JPH01297361A - ブレーキ用液圧制御弁 - Google Patents

ブレーキ用液圧制御弁

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JPH01297361A
JPH01297361A JP3954589A JP3954589A JPH01297361A JP H01297361 A JPH01297361 A JP H01297361A JP 3954589 A JP3954589 A JP 3954589A JP 3954589 A JP3954589 A JP 3954589A JP H01297361 A JPH01297361 A JP H01297361A
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JP
Japan
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brake
valve seat
valve
control valve
master cylinder
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Yoshihiro Hayashida
吉弘 林田
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等に設けられた、ブレーキ液の流れを
制御する制御弁を有するブレーキ装置にブレーキ液を充
填するための方法に関する。
(従来の技術) 自動車等の車両に用いられるブレーキ装置には、ドラム
ブレーキまたはディスクブレーキか使用されている。そ
して、ドラムブレーキは。
通常リターンスプリングの力に抗して作動しているので
、マスタシリンダから液圧を供給しても液圧が所定の圧
力に上昇するまではブレーキか効き始めないようになっ
ている。ところが、ディスクブレーキではドラムブレー
キのようにリターンスプリングがなく、マスタシリンダ
から液圧を供給するとすぐにブレーキか効き始めてしま
うため、リターンスプリングの代りにブレーキ液の流れ
を制御する液圧制御弁をマスタシリンダとブレーキシリ
ンダとの配管途中に配設している。
この液圧制御弁は、第6図に示すように、弁体16の内
部に弁室17とシリンダ18とを形成しており、シリン
ダ18には軸方向に貫通する通路孔20が形成されたピ
ストン19か摺動可能に挿嵌していて、ピストン19は
スプリング21により図示しないマスタシリンダに接続
されるブレーキ液流入通路22方向(図中左方向)へ付
勢されてし)る。弁室17内には孔23を有するゴム製
のノ貝しツシ一ト24を収容していて、バルブスプリン
グ25の作用によりピストン19に設けた通路孔20を
閉塞し、更に、ピストン19の端部に形成した段部とで
、前記孔23を通ってマスタシリンダからの液圧が導入
される油室26を構成している。
そして、この液圧制御弁では、ブレーキペダルが踏み込
まれてないときには、ピストン19の通路孔20をバル
ブシート24か閉塞しているためブレーキ液が流れない
ようになっており、ブレーキペダルが踏み込まれてマス
タシリンダにより液圧が上昇すると、バルブシート24
の孔23を通って油室26内の液圧が上昇し、所定の液
圧になるとピストン19がスプリング21に抗して移動
し通路孔20と弁室17とが連通して、ブレーキ液がブ
レーキシリンダ側に流れる。このようにして、制動初期
にはマスタシリンダの液圧なカットまたは減圧してブレ
ーキシリンダへ供給し、制動行程か進むにつれてマスタ
シリンダからの液圧をそのままブレーキシリンダへ供給
することができる。
そして、このような液圧制御弁を配管途中に設けたブレ
ーキ装置にブレーキ液を充填するときには、液圧制御弁
のバルブシート24が通路孔20を閉塞していてブレー
キ液の流れが遮断されるため、次のように行なわれてい
た。
ディスクブレーキのブレーキシリンダに設けられている
ブリーダねじな緩めて、ブレーキシリンダ内と外部とを
連通させる。つづいて、マスタシリンダ側から強制的に
ブレーキ液を圧送すると、液圧制御弁の弁室17内の圧
力が上昇してピストン19を移動させ通路孔20か連通
してブレーキシリンダにブレーキ液が送られる。そして
、ブレーキシリンダまでブレーキ液が流れ込んだならば
ブリーダねじを締め込んで充填作業か完了する。
(発明か解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のブレーキ液充填方法では、次
のような問題点があった。
まず、ブレーキ配管は一般的に細く、かつ、ブレーキ液
充填前は内部に空気か充満していて配管内の抵抗が大き
いため、ブレーキ液を圧送しても容易にブレーキシリン
ダまで流れていかず充填時間か非常に長くかかるという
問題点があった。
また、ブレーキ液を圧送することにより、配管内の空気
を押し出していくか、配管の接続個所などの凹凸個所や
配管の折り曲っている個所等に空気が残ってしまい、そ
の空気によりブレーキ装置の動作不良を引き起す虞れが
あるという問題点があった。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、液圧制御弁を有するブレーキ装置
においても真空引きを利用してブレーキ液が充填できる
ようにした方法を提供する。
(課題を解決するための手段) 本発明のブレーキ液充填方法は、マスタシリンダとブレ
ーキシリンダとを接続する配管に、ブレーキ液の流れを
制御する制御弁を組み付けたブレーキ装置にブレーキ液
を充填する方法てあって、 前記制御弁に設けられている弁体および弁座を離間させ
た状態に維持し、この状態で該制御弁を前記配管途中に
組み付け、該配管内を真空引きしてブレーキ液を注入し
た後、前記マスタシリンダからの液圧により、前記弁座
と前記弁体とが離若座可能な状態に復帰させることを特
徴とする。
(作用) このブレーキ液充填方法によれば、ブレーキ装置を組み
立てた際には制御弁の弁体と弁座とが離間しているため
、真空引きを行なってブレーキ液を注入することにより
、迅速にかつ配管途中に空気が滞留することなくブレ7
キ液の充填が行なえる。そして、ブレーキ液の充填後は
、マスタシリンダ側から液圧を供給するたけで、自動的
に弁座に弁体か離着座可能となって制御弁か動作可能と
なる。
(実施例) 本発明の実施例を第1図乃至第4図に基づいて説明する
と、制御弁としての液圧制御弁は、弁本体lはカップ状
のハウジング2とエンドプラグ3とからなり、前記ハウ
ジング2に前記エンドプラグ3を螺着して一体に形成し
ている。
そして、前記ハウジング2にマスタシリンダ(図示路)
が接続され、前記エンドプラグ3には配管を介してブレ
ーキシリンダ(図示路)が接続される。前記エンドプラ
グ3の内部には前記ハウジング2に臨む側から大径シリ
ンダ部4a、小径シリンダ部4bとで構成された段付ボ
アを有するシリンダ4を設け、更に、該シリンダ4の下
流側には流出通路5と、該流出通路5よりさらに下流側
へ流出通路5に連絡した配管ネジ孔6を設けている。
前記シリンダ4より上流のハウジング2の内部に流入通
路7に開口するバルブシート収納部8を設けている。
更に、前記シリンダ4の大径シリンダ部4a及び小径シ
リンダ部4bのそれぞれに大径ピストン部9a及び小径
ピストン部9bを有する段付のピストン9が摺動自在に
嵌合され、該ピストン9の内部には軸方向に貫通する通
路孔10を設け、前記ピストン9はエンドプラグ3を一
方の座とするスプリング11によって前記バルブシート
収納部8側へ向はハウジング2にスペーサ12を介装し
てばね付勢している。
スペーサ12には切り欠き部12aを設けており、該切
り欠き部12aを通じてマスタシリンダ側から加わる液
圧がピストン9の大径ピストン部9aに導かれる様にな
っている。前記大径ピストン部9aの先端からは突部9
cが前記ハウジング2のバルブシート収納部8に突出し
、前記突部9cは後述するバルブシート13と対向する
部分に弁座9dを形成している。
そして、前記ハウジング2の内周壁でバルブシート収納
部8にピストン9の通路孔10へ向けて下流へ縮径する
テーバ部14を形成し、前記ハウジング2の内周壁て前
記テーバ部14の下流側の端部に段部2aを形成してい
る。また、この段部2aの内径より大きくかつハウジン
グ2のバルブシート収納部8の内径より小さな外径を有
する耐油性樹脂のバルブシート13をハウジング2のバ
ルブシート収納部8に収納している。
前記バルブシート13の外周部は円周壁部13aを形成
し、バルブシート13の中心部には弁体13bを設け、
円周壁部13aと弁体13bとの間に孔13cを穿設し
ている。そして、バルブシート13はハウジング2を一
方の座とするバルブスプリング15によりハウジング2
に支持され、ピストン9方向へばね付勢している。なお
、バルブシート13のピストン9側端面を肩部13dと
する。
つぎに、以上の構成の液圧制御弁が設けられたブレーキ
装置のブレーキ液充填方法を説明する。
まず、液圧制御弁を配管途中に組み付ける前に、バルブ
シート13をバルブシート収納部8内で偏心させ、バル
ブシート13の肩13dをピストン9の突部9cの先端
に当接させて弁体13bと弁座9dとが離間した状態を
維持させることによって通路孔10が開放され、その状
態で液圧制御弁を配管途中に組み付ける。そうすると、
マスタシリンダとブレーキシリンダとが連通されるため
、マスタシリンダ側またはブレーキシリンダ側から配管
内の真空引きが行なえ、その後、ブレーキ液を注入する
ことにより、配管内にブレーキ液が充填される。そして
、ブレーキ液を充填した後、マスタシリンダ側より液圧
制御弁に液圧を供給してスペーサ12の切り欠き部12
aからピストン9に加わる液圧が所定圧に達すると、ス
プリング11の付勢力に抗してピストン9が流出通路5
方向(第1図中右方向)へ移動し、その結果、バルブシ
ート13がバルブスプリング15の作用によってピスト
ン9に従いながら流出通路5方向へかっテーバ部14に
沿って移動してセンタリングが行なわれ、バルブシート
13の弁体13bとピストン9の弁座9dとか着座する
。これによって、バルブシート13の弁体13bとピス
トン9の弁座9dとが離着座可能な状態に復帰し、液圧
制御弁が動作可能となる。
このように、液圧制御弁を有するブレーキ装置において
も、真空引°きによるブレーキ液の充填が可能となる。
すなわち、バルブシート13を偏心させた状態で液圧制
御弁を配管途中に組み付ければ、通路孔10が開放して
いるので真空引きが可能となり、真空引きを行なった後
ブレーキ液の注入することによって、迅速にかつ空気の
滞留を生じさせることなくブレーキ液の充填が行なえ、
ブレーキ液の充填後は、マスタシリンダ側から液圧を加
えることによってバルブシート13の弁体13bとピス
トン9の弁座9dとを離着座可能な状態に復帰させるこ
とができる。
つぎに、本実施例の液圧制御弁の動作を概略説明する。
マスタシリンダからの液圧が上昇すると、スペーサ12
の切り欠き部12aからピストン9に加わる液圧によっ
てピストン9か流出通路5方向へ移動し、それに伴なっ
てバルブシート13も移動するが、立(第3図に示す)
だけ移動すると、ハウジング2の段部2aにバルブシー
ト13の肩部13dが当接し、バルブシート13の移動
は停止する。そして、ピストン9は更に移動するため、
バルブシート13の弁体13bがピストン9の弁座9d
から離れて、通路孔10と流入通路7とが連通ずる。
そして、この点が第5図に示すP。である。更に、ピス
トン9の通路孔10が開くとピストン9の小径ピストン
部9bの流出通路5側の端面にも圧力が加わるため、ピ
ストン9は図中左方向へ移動し、再びバルブシート13
の弁体13bがピストン9の弁座9dに着座して通路孔
10を閉塞し、マスタシリンダ側の圧力上昇が続くと再
び、ピストン9が流出通路5側へ移動して通路孔10を
連通ずる。このように、マスタシリンダ側の圧力上昇に
伴なって通路孔10の連通、閉塞が繰り返されて次第に
流出通路5側の液圧か上昇し、この液圧がマスタシリン
ダ4側の圧力に近づいていくと、最終的には、バルブシ
ート13の弁体13bがピストン9の弁座9dと離間し
た状態が維持される点pbに達する。そして、これより
後はマスタシリンダ4側の液圧とブレーキシリンダ側の
液圧は同じ率で上昇する。
なお、本実施例では、バルブシート13を耐油性樹脂に
したことにより、油性環境において、安定したシール性
能が期待できると共に、理想的なブレーキ制御特性が得
られ、更に、耐久性も向上できる。
その上、バルブシート13は形状が簡単で、しかも、材
料が樹脂であることから加工か容易でかつ材料費も節約
でき、低コストでの製作が可能である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように本発明は、ブレーキ液の流れ
を制御する制御弁に設けられている弁体と弁座とを離間
させた状態でブレーキ装置ようにし、さらに、真空引き
を行ないブレーキ液を充填した後、マスタシリンダ側か
ら液圧を供給するだけで5弁体と弁座とが離着座可能な
状態となるようにしたため、ブレーキ装置への迅速なブ
レーキ液の充填が行なえ、さらに、配管途中にも空気が
滞留することがない。
そのため、ブレーキ装置の組み付は時の作業性の向上が
図れるとともに、配管内の空気によるブレーキ装置の動
作不良を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に使用する液圧制御弁の断面
図、 第2図は、第1図に示す液圧制御弁に使用されているス
ペーサの斜視図、 第3図は、第1図の液圧制御弁の作動状態を示す部分断
面図。 第4図は、第1図の液圧制御弁の作動状態を示す部分断
面図、 るブレーキ装はのブレーキ特性線図、 第6図は、従来の液圧制御弁の断面図である。 9d・・・弁座 13b・・・弁体 特許出願人     トキコ株式会社 (ほか1名) 、−1図 72 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マスタシリンダとブレーキシリンダとを接続する
    配管に、ブレーキ液の流れを制御する制御弁を組み付け
    たブレーキ装置にブレーキ液を充填する方法であって、 前記制御弁に設けられている弁体および弁座を離間させ
    た状態に維持し、この状態で該制御弁を前記配管途中に
    組み付け、該配管内を真空引きしてブレーキ液を注入し
    た後、前記マスタシリンダからの液圧により、前記弁座
    と前記弁体とが離着座可能な状態に復帰させることを特
    徴とするブレーキ装置のブレーキ液充填方法。
JP3954589A 1989-02-20 1989-02-20 ブレーキ用液圧制御弁 Granted JPH01297361A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3954589A JPH01297361A (ja) 1989-02-20 1989-02-20 ブレーキ用液圧制御弁

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JP3954589A JPH01297361A (ja) 1989-02-20 1989-02-20 ブレーキ用液圧制御弁

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JPH01297361A true JPH01297361A (ja) 1989-11-30
JPH0436905B2 JPH0436905B2 (ja) 1992-06-17

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017193339A (ja) * 2017-07-24 2017-10-26 株式会社旭スプリング製作所 金属製ブレーキ配管

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JPH0436905B2 (ja) 1992-06-17

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