JPH01100448A - 等電点電気泳動用ゲル媒体 - Google Patents
等電点電気泳動用ゲル媒体Info
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- JPH01100448A JPH01100448A JP62258837A JP25883787A JPH01100448A JP H01100448 A JPH01100448 A JP H01100448A JP 62258837 A JP62258837 A JP 62258837A JP 25883787 A JP25883787 A JP 25883787A JP H01100448 A JPH01100448 A JP H01100448A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/416—Systems
- G01N27/447—Systems using electrophoresis
- G01N27/44704—Details; Accessories
- G01N27/44747—Composition of gel or of carrier mixture
Landscapes
- Electrostatic Separation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は等電点電気泳動用分析で支持体として使用され
るゲル媒体に関するものである。
るゲル媒体に関するものである。
（従来の技術）
等電点電気泳動分析のゲル媒体としては、第４図に示さ
れるようにｐＨ勾配のゾーンが泳動方向に対して直列に
並んだものが使用される。この例はｐＨ３〜ＰＨＩＯの
範囲にわたって試料を分離するものである。泳動ゲル１
の一端に試料２を置き、両端に電圧を印加すると、試料
中の各物質が泳動方向に電気泳動して°等電点に対応す
るｐＨの位置で停止する。
れるようにｐＨ勾配のゾーンが泳動方向に対して直列に
並んだものが使用される。この例はｐＨ３〜ＰＨＩＯの
範囲にわたって試料を分離するものである。泳動ゲル１
の一端に試料２を置き、両端に電圧を印加すると、試料
中の各物質が泳動方向に電気泳動して°等電点に対応す
るｐＨの位置で停止する。
等電点の近い物質、例えば０．０２ ｐ Ｈ単位だけ等
電点が違う物質、を分離するには泳動距離が長いほど有
利である。また、分離能は電位勾配に比例することも知
られている。
電点が違う物質、を分離するには泳動距離が長いほど有
利である。また、分離能は電位勾配に比例することも知
られている。
（発明が解決しようとする問題点）
分離能をよくしようとすれば、泳動ゲル１の長さを長く
し、電位勾配を高くする必要がある。泳動ゲル１の長さ
を長くするに伴なって所定の電位勾配を得ようとすれば
それだけ高電圧を発生する電源が必要となる。しかし、
高電圧電源の電源自体が大型化するだけでなく、ゲル媒
体１での発熱量も大きくなる。ゲル媒体ｌの温度が変化
すればｐＨも変化し１分析の信頼性に影響があるので、
ゲル媒体の温度を一定に保つための恒温装置も大ががり
になる問題がある。
し、電位勾配を高くする必要がある。泳動ゲル１の長さ
を長くするに伴なって所定の電位勾配を得ようとすれば
それだけ高電圧を発生する電源が必要となる。しかし、
高電圧電源の電源自体が大型化するだけでなく、ゲル媒
体１での発熱量も大きくなる。ゲル媒体ｌの温度が変化
すればｐＨも変化し１分析の信頼性に影響があるので、
ゲル媒体の温度を一定に保つための恒温装置も大ががり
になる問題がある。
また、複数のＰＩ（範囲のうちいずれか１つに電気伝導
度の小さいゲル媒体が存在すれば、そのゲル媒体によっ
てゲル媒体ｌ全体について電流量が規制され、泳動時間
及び発熱の面で不利である。
度の小さいゲル媒体が存在すれば、そのゲル媒体によっ
てゲル媒体ｌ全体について電流量が規制され、泳動時間
及び発熱の面で不利である。
本発明は電源電圧をあまり大きくしなくても広いｐＨ範
囲に渡って高い分離能を実現し、かつ、泳動時間も短縮
することのできるゲル媒体を提供することを目的とする
ものである６ （問題点を解決するための手段） 一実施例を示す第１図を参照して説明すると、本発明の
等電点電気泳動用ゲル媒体は１分析したいｐＨＷＸ囲を
複数個３−１〜３−４に分割し、それぞれのｐＨ範囲を
もつゲル媒体３−１〜３−４を泳動方向に対して並列に
並べたものである。
囲に渡って高い分離能を実現し、かつ、泳動時間も短縮
することのできるゲル媒体を提供することを目的とする
ものである６ （問題点を解決するための手段） 一実施例を示す第１図を参照して説明すると、本発明の
等電点電気泳動用ゲル媒体は１分析したいｐＨＷＸ囲を
複数個３−１〜３−４に分割し、それぞれのｐＨ範囲を
もつゲル媒体３−１〜３−４を泳動方向に対して並列に
並べたものである。
（作用）
ゲル媒体３−１１〜３−４の端部位置４に試料を置き、
各ゲル媒体３−１〜３−４の両端に泳動電圧を印加する
と、各ゲル媒体３−１〜３−４を試料の物質が電気泳動
し、それぞ九の等電点に対応するｐＨの位置で停止する
。電源電圧をゲル媒体３−１〜３−４の長さで除した電
位勾配が各ゲル媒体３−１〜３−４に印加され。泳動距
離は各ゲル媒体３−１〜３−４の長さになる。
各ゲル媒体３−１〜３−４の両端に泳動電圧を印加する
と、各ゲル媒体３−１〜３−４を試料の物質が電気泳動
し、それぞ九の等電点に対応するｐＨの位置で停止する
。電源電圧をゲル媒体３−１〜３−４の長さで除した電
位勾配が各ゲル媒体３−１〜３−４に印加され。泳動距
離は各ゲル媒体３−１〜３−４の長さになる。
（実施例）
第１図は一実施例のゲルカセットを示す平面図。
第２図は第１図のＺ−２線位置での断面図である。
５は絶縁物製のカセットケースであり、４本の溝が並列
に形成され、各溝にはゲル媒体３−１〜３−４が形成さ
れている。カセットケース５は熱伝導がよい材質である
ことが望ましく１例えばＳｉＣやアルミナなどのセラミ
ックスで形成されている。ゲル媒体３−１〜３−４が形
成される溝は深さが０．５ｍｍ程度、幅がＩｍｍ程度、
長さが２０ｍｍ程度である。
に形成され、各溝にはゲル媒体３−１〜３−４が形成さ
れている。カセットケース５は熱伝導がよい材質である
ことが望ましく１例えばＳｉＣやアルミナなどのセラミ
ックスで形成されている。ゲル媒体３−１〜３−４が形
成される溝は深さが０．５ｍｍ程度、幅がＩｍｍ程度、
長さが２０ｍｍ程度である。
各ゲル媒体３−１〜３−４の両端部には電解液６．７用
の溝が形成され、一方の溝には吸水性高分子に電解液６
として０．０１Ｍ ＮａＯＨを吸収させたものが入れら
れ、他方の溝には吸水性高分子に電解液７として０．０
１Ｍ ８３ ＰＯ４を吸収させたものが入れられている
。電解液６には陰極、電解液７には陽極が接続される。
の溝が形成され、一方の溝には吸水性高分子に電解液６
として０．０１Ｍ ＮａＯＨを吸収させたものが入れら
れ、他方の溝には吸水性高分子に電解液７として０．０
１Ｍ ８３ ＰＯ４を吸収させたものが入れられている
。電解液６には陰極、電解液７には陽極が接続される。
電解液６，７用の溝の長さは７ｍｍ程度であり、それぞ
れの電解液６，７には長さが７ｍｍ程度１幅が２ｍｍ程
度、厚さが０ 、２． ｍ ｍ程度の白金リボン電極が
直接押し当てられる。
れの電解液６，７には長さが７ｍｍ程度１幅が２ｍｍ程
度、厚さが０ 、２． ｍ ｍ程度の白金リボン電極が
直接押し当てられる。
ゲル媒体３−１はｐＨ３〜４のＰＨ勾配を形成し、ゲル
媒体３−２はＰＨ５〜６のｐＨ勾配を形成し、ゲル媒体
３−３はＰＨ７〜８のｐＨ勾配を形成し、ゲル媒体３−
４はｐＨ９〜１０のＰＨ勾配を形成している。各ゲル媒
体３−１〜３−４は例えばポリアクリルアミドに所定の
ｐＨを形成するような両性担体が添加されたものである
。両性電解質としてはイモビラインのようにポリアクリ
ルアミドと共有結合する試薬を使用することが望ましい
。
媒体３−２はＰＨ５〜６のｐＨ勾配を形成し、ゲル媒体
３−３はＰＨ７〜８のｐＨ勾配を形成し、ゲル媒体３−
４はｐＨ９〜１０のＰＨ勾配を形成している。各ゲル媒
体３−１〜３−４は例えばポリアクリルアミドに所定の
ｐＨを形成するような両性担体が添加されたものである
。両性電解質としてはイモビラインのようにポリアクリ
ルアミドと共有結合する試薬を使用することが望ましい
。
カセットケース５の底面には電気泳動中ゲル媒体３−１
〜３−４の温度を一定に保つためにサーモモジュール８
が接触して取りつけられている。
〜３−４の温度を一定に保つためにサーモモジュール８
が接触して取りつけられている。
４は試料をゲル媒体３−１〜３−４につけるためのサン
プリング用ろ紙であり、ろ紙４に試料を吸収して図で示
される位置に置く、ろ紙４は長さが７ｍｍ程度、幅が１
ｍｍ程度、厚さが０．２ｍｍ程度であり、３〜５μΩの
試料を保持することができる。ろ紙４に代えて例えば多
孔性樹脂を用いることもできる。
プリング用ろ紙であり、ろ紙４に試料を吸収して図で示
される位置に置く、ろ紙４は長さが７ｍｍ程度、幅が１
ｍｍ程度、厚さが０．２ｍｍ程度であり、３〜５μΩの
試料を保持することができる。ろ紙４に代えて例えば多
孔性樹脂を用いることもできる。
本実施例のゲル媒体３−１〜３−４を概略的に表わすと
、第３図に示されるようにｐＨゾーンが配列されたもの
であり、ｐＨ３〜１０の範囲の等電点電気泳動を２０ｍ
ｍＸ７ｍｍ程度のゲルマトリックスで実現することがで
きる。
、第３図に示されるようにｐＨゾーンが配列されたもの
であり、ｐＨ３〜１０の範囲の等電点電気泳動を２０ｍ
ｍＸ７ｍｍ程度のゲルマトリックスで実現することがで
きる。
本実施例において、サンプリング用ろ紙４に試料を吸収
させて図の位置に置き、電解液６，７に電極を接触させ
て泳動電圧を印加すると、ろ紙４に吸収さ九た試料中の
物質がそれぞれ対応するｐＨゾーンのゲル媒体３−１〜
３−４に移動し、電気泳動を起こして所定の位置で停止
する。このとき、ゲル媒体３−１〜３−４から発生する
熱はサーモモジュール８によって放熱され、ゲル媒体３
−１〜３−４の温度が一定になるように調節される。
させて図の位置に置き、電解液６，７に電極を接触させ
て泳動電圧を印加すると、ろ紙４に吸収さ九た試料中の
物質がそれぞれ対応するｐＨゾーンのゲル媒体３−１〜
３−４に移動し、電気泳動を起こして所定の位置で停止
する。このとき、ゲル媒体３−１〜３−４から発生する
熱はサーモモジュール８によって放熱され、ゲル媒体３
−１〜３−４の温度が一定になるように調節される。
実施例ではｐＨ３〜ｌＯを４つのｐＨゾーンに分割して
いるが、必ずしもこれに限らず、３つに分割するなど、
種々の分割方法を取ることができる。
いるが、必ずしもこれに限らず、３つに分割するなど、
種々の分割方法を取ることができる。
また、各ゲル媒体の長さも必ずしも同じでなくてもよい
。
。
（発明の効果）
本発明では分析したいｐＨ範囲を複数個に分割し、それ
ぞれのＰＨ範囲をもつゲル媒体を泳動方向に対して並列
に並べたので、ゲル媒体の長さが短かくなって泳動時間
を短縮することができる。
ぞれのＰＨ範囲をもつゲル媒体を泳動方向に対して並列
に並べたので、ゲル媒体の長さが短かくなって泳動時間
を短縮することができる。
電位勾配を大きくすることができ、分離能を向上させる
ことができる。実施例の場合、第４図と同じ電源電圧を
印加すれば４倍の電位勾配を得ることができる。
ことができる。実施例の場合、第４図と同じ電源電圧を
印加すれば４倍の電位勾配を得ることができる。
また、小型になるので温度を調節することが容易になる
。
。
更に、電気伝導度の小さいｐＨゾーンのゲル媒体が存在
しても、他のゲル媒体と並列に並べられているので、そ
れによって全体の電流量が規制されることがなくなる。
しても、他のゲル媒体と並列に並べられているので、そ
れによって全体の電流量が規制されることがなくなる。
第１図は一実施例を示す平面図、第２図は第１図の２−
２線位置での断面図、第３図は同実施例のｐＨゾーンを
概略的に示す平面図、第４図は従来のゲル媒体のＰ Ｈ
ゾーンを示す平面図である。 ３−１〜３−４・・・・・・ゲル媒体、４・・・・・・
サンプリング用ろ紙・ ５・・・・・・カセットケース、 ６．７・・・・・・電解液、 ８・・・・・・サーモモジュール・
２線位置での断面図、第３図は同実施例のｐＨゾーンを
概略的に示す平面図、第４図は従来のゲル媒体のＰ Ｈ
ゾーンを示す平面図である。 ３−１〜３−４・・・・・・ゲル媒体、４・・・・・・
サンプリング用ろ紙・ ５・・・・・・カセットケース、 ６．７・・・・・・電解液、 ８・・・・・・サーモモジュール・
Claims (1)
- （１）分析したいｐＨ範囲を複数個に分割し、それぞれ
のｐＨ範囲をもつゲル媒体を泳動方向に対して並列に並
べたことを特徴とする等電点電気泳動用ゲル媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62258837A JPH01100448A (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | 等電点電気泳動用ゲル媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62258837A JPH01100448A (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | 等電点電気泳動用ゲル媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01100448A true JPH01100448A (ja) | 1989-04-18 |
Family
ID=17325713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62258837A Pending JPH01100448A (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | 等電点電気泳動用ゲル媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01100448A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005003686A (ja) * | 2003-06-12 | 2005-01-06 | Palo Alto Research Center Inc | タンパク質の等電点電気泳動 |
| WO2007073293A1 (en) * | 2005-12-22 | 2007-06-28 | Ge Healthcare Bio-Sciences Ab | Gel for isoelectric focusing |
| JP2011033544A (ja) * | 2009-08-04 | 2011-02-17 | Hoyu Co Ltd | 等電点電気泳動用ゲル及び等電点電気泳動方法 |
| WO2014041908A1 (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-20 | シャープ株式会社 | 電気泳動用試験具およびその製造方法 |
-
1987
- 1987-10-13 JP JP62258837A patent/JPH01100448A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005003686A (ja) * | 2003-06-12 | 2005-01-06 | Palo Alto Research Center Inc | タンパク質の等電点電気泳動 |
| JP2010237227A (ja) * | 2003-06-12 | 2010-10-21 | Palo Alto Research Center Inc | ゲル電気泳動システムおよび生体分子バンドを集束させる方法 |
| JP4731131B2 (ja) * | 2003-06-12 | 2011-07-20 | パロ・アルト・リサーチ・センター・インコーポレーテッド | タンパク質の等電点電気泳動 |
| WO2007073293A1 (en) * | 2005-12-22 | 2007-06-28 | Ge Healthcare Bio-Sciences Ab | Gel for isoelectric focusing |
| JP2011033544A (ja) * | 2009-08-04 | 2011-02-17 | Hoyu Co Ltd | 等電点電気泳動用ゲル及び等電点電気泳動方法 |
| WO2014041908A1 (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-20 | シャープ株式会社 | 電気泳動用試験具およびその製造方法 |
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