JPH01297137A - 油中水型エマルションの製造法 - Google Patents

油中水型エマルションの製造法

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JPH01297137A
JPH01297137A JP63124979A JP12497988A JPH01297137A JP H01297137 A JPH01297137 A JP H01297137A JP 63124979 A JP63124979 A JP 63124979A JP 12497988 A JP12497988 A JP 12497988A JP H01297137 A JPH01297137 A JP H01297137A
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JP63124979A
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Kenji Rakutani
楽谷 健二
Yoshiyuki Hozumi
穂積 義幸
Fumio Watanabe
文雄 渡辺
Takakiyo Goto
後藤 隆清
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Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、油中水型エマルションの製造法に関する。さ
らに詳しくは、水性液状成分が油性液状媒体中に安定に
分散し、長時間放置しても液滴の合一や二相分離が生じ
ない、極めて安定な油中水型エマルションの製造法に関
する。
[従来の技術] 油中水型エマルションは、繊維工業、合成ゴム・合成樹
脂工業、紙・バルブ工業、土木・建築工業、塗料・印刷
インキ工業、機械・金腐工業、窯業、農林水産業、皮帯
工業、医薬・化粧品工業、食品工業、エネルギー関連分
野あるいは環境保全分野などの幅広い分野において製造
もしくは使用されている。
しかしながら、油中水型エマルションは、相溶性のない
水性液状成分を油性液状成分中に液滴とし“C微分散し
たものであるため、熱力学的に極めて不安定であり、液
滴の合一や二相分離を起こそうとする傾向が強い。
したがって、前記分野において製造もしくは使用するに
あたっては、使用目的や用途に適合するだけでなく、エ
マルションを構成する各成分の種類や組成比、塩類等の
溶存物質の混入h1あるいはエマルション使用時の温度
や機械的条件など多数の要件に対して、液滴の合一や二
相分離が生じないことが要求される。
このような要求を満たすために、乳化剤の選択や使用方
法あるいはエマルション製造時の乳化装置や撹拌条件な
どを工夫して、生成するエマルションの粒径等の性状や
安定性を調整する試みがなされてきた。中でも、油中水
型エマルション製造時の乳化剤の選択は最も重要であっ
た。
従来、油中水型エマルションを製造する際に使用する乳
化剤としては、たとえばポリオキシエブレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン
脂肪酸ニスデル、グリセリン脂肪酸エステルなどの低分
子乳化剤や、ポリオキシエチレン・ポリオキシブロビレ
ンブロックボリマー、無水マレイン酸/スチレン共重合
体、無水マレイン酸/α−オレフィン共重合体などの高
分子乳化剤が提案され使用されている。
しかし、製造時にこれらの乳化剤を用いて得られる油中
水型エマルションは、乳化剤の添加量を多くしたり混合
撹拌を充分に行っても、長期にわたっての安定性に乏し
く液滴の合一や二相分離が起こりやすいものであった。
また、エマルション製造の際に使用する油性液状成分の
種類や水と油の組成比あるいは乳化時の温度やエマルシ
コンの使用温度などの要件に対して、限定された範囲で
しか比較的安定なエマルシコンが得られないなどの問題
があった。特に、比較的多聞の水性液状成分が比較的少
量の油性液状媒体中に安定に分散した油中水型エマルシ
ョンを製造することは、非常に困難であった。
このように、従来の乳化剤を用いた油中水型エマルショ
ンの製造法には多くの問題点があり、経済的で実用的に
極めて安定な油中水型エマルシコンを製造する方法が望
まれている。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記問題点を解決するものである。
したがって本発明の目的は、比較的多聞の水性液状成分
でも油性液状成分中に安定に分散でき、長時間放置して
も液滴の合一や二相分離が生じない極めて安定な、しか
も広範な用途に使用できる油中水型エマルシコンの製造
法を提供することにある。
[課題を解決するための手段および作用]本発明者らは
、首記目的を達成するために鋭意研究を行った結果、本
発明に到達した。
すなわち本発明は、一般式 %式%) (ただし式中、R1は水素またはメチル基であり、Xは
全アルキレンオキシド残基の合計j[ffiに対して5
0重量%以上のエチレンオキシド残塁を含んでなる炭素
数2〜4のアルキレンオキシド残基、nは3〜300の
数であり、R2は水素、炭素数1〜3のアルキル基また
は炭素数2〜5の不飽和結合を有する有機基を示す。)
で表わされる構造単位(八)の少なくとも1種と 一般式 %式%() (ただし式中、R3は水素またはメチル基であり、R4
は炭素数4〜30のアルキル基、アルケニル基、アリー
ル基、アラルキル基、環状アルキル基、環状アルケニル
基または一〇〇OR5(ただし、R5は炭素数4〜30
のアルキル基、アルケニル基、アリール基、アラルキル
基、環状アルキル基または環状アルケニル基を示す。)
)で表わされる構造単位(B)の少なくとも1種とを含
有し、構造単位(A)の含有鎖が3〜55重石1%、構
造単位(B)の含有量が97〜45重量%、構造単位(
A)と構造単位(B)との合計含有鎖が70重呈%以上
の範囲であり、かつ平均分子量が1.000〜50万の
範囲である重合体(C)よりなる高分子乳化剤の存在下
に水性液状成分および油性液状成分を混合することを特
徴とする油中水型エマルションの製造法に関する。
本発明の方法において使用することのできる高分子乳化
剤として有効な重合体(C)を構成する親水性構造単位
(A)を表わす一般式(I>において、+X←はn個の
炭素数2〜4のアルキレンオキシド残基すなわちポリオ
キシアルキレン基を示すが、全アルキレンオキシド残基
中の50重量%以上がエチレンオキシド残基である。ア
ルキレンオキシドの全付加モル数を示すnは3〜300
の数、好ましくは3〜100の数である。R2はポリオ
キシアルキレン鎖の末端基であるが、たとえば水素、メ
チル基、エヂル基、n−プロピル基、イソプロピル基、
ビニル基、メチルビニル基、アリル基、くメタ)アクリ
ロイル基、(イソ)クロトノイル基や、ジメチルアクリ
ロイル基などをあげることができる。
また、疎水性構造単位(B)を表わす一般式(II)中
のR4は、炭素数4〜30のアルキル基、アリール基、
−COOR5で示される有i基などであるが、−COO
R5で示される基以外の基として具体例をあげれば、n
−ブチル基、n−ヘキシル基、2−エチルヘキシル基、
n−オクチル基、n−ノニル基、1.3.5−トリメチ
ルヘキシル基、デシル基、ドデシル基、オクタデシル基
などのアルキル基;ブテニル基、デセニル基、オレイル
基などのアルケニル基=フェニル基、メチルフェニル基
、オクチルフェニル基、ノニルフェニル基、ナフチル基
などのアリール基;ベンジル基、メチルベンジル基、フ
ェネチル基などのアラルキル基;シクロヘキシル基、ジ
メチルシクロヘキシル基などの環状アルキル基;シクロ
ペンテニル基などの環状アルケニル基などをあげること
ができる。また、R4における一〇〇OR5で示される
基においてR5としては、上記のR4における一GOO
R5以外の基と同様のものをあげることができる。
本発明の方法において、極めて安定な油中水型エマルシ
ョンを効率よく製造するために用いることのできる乳化
剤は、比較的疎水性が強く油溶性であることが望ましい
。したがって、前記重合体(C)を構成する各構造単位
の含有1は、構造単位(八)が3〜55重ω%、好まし
くは5〜55重徂%、構造単位(B)が97〜45千聞
%、好ましくは95〜45重L4%の範囲であり、また
、重合体(C)中での構造単位(A)と構造単位(B)
の合計金fi舟が70fflfi1%以上の範囲である
必要がある。
これらの範囲をはずれた重合体は、疎水性あるいは親水
性が強くなりすぎ、またポリオキシアルキレン鎖と疎水
鎖の均衡が保てなくなる。したがって、このような重合
体を用いてエマルションを製造した場合には、油中水型
エマルションとはならず、多相エマルションや水中油型
エマルションとなったり、長期にわたっての安定性に乏
しいエマルションとなる。
重合体(C)の分子量としてはi、ooo〜50万、好
ましくは3.000〜30万の範囲のものが、高分子乳
化剤として有効に使用できる。
重合体(C)を得る方法には特に制限はなく、任意の方
法で製造することができる。たとえば■重合することに
より、一般式(I>で表わされる構造単位(A)を生成
するビニル単量体と一般式(II)で表わされる構造単
位(B)を生成するビニル単量体とを必要によりその他
の単量体の共存下にへ重合する方法、■アルコールとの
ニスデル化反応などの変性を加えることにより構造単位
(A)および構造単位(8)を含有する重合体(C)を
生成する原料重合体を、アルコールあるいはハロゲン化
アルキルなどのエステル化反応、酸化アルキレンの付加
反応あるいはポリオキシアルキレン鎖の末端変性反応な
どにより変性する方法などがあげられる。
■の方法において、親水性構造単位(A)を生成するビ
ニル1Jffi体としては、たとえば次に示すようなポ
リアリキレングリコール誘導体あるいはアルキレンオキ
シド付加物をあげることができるが、いずれもポリオキ
シアルキレン鎖の合計1ffiに対して50車m%以上
のエチレンオキシド単位を含み、またこれらの末端アル
コキシ化物は炭素数1〜3のアルキル基でアルコキシ化
された単量体であり、末端アルケノキシ化物は炭素数2
〜3のアルケニル基でアルケノキシ化された単m体であ
る。
構造単位(A)を生成するビニル単量体の具体例として
は、たとえばポリエチレングリコールモノ(メタ)アク
リレート、ポリエチレングリコール−ポリプロピレング
リコールモノ(メタ)アクリレートなどのポリアルキレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート:メトキシポリ
エチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポ
リエチレングリコール−ポリプロピレングリコール(メ
タ)アクリレート、■トキシポリエチレングリコール(
メタ)アクリレート、エトキシポリエチレングリコール
−ポリプロピレングリコール(メタ)アクリレートなど
の炭素数1〜3のアルキル基でアルコキシ化されたアル
コキシポリアルキレングリコール〈メタ)アクリレート
;アリロキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレ
ートなどの炭素数2〜3のアルケニル基でアルケノキシ
化されたアルケノキシポリアルキレングリコール(メタ
)アクリレートなどをあげることができ、これらの1種
または2種以上を用いることができる。
また■の方法において、疎水性構造単位(B)を生成す
るビニル単量体としては、たとえば1−ヘキセン、1−
オクテン、イソオクテン、1−ノネン、1−デセン、1
−ドデセン、ビニルシフ[]ヘキサンなどの脂肪族ビニ
ル化合物;スチレン、α−メヂルスチレン、p−メチル
スチレン、3−フェニル−1−プロペン、ビニルナフタ
リンなどの芳香族ビニル化合物;ブチル(メタ)アクリ
レート、2−エテルヘキシル(メタ)アクリレート、n
−オクチル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)ア
クリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、フェニ
ル(メダ)アクリレート、ナフチル(メタ)アクリレー
ト、p−メチルフェニル(メタ)アクリレート、オクチ
ルフェニル(メタ)アクリレート、ノニルフェニル(メ
タ)アクリレート、ジノニルフェニル(メタ)アクリレ
ート、ベンジル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル
(メタ)アクリレートなどの他、炭素数71〜30のア
ルキル基、アルケニル基、アリール基、アラルキル基、
環状アルキル基、環状アルケニル基を有する(メタ)ア
クリレートなどをあげることができ、これらの1種また
は2種以上を用いることができる。
これらの単量体の中でも、容易に入手でき、かつ優れた
乳化能を右づる共重合体を与える単m体として、炭素数
4〜20のアルキル基を有する(メタ)アクリレート、
炭素数1〜10のアルキル基を置換基として有するアル
キルフェニル(メタ)アクリレート、スチレン、α−メ
チルスチレン、炭素数6〜22を有するα−オレフィン
よりなる群から選ばれた少なくとも1種の単m体が特に
好ましい。
■の方法で重合体(C)を製造する場合に用いることの
できる単量体の比率としては、前記のように、重合後の
重合体(C)中での含有mが構造単位(A)3〜55重
冶%、好ましくは5〜55重量%、構造単位(B)97
〜45重量%、好ましくは95〜45重量%となり、か
つ構造単位(八)と構造単位(B)の合計含有凹が70
重量%以上となるような比率である。
したがって、重合した後に構造単位(A)および構造単
位(B)以外の構造単位を生成づる単量体を、本発明の
効果を損なわない範囲、すなわち該構造単位の重合体(
C)中での含有量が30重量%未満となる範囲で用いて
、構造単位(八)を生成する単量体および構造単位(B
)を生成する単量体と共重合させることができる。この
ような構造単位(A)および構造単位(B)以外の構造
単位を生成する単量体の例としては、(メタ)アクリル
酸く塩)、マレインIl!(塩)、フマルl!I(塩)
、クロトン酸(塩)、イタコン酸(塩)などの各種不飽
和カルボンM(33):(メタ)アリルスルホン1! 
(1)、スルホエチル(メタ)アクリレ−1−(塩)、
スチレンスルホンl!I(塩)、ビニルスルホン酸(塩
)、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸(塩)などの各種スルホン酸(塩);(メタ)アクリ
ルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、ジ
メチルアミノエチル(メタ)アクリルアミドなどの各種
(メタ)アクリルアミド;ジエチルアミノエチ層(メタ
)アクリレート、ジエチルアミンエチル(メタ)アクリ
レート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート
などの各種アミノアルキル(メタ)アクリレート:メチ
ル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート
、n−プロピル(メタ)アクリレートなどの炭素数1〜
3の(メタ)アクリル酸エステル;エチレン、プロピレ
ン、イソブチン、塩化ビニルなどの炭素数が3以下の有
機基を置換基として有するビニル化合物:アクリロニト
リルなどをあげることができ、これらの1種または2種
以上を用いることができる。
また■の方法により重合体(C)を製造するには、重合
開始剤を用いて公知の方法により前記単4体成分を共重
合さゼればよい。共重合は溶媒中での重合や塊状重合な
どの方法により行うことができる。
溶媒中での重合は回分式でも連続式でも行うことができ
、その際使用される溶媒としては、たとえば水:メチル
アルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコー
ル等の低級アルコール:ベンゼン、トルエン、キシレン
、シクロヘキサン、n−ヘキサン、ジオキサン等の芳香
族あるいは脂肪族あるい複素環式化合物;酢酸エチル:
アセトン、メチルエチルケトン等のケトン化合物等があ
げられる。重合開始剤としては、たとえば過硫酸アンモ
ニウムや過硫酸ナトリウムなどの過硫酸塩、ベンゾイル
パーオキシドやラウロイルパーオキシド等のパーオキシ
ド、クメンハイドロパーオキシド等のハイドロパーオキ
シド、アゾビスイソブチロニトリル等の脂肪族アゾ化合
物等が用いられる。
この際アミン化合物等の促進剤を併用することもできる
。重合温度は、用い゛られる溶媒や重合開始剤により適
宜室められるが、通常O〜120℃の範囲内で行われる
塊状重合は、重合開始剤としてベンゾイルパーオキシド
やラウロイルパーオキシド等のパーオキシド、クメンハ
イドロパーオキシド等のハイドロパーオキシド、アゾビ
スイソブチロニトリル等の脂肪族アゾ化合物等を用い、
50〜150℃の温度範囲内で行われる。
また、このように共重合して得られた共重合体は、その
ままでも高分子乳化剤として使用できるが、必要に応じ
て重合の際使用した溶媒を分離除去または他の溶媒や水
などと置換して用いることもできる。また、アルカリ金
属もしくはアルカリ土類金属の水酸化物や酸化物や炭酸
塩、アンモニア、有機アミンなどの塩基性物質をpHT
AlsW剤どして添加したのち使用してもよい。
次に■の方法においで重合体(C)を製造する場合、変
性に供せられる原料重合体および変性法としては、イ)
(メタ)アクリル酸系重合体を原料として、変性後に構
造単位(A)を生成するアルコールおよび構造単位(B
)を生成するアルコールあるいはハロゲン化アルキルな
どとのエステル化反応による方法、口)構造単位(B)
を有する(メタ)アクリル酸系共重合体を原料として、
構造単位(八)を生成するアルコールとのエステル化反
応による方法。ハ)構造単位(B)を有する(メタ)ア
クリル酸系重合体にアルキレンオキシドを付加して構造
単位(八)を導入する方法。二)(メタ)アクリル酎エ
ステル系重合体を原料として、変性後に構造単位(A)
および構造単位(B)を生成するアルコールとのエステ
ル交換反応による方法。ホ)■の方法や■のイ)〜ハ)
の方法で得られた重合体の中、ポリオキシアルキレン鎖
の未QBが一〇H基である重合体を原料重合体とし、末
端−OH基をニーデル化、(メタ)アクリロイル化、ジ
メヂルアクリロイル化などの方法により変性する方法な
どがあげられる。
■の各方法で重合体(C)を得る場合は、いずれも次の
条件を満たず必要がある。ずなわち、変性後の重合体(
C)中での構造単位(^)の含有量が3〜55重量%、
好ましくは5〜55重准%、構造単位(B)の含有量が
97〜45重量%、好ましくは95〜45重量%となり
、かつ重合体(CJ中での構造単位(A)および構造単
位(B)の合計含有量゛が70重量%以上どなる必要が
あり、また、アルキレンオキシドを付加して構造単位(
A)を導入する場合、付加後のポリオキシアルキレン鎖
中のエチレンオキシド単位の含有mが50重量%以上と
なる必要がある。
イ)の方法について具体例をあげれば、用いることので
きる原料であるくメタ)アクリル酸系重合体しては、ポ
リ(メタ)アクリル酸あるいはアクリル酸とメタクリル
酸の共重合体などがあげられ、これらの重合体と、ポリ
エチレングリコール、メトキシポリエチレングリコール
、メトキシポリエチレングリコールーボリブロビレング
リコール、エトキシポリエチレングリコール、アリロキ
シポリエチレングリコールなどの構造単位(A)を生成
し得るアルコールの1種または2種以上、およびブタノ
ール、オクタツール、ドデカノール、オレイルアルコー
ル、フェノール、ノニルフェノール、ベンジルアルコー
ルなどの構造単位(B)を生成し得るアルコールの1種
または2種以上とを公知の方法によりエステル化して重
合体(C)を得ることができる。
また口)の方法について具体例をあげれば、原料重合体
としては、たとえば炭素、数4〜30のアルキル基を有
する(メタ)アクリレート、炭素数1〜10のアルキル
基を置換基として有するアルキルフェニル(メタ)アク
リレート、スチレン、α−メチルスチレン、炭素数4〜
30を右づるα−オレフィンなどの1種または2種以上
と(メタ)アクリル酸との共コn合体があげられ、これ
らの共重合体と、前記イ)の方法であげた構造単位(A
)を生成するアルコールとを公知の方法によりエステル
化する方法があげられる。
ハ)の方法で用いることのできる原料重合体は、口)の
方法であげられたものと同様の共重合体をあげることが
でき、これらの共重合体にエチレンオキシドおよび必要
によりプロピレンオキシドやブチレンオキシドなどのア
ルキレンオキシドを公知の方法で付加させることにより
重合体(C)を得ることができる。
二)の方法は、ポリ(メタ)アクリル酸メチルやポリ(
メタ)アクリル酸エチルなどのポリ(メタ)アクリル酸
低級アルキルエステル、あるいはアクリル酸メチルとメ
タクリル酸メチルとの共重合体などを原料重合体とし、
これらの重合体と、ポリエチレングリコール・メトキシ
ポリエチレングリコール・メトキシポリエチレングリコ
ール−ポリエチレングリコール・エトキシポリエチレン
グリコール・アリロキシポリエチレングリコールなどの
構造単位(A)を生成し得るアルコールの1種または2
種以上、およびブタノール・オクタツール・ドデカノー
ル・オレイルアルコールノール・ノニルフェノール・ベ
ンジルアルコールなどの構造単位(B)を生成し得るア
ルコールの1種または2種以上とを用いて、公知の方法
によりエステル交換反応させることにより重合体(C)
を得ることができる。
ホ)の方法は、末端基が一〇H基であるポリオキシアル
キレン鎮を有する重合体を原料とし、末端変性を行う方
法である。エーテル化変性の例としては、たとえば該原
料重合体と、塩化メチル、臭化メチル、塩化エチル、塩
化プロピル、塩化アリルなどの炭素数1〜3のアルキル
基または炭素数2〜3のアルケニル基を有するハロゲン
化炭化水素の中から選ばれる1種以上とを用いて、公知
の方法によりウィリアムスン反応を行わせる方法などが
あげられる。(メタ)アクυロイル化やくイソ)クロト
ノイル化などの変性を行うには、該原料共重合体と(メ
タ)アクリル酸、(イソ)クロトン酸、ジメチルアクリ
ル酸などの中から選ばれる1種以上とを公知の方法によ
りニスデル化させるとよい。
本発明の方法において使用することのできる重合体(C
)よりなる高分子乳化剤は、ある特定の鎖長以上のポリ
オキシアルキレン鎖を有する親水性構造単位(A)およ
びある特定の鎖長以上の疎水鎖を有する疎水性構造単位
(”B)を主構成単位として有する重合体よりなってお
り、主鎖を境として複数の長鎖親水性セグメントおよび
複数の長鎖疎水性セグメントを有した重合体である。
この重合体(C)を本発明において乳化剤として使用し
た場合、その基本構造に由来して水と油の界面に強固に
重合体が吸着し、水と油の界面膜が極めて強固なものと
なる。したがって、本発明で(qられた油中水型エマル
ションは、熱あるいは電解質溶存などの外的要因が加わ
っても親水性−疎水性のバランスが崩れ難いなどの従来
の油中水型エマルションにはみられない基本的な特長を
有しており、その結果、本発明の方法は次にかかげるよ
うな数多くの極めて優れた作用効果を発揮する。
(1)  使用する重合体(C)の親水性−疎水性のバ
ランスを適宜選択することにより、使用する油の種類、
水と油の組成比などにかかわらず幅広い組成に対して、
長期にわたって液滴の合一や二相分離の生じない極めて
安定な油中水型エマルシ」ンが生成する。
(2)  従来生成し難いか或いは生成しても不安定と
されていた、水の量が多い系での油中水型エマルション
が容易に得られ、しかも得られたエマルシコンは極めて
安定である。
(3)  ホモジナイザーやコロイドミルなどによる攪
拌などの煩雑な操作を特に必要とすることなく容易に安
定なエマルションを調製することができ、また保護コロ
イドを形成するような安定化剤や増粘剤の併用を特に必
要としない。
(4)  従来の乳化剤使用量に比較し、極めて少量使
用するだけで安定なエマルシコンを生成する。
(5)  従来の乳化剤特にノニオン系の乳化剤は、温
度の上昇や電解質の溶存mの増加等に伴って、乳化剤と
水との親和力が低下し、乳化能が著しく低減する傾向に
あったが、本発明で使用する乳化剤はノニオン系であっ
ても熱や電解質の影響を受は難く、極めて耐熱性や耐塩
性に優れたエマルションが生成する。
(6)  親水基としてノニオン性のポリオキシアルキ
レン鎖を有するため、乳化系中に含まれる物質のイオン
性にかかわらず幅広く適用できる。
(7)  液滴径の制御が可能である。すなわち、本発
明における高分子乳化剤を通常の添加量で使用した場合
は、小粒径の液滴を有した極めて安定なエマルションが
生成し、また添加mを微Hにした場合は、従来の乳化剤
では安定なエマルションを生成しないのに対して、本発
明で使用する高分子乳化剤では水と油の界面の膜が極め
て強固であるため、粒径の太きい液滴を含有した安定な
エマルションが生成する。
(8)  極めて低発泡性のエマルションが生成する。
(9)  凍結・融解を繰り返してもエマルシコンの破
壊が起こらず、耐凍結・融解安定性に極めて優れたエマ
ルションが生成づる。
(10)乳化重合に応用した場合、耐水性やrr4候性
などに優れたNAD等が生成する。
(11)本発明で使用する高分子乳化剤は、皮膚刺激性
や眼粘膜刺激性などがほとんどなく、極めて安全性が高
い。
本発明の方法を実施するには、水性液状成分、油性液状
成分および重合体(C)よりなる高分子乳化剤を混合す
ればよいが、この際使用できる水性液状成分および油性
液状成分には特に限定はなく、適宜選択できる。
たとえば油性液状成分を主として構成する油の種類とし
ては、水に無限の溶解度をもたない液状のものであれば
、いかなるものでも使用でき、具体的には、原油、ガソ
リン、軽油、灯油、重油、タール、スピンドル油、流動
パラフィン、石炭系油などの各種鉱油類:牛脂、豚脂、
鯨油、魚油、太タネ油、ゴマ油、ヤシ油、大豆油、パー
ム油、ツバキ油、ヒマシ油、ロジン、ウルシロウなどの
各種動植物油類;n−ペンタン、n−へキサン、シクロ
ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの炭化水
素、クロロホルム、四塩化炭素、塩化エチレン、1,1
.1.−トリlクロルエタン、臭化エチレンなどのハロ
ゲン化炭化水素、n−ヘキサノール、n−ペンタノール
、2−ヘプタツール、n−オクタツール、2−オクタツ
ール、ポリプロピレングリコールなどのアルコール、ジ
エチルエーテル、イソプロピルエーテル、n−ヘキシル
エーテル、メチルフェニルエーテルなどのエーテル、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケト
ン、酢酸エチル、酢酸−n−プロピルなどのエステル、
カプロン酸、カプリン酸、オレイン酸などの脂肪酸、フ
ェノール、クレゾールなどのフェノール類、ニトロメタ
ン、ニトロベンゼン、アニリン、n−へブチルアミンな
どの窒素化合物、二硫化炭素、リン酸トリーn−ブチル
などのイオウ・リン化合物等の各種溶剤類;(メタ)ア
クリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、スチレン
、α−メチルスチレン、α−オレフィンなどの各種重合
用事吊体類;その他シリコン油、フッ素油、液状高分子
などの特殊油類を単独もしくは混合して使用することが
できる。また、油性液状成分中には、溶存物質や分散物
質が存在していてもよいが、これらの例としては、たと
えばアゾビスイソブヂロニトリル、アゾビスジメチルバ
レロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド、ジブデルパ
ーオキサイドなどの各種り機ラジカル開始剤;ポリスチ
レン、ポリメタクリル酸メチル、ポリ酢酸ビニルなどの
油溶性高分子化合物類や、セラミック、石灰、セメント
、シリカ、アルミナ、カーボンブラックなどの無機系粒
子;有機顔料、高分子ラテックスなどの有機系粒子をあ
げることができる。
また、水性液状成分は水を主成分とするものであるが、
溶存物質や分散物質を含有していてもよい。これらの例
としては、たとえば硫酸、硫酸塩、場酸、塩酸塩、硝酸
、硝M塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモ
ニア、過硫酸塩、過塩素酸塩、過酸化水素、亜硫酸塩、
亜硝酸塩などの各種無機酸や塩基およびその塩類;(メ
タ)アクリル酸(塩)、酢酸(塩)、マレイン酸く塩)
などのカルボンM(塩)、I)−ト/レニンスルホン酸
(塩)、スチレンスルホン”酸(塩)などのスルホン酸
(塩)、アミン(塩)などの各種有機酸や塩基J3よび
その塩類;メタノール、エタノール、エチ1ソングリコ
ール、ジエヂーレングリコール、トリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、アセトンなどの水溶性有機
溶剤類;ポリエチレングリコール、ポリカルボン酸、ポ
リスルホン酸、ポリビニルアルコール、多糖類などの水
溶性高分子化合物類、あるいはセラミック、石灰、セメ
ント、シリカ、アルミナ、カーボンブラックなどの無機
系粒子;有機顔料、高分子ラテックスなどの有機系粒子
をあげることができる。
本発明で使用される水性液状成分および油性液状成分の
混合割合には特に制限はなく、得られる油中水型エマル
ションの用途や要求物性に応じて適宜選択できる。しか
しながら、前記した水のmが多い系での油中水型エマル
ションの生成に有効であることや得られたエマルション
の安定性を考慮すれば、水性液状成分が20〜80重量
%、より好ましくは50〜80重量%、油性液状成分が
20〜80重蛋%、より好ましくは20〜50重量%の
範囲であることが望ましい。水性液状成分が80重量%
を越える多量であったり油性液状成分が20重tn%未
満の少量であれば、油中水型エマルションが得難くなり
、また得られても安定性に問題の生じることがある。
これらの水性液状成分、油性液状成分および重合体(C
)のδ1合法としては、これらの成分を同時に投入し混
合するか、あるいはそれぞれ順に投入しながらn2合す
る方法があげられる。同時に投入する場合は最初に余聞
投入してもよく、連続的にあるいは分割してフィードし
ながら混合してもよい。それぞれ順に投入する場合はい
かなる順序でもよく1.また後で添加投入する方の物質
は一度に添加投入しても連続的にあるいは分割して添加
してもよい。また、本発明において高分子乳化剤は、あ
らかじめ使用する水性液状成分あるいは油性液状成分に
全役または一部分を溶解または分散させて使用してもよ
く、また添加する場合の形態としては、水や溶剤などに
溶解あるいは分散させたものや水や溶剤を含まない液状
あるいは固形状のものなど種々の形態が採用できる。
本発明を実施するに際し、高分子乳化剤の添加■は特に
限定されるものではなく、広い添加値範囲で有効である
が、前記のように極めて少量で効果を発揮づるため、通
常エマルションの全役に対して0.05〜10重量%の
範囲、特に0.1〜3重量%の範囲が適当である。
本発明の方法を実施する際に使用する装置としては、プ
ロペラ羽根などの簡易型攪拌機でも充分であるが、[I
tfi、ホモジナイザー、コロイドミル、圧力式ホモジ
ナイザーあるいは超音波ホモジナイザーなどあらゆる混
合装置をあげることができる。
前記のように、本発明の方法では、耐熱性や凍結融解安
定性に優れたエマルションを生成するため、乳化時の温
度や生成したエマルションの使用温度についても特に限
定はなく幅広い温度範囲でエマルションを製造すること
ができる。たとえば、乳化時の温度としては、水相およ
び油相がいずれも液状を保持し得る温度範囲であればよ
く、凝固点を下げる添加剤を併用し低温で乳化させても
よく、また加圧上高温で乳化させることもできる。
また本発明の方法は、必要に応じて乳化能を有する各種
界面活性剤や重合体、安定化剤、増粘剤、防錆剤、酸化
防止剤、香料などを重合体(C)とgt用して用いても
よい。
[発明の効果] 本発明の油中水型エマルションの製造法によれば、ある
特定の構造単位を有づる重合体よりなる高分子乳化剤を
少伍添加するだけで、長期にわたって液滴の合一や二相
分離の生じない極めて安定なエマルションが得られる。
したがって、本発明の方法は、次にかがげるような非常
に広範な用途に適用することができる。
ずなわら、無機化学工業、有機化学工業、繊維工業、合
成ゴム・合成樹脂工業、紙・バルブ工業、土木・建築工
業、色材・塗料・印刷インキ工業、接着剤工業、機械・
金属コニ業、窯業、農林水産業、油脂・洗剤工業、石油
化学・′燃料油工業、皮革工業、医薬・化粧品工業、食
品工業、電気・電子工業、エネルギー関連分野、環境保
全分野、生化学分野などの幅広い分野において、たとえ
ばIl帷油剤、精練剤、保湿剤、帯電防止剤、溌水剤、
防水剤、柔軟仕上げ剤、染色助剤、撚糸油、乳化・懸濁
重合、エマルション接着剤、エマルション塗料、研磨剤
、穿孔油剤、潤滑油、作動油、切削油、圧延油、冷間極
圧油、防錆剤、金属表面処理剤、成型用離型剤などの各
種pn型剤、皮革加脂剤、製紙サイズ剤、アスファルト
、農薬、写真、浮選、原油三次回収、エマルション燃料
、エマルション爆薬、燃料油中水分離、廃液処理、抽出
、塗膜製造、マイクロカプセル製造、無機微粒子製造、
無機中空成型体製造、乳液・コールドクリーム等の各種
化粧品、軟膏、医薬品、各種乳製品、エマルション型蓄
冷剤、各種二相系反応、酵素または触媒を用いる二相系
反応、各秤ワックスの乳化、靴墨剤、衣料洗浄剤、タン
ク内洗浄剤、合成表面洗浄剤などの各種エマルシコンの
製造、あるいは各種エマルション型製品等のあらゆる用
途への適用が可能であり、エマルション関連分野の産業
の発展に大きく貢献できるものである。
[実 施 例] 次に本発明の方法について、比較例および実施例をあげ
てざらに詳細に説明づるが、本発明1よこれだけに限定
されるものではない。
なお、例中特にことわりのない限り、部は重量品を表わ
すものとする。
参考例 1 温度計、撹拌機、2本の滴下ロート、ガス導入管および
還流冷却器を備えたフラスコに1−ルエン50部を仕込
み、撹拌下にフラスコ内を窒素置換し、窒素気流下に1
00℃に加熱した。その後、窒素気流下に同温度に維持
しながら、構造中位(八)を生成する単量体としてポリ
エチレングリコールモノメタクリレート(1分子当り平
均で6個のエチレンオキシド単位を含デむもの、平均分
子m350)20部、構造皇位(B)を生成する重合体
としてブヂルメタクリレート(分子m142)80部お
よびトルエン50部からなる単量体混合溶液を120分
かけてW4Fし、同時にもう一方の滴下ロートから、ア
ゾビスイソブチロニトリル1.5部およびトルエン50
部からなる重合開始剤溶液を180分かけて滴下した。
滴下終了後さらにJFil温度で60分間維持して重合
を完了させた。
この時の各単量体の重合率は、ポリエチレングリコール
モノメタクリレートがGPC分析の結果98%、ブヂル
メタクリレートがガスクロマトグラフ分析の結果98%
(以下の参考例においても同様に構造皇位(八)を生成
する単量体はGPC分析、構造単位(B)を生成する単
量体はガスクロマトグラフ分析により重合率を求めた。
)であり、得られた重合体の平均分子凹は、ポリスチレ
ンを標品としたGPC分析の結果8.000(以下の参
考例においても同様に得られた重合体の平均分子母をG
PC分析により求めた。)であった。その後、減圧下溶
媒を留去することにより重゛合体(1)を得た。
参考例 2 参考例1と同様の反応器にイソプロピルアルコール50
部を仕込み、撹拌下にフラスコ内を窒素置換し、窒素気
流下に80℃に加熱した。その後、窒素気流下に同温度
に維持しながら、構造単位(A)を生成する単量体とし
てメトキシポリエチレングリコールアクリレート(1分
子当り平均で20個のエチレンオキシド単位を含むもの
、平均分子ff1966)50部、構造単位(8)を生
成する単量体としてドデシルアクリレート(分子量24
0)50部およびイソプロピルアルコール51からなる
単量体混合溶液を120分かけて滴下し、同時にもう一
方の滴下ロートから、アゾビスジメチルバレロニトリル
1.5部d3よびイソプロピルアルコール50部からな
る重合開始剤溶液を180分かけて滴下した。滴下終了
後さらに同温度で60分間維持して重合を完了させた。
この時の各単量体の重合率は、メトキシポリエチレング
リコールアクリレートが98%、ドデシルアクリレート
が99%であり、得られた重合体の平均分子量は2万で
あった。その後、減圧下溶媒を留去することにより重合
体(2)を得た。
参考例 3 参考例1と同様の反応器にベンゼン50部を仕込み、撹
拌下にフラスコ内を窒素置換し、窒素気流下に80℃に
加熱しベンゼンを還流させた。その後、窒素気流Fに還
流状fぶを維持しながら、構造単位(八)を生成する単
量体として工1〜キシポリエチレングリコールーボリブ
ロビレングリコールアクリレート(1分子当り平均で5
0個のエヂレンオキシドと10個のプロピレンオキシド
単位を含むもの、平均分子む12880)30部、構造
単位(8)を生成する単量体としてスチレン(分子M1
04)70部J3よびベンゼン50部からなる単量体混
合溶液を120分かけて滴下し、同時にもう一方の滴下
ロートから、ベンゾイルパーオキシド1.2部およびベ
ンゼン50部からなる重合開始剤溶液を180分かけて
滴下した。滴下終了後さらに連流状態で60分間維持し
て重合を完了させた。この時の各単m体の重合率は、エ
トキシポリエチレングリコールーボリブロビレングリコ
ールアクリレートが97%、スチレンが99%であり、
得られた重合体の平均分子量は8万であった。その後、
減圧下溶媒を留去することにより重合体(3)を得た。
参考例 4 温度計、撹拌機、滴下ロート、ガス導入管および還流冷
却器を備えたフラスコにトルエン100部、構造単位(
A)を生成する単量体としてn−プロポキシポリエチレ
ングリコールメタクリレート(1分子当り平均で40個
のエチレンオキシド単位を含むもの、平均分子ff11
888)15部、構造単位(B)を生成する単(至)体
としてノニルフェニルアクリレ−1〜(分子ff127
4)75部並びに構造単位(A)および構造単位(8)
以外の構造単位を生成する単量体としてメチルアクリレ
ート(分子ff186)10部を仕込み、撹拌下にフラ
スコ内を窒素置換し、窒素気流Fに80℃に加熱した。
その後、窒素気流下に同温度に維持しながら、滴下ロー
1〜から、ベンゾイルパーオキシド2.0部およびトル
エン50部からなる重合開始剤溶液を300分かけて滴
下した。滴下終了後ざらに同温度で60分間維持して重
合を完了させた。この時の各単量体の重合率は、n−プ
ロポキシポリエチレングリコールメタクリレートが97
%、ノニルフェニルアクリレートが99%、メチルアク
リレートが99%であり、得られた重合体の平均分子量
は20万であった。その後、減圧下溶媒を留去すること
により重合体(4)を得た。
参考例 5 参考例1と同様の反応器にイソプロピルアルコール50
部を仕込み、撹拌下にフラスコ内を窒素置換し、窒素気
流下に80℃に加熱した。その後、窒素気流下に同温度
に維持しながら、構造単位(A)を生成する単量体とし
てメトキシポリエチレングリコールアクリレート(1分
子当り平均で8個のエチレンオキシド単位を含むもの、
平均分子量438)5部、構造単位(B)を生成づる単
量体としてα−メチルスチレン(分子ff1l18)9
0部、構造単位(八)および構造単位(B)以外の構造
単位を生成する単量体としてアクリルアミド(分子ff
171)5部およびイソプロピルアルコール50部から
なる単量体混合溶液を120分かけて滴下し、同時にも
う一方の滴下ロートから、アゾビスジメチルバレロニト
リル1.0部およびイソプロピルアルコール50部から
なる重合開始剤溶液を180分かけて滴下した。滴下終
了後さらに同温度で60分間維持して重合を完了させた
。この時の各単量体の重合率は、メトキシポリエチレン
グリコールアクリレートが96%、α−メチルスチレン
が98%、アクリルアミドが99%であり、冑られた重
合体の平均分子量は1万であった。その後、減圧下溶媒
を留去することにより重合体(5)を得た。
参考例 6 参考例1と同様の反応器にトルエン50部を仕込み、撹
拌下にフラスコ内を窒素置換し、窒素気流下に80℃に
加熱した。肴の後、窒素気流下に同温度に維持しながら
、構造単位(A)を生成する単量体としてメトキシポリ
エチレングリコールアクリレート(1分子当り平均で3
0個のエチレンオキシド単位を含むもの、平均分子ff
11420)40部、構造単位(B)を生成する単量体
としてスチレン(分子fi104)50部と1−デセン
(分子at140)10部およびトルエン50部からな
る単量体混合溶液を120分かけて滴下し、同時にもう
一方の滴下ロートから、アゾビスジメチルバレロニトリ
ル1.5部およびトルエン50部からなる重合開始剤溶
液を180分かけて滴下した。
滴下終了後さらに同温度で60分間維持して重合を完了
させた。この時の各単量体の重合率は、メトキシポリエ
チレングリコールメタクリレートが99%、スチレンが
97%、1−デセンが95%であり、得られた重合体の
平均分子量は10万であった。その後、減圧下溶媒を留
去することにより重合体(6)を得た。
参考例 7 参考例1と同様の反応器にトルエン50部を仕込み、撹
拌下にフラスコ内を窒素置換し、窒素気流下に100℃
に加熱した。その後、窒素気流下に同温度に維持しなが
ら、構造単位(A)を生成する単量体としてメトキシポ
リエチレングリコールアクリレート(1分子当り平均で
10個のエチレンオキシド単位を含むもの、平均分子量
526)15部、構造単位(B)を生成する単ω体とし
てベンジルアクリレート(分子ff1l 62)80部
、構造単位(△)および構造単位(B)以外の構造単位
を生成する単量体としてジメチルアミノエチルメタクリ
レート(分子ff1157)5部並びにトルエン50部
からなる単R体混合溶液を120分か【プて滴下し、同
時にもう一方の滴下ロートから、アゾビスイソブチロニ
トリル0.5部およびトルエン50部からなる重合開始
剤溶液を180分か(プで滴下した。滴下終了後さらに
同温度で60分間維持して重合を完了させた。この時の
各単量体の重合率は、メトキシポリエチレングリコール
アクリレートが98%、ベンジルアクリレートが99%
、ジメチルアミノエチルメタクリレートが98%であり
、得られた重合体の平均分子間は4万であった。その侵
、減圧下溶媒を留去することにより重合体(7)を得た
参考例 8 温度耐、攪拌機および水分離器付還流冷却器を備えたフ
ラスコに、参考例1で得られた重合体(1)20部、シ
フ[コヘキ1ナン20部、アクリル酸0.9部および硫
酸0.1部を仕込み、攪拌しながらシクロヘキサンの還
流温度まで昇温した。その後、同温度に維持し、生成し
た水を系外に除去しながら300分間反応を行なった。
反応液を液体クロマトグラフで分析した結梁、アクリル
酸の転化率は75%であった。その後、モノエタノール
アミン0.3部を添加混合することにより、ポリオキシ
エチレン鎖の末端がアクリロイル化変性された重合体(
8)を(qだ。
参考例 9 参考例1と同様の反応器にイソプロピルアルコール50
部を仕込み、撹拌下にフラスコ内を窒素置換し、窒素気
流下に80℃に加熱した。その後、窒素気流下に同温度
に維持しながら、構造単位(A)を生成する単量体とし
てメトキシポリエチレングリコールアクリレート(1分
子当り平均で20個のエチレンオキシド単位を含むもの
、平均分子量966)70部、jIyt造単位(8)を
生成する単量体としてドデシルアクリレート(分子量2
40>30部並びにイソプロピルアルコール50部から
なる単伍体混合溶液を120分かけて滴下し、同時にも
う一方の滴下ロートから、アゾビスジメチルバレロニト
リル1.5部J3よびイソプロピルアルコール50部か
らなる重合開始剤溶液を180分かけて滴下した。滴下
終了後さらに同温度で60分間維持して重合を完了させ
た。この時の各単量体の重合率は、メトキシポリエチレ
ングリコールアクリレートが98%、ドデシルアクリレ
ートが98%であり、得られた重合体の平均分子量は2
万であった。その後、減圧下溶媒を留去することにより
比較重合体(1)を得た。
参考例 10 参考例1と同様の反応器にトルエン50部を仕込み、撹
拌下にフラスコ内を窒素置換し、窒素気流下に100℃
に加熱した。その後、窒素気流下に同温度に維持しなが
ら、構造単位(A)を生成する単量体としてメトキシポ
リエチレングリコールアクリレート(1分子当り平均で
8個のエチレンオキシド単位を含むもの、平均分子ff
i/138)2部、構造単位(B)を生成する単m体と
してα−メヂルスチレン(分子ff1l18)98部お
よびトルエン50部からなる単HB体混合溶液を120
分かけて滴下し、同時にもう一方の滴下ロートがら、ア
ゾビスイソブチロニトリル1.0部およびトルエ250
部からなる重合開始剤溶液を180分かけて滴下した。
滴下終了後さらに同温度で60分間維持して重合を完了
させた。この時の各単量体の重合率は、メトキシボリエ
ヂレングリコールアクリレートが98%、α−メチルス
チレンが98%であり、得られた重合体の平均分子量は
3万であった。その後、減圧下溶媒を留去することによ
り比較重合体(2)を得た。
参考例 11 参考例1と同様の反応器にトルエン50部を仕込み、攪
拌下にフラスコ内を窒素置換し、窒素気流下に100℃
に加熱した。その後、窒素気流下に同温度に維持しなが
ら、構造単位(A)を生成する単量体としてn−プロポ
キシポリエチレングリコールメタクリレート(1分子当
り平均で40個のエチレンオキシド単位を含むもの、平
均分子(6)1888)40部、構造単位(A)および
MI#造単位(B)以外の構造単位を生成する単四体と
してメチルアクリレート(分子ff186)60部並び
にトルエン50部からなる単量体混合溶液を120分間
かけて滴下し、同時にもう一方の滴下ロートから、アゾ
ビスイソブチロニトリル1.5部J3よびトルエン50
部からなる重合開始剤溶液を180分か【ノて滴下した
。滴F終r後さらに同温度で60分間維持して重合を完
了させた。この時の各車m体の重合率は、n−プロポキ
シポリエチレングリコールメタクリレートが98%、メ
ヂルアクリレ−1へが99%であり、得られた重合体の
平均分子h1は2万であった。その後、減圧下溶媒を留
去することにより比較重合体(3)を(qた。
参考例 12 参考例1と同様の反応器にトルエン50部を仕込み、撹
拌下にフラスコ内を窒素置換し、窒素気流下に100℃
に加熱した。その後、窒素気流下に同温度に維持しなが
ら、ノニルフェノ主シボリエブレングリコールメタクリ
レ−1−(1分子当り平均で10個のエチレンオキシド
単位を含むbの、平均分子ff1728)20部、構造
単位(B)を生成づる重合体としてブチルメタクリレー
ト(分子量142)80部およびトルエン50部からな
る単量体混合溶液を120分かけて滴下し、同時にもう
一方の滴下ロートから、アゾビスイソブチロニトリル1
.5部およびトルエン50部からなる重合開始剤溶液を
180分かけて滴下した。滴下終了後さらに同温度で6
0分間維持して重合を完了させた。この時の各単量体の
重合率は、ノニルフェノキシポリエチレングリコールア
クリレートが97%、ブチルメタクリレートが99%で
あり、得られた重合体の平均分子量は1,5万であった
その後、減圧下溶媒を留去することにより比較重合体(
4)を1qた。
実施例 1〜8 参考例1〜8で得られた重合体(1)〜(8)のそれぞ
れを乳化剤として用いて、以下の方法によりエマルシコ
ンを調製し、その静置安定性を評価した。
200mビーカーにトルエン60部、水60部および重
合体(1)〜 (8)のそれぞれを第1表の乳化剤添加
量となるように所定量とり、常温で10分間混合しエマ
ルションを調製した。なお、混合はホモミキサーを用い
、5.00Orpmで行なった。
得られたエマルションをそれぞれ25m1の栓および目
盛付試験管に20部とり、常温で静置し、静置後3時間
、1日、3日、10日、J3よび30日経過後の上層(
トルエン層)および下層(水層)の分離状況を経時的に
測定することにより、エマルションの静置安定性を評価
した。なお評価基準は次のとおりとした。(ただし、分
離した層のvo1%は、上層および下層のそれぞれの乳
化前の容量に対するvo1%を示す。) ◎:分Il1層3vo1%未満 O:分離JiJ73VOI%以、hlOvo1%未満Δ
:分離110vo1%以上3Qvo1%未満×:分離層
30vo1%以上 各実施例において使用した乳化剤、その添加量および得
られたエマルションの静置安定性の経時的な評価結果を
第1表に示した。
比較例 1〜6 参考例9〜12で得られた比較重合体(1)〜(4)、
従来品(八)としてHL Bが7.5のポリオキジエチ
レンノニルフェニルエーテル、従来品(8)としてHL
Bが4.3のソルビタンモノオレイン酸エステルをそれ
ぞれ乳化剤として用いた以外は実施例1と同様の方法で
エマルションを調製し、得られたエマルションの静置安
定性を実施例1と同様の方法で評価した。使用した乳化
剤、その添加量および評価結果を第1表に示した。
実施例 9〜16 実施例1において、乳化剤として重合体(1)−・(1
)のいずれかをそれぞれ用い、油分としてケロシン、流
動パラフィン、アクリル酸エチルまたは1.1.1−ト
リクロルエタンを用いた以外は、実施例1と同様の方法
でエマルションを調製し、得られたエマルションの静置
安定性を評価した。
各実施例において使用した油の種類、乳化剤、その添加
酵および評価結果を第2表に示した。
なお、1.1.1−トリクロルエタンを用いた場合は上
層が水層であり、下層が油層であった。
比較例 7〜10 実施例1において、乳化剤どし一ζ−tl較例1〜6で
用いた中のいずれかをそれぞれ用い、油分としてケロシ
ンまたは1.1.1−トリクロルエタンを用いた以外は
実施例1と同様の方法でエマルションを調製し、得られ
たエマルションの静置安定性を評価した。評価結果を第
2表に示した。
実施例 17〜20 実施例1において、乳化剤として重合体(5)、(6)
または(7)をそれぞれ1.2部、油分としてトルエン
またはケロシンを用い、油分を36部、水を84部とし
、水と油の比率を70/30!f!ffl比とした以外
は実流例1と同様の方法でエマルションを調製し、得ら
れたエマルションの型を、電気伝導度法で測定した。そ
の結果いずれも水が液滴化し、油中水型エマルションと
なっていることが明らかであった。さらに、得られたエ
マルションの静置安定性を実施例1と同様の方法で評価
した。
評価結果を第3表に示した。
比較例 11〜14 実施例1において、乳化剤として従来品(八)としてH
LBが7.5のポリオキシエチレンノニルフ工二ルエー
テルまたは従来品(B)として1−ILBが4.3のソ
ルビタンモノオレイン酸エステルをそれぞれ3.7部、
油分としてトルエンまたはケロシンを用い、油分を36
部、水を84部とした以外は実施例1と同様の方法でエ
マルションを調製し、得られたエマルションの静置安定
性を、実施例1と同様の方法で評価した。評価結果を第
3表に示した。
実施例 21〜23 実施例2.4および6と同様の方法でエマルションを調
製し、得られたエマルションをそれぞれ60℃で静置し
、実施例1と同様の方法で静間安定性を評価した。ただ
し、評価は3時間後、1日後および10日後に行なった
。評価結果を第4表に示した。
比較例 15〜16 比較例5および6と同様の方法でエマルションを[iし
、得られたエマルションのそれぞれを実施例21と同様
の方法で静置し、静置安定性を評価した。評価結果を第
4表に示した。
実施例 24〜26 実施例2.4および6と同様の方法でそれぞれエマルシ
ョンを調製し、得られたエマルシコンを一10℃の冷凍
庫で24時間放置後、常温に戻りことによって凍結・融
解処理を行なった。
その後、実施例21と同様の方法でエマルシコンの静置
安定性を評価した。評価結果を第5表に示した。
比較例 17〜18 比較例5および6と同様の方法でそれぞれエマルション
を調製し、得られたエマルシコンを実施例24と同様の
方法で、凍結・融解処理を行なった。これらのエマルシ
ョンはいずれも、凍結・融解処理によりエマルションの
破壊が生じた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし式中、R^1は水素またはメチル基であり、X
    は全アルキレンオキシド残基の合計重量に対して50重
    量%以上のエチレンオキシド残基を含んでなる炭素数2
    〜4のアルキレンオキシド残基、nは3〜300の数で
    あり、R^2は水素、炭素数1〜3のアルキル基または
    炭素数2〜5の不飽和結合を有する有機基を示す。)で
    表わされる構造単位(A)の少なくとも1種と 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) {ただし式中、R^3は水素またはメチル基であり、R
    ^4は炭素数4〜30のアルキル基、アルケニル基、ア
    リール基、アラルキル基、環状アルキル基、環状アルケ
    ニル基または −COOR^5(ただし、R^5は炭素数4〜30のア
    ルキル基、アルケニル基、アリール基、アラルキル基、
    環状アルキル基または 環状アルケニル基を示す。)}で表わされる構造単位(
    B)の少なくとも1種とを含有し、構造単位(A)の含
    有量が3〜55重量%、構造単位(B)の含有量が97
    〜45重量%、構造単位(A)と構造単位(B)との合
    計含有量が70重量%以上の範囲であり、かつ平均分子
    量が1,000〜50万の範囲である重合体(C)より
    なる高分子乳化剤の存在下に水性液状成分および油性液
    状成分を混合することを特徴とする油中水型エマルショ
    ンの製造法。 2、水性液状成分および油性液状成分の混合割合が前者
    50〜80重量%および後者20〜50重量%の範囲で
    ある請求項1記載の油中水型エマルションの製造法。 3、重合体(C)の存在量がエマルションの全量に対し
    て0.1〜3重量%の範囲である請求項1または2記載
    の油中水型エマルションの製造法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007509716A (ja) * 2003-10-29 2007-04-19 ジェンティス インコーポレイテッド 組織工学用の重合可能なエマルション
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