JPH01299012A - 絶縁フィルムを使用する圧縮成形法 - Google Patents

絶縁フィルムを使用する圧縮成形法

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JPH01299012A
JPH01299012A JP7689489A JP7689489A JPH01299012A JP H01299012 A JPH01299012 A JP H01299012A JP 7689489 A JP7689489 A JP 7689489A JP 7689489 A JP7689489 A JP 7689489A JP H01299012 A JPH01299012 A JP H01299012A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 関連出願の相互参照 本出願は、「サイクル時間が短い、高温金型面上での複
合部材の圧縮成形」と題する米国特許出願第17611
4号および「高温面上での成形用の多層複合金型構造」
と題する同第175078号に関連する。
発明の背景 本発明はプラスチックの圧縮成形法に係る。
現状では、純粋なプラスチック材料やプラスチック複合
材を圧縮成形する場合、予熱したプラスチック材料のシ
ートをプレスに供給し、このプレスを閉じ、それと同時
に高温のプラスチックシートを変形させて所望の部品形
状にすると共にこれを冷却する。金型と接触しているプ
ラスチックは急速に冷却されるので、特に大面積の部品
の場合、このプラスチックを変形させるのに異常に大き
な力が必要になることがある。
圧縮成形においてプラスチック、特にプラスチック部品
を流動成形する際のもうひとつの問題は、滑らかな表面
を得ることである。プラスチック製のシートブランクが
金型に入るとすぐ、プレスを閉じる前でさえ、したがっ
てプラスチックが成形される前でさえも、プラスチック
は冷え始める。
この急速な冷却によって、プラスチックを流動成形する
のに必要とされる成形圧力が増大するばかりでなく、表
面が阻くなる原因ともなる。複合材を使用する場合には
、この急速冷却の結果、繊維が露出し、多孔性の領域が
生じ、かつ、表面で固結した樹脂と、複合シート内部の
溶融している樹脂がその表面に移動したときに新たに形
成される樹脂領域との間の境界がシートブランク中に見
えるようになる。金型の温度を変えるとサイクル時間が
大幅にのびる。なぜならば、金型は成形操作の応力に耐
えるために大量の金属を必要とし、その大質量のゆえに
加熱と冷却に時間がかかるからである。
本発明の目的は、必要とされる成形圧力を低くでき、し
たがってプレスのサイズを小さくする(これは大きい部
品の製造の場合には特に重要な問題となる)、熱可塑性
シートの圧縮成形方法を提供することである。
本発明のもうひとつの目的は、滑らかな表面をもった完
成品が得られる圧縮成形法を提供することである。
さらに、本発明の別の目的は、短いサイクル時間、した
がってプレス毎の大きい生産量を維持する、熱可塑性部
品の圧縮成形法を提供することである。
本発明のもうひとつ別の目的は、プラスチックシートブ
ランクを金型の中に移送する手段を提供することである
さらに、本発明の他の目的は、熱可塑性樹脂の熱分解が
低減された圧縮成形法を提供することである。
発明の概要 本発明の一面では、絶縁フィルムを使用する圧縮成形法
が提供される。この方法は、熱可塑性の装填材料を、そ
れが非晶質材料であればそのガラス転移温度より高い温
度まで、またはその材料が結晶性材料であればその融点
より高い温度まで加熱することを含んでいる。この加熱
された装填材料を、次に、絶縁フィルム」−に載せてプ
レスの上型と下型の間まで移送する。この上型と下型を
合わせて閉じ、熱可塑性装填材料を流動成形し、かつ絶
縁フィルムを変形させて金型表面に対して押付ける。こ
のフィル、ムは、金型内に置かれるとき、プラスチック
装填材料の冷却速度を減ずるための絶縁層として機能し
、そのため、プラスチック装填材料の表面は高温に保た
れたままでありこのプラスチック材料は1〜2秒以内に
金型を満たすことになる。しかし、このフィルムは、装
填材料を数十秒にわたって冷却することができる位には
充分に熱を伝導する。
本発明と考えられる主題は、本明細書中の特許請求の範
囲で明確に定義されている。しかし、本発明の構成と操
作法、ならびに本発明のさらに別の目的と利点に関して
は、添付の図面を参照した以下の説明によって最も良く
理解できるであろう。
発明の詳細な説明 添付の図面中、特に第1A図と第1B図を参照すると、
走行オーブン3が示されている。なお、添付の図面中同
じ番号は類似の要素部分を示している。変形可能な絶縁
フィルム5が、オーブンを通して成形されることになる
プラスチックの装填材料7を運搬する。このプラスチッ
ク材料は、純粋な熱可塑性プラスチックからなることが
でき、あるいは熱可塑性マトリックスの繊維強化材料か
らなることもできる。フィルム5は、高い融点と低い熱
伝導率をaするプラスチック、たとえばポリテトラフル
オロエチレン、または、熱可塑性ポリイミド、たとえば
GEから上市されているウルテム(UlteLIIR)
ポリエーテルイミド、他の高温(耐熱)熱可塑性プラス
チック、たとえばデュポン(Dupont)製のカプト
ン(Kapton)ポリイミド、モンサント(Mon5
anto)製のスカイボンド(Skyb。
nd)’ポリイミド、アモコ(Affloeo)製のト
ーロン(Torlon)ポリイミドおよびライツタ力−
(νhittakcr)製のPPQ401からなる。こ
れらの代わりにフィルム材料として使用することができ
る高温熱硬化性ポリマーとしては、たとえばポリイミド
エポキシドおよびジアリルイソフタレートがある。また
、このフィルムは、ケイ素ゴムまたはデュポン(Dup
ont)から上市されているパイトン(VItonR>
  フッ素弾性材料などのような高温エラストマーから
なることもできる。この高融点によって、加熱段階およ
σその後の流動成形段階の間のフィルムの完全一体性が
確保される。
プラスチック装填材料7は、第1A図と第1B図にはデ
ィスクの形状で示されているが、以後の成形段階に適し
たいかなる形状とすることもできる。この装填材料は、
フィルム5の上に載って走行オーブン3を通って移送さ
れ、フィルムと装填材料が同時に加熱される。装填材料
は充分に加熱され、そのため、この装填材料の中心は、
非晶質の熱可塑性プラスチックであればそのガラス転移
温度よりかなり高く、結晶性の熱可塑性プラスチックで
あればその融点よりかなり高い温度に加熱され、一方、
フィルムはそのガラス転移温度または融点より高い温度
にまで加熱されることはない。
フィルムは装填材料をオーブンからブレス13中の上型
11aと下型11bとの間まで移送する。
この上下の金型半部は、たとえば、これらの金型内の通
路(図示せず)中を流れる冷却用液体によって冷却され
ている。選択されるフィルムは、熱可塑性装填材料のガ
ラス転移温度または融点によって、および、このフィル
ムが金型面に対して変形できるかどうかによって左右さ
れる。このフィルム材料は、オーブン3を通り、その後
ブレス13を通って引かれる際に引裂かれることのない
ように、その強度を保持する必要がある。
成形中、このフィルムは、下型11bの面の形状に変形
するが、溶融したり流動したりすることはない。このフ
ィルムによって充分な絶縁が得られ、そのため、プラス
チック装填材料が流動成形の初期の段階でただちに冷た
い金型の温度になることはない。逆に、このフィルムの
絶縁特性のために装填材料は熱いままに保たれ、その結
果、溶融したままでおり、金型のすべての部分に流動し
ていく。しかし、このフィルムの絶縁性は、成形サイク
ルの後期の段階で熱を除くことができないほど高いもの
ではない。全サイクル中の時間平均した冷却速度は、金
型の温度をこのフィルムが存在しない場合に使用される
はずの金型温度より低くすることによって、フィルムが
ない場合と同じ速度に保つことができる。絶縁フィルム
を使用しなければ、より冷t:、めの金型の使用はでき
ないであろう。なぜならば、プラスチック装填材料があ
まりに急速に冷却され、的確に流動成形して金型を満た
すことができなくなるだろうからである。
絶縁フィルムを使用した場合、瞬間時の冷却速度は、こ
のフィルムを使用しないで高めの温度の金型を使用する
場合と比較して、冷却期間の初期にはより遅く、そして
冷却期間の終期には同程度かまたはより速い。
プレス13を閉じると、上型11aと下型11bによっ
てフィルム材5が切断される。このプレスを開き、成形
された部品とフィルムとを一緒に取出す。その後、プラ
スチック装填材料がフィルムに接着していない場合には
、このフィルムを成形された部品15から容易に取外す
ことができる。
このフィルムとして1/64’のケイ素ゴムシートを用
い、プラスチック装填材料としてゼノイ(Xcnoy”
 )の178′シートを載せて使用し、これをゼノイ(
XenoyR)シートの中心が550’Fになるまで6
00”Fのオーブン中で加熱した後圧縮成形したところ
、ケイ素ゴムは成形後のゼノイ(Xenoy)から容易
に取り除けた。同様に、1/64′のポリテトラフルオ
ロエチレンフィルムを1/8#のゼノイ(Xenoy)
シートと共に使用したところ、このPTFEフィルムも
また容易に除去できた。
第1A図と第1B図には1枚のフィルムのみが示されて
いるが、プラスチック装填材料をプレスまで移送する間
およびその後の成形の間この材料の上部に2枚目のシー
トを載せて使用することができる。あるいは、加熱、移
送および成形の間プラスチック材料の上部に2枚目のシ
ートを載せて使用することもできる。この2枚目のシー
トは、熱い樹脂が空気にさらされるのを低減することに
よってプラスチック装填樹脂の熱分解をさらに少なくす
るのに役立つであろう。また、この2枚目のシートは、
シートブランクのヒータ〜からプレスまでの移送の間に
樹脂が冷却するのを抑えるのにも役立つ。こうして装填
材料の冷却が抑えられると、予熱温度を低くしたりまた
は加熱時間を短くしたりすることだでき、あるいはその
両方が可能になるであろう。また、1枚は上に、そして
もう1枚は下に配置されたこれら2枚のフィルムによっ
て、プレスを閉じる間プラスチック装填材料の表面がよ
り長い時間高温に保たれるため、必要な成形圧力がさら
に低(なるであろう。これら2枚のフィルムは異なる材
料からなっていてもよく、それらの一方かまたは両方が
成形の間にプラスチック装填材料に接合するように選択
することができるし、あるいは両方が除去可能となるよ
うにすることもできるであろう。
以1ユ、移送と成形の両方に利用される絶縁フィルムに
関して説明した。1組のフィルムを、ブランクを金型ま
で移送するために使用し、もうひとつの組のフィルムを
、実際にブランクを金型プレス内に移送し、その後成形
の間部品と共に変形されるものとして使用するのが有益
であるかもしれない。この際、ブランクを移送フィルム
から成形用フィルムに移すのはプレスのすぐ外側で行な
われる。
ここで、第2A図と第2B図を参照すると、本発明のも
うひとつの別の具体例が示されている。
プラスチック装填材料7は、走行オーブン3内で加熱さ
れた後、絶縁フィルム5の上をプレス13の上型11a
と下型11bの間まで移送される。
絶縁フィルムの中には、ある種のプラスチック装填材料
を適切に加熱するのに必要なオーブン温度には耐えられ
ないがオーブンから出て来る装填材料の熱には耐えられ
るものがある。絶縁フィルムは加熱された装填材料をプ
レスまで移送し、そこでこのフィルムは下側の金型11
bによって変形される。絶縁フィルムとプラスチック装
填材料の組合せによっては、互いに良好に接合し、積層
品を形成することができるものかある。たとえば、ゼノ
イ(Xcnoy)プラスチックの装填材料をオーブン内
で600°Fまで加熱した後、ウルテム(litcIl
11シ)の1/64″のフィルムに載せてプレスまで移
送して成形すると、このゼノイ(Xanoy)はウルテ
ム(Ultea)に接合して積層体を形成するであろう
第2A図と第2 B、図には1枚の絶縁フィルムのみを
示しであるが、2枚のフィルムを使用することができる
。すなわち、加熱された装填材料がオーブンから出て来
た時に、1枚はその上に、他の1枚は下に配置される。
これら2枚のフィルムはふたつの異なるフィルムからな
ることができ、1枚は成形中にプラスチック装填材料に
接合し、他の1枚は接合しない。あるいは、2枚のフィ
ルムが両方とも接合してもよいし、または両方とも接合
しなくてもよい。
第1図と第2図の具体例のプラスチックまたはエラスト
マー性のフィルムが所望のフィルム厚で充分に絶縁しな
いような状況では、ファイバーマットなどのようなより
普通の絶縁材料にプラスチックまたはエラストマー性の
フィルムを包んで用いた複合フィルムを使用することが
できる。
絶縁フィルムの望ましい熱伝導率は5X10’〜I X
 10  cal/cm2秒C/ cm ノ範囲である
ここで、Cはセ氏の温度を表わす。絶縁フィルムの厚み
(cm )は、フィルム材料の熱拡散係数αから次式に
従って決定することができる。
fi<厚み< 25 fT(1) 熱拡散係数は式2で定義される。
a m k / cρ        (2)ここで、
kはフィルムの熱伝導率、Cは比熱、ρは密度であり、
すべてCGS単位で表わす。
式(1)の厚みの下限は、部品を流動成形するのにかか
る約1秒という時間の間シートの冷却を最小におさえた
いという要求によって決まる。厚みの上限は、全冷却サ
イクルに2分以上の時間が加わらないことを規定してい
る。実際、金型の温度を低めの値に調節した時にはこれ
らのフィルムを使用しないで得られるのと同じ冷却時間
を維持することが可能であろう。
以上、短いサイクル時間で滑らかな表面をもった最終製
品が得られる圧縮成形法について説明した。この方法に
よって、必要とされる金型圧力が低くなり、また成形さ
れるプラスチック装填材料中の熱可塑性樹脂の熱分解が
少なくなる。
いくつかの具体例をもとにして本発明の詳細な説明して
来たが、本発明の思想と範囲を逸脱することなく形態と
細部にさまざまな変更を加えることができるということ
は当業者には容易に理解できるであろう。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図は、本発明に従ってプラスチッ
クを圧縮成形する段階を示す等角図である。 第2A図および第2B図は、本発明の別の態様を表わす
等角図である。 3・・・走行オーブン、5・・・変形可能な絶縁フィル
ム、7・・・プラスチック装填材料、11・・・金型、
lla・・・上型、llb・・・下型、13・・・プレ
ス、15・・・成形品。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性の装填材料を、それが非晶質材料であれ
    ばそのガラス転移温度より高い温度、またはそれが結晶
    性材料であればその融点より高い温度まで加熱する工程
    、 加熱された装填材料を絶縁フィルムに載せてプレスの金
    型半部間まで運ぶ工程、 および 前記金型半部を合わせて閉じ、前記熱可塑性装填材料を
    流動成形すると共に前記フィルムを変形させる工程を含
    み、しかして、 前記フィルムは、金型内に置かれるとき、金型を閉じる
    間に前記プラスチック装填材料が高温のままに保たれか
    つ流動するように、前記プラスチック装填材料の冷却速
    度を減ずるための絶縁層として機能する、絶縁フィルム
    を使った圧縮成形方法。
  2. (2)さらに、 前記フィルムおよび成形された部品を金型から取出す工
    程、ならびに部品からフィルムを分離する工程 も含んでいる、請求項1記載の方法。
  3. (3)さらに、フィルムおよび成形された部品を、部品
    にフィルムを積層させて、金型から取出す工程も含んで
    いる、請求項1記載の方法。
  4. (4)前記加熱工程が、熱可塑性の装填材料をオーブン
    中のフィルム上で加熱することを含んでいる、請求項1
    記載の方法。
  5. (5)前記加熱された装填材料を運ぶ工程を、2枚の絶
    縁フィルムの間に挟んで行なう、請求項1記載の方法。
  6. (6)前記フィルムが熱可塑性装填材料より高いガラス
    転移温度または溶融温度を有している、請求項1記載の
    方法。
  7. (7)前記フィルムが、熱可塑性プラスチック、熱硬化
    性ポリマーおよびエラストマーより成る群の中から選択
    された物質である、請求項6記載の方法。
  8. (8)熱可塑性の装填材料を、オーブン中の2枚の絶縁
    フィルムの間で、前記装填材料が非晶質材料であればそ
    のガラス転移温度より高い温度、または前記装填材料が
    結晶性材料であればその融点より高い温度まで加熱する
    工程、 2枚の絶縁フィルムの間の加熱された装填材料をプレス
    の金型半部間まで運ぶ工程、および 前記金型半部を合わせて閉じ、前記熱可塑性装填材料を
    流動成形すると共に前記フィルムを変形させる工程を含
    み、しかして、 前記フィルムは、金型内に置かれるとき、金型を閉じる
    間に前記プラスチック装填材料が高温のままに保たれか
    つ流動するように、前記プラスチック装填材料の冷却速
    度を減ずるための絶縁層として機能する、絶縁フィルム
    を使った圧縮成形方法。
  9. (9)さらに、 前記フィルムおよび成形された部品を金型から取出す工
    程、ならびに 少なくとも1枚のフィルム層を部品から分離する工程 も含んでいる、請求項8記載の方法。
  10. (10)さらに、成形された部品およびフィルムを、部
    品にフィルムを積層させて、金型から取出す工程も含ん
    でいる、請求項8記載の方法。
  11. (11)前記フィルムが熱可塑性装填材料より高いガラ
    ス転移温度または溶融温度を有している、請求項8記載
    の方法。
  12. (12)前記フィルムが、熱可塑性プラスチック、熱硬
    化性ポリマーおよびエラストマーより成る群の中から選
    択された物質である、請求項11記載の方法。
JP7689489A 1988-03-30 1989-03-30 絶縁フィルムを使用する圧縮成形法 Expired - Lifetime JPH0626829B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US17611688A 1988-03-30 1988-03-30
US176,116 1988-03-30

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JPH01299012A true JPH01299012A (ja) 1989-12-01
JPH0626829B2 JPH0626829B2 (ja) 1994-04-13

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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JP (1) JPH0626829B2 (ja)
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