JPH01300223A - 液晶表示素子の製造方法 - Google Patents
液晶表示素子の製造方法Info
- Publication number
- JPH01300223A JPH01300223A JP12946088A JP12946088A JPH01300223A JP H01300223 A JPH01300223 A JP H01300223A JP 12946088 A JP12946088 A JP 12946088A JP 12946088 A JP12946088 A JP 12946088A JP H01300223 A JPH01300223 A JP H01300223A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- cell
- transparent electrode
- injected
- empty cell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 title claims abstract description 32
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 8
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 238000002347 injection Methods 0.000 abstract description 15
- 239000007924 injection Substances 0.000 abstract description 15
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 14
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 5
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は液晶表示素子(以下、LCDと称す)の製造方
法に係り、特に、ドツトマトリックス型LCDの製造に
好適な液晶注入時のセル加熱方法に関する。
法に係り、特に、ドツトマトリックス型LCDの製造に
好適な液晶注入時のセル加熱方法に関する。
LCDの製造工程で真空注入法により空セル内に液晶を
注入するとき、セルを加熱することで注入時間の短縮化
を図るという手法が広く採用されている。例えば、上下
の基板にそれぞれ400本。
注入するとき、セルを加熱することで注入時間の短縮化
を図るという手法が広く採用されている。例えば、上下
の基板にそれぞれ400本。
640本の帯状の透明電極が互いに直角にパターニング
されているドツトマトリックス型L CD(外形寸法は
約250mmx 180mm)の場合、セルを加熱する
ことな(液晶を注入すると40〜60分の注入時間を要
するが、セルを40〜80℃に加熱した状態で液晶を注
入すると、注入時間は約半分の20〜30分で済む。な
お、液晶注入時間はセルが大きいほど、またセルギャッ
プが狭いほど、増大する。
されているドツトマトリックス型L CD(外形寸法は
約250mmx 180mm)の場合、セルを加熱する
ことな(液晶を注入すると40〜60分の注入時間を要
するが、セルを40〜80℃に加熱した状態で液晶を注
入すると、注入時間は約半分の20〜30分で済む。な
お、液晶注入時間はセルが大きいほど、またセルギャッ
プが狭いほど、増大する。
第2図はこのような液晶注入時のセル加熱方法の従来例
を示すもので、リード線2を延出したプレート型ヒータ
lが空セル3に貼り付けてあり、このプレート型ヒータ
lに通電した状態で空セル3内に液晶を注入していくと
いうセル加熱方法である。
を示すもので、リード線2を延出したプレート型ヒータ
lが空セル3に貼り付けてあり、このプレート型ヒータ
lに通電した状態で空セル3内に液晶を注入していくと
いうセル加熱方法である。
このほか、液晶注入装置の壁面を加熱し、ここからの放
射熱でセルを加熱するという方法も知られている。
射熱でセルを加熱するという方法も知られている。
しかしながら、前者の従来方法は専用のプレート型ヒー
タ1を必要とするのでコスト高となり、これを空セル3
に貼り付ける作業も煩雑であった。
タ1を必要とするのでコスト高となり、これを空セル3
に貼り付ける作業も煩雑であった。
また、後者の従来方法もヒータを必要とし、しかも放射
熱でセルを加熱するため熱効率が悪いという不具合があ
った。
熱でセルを加熱するため熱効率が悪いという不具合があ
った。
したがって本発明の目的とするところは、液晶注入時に
簡単かつ安価にセルを加熱できるLCDの製造方法を提
供することにある。
簡単かつ安価にセルを加熱できるLCDの製造方法を提
供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、上基板もしくは
下基板の透明電極の端子部を当該基板の両端部に露出さ
せた空セルを形成し、これらの端子部を介して上記透明
電極に交流電流を流しながら液晶を真空注入するように
した。
下基板の透明電極の端子部を当該基板の両端部に露出さ
せた空セルを形成し、これらの端子部を介して上記透明
電極に交流電流を流しながら液晶を真空注入するように
した。
すなわち、本発明は、液晶注入時に透明電極に交流電流
を流してこれを発熱させるので、セルが内部から加熱さ
れて熱効率が良好となり、別途ヒータを用いる必要もな
くなる。
を流してこれを発熱させるので、セルが内部から加熱さ
れて熱効率が良好となり、別途ヒータを用いる必要もな
くなる。
以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
同図において、空セル3は、シール材4を介して上ガラ
ス基板5と下ガラス基板6とを一体化してなるもので、
これら上下のガラス基板5.6の対向面にはそれぞれ4
00本、640本の帯状の透明電極が互いに直角にパタ
ーニングされている。
ス基板5と下ガラス基板6とを一体化してなるもので、
これら上下のガラス基板5.6の対向面にはそれぞれ4
00本、640本の帯状の透明電極が互いに直角にパタ
ーニングされている。
ここで、空セル3の下ガラス基板6の両端部には、この
基板6にパターニングされている各透明電極の端子部7
,8が露出している。
基板6にパターニングされている各透明電極の端子部7
,8が露出している。
そして、液晶注入時には、下ガラス基板6の両端部にク
リップ10.11を取り付け、一方の側に露出している
端子部7どうしをクリップ10で、また他方の側に露出
している端子部8どうしをクリップ11でそれぞれ短絡
し、これらのクリップ10.11を可変抵抗器13付き
の交流電源12に接続する。こうして、可変抵抗器を調
整し、両クリップ10.11間に10〜80Vの電圧を
印加し、下ガラス基板6に形成されている640本の透
明電極に交流電流を流しながら、すなわち各透明電極を
発熱させて空セル3を内部から加熱しながら、注入孔9
より液晶を真空注入してい(。
リップ10.11を取り付け、一方の側に露出している
端子部7どうしをクリップ10で、また他方の側に露出
している端子部8どうしをクリップ11でそれぞれ短絡
し、これらのクリップ10.11を可変抵抗器13付き
の交流電源12に接続する。こうして、可変抵抗器を調
整し、両クリップ10.11間に10〜80Vの電圧を
印加し、下ガラス基板6に形成されている640本の透
明電極に交流電流を流しながら、すなわち各透明電極を
発熱させて空セル3を内部から加熱しながら、注入孔9
より液晶を真空注入してい(。
このように、上記実施例にあっては、液晶注入時に下ガ
ラス基板6の各透明電極に交流電流を流してこれを発熱
さセるので、別途ヒータを付設する必要がなくなるが、
透明電極の発熱量は電流の大きさによって異なる。そこ
で、可変抵抗器13を調整しながら電流計14の値を0
.2,4,5Aにそれぞれ設定し、各設定条件のもとで
空セル3内へ液晶を注入したときの注入時間と、そのと
きのセル内部中央の温度とを測定してみた。この測定結
果を第1表に示す。なお、第1表において、測定時の室
温は約20℃であり、空セル3のセルギャップ7μmで
ある。また、下ガラス基板6にパターニングされている
透明電極1本当りの長さは180mm、巾は0.3 t
n rn、面積抵抗は30Ω/口である。
ラス基板6の各透明電極に交流電流を流してこれを発熱
さセるので、別途ヒータを付設する必要がなくなるが、
透明電極の発熱量は電流の大きさによって異なる。そこ
で、可変抵抗器13を調整しながら電流計14の値を0
.2,4,5Aにそれぞれ設定し、各設定条件のもとで
空セル3内へ液晶を注入したときの注入時間と、そのと
きのセル内部中央の温度とを測定してみた。この測定結
果を第1表に示す。なお、第1表において、測定時の室
温は約20℃であり、空セル3のセルギャップ7μmで
ある。また、下ガラス基板6にパターニングされている
透明電極1本当りの長さは180mm、巾は0.3 t
n rn、面積抵抗は30Ω/口である。
第1表
第1表から明らかなように、上記実施例において、例え
ば電流計14の値を5Aに設定すると、液晶注入時間は
20分で済み、セルを加熱しない場合に比して注入時間
を1/3に短縮できる。したがって、大形のセルであっ
ても液晶注入時間はさほど長びかず、その付随効果とし
て液晶の配向を安定させることもできる。
ば電流計14の値を5Aに設定すると、液晶注入時間は
20分で済み、セルを加熱しない場合に比して注入時間
を1/3に短縮できる。したがって、大形のセルであっ
ても液晶注入時間はさほど長びかず、その付随効果とし
て液晶の配向を安定させることもできる。
なお、上記実施例では透明電極に交流電流を流すので、
透明電極が還元されて黒化するなどの不具合が起こるこ
ともない。
透明電極が還元されて黒化するなどの不具合が起こるこ
ともない。
また、上記実施例では下ガラス基板6の透明電極を発熱
させる場合について説明しであるが、上ガラス基板5の
透明電極に交流電流を流してこれを発熱させるようにし
てもよい。
させる場合について説明しであるが、上ガラス基板5の
透明電極に交流電流を流してこれを発熱させるようにし
てもよい。
さらに、上記実施例ではドツトマトリックス型LCDに
ついて例示しであるが、本発明をセグメント型LCDの
製造時に適用することも可能である。ただし、透明電極
が所定ピッチで一様にパターニングされているドツトマ
トリックス型のほうが、熱の分布が均一になるためより
顕著な効果が期待できる。
ついて例示しであるが、本発明をセグメント型LCDの
製造時に適用することも可能である。ただし、透明電極
が所定ピッチで一様にパターニングされているドツトマ
トリックス型のほうが、熱の分布が均一になるためより
顕著な効果が期待できる。
以上説明したように、本発明は、液晶注入時に透明電極
に交流電流を流してこれを発熱させるので、別途ヒータ
を付設する必要がなくなって簡単かつ安価にセルを加熱
できるとともに、ヒルが内部から加熱されるので熱効率
がよく、よって液晶注入時間を大幅に短縮することがで
き、特にセルが大形のドツトマトリックス型1. CD
を製造する際に顕著な効果が得られる。
に交流電流を流してこれを発熱させるので、別途ヒータ
を付設する必要がなくなって簡単かつ安価にセルを加熱
できるとともに、ヒルが内部から加熱されるので熱効率
がよく、よって液晶注入時間を大幅に短縮することがで
き、特にセルが大形のドツトマトリックス型1. CD
を製造する際に顕著な効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例を説明するための液晶注入時
のセル平面図、第2図は従来例を説明するための液晶注
入時のセル側面図である。 3・・・・・・・・・空セル、5・・・・・・・・・上
ガラス基牟反、6・・・・・・・・・下ガラス基板、7
,8・・・・・・・・・端子部、9・・・・・・・・・
注入孔、10.11・・・・・・・・・クリップ、12
・・・・・・・・・交流電源。
のセル平面図、第2図は従来例を説明するための液晶注
入時のセル側面図である。 3・・・・・・・・・空セル、5・・・・・・・・・上
ガラス基牟反、6・・・・・・・・・下ガラス基板、7
,8・・・・・・・・・端子部、9・・・・・・・・・
注入孔、10.11・・・・・・・・・クリップ、12
・・・・・・・・・交流電源。
Claims (1)
- 対向面にそれぞれ透明電極がパターニングされている上
基板と下基板とを一体化して空セルを形成した後、この
空セル内に液晶を注入して製造される液晶表示素子にお
いて、上基板もしくは下基板の透明電極の端子部を当該
基板の両端部に露出させた空セルを形成し、これらの端
子部を介して上記透明電極に交流電流を流しながら液晶
を真空注入することを特徴とする液晶表示素子の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12946088A JPH01300223A (ja) | 1988-05-28 | 1988-05-28 | 液晶表示素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12946088A JPH01300223A (ja) | 1988-05-28 | 1988-05-28 | 液晶表示素子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01300223A true JPH01300223A (ja) | 1989-12-04 |
Family
ID=15010041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12946088A Pending JPH01300223A (ja) | 1988-05-28 | 1988-05-28 | 液晶表示素子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01300223A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5453862A (en) * | 1992-09-04 | 1995-09-26 | Stanley Electric Co., Ltd. | Rubbing-free (chiral) nematic liquid crystal display |
US5477356A (en) * | 1992-03-04 | 1995-12-19 | Stanley Electric Co., Ltd. | Injection method for a liquid crystal display with a single orientation surface |
-
1988
- 1988-05-28 JP JP12946088A patent/JPH01300223A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5477356A (en) * | 1992-03-04 | 1995-12-19 | Stanley Electric Co., Ltd. | Injection method for a liquid crystal display with a single orientation surface |
US5453862A (en) * | 1992-09-04 | 1995-09-26 | Stanley Electric Co., Ltd. | Rubbing-free (chiral) nematic liquid crystal display |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2077276A1 (en) | Electrochromic device | |
ATE36796T1 (de) | Lamellierte elektrische heizapparate. | |
US4308533A (en) | Display element having improved spacing and through-connecting of plane-parallel electrode plates, and method of making | |
JPH01300223A (ja) | 液晶表示素子の製造方法 | |
JP4458710B2 (ja) | パネルヒーターおよび液晶表示装置 | |
JP2788640B2 (ja) | 気体濃度検出用センサ | |
JP2731916B2 (ja) | 強誘電性液晶セル | |
JP2641370B2 (ja) | 液晶表示装置の製造方法 | |
JPS58198078A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2536157B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH0799081A (ja) | 加熱装置 | |
JPH0235432B2 (ja) | ||
JPS60146225A (ja) | 電気光学装置 | |
JPS63213284A (ja) | 薄膜ヒ−タ−およびその温度制御方法 | |
JPH0311581A (ja) | 自己温度制御発熱体 | |
JPS63308887A (ja) | 発熱体 | |
JPH01100448A (ja) | 等電点電気泳動用ゲル媒体 | |
JPS63109420A (ja) | 液晶素子の製造方法 | |
JPH0244200Y2 (ja) | ||
JPS60227202A (ja) | 光フアイバ−端面処理治具 | |
JPS58198079A (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH04333025A (ja) | 液晶表示素子 | |
JPH0625960Y2 (ja) | ボンディングツール | |
JPS62208027A (ja) | 液晶を用いた記憶方法及び記憶素子 | |
JPS58145920A (ja) | 液晶表示装置 |