JPH0129702Y2 - - Google Patents

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JPH0129702Y2
JPH0129702Y2 JP1984017956U JP1795684U JPH0129702Y2 JP H0129702 Y2 JPH0129702 Y2 JP H0129702Y2 JP 1984017956 U JP1984017956 U JP 1984017956U JP 1795684 U JP1795684 U JP 1795684U JP H0129702 Y2 JPH0129702 Y2 JP H0129702Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、流体機器等の液圧回路の圧力が所定
値に達したことを検知する圧力スイツチに関す
る。本出願入は、先にこの種のものとして、内部
に貫通孔を形成され導電材料からなる本体と、該
本体と絶縁して前記貫通孔の一端側に一部が外部
に突出するように固定される端子部材と、前記本
体と絶縁して前記貫通孔の他端側に一部が外部に
突出するように移動自在に配設される受圧部材
と、該受圧部材と前記本体との間に張設され検出
圧力に対応する張力をもつ圧縮ばねと、前記端子
部材と前記受圧部材との間に両者から絶縁してか
つ前記本体とは導通して設けられる固定子と、該
固定子に当離可能に勝つ前記端子部材に導通して
前記受圧部材に対向して配設され当該受圧部材の
移動に応じて移動可能な可動子とを備えたものを
提案した。
ところが、以上のものでは、受圧部材が液圧を
受圧して圧縮ばねに抗して移動する際、或いは、
液圧の変化により圧縮ばねの付勢力により移動す
る際、密封部材により密封してはいるものの摺動
面間より若干滲出するなどの現象が生じ、圧力ス
イツチ内部に作動液が侵入してくる。こうして侵
入した作動液は、特に、圧力スイツチの天地を逆
にして使用する場合に、接点まで移動し、これが
接点を腐食させるという問題を発生させる。
また、スイツチ内部に侵入した作動液が導電性
がある場合には受圧部材と連動部材との間で電気
的腐食を生じさせること、更には、圧縮ばねの偏
荷重が連動部材から受圧部材に作用することによ
り受圧部材の移動がこじりを生ずることなどによ
つて、受圧部材等の耐久性が低下するといつた問
題がある。
本考案は、以上の問題に鑑みて成され、作動液
の侵入などによる耐久性低下を防止できるように
した圧力スイツチを提供することを目的とし、こ
の目的を達成するために、前記可動子と前記受圧
部材との間に当該受圧部材とともに移動可能であ
りアルミニウム材料から形成して陽極酸化処理を
施した連動部材を配設し、この連動部材の一端側
を前記可動子と移動可能に当接可能と成し、他端
側に前記受圧部材の端部が嵌合する凹所を形成
し、該凹所の底部の平坦面と前記受圧部材の球状
端部とを当接可能にしたものである。
これにより、受圧部材の密封部材との間から作
動液が侵入したとしてもこの作動液が前記凹所内
にとどまり、接点まで移動して接点の腐食を防止
し、上下方向いずれの方向に設けても長期間にわ
たつて正常な作動を行なわせることができるこ
と、連動部材には陽極酸化処理による絶縁層が形
成されるので連動部材と受圧部材との間で仮に作
動液が介在しても電気的な腐食を防止できるこ
と、連動部材と受圧部材との当接が平坦面と球面
とで行なわれるため両者間で偏荷重による摺動が
可能であり、ばねの偏荷重が受圧部材まで作用す
ることが防止されること、といつた効果を奏する
ものである。
以下図例に基づき本考案の圧力スイツチについ
て詳説する。
第1図は、本考案の一実施例である圧力スイツ
チの正断面図である。
図において、圧力スイツチは、全体として1で
示されており、このスイツチ1は、測定対象機器
にOリング2により密に取付けられる本体3を有
し、この本体3は、測定対象機器に電気的に導通
している。2aはバツクアツプリングである。本
体3は、上下方向に貫通した段付孔4を有し、こ
の段付孔4は下方に向つて順次大径となつてい
る。
段付孔4の上端小径孔部分には、合成樹脂製の
スリーブ5を介在して端子部材6が嵌合してあ
り、端子部材6の上端は外部に突出して図示しな
いコネクタが接続されるようになつている。これ
らの端子部材6とスリーブ5とはその拡大径部8
及び7を取付孔4の段部9に係合させて抜止めさ
れているが、端子部材6の拡大径部8と段付孔4
内面との間には水侵入防止用のOリング10を装
着してある。Oリング10は、スリーブ5の拡大
径部7と、これに対向して配置される絶縁材料
(合成樹脂)から成るスペーサ11との間に位置
決めされており、スペーサ11は筒状の開口端を
端子部材6の拡大径部8に嵌合し外周を段付孔4
に嵌合してあり、端子部材6を本体3からスリー
ブ5と共働して絶縁状態に位置付けている。
また、端子部材6の下端側には段付孔4の内方
に向かつて開口する凹所12が設けてあり、この
凹所12に、接点の一方側である可動子13の端
部と凹所12低部との間に張力が比較的小さいば
ね14が張設してあり、こうした可動子13は、
ばね14を介して或いは直接端子部材6と導通し
てある。
可動子13の拡大頭部15は、スペーサ11に
隣接して段付孔4内に本体3と導通して配設さ
れ、接点の他方側であるばね受け16の中央孔部
17に当接可能に成してあり、両者の当接によつ
て電気回路は閉となり、離間によつて開となる。
段付孔4の開口端には、筒状の蓋部材18が密
に固着してあり、この蓋部材18の中央の孔19
に移動自在に嵌合して円柱状の受圧部材21が配
設してある。この受圧部材21の内端は、段付孔
4内に移動自在に挿入したばね受け20の凹所
20aの低部に球面を介して当接してあり、ばね受
け20の鍔部22と前述のばね受け16との間に
は、目的とする測定圧力に対応する予負荷をもつ
圧縮ばね23が張設してある。受圧部材21とば
ね受け20とはともにアルミニウム材料から目的
とする形状にされた後陽極酸化処理を施して形成
され、必要に応じて封孔処理を施される。ばね受
け20の上端の小径部24は、可動子13と対向
してばね受け16の中央孔部17に進退自在に嵌
合し、ばね受け20の鍔部22が蓋部材18に当
接する図示の位置で可動子13と離れており、受
圧部材21の上方への移動に応じて可動子13と
当接しその後一体的に移動して可動子13をばね
受け16から離間させることができるようにして
いる。また、受圧部材21は、ばね受け20に当
接しかつばね受け20が蓋部材18に当接する図
示の状態で、蓋部材18より所定値だけ突出する
ようにされているとともに、可動子13との間に
この突出量よりも小さい空隙を形成するようにさ
れている。また、受圧部材21は、測定すべき液
圧回路内の圧力を直接受圧するようにされてお
り、孔19との間にバツクアツプリング25、O
リング26、抜止め27からなる密封装置が設け
てあり、当該受圧部材21が最大限移動したとき
(ばね受け16,20同士が当接するまで移動す
る。)にも密封されるようにしている。
なお、接点となる可動子13、ばね受け16の
互いに接触し合う部分及び必要な部所は、耐久性
をもたせるため、銀・金などの材料をコーテイン
グしてある。こうした構成の圧力スイツチ1の作
用について以下に記す。
測定対象圧力は、受圧部材21の受圧面積と、
ばね23の予負荷とにより決定されるが、この圧
力よりも低い圧力のときには、圧力スイツチ1は
図示の位置にある。すなわち、ばね23の予負荷
によりばね受け20の鍔部22が蓋部材18に当
接して可動子13とばね受け2とが離れ、従つて
可動子13がばね14の張力によりばね受け16
に当接して電気回路を閉としている。
その後、圧力が上昇して測定対象圧力に達する
と、受圧部材21がばね23の予負荷に勝つて上
方に移動し、ばね受け20が可動子13に当接す
る。次いで受圧部材21とばね受け20とが更に
上昇すると、可動子13がばね受け16から離
れ、電気回路は開となり、測定対象圧力に達した
ことが検知される。
この検知後、圧力が低下して測定対象圧力より
も低くなると、画部材がばね14,23の付勢力
により下降し、図示の状態へと戻り、可動子13
がばね受け16に当接するので電気回路は閉とな
る。
このように作用するのであるが、上述の実施例
によれば以下の如き効果を奏する。
圧力スイツチ1を、端子部材6を上方に向けて
配設して用いる場合には、受圧部材21と密封部
材26との間からニジミなどによつて作動液が段
付孔4内に侵入しても、接点であるばね受け1
6、可動子13付着するまで自重で移動しない
が、上下を逆にして用いる場合には、自重で移動
してゆく、図例の場合、受圧部材21の半分程度
が凹所20aに嵌合しており、受圧部材21の表
面に沿つて作動液が移動しても凹所20a内にと
どめることができ、接点まで移動するのを防止で
きる。
また、受圧部材21は、可動子13とばね受け
20との間の隙間より大きく外方に突出している
ので、使用前に検知機能の確認を容易に行える。
更に、受圧部材21とばね受け02とが、凹所
20a底面に対して球面接触させているので、偏
心、倒れなどがあつても吸収でき、作動の確実性
を向上する。
以上の説明から明らかな如く、図例によれば
種々の効果を奏しているが、本考案は、図例に限
定されることなく実施可能である。
例えば、可動子、ばね受け等の形状は、必要に
応じて変更することが可能であり、また、電気回
路の形成路も変更できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例である圧力スイツ
チの正断面図である。 1……圧力スイツチ、13……可動子、20…
…ばね受け、20a……凹所、21……受圧部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に貫通孔を形成され導電材料からなる本体
    と、該本体と絶縁して前記貫通孔の一端側に一部
    が外部に突出するように固定される端子部材と、
    前記本体と絶縁して前記貫通孔の他端側に一部が
    外部に突出するように移動自在に配設される受圧
    部材と、該受圧部材と前記本体との間に張設され
    検出圧力に対応する張力をもつ圧縮ばねと、前記
    端子部材と前記受圧部材との間に両者から絶縁し
    てかつ前記本体とは導通して設けられる固定子
    と、該固定子に当離可能にかつ前記端子部材に導
    通して前記受圧部材に対向して配設され当該受圧
    部材の移動に応じて移動可能な可動子とを備えた
    圧力スイツチにおいて、前記可動子と前記受圧部
    材との間に当該受圧部材とともに移動可能であり
    アルミニウム材料から形成して陽極酸化処理を施
    した連動部材を配設し、この連動部材の一端側を
    前記可動子と移動可能に当接可能と成し、他端側
    に前記受圧部材の端部が嵌合する凹所を形成し、
    該凹所の底部の平坦面と前記受圧部材の球状端部
    とを当接可能にした圧力スイツチ。
JP1795684U 1984-02-10 1984-02-10 圧力スイツチ Granted JPS60130540U (ja)

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JP1795684U JPS60130540U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 圧力スイツチ

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JP1795684U JPS60130540U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 圧力スイツチ

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JPS60130540U JPS60130540U (ja) 1985-09-02
JPH0129702Y2 true JPH0129702Y2 (ja) 1989-09-11

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4912952A (ja) * 1972-05-16 1974-02-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4912952A (ja) * 1972-05-16 1974-02-04

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JPS60130540U (ja) 1985-09-02

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