieces therefor
- A61M15/0025—Mouthpieces therefor with caps
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
なるべくは咽喉および鼻腔の区域内で作用する
作用物質溶液を鼻の中に投与する時には、医学的
立場から言つて横臥位置においてこれを行なうこ
とが望ましい。この時は患者の水平位置に起因し
て作用物質溶液は直接咽頭腔に達する。頭部を横
方向に回せば副鼻腔が作用物質溶液と接触するよ
うになる。立位または座位において使用する場合
には頭部を後方に強く曲げ、同様な効果が得られ
るようにする必要がある。
作用物質溶液を鼻の中に投与する時には、医学的
立場から言つて横臥位置においてこれを行なうこ
とが望ましい。この時は患者の水平位置に起因し
て作用物質溶液は直接咽頭腔に達する。頭部を横
方向に回せば副鼻腔が作用物質溶液と接触するよ
うになる。立位または座位において使用する場合
には頭部を後方に強く曲げ、同様な効果が得られ
るようにする必要がある。
多くの場合点鼻薬または鼻用噴霧の如き作用物
質溶液は医師によつてではなく、患者自身によつ
て投与される。医学的要求に答えるためにはデイ
スペンサーの形状が重要である。
質溶液は医師によつてではなく、患者自身によつ
て投与される。医学的要求に答えるためにはデイ
スペンサーの形状が重要である。
最近においては、作用物質溶液を鼻の中に投与
するためのデイスペンサーとしては、手動噴霧ポ
ンプが益々市場に出まわるようになつている。こ
のようなデイスペンサーは配量ポンプおよび鼻ア
ダプターを備えた貯蔵ボンベよりなつている。こ
のポンプはボンベを垂直に保持した時だけ全内容
物を釈放するように配置されている。
するためのデイスペンサーとしては、手動噴霧ポ
ンプが益々市場に出まわるようになつている。こ
のようなデイスペンサーは配量ポンプおよび鼻ア
ダプターを備えた貯蔵ボンベよりなつている。こ
のポンプはボンベを垂直に保持した時だけ全内容
物を釈放するように配置されている。
鼻アダプターがこのように垂直に組立てられて
いるために、使用者はデイスペンサーを垂直に保
持し、またはわずかに傾けて鼻の中に挿入する必
要がある。したがつてこのようなデイスペンサー
は作用物質溶液を水滴の形で投与せんとする場合
には使用し得ない。その理由は溶液が前鼻腔を通
つて直ぐに流出するからである。溶液を点滴とし
てではなく、噴霧として使用せんとする場合、お
よびデイスペンサーに噴霧弁が設けられている場
合においても、前鼻腔内に沈降した噴霧は無効に
流出する。
いるために、使用者はデイスペンサーを垂直に保
持し、またはわずかに傾けて鼻の中に挿入する必
要がある。したがつてこのようなデイスペンサー
は作用物質溶液を水滴の形で投与せんとする場合
には使用し得ない。その理由は溶液が前鼻腔を通
つて直ぐに流出するからである。溶液を点滴とし
てではなく、噴霧として使用せんとする場合、お
よびデイスペンサーに噴霧弁が設けられている場
合においても、前鼻腔内に沈降した噴霧は無効に
流出する。
鼻内投薬は種々の作用物質に対して行なわれ、
特にこの作用物質が、a)耳鼻咽喉区域において
局部的作用を発生する時、b)作用物質が胃腸系
を通る時にその作用が妨げられるような場合に行
われる。
特にこの作用物質が、a)耳鼻咽喉区域において
局部的作用を発生する時、b)作用物質が胃腸系
を通る時にその作用が妨げられるような場合に行
われる。
グループa)には多くの粘膜収縮材、たとえ
ば、キシロメタツオリン−塩素酸
(xylometazoline hydrochloride)、トラマツオ
リン−塩素酸(tramazoline hydrochloride)、
インダナツオリン−塩素酸
(indanazolinehydrochloride)、オキシメタツオ
リン−塩素酸(oxymatazoline hydrochloride)、
ナフアツオリン−硝酸塩(naphazoline
nitrate)、テトラツオリン−塩素酸(tetryzoline
hydrochloride)、フエノキシドリン−塩素酸
(fenoxyzoline hidrochloride)、またはドイツ特
許出願DE 33 17 558, E 33 17 530, DE 31 46 570, DE 31 52 962, DE 30 46 484またはフランス特許出願FR
8314 445およびヨーロツパ特許出願EP 109 857, EP 105 287,EP 110 550, およびEP 137 302に記載されているようない
びき抑制剤が属している。いびき抑制剤は鼻咽頭
腔粘膜の乾燥を阻止するものとすべきである。
ば、キシロメタツオリン−塩素酸
(xylometazoline hydrochloride)、トラマツオ
リン−塩素酸(tramazoline hydrochloride)、
インダナツオリン−塩素酸
(indanazolinehydrochloride)、オキシメタツオ
リン−塩素酸(oxymatazoline hydrochloride)、
ナフアツオリン−硝酸塩(naphazoline
nitrate)、テトラツオリン−塩素酸(tetryzoline
hydrochloride)、フエノキシドリン−塩素酸
(fenoxyzoline hidrochloride)、またはドイツ特
許出願DE 33 17 558, E 33 17 530, DE 31 46 570, DE 31 52 962, DE 30 46 484またはフランス特許出願FR
8314 445およびヨーロツパ特許出願EP 109 857, EP 105 287,EP 110 550, およびEP 137 302に記載されているようない
びき抑制剤が属している。いびき抑制剤は鼻咽頭
腔粘膜の乾燥を阻止するものとすべきである。
口から供給されるグループb)の作用物質は、
胃腸系を通る時にその作用が損なわれ、特にイン
ターフエロン(interferon)またはブルセレリン
(bruseheline)の如きペプチドは粘膜を通して供
給することが推奨されている。
胃腸系を通る時にその作用が損なわれ、特にイン
ターフエロン(interferon)またはブルセレリン
(bruseheline)の如きペプチドは粘膜を通して供
給することが推奨されている。
グループa)の作用物質およびグループb)の
作用物質はこれを噴霧として供給する時に霧の一
部分が呼吸によつて肺に達すると言う欠点があ
る。したがつて鼻に投薬する場合には点滴による
供給が望ましい。
作用物質はこれを噴霧として供給する時に霧の一
部分が呼吸によつて肺に達すると言う欠点があ
る。したがつて鼻に投薬する場合には点滴による
供給が望ましい。
(考案が解決しようとする問題点)
したがつて本考案の目的は鼻を通して液体を、
霧または水滴の形で供給するためのデイスペンサ
ーにして、使用者がこれを使用する時に、医学的
に見て頭の位置を好適に保持することができ、同
時に作用物質溶液を水滴の形で、または必要に応
じ噴霧の形で投与し得るようになつたデイスペン
サーを供することである。
霧または水滴の形で供給するためのデイスペンサ
ーにして、使用者がこれを使用する時に、医学的
に見て頭の位置を好適に保持することができ、同
時に作用物質溶液を水滴の形で、または必要に応
じ噴霧の形で投与し得るようになつたデイスペン
サーを供することである。
(問題点を解決するための手段)
本考案の目的は作用物質溶液を、鼻を通して上
向きに供給する手動デイスペンサーにして、配量
ポンプ2およびこのポンプ2の上に装着された鼻
アダプター3を有する貯蔵ボンベ1よりなるデイ
スペンサーにおいて、前記鼻アダプター3がデイ
スペンサーの中心軸線12に対して20度から70度
までの角度で傾斜し、かつ前記鼻アダプター3が
その上側に把持面11を有し、該把持面11が圧
力を受けた時に中心軸線12に沿つた距離hに亘
つて移動し、前記ポンプ2を作動するようになつ
たデイスペンサーを供することによつて達成され
る。
向きに供給する手動デイスペンサーにして、配量
ポンプ2およびこのポンプ2の上に装着された鼻
アダプター3を有する貯蔵ボンベ1よりなるデイ
スペンサーにおいて、前記鼻アダプター3がデイ
スペンサーの中心軸線12に対して20度から70度
までの角度で傾斜し、かつ前記鼻アダプター3が
その上側に把持面11を有し、該把持面11が圧
力を受けた時に中心軸線12に沿つた距離hに亘
つて移動し、前記ポンプ2を作動するようになつ
たデイスペンサーを供することによつて達成され
る。
(実施例)
次に添付図面によつて本考案の実施例を説明す
る。
る。
第1図および第3図に示された本考案のデイス
ペンサーはボンベ1よりなり、該ボンベは上向き
位置において作動する配量ポンプ2、該配量ポン
プを作動する鼻アダプター3およびボンベ1の上
に裁置された中間部材4を有し、前記中間部材は
ボンベ1の外側に適切に連結された保護キヤツプ
5を担持している。デイスペンサーの外形は任意
のものとなすことができるが、円形、菱形または
三角形が推奨され、なるべくは第2図において中
心軸線に沿つて投影された楕円形となすことが望
ましい。
ペンサーはボンベ1よりなり、該ボンベは上向き
位置において作動する配量ポンプ2、該配量ポン
プを作動する鼻アダプター3およびボンベ1の上
に裁置された中間部材4を有し、前記中間部材は
ボンベ1の外側に適切に連結された保護キヤツプ
5を担持している。デイスペンサーの外形は任意
のものとなすことができるが、円形、菱形または
三角形が推奨され、なるべくは第2図において中
心軸線に沿つて投影された楕円形となすことが望
ましい。
線6はボンベ1の外周を表わし、かつ線7は中
間部材4の外周を表わす。線8は鼻アダプター3
の下方部分の周囲を表わし、その上方部分は線9
に沿つて口10の方に縮小し、線9によつて囲繞
された部分内のハツチングは把持面11の支承部
分を示す。
間部材4の外周を表わす。線8は鼻アダプター3
の下方部分の周囲を表わし、その上方部分は線9
に沿つて口10の方に縮小し、線9によつて囲繞
された部分内のハツチングは把持面11の支承部
分を示す。
鼻アダプター3の上方部分は第4図に示されて
いる如く、デイスペンサーの中心軸線12に対し
角度αだけ傾斜している。この傾斜角は20度から
70度、なるべくは30度から45度の間で選択され
る。把持面11に加わる圧力によつて鼻アダプタ
ー3は距離hだけ下方に移動し、揚程hに対応す
る量の充填物13を送給するように配量ポンプを
作動する。
いる如く、デイスペンサーの中心軸線12に対し
角度αだけ傾斜している。この傾斜角は20度から
70度、なるべくは30度から45度の間で選択され
る。把持面11に加わる圧力によつて鼻アダプタ
ー3は距離hだけ下方に移動し、揚程hに対応す
る量の充填物13を送給するように配量ポンプを
作動する。
各部材の共働による本考案のデイスペンサーの
操作を説明すれば、本考案の目的を理解すること
ができる: 第5a図および第5b図に示される如くデイス
ペンサーを使用するには、鼻アダプターを前方鼻
腔に挿入する。配量ポンプは上向き位置において
充填物13を供給するから、使用者は頭を後方に
傾けねばならず、または横臥位置において使用す
る必要がある。使用時におけるこのような医学的
見地から望ましい姿勢は、親指が鼻アダプター3
の上方把持面11上に位置し、かつ他の指がボン
ベ1を保持するようになすことによつてデイスペ
ンサーを最も作動し易くする(第5a図)。本考
案のデイスペンサーは人さし指および(または)
中指がボンベの底に位置し、かつ親指が鼻アダプ
ター3の把持面11上に位置するようになすこと
により特に好適に保持されるようになる(第5b
図)。
操作を説明すれば、本考案の目的を理解すること
ができる: 第5a図および第5b図に示される如くデイス
ペンサーを使用するには、鼻アダプターを前方鼻
腔に挿入する。配量ポンプは上向き位置において
充填物13を供給するから、使用者は頭を後方に
傾けねばならず、または横臥位置において使用す
る必要がある。使用時におけるこのような医学的
見地から望ましい姿勢は、親指が鼻アダプター3
の上方把持面11上に位置し、かつ他の指がボン
ベ1を保持するようになすことによつてデイスペ
ンサーを最も作動し易くする(第5a図)。本考
案のデイスペンサーは人さし指および(または)
中指がボンベの底に位置し、かつ親指が鼻アダプ
ター3の把持面11上に位置するようになすこと
により特に好適に保持されるようになる(第5b
図)。
したがつて運動の著しく制限されている患者も
デイスペンサーを安全に操作することができる。
デイスペンサーを安全に操作することができる。
把持面11が中心軸線12の区域において該中
心軸線に対して角度α(またはほぼα)だけ傾斜
していることによつて、本考案のデイスペンサー
は使用者が親指によつて把持面を押圧した時だけ
好適に作動する(第5図)。最強の手指としての
親指だけによつて前記傾斜面を、揚程hに対して
必要な、中心軸線12に沿つた距離に亘つて移動
させることができ、この時他の指は第5a図およ
び第5b図に示される如くデイスペンサーを堅く
保持する。
心軸線に対して角度α(またはほぼα)だけ傾斜
していることによつて、本考案のデイスペンサー
は使用者が親指によつて把持面を押圧した時だけ
好適に作動する(第5図)。最強の手指としての
親指だけによつて前記傾斜面を、揚程hに対して
必要な、中心軸線12に沿つた距離に亘つて移動
させることができ、この時他の指は第5a図およ
び第5b図に示される如くデイスペンサーを堅く
保持する。
親指を把持面11に当てた時は、本考案のデイ
スペンサーは頭を後に倒した時だけ操作すること
ができる。他のあらゆる位置においては投薬開口
10を鼻に挿入することはできない。
スペンサーは頭を後に倒した時だけ操作すること
ができる。他のあらゆる位置においては投薬開口
10を鼻に挿入することはできない。
本考案によるデイスペンサーの特別の形状およ
び作動態様によつて、作用物質溶液の鼻内投与は
横臥位置においても、頭を後方に強く傾斜させた
位置においても行なうことができるから、この溶
液は噴霧としても、点滴としても使用することが
できる。前鼻腔を通して咽頭腔に点滴を行なうこ
とは、在来においてはピペツトによる以外は不可
能であつた。ピペツトによる溶液の鼻内投与の欠
点は:配量が不正確であること、患者による操作
が不確実であることおよびピペツトが複数回の使
用により不衛生となることである。
び作動態様によつて、作用物質溶液の鼻内投与は
横臥位置においても、頭を後方に強く傾斜させた
位置においても行なうことができるから、この溶
液は噴霧としても、点滴としても使用することが
できる。前鼻腔を通して咽頭腔に点滴を行なうこ
とは、在来においてはピペツトによる以外は不可
能であつた。ピペツトによる溶液の鼻内投与の欠
点は:配量が不正確であること、患者による操作
が不確実であることおよびピペツトが複数回の使
用により不衛生となることである。
これに反し本考案のデイスペンサーによれば、
先ず作用物質溶液を鼻内に点滴することができ、
しかも患者が使用量を確実に決めることができ、
かつ配量を確実にすることができ、この時ボンベ
内の液体は完全に衛生的な状態に密封される。本
考案によるデイスペンサーは作用物質を霧または
エーロゾルの形で供給する場合にも使用すること
ができる。適当なポンプ(すなわち配量ポンプお
よび噴霧ポンプ)を選択することにより、デイス
ペンサーを使用して如何なる態様で鼻腔に供給物
質を供給するかを決定することができる。
先ず作用物質溶液を鼻内に点滴することができ、
しかも患者が使用量を確実に決めることができ、
かつ配量を確実にすることができ、この時ボンベ
内の液体は完全に衛生的な状態に密封される。本
考案によるデイスペンサーは作用物質を霧または
エーロゾルの形で供給する場合にも使用すること
ができる。適当なポンプ(すなわち配量ポンプお
よび噴霧ポンプ)を選択することにより、デイス
ペンサーを使用して如何なる態様で鼻腔に供給物
質を供給するかを決定することができる。
第1図は密封キヤツプを取り付けたデイスペン
サーを示す図、第2図はデイスペンサーの一つの
部材の輪郭を中心軸線に沿つて投影した図、第3
図は準備した上向き位置におけるデイスペンサー
を示す図、第4図はデイスペンサーを上向き配量
ポンプ2および鼻アダプターと共に示した図、第
5a図及び第5b図はデイスペンサーの使用時に
おける頭および手による保持状態を示す図。 1:ボンベ、2:配量ポンプ、3:鼻アダプタ
ー、4:中間部材、5:保護キヤツプ、10:投
与口、11:把持面。
サーを示す図、第2図はデイスペンサーの一つの
部材の輪郭を中心軸線に沿つて投影した図、第3
図は準備した上向き位置におけるデイスペンサー
を示す図、第4図はデイスペンサーを上向き配量
ポンプ2および鼻アダプターと共に示した図、第
5a図及び第5b図はデイスペンサーの使用時に
おける頭および手による保持状態を示す図。 1:ボンベ、2:配量ポンプ、3:鼻アダプタ
ー、4:中間部材、5:保護キヤツプ、10:投
与口、11:把持面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 作用物質溶液を鼻の中に上向きに投与する手
動デイスペンサーにして、配量ポンプ2と該ポ
ンプ2の上に装着された鼻アダプター3とを有
する貯蔵ボンベ1よりなる手動デイスペンサー
において、前記鼻アダプター3がデイスペンサ
ーの中心軸線12に対して20度から70度までの
角度αで傾斜し、かつこの鼻アダプター3がそ
の上側に把持面11を有し、該面11に圧力を
加えた時にこの面が中心軸線12に沿つた距離
hに亘つて移動することができ、かつ前記ポン
プ2に作用をおよぼすようになつていることを
特徴とするデイスペンサー。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のデイス
ペンサーにおいて、前記鼻アダプター3がデイ
スペンサーの中心軸線12に対して30度から45
度の角度αだけ傾斜しているデイスペンサー。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
記載のデイスペンサーにおいて、前記把持面1
1が中心軸線12の区域において該中心軸線1
2に対して角度αだけ傾斜しているデイスペン
サー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE8422872.5 | 1984-08-01 | ||
DE19848422872U DE8422872U1 (de) | 1984-08-01 | 1984-08-01 | Spender zur intranasalen applikation von fluessigkeiten in form von sprays oder tropfen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6142946U JPS6142946U (ja) | 1986-03-20 |
JPH0130197Y2 true JPH0130197Y2 (ja) | 1989-09-14 |
Family
ID=6769399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985118044U Granted JPS6142946U (ja) | 1984-08-01 | 1985-07-31 | 手動デイスペンサ− |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0170198B1 (ja) |
JP (1) | JPS6142946U (ja) |
AT (1) | ATE52701T1 (ja) |
DE (2) | DE8422872U1 (ja) |
ES (1) | ES296053Y (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63149719A (ja) * | 1986-12-13 | 1988-06-22 | Brother Ind Ltd | 情報処理装置 |
US6000580A (en) * | 1992-06-03 | 1999-12-14 | Astra Aktielbolag | Device for dispensing preservative-free nasal sprays and similar preparations |
SE9201718D0 (sv) * | 1992-06-03 | 1992-06-03 | Astra Ab | Nasal spray device |
FR2764807B1 (fr) | 1997-06-18 | 1999-08-20 | Valois Sa | Dispositif de distribution nasale d'un produit fluide ou pulverulent |
JPH1142281A (ja) * | 1997-07-28 | 1999-02-16 | Ota Seiyaku Kk | 薬剤用使い捨て容器 |
DE19851282A1 (de) * | 1998-11-06 | 2000-05-11 | Schweiz Serum & Impfinst | Zusammensetzung einer pharmazeutisch wirksamen Substanz, appliziert in einem spezifischen Delivery-System zur Prävention und Behandlung von Infektions-Krankheiten |
FR3027808B1 (fr) * | 2014-11-04 | 2021-01-15 | Aptar France Sas | Tete de distribution nasale et dispositif de distribution de produit fluide comportant une telle tete. |
EP3103498B2 (en) * | 2015-06-12 | 2023-06-14 | AP Pharma Systems Atomizadores e Dispensadores Ltda | Spray dispenser for nasal drugs |
DE202015009434U1 (de) | 2015-06-12 | 2017-08-11 | Ap Pharma Systems Atomizadores E Dispensadores Ltda | Sprühspender für nasale Arzneimittel |
EP3517117A1 (en) | 2018-01-30 | 2019-07-31 | Medizinische Universität Wien | Medicament for prevention or treatment of rhinovirus infection |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2519555A (en) * | 1945-08-31 | 1950-08-22 | Abbott Lab | Sterile medicament insufflator cartridge and insufflator |
US3066669A (en) * | 1959-06-08 | 1962-12-04 | Melfy Frank A De | Nebulizer |
ZA758010B (en) * | 1975-11-14 | 1977-08-31 | Syntex Inc | Nasal spray adapter |
-
1984
- 1984-08-01 DE DE19848422872U patent/DE8422872U1/de not_active Expired
-
1985
- 1985-07-24 AT AT85109260T patent/ATE52701T1/de not_active IP Right Cessation
- 1985-07-24 DE DE8585109260T patent/DE3577661D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1985-07-24 EP EP85109260A patent/EP0170198B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1985-07-31 JP JP1985118044U patent/JPS6142946U/ja active Granted
- 1985-07-31 ES ES1985296053U patent/ES296053Y/es not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ATE52701T1 (de) | 1990-06-15 |
DE3577661D1 (de) | 1990-06-21 |
ES296053Y (es) | 1988-01-16 |
EP0170198A2 (de) | 1986-02-05 |
ES296053U (es) | 1987-07-16 |
DE8422872U1 (de) | 1984-10-25 |
EP0170198B1 (de) | 1990-05-16 |
EP0170198A3 (en) | 1987-06-16 |
JPS6142946U (ja) | 1986-03-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7077125B2 (en) | Apparatus for administering aerosols | |
US5116311A (en) | Method for drug administration | |
JP2927464B2 (ja) | エアゾール装置 | |
EP2595685B1 (en) | Nasal spray apparatus | |
US7063687B2 (en) | Eye fluid applicator | |
US11975164B2 (en) | Nasal drug delivery device and method of making same | |
US20060207596A1 (en) | Device and method for delivery of combination nasal medication | |
JPH0130197Y2 (ja) | ||
RU2000115309A (ru) | Устройство ингаляции | |
JPH10500035A (ja) | 蘇生器 | |
RO116599B1 (ro) | Dispozitiv de distribuire a unui medicament comandat de pacient | |
TW202128241A (zh) | 點鼻用噴霧/噴射噴嘴及點鼻用架 | |
WO2007116915A1 (ja) | 吐出装置を備えた容器に収容される経口投与用液体医薬製剤 | |
US20090050141A1 (en) | Pre-filled, single-use, disposable small volume medication nebulizer | |
JP2004537346A (ja) | 液体を吹付ける装置 | |
US5692493A (en) | Tongue Protector | |
EP0986354B1 (en) | Eye fluid applicator | |
EP1631339A1 (en) | Nozzle | |
FI72879C (fi) | Dispenseringsanordning foer en medicinaerosol. | |
US20120031398A1 (en) | Nasal spray device | |
CN216148785U (zh) | 一种气管切开患者的吸入药物给药器 | |
NL2029874B1 (nl) | Tracheale toedieningsinrichting en vernevelingskatheter | |
JP7258854B2 (ja) | 複数回投与薬剤送達装置 | |
Raal et al. | Farmaatsiaterminoloogia ja Euroopa farmakopöa |