JPH01299394A - パイプ用ジョイント部材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、互いに螺合する雄ネジ部材と雌ネジ部材とか
ら成ると共に、第１パイプの端部を雄ネジ部材と雌ネジ
部材とめ間に係止して第２パイプの端部に相対回転自在
に連結するパイプ用ジヨイント部材に関する。

〔従来の技術〕

従来の上記パイプ用ジヨイント部材は、雄ネジ部材と雌
ネジ部材とを螺合させて互いに締めつけるだけで両ネジ
部材どうしの回り止めをしであるだけであった。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、第１パイプを第２パイプに対して回転操作して
いるうちに、雄ネジ部材と雌ネジ部材との締めつ！テが
緩みやすく、両ネジ部材が相対回転して第１パイプを第
２パイプから離脱させてしまう虞があった。

本発明の目的は、両ネジ部材の回り止めを簡単な構造で
確実に行えるようにする点にある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のパイプ用ジヨイント部材の特徴構成は、雄ネジ
部材と雌ネジ部材とを螺合するに伴って互いに弾性係合
して前記両ネジ部材どうしの回り止めをする突起と凹部
を、前記両ネジ部材に各別に設けてあることにあり、そ
の作用効果は、次の通りである。

〔作　用〕

つまり、両ネジ部材どうしの締めつけ力を強くして緩み
にくくすることが考えられるが、この場合には、両ネジ
部材どうしのネジ山が破損してしまう危険性があるのに
対し、本発明は、両ネジ部材に各別に突起と凹部を設け
るだけの簡単な構造で、両ネジ部材どうしを螺合させな
がら突起と凹部を弾性係合させることにより、両ネジ部
材どうしの回り止めが行われるために、両ネジ部材どう
しのネジ山が破損するほど螺合させて強く締め付けなく
とも第１パイプが第２パイプから離脱するのを防止でき
る。

〔発明の効果〕 従って、簡単な改造によって第１パイプを第２バイブに
対して長期にわたって相対回転自在に連結させておくこ
とができ、パイプ用ジヨイント部材としての機能を良好
に維持できるようになった。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例を、図面に基づいて説明する。

第３図に示すように、流し台（Ａ）脇の壁面に取付けら
れた湯沸器の給湯部構造は、第１図に示すように、湯沸
器本体（Ｂ）に給湯管（１）を接続連結し、この給湯管
（１）　の先端に、１本の水流として出湯するストレー
ト出湯状態とシャワー流として出湯するシャワー出湯状
態とに切替操作自在な出湯具（２）を装着し、かつ、前
記給湯管（１）に合成樹脂製の筒状カバー（３）を套嵌
して構成されている。

前記給湯管（１）は、湯沸器本体（Ｂ）における下向き
出湯管（ｂ）の下端部に上下向き軸芯（Ｐ）周りに回動
自在にジヨイント部材（４）を介して接続連結される金
属製のＬ字形の固定管部（ＩＡ）と、この固定管部（Ｉ
Ａ）の先端に接続連結したフレキシブル管部（ＩＢ）と
からなる。前記フレキシブル管部（ＩＢ）は、金属帯を
螺旋状に巻回して構成されたものである。

前記筒状カバー（３）　は、弾性に抗して伸縮ならびに
屈曲自在な蛇腹管であって、弾性に抗して収縮した状態
でその基端を前記給湯管取付は用のジヨイント部材（４
）に、先端を出湯具（２）にそれぞれ当接させるように
給湯管（１）にかぶせて、それ自身の弾性で出湯具（２
）　を押圧し、かつ、その伸縮ならびに屈曲でフレキシ
ブル管部（ＩＢ）の屈曲に追従するものである。

前記ジヨイント部材（４）　は、合成樹脂製で第１図及
び第２図に示すように、下向き出湯管（ｂ）の下端部に
抜は止め状態で、且つ、軸芯（Ｐ）周りで相対回転自在
に嵌着した横断面はぼＣの字形の雄ネジ部材（４Ａ）と
、その雄ネジ部材（４Ａ）に螺合する雌ネジ部材（４Ｂ
）とから成り、給湯管（１）の端部を雄ネジ部材（４Ａ
）と雌ネジ部材（４Ｂ）との間に係止して下向き出湯管
（ｂ）の端部に相対回転自在に連結し、雄ネジ部材（４
Ａ）と雌ネジ部材（４Ｂ）とを螺合するに伴って互いに
弾性係合して両ネジ部材（４Ａ）、　（４Ｂ）　どうし
の回り止めをする突起（５）と凹部（６）　を、両ネジ
部材（４Ａ）、　（４Ｂ）に各別に設けてある。

前記突起（５）　は、雄ネジ部材（４Ａ）における回転
把持部（７）の雄ネジ側端部に１個付設し、前記凹部（
６）　は、雌ネジ部材（４Ｂ）の端部に６個、夫々等間
隔ふきに周方向に分散配置して設けてあり、両ネジ部材
（４Ａ）、　（４Ｂ）どうしの螺合の際にそれらの相対
的な微小回転に伴って、複数の凹部（６）に選択的に突
起（５）が係合して、両ネジ部材（４Ａ）、　（４Ｂ）
　　どうしの回り止めと、締め付は力調整が同時に行え
るように構成しである。

前記給湯管（１）と下向き出湯管（ｂ）との間は、下向
き出湯管（ｂ）の端部に嵌着させた弾性０リング（８）
　を介してシールしである。

〔別実施例〕

前記ジヨイント部材（４）は、下向き出湯管（ｂ）と給
湯管（１）との連結以外に、他のパイプどうしの連結に
も利用でき、下向き出湯管（ｂ）を第２パイプと総称し
、給湯管（１）を第１パイプと総称する。

前記突起（５）と凹部〈６）は、夫々両ネジ部材（４Ａ
）、　（４Ｂ）のいずれに設けてあっても良く、また凹
部（６）　は、１個でも良く、あるいは２個以上の複数
個でも良い。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るパイプ用ジヨイント部材の実施例を
示し、第１図は要部縦断面図、第２図はジヨイント部材
の分解斜視図、第３図は湯沸器の全体斜視図である。 （１）・・・・・・第１パイプ、（４Ａ）・・・・・・
雄ネジ部材、（４Ｂ）・・・・・・雌ネジ部材、（５）
・・・・・・突起、（６）・・・・・・凹部、（ｂ）・
・・・・・第２パイプ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、互いに螺合する雄ネジ部材（４Ａ）と雌ネジ部材（
   ４Ｂ）とから成ると共に、第１パイプ（１）の端部を雄
   ネジ部材（４Ａ）と雌ネジ部材（４Ｂ）との間に係止し
   て第２パイプ（ｂ）の端部に相対回転自在に連結するパ
   イプ用ジョイント部材であって、前記雄ネジ部材（４Ａ
   ）と前記雌ネジ部材（４Ｂ）とを螺合するに伴って互い
   に弾性係合して前記両ネジ部材（４Ａ）、（４Ｂ）どう
   しの回り止めをする突起（５）と凹部（６）を、前記両
   ネジ部材（４Ａ）、（４Ｂ）に各別に設けてあるパイプ
   用ジョイント部材。 ２、前記両ネジ部材（４Ａ）、（４Ｂ）は合成樹脂から
   成り、前記凹部（６）を、前記両ネジ部材（４Ａ）、（
   ４Ｂ）のうちの一方における端部で周方向に複数設けて
   ある請求項１記載のパイプ用ジョイント部材。