JPH01294239A - 光記録媒体 - Google Patents
光記録媒体Info
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- JPH01294239A JPH01294239A JP63123398A JP12339888A JPH01294239A JP H01294239 A JPH01294239 A JP H01294239A JP 63123398 A JP63123398 A JP 63123398A JP 12339888 A JP12339888 A JP 12339888A JP H01294239 A JPH01294239 A JP H01294239A
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Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ル五些改皿光1
本発明は、いわゆる相変化型の光記録媒体に関する。
明の ′−的1景tらびに1の問題〃
相変化型の光記録媒体は、エネルギービームの照射によ
り記録層の光学定数(屈折率、消衰係数)を部分的に変
化させて情報を記録し、再生光の反射率又は透過率の差
によって情報を読み出すようにした光記録媒体である0
代表的な相変化型の光記録媒体としては特公昭56−2
7,865号公報に開示されている。
り記録層の光学定数(屈折率、消衰係数)を部分的に変
化させて情報を記録し、再生光の反射率又は透過率の差
によって情報を読み出すようにした光記録媒体である0
代表的な相変化型の光記録媒体としては特公昭56−2
7,865号公報に開示されている。
相変化型の光記録媒体における情報の記録および読み出
しの原理の概略は次のように説明することができる。相
変化型の光記録媒体に情報を記録するには、記録すべき
情報に対応して記録光(具体的にはレーザ光)を記録層
に部分的に照射し、記録層の光学定数を情報に対応して
部分的に変化させて光学定数変化部を形成すれば、情報
が記録される。また、情報を読み取るには、情報が記録
された記録層にレーザ光等の再生光(エネルギー出力が
記録光よりも小さい)を照射し、光学定数が変化した変
化部と光学定数が変化していない部分(非変化部)との
光反射率の差によって情報を読み出すことができる。
しの原理の概略は次のように説明することができる。相
変化型の光記録媒体に情報を記録するには、記録すべき
情報に対応して記録光(具体的にはレーザ光)を記録層
に部分的に照射し、記録層の光学定数を情報に対応して
部分的に変化させて光学定数変化部を形成すれば、情報
が記録される。また、情報を読み取るには、情報が記録
された記録層にレーザ光等の再生光(エネルギー出力が
記録光よりも小さい)を照射し、光学定数が変化した変
化部と光学定数が変化していない部分(非変化部)との
光反射率の差によって情報を読み出すことができる。
従来、情報の読み出しに際して、変化部における反射率
と非変化部における反射率との差を大きくして読み出し
精反向上を図るために、記録層の膜厚を約1000〜1
500人と厚くしていた。
と非変化部における反射率との差を大きくして読み出し
精反向上を図るために、記録層の膜厚を約1000〜1
500人と厚くしていた。
しかしながら、記録層の膜厚を単に厚くしたたけでは、
依然として反射率のコントラスト比(C=IR−R−1
/ROここでR≧R−の時Ro=Rであり、R<R″の
時Ro=R−である。)が不十分であると共に、記録層
を厚くする程、製造コストの増大を招くという不都合を
有している。
依然として反射率のコントラスト比(C=IR−R−1
/ROここでR≧R−の時Ro=Rであり、R<R″の
時Ro=R−である。)が不十分であると共に、記録層
を厚くする程、製造コストの増大を招くという不都合を
有している。
そこで、記録層の膜厚を薄くしつつ反射率のコントラス
ト比を増大させるために、記録層上に反射層を積層させ
た光記録媒体が開発されている°。
ト比を増大させるために、記録層上に反射層を積層させ
た光記録媒体が開発されている°。
しかしながら、このような反射層を積層させた従来の光
記録媒体にあっては、記録光照射前の反射率が照射後の
反射率よりも低いため反射率のコントラスト比を高くす
るためには、記録前の反射率を低く設定する必要がある
が、記録媒体における記録前の反射率をあまりに低く設
定すると、情報読み出し用の再生機が作動し難くなると
いう不都合を有している。
記録媒体にあっては、記録光照射前の反射率が照射後の
反射率よりも低いため反射率のコントラスト比を高くす
るためには、記録前の反射率を低く設定する必要がある
が、記録媒体における記録前の反射率をあまりに低く設
定すると、情報読み出し用の再生機が作動し難くなると
いう不都合を有している。
また、従来の相変化型の光記録媒体にあっては、光学定
数変化部の反射率を非変化部の反射率よりも大きくする
ことにより、情報を読み出すようにしているので、記録
層に孔や凹部を形成して情報の記録、再生を行なうピッ
ト形成タイプの情報記録媒体に用いる情報再生機との共
用ができないという不都合を本質的に有していた。これ
は、ピット形成タイプの情報記録媒体にあっては、ピッ
ト部が形成しである部分で、非ピット形成部よりも再生
光の反射率が低くなり、従来の相変化型の情報記録媒体
と情報再生方式が逆であったからである。
数変化部の反射率を非変化部の反射率よりも大きくする
ことにより、情報を読み出すようにしているので、記録
層に孔や凹部を形成して情報の記録、再生を行なうピッ
ト形成タイプの情報記録媒体に用いる情報再生機との共
用ができないという不都合を本質的に有していた。これ
は、ピット形成タイプの情報記録媒体にあっては、ピッ
ト部が形成しである部分で、非ピット形成部よりも再生
光の反射率が低くなり、従来の相変化型の情報記録媒体
と情報再生方式が逆であったからである。
及凹しとl煎
本発明は、このような従来技術に伴う不都合を解消する
ためになされたものであり、再生光による反射率のコン
トラスト比が高く、また情報読み出し用の情報再生機に
よりスムーズに情報を読み出すことが可能であり、しか
もピット形成タイプの情報記録媒体用情報再生機との共
用が可能な相変化型の光記録媒体を提供することを目的
としている。
ためになされたものであり、再生光による反射率のコン
トラスト比が高く、また情報読み出し用の情報再生機に
よりスムーズに情報を読み出すことが可能であり、しか
もピット形成タイプの情報記録媒体用情報再生機との共
用が可能な相変化型の光記録媒体を提供することを目的
としている。
凡j眩11又
このような目的を達成するために、本発明は、エネルギ
ービームの照射により基板上に設けられた記録層の一部
の光学定数を変化させて情報を記録するようにした光記
録媒体において、前記記録層の片側表面には、誘電体層
と反射層とか、この順番に積層してあり、 前記記録層の膜厚(d3)と誘電体層の膜厚(d2)と
が、以下の式[I]を満足する範囲にあることを特徴と
している。
ービームの照射により基板上に設けられた記録層の一部
の光学定数を変化させて情報を記録するようにした光記
録媒体において、前記記録層の片側表面には、誘電体層
と反射層とか、この順番に積層してあり、 前記記録層の膜厚(d3)と誘電体層の膜厚(d2)と
が、以下の式[I]を満足する範囲にあることを特徴と
している。
ΔR= (R−R−)≧+0,2 ・・・[I](た
だし、Rは記録光が照射されない部分の光記録媒体に記
録層側から再生光を照射した場合の反射率であり、R−
は記録光が照射された後の光記録媒体に記録層側から再
生光を照射した場合の反射率であり、それぞれ、次の物
理量の関数、R=R(d 、d 、d3、N1、N2、
N3、λ)、 R−=R1d 、d 、d3.N1、N2、N−3
、λ)、 で表わされ、 d 、 d 、 d3はそれぞれ反射層、誘電体層
、記録層の膜厚であり、N 、N2はそれぞれ反射層、
誘電体層の光学定数であり、N3は記録光照射前の記録
層の光学定数であり、N−3は記録光照射後の記録層の
光学定数であり、λは再生光の波長である。) このような光記録媒体によれば、記録層の片側表面に誘
電体層と反射層とをこの順序で積層し、これら記録層と
誘電体層との膜厚を、記録光照射後の光記録媒体の反射
率が照射前の反射率よりも小さくなるように決定したの
で、記録色と誘電体層と反射層との相互作用により、記
録光が照射された部分の記録層に、この記録層側から再
生光を照射した場合の反射率は記録光照射前より低くな
る。
だし、Rは記録光が照射されない部分の光記録媒体に記
録層側から再生光を照射した場合の反射率であり、R−
は記録光が照射された後の光記録媒体に記録層側から再
生光を照射した場合の反射率であり、それぞれ、次の物
理量の関数、R=R(d 、d 、d3、N1、N2、
N3、λ)、 R−=R1d 、d 、d3.N1、N2、N−3
、λ)、 で表わされ、 d 、 d 、 d3はそれぞれ反射層、誘電体層
、記録層の膜厚であり、N 、N2はそれぞれ反射層、
誘電体層の光学定数であり、N3は記録光照射前の記録
層の光学定数であり、N−3は記録光照射後の記録層の
光学定数であり、λは再生光の波長である。) このような光記録媒体によれば、記録層の片側表面に誘
電体層と反射層とをこの順序で積層し、これら記録層と
誘電体層との膜厚を、記録光照射後の光記録媒体の反射
率が照射前の反射率よりも小さくなるように決定したの
で、記録色と誘電体層と反射層との相互作用により、記
録光が照射された部分の記録層に、この記録層側から再
生光を照射した場合の反射率は記録光照射前より低くな
る。
このため、本発明では、従来のようにコントラスト比を
高めるために記録光が照射される前の記録媒体の反射率
を低く設定する必要がなくなり、情報再生機の作動が容
易になり、情報をスムーズに読み出すことが可能になる
。また、ビット形成タイプの情報記録媒体と同様な再生
方式が可能になり、情報再生機の共用が可能になる。さ
らに本発明にあっては、反射率差ΔRが0.2以上と従
来に比して高いので、情報の読み出し誤差が少なくなる
。
高めるために記録光が照射される前の記録媒体の反射率
を低く設定する必要がなくなり、情報再生機の作動が容
易になり、情報をスムーズに読み出すことが可能になる
。また、ビット形成タイプの情報記録媒体と同様な再生
方式が可能になり、情報再生機の共用が可能になる。さ
らに本発明にあっては、反射率差ΔRが0.2以上と従
来に比して高いので、情報の読み出し誤差が少なくなる
。
日のfl 自二日
以下、本発明を図面に基づき具体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る光記録媒体の概略断面
図、第2図は本発明の一実施例に係る光記録媒体におけ
る記録層と誘電体層との膜厚関係を示すグラフ、第3図
は本発明の他の実施例に係る光記録媒体の概略断面図で
ある。
図、第2図は本発明の一実施例に係る光記録媒体におけ
る記録層と誘電体層との膜厚関係を示すグラフ、第3図
は本発明の他の実施例に係る光記録媒体の概略断面図で
ある。
第1図に示すように、本発明の一実施例に係る光記録媒
体10は、透明な基板4上に記録層3と誘電体層2と反
射層1とが、この順序で積層されている。
体10は、透明な基板4上に記録層3と誘電体層2と反
射層1とが、この順序で積層されている。
基板4としては、たとえばガラスあるいはアルミナ等の
、!機材料の他に、ポリメチルメタクリレート、ポリカ
ーボネート、ポリカーボネートとポリスチレンのポリマ
ーアロイ、米国特許第4614778号明細書に示され
るような非晶質ポリオレフィン(APO) 、ポリ4−
メチル−1−ペンテン、エポキシ樹脂、ポリエーテルサ
ルフォン、ポリサルフォン、ポリエーテルイミド、エチ
レン・テトラシクロドデセン共重合体等の有機材料を用
いることができる。この基板11の厚みは、記録媒体1
0全体に適度な剛性を付与するのに十分な厚さであれば
良く、好ましくは0.5〜2.5−1特に好ましくは1
〜1.5市程度である。
、!機材料の他に、ポリメチルメタクリレート、ポリカ
ーボネート、ポリカーボネートとポリスチレンのポリマ
ーアロイ、米国特許第4614778号明細書に示され
るような非晶質ポリオレフィン(APO) 、ポリ4−
メチル−1−ペンテン、エポキシ樹脂、ポリエーテルサ
ルフォン、ポリサルフォン、ポリエーテルイミド、エチ
レン・テトラシクロドデセン共重合体等の有機材料を用
いることができる。この基板11の厚みは、記録媒体1
0全体に適度な剛性を付与するのに十分な厚さであれば
良く、好ましくは0.5〜2.5−1特に好ましくは1
〜1.5市程度である。
記録層3は、情報を記録するためのレーザ光等のエネル
ギービーム(以下、「記録光」という)の照射により、
その光学定数が変化するものであれば良く、記録光照射
前の光学定数における屈折率をn、消衰係数をkとし、
記録光照射後の屈折率をn−1消衰係数をに−とした場
合に、n〉n−1k<k−となるような材質であること
が好ましい、このような要求を満足する記jj!層3の
材質としては、Te−Ge 、Tc−Ge−5b 、T
e−0、Te O−Ge 、Te−0−Pd 、Te−
Ge−Tj、Te−0−Cu 、Tc−Ge−3e 、
Tj3−QC!−343−AU、Te−Ge−3e−P
d 、Te−Ge−3e−Pb 、 Te−Gc−3e
−I n 、 Te−Ge−3c−3n 、 I n
−3e 、 I n−3e−Tj 、Te−Ge−I
n等を例示することができる。
ギービーム(以下、「記録光」という)の照射により、
その光学定数が変化するものであれば良く、記録光照射
前の光学定数における屈折率をn、消衰係数をkとし、
記録光照射後の屈折率をn−1消衰係数をに−とした場
合に、n〉n−1k<k−となるような材質であること
が好ましい、このような要求を満足する記jj!層3の
材質としては、Te−Ge 、Tc−Ge−5b 、T
e−0、Te O−Ge 、Te−0−Pd 、Te−
Ge−Tj、Te−0−Cu 、Tc−Ge−3e 、
Tj3−QC!−343−AU、Te−Ge−3e−P
d 、Te−Ge−3e−Pb 、 Te−Gc−3e
−I n 、 Te−Ge−3c−3n 、 I n
−3e 、 I n−3e−Tj 、Te−Ge−I
n等を例示することができる。
誘電体層2としては、光の吸収が少なければ良く、Si
O(0<x≦2 ) 、S + N x (0< x
× ≦1−33 > 、A J Ox (0< x≦1.5
)等を用いることができる。
O(0<x≦2 ) 、S + N x (0< x
× ≦1−33 > 、A J Ox (0< x≦1.5
)等を用いることができる。
反射層1としては、アルミニウム、金、N1−C「合金
、Ni−Cu合金等の金属膜、もしくはその他の膜が用
いられる。
、Ni−Cu合金等の金属膜、もしくはその他の膜が用
いられる。
本発明では、上述した記録層3および誘電体層2の膜厚
d 、d は、たとえば以下のようにして決定され
る。
d 、d は、たとえば以下のようにして決定され
る。
基板4中から見た多色膜1,2.3全体の反射率Rfi
liは、光学上の一般法則を利用した、たとえば以下の
漸化式により求められる。
liは、光学上の一般法則を利用した、たとえば以下の
漸化式により求められる。
したがって、R=lR341である。
iln
ここで、
(j、1は0を含む整数、以下同様)、δ、=4πN、
d、/λである。
d、/λである。
J JJ
なお、N、は媒質jでの光学定数(N =n。
J J
−ik、)であり、n、は媒質jでの屈折率、k。
−ik、)であり、n、は媒質jでの屈折率、k。
J J
は媒質jでの消衰係数、d、はa質jの膜厚、媒T!t
Oは光記録媒体2が設置されている周囲の雰囲気(空気
の場合にはN =no:1)、媒質1は反射層1、媒質
2は誘電体層2、媒質3は記録層、媒質4は基板4、λ
は再生光の波長である。
Oは光記録媒体2が設置されている周囲の雰囲気(空気
の場合にはN =no:1)、媒質1は反射層1、媒質
2は誘電体層2、媒質3は記録層、媒質4は基板4、λ
は再生光の波長である。
また、基板4自体の反射率R3ubは、であるから、結
局、第1図の構成をもつ光記録媒体の基板4@からの再
生光の入射における反射率Rは、近似的に次式で与えら
れる。
局、第1図の構成をもつ光記録媒体の基板4@からの再
生光の入射における反射率Rは、近似的に次式で与えら
れる。
’ Rfiln”sub
相変化を利用した光記録媒体10においては、記録用レ
ーザ光(記録光)の照射前後で記録層3の光学定数N3
が変化する。記録光照射前の記録層3の光学定数をN3
、照射後の記録層3の光学定数をN −3とし、それぞ
れの光学定数を用いた時の光記録媒体10の基板4側か
らの再生光の入射における反射率をR,R−とすると、
反射率差ΔRを ΔR= (R−R−) で定義した時、反射層1の膜厚をdlに固定すると、Δ
Rは ΔR=ΔR(d 、d ) と表わせ、d およびd3に関する関数となる。
ーザ光(記録光)の照射前後で記録層3の光学定数N3
が変化する。記録光照射前の記録層3の光学定数をN3
、照射後の記録層3の光学定数をN −3とし、それぞ
れの光学定数を用いた時の光記録媒体10の基板4側か
らの再生光の入射における反射率をR,R−とすると、
反射率差ΔRを ΔR= (R−R−) で定義した時、反射層1の膜厚をdlに固定すると、Δ
Rは ΔR=ΔR(d 、d ) と表わせ、d およびd3に関する関数となる。
ΔRが+0.2以上になるd 、d を決定するに
は、コンピュータによる逐次計算を行なえば良い。
は、コンピュータによる逐次計算を行なえば良い。
記jji層3と誘電体層2との膜厚d 、d を−
定の関係にすることによって、反射率差ΔRを七0.2
以上とすることができるのは、次のような理由によると
考えられる。すなわち、誘電体層2を記録層3と反射層
1との間に介在させることによって光の干渉の仕方が複
雑となり、その結果ΔR≧+0.2とすることができる
のである。
定の関係にすることによって、反射率差ΔRを七0.2
以上とすることができるのは、次のような理由によると
考えられる。すなわち、誘電体層2を記録層3と反射層
1との間に介在させることによって光の干渉の仕方が複
雑となり、その結果ΔR≧+0.2とすることができる
のである。
実際にコンピュータにより、記録層3と誘電体層2との
膜厚の関係を求めれば、たとえば第2図に示すようにな
る。第2図に示す例では、基板4として屈折率1.54
のAPOを用い、記録層3としてTe−Ge−3b合金
<ICP分析による組成はTe Ga Sb
)を用い、誘電体層51.5 12.4 36
.1 2として屈折率1.45の8102を用い、反射層1と
して屈折率1685、消衰係数6.735、膜厚500
人のAjを用いた。記録層3における記録光照射前の屈
折率および消衰係数は、839鴎のLDを用いてエリプ
ソメータにて測定したところ、それぞれ4.082.1
.729であり、照射後では1.677.3.093で
あった。
膜厚の関係を求めれば、たとえば第2図に示すようにな
る。第2図に示す例では、基板4として屈折率1.54
のAPOを用い、記録層3としてTe−Ge−3b合金
<ICP分析による組成はTe Ga Sb
)を用い、誘電体層51.5 12.4 36
.1 2として屈折率1.45の8102を用い、反射層1と
して屈折率1685、消衰係数6.735、膜厚500
人のAjを用いた。記録層3における記録光照射前の屈
折率および消衰係数は、839鴎のLDを用いてエリプ
ソメータにて測定したところ、それぞれ4.082.1
.729であり、照射後では1.677.3.093で
あった。
第2図に示す例では、ΔR≧0.2とするため、記録層
3の膜厚d3を70〜520人、好ましくは150〜3
50人とし、誘電体N3の膜厚d2を1300〜230
0人、好ましくは1700〜2200人とすれば良い。
3の膜厚d3を70〜520人、好ましくは150〜3
50人とし、誘電体N3の膜厚d2を1300〜230
0人、好ましくは1700〜2200人とすれば良い。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
く、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
たとえば第3図に示すように、反射層1の表面と、記録
層3および基板4の間とに保護層5a。
層3および基板4の間とに保護層5a。
5bを設けるようにしても良い、この場合には、保IP
J5a 、5bにおける光学定数を考にして、記録層3
と誘電体層2との膜厚d 、d を決定する必要が
ある。
J5a 、5bにおける光学定数を考にして、記録層3
と誘電体層2との膜厚d 、d を決定する必要が
ある。
また本発明によれば、基板4上に、反射WA1と誘電体
層2と記録層3とを、この順序で積層させ、基板4と反
対側から再生光を入射させるようにして、情報を読み出
すようにしても良い。
層2と記録層3とを、この順序で積層させ、基板4と反
対側から再生光を入射させるようにして、情報を読み出
すようにしても良い。
丸肌血ガ】
本発明に係る光記録媒体によれば、記録層の片側表面に
誘電体層と反射層とをこの順序で積層し、これら記録層
と誘電体層との膜厚を、記録光照射後の光記録媒体の反
射率が照射前の反射率よりも小さくなるように決定した
ので、記録層と誘電体層と反射層との相互作用により、
記録光が照射された部分の記録奴体に、記録層側から再
生光を照射した場合の反射率は記録光照射前より低くな
る。
誘電体層と反射層とをこの順序で積層し、これら記録層
と誘電体層との膜厚を、記録光照射後の光記録媒体の反
射率が照射前の反射率よりも小さくなるように決定した
ので、記録層と誘電体層と反射層との相互作用により、
記録光が照射された部分の記録奴体に、記録層側から再
生光を照射した場合の反射率は記録光照射前より低くな
る。
このため、本発明では、従来のようにコントラスト比を
高めるために記録光が照射される前の記録層の反射率を
低く設定する必要がなくなり、情報再生機の作動が容易
になり、情報をスムーズに読み出すことが可能になる。
高めるために記録光が照射される前の記録層の反射率を
低く設定する必要がなくなり、情報再生機の作動が容易
になり、情報をスムーズに読み出すことが可能になる。
また、ビット形成タイプの情報記録媒体と同様な再生方
式が可能になり、情報再生機の共用が可能になる。さら
に本発明にあっては、反射率差ΔRが0.2以上と従来
に比して高いので、情報の読み出し誤差が少なくなる。
式が可能になり、情報再生機の共用が可能になる。さら
に本発明にあっては、反射率差ΔRが0.2以上と従来
に比して高いので、情報の読み出し誤差が少なくなる。
[実施例〕
以下、本発明をさらに具体的な実施例に基づき説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
X胤且ユ
第1図に示すM3fiの光記録媒体10において、基板
4としてAPOを用い、記録層3としてTc−cc−s
bを用い、誘電体層2としてS i O2を用い、反射
層1としてAjを用い、反射層2の膜厚を500人とし
、誘電体層2の膜厚を2000人とした。その場合にお
ける記録層の膜厚に対する基板側からの再生光の反射率
変化を第4図に示す。
4としてAPOを用い、記録層3としてTc−cc−s
bを用い、誘電体層2としてS i O2を用い、反射
層1としてAjを用い、反射層2の膜厚を500人とし
、誘電体層2の膜厚を2000人とした。その場合にお
ける記録層の膜厚に対する基板側からの再生光の反射率
変化を第4図に示す。
再生光の波長λ−830niであり、光記録媒体は空気
中に設置されていると仮定して計算を行なった。
中に設置されていると仮定して計算を行なった。
図中、Rは記録光照射前の光記録媒体の記録層の膜厚に
対する反射率変化を示し、R−は照射後の反射率変化を
示す。
対する反射率変化を示し、R−は照射後の反射率変化を
示す。
この条件では、記録層の膜厚を80〜600人の範囲に
すれば、反射率差ΔR= (R−R−)が大きくなり、
(ただし、ΔR>Oであること)、情報の読み出し誤差
が少なくなるであろうことが確認された。
すれば、反射率差ΔR= (R−R−)が大きくなり、
(ただし、ΔR>Oであること)、情報の読み出し誤差
が少なくなるであろうことが確認された。
L双透ユ
誘電体層および反射層を記録層に積層させない以外は、
実施例1と同じ条件で反射率変化を求めた図を第5図に
示す、記録層の膜厚にかかわらず、反射率差ΔR= (
R−R−)<Oが常に成り立ち、実用的でないことが確
認された。
実施例1と同じ条件で反射率変化を求めた図を第5図に
示す、記録層の膜厚にかかわらず、反射率差ΔR= (
R−R−)<Oが常に成り立ち、実用的でないことが確
認された。
比較例2
誘電体層を記録層に積層させない以外は、実施例1と同
じ条件で反射率変化を求めた図を第6図に示す0反射率
差ΔR−(R−41が0以上となる記録層の膜厚条件が
存在するが、それが大きくないため実用的でないことが
確認された。
じ条件で反射率変化を求めた図を第6図に示す0反射率
差ΔR−(R−41が0以上となる記録層の膜厚条件が
存在するが、それが大きくないため実用的でないことが
確認された。
第1図は本発明の一実施例に係る光記録媒体の概略断面
図、第2図は本発明の一実施例に係る光記録媒体におけ
る記録層と誘電体層との膜厚関係を示すグラフ、第3図
は本発明の他の実施例に係る光記録媒体の概略断面図、
第4図は本発明の一実施例に係る反射率変化を示すグラ
フ、第5.6図は従来例に係る反射率変化を示すグラフ
である。 1・・・反射層 2・・・誘電体層3・・・
記jj!層 4・・・基板代理人 弁理士
鈴 木 俊一部 第 1 図 に 第 3 図 第 2 図 誘電体層(SiOz)の膜厚 第 4 図 記録層の膜厚(λ) 第 5 図 記録層の膜厚(又) 第 6 図 記録層の膜厚(A) 手続補正書 1、事件の表示 昭和63年 特 許 願 第123,398号2、発明
の名称 光記録媒体 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 三井石油化学工業株式会社荒久ビル 3階 [電話0!l−491−3161] 6、補正の対象 7、補正の内容 (1)明細書第8頁第20行目において、「非晶質ポリ
オレフィン(APO)Jとアルノを、 「非晶質ポリオレフィン」と補正する。 (2)明細書第16頁第10行目において、rAPOJ
とあるのを、 「非晶質ポリオレフィン」と補正する。 (3)明細書第13頁第17行目において、rAPOJ
とあるのを、 「非晶質ポリオレフィン」と補正する。
図、第2図は本発明の一実施例に係る光記録媒体におけ
る記録層と誘電体層との膜厚関係を示すグラフ、第3図
は本発明の他の実施例に係る光記録媒体の概略断面図、
第4図は本発明の一実施例に係る反射率変化を示すグラ
フ、第5.6図は従来例に係る反射率変化を示すグラフ
である。 1・・・反射層 2・・・誘電体層3・・・
記jj!層 4・・・基板代理人 弁理士
鈴 木 俊一部 第 1 図 に 第 3 図 第 2 図 誘電体層(SiOz)の膜厚 第 4 図 記録層の膜厚(λ) 第 5 図 記録層の膜厚(又) 第 6 図 記録層の膜厚(A) 手続補正書 1、事件の表示 昭和63年 特 許 願 第123,398号2、発明
の名称 光記録媒体 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 三井石油化学工業株式会社荒久ビル 3階 [電話0!l−491−3161] 6、補正の対象 7、補正の内容 (1)明細書第8頁第20行目において、「非晶質ポリ
オレフィン(APO)Jとアルノを、 「非晶質ポリオレフィン」と補正する。 (2)明細書第16頁第10行目において、rAPOJ
とあるのを、 「非晶質ポリオレフィン」と補正する。 (3)明細書第13頁第17行目において、rAPOJ
とあるのを、 「非晶質ポリオレフィン」と補正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 エネルギービームの照射により、基板上に設けられた記
録層の一部の光学定数を変化させて情報を記録するよう
にした光記録媒体において、前記記録層の片側表面には
、誘電体層と反射層とが、この順番に積層してあり、 前記記録層の膜厚(d_3)と誘電体層の膜厚(d_2
)とが、以下の式[ I ]を満足する範囲にあることを
特徴とする光記録媒体。 ΔR=(R−R^−)≧+0.2・・・[ I ](ただ
し、Rは記録光が照射されない部分の光記録媒体に記録
層側から再生光を照射した場合の反射率であり、R^−
は記録光が照射された後の光記録媒体に記録層側から再
生光を照射した場合の反射率であり、それぞれ、次の物
理量の関数、R=R(d_1、d_2、d_3、N_1
、N_2、N_3、λ)、 R^−=R^−(d_1、d_2、d_3、N_1、N
_2、N^−_3、λ)、 で表わされ、 d_1、d_2、d_3はそれぞれ反射層、誘電体層、
記録層の膜厚であり、N_1、N_2はそれぞれ反射層
、誘電体層の光学定数であり、N_3は記録光照射前の
記録層の光学定数であり、N^−_3は記録光照射後の
記録層の光学定数であり、λは再生光の波長である。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63123398A JPH01294239A (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 光記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63123398A JPH01294239A (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 光記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01294239A true JPH01294239A (ja) | 1989-11-28 |
Family
ID=14859572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63123398A Pending JPH01294239A (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 光記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01294239A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0233738A (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-02 | Fujitsu Ltd | 光ディスク媒体 |
JPH03201228A (ja) * | 1989-12-27 | 1991-09-03 | Victor Co Of Japan Ltd | 光記録媒体 |
-
1988
- 1988-05-20 JP JP63123398A patent/JPH01294239A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0233738A (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-02 | Fujitsu Ltd | 光ディスク媒体 |
JPH03201228A (ja) * | 1989-12-27 | 1991-09-03 | Victor Co Of Japan Ltd | 光記録媒体 |
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