JPH01295838A - 複合コルゲート体の製造方法並びに製造装置 - Google Patents

複合コルゲート体の製造方法並びに製造装置

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JPH01295838A
JPH01295838A JP12598188A JP12598188A JPH01295838A JP H01295838 A JPH01295838 A JP H01295838A JP 12598188 A JP12598188 A JP 12598188A JP 12598188 A JP12598188 A JP 12598188A JP H01295838 A JPH01295838 A JP H01295838A
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JP
Japan
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corrugated
meandering
roller
sheet material
forming
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JP12598188A
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Inventor
Hiroo Ichikawa
博夫 市川
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SEIBU HIYATSUKATEN KK
Tomoku KK
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SEIBU HIYATSUKATEN KK
Tomoku KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31FMECHANICAL WORKING OR DEFORMATION OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31F1/00Mechanical deformation without removing material, e.g. in combination with laminating
    • B31F1/12Crêping
    • B31F1/128Making paper elastic in all directions, other than by crêping

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、被加工シート材に垂直方向の山部と谷部と
を交互に施してコルゲート条列を形成するとともに、こ
のコルゲート条列を平面的に蛇行させて強化コルゲート
体の少なくとも片方の面に平板ライナーを接着してなる
複合コルゲート体の製造方法並びに製造装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、この種の複合コルゲート体としては、米国特許第
2,963.128号明細書に示すように、シート材の
垂直方向に山部と谷部とを交互に施してコルゲート条列
12′を形成するとともに、これをジグザグ状に配列し
て強化コルゲート体11′を形成しく第20図参照)、
この強化コルゲート体の両面に平板ライナーを接着した
複合コルゲート体が提案されている。
上記のような複合コルゲート体における強化コルゲート
体を製造するには、第21図に示すような成形されるコ
ルゲート条列に対応した凹凸面(蛇行条鋼型条列2′)
を有する一対のフォーミングローラ1′間に被加工シー
ト材を供給してプレス形成するローラフォーミング法が
最も高速かつ経済的にして実用的な方法とされている。
しかしながら、上記米国特許に示されたような強化コル
ゲート体11′を紙や金属などのようにほとんど延伸性
を有しない被加工シート材を用いてローラフォーミング
法で形成する場合、この被加工シート材はジグザグ状の
角付屈曲部17′。
18′付近がフォーミングローラ1′の歯型頂部の角付
突起部5′により面外から加圧せしめられつつ所定の角
付形状に形成されることになり、その屈曲部付近におけ
る引張応力の集中が他の部位のそれよりも著しくかつ急
激であるため、シート材の面内歪み変形を引き起こし、
ついには歪み限界を越えてシート材の破断に至ることが
多い。
また、ローラフォーミング法でこのジグザグ状コルゲー
ト体を加工する場合、被加工シート材はコルゲート条列
の軸直交方向に多量かつ急激な段線りを不可欠とするが
、フォーミングローラ1′のジグザグ状の歯型頂部の屈
曲部を角付突起とするため、上記シートが上記歯型上に
おける円滑なる摺動を妨げられ、所定の段線りが行われ
ずしてコルゲート体の条列に平行線状となるような引裂
破損を各斜壁面上に引き起こすことが多々あった。
また、このローラフォーミング法でジグザグ状コルゲー
ト条列12′を形成する場合、この被加工シート材はコ
ルゲート条列の軸直交方向だけでなくその軸方向(長手
方向)にも段線りを不可欠とされ、特にその段線りに際
して段線量のの微調整のために歯型頂部の噛み合い時に
シートの軸方向への微小なる移動が円滑に行わなければ
ならないが、ジグザグ状コルゲートを形成するためのフ
ォーミングローラの歯型の角付屈曲突起部により、その
円滑な移動が妨げられ上記段線りが充分におこなわれ得
ない。その結果、コルゲート条列の軸直交方向にシート
の引き裂き破損と余剰皺が発生せしめられる。
上記いずれのトラブルもローラフォーミングを高速に行
った場合には不可避的に発生し、この様なジグザグ状コ
ルゲート条列を有する複合コルゲート体の実用化は不可
能とされていた。
一方、この様な米国特許の問題点を解決するものとして
特公昭54−23035号に係る複合コルゲート体が提
案されている。
この公知の複合コルゲート体では、第22図に示すよう
な構造のフォーミングローラ1″を用い、垂直方向に台
形状の波頭及び波底を交互に施してコルゲート条列12
″を形成し、さらにこのコルゲート条列12″を平面波
形に蛇行させて強化コルゲート体11″を形成しく第2
3図参照)、この強化コルゲート体の両面に平板ライナ
ーを接着したものを開示されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、特公昭54−23035号に示されたコ
ルゲート体ではその強化コルゲート体11″を比較的肉
厚で圧延或いは延伸可能なシート材から形成する必要が
あり、形成された強化コルゲート体の斜壁面15″は水
平な頂部13″・14″底部に比べてその母線方向に2
0〜30%引き延ばされてしまい、著しい偏肉となって
しまう。
さらに、シート材が予め幅方向(フォーミングローラの
軸方向)に幅寄せられないままでローラに供給されるた
め、ローラフォーミング過程にある幅寄せ変形に伴なう
歯型条列上にシート材の滑動量が大きく、その結果シー
ト材の幅方向にも延伸変形しく12%以上)、その方向
にも引き裂き損傷を起こすおそれがある。
このため、紙のようにほとんど延伸性を有しないシート
材を用いた場合には、斜壁面において破断してしまう。
また、この部分において強度低下が著しいものとなって
しまう。
また、コルゲート条列12″の頂◆底部13”。
14′!が幅広の台形状に形成されているため、構造的
に重要な部位における歪み変形並びにそれに伴なう材質
損傷が著しく材質強度の大幅な低下を余儀無くされてし
まう。
さらに、この複合コルゲート体のコルゲート条列12″
を平面的に見た場合に、隣接するコルゲート条列の波形
に蛇行した頂部13”(稜線部)が相互にその間隔りを
大としており、またその頂部13″の蛇行形の振幅りが
上記間隔に比して極めて小であるため、隣接する条列の
蛇行形が相互に組み込まれ、その重合する度合いを著し
く微小としている。このため、このコルゲート条列に接
着された平板ライナーはこのコルゲート条列間において
折れ曲がりやすく、特に条列の軸直交方向の面外曲げ強
度は極めて小さいものとなっていた。
さらにまた、頂部13″が幅広の台形状とされることに
よりシート材の幅方向への滑動を妨げる摩擦抵抗が著し
く、シート材の破断が発生しやすいため、フォーミング
ローラの回転スピードを上げることができず、量産に見
合った高い生産性を期待することができないなどの種々
の問題を有していた。
一方、上記したごと(被加工シート材にコルゲート条列
を形成するためには、その被加工シート材を、所定の凹
凸が周面に形成された一対のフォーミングローラ間に通
過させ、そこにおいてプレス加工するのであるが、上述
のごとく20%以上も被加工シート材を延伸させるため
には、その被加工シート材にかける加圧量を非常に大き
なものとする必要がある。従って、一対のローラ間の間
隔(ギャップ)は被加工シート材の肉厚と路間−あるい
はそれ以下、すなわち実質的にギャップは零としなけれ
ばならない。その結果、ローラに形成した凹凸の歯型相
互に超精密なるマツチングが要求され、ローラの成形が
非常に煩雑なものとなり、その製作も極めて多大なもの
となる。そして、そのようにして成形したローラを実際
に使用すると、噛み合い時に非常に大きな騒音並びに振
動を生じる。しかも、常時比較的強い力で両ローラが圧
接しているため、その磨耗が激しく耐久性に乏しいと言
う種々の問題も有する。特に、塑性変形をしない紙をシ
ート材に用いた場合には、一端ローラにて形成したコル
ゲート条列がローラ通過後展開されて元の平坦なシート
状に復帰しようとするのを防止するため、ローラ間にて
被加工シート材を非常に強い力でプレスし、きちんと型
付けをする必要があり、上記した問題は顕著となる。
本発明は上記した種々の問題点に鑑みてなされたもので
、その第1の目的は、紙のように延伸性の極めて乏しい
シート材からローラフォーミングによりなめらかな平面
波形状に蛇行したコルゲート条列を有する強化コルゲー
ト体を形成加工するとともにこの強化コルゲート体を用
いて特に面外圧縮強度、及び面外曲げ強度の高い優れた
構造強度を有する強化複合コルゲート体を製造する方法
を提供するにある。
また、本発明の第2の目的は、コルゲート条列を有する
強化コルゲート体の少なくとも片面に平板ライナーを接
着形成された複合コルゲート体を一連の工程で確実かつ
正確に製造することのできる製造方法を提供するにある
また本発明の第3の目的は、上記した各複合コルゲート
体の製造方法を実施するための好適な製造装置を提供す
るにある。
(課題を解決するための手段) 上記した目的を達成するため、製造方法の発明では、紙
からなる被加工シート材を周面上に凹凸状の蛇行状歯形
条列の形成されるとともに所定のローラギャップをおい
て配設された一対のフォーミングローラ間に通過させて
、該被加工シート材に垂直方向の山部と谷部とを交互に
施してコルゲート条列を形成するとともに平面波形に蛇
行させて蛇行状のコルゲート条列を成形して強化コルゲ
ート体を形成し、次いで、該強化コルゲート体を一定期
間該フォーミングローラに吸着させながら移動するとと
もに該コルゲート体条列の少なくとも一方の面に平板ラ
イナーを接着するようにした。
上記第1の発明を有効に実施するための製造装置の発明
では、紙からなる被加工シート材の搬送路を横切るとと
もに所定のローラギャップをおいて一対のフォーミング
ローラを配設し、該フォーミングローラの各々にはその
周面の一方向に沿って山部と谷部とを交互に形成すると
ともに該一方向と交叉する方向に沿って該山部と谷部を
波形に蛇行させて蛇行状歯型条列を形成するとともに、
該フォーミングローラに該被加工シート材を一定期間離
脱を防止する手段を配設し、該フォーミングローラ間を
通過することによって蛇行状コルゲート条列が形成され
たコルゲート体の少なくとも一方の面に平板ライナーを
接着する手段を設けた。
さらに、前記離脱を防止する手段は、ザンション手段或
いはガイド板を備えてなることが好ましい。
(実 施 例) 以下、本発明の好適な実施例について添付図面を参照に
して説明する。
まず、説明の便宜上、製造装置の一実施例について説明
すると、第1図に示すように、周面に所定の凹凸が形成
された上下一対のフォーミングローラla(詳細は後述
する)の手前側に上下一対の第1〜第3の波付はローラ
20 a −cが配設されいている。この各波付はロー
ラ20 a −cは、フォーミングローラ1aに挿入さ
れる前の被加工シート材01の供給方向に直行状のコル
ゲート条列16を形成してフォーミングローラ1aに通
過する前に幅方向に予め幅寄せを行い、フォーミングロ
ーラ1aにてローラフォーミングされる際に被加工シー
ト材01が幅方向中央部へ急激に幅寄せされて引裂き損
傷を発生するのを防止するためのものである。具体的に
は各ローラの周面上に軸方向に沿って波状凹凸6が形成
されるとともに、各波状凹凸6は円周方向に沿って環状
に形成され、各対をなす上下の波付はローラの波状凹凸
は相互に噛合されるようになっている。そして、フォー
ミングローラ1aから最も離れた第1の波付はローラ2
0aの波状凹凸6は浅く、かつ、波形周期は大であり、
フォーミングローラ1aに近付くにつれて第2.第3の
波付はローラ20b、cに形成される波状凹凸6が深く
、かつ、波形周期が小となっている。また、好ましくは
、第1〜第3の波付はローラ20a−cのローラギャッ
プをフォーミングローラ1aに近付くにつれて順次小と
することである。従って、これら各波付はローラ20 
a % Cを通過する間に被加工シート材o1は、直行
状のコルゲート条列16の凹凸が徐々に深く、かつ、幅
寄せされた後にフォーミングローラla。
la間に供給されることになる。そして、この被加工シ
ート材01がフォーミングローラ1a、la間に供給さ
れる直前において、被加工シート材01に成形されるコ
ルゲート条列16の凹凸の深さとその幅方向の段繰り量
は、フォーミングローラ1aによって被加工シート材に
形成される波形に蛇行したコルゲート条列12が横方向
にそれ以上の段繰りを要しない程度とすることである。
具体的には平板状の被加工シート材001に比べ幅方向
に3〜15%程度の幅寄せがおこなわれることである。
また、上記第1の波付はローラ20aの手前側には、エ
キスパンダローラ21が配設されている。
このエキスパンダローラ21は、平板状の被加工シート
材001の供給方向と略直交する方向に配置され、かつ
、その回転軸が湾曲状となっている。
このように湾曲状にすることにより、第1〜第3の波付
はローラ20 a = cにて直行状のコルゲート条列
16を加工するときに発生する被加工シート材の面内供
給方向に張力の幅方向分布勾配が平坦化され、皺などが
発生せず所定の周期並びに振幅をもった綺麗な直行状の
コルゲート条列16が形成される。
さらに、エキスパンダローラ21の手前側には送りロー
ラ22が配設され、平板状の被加工シート材001を第
1の波付はローラ2Oa側に供給搬送するようになって
いる。
ここで本発明では、上記一対のフォーミングローラ1a
、laが第2図〜第4図に示すような構造となっている
。すなわち、同図に示すように、フォーミングローラ1
aの周面上に円周方向に沿って交互に山部と谷部を波型
に形成するとともに、これらの山・谷部を軸方向に蛇行
させて多数の蛇行状歯型条列2が形成されている。そし
て、本実施例ではこの山部の頂部3と谷部の底部4を、
先鋭化させている。またより具体的には、蛇行状歯型条
列2が以下の規定により決定される寸法により形成され
ている。すなわち、まず、第3図、第4図に示すように
、隣接する蛇行状歯型条列2の間隔(蛇行状歯型条列の
断面波の周期)をL′、この間隔L′に対する蛇行状歯
型条列2の最大噛合深さ(蛇行状歯型条列の断面波の実
質振幅)をH′、蛇行状歯型条列2の平面波形の振幅を
D′、同平面波形の周期をN′とする。そして、実質振
幅率H’ /L’ 、蛇行重合率D’ /L’並びに蛇
行率D’ /N’がそれぞれ以下の数値となることであ
る。
く実質振幅率〉 実質振幅率H’ /L’が大きくなるにつれてその断面
波は、その底面との間になす角が徐々に大きくなって立
上がり、その結果断面波の頂点から垂直下方に加えられ
る面外圧縮力に対する強度は角度に比例して増大すると
言うことができる。そして、H’ /L’が余りにも小
さい時には面外圧縮強度が小さいだけでなく、当然のこ
とながら隣接する蛇行状歯形条列(ひいてはコルゲート
条列)間の間隔が大きくなり、強化コルゲート体を製造
した場合における所定面積の強化コルゲート体に含まれ
るコルゲート条列の数も少なくなる。従って、実用範囲
としてはH’ /L’ ≧0.2とすることである。
く蛇行重合率〉 まず、蛇行重合率を決定するためのL′並びにD′につ
いて考察すると、断面波の周期L′と隣接する山部の頂
点同士の相互距離を意味する。したがって、隣接する山
部の頂部と谷部の底部との距離はL/2となる。したが
って、D<L/2の場合には、蛇行歯形条列2が進む方
向から見ると、隣接する底部は交叉(重合)することが
ない。このことは、このフォーミングローラ1aにてコ
ルゲート体に形成される蛇行状コルゲート条列(詳細は
後述する)が頂部並びに底部の蛇行と概略−致し、しか
も、そのコルゲート体と接着一体化される平板ライナー
との接触箇所が上記頂部並びに底部であることに鑑みれ
ば、側方から見て平板ライナーとコルゲート体とが接着
していない箇所を生じるとになる。即ち、その箇所にお
いて、垂直方向の曲げ強度が低くなるのという問題があ
る。
したがって、蛇行重合率D’ /L’ は、0.5以上
であることがのぞましい。
また、D’ /L’−1,0ということは、側方から見
て隣接する頂部と底部が常に集合していることを意味し
ており、換言すれば、コルゲート体と平板ライナーとが
常に2本(上下2箇所)で接合していることになり、よ
り曲げ強度が高くなる。
したがって、D′/L′≧1.0であることがよりのぞ
ましい。
く蛇行率〉 蛇行率D’ /N’は、蛇行状歯形条列を平面的にみた
場合の曲がり具合を表わすもので、D’ /N′が大き
くなるにつれて、形成されるコルゲート条列が深く(大
きく)蛇行するようになる。そして、より深くなるにつ
れて蛇行波の最大傾斜位置における波の進行方向の水平
線とのなす角が大きくなり、波の進む方向を中心として
左右に折り曲げる場合の曲げ応力が大きくなる。従って
、実用上はD’ /N’ ≧0.15とすることである
さらに、上記構成のフォーミングローラ1aは路間−形
状のものが2個上下に配置され、かつ上下の山・谷部が
相互に噛み合うように配設されている。さらに、第3図
に示すように、両フォーミングローラla、laは、対
向する蛇行状歯型条列2がすべての噛合位置において、
その蛇行状歯型条列2の頂部3と相対する蛇行条列2の
底部4をして、被加工シート材01′を介して相互に接
触ないしは摺動せしめられることのないように、離反さ
れている。すなわち、両フォーミングローラla、la
は、被加工シート材01′の厚さ以上のローラギャップ
Gを常時維持されて噛合するようになっている。また、
第5図に示すように、対向する蛇行状歯型条列2にあっ
てその一方の蛇行状歯型条列2の頂部3と他方の蛇行状
歯型条列2の底部4とが最接近する位置並びにその周辺
においてのみ、相対する蛇行状歯型条列2の頂部3と底
部4をして被加工シート01′を介して相互にごく小範
囲の接触ないしは摺動せしめられるが、その以外のすべ
ての噛合位置において被加工シート材01’ の厚さよ
り大とするローラギャップGが常時維持されるようにし
てもいい。
また、このように、ローラギャップGを一定に保つため
には、図示しないがフォーミングローラla、laの軸
心間の平行間隔を固定するこ゛とが可能となる所定の直
径のギヤ歯車をそのフォーミングローラ1aの両端又は
片端に設けることが好ましい。また軸直交方向にローラ
軸の平行移動とそのローラ軸芯の固定を可能としだ軸芯
可変型のローラ軸受を配設せしめて上記ローラギャップ
Gの適宜調節により蛇行状歯型条列2の実質振幅H′を
変化せしめ、所定の寸法範囲内における任意の振幅Hを
もった強化コルゲート体10を得るようにしても良い。
またさらに対向する蛇行状歯型条列2が相互に所定のロ
ーラギャップGを常に維持するとともに相互に同一回転
角を保ち、ずれをおこすことなく噛合せしめられるよう
に、ギヤ歯車などのバックラッシュ防止装置が配設され
ることが好ましい。
そして、上記構成の一対のフォーミングローラ1a、l
a間を被加工シート材01が通過することにより、第6
図、第7図に示すような所定のコルゲート条列2が形成
された強化コルゲート体10が形成されるのである。
さらに本実施例では、フォーミングローラ1a内にヒー
ター(図示せず)を内蔵させ、ローラフォーミング時に
被加工シート材を加熱できるようになっている。尚、こ
の加熱できる手段としては、ヒーター以外に蒸気や加熱
された油等を循環させる等種々の手段をとることができ
る。また、図示しないが、フォーミングローラ1aに供
給される前に、被加工シート材01が所定の加湿される
ようになっている。すなわち、本発明では被加工シート
材が紙のように面内に延伸性が極端にとぼしいとともに
、半弾性1反塑性の性質をもつ材質から構成されている
ため、単にローラギャップGを維持させた状態で従来と
同様にローラフォーミングしたとしても、フォーミング
ローラ1aを通過後に再び元の状態に戻ろうとしてしま
うため、それを防止している。つまり、第1に加湿によ
り被加工シート材01がやや膨潤せられ、その状態のま
まフォーミングローラla、la間に供給されてローラ
フォーミングされる際に、隣接する蛇行状歯型条列2の
各頂部3上を支点として折曲されるとともに斜壁面15
の母線方向にシート面内約8.0%以下の歪変形を限度
として張力を作用せしめられつつ、蛇行状歯型条列2の
表面からの輻射熱並びに伝導熱により乾燥される。これ
により、コルゲート条列12がその各斜壁面15に張力
−アイロン効果をかけられて、そのシート材質を所定の
緊張状態に固定せられた平面波形状に蛇行する対線織面
(母線方向に直線断面をもち母線直交方向に湾曲断面を
もった一次曲面が一対として隣接してなり位相幾何学的
に平板形状に実質に展開可能であることを特徴とした立
体面)として形成される。その結果、斜壁面15の形状
を固定化されることになり、斜壁面15を対として構成
される蛇行状のコルゲート条列12の頂部13付近にお
けるなめらかな波形とした平面形状及び稜線形などとし
た断面形状がいずれも一義的に定められて形成される。
また、第二に膨潤せられた被加工シート材01が蛇行状
のコルゲート条列12の頂、底部13゜14に相当する
部位においてフォーミングローラ1aに設けられた蛇行
状歯型条列2の頂部3により比較的軽度に加圧せられつ
つ乾燥せしめられるため、頂、底部13.14が加圧−
アイロン効果をかけられることになり、波形とした平面
形状と稜線形などとした断面形状を固定化されて成形せ
しめられるのと同時にその固定化により隣接する斜壁面
15が所定の一対の線織面としてその形状を一義的に定
められて形成されるのである。
換言すれば、コルゲート条列においてアイロン効果によ
りその形状を固定化された斜壁面15が、結果として隣
接する頂、底部13.14の形状を一層確実に形成する
とともに一層安定的に維持せしめ、一方、アイロン効果
によりその形状を固定化された頂、底部13.14が結
果として隣接する斜壁面15の形状を一層確実に形成す
るとともに一層安定的に維持せしめるのである。つまり
、上記アイロン効果により得られた斜壁面15の形状剛
性と頂、底部13.14の形状剛性が相乗的に作用する
ためにコルゲート条列全体の形状剛性が上記2種部位の
形状剛性の乗算的結果として得られるので、被加工シー
ト材として紙を用いても、十分な強度等をもつ強化コル
ゲート体の製造が可能となる。
さらにまた、加熱をすることによって発生する張力−ア
イロン効果並びに圧力−アイロン効果により、被加工シ
ート材01がコルゲート条列の軸方向に乾燥収縮せられ
、その結果フォーミングスピードを如何に上げた場合に
も上記幅方向幅寄せの微調整が無理なく促進せられ上記
余剰じわの発生を完全に抑制、防止することが可能とな
る。
さらにまた上記アイロン効果により、以下の様な新たな
作用をもたらす。すなわち、供給方向に直行状のコルゲ
ート条列が加工された被加工シート材01がローラフォ
ーミング過程においてX方向の幅寄せ微調整を求められ
ながら充分にその微調整が達成されない場合、ローラフ
ォーミングされて得られたコルゲート体10においてそ
の谷中心軸周辺では余剰じわが、また中立軸周辺ではX
方向の延伸歪が発生せられるのであるが、上記の様にコ
ルゲート条列全体にかけられた張力−アイロン効果によ
り幅寄せ微調整のためになされるべき被加工シート材が
ローラギャップGをもった蛇行歯型条列2の頂部3上を
X方向に滑動することを側面的に促進せられるために、
幅寄せ微調整が充分に達成せられ、ひいては余剰じわ、
延伸歪の発生を未然に防止・抑制せられる。その結果、
理想的な形態に近い対線織面による折版構造体を形成せ
られ、充分にその各種構造強度を向上せしめられた強化
コルゲート体10となる。
なお、上記した加湿を行う手段としては、噴霧機のよう
な加湿装置を所定位置に配置させ、移送途中の被加工シ
ート材01に対して噴霧するようにしても良く、或いは
予め被加工シート材自体に膨潤させておいても良い。ま
た、加湿の程度は好ましくは、年間平均天気湿度より高
い所定の値を一定に保持することである。
さらに本発明では、上側に配置されたフォーミングロー
ラ1aの内部にサクション手段42を配設している。す
なわち、このサクション手段42は、第8図、第9図に
示すように、まず、フォーミングローラ1aの周面上に
多数の吸引口43が穿設されている。この吸引口43は
周面縦横方向にそれぞれ所定間隔をおいて配置、すなわ
ち、格子状の各交点に吸引口43が配置されている。こ
の吸引口43の具体的な配置は、第9図(a)に示すよ
うに矩形格子状の交点に配置しても良く、或いは同図(
b)、(C)に示されたように、傾斜させて略平行四辺
形の交点や、さらに傾斜させてランダムに配置するよう
にしても良い。
そして、その各吸引口43は、フオーミングロ〜う1a
の内部に配管された第1の連通管44を介してフォーミ
ングローラ1aの外側に配設された吸引装置45に連通
されている。これにより、コルゲート条列12が形成さ
れたコルゲート体10が両フォーミングローラla、l
a間の噛合から解除された後も所定期間吸引口43に吸
引されフォーミングローラ1aに吸着された状態となる
具体的には、フォーミングローラ1aの側面に気密状態
で連結部材を回転不能に配設し、その連結部材内の所定
位置に上記第1の連通管44を配設する。これにより、
吸引口43が所定の位置にきたときに吸引作業を開始し
、一定期間経過後、その作業を中断するようになる。
また、本発明では、フォーミングローラ1aがローラキ
ャップGを有しているため、一つの吸引口43から生じ
る吸引力は吸引口43と当接する強化コルゲート体10
の部分のみならず、フォーミングローラ1aの蛇行状歯
型条列2の底部4と強化コルゲート体10とで区画され
る蛇行状空間部を介して比較的広範囲の部分を吸引する
ことができる。しかも、その吸引部分は、軸方向はもち
ろんのこと、蛇行状であることから側面からみて周方向
にも拡がることになる。具体的に側方から見て振幅D′
に相当する距離となる。
また、本実施例では、上記第1の連通管44がフォーミ
ングローラー1a、laの噛合しあう付近から回転方向
に向って約90〜180°にわたって配管されているが
、それ以外の部分には空気噴射装置46に連通ずる第2
の連通管47が配管され、吸引口43と連通可能になっ
ている。これにより前記吸引工程において、吸引口43
に付着したごみ、接着剤等を吹き飛ばすことができるよ
うになっている。
さらに本実施例では、一対のフォーミングローラ1aの
搬出側近傍に平板ライナー19aの供給ガイドローラ5
3が設けられている。そしてその片面(本実施例では下
側)に接着剤を塗布せられた平板ライナー19aが供給
ガイドローラ53を通過すると、供給がガイドローラー
53とフォーミングローラ18間で挟圧されて、上陸着
剤によって平板ライナー19aがコルゲート体10の上
面に接着一体化され、連続した強化複合コルゲート体4
0が製造されれる。このとき、上記接着−体化する際に
サクション手段42によりコルゲート体10がフォーミ
ングローラ1aから離反することなく吸着されているた
め、コルゲート体10と平板ライナー19aとの相対位
置が代わることなく、ともに同期して移送されるため、
綺麗に接着される。
次に上記実施例に示された製造装置を用いて本発明に係
る製造方法について説明すると、まず、加湿状態の平板
状の被加工シート材001が送りローラ22.エキスパ
ンダローラ21を介して第1〜第3の波付はローラ20
a−cに供給され、そこにおいて、徐々に凹凸が大きく
なるとともに幅寄せされて直行状のコルゲート条列16
が形成される。
次いで、その状態のまま一対のフォーミングローラla
、la間に供給され、ここにおいて軸方向に蛇行し、周
面方向に多数の山・谷部を有するコルゲート体10が形
成される。すなわち、フォ−ミングローラ1aにて形成
される平面波形に蛇行するコルゲート条列12はその頂
・底部13゜14が先鋭化して稜線状に形成される。そ
して、蛇行する各コルゲート条列12の斜壁面15には
ほとんど面内引張応力が作用せしめられることがなく形
成される。その結果、斜壁面15において構造的に欠陥
となる材質偏肉や材質疲労が同等発生することな、当初
のシート材と同等の材質強度が維持され、従来の頂・底
部が幅広な断面台形状となり、各部位において偏肉が生
じるコルゲート条列と比較して、大幅に高い剛性を有し
、位相幾何学的には展開可能となる。
更に、本実施例では、フォーミングローラ1aに至る前
に被加工シート材01に予め波付加工が施されているこ
とに加え、フォーミングローラ1aの周面に形成された
山部の稜線または稜線部は波形となって実質上滑らかに
蛇行しているため、被加工シート材01′が一方のフォ
ーミングローラ1aの山部と他方のフォーミングローラ
1aの山部とで加圧される時、被加工シート材01′に
局部的引張応力が集中することなく、稜線または稜線部
に沿い応力は比較的長い線分に分散され、その結果、シ
ート材の面内歪変形が極く僅かとなり、紙を用いたシー
ト材であっても全限界を越えて破断することなく、完全
なローラフォーミングが行なわれる。
また、ローラフォーミング過程にある被加工用シート材
はコルゲート条列軸直交方向に30〜50%程の激しい
段線りがされるが、本発明のフォーミングローラの歯型
頂部の屈曲部が湾曲状となりジグザグ状の突起を持たな
いため、上記段線りに必要なシートがローラの歯型上を
円滑に摺動することを何ら妨げることがない。
また、ローラフォーミング過程にある被加工用シート材
はコルゲート条列12の軸方向に沿って約5〜lO%程
の段線りがなされる必要があるが、本発明ではフォーミ
ングローラの歯型頂部3が軸方向に滑らかに波状に蛇行
しているため、段線量の微調整のためにシート材の軸方
向への微小な移動が円滑に行なわれる。その結果、コル
ゲート条列の直交方向の引張破損、余剰皺の発生を完全
に防止することができる。そして、コルゲート条列12
の振幅率H/L、蛇行重合率D/Lり蛇行率N/Lの値
を大とし、段線り量が多い場合でもその成形加工に何ら
支障がないものとなる(ここでHはコルゲート条列の断
面波の振幅、Lは同周期。
Nは平面波の周期、Dは同振幅をそれぞれ意味する)。
さらにまた、フォーミングローラ1aの蛇行状歯型条列
2がその平面においてなめらかな波形状に蛇行する様に
してなるとともに、一対のフォーミングローラla、l
aが対向する蛇行状歯型条列2において相互に必要充分
なるローラギヤ・ツブGを維持せめられる様にして設け
られるため、被加工シート材01がローラフォーミング
により強化コルゲート体10に加工されるときに求めら
れるX方向の段線りにともない被加工シート材01がそ
の歯型条列2の頂部3上をX方向に滑動することを余儀
なくされるが、その滑動時にX方向の引張り応力が発生
し山中心軸30とその周辺の斜壁面における母線方向の
歪変形がおきやすいが上記の通り蛇行状歯型条列2がな
めらかに蛇行1.充分なるローラギャップが維持される
ためその滑動を何ら妨げられずその歪変形を抑制せられ
、斜壁面15中央部付近において発生するy方向の引裂
き損傷を未然に防止される。またこれとは別にローラフ
ォーミング過程の被加工シート材01がy方向の幅寄せ
の均等配分とその微調整にともない、蛇行状歯型条列2
の頂部3上にそのy方向に微弱な滑動を余儀なくされて
、とかくその滑動時にy方向の引張り応力が発生し中立
軸32とその周辺の被加工シード材01面におけるy方
向の歪変形がおきやすいが、上記の通り蛇行状歯型条列
2がなめらかに蛇行するとともに充分なるローラギャッ
プGが維持されるためその滑動を何ら妨げられず張力の
発生とその歪変形を抑制せられ中立軸32付近に発生す
るシート01のX方向の引裂き損傷を未然に防止せられ
ると同時にy方向幅寄せ調整の不備による谷中心軸31
付近のシート01に発生するX方向の余剰じわを未然に
防止される。
すなわち、余剰皺、引裂き損傷等生じることなく、所定
の蛇行状のコルゲート条列12が形成される(第6図、
第7図参照)。
そして、上記作用により蛇行状のコルゲート条列12が
形成された強化コルゲート体10が一対のフォーミング
ローラla、la間の噛合から解除された後、フォーミ
ングローラ1aの搬出側に配設されたガイドローラ53
にて供給される平板ライナー19aと面接触されながら
ともに前進移動する。このとき、平板ライナー19aは
、強化コルゲ」ト体10に接触する前に接着剤塗布ロー
ラー54にて下面全面に接着剤が塗布され、接合時に両
者が接着一体化される。さらに、この過程を第10図に
基づいて詳しく説明すると、強化コルゲート体10が平
板ライナー19aと一体貼合されてなる片面強化複合コ
ルゲート体40のコルゲート条列12において、貼合直
後の実線で示される斜壁面15はその後大気中に湿度を
放出し、乾燥収縮して点線で示される斜壁面15′に変
形移動(但しやや変形移動量を誇張して図示しである)
し、斜壁面15の対向角θが斜壁面15′の対向角θ′
に変化しようとする。その結果、第1に稜線状とされる
頂部13.底部14にはその折曲角、湾曲角を拡大を妨
げる方向の内部応力が発生し、つまりプレストレスが保
持されるためその部位の形状剛性が高まると言う効果が
得られる。
第二に対向する斜壁面15の内角θが斜壁面15′の内
角θ′に拡大しようとする時に、コルゲート条列12が
その底部14によって平板ライナー19aとなめらかな
平面波形状に一体貼合されてその形状を完全に拘束、固
定される。従って、コルゲート条列の断面波の周期L1
平面波の周期N。
振幅りが定まると、その条列の唯一断面振幅Hが従属的
に決定されると言う、このユニークな線織面からなる折
版構造とした強化コルゲート体10とそのコルゲート条
列12は、上記内角のθからθ′への拡大を妨げる様な
内部応力が強く働き、最終的にその応力と斜壁面15′
の乾燥収縮にともなう内部応力とが相互にバランスが保
たれた位置においてコルゲート条列の形状が安定的に維
持せられると同時にコルゲート条列12全体にプレスト
レスが保持されるがとりわけ斜壁面15にはその母線方
向の張力が大きく作用し母線方向直線断面とした斜壁面
15の形状剛性が大幅に向上する。このように第一、第
二の効果によりコルゲート条列12の頂、底部13.1
4の形状剛性、斜壁面15の形状剛性が向上したことに
より結果として片面強化複合コルゲート体40は外部か
らの圧縮力曲げモーメントに対して高い構造強度を得る
ことが出来る。
さらにまた、一対のフォーミングローラla。
18間の噛合が解除された後、平板ライナー19aと接
合されるまでの間の強化コルゲート体10は、上側のフ
ォーミングローラ1aに設けられたサクション手段42
によりフォーミングローラ1aに吸着されたまま移動す
るため、平板ライナー19aとの相対的位置関係等がず
れることがなく、スムーズかつ綺麗に両者が接着され、
強化複合コルゲート体40が製造される。
ここで、上記製法により製造された強化複合コルゲート
体について考察すると、本実施例では蛇行状のコルゲー
ト条列において、その断面波の周期と波形延長を一定と
するとともにその平面波の周期と振幅を一定としたコル
ゲート条列は予めその断面波の両端を所定の波形状に拘
束せられて唯一の固有の断面波形をもつ対線織面を形成
する。
すなわち、対向する斜壁面が母線方向に唯一の傾斜角を
もった直線状断面形とされると同時に頂部が実質上唯一
の折曲角をもった稜線状とされるため、必然的にその条
列断面は唯一の形状に限定されその形状は安定的に維持
せられやすいものであり理論的にも安定した折版構造体
となる。
以上、本発明の好適な一実施例について説明したが、本
発明は、上記実施例に限ることはなく、種々変形実施が
可能である。その変形実施例の一例を上げると、フォー
ミングローラついては、第11図に示すように、フォー
ミングローラ1bが周面方向に蛇行状コルゲート条列が
のびるように形成するようにしても良い。すなわち、周
面上の軸方向に沿って山部と谷部を波形に形成するとと
もに、この山・谷部を円周方向に沿って波形に蛇行させ
て多数の蛇行状歯型条列2を形成している。
そして、この場合も前記同様に山部の頂部3と谷部の底
部4は先鋭化させている。また、このフォーミングロー
ラ1bの場合も上下一対形成されて、上下の山・谷部が
噛み合うように配設されることは上記の場合と同様であ
る。
そして、上記構成のフォーミングローラ1bを用いて被
加工シート材をローラフォーミングすることにより、第
12図に示すような形状の強化コルゲート体10が製造
される。
また、他の変形例としては、第13図に示すようにフォ
ーミングローラ1cが、その周面上に円周方向に沿って
交互に山部と谷部とが形成され、これの山部と谷部とか
らなるコルゲート条列状歯型45がローラ44の軸方向
に沿って波形に蛇行せられると同時にローラ44の軸中
心としてローラの右半分と左半分とで反対方向に捩じら
れ、ローラの中央でそれぞの山部と谷部とが合致するよ
うに形成しても良い。
さらに、図示は省略するが、複数の曲線分が連結構成さ
れて不連続曲線状となるもの、または複数の直線分と複
数の曲線分が交互に連結構成されてなるもの、または複
数の直線分が連結構成されるとともにその連結部を曲線
状ないしは直線状に面取りされてなるもの、または連続
曲線により連結構成された波形が数多くの短直線器によ
って置きかえられて得られるものなどがあり、この他に
上記各種平面波形を適宜組合わせて得られてもよい。
また、蛇行状歯型条列2の山部の頂部3形状が上記した
実施例では、先鋭化したものについて説明したが、これ
も以下に示すごとく種々変形実施が可能である。
すなわち、第14図に示される通り比較的鋭い稜線状な
いしは第15図、第16図に示される通りその帯状幅を
比較的小とする面取り状にしても良い。さらには第17
図(a) 、  (b 1) 、  (b2)に示すよ
うに各山中心軸、谷中心軸、中立軸における歯型条列2
の軸直交方向断面が示される通り条列2の軸方向に周期
的に傾斜方向を変える肩落ち状に形成され、ないしは図
示されないが歯型状列の一方の斜壁部側に肩落ち状に形
成してもよい。
また、よりくわしくは第15図(b)、第16図(b)
においてコルゲート条列12の隣接する断面中心軸C1
,C2間におけるコルゲート条列12の斜壁面15がそ
の母線長ぶ1とその両端を直結する直線長J20の関係
を好ましくは(ぶ1−、eO)/J20x100<8.
0として形成される様にローラの歯型条列2の頂部3が
湾曲面状ないしは平坦面状に面取りされることである。
さらに、上記した実施例では、蛇行状のコルゲート条列
12が形成された強化コルゲート体1゜の片面にのみ平
板ライナー19aを接着した場合について説明したが、
本発明では、これに限ることなく、両面に接着しても良
い。すなわち、第18図に示すように、強化コルゲート
体10が両面に平板ライナー19a、19bと一体貼合
され両面強化複合コルゲート体41が形成されている。
そして、この場合には、形成直後の斜壁面15が実線で
示され、その後乾燥収縮して点線で示される斜壁面15
′に変型移動しようとするが、コルゲート条列の頂、底
部13.14が平板ライナー19a、19bに平面波形
状に予め一体貼合されその形状を密度高く拘束、固定さ
れるため上記斜壁面15′の変形移動が上記片面強化複
合コルゲート体40の場合よりも激しく妨げられ、結果
としてコルゲート状列12の頂、底部13.14及び斜
壁面15と強力なるプレストレスがかけられて、コルゲ
ート状列12の各部位の形状剛性が一層向上するという
効果が得られる。従って、両面強化複合コルゲート体4
1にはより高い構造強度が得られた。
また、平板体の被加工シート材001に直行状のコルゲ
ート条列06を形成する手段として、上記実施例では、
第1〜第3の波付はローラ20a〜Cを用いたものにつ
いて説明したが、その個数は任意とすることができる。
また、第19図に示すように、幅方向は同じで、各波状
凹凸6の深さ並びに周期のことなる第1〜第3の波付は
ローラ20a′〜20c′を用い、平板状の被加工シー
ト材001.を−気に幅よせしくこの時には直交状のコ
ルゲート条列16は、最終的な形状と比較して本数が少
ないが、波の振幅は大きい)、以後各ローラーを通過す
る間に、横幅は変えることなく直交状のコルゲート条列
の本数を増加するとともに振幅を小さくしていくように
しても良い。
さらには、図示しないが、波付用ガイドとして被加工シ
ート01の供給方向に順次その振幅を大とし周期を小と
せられる直行状コルゲート条列様の形状とした間隙を設
けられてなる板状固定子がシート01の供給方向にその
間隙の条列軸方向を略一致せられる様に配設してもよい
。また、前記湾曲ローラ21の様な張力平坦化用ガイド
としてこの他に軸中央部より両端部にかけて順次その直
径を小とされてなる紡錘形状ローラを供給路を横切るべ
く配設されてもよい。またさらに軸中央部から両端部に
かけてなだらかに傾斜してなる湾曲状側縁部をもつ固定
子が供給路を横切るべく配設されてもよく、またこれら
の波付用ガイド及び張力平坦化用ガイドが適宜組合せで
得られるものも本発明に有効でありさらにこれら各種ガ
イドの変形が容易に着想し得ていずれも本発明に有効で
ある。
さらにまた、被加工シート材を形成する材質として上記
実施例では、紙からなるとしたが、本明細書でいう紙と
は、いわゆる純粋な紙のみでなく、合成紙をも含む概念
である。そして、特に合成紙の場合には、フォーミング
ローラの回転速度、すなわち、製造速度を遅くすること
により、直行状のコルゲート条列を作る工程を省略する
ことも可能である。
また、上記実施例では、サクション手段42として、ロ
ーラギャップGを利用することにより、吸引口43のみ
で強化コルゲート体10を吸着可能としたが、さらに吸
引力を増加する場合には、フォーミングローラ1の外周
面上の蛇行状歯型条列2の波形の進む方向と略直交する
方向(第1実施例では周面方向)に縦溝60(第9図(
d)参照)を穿設してもよい。
また、上記したごとくローラギャップGを利用すること
により吸引力が向上するため、隣接する吸引口43の間
隔を比較的長くすることができる。
なおまた、吸引口43の形成箇所は上記した種々の実施
例に限ることはなく、例えば、比較的被加工シート材が
離反しやすいフォーミングローラの両側縁部を密に配置
し、中央部を粗に配置するようにしても良く、その外挿
々の変形実施が可能である。
さらに、離脱を防止する手段として、上記した実施例で
は、サクション手段に付いて説明したが、本発明はこれ
に限ることはなく、例えば、所謂フィンガーと称される
帯状のガイド板をフォーミングローラの外周縁近傍の離
脱を防止させたい区間に配置するようにしても良い。
(発明の効果) 本発明では、一対のフォーミングローラにおいてその歯
型条列がなめらかな平面波形状に蛇行する様に形成され
ると同時に充分なるローラギャップを与えられて噛合す
るため、被加工シートのX及びy方向の段繰り及び幅寄
せ調整を円滑に促してy及びX方向の引裂き損傷をX方
向の余剰じわの発生を未然に防止して強化コルゲート体
の加工を確実かつ安定的に行うことが可能となり、その
結果対フォーミングローラの回転スピードを高めて生産
性を大幅に向上できる。
また本発明に係るフォーミングローラは強化コルゲート
体の加工時に、所定のローラギャップを与λられその対
向する蛇行状歯型条列が相互に接触、摺動、衝突などを
ひきおこすことがないため、従来の様な機械騒音、同振
動の発生源を何らもたずその結果作業環境を大幅に改善
し、騒音、振動対策とその費用を不要とすることができ
る。
さらに上記のごとく一対フオーミングローラは所定のロ
ーラギャップを与えられて対向噛合する歯型条列が相互
に接触フリーで回転するため、その歯型頂部の摩耗が著
しく減少し、ローラ本体の耐久寿命が大幅に延長した。
またさらに本フォーミングローラは所定のローラギャッ
プを与えられて対向歯型条列相互の接触。
衝突から事実上フリーであるため、歯型条例の頂部形状
の寸法精度が緩和されるとともにその斜壁面及び底部の
形状の寸法精度はさらに緩和される。
したがって、ローラー製造加工時に行う、切削。
放電1精密鋳造などの各種加工方法では、作業が簡単と
なるとともにその加工時間が大幅に短縮される。
また、各コルゲート条列並びに蛇行状歯形条列の断面波
の振幅率を0.2以上とした場合には、より面外圧縮強
度を大きくすることができ、平面形状における蛇行重合
率を0.5以上とし、更に蛇行率N/Lを0.2以上と
した場合には、より面外曲げ強度を大きくすることがで
きる。
さらに、本発明では、フォーミングローラにてプレス加
工した後、その加工されたコルゲート体に平板ライナー
を接着するまでの間、そのコルゲート体をフォーミング
ローラに吸着させているため、コルゲート体がフォーミ
ングローラから離脱するおそれがない。したがって、コ
ルゲート体と平板ライナーとの相対的位置関係等がずれ
ることがなく、スムーズかつ綺麗に両者が接着され、強
化複合コルゲート体が製造される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る製造装置の概略構成を説明する斜
視図、第2図は一実施例を示す斜視図、コルゲート体の
斜視図、第3図はその噛合状態を示す要部拡大断面図、
第4図(a)はその部分平面図、同図(b)は同部分断
面図、第5図は他のフォーミングローラの噛合状態を示
す断面図、第6図並びに第7図は本実施例を用いて製造
した強化コルゲート体の一例を示す図、第8図、第9図
はサクション手段の一実施例を示す図、第10図は強化
コルゲート体に平板ライナーを接着一体化させる作用を
説明する図、第11図はフォーミングローラの他の実施
例を示す斜視図、第12図はそのフォーミングローラを
用いて製造したコルゲート体を示す斜視図、第13図は
フォーミングローラのさらに他の実施例を示す斜視図、
第14図〜第17図はフォーミングローラに形成する山
部の形状の各種変形例並びにそれにより形成されるコル
ゲート体の蛇行状コルゲート条列を示す図、第18図は
コルゲート体の両面側に平板ライナーを接着する場合の
第10図に相当する図、第19図は波付はローラの他の
例を示す斜視図、第20図、第21図は第1の従来例を
示す図、第22図。 第23図は第2の従来例を示す図である。 la、lb、・・・・・・フォーミングローラ2・・・
・・・蛇行状歯型条列 3・・・・・・蛇行状歯型条列頂部 4・・・・・・蛇行状歯型条列底部 6・・・・・・波状凹凸 001・・・平板状の被加工シート材 01・・・・・・直行状コルゲート加工済の被加工シー
ト材 01′・・・ローラフォーミング中の被加工シート材1
0・・・・・・強化コルゲート体 12・・・・・・蛇行状のコルゲート条列13・・・・
・・項 部    14・・・・・・底 部15・・・
・・・斜壁部 16・・・・・・直行状のコルゲート条列19a、19
b・・・平板ライナー 20a・・・第1の波付はローラー 20b・・・第2の波付はローラー 20c・・・第3の波付はローラー 21・・・・・・エキスパンダーローラ22・・・・・
・送りローラ 30・・・・・・コルゲート条列の山中6軸31・・・
・・・   〃   谷中心軸32・・・・・・   
〃   中立軸33・・・・・・歯型条列山中心軸 34・・・・・・ 〃  谷中心軸 35・・・・・・ 〃  中立軸 36・・・・・・ 〃  垂直中心軸 40.41・・・・・・強化複合コルゲート体H・・・
・・・コルゲート条列断面波の振幅L・・・・・・  
 //     //  の周期N・・・・・・   
〃   平面波の周期D・・・・・・   〃    
〃 の振幅H′・・・歯型条列断面波の実質振幅 L′・・・ 〜   〃 の周期 N′・・・ 〃  平面波の周期 D′・・・ 〃   〃  振幅 G・・・・・・ローラギャップ θ、θ′・・・・・・斜壁面の対向角 特許出願人     市  川  博  大同    
  株式会社 トーモク 同       株式会社 西武百貨店代 理 人  
   弁理士 −色 健 輔同       弁理士 
松 本 雅 利第4図 第6図 枳 第7図 第12図 設 第13図 第20図 第21図 第22図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙などの半弾性、半塑性な材質からなる被加工シ
    ート材を周面上に凹凸状の蛇行状歯形条列の形成される
    とともに所定のローラギャップをおいて配設された一対
    のフォーミングローラ間に通過させて、該被加工シート
    材に垂直方向の山部と谷部とを交互に施してコルゲート
    条列を形成するとともに平面波形に蛇行させて蛇行状の
    コルゲート条列を成形して強化コルゲート体を形成し、
    次いで、該強化コルゲート体を一定期間該フォーミング
    ローラに離脱不能に支持しながら移動するとともに該コ
    ルゲート体条列の少なくとも一方の面に平板ライナーを
    接着したことを特徴とする複合コルゲート体の製造方法
  2. (2)前記蛇行状のコルゲート条列が、各々の断面波に
    おいてその振幅率H/L(L;断面波の周期、H;断面
    波の実質振幅)を0.2以上とされ、平面波において該
    蛇行状のコルゲート条列間の蛇行重合率D/L(D;平
    面波の振幅)を0.5以上とされ、更に平面波の蛇行率
    D/N(N;平面波の周期)を0.15以上とされてな
    ることを特徴とする請求項1記載の複合コルゲート体の
    製造方法。
  3. (3)前記蛇行重合率D/Lが1.0以上であることを
    特徴とする請求項求2記載の複合コルゲート体の製造方
    法。
  4. (4)紙などの半弾性、半塑性な材質からなる被加工シ
    ート材の搬送路を横切るとともに所定のローラギャップ
    をおいて一対のフォーミングローラを配設し、該フォー
    ミングローラの各々にはその周面の一方向に沿って山部
    と谷部とを交互に形成するとともに該一方向と交叉する
    方向に沿って該山部と谷部を波形に蛇行させて蛇行状歯
    型条列を形成するとともに、該フォーミングローラに該
    被加工シート材を一定期間離脱を防止する手段を配設し
    、該フォーミングローラ間を通過することによって蛇行
    状コルゲート条列が形成されたコルゲート体の少なくと
    も一方の面に平板ライナーを接着する手段を設けてなる
    ことを特徴とする複合コルゲート体の製造装置。
  5. (5)前記蛇行状歯型条列が、各々の断面波においてそ
    の振幅率H′/L′(L′;断面波の周期、H′;断面
    波の実質振幅)を0.2以上とされ、平面波において該
    蛇行状のコルゲート条列間の蛇行重合率D′/L′(D
    ′;平面波の振幅)を0.5以上とされ、更に平面波の
    蛇行率D′/N′(N′;平面波の周期)を0.15以
    上とされてなることを特徴とする請求項4記載の複合コ
    ルゲート体の製造装置。
  6. (6)前記蛇行重合率D′/L′が1.0以上であるこ
    とを特徴とする請求項4又は5記載の複合コルゲート体
    の製造装置。
  7. (7)前記離脱を防止する手段が、前記強固コルゲート
    体を吸着することにより行うサクション手段からなるこ
    とを特徴とする請求項4、5又は6記載の複合コルゲー
    ト体の製造装置。
  8. (8)前記サクション手段が前記フォーミングローラの
    周面に格子状に多数穿設された吸引口と、該吸引口に連
    繋され該フォーミングローラの外に配設された吸引装置
    とを有してなることを特徴とする請求項4、5又は6記
    載の複合コルゲート体の製造装置。
  9. (9)前記離脱を防止する手段が、前記フォーミングロ
    ーラの外周囲近傍に配置された帯状のガイド板からなる
    ことを特徴とする請求項4、5又は6記載の複合コルゲ
    ート体の製造装置。
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