JPH01299287A - 新規モルホリン類及びモルホリン―n―オキサイド類、これらの化合物を含有する医薬組成物、及びそれらの製造方法 - Google Patents

新規モルホリン類及びモルホリン―n―オキサイド類、これらの化合物を含有する医薬組成物、及びそれらの製造方法

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JPH01299287A
JPH01299287A JP1070300A JP7030089A JPH01299287A JP H01299287 A JPH01299287 A JP H01299287A JP 1070300 A JP1070300 A JP 1070300A JP 7030089 A JP7030089 A JP 7030089A JP H01299287 A JPH01299287 A JP H01299287A
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Manfred Reiffen
マンフレット ライフェン
Michael Mark
ミハエル マルク
Robert Sauter
ロベルト ザウテル
Wolfgang Grell
ヴォルフガンク グレール
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Dr Karl Thomae GmbH
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は価値ある薬理作用、すなわち代謝への作用、好
ましくは血糖を低下し体脂肪を減少させる作用及びアテ
ローム発生性(atherogenic )リポタンパ
ク質VIDL及びLDLを低下させる作用を有する、式
(■): の新規モルホリン類及びモルホリン−N−オキサイド類
、これらの新規化合物は1以上の光学活性な炭素原子を
有するのでそれらの光学異性体及びジアステレオマー、
及びそれらの、無機もしくは有機酸との酸付加塩、特に
医薬用途のための生理的に許容される酸付加塩に関する
。上記化合物のあるものは加えて同化促進作用も有する
上記式において、 Aはメチルもしくはエチル基でモノもしくはジ置換され
ていてもよい炭素数2もしくは3のn−アルキレン基を
表し; Xは結合(a bond )または酸素原子を表し;R
3は1もしくは2個の窒素原子を含有し、ハロゲン原子
またはトリフルオロメチルもしくはアルキル基によって
置換していてもよい複素原子6員環を表し: R2は水素原子またはヒドロキシル基を表し;R1はヒ
ドロキシル、アルコキシ、カルボキシ、アルコキシカル
ボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル
またはジアルキルアミノカルボニル基、末端位において
カルボキシ、アルコキシカルボニル、アミノカルボニル
、アルキルアミノカルボニルもしくはジアルキルアミノ
カルボニル基によって置換された炭素数1−6のアルコ
キシ基、末端位においてヒドロキシ、アルコキシもしく
はフェニルアルコキシ基によって置換された炭素数2−
7のアルコキシ基、またはアルキル基によって置換され
ていてもよく、末端位においてカルボキシ、アルコキシ
カルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボ
ニル、ジアルキルアミノカルボニル、ピロリジノ、ピペ
リジノもしくはヘキサメチレンイミノ基によって置換さ
れたエテニレン基を表し; nはOまたは1を表し: 上記したアルキルまたはアルコキシ基はいずれも炭素数
1−3を有する。
上記した各基の定義の例として、 Aはエチレン、1−メチル−エチレン、2−メチル−エ
チレン、1−エチル−エチレン、2−エチル−エチレン
、1.2−ジメチル−エチレン、1.1−ジメチル−エ
チレン、1.1−ジエチル−エチレン、1−エチル−1
−メチル−エチレン、2.2−ジメチル−エチレン、2
,2−ジエチル−エチレン、2−エチル−2−メチル−
エチレン、n−プロピレン、1−メチル−n−プロピレ
ン、2−メチル−n−プロピレン、3−メチル−n−プ
ロピレン、1−エチル−n−プロピレン、2−エチル−
n−プロピレン、3−エチル−n−プロピレン、1.1
−ジメチル−n−プロピレン、■。
1−ジエチル−n−プロピレン、2.3−ジメチル−n
−プロピレン、3.3−ジメチル−n−プロピレンまた
は3−エチル−3−メチル−n−プロピレン基を表すこ
とができ; R1はピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピリ
ジン−4−イル、ピリダジン−3−イル、ピリダジン−
4−イル、ピリミジン−2−イル、ピリミジン−4−イ
ル、ピリミジン−5−イル、ピラジン−2−イル、2−
クロロ−ピリジン−6−イル、2−クロロ−ピリジン−
4−イル、゛2−ブロモーピリジンー4〜イル、2−ブ
ロモ−ピリジン−6−イル、3−クロロ−ピリジン−5
−イル、3−ブロモ−ピリジン−5−イル、2−トリフ
ルオロメチル−ピリジン−4−イル、2−トリフルオロ
メチル−ピリジン−6−イル、2−メチル−ピリジン−
4−イル、2−エチル−ピリジン−4−イル、2−プロ
ピル−ピリジン−4−イル、2−イソプロピル−ピリジ
ン−4−イル、3−メチル−ピリジン−2−イル、4−
メチル−ピリジン−2−イル、2−メチル−ピリジン−
3−イル、4−メチル−ピリジン−3−イルまたは3−
メチル−ピリジン−5−イル基を表すことができ;R2
は水素原子またはヒドロキシル基を表すことができ、; Xは酸素原子または結合を表すことができ;R1はヒド
ロキシ、メトキシ、エトキシ、n −プロポキシ、イソ
プロポキシ、カルボキシ、メトキシカルボニル、エトキ
シカルボニル、n−プロポキシカルボニル、アミノカル
ボニル、メチルアミノカルボニル、エチルアミノカルボ
ニル、イソプロピルアミノカルボニル、ジメチルアミノ
カルボニル、ジエチルアミノカルボニル、ジ−n−プロ
ピルアミノカルボニル、N−エチル−メチルアミノカル
ボニル、N−エチル−イソプロピルアミノカルボニル、
2−ヒドロキシ−エトキシ、3−ヒドロキシ−n−プロ
ポキシ、4−ヒドロキシ−n−ブトキシ、5−ヒドロキ
シ−n−ペントキシ、6−ヒドロキシ−n−ヘキソキシ
、7−ヒドロキシ〜n−へブトキシ、2−メトキシ−エ
トキシ、2−エトキシ−エトキシ、2−n−プロボキシ
−エトキシ、3−エトキシ−n−プロポキシ、4−メト
キシ−n−ブトキシ、6−エトキシ−n−ヘキソキシ、
2−フエネトキシーエトキシ、カルボキシメトキシ、2
−カルボキシ−エトキシ、3−カルボキシ−〇−プロポ
キシ、4−カルボキシ−n−ブトキシ、メトキシカルボ
ニルメトキシ、2−メトキシカルボニルエトキシ、6−
メドキシカルポニルーヘキソキシ、エトキシカルボニル
メトキシ、2−エトキシカルボニル−エトキシ、3−エ
トキシカルボニル−n−プロポキシ、n−プロポキシカ
ルボニルメトキシ、2−イソプロポキシカルボニルエト
キシ、4−n−プロポキシカルボニル−n−ブトキシ、
アミノカルボニルメトキシ、2−アミノカルボニル−エ
トキシ、4−アミノカルボニル−n−ブトキシ、メチル
アミノカルボニルメトキシ、2−メチルアミノカルボニ
ル−エトキシ、ジメチルアミノカルボニルメトキシ、2
−ジメチルアミノカルボニルメトキシ、4−ジメチルア
ミノカルボニル−n−ブトキシ、ジエチルアミノカルボ
ニルメトキシ、2−ジエチルアミノカルボニル−エトキ
シ、2−ジ−n−プロピル−アミノカルボニル−エトキ
シ、2−カルボキシエチニル、2−カルボキシ−1−メ
チル−エチニル、2−カルボキシ−2−メチル−エチニ
ル、2−カルボキシ−1−エチル−エチニル、2−カル
ボキシ−1−n−プロピル−エチニル、2−メトキシカ
ルボニル−エチニル、2−メトキシカルボニル−1−メ
チル−エチニル、2−エトキシカルボニル−エチニル、
2−エトキシカルボニル−1−メチル−エチニル、2−
イソプロポキシカルボニルエトキシ、2−ピロリジノ−
エトキシ、2−ピペリジノエトキシまたは2−ヘキサメ
チレンイミノ−エトキシ基を表すことができる。
上記−数式Iに包含される以下の化合物も実施例に述べ
た化合物に加え、例示される:N−C2−(4−カルボ
キシメトキシフェニル)−1−メチルエチル) −2−
(6−)リフルオロメチル−ピリジン−2−イル)−モ
ルホリン、N−(2−(4−カルボメトキシメトキシフ
ェニル)−1−メチルエチル)−2−(61−リフルオ
ロメチル−ピリジン−2−イル)−モルホリン、N−(
2−(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)−1
−メチルエチル)−2−(6−トリフルオロメチルーピ
リジンー2−イル)−モルホリン、 N−(2−(4−カルボメトキシメトキシフェニル)−
1−メチルエチルツー2−ヒドロキシ−2−(6−クロ
ロ−ピリジン−2−イル)−モルホリン、 N−C2−(4−カルボキシメトキシフェニル)−1−
メチルエチルツー2−ヒドロキシ−2−(6−クロロ−
ピリジン−2−イル)−モルホリン、 N−(2−(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル
)−1−メチルエチルツー2−ヒドロキシ−2−(6−
クロロピリジン−2−イル)−モルホリン、 N−(2−(4−(2−カルボメトキシ−1−メチルエ
チニル)フェニル)−1−メチルエチル)−2−(6−
メチルビリジン−2−イル)−モルホリン、 N−(2−(4−カルボメトキシメトキシ−フェノキシ
)エチル)−2−(6−メチルピリジン−2−イル)−
モルホリン、 N−(2−(4−(2−(1−ピペリジノ)エトキシ)
フェニル)−1−メチルエチル〕−2−(6−クロロピ
リジン−2−イル)−モルホリン、N−(2−(4−ア
ミノカルボニルメトキシ−フェニル)−1−メチルエチ
ル)−2−(6−クロロピリジン−2−イル)−モルホ
リン、N−(2−(4−メチルアミノカルボニルメトキ
シ−フェニル)−1−メチルエチル) −2−(6−ク
ロロピリジン−2−イル)−モルホリン、N−(2−(
4−(2−エトキシエトキシ)フェニル)−1−メチル
エチル)−2−(6−クロロピリジン−2−イル)−モ
ルホリン、 N−(2−(4−カルボキシメトキシ−フェニル)=1
−メチルエチル)−2−(6−クロロピリジン−2−イ
ル)−モルホリン、 N−(2−(4−カルボキシフェニル)−1〜メチルエ
チル) −2−(6−クロロピリジン−2−イル)−モ
ルホリン、 N−(2−(4−(2−(2−フェニルエトキシ)エト
キシ)フェニル)−1−メチルエチル〕−2−(6−ク
ロロピリジン−2−イル)−モルホリン及び N−(2−(4−(6−ヒドロキシ−n−ヘキソキシ)
フェニル)−1−メチルエチル〕−2−(6−クロロピ
リジン−2−イル)−モルホリン、それらの光学異性体
及びジアステレオマー、及びそれらの酸付加塩。
しかしながら好ましい化合物は nが前記と同義であり、 Aがメチル基によって置換されていてもよい、エチレン
もしくはn−プロピレン基を表し、Xが結合を表し、 R3が塩素もしくは臭素原子またはピラジニル、ピリミ
ジニルもしくはピリダジニル基によって置換されていて
もよいピリジニル基を表し、R2が水素原子またはヒド
ロキシ基を表し、R1がカルボキシ、メトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、アミノカルボニル、カルボキ
シメトキシ、メトキシカルボニルメトキシ、エトキシカ
ルボニルメトキシ、アミノカルボニルメトキシ、メチル
アミノカルボニルメトキシ、2−ヒドロキシエトキシ、
2−エトキシエトキシ、2−フェネトキシエトキシ、6
−ヒドロキシ−n−ヘキソキシまたは2−カルボメトキ
シ−1−メチルエチニル基を表す式■の化合物、それら
の光学異性体及びジアステレオマー、及びそれらの酸付
加塩である。
しかしながら、特に好ましい化合物は式(式中、R,は
6位において塩素もしくは臭素原子またはメチルもしく
はトリフルオロメチル基によって置換されたピリジン−
2−イル基を表し、R1はカルボキシメトキシ、カルボ
メトキシメトキシ、エトキシカルボニルメトキシ、アミ
ノカルボニルメトキシ、メチルアミノカルボニルメトキ
シ、2−ヒドロキシエトキシ、2−エトキシエトキシま
たは2−カルボメトキシ−1−メチルエチニル基を表す
)の化合物、それらの光学異性体及びジアステレオマー
、及びそれらの酸付加塩である。
本発明によれば新規化合物は以下の方法によって得られ
る: a)  nが数Oを表す式Iの化合物を製造するための
、式 %式%() (式中、RIは前記と同義であり、ZIは親核性脱離基
を表す)のケトンと式 (式中、R,、A及びXは前記と同義である)のエタノ
ールアミンとの反応、及びRtが水素原子を表す式■の
化合物を製造するための、かくして得られる式 (式中、RI、R1、A及びXは前記と同義である)の
化合物の還元、及びかくして得られるエステルの任意的
な加水分解 親核脱離基の例はハロゲン原子またはスルホニルオキシ
基、例えば塩素、臭素もしくはヨウ素原子またはメタン
スルホニルオキシ、p−トルエンスルホニルオキシもし
くはエトキシスルホニルオキシ基を包含する。
反応は適当な溶媒、例えばアセトン、塩化メチレン、テ
トラヒドロフランまたはジオキサンの存在下、及び好ま
しくは酸結合剤、例えば重炭酸カリウム、炭酸カリウム
、重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、トリエチルアミ
ンもしくはピリジン(酸結合剤は同時に溶媒を兼ねる場
合がある)の存在下、O及び100℃の間の温度で、好
ましくは5及び50℃の間の温度で行うのが適当である
R2が水素原子を表し、nが数Oを表す式■の化合物を
製造するために必要な式■の化合物の引き続いての還元
は、溶媒、例えば塩化メチレン、クロロホルム、トリフ
ルオロ酢酸もしくはトリフルオロメタンスルホン酸中、
適当な水素化物、例えば水素化ホウ素ナトリウム等の水
素化金属錯体を用いて、触媒的に活性化された水素、例
えば白金存在下の水素を用いて、またはトリアルキルシ
ラン、例えばトリエチルシランを用いて、任意的に三フ
ッ化ホウ素(例えば三フッ化ホウ素エーテル化物(et
herate )等の酸の存在下、0及び60℃の間の
温度で、しかし好ましくは溶媒としてトリフルオロ酢酸
中周囲温度で行うのが好ましい。
引き続いての任意的なエステル開裂は水性溶媒、例えば
水、イソプロパツール/水、テトラヒドロフラン/水も
しくはジオキサン/水中、塩酸もしくは硫酸等の酸の存
在下もしくは水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウム
等のアルカリ金属塩基の存在下、O及び100’tl’
の間の温度で、好ましくは反応混合物の沸騰温度で行う
のが好ましい。
b)  nが数Oを表し、Rtが水素原子を表す式■の
化合物を製造するための、式(V):(式中、R3、A
及びXは前記と同義であり、Z2は基Aの隣接炭素原子
の水素原子と一体゛となって酸素原子を表す)のカルボ
ニル化合物の式(■): (式中、R5は前記と同義である)のアミンによる還元
的アミノ化 還元的アミノ化はメタノール、エタノール、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、アセトニトリル等の適当な溶媒
中、適当な水素化金属錯体等の適当な還元剤の存在下、
好ましくは水素化シアノホウ素ナトリウムの存在下、5
−7のpHで、0及び50℃の間の温度で、好ましくは
周囲温度で行う。
()  nが数0を表し、R2が水素原子を表す一般式
Iの化合物を製造するための、−数式(■):(式中、
A、X、R,及びR3は前記と同義である)の化合物の
還元 この還元はジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等の
適当な溶媒中、金属水素化物(例えば水素化リチウムア
ルミニウム、水素化ホウ素ナトリウム)等の還元剤を用
い、氷酢酸もしくはトリフルオロ酢酸の存在下、しかし
好ましくはオキシ塩化すン/水素化ボウ素ナトリウム、
ジボランもしくはジボラン/ジメチルスルフィドを用い
、0及び5(lの間の温度で好ましくはlO及び25℃
の間の温度で行う。還元中、基R8中に存在する官能基
はいずれでも同時にメチレン基に還元することができる
d)  nが数0を表し、R2が水素原子を表し、R1
が炭素数1−3のアルコキシ基、末端位においてカルボ
キシ、アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、アル
キルアミノカルボニルもしくはジアルキルアミノカルボ
ニル基によって置換された炭素数1−6のアルコキシ基
、または末端位においてヒドロキシ、アルコキシ、アミ
八アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ピロリジノ、ピ
ペリジノもしくはヘキサメチレンイミノ基によって置換
された炭素数2−7のアルコキシ基を表す式Iの化合物
を製造するための、式(■): (式中、R,、A及びXは前記と同義である)の化合物
と式(■): z、−R,(■) (式中、R4は炭素数1−3のアルキル基、末端位にお
いてカルボキシ、アルコキシカルボニル、アミノカルボ
ニル、アルキルアミノカルボニルもしくはジアルキルア
ミノカルボニル基によって置換された炭素数1−6のア
ルキル基、または末端位においてヒドロキシ、アルコキ
シ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ピロ
リジノ、ピペリジノもしくはヘキサメチレンイミノ基に
よって置換された炭素数2−7のアルキル基を表し; Z、はハロゲン原子もしくはスル°ホニルオキシ基等の
親核性脱離基、例えば塩素、臭素もしくはヨウ素原子、
もしくはメタンスルホニルオキシ、p−トルエンスルホ
ニルオキシもしくはエトキシスルホニルオキシ基を表す
か、またはZ、は基R4のβ−水素原子と一体となって
酸素原子を表す)の化合物との反応 この反応はジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、メタノール、エタノール、ジメチルホルムア
ミド等の溶媒中、好ましくは酸結合剤、例えば水酸化ナ
トリウム、カリウムt−ブトキシドの存在下、しかし好
ましくは炭酸カリウム、水素化ナトリウムもしくはピリ
ジンの存在下(ピリジン等の有機塩基は溶媒としても用
いることができる)、または−数式Iの2−ヒドロキシ
−エトキシ化合物を製造するために酸化エチレンを用い
て、0及び100℃の間の温度で好ましくは20及び8
0℃の間の温度で行うのが適当である。
e)  nが数Oを表し、R8がアルコキシカルボニル
、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニルまたは
ジアルキルアミノカルボニル基を表すか含有する式Iの
化合物を製造するための、式(X): (式中、R,、R2、A及びXは前記と同義であり、R
3’はカルボキシ基、または末端位においてカルボキシ
基によって置換された炭素数1−6のアルコキシ基を表
す)の化合物、またはその反応性誘導体、例えばエステ
ルと、式(): %式%() (式中、R3はアルコキシ、アミノ、アルキルアミノま
たはジアルキルアミノ基を表し、ここにおいてアルキル
もしくはアルコキシ部分は炭素数1−3を含有すること
ができる)の化合物との反応 このエステル化もしくはアミド化は塩化メチレン、クロ
ロホルム、四塩化炭素、エーテル、テトラヒドロフラン
、ジオキサン、ベンゼン、トルエン、アセトニトリル、
ジメチルホルムアミド等の溶媒中、しかし特に有利には
例えばメタノール、エタノール、n−プロパツール、イ
ソプロパツール、アンモニア、メチルアミン、エチルア
ミン、ジメチルアミンもしくはジエチルアミン中−数式
Xの化合物を過剰量用い、任意的に酸活性化剤または脱
水剤、例えばクロロギ酸エチル、塩化チオニル、三塩化
リン、五酸化リン、N、N’−ジシクロへキシルカルボ
ジイミド、N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド
/N−ヒドロキシザクシンイミド、N。
N′−カルボニルジイミダゾール、N、N’−チオニル
ジイミダゾールもしくはトリフェニルホスフィン/四塩
化炭素、またはアミノ基を活性化する剤、例えば三塩化
リンの存在下、及び任意的に炭酸ナトリウム等の無機塩
基またはトリエチルアミンもしくはピリジン(これらは
同時に溶媒をかねることができる)等の三級有機塩基の
存在下、−25℃及び250℃の間の温度で、好ましく
は一10℃及び使用溶媒の沸騰温度の間の温度で行うの
が適当である。
f)  nが数1を表す式■の化合物の製造のための、
式(Xll): (式中、RI  R3、A及びXは前記と同義である)
の化合物とペルオキシ化合物との反応、及び引き続いて
の任意的な加水分解 この反応は塩化メチレン、クロロホルム、テトラヒドロ
フラン、アセトニトリル、水、メタノール、エタノール
、水/エタノール、氷酢酸もしくはトリフルオロ酢酸等
の溶媒もしくは溶媒混合物中、過酸化水素、過安息香酸
もしくはm−クロロ過安息香酸等のペルオキシ化合物を
用い、0℃と使用溶媒の沸騰温度の間の温度で、好まし
くは60℃と80℃の間の温度で行うのが適当である0
反応を米酢酸中過酸化水素を用い60℃及び80℃の間
の温度で行うのが特に有利である。
引き続いての任意的な加水分解は水性溶媒、例えば水、
イソプロパツール/水、テトラヒドロフラン/水もしく
はジオキサン/水中、好ましくは塩酸もしくは硫酸等の
酸の存在下0及び100℃の間の温度で、好ましくは反
応混合物の沸騰温度で行うのが適当である。
反応a) −g)において、反応性基は反応後書法によ
って再び除去される常用の保護基によって反応中保護す
ることができる。
カルボキシ基の適当な保護基は例えばベンジル、t−ブ
チル、テトラヒドロピラニル、トリメチルシリル、ベン
ジルオキシメチル、2−クロロエチル、メトキシメチル
またはフェナシル基(例えばベンゾイルメチル基)を包
含し;アミノもしくはアルキルアミノ基の適当な保護基
はアセチル、ベンゾイル、t−ブトキシカルボニル、ベ
ンジルオキシカルボニル、エトキシカルボニルまたはベ
ンジル基を包含し;ヒドロキシ基の適当な保護基は例え
ばトリチル、フルオレニルメチルオキシカルボニル、ベ
ンジルオキシカルボニルまたはベンジル基を包含する。
引き続いての任意的な保護基脱離は水性溶媒、例えば水
、イソプロパツール/水、テトラヒドロフラン/水もし
くはジオキサン/水中、塩酸もしくは硫酸等の酸の存在
下もしくは水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウム等
のアルカリ金属塩基の存在下、0及び100℃の間の温
度で好ましくは反応混合物の沸騰温度で行うのが好まし
い。しかしながら、ベンジルまたはベンジルオキシカル
ボニル基はメタノール、エタノール、酢酸エチルもしく
は氷酢酸等の溶媒中、例えば触媒(パラジウム/炭等)
の存在下の水素で、任意的に塩酸等の酸を添加して、O
及び50℃の間の温度で、好ましくは周囲温度で、1−
7bar、好ましくは35 barの水素圧下での水素
化分解によって脱離するのが好ましい。
本発明によってR1がアルコキシカルボニル、アミノカ
ルボニル、アルキルアミノカルボニルもしくはジアルキ
ルアミノカルボニル基を表すか含有する式■の化合物が
得られる場合には、このものを加水分解によってR1が
カルボキシ基を表すか含有する式■の対応化合物に変換
することができ、 またはR1がカルボキシ、アルコキシカルボニル、アミ
ノカルボニル、アルキルアミノカルボニルもしくはジア
ルキルアミノカルボニル基によって置換されたアルコキ
シ基を表す式■の化合物が得られる場合には、このもの
を適当な金属水素化物を用いる還元によって上記置換ア
ルコキシ基がカルボニル基の代りにメチレン基を含有す
る一数式■の化合物に変換することができ、 またはR1が前記アルコキシ基の1つを表す式■の化合
物が得られる場合には、このものをエーテル開裂によっ
て、R1がヒドロキシ基またはヒドロキシ基によって置
換されたアルコキシ基を表す対応する式1の化合物に変
換することができる。
引き続いての加水分解は塩酸、硫酸、リン酸もしくはト
リクロロ酢酸等の酸の存在下、または水酸化ナトリウム
もしくは水酸化カリウム等の塩基の存在下、水、メタノ
ール、エタノール、エタノール/水、水/イソプロパツ
ールもしくは水/ジオキサン等の適当な溶媒中、−10
℃及び120℃の間の温度で、例えば周囲温度と反応混
合物の沸騰温度の間の温度で行う。
引き続いての還元はジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン等の適当な溶媒中、適当な金属水素化物、例えば水
素化リチウムアルミニウム、ジボランまたはジボラン/
ジメチルスルフィドを用いて、しかし好ましくは氷酢酸
もしくはトリフルオロ酢酸中水素化ホウ素ナトリウムを
用いて、0及び50℃の間の温度で、好ましくは1o及
び25℃の間の温度で行う。
引き続いてのエーテル開裂は塩酸、臭化水素酸、硫酸も
しくは三臭化ホウ素等の酸の存在下、メタノール、エタ
ノール、水/イソプロパツール、塩化メチレン、クロロ
ホルムもしくは四塩化炭素等の適当な溶媒中、−30”
C及び反応混合物の沸騰温度の間の温度で行う。
すでに述べたごとく、新規化合物は、それらの鏡像体、
鏡像体混合物もしくはラセミ化合物の形態で生ずること
ができ、また少なくとも2つの不整炭素を含む場合には
それらのジアステレオマー対もしくはジアステレオマ一
対混合物の形態で生ずることもできる。
唯一の光学活性中心を含有する式Iの化合物が得られる
場合、これらを公知の手法(Allinger N。
L、 and Eliel Il、 L、 in“ro
pscs inStero−chemistry ’ 
 (立体化学におけるトピックス)、Vol、 6、W
iley Intersciences 1971参照
)にょって、例えば光学活性溶媒からの再結晶によって
、またはそのラセミ化合物と塩を形成する光学活性物質
、特に酸との反応及び得られる基部合物の異なる溶解度
に基づくジアステレオマー塩への分離(これらの塩はつ
いで適当な物質と反応させることにより遊離対掌体とす
ることができる)によってそれらの光学対掌体に分割す
ることができる。
特に常用される光学活性酸の例は酒石酸、ジー0−トル
エン酒石酸、リンゴ酸、マンデル酸、樟脳スルホン酸、
グルタミン酸、アスパラギン酸もしくはキナ酸のD−及
びL一体を包含する。
さらに、得られる少なくとも2つの不整炭素原子を有す
る式Iの化合物はそれらの物理的/化学的差異に基づい
てそれ自体公知の手法により、例えばクロマトグラフィ
ー及び/または分別品出によりそれらのジアステレオマ
ーに分離することができる。かくして得られる鏡像体対
はついで上記したようにして光学対車体に分割すること
ができる。−数式1の化合物が例えば2つの光学活性炭
素原子を有する場合には、対応する(RR’、SS’)
及び(R3’、SR’)体が得られ、3つの光学活性中
心を有する場合には、対応する(RR’R’、SS’S
”)、(R3’R′、SR’ R”)、(SR’R”、
R3’S”)及び(RR’S’、SS’R’)体が得ら
れる。
光学的に純粋な形態でも明らかに用いることができる出
発物質として用いられる化合物は文献公知の手法によっ
て得られるか、またはそれ自身文献公知である。これら
のあるものは反応混合物中でのみ存在でき、単離できな
い。
例えば、出発物質として用いられる式■またはXの化合
物は対応するモルホリンのアルキル化及び引き続いての
、使用保護基の任意的脱離によって得られる。
出発物質として用いられる式■の化合物はEP−A−0
239815に記載された式(XIII) :(式中、
R,、A、X及びR2は前記と同義である)の化合物と
ハロアセチルクロライドもしくは対応するハロ酢酸エス
テルとの反応によって得られる。
この反応は塩化メチレン、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ベンゼンもしくはトルエン等の溶媒中または使用
するアシル化剤を過剰に用いて、任意的に酸結合剤例え
ば炭酸カリウムもしくはアルカリ金属水素化物(水素化
ナトリウム等)の存在下または三級有機塩基例えばトリ
エチルアミンもしくはピリジン(これら2つは溶媒とし
ても機能する)の存在下、0及び100℃の間の温度で
、好ましくは周囲温度と反応混合物の沸騰温度の間の温
度で行うのが適当である。
さらに得られる式lの化合物を無機もしくは有機酸との
酸付加塩、特に医薬用途のために生理的に許容される塩
に変換することができる。適当な酸の例は塩酸、臭化水
素酸、硫酸、リン酸、フマル酸、コハク酸、乳酸、クエ
ン酸、酒石酸もしくはリンゴ酸を包含する。
すでに述べたごとく、式■の新規化合物、それらの鏡像
体、鏡像体混合物もしくはラセミ化合物、またはそれら
が少なくとも2つの不整炭素原子を有する場合にはジア
ステレオマーもしくはジアステレオマー混合物、及びそ
れらの酸付加塩、より特定的に医薬用途については生理
的に許容し得る酸付加塩は、価値ある薬理作用、血小板
凝集抑制作用のみならず、より特定的に代謝に対する作
用、好ましくは血糖を低下し体脂肪を減少させる作用、
及びアテローム発生性β−リポタンパクVl、DL及び
LDLを低下させる作用を有する。加えて上述化合物の
あるものは同化促進活性も有する。実施例3−6の化合
物の中で、モルホリン窒素原子に隣接するメチル基のプ
ロトン共鳴シグナルがCDC1s / CD5OD −
NMRスペクトル中の低度領域(the lower 
area )にあるジアステレオマーが特に好ましいこ
とが判明した。
新規化合物の生物活性を次のようにして調べた。
玉−坑捜里春貢性 本発明の化合物の抗糖尿病活性は実験動物における血糖
低下作用として測定することができる。
テスト物質を1.5%メチルセルロースに懸濁し、発明
者によって飼育された雌性ラットに食道経由で投与した
。30分後、水に溶解した体重1kgあたり1gのグル
コースを皮下投与した。さらに30分後血液を後部眼窩
静脈叢(retroorbitalvenous pl
exus )から採取した。分析用光度計(analy
tical photoo+eter )を用いるヘキ
ソキナーゼ法によって血清からグルコースを測定した。
次の表は平行させたコントロール群のパーセントとして
の、このテストで観察された血糖減少を要約する。有意
の限界としてp=0.05をとり5tudent ’ 
s t−テストにより統計的評価を行った。
1−JUl加1法 本発明の化合物の抗脂肪活性を2つのテストによって実
証した。
a)最初のテストにおいては、血清中のグリセロールの
上昇において脂肪分解の増加を測定した。
テスト操作は血I!減少テストとして前述した操作と同
じである0分析用光度計を用い、組合せ酵素比色テスト
によりグリセロールを測定した。
結果を平行させたコントロール群のパーセントとして下
表に示す。
3         +262 4         +221 6         +314 b)本発明化合物の抗脂肪活性を測定する第2のテスト
においては、卵巣の周囲の脂肪組織を例として用い、こ
の脂肪組織の減少を測定した。
この目的のため1.5%メチルセルロース懸濁液中の化
合物をマウスに食道経由で1日1回投与した。5日目に
卵巣からの脂肪組織を切り離し、重さを測った。以下の
表は平行させたコントロール群のパーセントとしての結
果を示す。
本発明化合物については、治療に必要とされる代謝的に
有効な投与量域において心臓への望ましくない副作用は
排除されていた。このことを実証するため、血糖低下活
性テスト(上記参照)中のマウスの心拍数を測定した。
化合物の経口投与1時間後に、ECG誘因タコグラフ(
ECC−triggered tachograph 
)によって心拍数を測定した。以下の表はコントロール
群のパーセントとしての心拍数変化を示す。
4            (0)         
3.0さらに用いた投与量で上記本発明物質について毒
性副作用は見られなかった。従ってこれらの物質は十分
許容性を有する。
式■の新規化合物及び無機もしくは存機M、?の生理的
に許容し得る酸付加塩はそれらの薬理作用から糖尿病及
び肥満症の治療、特に肥満糖尿病の治療に適当である。
さらにこれらの新規化合物は特に糖尿病及び肥満症にお
いて生ずる血管のアテローム性動脈硬化変化の予防及び
治療に用いることができる。これらの物質は広い投与量
域に亘って心臓または循環系に作用を及ぼさないので、
個々の患者の生理的代謝要求に十分マツチした投与量を
選択することができる。従って成人に対しての投与量は
1日あたり1−4用量で1及び3000■、好ましくは
1−1000■の間である。この目的のために上記化合
物は任意的に他の活性物質と組合せて粉末剤、錠剤(p
lain )もしくは被覆錠、カプセル剤、坐剤または
懸濁剤等の通常のガレノス派医術の(galenic 
)製剤とすることができる。
上述の化合物はまた肥満の犬等の動物を治療するために
も用いることができ、またそれらの体脂肪減少(脂肪分
解)作用の結果として、これらの化合物は動物の肥満化
における望ましくない脂肪析出を減するために、すなわ
ち肥満の豚、牛、羊及び家禽等の動物の肉質を改善する
ために用いることもできる。動物においては上記化合物
は、経口的または非経口的に、例えば飼料添加剤として
または注射によってもしくは差込まれた(implan
t−ed)  ミニポンプを用いて投与することができ
る。
1日あたりの投与量は体重kgあたり0.01及び11
00nの間、好ましくは0.1及び10■の間である。
上述の活性物質はまた動物における性能向上剤として成
長、ミルク及び羊毛生産を促進し、飼料の利用、層体量
を改善し、脂肪に対する肉の比を肉に有利なように移動
させるために用いることができる。これらの活性物質は
農場動物、及び飼育、演芸及びペット動物に用いる。
農場動物及び飼育動物は例えば牛、豚、馬、羊、山羊、
うさぎ(rabbits )、野うさぎ(hares 
)、鹿、毛皮動物(ミンク、チンチラ等)等の哺乳動物
;にわとり、がちょう、あひる、七面鳥等の家禽;鯉、
マス、サケ、ウナギ、テンチ、カワカマス等の魚;及び
蛇、ワニ等の爬虫類を包含する。
演芸動物及びペットは犬、猫等の哺乳動物、オウム、カ
ナリヤ等の鳥、装飾用及び水族館の魚(例えば金魚)等
の魚を包含する。
活性物質は、動物の性に関係な(、動物の成長及び成熟
段階(perfor+wance stages )の
すべてに亘って用いられる。活性物質は著しい成長及び
成熟期中に用いるのが好ましい。動物のタイプによって
著しい成長及び成熟期は1ケ月〜10年続く。
目的とする効果を達成するために動物に投与される活性
物質の量は活性物質の有利な性質によって実質上具なり
得るが、1日、体重1 kgあたり約0.001−50
■、より特定的には0.01−5■が好ましい。活性物
質の適当な量及び投与の適当な持続期間は特に動物のタ
イプ、年令、性、健康状態、及び動物を管理、飼育する
方法によって異なるが、当業者によって容易に決定され
得る。
活性物質は常法によって動物に投与される。投与形式は
特に動物のタイプ、その習性(behaviour)及
び健康状態によって異なる。
活性物質は1回投与することができる。しかしながら、
それらは全成長期に亘ってまたはその一部期間中、−時
的または連続的に投与することもできる。それらを連続
して投与する場合には、1日に1以上の回数、規則的な
もしくは不規則な間隔で与えることができる。
これらの物質は適当な製剤としてまたは純粋な形態で経
口的または非経口的に投与される。経口製剤は粉末剤、
錠剤、顆粒剤、飲薬、ポリ(boli)及び飼料、飼料
用プレミックス、飲料水投与用製剤である。
経口製剤は活性物質を0.0 lppm −100%、
好ましくは0.0 lppm −10%の濃度で含有す
る。
非経口製剤は溶液、乳濁液、懸濁液の形態での注射剤、
及び埋没剤(implants )である。
活性物質はそれら自身の、または他の活性物質、ミネラ
ル塩、痕跡元素、ビタミン、タンパク質、着色剤、脂肪
または風味剤と混合した製剤とすることができる。′ 飼料中の活性物質濃度は通常約0.0l−500ppH
l 、好ましくは0.1−50ppmである。
活性物質はそのまま、またはプレミックスもしくは飼料
濃縮物の形態で飼料に加えることができる。
活性物質及び任意的な常用のビタミン/ミネラル混合物
に加え、本発明の飼料は例えば大麦、小麦粉、ソラマメ
、豚を肥らせるための細断したナタネ(5hredde
d rape )エキス及び食用脂肪、トウモロコシ、
大豆粉、ひき肉、ブロイラー用の食用脂肪及び大豆油、
細断したテンサイ、トウモロコシ、グルテン、麦芽(w
aft germs ) 、大豆粉、牛用の小麦及び糖
蜜、及び小羊用の大麦、大豆粉、トウモロコシ及び糖蜜
を含有する。上記式■の化合物の1つを活性物質として
、この飼料に0.01500ppm、好ましくは0.1
−50ppmの濃度で、好ましくは活性物質のプレミッ
クスの形で加える。このプレミックスは例えばLogあ
たりコーンスターチ9.99 g中に活性物質10■を
含有する。
以下の実施例は本発明を例示するものである。
マロン酸ジエチル44.2 g (0,276mol 
)、無水エタノール19.9 g (0,432mol
 )及びマグネシウム片7 g (0,28811Io
l )をエタノール254mji!及び四塩化炭素1.
27mj2中で攪拌しながら18時間還流した。この溶
液に無水テトラヒドロフラン170m1中の5−ブロモ
ニコチン酸クロライド55.3 g (0,25mol
 )を徐々に滴下し、さらに1時間還流した。反応混合
物を水浴中で冷却し、注意深<2N硫酸508m+2と
混合した。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥し、
蒸発濃縮した。残渣を水83a+j!、氷酢酸127m
1及び濃硫酸16.6++11に取り、18時間還流し
た。反応溶液を蒸発させ、残渣を水200mj!で希釈
し、水酸化ナトリウム溶液でpH8に調整した。ついで
これをクロロホルムで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥し
、蒸発させた。
収 量 15.2g(理論値の30.4%)融点7B−
80℃ 計算値 C42,03H3,01N 7.00  Br
 39.95測定値  42.02  3.30  6
.82  40.065−ブロモ−3−アセチル−ピリ
ジン4g(0,02mol )をクロロホルム50++
1に溶解し、氷酢酸/臭化水素酸(35%)5滴を加え
、混合物を沸点まで加熱した。この沸騰溶液にクロロホ
ルム30mf中の臭素3.2 g (0,02mol 
)を攪拌下5時間かけて滴下した。周囲温度に冷却後黄
色固体産物を吸引濾過した。
収 量 5g(理論値の70%) 融 点 225℃(分解) 計算値 C23,35H1,67N 3.88  Br
 66.60測定値  23.30  1.73  3
.81  66.402−ヒドロキシ−2−(2−クロ
ロピリジン−6−イル)エタンアミン6 g (0,0
347mol )を無水トルエン160m1に溶解し、
油中の50%水素化ナトリウム2.2 g (0,04
7mol )と混合し、周囲温度で40分攪拌した。つ
いでクロロ酢酸エチル4.16 g (0,034mo
l )を滴下した。
反応混合物を周囲温度で18時間攪拌し、ついで注意深
くエタノール10m#及び水30+wA!と混合し、つ
いで希塩酸で酸性にした。反応溶液をアンモニアでブル
カ、υ性にし、塩化メチレンで抽出した。有機相を硫酸
ナトリウムで乾燥し、蒸発濃縮し、残渣を溶出剤として
酢酸エチルを用いるシリカゲルカラムにより精製した。
収 量 1g(理論値の14%) 計算値 C50,8384,26N 13.27測定値
  50,55  4.11  13.302−(6−
クロロピリジン−2−イル)モルホリン−5−オン1 
g (0,0047mol )を無水テトラヒドロフラ
ン20mJに溶解し、周囲温度で攪拌下テトラヒドロフ
ラン中ボランの1モル溶液5 tallに加え、反応溶
液を60分攪拌した。ついで十分なボラン/テトラヒド
ロフラン溶液をすべての出発物質が反応するまで(薄層
クロマトグラフィーチエツク)何度か(in hatc
hes )加えた。
ついで溶媒を除去し、残渣をメタノール20n+1中1
8時間攪拌し、ついで蒸発させた。残渣を2゜N塩酸2
0+effiに取り、50℃で2時間攪拌した。
この酸溶液を水浴中で冷却し、アンモニア溶液でアルカ
リ性にし、塩化メチレンで抽出した。有機相を硫酸ナト
リウムで乾燥し、蒸発濃縮し、残渣をシリカゲルカラム
で溶出剤としてメタノールを用いて精製した。
収 10.4g(理論値の43%) 計算値 C54,42H5,57N 14.10  C
117,84測定値  54.30  5.70  1
3.90   18.012−ヒドロキシ−2−(6−
クロロピリジン−2−イル)エタンアミン21.2 g
 (0,122mol )及びl−(4−(2−ヒドロ
キシエトキシ)フェニル)プロパン−2−オン21 g
 (0,108mol )を無水メタノール500mJ
!に溶解し、酢酸7.3g (0,122mol )及
び水素化ホウ素ナトリウム7.2 g (0,114m
ol )と混合し、周囲温度で一夜攪拌した。ついでメ
タノール300m1を真空上留去し、水400mj!で
希釈し、塩酸で酸性化し、ついで塩化メチレン250m
j!で3回抽出した。ついで水相をアンモニアでアルカ
リ性にし、塩化メチレンで抽出した。得られた有機相を
硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発濃縮し、得られた油は短
時間後はじめて晶出した。
収 量 23g(理論値の60.7%)融点100−1
02℃ 計算値 C61,6286,60N 7.98  ON
 10.10測定値  61.48  6.64  7
.86   10.28N−(2−(4−(2−ヒドロ
キシエトキシ)フェニル)−1−メチルエチルツー2−
ヒドロキシ−2−(6−クロロピリジン−2−イル)エ
タンアミン1 g (0,0285mol )を塩化メ
チレン401!に溶解し、トリエチルアミン0.28 
g(0,00285mol )を加え、ついでクロロア
セチルクロライド0.322g (0,00285mo
l )をこれに水浴中攪拌下滴下した。反応溶液を周囲
温度で40分攪拌し、蒸発させた。残渣をジメチルホル
ムアミド10mAに溶解し、油中の50=55%水素化
ナトリウム110■(0,00234mol )を加え
、得られた混合物を周囲温度で30分攪拌した。ついで
これを水30a+j’で注意深く分解し、2N塩酸で酸
性化し、ついで2Nアンモニアでアルカリ性にした。生
成物を塩化メチレンで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥し
、蒸発濃縮した。残渣をシリカゲルカラムで溶出剤とし
て酢酸エチルを用いて精製した。
収 量 0.7g(理論値の76.5%)計算値 C6
1,45H5,93N 7.16  CI 9.06測
定値  61,30  5.88  7.30   8
.88N〜(2−ヒドロキシエチル)−2−(4−カル
ボメトキシフェニル)−1−メチル−エチルアミン3.
8 g (0,0142+sol )をアセトン300
IIIl中5−ブロモ−3−ブロモアセチルピリジン臭
化水素酸塩5 g (0,0142mol )及び重炭
酸カリウム5.′6 g (0,056mol )と共
に周囲温度で2時間攪拌した。ついでトリエチルアミン
1.4g (0,014mol )を加え、混合物を3
0−40℃でさらに60分攪拌した。混合物を吸引濾過
し、濾液を濃縮した後、油性残渣をシリカゲルカラム上
、溶出剤としてトルエン/酢酸エチル(60/40)を
用いて精製した。
収 量 1.4g(理論値の21%) 計算値 C54,20H5,42N 6.02測定値 
 54.0?   5,31  6.19’H−N)I
Rスペクトル(400MHz 5CDCf 3/CD3
0D)によるとジアステレオマ一対の約1:1混合物で
あった。
δ=1.07ppa+ (d 、3H)δ=0.98p
pm (d 、 :HI )ス[ N−(2−(4−カルボメトキシメトキシフェニ実施例
1と同様にしてN−(2−ヒドロキシエチル”)−2−
(4−カルボエトキシフェニル)−1−メチル−エチル
アミン1. Og (0,007mol)と5−ブロモ
−3−ブロモアセチルピリジン臭化水素酸塩2.5 g
 (0,007mol ) 、重炭酸カリウム2.8 
g (0,028mol )及びトリエチルアミン0.
7 g  (0,007mol )とをアセトン150
mn中で反応させることにより製造した。
収 量 油1g(理論値の30%) 計算値 C55,12H5,68N 5.85測定値 
 54.98  5.57  5.83’H−NMRス
ペクトル(400MHz、 CDCl s /CD5O
D)によるとジアステレオマ一対の約1:1混合物であ
った。
δ=1.07ppm (d 、 3H)δ=0.98p
pm (d 、3H) ス1 N−(2−(−力ルボメトキシメトキシフェニ2−(6
−クロロピリジン−2−イル)モルホリン0.35 g
 (0,00176mol )及び1−(4−カルボメ
トキシメトキシフェニル)プロパン−2−オン0.39
 g (0,00176mol )をメタノール20a
+j!に溶解し、酢酸0.1 g (0,00176m
ol )及び水素化シアノホウ素ナトリウム0.11g
 (0,00176mol )を加え、混合物を周囲温
度で20分攪拌した。ついでこれを氷水と混合し、塩酸
で酸性にし、アンモニア溶液でアルカリ性にし、生成物
を塩化メチレンで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真
空上蒸発させた。残渣をシリカゲルカラム上でトルエン
/酢酸エチル(50:50)を溶出剤として用いて精製
した。
収 量 油0.6g(理論値の84%)計算値 C62
,29B 6.22  N 6.92測定値  62.
35  6.17  6.74’H−NMRスペクトル
(400MHz、 coc I!、/CD30D)によ
るとジアステレオマ一対の約1:1混合物であった。
δ=0.988ppm (d 、 3H)δ=0.95
8ppm (d 、 3H)N−(2−(4−カルボメ
トキシメトキシフェニル)−1−メチルエチル)−2−
(6−クロロ、 ピリジン−2−イル)モルホリン0.
2g(0,000453n+ol )をメタノール1 
rolに溶解し、ジオキサン1 mj!及びIN水酸化
ナトリウム溶液22m色混合し、周囲温度で30分攪拌
した。ついで混合物をIN塩酸1.8mj!で中和し、
クロロホルムで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発
させた。残渣をエーテルでトリチュレートし、吸引濾過
した。
収 量 0.12g(理論値の68%)融 点 60℃
から(分解) 計算値 C61,45H5,93N 7.17測定値 
 61.28  5,79  7.08’)I−NMR
スペクトル(400MHz、 CDCIl 3/CD、
OD)によるとジアステレオマ一対の約1:1混合物で
あった。
δ=1.1 lppm (d 、 3H)δ=1.12
ppIl(d、31() N−(2−(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル
)−1−メチルエチル)−2−(6−クロロピリジン−
2−イル)モルホリン−5−オン0.7gをテトラヒド
ロフラン20+stlに溶解し、周囲温度で3時間かけ
て3回、1Mボラン/テトラヒドロフラン溶液1 ta
lを加えた。ついで、アセトン30mAを加え、混合物
を蒸発させた。残渣をメタノール100+1に熔解し、
20分攪拌した。溶媒を真空留去し、残渣を溶出剤とし
て酢酸エチルを用いるシリカゲルカラムで精製した。
収 量 油0.6g(理論値89%) 計算値 C63,73H6,69N 7.43測定値 
 63.84  6.58  7.32’)l−NMR
スペクトル(400MHz、 CDCl z/ CDJ
D)によるとジアステレオマ一対の約1:1混合物であ
った。
δ=0.962ppm (d 、 3H)δ=0.93
0ppm (d 、 3B )N−(2−(4−カルボ
メトキシメトキシフェニル)−1−メチルエチル)−2
−(6−クロロピリジン−2−イル)モルホリン0.1
 g (0,000246mol )を無水テトラヒド
ロフラン10m1に溶解し、水素化ホウ素リチウム5.
5 g (0,0005mol )を2回1時間かけて
加えた。反応溶液を周囲温度で20時間攪拌し、蒸発さ
せ、残渣をメタノール15m1及び濃縮塩酸0.5mJ
と注意深く混合した。ついで混合物をアンモニア溶液で
アルカリ性にし、塩化メチレンで抽出し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、真空蒸発させた。残渣を溶出剤としてトル
エン/酢酸エチル50:50を用いるシリカゲルカラム
で精製した。
収 量 油0.075g(理論値の81%)計算値 C
63,73H6,69N 7.43実測値  63.6
9  6.55  7.40’H−NMRスヘクト)L
’ (400MHz 5CDCl 3/ CD3QD)
によるとジアステレオマ一対の約1.3:1混合物であ
った。
δ=0.990ppm (d、3H) δ=0.965ppa+  (d、  3H)N−(2
−ヒドロキシエチル’)−2−(4−カルボメトキシメ
トキシフェニル)−1−メチルーエチルアミン1.80
 g (6,73m mol )をアセトン50m6中
3−ブロモアセチルピリジン臭化水素酸塩1.74 g
 (6,2m mol )及び重炭酸カリウム2.44
 g (24,5m mol )と共に周囲温度で24
時間攪拌した。無機塩を濾去し、濾液をロータリーエバ
ポレーターを用いて蒸発させた。得られた残渣をトリフ
ルオロ酢酸20mj!に溶解し、氷冷しながらトリエチ
ルシラン1.39 ml (8,68X 10−’mo
l )で還元した。水冷1時間及び室温で12時間後、
得られた溶液を蒸発させた。残渣を氷と混合し、濃アン
モニアでアルカリ性にした。
水溶液を塩化メチレンで3回抽出し、有機相を合し、乾
燥し、濾過し、ロータリーエバポレーターを用いて濃縮
した。得られた油を溶出剤として酢酸エチルを用いるシ
リカゲルカラムで精製した。
塩酸塩をイソプロパツール及びエーテルからエーテル性
塩酸で沈殿させた。
収 量 0.5g(理論値の18%) 融 点 190−192℃(分解) 計算値 C56,89H6,37N 6.32実測値 
 56.79  6.22  6.23’II−NMR
スペクトル(400MHz −CDCl 3/ Cth
OD)によるとジアステレオマ一対の約tri混合物で
あった。
N−(2−ヒドロキシエチル)−2−(4−カルボメト
キシメトキシフェニル)−1−メチル−エチルアミンと
2−ブロモアセチルピラジン臭化水素酸塩とを重炭酸カ
リウムの存在下実施例1と同様にして製造した。生成物
を溶出剤として酢酸エチル/シクロヘキサン(9: 1
)を用いるシリカゲルで精製した。
収 率 理論値の46%、油 計算値 C62,00H6,50N 10.85実測値
  61.90  6.61  10.76’H−NM
Rスペクトル(400MK −CDCl 3/ CDa
OD)によるとジアステレオマ一対の約l:1混合物で
あった。
δ=1.01ppn+  (d、  38 )δ=1.
03ppm  (d、  3H)N−(2−ヒドロキシ
メチル)−2−(4−カルボメトキシメトキシフェニル
)−1−メチル−エチルアミンと2−ブロモアセチルピ
リジン臭化水素酸塩とを重炭酸カリウムの存在下実施例
1と同様にして製造した。生成物を溶出剤としてトルエ
ン/酢酸エチル(1:1)を用いるシリカゲルで精製し
た。
収 率 理論値の11%、油 計算値 C65゜27  H6,78N 7.25実測
値  65,34  6.89  7.13’H−NM
Rスペクトル(400MHz、 CDCj! s/ C
D30D)によるとジアステレオマ一対の約l:1混合
物であった。
δ=1.00ppm  (d、  38 )δ=1.0
2ppm  (d、  3H)N−(2−ヒドロキシエ
チル)−2−(4−カルボメトキシメトキシフェニル)
−1−メチル−エチルアミンと4−ブロモアセチルピリ
ジン臭化水素酸塩とを重炭酸カリウムの存在下反応させ
ることによって実施例1と同様にして製造した。生成物
を溶出剤として酢酸エチルを用いるシリカゲルで精製し
た。
収 率 理論値の43%、油 計算値 C65,27H6,78N 7.25実測値 
 65.30  6,73  7.22’)l−NMR
スペクトル(400MHz、、CDCl x/CD5O
D)によるとジアステレオマ一対の約1=1混合物であ
った。
δ=0.979pp+w  (d、  38 )δ=1
.000ppm  (d、  3H)−土工− N−(2−(4−ヒドロキシエトキシ)フェニル)−1
−メチルエチル) −2−(6−クロロピリジン−2−
イル)モルホリンのl:l混合物0、13 g (0,
34m mol )を酢酸2 tanに溶解し、水素超
酸化物(hydrogen 5uperoxide )
 40 ergと共に85℃に1.5時間加熱し、つい
で蒸発乾固した。残渣を氷と混合し、アンモニアでアル
カリ性にし、塩化メチレンで抽出した。有機相を乾燥し
、20℃で蒸発乾固した。残渣を溶出剤として塩化メチ
レン/メタノール(8: 2)を用いるシリカゲルカラ
ムで精製した。
収 量 60曙(理論値の45%) 融 点 94℃(分解) 計算値 C61,14H6,41N 7.13実測値 
 61.22  6.50  7.08’I−NMRス
ペクトル(400Mn2 、DMSO/ CD30D)
によると化合物は純粋なジアステレオマーAであった。
δ=1.18ppm  (d、  3B )N−(2−
(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)−1−メ
チルエチル)−2−(6−クロロピリジン−2−イル)
モルホリンのジアステレオマ一対の1:1混合物3gを
エーテルに溶解し、ジイソプロピルエーテル/塩酸で塩
酸塩を沈殿させた。この塩をアセトン50m1tに溶解
し、蒸発乾固させた。残渣をアセトン30nJ!で煮出
し、周囲温度に冷却し、トリチュレートして晶出せた。
収 量 1.3g(理論値の43%) 塩酸塩の融点 196−198℃ 計算値 C5B、11  H6,34N 6.78  
C117,16実測値  57.93  6.47  
6.78   17.03塩基の’H−NMRスペクト
ル(400MHz 1CDCj! 3)δ=4.610
ppm  (dd、  \/CH−OH) ジアステレオマーB。
母液を蒸発乾固し、得られた残渣を真空乾燥した。
収 量 1.7g(理論値の56%) 塩酸塩の融点 70℃から(分解) 計算値 C58,11H6,34N 6.78  C1
17,16実測値  5B、00  6.21  6.
70   17.20塩基の’H−NMRスペクトル(
400MHz 、 CDCl!3)\ δ= 4.640ppa+  (dd、  、、C旦−
OR>皿底(1被覆錠中) (1)  活性物!           10.0可
(2)  ラクトース         69.0■(
3)  コーンスターチ       35.0■(4
)  ポリビニルピロリドン     5. OLll
r(5)  ステアリン酸マグネシウム   1.0■
120、0弯 方−失 (11+ (2) + (3)を混合し、水溶液中の(
4)で湿らせる。
湿潤塊をメツシュサイズ1.6flのスクリーンに通し
、循環空気乾燥機中45℃で乾燥する。乾燥顆粒をメツ
シュサイズ1fiのスクリーンに通し、(5)と混合す
る。仕上げた混合物を圧縮して錠剤芯を形成させる。
芯重量      120.0g 直径    7.0鶴 曲率半径       6. Otm かくして生産された錠剤を蔗糖及びタルクより本質的に
なる被膜で公知の手法で被覆する。この被膜はまた着色
エキ’X (colouring extracts 
)を含有してもよい。仕上げられた被覆錠はミツロウで
磨く。
被覆錠重i1    180.0■ U(被覆錠1錠中) (1)  活性物質          50.0■(
2)  ラクトース        110.8■(3
)  コーンスターチ       50.0■(4)
  ポリビニルピロリドン     8.0■(5) 
 ステアリン酸マグネシウム   1.211w220
、 O■ 方−汰 方法は実施例Iにおけると同様である。
芯型量      220.0■ 直径    9.Otm 曲率半径       8.0鶴 被覆錠重量    300.0■ 直1m!L ■底(1錠中) (1)  活性物質         150.0■(
2)  ラクトース         86.0■(3
)  コーンスターチ       50.8■(4)
微結晶セルロース      25.0■(5)  ポ
リビニルピロリドン     7.0■(6)  ステ
アリン酸マグネシウム   1.2■320、0■ 方−抜 (11+ (2) + (3) + (4) + (5
)を混合し、水で湿らせる。
湿潤塊をメツシュサイズ1.6fiのスクリーンに通し
、45℃で乾燥する。乾燥した顆粒を再び同じスクリー
ンに通し、(6)と混合する。仕上げた混合物を圧縮し
て錠剤とする。
錠剤芯重量    320.0■ 直    径       10.0鶴錠剤を半分に割
るのを容易にする分割刻みを有する錠剤が提供される。
!!Lll (1カプセル中) カプセルケーシング 硬ゼラチンカプセルサイズカプセ
ル内容物 (11活性物質         100.0■(2)
  ラクトースXI)+10      38.0■(
3)  コーンスターチ(乾燥)     60.0■
(4)  ステアリン酸マグネシウム   2.0■力
プセル充填重量     200゜0■(5)蒸留水 
         十分量(q、s、)1−汰 少量のラクトースを蒸留水(顆粒化水)に溶解して約1
0%溶液を形成させる。活性物質、残りのラクトース及
びコーンスターチを混合し、顆粒化水で湿らせる。塊り
をスクリーンに通し、乾燥し、もう−度スクリーンに通
した後、ステアリン酸マグネシウムと均質に混合する。
細粒剤を適当な機械でカプセルに充填する。
カプセル内容物 (1)  活性物質         200.0■(
2)  ラクトースX111tO47,0曜(3)  
コーンスターチ、乾燥    70.、0 *(4) 
 ステアリン酸マグネシウム   3.0■力プセル充
填重量     320.0■(5)蒸留水     
       十分置方−抜 少量のラクトースを蒸留水(顆粒化液)に溶解して約1
0%溶液を形成する。活性物質、残りのラクトース及び
コーンスターチを混合し、顆粒化液で湿らせる。塊りを
スクリーンに通し、乾燥し、もう−度スクリーンに通し
、ステアリン酸マグネシウムと均質に混合する。細顆粒
を適当な機械を用いてカプセルに充填する。
大麦      370g/kg 小麦粉            200g/・−カサバ
粉(manioc flour )    135 g
/kgソラマメ            100 g/
kg細断したナタネエキス     100g/kg食
用脂肪            65g/kg豚用のリ
ジンに富んだ飼料    20g/kg活性物質プレミ
ックス      10g/kg特定された量のこれら
の成分を注意深(混合すると飼料1 kgが得られる。
活性物質プレミックス10gは例えば活性物質10■と
コーンスターチ9.99gを含有する。
トウモロコシ         625g/kg大豆粉
            260g/kgひき肉   
          40g/k。
食用脂肪            25g/k。
大豆油             17g/kgリン酸
二カルシウム       12g/kg炭酸カルシウ
ム          6g/kgビタミン/ミネラル
ミックス    5g/kg活性物質プレミックス  
    10g/kg特定された量のこれらの成分を注
意深く混合すると飼料1瞳が得られる。
活性物質プレミックス10gは例えば活性物質10胃と
コーンスターチ9.99 gを含有する。
裏施奥−! 土尻1m旦且 細断テンサイ         600.0g/kgト
ウモロコシグルテン    100.0 g/kg麦芽
      50.0g/kg 大豆粉            35.0g/kg小麦
     110.0g/kg 糖蜜      60.Og/kg 食用リン酸塩          12.0 g/ 1
g炭酸カルシウム         2.5g/眩食塩
(5alt )           5.0 g/k
gミネラル            lO,og/kg
ビタミンプレミックス      5.5g/ig活性
物質プレミックス     10.0g/kg特定され
た量のこれらの成分を注意深く混合して飼料1 kgを
得る。
活性物質プレミックス10gは例えば活性物質10■と
コーンスターチ9.99 gを含有する。
大麦      690 g/kg 大豆粉            100 g/kgトウ
モロコシ         150 g/kg糖蜜  
    30g/kg ビタミン/ミネラルミックス   20g/kg活性物
質プレミックス      10g/kg特定された量
のこれらの成分を注意深く混合して飼料1 kgを得る
活性物質プレミックス10gは例えば活性物質10曙と
コーンスターチ9.99 gを含有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Aはメチルもしくはエチル基によってモノ若し
    くはジ置換されていてもよい、炭素数2もしくは3のn
    −アルキレン基を表し; Xは結合または酸素原子を表し; R_1は1もしくは2個の窒素原子を含有する複素原子
    6員環であり、ハロゲン原子またはトリフルオロメチル
    もしくはアルキル基によって置換していてもよく; R_2は水素原子またはヒドロキシル基を表し;R_3
    はヒドロキシル、アルコキシ、カルボキシ、アルコキシ
    カルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボ
    ニルまたはジアルキルアミノカルボニル基、末端位にお
    いてカルボキシ、アルコキシカルボニル、アミノカルボ
    ニル、アルキルアミノカルボニルもしくはジアルキルア
    ミノカルボニル基によって置換された炭素数1−6のア
    ルコキシ基、末端位においてヒドロキシ、アルコキシも
    しくはフェニルアルコキシ基によって置換された炭素数
    2−7のアルコキシ基、またはアルキル基によって置換
    されていてもよく、末端位においてカルボキシ、アルコ
    キシカルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカ
    ルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、ピロリジノ、
    ピペリジノもしくはヘキサメチレンイミノ基によって置
    換されたエテニレン基を表し; nは0または1を表し; 上記したアルキルまたはアルコキシ基はいずれも炭素数
    1−3を有する)のモルホリン類及びモルホリン−N−
    オキサイド類、それらの光学異性体及びジアステレオマ
    ー、及びそれらの酸付加塩。 2、nが請求項1におけると同義であり、 Aがメチル基によって置換されていてもよい、エチレン
    もしくはn−プロピレン基を表し、Xが結合を表し、 R_1が塩素もしくは臭素原子またはピラジニル、ピリ
    ミジニルもしくはピリダジニル基によって置換されてい
    てもよいピリジニル基を表し、R_2が水素原子または
    ヒドロキシ基を表し、R_3がカルボキシ、メトキシカ
    ルボニル、エトキシカルボニル、アミノカルボニル、カ
    ルボキシメトキシ、メトキシカルボニルメトキシ、エト
    キシカルボニルメトキシ、アミノカルボニルメトキシ、
    メチルアミノカルボニルメトキシ、2−ヒドロキシエト
    キシ、2−エトキシエトキシ、2−フェネトキシエトキ
    シ、6−ヒドロキシ−n−ヘキソキシまたは2−カルボ
    メトキシ−1−メチルエテニル基を表す、請求項1記載
    の式 I のモルホリン類及びモルホリン−N−オキサイ
    ド類、それらの光学異性体及びジアステレオマー、及び
    それらの酸付加塩。 3、式( I a): ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) (式中、R_1は6位において塩素もしくは臭素原子ま
    たはメチルもしくはトリフルオロメチル基によって置換
    されたピリジン−2−イル基を表し、 R_3はカルボキシメトキシ、カルボメトキシメトキシ
    、エトキシカルボニルメトキシ、アミノカルボニルメト
    キシ、メチルアミノカルボニルメトキシ、2−ヒドロキ
    シエトキシ、2−エトキシエトキシまたは2−カルボメ
    トキシ−1−メチルエテニル基を表す)のモルホリン類
    及びモルホリン−N−オキサイド類、それらの光学異性
    体及びジアステレオマー、及びそれらの酸付加塩。 4、請求項1記載の新規化合物としての、 N−〔2−(4−カルボメトキシメトキシフェニル)−
    1−メチルエチル〕−2−(6−クロロピリジン−2−
    イル)モルホリン、 N−〔2−(4−カルボキシメトキシフェニル)−1−
    メチルエチル〕−2−(6−クロロピリジン−2−イル
    )モルホリン、 N−〔2−(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル
    )−1−メチルエチル〕−2−(6−クロロピリジン−
    2−イル)モルホリン及びN−〔2−(4−(2−ヒド
    ロキシエトキシ)フェニル)−1−メチルエチル〕−2
    −(6−クロロピリジン−2−イル)モルホリン、それ
    らの光学異性体及びジアステレオマー、及びそれらの酸
    付加塩。 5、N−〔2−(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェ
    ニル)−1−メチルエチル〕−2−(6−クロロピリジ
    ン−2−イル)モルホリン、それらの光学異性体及びジ
    アステレオマー、及びそれらの酸付加塩。 6、請求項1−5の少なくとも1つに記載の化合物と無
    機もしくは有機酸との生理的に許容される塩。 7、請求項1−5の少なくとも1つに記載の化合物また
    は請求項6に記載の生理的に許容される酸付加塩と任意
    的成分としての1以上の不活性な担体及び/または希釈
    剤とを含有する医薬組成物。 8、糖尿病及び肥満症の治療及びアテローム性動脈硬化
    変化の治療及び予防に適した医薬組成物を製造するため
    の、請求項1−6の少なくとも1つに記載の化合物の使
    用。 9、請求項1−6の少なくとも1つに記載の化合物を非
    化学的方法によって1以上の不活性な担体及び/または
    希釈剤に加えることを特徴とする請求項7記載の医薬組
    成物を製造する方法。 10、請求項1−6の少なくとも1つに記載の化合物の
    動物における性能向上剤としての使用。 11、請求項1−6の少なくとも1つに記載の少なくと
    も1つの化合物を含有する、動物飼料及び動物飼料製造
    用プレミックス。 12、請求項1−6の少なくとも1つに記載の少なくと
    も1つの化合物を含有する、動物用性能向上剤。 13、請求項1−6の少なくとも1つに記載の化合物を
    増量剤、希釈剤及び栄養物及び任意的に他の賦形剤と混
    合することを特徴とする、動物用性能向上剤の製造方法
    。 14、請求項1−6の少なくとも1つに記載の新規化合
    物を製造する方法であって、 a)nが数0を表す式 I の化合物を製造するために、
    式(II): R_1−CO−CH_2−Z_1(II) (式中、R_1は請求項1−5の少なくとも1つにおけ
    ると同義であり、Z_1は親核性脱離基を表す)のケト
    ンを式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R_3、A及びXは請求項1−5の少なくとも
    1つにおけると同義である)のエタノールアミンと反応
    させ、ついでR_2が水素原子を表す式 I の化合物を
    製造するために、かくして得られる式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R_1、R_3、A及びXは請求項1−5の少
    なくとも1つにおけると同義である)の化合物を還元し
    、ついで必要に応じ得られるエステルを加水分解するか
    ; b)nが数0を表し、R_2が水素原子を表す式 I の
    化合物を製造するために、式(V): ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、R_3、A及びXは請求項1−5の少なくとも
    1つにおけると同義であり、Z_2は基Aの隣接炭素原
    子の水素原子と一体となって酸素原子を表す)のカルボ
    ニル化合物を式(VI): ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、R_1は請求項1−5の少なくとも1つにおけ
    ると同義である)のアミンで還元的にアミノ化するか; c)nが数0を表し、R_2が水素原子を表す一般式
    I の化合物を製造するために、一般式 (VII): ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (式中、A、X、R_1及びR_3は請求項1−5の少
    なくとも1つにおけると同義である)の化合物を還元す
    るか; d)nが数0を表し、R_2が水素原子を表し、R_3
    が炭素数1−3のアルコキシ基、末端位においてカルボ
    キシ、アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、アル
    キルアミノカルボニルもしくはジアルキルアミノカルボ
    ニル基によって置換された炭素数1−6のアルコキシ基
    、または末端位においてヒドロキシ、アルコキシ、アミ
    ノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ピロリジノ、
    ピペリジノもしくはヘキサメチレンイミノ基によって置
    換された炭素数2−7のアルコキシ基を表す式 I の化
    合物を製造するために、式(VIII): ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) (式中、R_1、A及びXは請求項1−5の少なくとも
    1つにおけると同義である)の化合物を式(IX): Z_3−R_4(IX) (式中、R、は炭素数1−3のアルキル基、末端位にお
    いてカルボキシ、アルコキシカルボニル、アミノカルボ
    ニル、アルキルアミノカルボニルもしくはジアルキルア
    ミノカルボニル基によって置換された炭素数1−6のア
    ルキル基、または末端位においてヒドロキシ、アルコキ
    シ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ピロ
    リジノ、ピペリジノもしくはヘキサメチレンイミノ基に
    よって置換された炭素数2−7のアルキル基を表し; Z_3はハロゲン原子、スルホニルオキシ基等の親核性
    脱離基を表すか、または基R_4のβ−水素原子と一体
    となって酸素原子を表す)の化合物と反応させるか; e)nが数0を表し、R_3がアルコキシカルボニル、
    アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニルまたはジ
    アルキルアミノカルボニル基を表すかもしくは含有する
    式 I の化合物を製造するために、式(X): ▲数式、化学式、表等があります▼(X) (式中、R_1、R_2、A及びXは請求項1−5の少
    なくとも1つにおけると同義であり、R_3′はカルボ
    キシ基、または末端位においてカルボキシ基によって置
    換された炭素数1−6のアルコキシ基を表す)の化合物
    を式 (X I ): H−R_5(X I ) (式中、R_5はアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ
    またはジアルキルアミノ基を表し、そこにおいてアルキ
    ルもしくはアルコキシ部分は炭素数1−3を有すること
    ができる)の化合物と反応させるか; f)nが1を表す式 I の化合物を製造するために、式
    (XII): ▲数式、化学式、表等があります▼(XII) (式中、R_1−R_3、A及びXは請求項1−5の少
    なくとも1つにおけると同義である)の化合物をペルオ
    キシ化合物で酸化し、得られる化合物を任意的に加水分
    解し; 一方、反応a)−f)におけるいずれの反 応性基も反応後常法により再び除去される常用の保護基
    によって反応中保護することができ; ついで必要に応じ、かくして得られるR_3がアルコキ
    シカルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカル
    ボニルもしくはジアルキルアミノカルボニル基を表すか
    含有する式 I の化合物を加水分解によってR_3がカ
    ルボキシ基を表すか含有する式 I の対応化合物に変換
    し; 及び/またはかくして得られるR_3がカルボキシ、ア
    ルコキシカルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミ
    ノカルボニルもしくはジアルキルアミノカルボニル基に
    よって置換されたアルコキシ基を表す式 I の化合物を
    、適当な金属水素化物を用いて還元して上述の置換アル
    コキシ基がカルボニル基の代りにメチレン基を含有する
    式 I の化合物に変換することができ; 及び/またはかくして得られるR_3が請求項1−5で
    述べたアルコキシ基の1つを表す式 I の化合物を、エ
    ーテル脱離によってR_3がヒドロキシ基またはヒドロ
    キシ基によって置換されたアルコキシ基を表す式 I の
    対応化合物に変換することができ; 及び/またはかくして得られる式2の化合 物が1以上の光学的に活性な炭素原子を有する場合には
    これを光学異性体及びジアステレオマーに分割し; 及び/またはかくして得られる式 I の化合 物を酸付加塩、より詳しくは生理的に許容される酸付加
    塩に変換することを特徴とする請求項1−6の少なくと
    も1つに記載の新規化合物を製造する方法。 15、反応を溶媒中で行う請求項14記載の方法。 16、反応を酸結合剤の存在下に行う請求項14a及び
    15記載の方法。 17、反応を0及び100℃の間の温度、好ましくは5
    及び50℃の間の温度で行う請求項14a、15及び1
    6記載の方法。 18、反応を水素化金属錯体、好ましくはナトリウムシ
    アノボロハイドライドの存在下、5−7のpHで行う請
    求項14b及び15記載の方法。 19、還元を0及び50℃の間の温度で、好ましくは周
    囲温度で行う請求項14b、15及び18記載の方法。 20、還元を金属水素化物の存在下に行う請求項14c
    及び15記載の方法。 21、還元を0及び50℃の間の温度で、好ましくは1
    0及び25℃の間の温度で行う請求項14c、15及び
    20記載の方法。 22、反応を酸結合剤の存在下に行う請求項14d及び
    15記載の方法。 23、反応を0及び100℃の間の温度で、好ましくは
    20及び80℃の間の温度で行う請求項14d、15及
    び22記載の方法。 24、反応を酸活性化剤、脱水剤またはアミノ基を活性
    化する剤の存在下に行う請求項14e及び15記載の方
    法。 25、反応を−25℃及び250℃の間の温度で、好ま
    しくは−10℃及び使用溶媒の沸騰温度の間の温度で行
    う請求項14e、15及び24記載の方法。 26、反応を0℃及び使用溶媒の沸騰温度の間の温度で
    、好ましくは60及び80℃の間の温度で行う請求項1
    4f及び15記載の方法。 27、用いた保護基を反応後水素化分解によりまたは水
    素化により脱離する請求項14記載の方法。
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