JPH01298108A - 混銑車の操業方法 - Google Patents
混銑車の操業方法Info
- Publication number
- JPH01298108A JPH01298108A JP12811588A JP12811588A JPH01298108A JP H01298108 A JPH01298108 A JP H01298108A JP 12811588 A JP12811588 A JP 12811588A JP 12811588 A JP12811588 A JP 12811588A JP H01298108 A JPH01298108 A JP H01298108A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mixer
- pipe
- molten iron
- iron
- car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 6
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 54
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims abstract description 27
- 238000009628 steelmaking Methods 0.000 claims abstract description 10
- 229910000805 Pig iron Inorganic materials 0.000 claims description 38
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 23
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 23
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims 1
- 239000011449 brick Substances 0.000 abstract description 23
- 238000002844 melting Methods 0.000 abstract description 6
- 238000004901 spalling Methods 0.000 abstract description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 4
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract description 2
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 abstract description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 5
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 4
- 239000002893 slag Substances 0.000 description 4
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000003628 erosive effect Effects 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 239000011819 refractory material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
この発明は、高炉、製鋼工程間で溶銑の循環輸送に使用
される混銑車の、特に受銑時における内張耐火物の損傷
防止を目的とした操業方法に関するものである。
される混銑車の、特に受銑時における内張耐火物の損傷
防止を目的とした操業方法に関するものである。
従来、混銑車による溶銑の輸送に際しては、溶銑の温度
低下および実車、空車時の温度差による内張耐火物のス
ポーリング現象等を防止する目的で、例えば実開昭55
−128516号「混銑車の操業方法」にみられるよう
に、炉口部を易溶敵性蓋で閉鎖した後、高炉で受銑時に
出銑流で溶融除去する操業方法が知られている。
低下および実車、空車時の温度差による内張耐火物のス
ポーリング現象等を防止する目的で、例えば実開昭55
−128516号「混銑車の操業方法」にみられるよう
に、炉口部を易溶敵性蓋で閉鎖した後、高炉で受銑時に
出銑流で溶融除去する操業方法が知られている。
しかしながら、前述のような従来方法では、溶銑の温度
低下抑制には効果が認められるものの、受銑時における
内張耐火物のスポーリング防止には十分といえない。
低下抑制には効果が認められるものの、受銑時における
内張耐火物のスポーリング防止には十分といえない。
即ち、炉口部ヘセットされた易溶敵性蓋は、受銑開始直
後の出銑流(5〜10Ton/分)によって、−瞬のう
ちに混銑車内へ落下してしまい、蓋が落下した後は、通
常の操業方法と何も変わることなく、出銑流は混銑車内
で大きなスプラッシュとなって、煉瓦目地部へ溶銑が侵
入したり、スラグと反応したりする問題がある。
後の出銑流(5〜10Ton/分)によって、−瞬のう
ちに混銑車内へ落下してしまい、蓋が落下した後は、通
常の操業方法と何も変わることなく、出銑流は混銑車内
で大きなスプラッシュとなって、煉瓦目地部へ溶銑が侵
入したり、スラグと反応したりする問題がある。
この発明は、前述のような問題点を解消すべくなされた
もので、その目的は、溶銑の温度低下を防止できると共
に、受銑時における内張耐火物の損傷等を防止すること
のできる混銑車の操業方法を提供することにある。
もので、その目的は、溶銑の温度低下を防止できると共
に、受銑時における内張耐火物の損傷等を防止すること
のできる混銑車の操業方法を提供することにある。
本発明に係る混銑車の操業方法は、製鋼工程で混銑車内
の溶銑を払出した後、第1図に示すように、混銑車炉口
部IAに易溶敵性のパイプ4を装入し、次いでこのよう
な混銑車1を高炉に回送し、次回受銑時は、出銑流をバ
イブ4内へ落下させ、パイプ4を溶銑により溶融除去す
るようにしたものである。
の溶銑を払出した後、第1図に示すように、混銑車炉口
部IAに易溶敵性のパイプ4を装入し、次いでこのよう
な混銑車1を高炉に回送し、次回受銑時は、出銑流をバ
イブ4内へ落下させ、パイプ4を溶銑により溶融除去す
るようにしたものである。
パイプ4は、薄肉の鉄板、断熱材をバイブ状にし、その
寸法は炉口径および炉口から炉床までの高さに合わせる
ようにする。
寸法は炉口径および炉口から炉床までの高さに合わせる
ようにする。
パイプ4によりスプラッシュが遮断され、煉瓦目地部へ
直接溶銑が侵入するのが■止される。
直接溶銑が侵入するのが■止される。
これにより目地溶損が防止され、内張煉瓦の損傷が軽減
される。
される。
また、空車時においては、パイプ4により煉瓦表面温度
の低下を防止でき、受銑開始直後における煉瓦表面温度
の急激な変化を抑制できる。
の低下を防止でき、受銑開始直後における煉瓦表面温度
の急激な変化を抑制できる。
さらに、パイプ4を介して溶銑が注入されるので、スラ
グとの反応を抑制できる。
グとの反応を抑制できる。
以下、この発明を図示する一実施例に基づいて説明する
。
。
第1図に示すように、製鋼工程で混銑車1内の溶銑を払
出した後、パイプ置場2において、ホイスト3等を用い
て易溶触性バイブ4を混銑車l内に炉口部IAから装入
する。パイプ4の上端部には、針金等の吊手4Aと固定
用鉄筋バイブ4Bが取付られ、固定用鉄筋パイプ4Bを
炉口部IAに引掛げることによりパイプ4が固定される
。
出した後、パイプ置場2において、ホイスト3等を用い
て易溶触性バイブ4を混銑車l内に炉口部IAから装入
する。パイプ4の上端部には、針金等の吊手4Aと固定
用鉄筋バイブ4Bが取付られ、固定用鉄筋パイプ4Bを
炉口部IAに引掛げることによりパイプ4が固定される
。
このパイプ4は、薄肉の鉄Fi、(溶銑で溶融する程度
の厚みのもの)あるいは断熱材(溶銑で溶融し、かつ溶
銑中に入って無害である組成を有するもの)をパイプ状
にしたもので、その寸法は混銑車の炉口径および炉口か
ら炉床までの高さに合わせ、装入できるようにされてい
る。
の厚みのもの)あるいは断熱材(溶銑で溶融し、かつ溶
銑中に入って無害である組成を有するもの)をパイプ状
にしたもので、その寸法は混銑車の炉口径および炉口か
ら炉床までの高さに合わせ、装入できるようにされてい
る。
このパイプ4が装入された状態で、混銑車1を高炉に回
送し、第3図に示すように、高炉傾注樋5からの出銑流
6をパイプ4内に落下させて受銑する。第4図に示すよ
うに、従来においてはスプラッシュ7が飛散し、煉瓦9
の目地部8へ直接溶銑が浸入し、目地溶損を起こすが、
本発明においては、スプラッシュ7がパイプ4により遮
断され、目地溶損が防止される。
送し、第3図に示すように、高炉傾注樋5からの出銑流
6をパイプ4内に落下させて受銑する。第4図に示すよ
うに、従来においてはスプラッシュ7が飛散し、煉瓦9
の目地部8へ直接溶銑が浸入し、目地溶損を起こすが、
本発明においては、スプラッシュ7がパイプ4により遮
断され、目地溶損が防止される。
ここで、混銑車1の操業サイクルは、■高炉からの受銑
■高炉から製鋼工程への溶銑輸送(実車)■製鋼工程で
の溶銑払出し■製鋼から高炉への混銑車回送(空車)等
から成っており、この時の混銑車内張耐火物の表面温度
は、第5図に示すように、受銑直前では約800°C1
直後では約1400’Cへと急激に600°Cも上昇す
るケースが多い。そして、内張耐火物の材質によって熱
膨張率は決まっており、同一材質であれば温度との相関
があることが知られている。第6図に示すように、例え
ばAf、O,質煉瓦の場合、800°Cでの熱膨張率は
0.4%に対し、1400°Cでは0.7%である。こ
れにより063%の差があり、この間を膨張収縮を繰返
すパターンとなっている。
■高炉から製鋼工程への溶銑輸送(実車)■製鋼工程で
の溶銑払出し■製鋼から高炉への混銑車回送(空車)等
から成っており、この時の混銑車内張耐火物の表面温度
は、第5図に示すように、受銑直前では約800°C1
直後では約1400’Cへと急激に600°Cも上昇す
るケースが多い。そして、内張耐火物の材質によって熱
膨張率は決まっており、同一材質であれば温度との相関
があることが知られている。第6図に示すように、例え
ばAf、O,質煉瓦の場合、800°Cでの熱膨張率は
0.4%に対し、1400°Cでは0.7%である。こ
れにより063%の差があり、この間を膨張収縮を繰返
すパターンとなっている。
これらのことから、受銑直前の最も温度の低い状態では
、煉瓦目地は約0.3%の隙間をもつ(例えば230
mm煉瓦長さでは0.69mm隙間)こととなり、この
ような状態で受銑すると、出銑流およびそのスプラッシ
ュが煉瓦目地部に侵入してスポーリングや溶損等を助長
する結果となる。
、煉瓦目地は約0.3%の隙間をもつ(例えば230
mm煉瓦長さでは0.69mm隙間)こととなり、この
ような状態で受銑すると、出銑流およびそのスプラッシ
ュが煉瓦目地部に侵入してスポーリングや溶損等を助長
する結果となる。
次表は、混銑車受銑回数600回後での煉瓦損傷量実績
の一例を従来法と比較して示したものである。
の一例を従来法と比較して示したものである。
煉瓦の損傷はまず目地溶損が起こり、次に全体的な溶損
あるいはスポーリング等を引き起こすので、初期段階の
目地部への保護が重要なポイントであり、本発明のよう
にパイプでスプラッシュを防止することで、煉瓦目地部
への溶銑の侵入が防止され、前表のように煉瓦の損傷が
従来よりも軽減される。
あるいはスポーリング等を引き起こすので、初期段階の
目地部への保護が重要なポイントであり、本発明のよう
にパイプでスプラッシュを防止することで、煉瓦目地部
への溶銑の侵入が防止され、前表のように煉瓦の損傷が
従来よりも軽減される。
また、空車時においてはパイプ4により煉瓦表面温度の
低下を防止でき、受銑開始直後における煉瓦表面温度の
急激な変化を抑制できる。
低下を防止でき、受銑開始直後における煉瓦表面温度の
急激な変化を抑制できる。
さらに、パイプ4を介して溶銑が注入されるので、スラ
グとの反応を抑制できる。
グとの反応を抑制できる。
なお、混銑車内の場面レベルの上昇に伴ないパイプ4は
下から順次溶融してゆく。パイプ4が鉄板製の材料であ
れば、鉄分歩留の向上が期待できる。
下から順次溶融してゆく。パイプ4が鉄板製の材料であ
れば、鉄分歩留の向上が期待できる。
前述のとおり、この発明に係る混銑車の操業方法は、蓋
の代わりにパイプを装入し、出銑流をパイプ内に落下さ
せるようにしたため、出銑流のスプラッシュを遮断でき
、溶銑が煉瓦目地部に直接侵入するのを阻止でき、これ
により目地溶損の防止、内張煉瓦損傷の軽減を図れる。
の代わりにパイプを装入し、出銑流をパイプ内に落下さ
せるようにしたため、出銑流のスプラッシュを遮断でき
、溶銑が煉瓦目地部に直接侵入するのを阻止でき、これ
により目地溶損の防止、内張煉瓦損傷の軽減を図れる。
また空車時においては、パイプにより煉瓦表面皮の低下
を防止でき、受銑開始直後における煉瓦表面温度の急激
な変化を抑制できる。
を防止でき、受銑開始直後における煉瓦表面温度の急激
な変化を抑制できる。
さらに、パイプを介して溶銑が注入されるので、スラグ
との反応を抑制できる。
との反応を抑制できる。
第1図は本発明の操業方法を示す概略図、第2図はその
パイプを示す斜視図、第3図は受銑時を示す概略図、第
4図(A)、(B)は本発明と従来のスプラッシュ状態
を示す概略図、第5図は混銑車炉内温度変化サイクルを
示すグラフ、第6図は温度と熱膨張率の関係を示すグラ
フである。 1・・混銑車、IA・・炉口部、2・・パイプ置場、3
・・ホイスト、4・・パイプ1.4A・・吊手、4B・
・固定用鉄筋パイプ、5・・高炉傾注樋、6・・出銑流
、7・・スプラッシュ、8・・煉瓦目地部、9・・煉瓦
。
パイプを示す斜視図、第3図は受銑時を示す概略図、第
4図(A)、(B)は本発明と従来のスプラッシュ状態
を示す概略図、第5図は混銑車炉内温度変化サイクルを
示すグラフ、第6図は温度と熱膨張率の関係を示すグラ
フである。 1・・混銑車、IA・・炉口部、2・・パイプ置場、3
・・ホイスト、4・・パイプ1.4A・・吊手、4B・
・固定用鉄筋パイプ、5・・高炉傾注樋、6・・出銑流
、7・・スプラッシュ、8・・煉瓦目地部、9・・煉瓦
。
Claims (1)
- (1)高炉、製鋼工程間で溶銑の循環輸送を行なう混銑
車の操業方法において、 製鋼工程で混銑車内の溶銑を払出した後、 混銑車炉口部に易溶融性のパイプを装入し、次いで該混
銑車を高炉に回送し、次回受銑時は、出銑流を前記易溶
融性のパイプ内へ落下させ、該パイプを溶銑により溶融
除去することを特徴とする混銑車の操業方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12811588A JPH01298108A (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 混銑車の操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12811588A JPH01298108A (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 混銑車の操業方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01298108A true JPH01298108A (ja) | 1989-12-01 |
Family
ID=14976750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12811588A Pending JPH01298108A (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 混銑車の操業方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01298108A (ja) |
-
1988
- 1988-05-25 JP JP12811588A patent/JPH01298108A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5279639A (en) | Compositions for synthesizing ladle slags | |
JP6874507B2 (ja) | スラグの流出防止装置 | |
JPH01298108A (ja) | 混銑車の操業方法 | |
US5201941A (en) | Process for introducing additive substances which are capable of flow into a metallurgical vessel and a vessel for that process | |
PL89755B1 (ja) | ||
US2683032A (en) | Basic lined cupola | |
JPH11229020A (ja) | 金属精錬・溶解用窯炉の内張り耐火物保護方法 | |
US2564037A (en) | Method of removing skulls from metal receptacles | |
JPS5930468A (ja) | ノズル詰り除去方法 | |
US5294243A (en) | Method of operating cokeless cupola | |
EP0349167B1 (en) | Method of desulfurizing molten metal in a plasma fired cupola | |
JPS6379910A (ja) | 出鋼流へのスラグ混流防止法 | |
RU2097434C1 (ru) | Способ выплавки стали в конвертере | |
JP3228764B2 (ja) | 製鋼用アーク炉およびその出鋼方法 | |
CA2149225C (en) | High-production rotary furnace steelmaking | |
CN116555515A (zh) | 一种防止钢包结壳的炼钢方法 | |
JPS60135512A (ja) | 酸素転炉 | |
SU952968A1 (ru) | Способ передела низкомарганцовистого чугуна в конвертере и шлакоразжижающа добавка дл его осуществлени | |
JPS6058761B2 (ja) | 底吹き羽口を有する転炉の炉底補修方法 | |
SU1416514A1 (ru) | Способ выплавки стали | |
RU2051973C1 (ru) | Способ выплавки стали в мартеновской печи | |
JPH09276996A (ja) | タンディッシュ再使用スタート時におけるデッケル防止方法 | |
GB2091396A (en) | Thermally-degradable taphole plug | |
JPS61266513A (ja) | 荒銑の混銑車内投入による有効回収方法 | |
JPS6035037Y2 (ja) | 高温冶金炉における築炉構造 |