JPH01297028A - 便座消毒方法及び消毒装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は便器の便座を消毒する便座消毒方法及び消毒装
置に間するものである。

（従来の技術） 従来において公衆トイレ等の便座に座る場合皮膚が便座
に直接接触して不衛生であることからこれの防・正のた
め便座表面に紙を自動的に敷く装置がある。

しかしこの装置では紙が破れる危険があるのみならず装
置が大がかりで高くつく。

一方消毒液を紙につけて使用者が便座を拭く方法もある
がこの方法は面倒で一般的ではない。

（発明が解決しようとする課題〉 本発明は以上の従来の問題を解決し便座を容易に消毒出
来る便座消毒方法及び消毒装置の提供を目的とする。

（課題を解決するための手段） 本発明は以上の目的達成のために １０便座蓋の裏面にノズル体を装着し便座蓋が閉じられ
乃至わずかに開かれた際に該ノズル体から消毒液を便座
の上面に噴霧する便座消毒方法２、便座蓋の後端部の裏
面に固定された装置本体と、該装置本体の前部に装着さ
れその先端にノズル孔が設けられたノズル体と、該ノズ
ル体内に形成され前記ノズル孔と連通ずるノズル先端室
と、該ノズル先端室内において室内に設けられた座面に
ばねでその先端が突き当てられ摺動可能に突出するバイ
ブと、該バイブの後端が接続された消毒液供給手段と、
前記バイブの後方引っ張り手段とからなる便座消毒装置 ３、バイブの後方引っ張り手段として便座蓋が開かれる
に従って便座の後端部に倣う倣いレバーを用いた特許請
求の範囲第２項記載の便座消毒装置４、バイブの後方引
っ張り手段として電磁ソレノイドを用いた特許請求の範
囲第２項記載の便座消毒装置 を提案するものである。

（作用） （１）本発明の消毒方法は特許請求の範囲第１項に記載
した構成であり、特に便座蓋が閉じられ乃至わずかに閏
かれた際に便座蓋の裏面のノズル体から消毒液が噴霧さ
れるため消毒液は便座蓋と便座の間の狭い空間に充満し
十分な消毒が可能となる。

（２）本発明の消毒装置は特許請求の範囲第２項乃至第
４項に記載した構成であり、特に消毒液を導くバイブ自
体を後方に引っ張って消毒液を噴霧させるため構造が単
純となり腐食性のある雰囲気で長期間使用に耐えられる
。

（実施例） 以下本発明の便座消毒方法及び消毒装置を図面に示す実
施例に従い説明する。

第１図及び第２図は本発明の消毒装置を便器と共に示し
、該便器は便座蓋（１）及び便座（２）を有する。

前記便座蓋（１）の後端部の裏面には本発明の装＠（３
）の装置本体（４）が固定される。

該装置本体（４）の前部には先端にノズル孔（１３）が
設けられたノズル体（８）が装着される。

該ノズル体（８）内には前記ノズル孔（１３）と連通す
るノズル先端室（１２）が形成される。

該ノズル先端室（１２）内には室内に設けられた座面（
１１）にばね（１５）でその先端が突き当てられるバイ
ブ（ｌＯ）が摺動可能に突出する。

該バイブ（ｌＯ）の後端は可撓性のチューブ（９ａ）に
より消毒液供給手段（９）に接続される。

該消毒液供給手段（９）は例えば塩化ベルザルコニウム
０．１％を付加した変成アルコール液をブタンガス圧（
１０ｋｇ／ｃ■２）で供給する容器が用いられる。

次に前記装置本体（４）の後部には倣いレバー（５）が
回動可能に装着される。

該倣いレバー（５）ばばね（１６）の力によりその下端
部（５ａ）が便座（２）の後端部（２ａ）に押し付けら
れ便座蓋（１）の開閉動作に従って後端部（２ａ）に倣
うものである。

倣いレバー（５）の上端部（５ｂ）は中継レバー（６）
を介してバイブ（１０）に接続される。

すなわち倣いレバー（５）の倣い動作が中継レバー（６
）を介してバイブ（１０）の係止片（７）に伝えられば
ね（１６）の力によりバイブ（１０）ばばね（１５）に
抗して後方に引っ張られるのである。

このバイブ（ｌＯ）の後方への引っ張りは倣いレバー（
５）が便座（２）の後端部り２ａ）から解放された時の
み行われる様に倣いレバー（５）の上端部（５ｂ）と中
継レバー（６）の係合関係が調整される。

以上の実施例に示した本発明の便座消毒装置の作用は次
の通り。

すなわち便座蓋（１）が図示の様に閉じられた状態では
倣いレバー（５）はその下端部（５ａ）が便座（２）の
後端部（２ａ）に押されている。

このためバイブ（ｌＯ）ばばね（１５）により座面（１
１）にその先端が突き当てられ閉じられている。

これにより消毒液供給手段（９）からの消毒液は座面（
１１）において流れが止められノズル孔（１３）には到
らない。

次に便座蓋（１）が開かれていくと倣いレバー（５）の
下端部（５ａ）は便座（２）の後端部（２ａ）から解放
される。

これにより倣いレバー（５）はばね（１６）の力により
回動され中継レバー（６）を介してバイブ（１０）を後
方に引っ張る。

これによりバイブ（ｌＯ）の先端は座面（１１）から離
れ消毒液はノズル先端室（１２）へと流れノズル孔（１
３）から噴霧される。

すなわち便座蓋（１）がわずかに開かれた位置でノズル
孔（１３）から消毒液が便座（２）の上面に噴霧される
ことになる。

これにより便座（２）は消毒されて使用に供せられるの
である。

噴霧は倣いレバー（５）が便座（２）の後端部（２ａ）
から解放され中継レバー（６）を蹴る瞬間のみ行われる
。

次に便座蓋（１）が開かれた位置から元に戻される際に
は倣いレバー（５）は前述とは逆方向に回動し中継レバ
ー（６）を逆方向に押す が逆方向の動きはバイブ（１０）に伝わらず従ってバイ
ブ（ｌＯ）は何ら影響を受けることなく静止状態を維持
する。

本発明の便座消毒装置は以上に示した実施例以外に次の
構成にしてもよい。

すなわち以上の実施例においてはばね（１６）、倣いレ
バー（５）、中継レバー（６）及Ｕ係止片（７）によっ
てバイブ（１０）を後方に便座蓋（１）が開かれる際に
引っ張っていた。

しかしながらこれらはバイブ（１０）の後方引っ張り手
段としてのひとつの実施例である。

例えば便座蓋（１）の間開と無関係にバイブ（１０）を
手作業で引っ張る様に構成してもよい。

更に電磁ソレノイドによりバイブ（ｌＯ）を後方に引っ
張る様に構成してもよい。

次に本発明の消毒方法であるがこれは便座蓋（１）の裏
面にノズル体（８）を装着し便座蓋（１）が閉じられ乃
至わずかに開かれた際に該ノズル体（８）から消毒液を
便座（２）の上面に噴霧、する方法である。

（発明の効果） 本発明の便座消毒方法及び消毒装置の実施例は以上の通
りでありその効果を次に列記する。

（１）本発明の消毒方法は特許請求の範囲第１項に記載
した構成であり、特に便座蓋が閉じられ乃至わずかに開
かれた際に便座蓋の裏面のノズル体から消毒液が噴霧さ
れるため消毒液は便座蓋と便座の閑の狭い空間に充満し
十分な消毒が可能となる。

（２）本発明の消毒装置は特許請求の範囲至第４項に記
載した構成であり、特に消毒液を導くバイブ自体を後方
に引っ張って消毒液を噴霧させるため構造が単純となり
腐食性のある雰囲気で長期間使用に耐えられる。

【図面の簡単な説明】

第ｌ図は本発明の装置の平面図 第２図は同上装置の側面図 ｌ：便座蓋　　　　　　１ａ：蓋軸 ２：便座　　　　　　　２ａ：後端部 ３：装置　　　　　　　４：装置本体 ５：倣いレバー　　　　５ａ：下端部 ５ｂ＝上端部　　　　　６：中継レバー７：係止片　　
　　　　８：ノズル体 ９：消毒液供給手段　　９ａ：チューブｌＯ：バイブ　
　　　　ｌｌ：座面 ｌ２：ノズル先端室　　ｌ３：ノズル孔ｌ４：鍔　　　
　　　　１５：ばね ｌＯ：ばね　　　　　　ｌｌ：ばね

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、便座蓋の裏面にノズル体を装着し便座蓋が閉じられ
   乃至わずかに開かれた際に該ノズル体から消毒液を便座
   の上面に噴霧する便座消毒方法 ２、便座蓋の後端部の裏面に固定された装置本体と、該
   装置本体の前部に装着されその先端にノズル孔が設けら
   れたノズル体と、該ノズル体内に形成され前記ノズル孔
   と連通するノズル先端室と、該ノズル先端室内において
   室内に設けられた座面にばねでその先端が突き当てられ
   摺動可能に突出するパイプと、該パイプの後端が接続さ
   れた消毒液供給手段と、前記パイプの後方引っ張り手段
   とからなる便座消毒装置 ３、バイブの後方引っ張り手段として便座蓋が開かれる
   に従って便座の後端部に倣う倣いレバーを用いた特許請
   求の範囲第２項記載の便座消毒装置４、パイプの後方引
   っ張り手段として電磁ソレノイドを用いた特許請求の範
   囲第２項記載の便座消毒装置