JPH01299275A - 4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾールの製法 - Google Patents

4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾールの製法

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Publication number
JPH01299275A
JPH01299275A JP63128194A JP12819488A JPH01299275A JP H01299275 A JPH01299275 A JP H01299275A JP 63128194 A JP63128194 A JP 63128194A JP 12819488 A JP12819488 A JP 12819488A JP H01299275 A JPH01299275 A JP H01299275A
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JP
Japan
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formaldehyde
cysteamine
adduct
methylimidazole
aminoethyl
Prior art date
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Pending
Application number
JP63128194A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunemasa Ueno
上野 恒正
Koichi Yamamoto
光一 山本
Masao Kitano
北野 正雄
Yutaka Morimoto
豊 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チ
オメチル]−イミダゾールを4−メチルイミダゾールよ
り一段で得る新規な製法に関する。
本発明で得られる4−メチル−5−[(2−アミノエチ
ル)−チオメチル]−イミダゾールはヒスタミンH2−
受容体拮抗剤として知られているシメチジンの合成中間
体として重要な用途を有する化合物である。
(従来の技術) 本発明による4−メチルイミダゾールと、システアミン
とホルムアルデヒドとの付加物を鉱酸中で反応させ、4
−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル]
−イミダゾールを得る方法は、従来知られていない全く
新規な方法であ″る。
(発明が解決しようとする課題) 従来4−メチルイミダゾールと、システアミンとホルム
アルデヒドとの付加物を出発原料として4−メチル−5
−[(2−アミノエチル)−チオメチルコーイミダゾー
ルを高収率、高純度で容易に得られる工業的製造方法が
確立されていなかった。
(課題を解決するための手段) 本発明は4−メチルイミダゾールと、システアミンとホ
ルムアルデヒドとの付加物を鉱酸中で反応させることを
特徴とする4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−
チオメチル]−イミダゾールの製法に関するものである
本発明による方法はたとえば下記反応式に示されるよう
に進行する。
HNCHCHSH+  CM2O→ (H2NCH2CH2SCH20H〕 CM3O)l 2S CH2CH2NH2この際、一方
の原料であるシステアミンとホルムアルデヒドとの付加
物は反応性の高いチオール基が反応中常に保護されてい
るので、反応の選択性が高く、目的物である4−メチル
−5[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾ
ールが高収率、高純度で得られる。
本発明の方法で用いられる4−メチルイミダゾールは遊
離塩基または塩酸、臭化水素酸、Wfi酸、リン酸等の
鉱酸で中和した塩の状態で用いられる。
本発明の方法で用いられるシステアミンとホルムアルデ
ヒドとの付加物はシステアミンとホルムアルデヒドとの
反応により容易に得ることができる。
本発明の方法で用いられるホルムアルデヒドはホルムア
ルデヒドを30〜40重量%を含有する水溶液あるいは
パラホルムアルデヒドとして用いられる。
本発明の方法で用いられる鉱酸としては塩酸、臭化水素
酸などのハロゲン化水素酸や硫酸、リン酸等が使用でき
る。
鉱酸の使用量は4−メチルイミダゾールに対し2〜8倍
、経済性および生産性の面より2〜5倍モルが好ましい
本発明の4−メチルイミダゾールと、システアミンとホ
ルムアルデヒドとの付加物を鉱酸中の反応系で反応を実
施する方法としては、4−メチルイミダゾールと、シス
テアミンとホルムアルデヒドとの付加物を混合して調製
したものを鉱酸中で100〜180℃、好ましくは12
0〜150℃の温度で反応を行なうのがよい。
反応時間は鉱酸の量、濃度および反応温度によって異な
るが通常2〜20時間の範囲である。
本発明により生成する4−メチル−5−[(2−アミノ
エチル)−チオメチル]−イミダゾールは、無機酸塩と
して得られる。生成物の単離は過剰の酸を中和するか、
留去するかして取り除いた後、減圧下で濃縮乾固した後
、エタノール等の低級アルコールや酢酸等で再結晶する
ことにより行われる。
また1−プロパツール、2−ブタノール等のアルコール
を用い、原料を熱時洗浄除去することによっても得られ
る。遊離塩基として単離する場合も、たとえばアルカリ
にて中和後、溶剤抽出することにより容易に得ることが
できる。
(実 施 例) 次に、実施例により本発明を具体的に説明するが、これ
らは単なる例示であり、本発明がこれら実施例に限定さ
れるものではない。
(参 考 例) [システアミンとホルムアルデヒドとの付加物の合成] 37f!量%ホルムアルデヒド水溶液8.1g中に、シ
ステアミン塩酸塩75重量%水溶液15゜1gを30℃
以下で加え、システアミンとホルムアルデヒドとの付加
物の水溶液23.2gを得た。
実施例−1 36重量%塩化水素水溶液40.4gに、参考例で得た
システアミンとホルムアルデヒドとの付加物水溶液23
.2gを加えた後、4−メチルイミダゾール8.2gを
30℃以下に保ちながら溶解した。この混合物を閉鎖さ
れたグラスライニング製オートクレーブ中で140℃で
12時間かく拌しながら加熱した0反応液に20重量%
水酸化ナトリウム水溶液60.0gを30℃以下に冷却
して保ちながら加えた0次に減圧下で濃縮乾固した。残
渣にエタノール65.0gを加え、1時間加熱環流した
。その後残渣を熱時ろ過した。ろ液をさらに冷却し、析
出した沈殿をろ過し、減圧下で乾燥すると白色結晶の4
−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチルコ
ーイミダゾール塩酸塩19.9g(収率81.5%)を
得た。融点は187〜189℃であった。
実施例−2 50重量%硫酸水溶液49.0gに、参考例で得たシス
テアミンとホルムアルデヒドとの付加物水溶液23.2
gを加えた後、4−メチルイミダゾール8.2gを30
℃以下に保ちながら溶解した。この混合物を閉鎖された
グラスライニング製オートクレーブ中で120℃で10
時間の後140℃で10時間かく拌しながら加熱した0
反応液に48重量%水酸化ナトリウム水溶液50.0g
を30℃以下に冷却して保ちながら加えた。よくかく拌
した後、30分間靜買置後上層のみ取り出した。その油
状物質を36重量%塩化水素水溶液20.3gに溶解さ
せた。濃縮乾固後1−プロピルアルコール88、Ogを
加え、沸点温度で1時間浸出した後、熱時ろ過した。残
渣を乾燥すると、白色結晶の4−メチル−5−[(2−
アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾール塩酸塩2
0゜4g(収率83.6%)を得た。融点は185〜1
87℃であった。
(発明の効果) 本発明は、4−メチルイミダゾールと、システアミンと
ホルムアルデヒドとの付加物を出発原料として4−メチ
ル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチルゴーイミ
ダゾールを高収率、高純度で容易に得られる工業的に有
利な方法である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)4−メチルイミダゾールと、システアミンとホル
    ムアルデヒドとの付加物を鉱酸中で反応させることを特
    徴とする4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チ
    オメチル]−イミダゾールの製法。
JP63128194A 1988-04-26 1988-05-27 4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾールの製法 Pending JPH01299275A (ja)

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JP63101243A JPH01272570A (ja) 1988-04-26 1988-04-26 4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾールの製法
JP63128194A JPH01299275A (ja) 1988-05-27 1988-05-27 4−メチル−5−[(2−アミノエチル)−チオメチル]−イミダゾールの製法
US07/342,798 US4916233A (en) 1988-04-26 1989-04-25 Method for production of 4-methyl-5-(2-aminoethyl)-thiomethyl)-imidazole
EP19890304158 EP0339970A3 (en) 1988-04-26 1989-04-26 Method for production of 4-methyl-5-((2-aminoethyl)-thiomethyl)-imidazole
KR1019890005523A KR900016142A (ko) 1988-04-26 1989-04-26 4-메틸-5-[(2-아미노에틸)-티오메틸]-이미다졸의 제법

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1646054A1 (en) * 2003-07-11 2006-04-12 Ube Industries, Ltd. Acid-base mixture and ion conductor composed of such mixture

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1646054A1 (en) * 2003-07-11 2006-04-12 Ube Industries, Ltd. Acid-base mixture and ion conductor composed of such mixture
EP1646054A4 (en) * 2003-07-11 2010-05-19 Ube Industries BASE AND ACID MIXTURE AND ION CONDUCTOR COMPRISING SAID MIXTURE
US8308970B2 (en) 2003-07-11 2012-11-13 Ube Industries, Ltd. Acid-base mixture and ion conductor comprising the same

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