JPH01293077A - 自動露光制御装置 - Google Patents

自動露光制御装置

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JPH01293077A
JPH01293077A JP63123679A JP12367988A JPH01293077A JP H01293077 A JPH01293077 A JP H01293077A JP 63123679 A JP63123679 A JP 63123679A JP 12367988 A JP12367988 A JP 12367988A JP H01293077 A JPH01293077 A JP H01293077A
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昭広 藤原
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浩史 須田
Kunihiko Yamada
邦彦 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はビデオカメラ等に用いて好適な自動露光制御装
置に関するものである。
(従来の技術) 従来よりビデオカメラ等の映像機器においては、自動露
光制御が行われており、ビデオカメラのように常時露光
制御を行うものでは、映像信号レベルが常に一定となる
ように光学系の絞り及びAGC回路をフィードバック制
御するような構成となっている。
第9図はビデオカメラに用いられている従来の自動露光
制御装置の一般的構成を示すブロック図である。
同図において、1は撮影レンズ、2は撮影レンズlを介
して入射される入射光量を制御する絞りを含む露光制御
部、3が撮影レンズ1によってその撮像面上に結像され
た画像情報を光電変換して画像信号を出力するたとえば
CCD等の撮像素子、4は撮像素子3の出力側に設けら
れたバッファアンプ、AGC回路等を含むアンプ、5は
バッファアンプ4より出力された映像信号にガンマ補正
、ブランキング処理、同期信号の付加等の信号処理を行
って、たとえば規格化されたNTSC方式の信号に変換
し、ビデオ出力端子より図示しないモニタデイスプレィ
あるいはビデオレコーダに供給するのに適した信号にす
る信号処理回路である。6はアンプ4の出力信号レベル
を検出し、この信号レベルが予め設定された一定レベル
となるよう、露光制御部2およびアンプ4内のAGC回
路等へ制御信号としてフィードバックする信号レベル検
出回路である。
これによって映像信号レベルが常に一定の目標値となり
、自動露光制御を行うことができる。
しかしながら上述の構成ではこの場合、被写体と背景部
との輝度差が大きい場合、逆光であれば被写体が黒(つ
ぶれ、また、順光時には、被写体が白くとび、画像が不
自然となる現象が生じる。
この現象を改善するために、撮影画面の一部分を重点的
に測光する重点測光方式が用いられている。
この重点測光方式は、撮影画面の中央部に測光枠を設定
し、その内部を測光領域として、測光領域内にとらえた
被写体に対して常に適正露光となるように制御を行うよ
うにしたものである。
第10図はこの重点測光方式の構成を説明するためのブ
ロック図で、第7図の構成と異なる点は、画面の中央部
の測光枠内部分に相当する映像信号のみを信号レベル検
出回路6へと供給するため、アンプ4より信号レベル検
出回路6へ供給される信号を開閉するためのゲート回路
30と、同期信号5YNCにしたがってこのゲート回路
30を制御し、測光枠内信号のみを通過させるゲートパ
ルスを発生させるゲートパルス発生回路31を設けたこ
とである。
これによって背景の影響を受けずに測光枠内の被写体に
対して常に適正露光となるよう、自動露光制御が行われ
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記枠重点測光方式によれば、測光領域
(測光枠)が画面上において位置的に固定されていると
ともに、露光制御も所謂逆光補正と白とび補正のみであ
ったため、枠重点測光を行っているとき、 i)被写体とカメラが相対的に移動して被写体が測光領
域から外れると、測光領域内の明るさが変化するため、
これにしたがって露光補正が行われ、画面全体の明るさ
が変化され、同時に被写体の明るさも変化して撮影者に
対してきわめて不自然な印象を与える。
ii)被写体を誤認識して誤動作する危険がある。
等の問題があり、常に画面内における画像の状態に応じ
て適正な露光制御を行う装置の実現が望まれていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述した問題点を解決することを目的としてな
されたもので、その特徴とするところは、撮影画面上に
測光枠を設定する測光枠設定手段と、前記測光枠内外に
相当する映像信号より撮影画面の状態を判別する判別手
段と、前記判別手段の判別結果にもとづいて露光状態を
補正する露光補正手段と、少なくとも前記露光補正手段
の動作時、前記測光枠の設定位置を被写体に追尾させる
手段とを備えてなる自動露光制御装置にある。
(作用) これにより、被写体とその背景の状態を判別して、逆光
補正、白とび補正等、自動的に行うことができるととも
に、常時適正露光状態を保持することができ、また被写
体が移動しても、被写体に測光枠を追尾させ、適正露光
制御をリアルタイムで連続して行うことができる。
(実施例) 以下、本発明における自動露光制御装置を各図を用いて
その一実施例について詳細に説明する。尚、第9図、第
10図に示す従来例と同一構成部分については同一符号
を用いて説明する。
撮影レンズ1.露光制御部2.撮像素子3.アンプ4.
信号処理装置5の個々の構成は第9図、第10図と同一
のものである。またMDは信号処理回路5の映像出力の
モニタデイスプレィである。
6は、第2図に示すように、撮影画面100上に測光枠
101を設定し、その内部領域EAとその外側の外部領
域EBを設定する測光枠設定回路である。
7a、7bはゲートパルス発生回路14より出力される
ゲートパルスにしたがって、撮影画面100上の指定領
域に対応する映像信号(輝度信号)を通過させるゲート
回路で、ゲート回路7aは撮影画面100上における測
光枠101内の枠内領域EAに対応する映像信号を通過
させる。一方、ゲート回路7bは、ゲートパルス発生回
路14より出力するゲートパルスをインバータNOTで
反転させた信号を供給されており、したがって撮影画面
100上の測光枠101外部の背景に枠外領域EBに対
応する映像信号を通過させることになる。8a、8bは
それぞれゲート回路7a、7bより出力された測光枠内
外の映像信号を1フイ一ルド期間で積分する積分回路、
9a。
9bは、積分回路8a、 8bより出力された積分値を
それぞれの領域の面積で正規化するための面積補正回路
である。面積補正回路9a、9bは、測光枠101の内
外の領域Ea、Ebの面積がそれぞれ異ることから、積
分回路8a、  8bの積分出力をそのまま比較するこ
とができないため、各積分値をその抽出された領域の面
積によって正規化し、その平均輝度レベルとして比較で
きるようにするために設けられているものである。ここ
で各領域の平均輝度レベルをそれぞれEa、Ebとする
10は面積補正回路9a、 9bより出力された、それ
ぞれ測光枠内外の輝度信号の積分値を引算してその差を
演算する引算器、11は引算した結果すなわち測光枠内
外の領域EA、EBにおける平均輝度レベルEa、Eb
の差の絶対値をもとめるための絶対値回路、12は絶対
値回路11の出力をデジタル値に変換するA/D変換器
、13はA/D変換器12によってデジタル値に変換さ
れた測光領域EA、 EBの輝度差の絶対値及び後述す
る判別回路15の判別結果にもとづいて、この輝度差が
最大となるようにゲートパルス発生回路14を制御し、
撮影画面上における測光枠101の位置を制御するため
の制御用マイクロコンピュータである。そしてゲートパ
ルス発生回路14は制御用マイクロコンピュータ13の
指令にしたがって、ゲートパルスの発生タイミングを可
変し、映像信号中の通過部分すなわち撮影画面100上
に測光枠101を設定する位置を可変するものである。
また制御用マイクロコンピュータ13からは、モニタデ
イスプレィMDに測光枠101の位置を表示するための
測光枠表示信号GDが信号処理回路5へと供給されてい
る。
一般に撮影画面内においては、主要被写体部分がその背
景に比較して輝度レベルが高い(高周波成分が多い)た
め、測光枠101で被写体をとらえている状態で、常に
測光枠内外の輝度差が最大となるように測光枠を移動す
れば、測光枠は常に被写体を追尾し、常に最もよく被写
体をとらえることができる。
尚、測光枠内外の領域EA、EBの輝度差Ea。
Ebが最大となるように測光枠の位置を制御する追尾ア
ルゴリズムについては後述する。
15は上述の引算回路10より出力された測光枠101
内外の領域の輝度差すなわちEa−Ebを予め設定され
ているスレショルドレベル、THI、TH2(T H1
< T H2)と比較し、画面の状態、すなわち逆光補
正が必要か、白とび補正が必要か、平均測光とすべきか
等を判別するための判別回路で、判別結果にもとづいて
後述するアナログスイッチSWを開閉制御するための制
御信号Cを出力する。
そして判別回路は、測光枠101内の領域EAの平均輝
度レベルEaが測光枠101外の領域EBの輝度レベル
Ebよりも小さ(、且つEa−Eb<THIのとき、ま
たは測光枠内領域EAの平均輝度レベルEaが測光枠外
領域EBの輝度レベルEbよりも大きく、且つTH2<
Ea−Ebのとき制御信号CをHレベルとし、測光枠内
外の領域EA、EBそれぞれの平均輝度レベルEa、E
bの関係がTHI≦Ea−Eb≦TH2のとき制御信号
CをLレベルにするよう動作する。
16は判別回路15の判別結果にもとづいて、露光制御
装置2にフィードバックする測光用映像信号レベルを出
力する測光回路で、17はゲート回路7bより出力され
た測光枠101外の領域Ebにおける映像信号を所定の
期間で1フイールド)で積分して平均化する積分回路、
18はゲート回路7aより出力された測光枠101内の
領域Eaにおける映像信号を同じ期間で積分して平均化
する積分回路、19はバッファアンプ、SWは判別回路
15の制御信号Cによって開閉制御され、制御信号Cが
HレベルのときON、LレベルのときOFFとなるアナ
ログスイッチ、R1−R3はバッファアンプ19を介し
て露光制御装置2へとフィードバックする映像信号レベ
ルを制御するにあたり、測光枠内外に応じた各信号の重
み付けを行うための抵抗、20は加算器である。
以上の構成により、アンプ4より出力された映像信号す
なわち輝度信号はそれぞれゲート回路7a。
7bにより、測光枠内領域EAに対応する信号Eaと測
光枠外領域EBに対応する信号Ebとに、別々に取り出
され、前述のように積分回路8a、 8b、面積補正回
路9a、 9bを介してその平均輝度レベルが求められ
、引算回路lOでそのレベル差が演算される。そして各
領域EA、Ebの平均輝度レベルの差Ea−Ebが判別
回路15へと入力され、画面の状態が判別される。
いま第3図(c)に示すように、測光枠内領域EAと測
光枠外領域EBとの平均輝度レベルに大きな差がなく、
全画面においてほぼ一様である場合、すなわち予め設定
されたスレショルドレベルTHI。
TH2に対し、 THI≦Ea−Eb≦TH2 であった場合には、判別回路15は制御信号CをLレベ
ルとし、測光回路16内のアナログスイッチSWを開放
にする。
これによってそれぞれゲート回路7a、  7bによっ
て別々に抽出された測光枠内外の領域EA、 EB内に
相当する映像信号は、それぞれ積分回路17゜18で積
分されて平均化され、それぞれ抵抗R3゜R2によって
所定の重み付けを付与された後(実際は測光枠内の重み
付けが大きい)加算器20で加算され、バッファアンプ
19を介して露光制御部2へ露光制御信号が供給される
。これによって露光制御部2は撮像画面100全画面に
おける平均輝度レベルにもとづいてフィードバック制御
され、平均測光モードとなる(ただし、本発明の平均測
光モードとは、測光枠型点モードに対して枠内外の重み
付けの差を小さくするが、実際、測光枠内の重み付けを
大きくして枠内重点的に設定しておいてもよい)。
また第3図(a)に示すように、判別回路15において
、測光枠外の領域Ebに相当する平均輝度レベルが測光
枠内の領域EAに相当する平均輝度レベルEaよりも大
きい逆光画面で、且つ Ea−Eb<THI であることが判別された場合は、制御信号CがHレベル
となってアナログスイッチSWが閉成される。
これによって測光枠内領域EAに相当する輝度信号に重
み付けを行う抵抗R2にさらに抵抗R3が並列接続され
、上述の全画面平均測光時と比較して抵抗値が小さくな
り、積分回路18の出力の電圧降下が小さくなり、測光
枠内領域EAにおける信号の測光枠外領域EBに対する
電圧加算の重み付けが大きくなり、測光枠内領域EAの
輝度信号レベルが大きく繁栄され測光枠内重点測光モー
ドとなる。したがって背景に対して暗い被写体の部分の
露出が補正され、所謂逆光補正が行われる。
また、第3図(b)に示すように、判別回路15におい
て、測光枠内の領域EAに相当する平均輝度レベルEa
が測光枠外の領域EBに相当する平均輝度レベルEbよ
りも大きく、且つ、 TH2<Ea−Eb で、所謂臼とびを生じている場合は、第3図(a)の逆
光補正のときと同様に制御信号CがHレベルとなってア
ナログスイッチSWが閉成され、測光枠内領域EA内に
相当する信号の重み付けが大きくなり、測光枠内重点測
光モードとなる。したがって背景に対して高輝度で白と
びを起こしている被写体に対する露出が補正され、所謂
臼とび補正を行うことができる。
以上のように、測光枠内外の領域における輝度差が所定
の範囲内であるときには枠内外の輝度レベルの大小関係
にかかわらず、平均測光され、はぼ全画面の平均輝度レ
ベルにもとづいて露出制御が行われる。
そして測光枠内外の輝度差が大きく、逆光補正または白
とび補正の必要な画面に対しては測光枠内重点測光を行
い、主要被写体に重点的に露光補正し、不自然な゛画面
を補正することができる。
さて、本発明の自動露光制御装置の露光制御手段につい
ては上述の説明の通りであるが、最初に述べたように、
本発明の装置によれば、被写体が移動したり、カメラを
移動したりして被写体が測光枠内から枠外へと移動して
も、被写体と背景との輝度差から被写体の位置を検出し
て測光枠を追尾させる自動追尾機能が備えられているた
め、測光枠101の内外領域EA、EBとの間に輝度差
があれば、その輝度差が大きくなる方に、すなわち主要
の被写体を測光枠101内へととらえる如(測光枠10
1の位置を被写体に追尾させることができる。
これによって第3図(a)の逆光画面の補正、及び第3
図(b)に示す白とび画面の補正については被写体が移
動しても、露光状態に急激な不自然な画面の変化を生じ
ることな(自然な補正を行うことができる。また測光枠
内外領域EA、EBの輝度差が小さ(なって測光枠の追
尾動作ができなくなった状態では、第3図(C)に示す
ように、画面もその全体の平均輝度レベルにもとづく平
均測光状態となるため、測光枠を被写体に追従させる必
要はない。
このとき測光枠は、その追尾動作を停止した直前の位置
に保持してもよいし、またたとえば画面中央の初期位置
に強制的に移動させてもよく、その設計に応じて適宜選
択することができる。
次に測光枠101の内外の領域EA、EBの輝度差にも
とづいて測光枠101を被写体に自動追尾させるための
制御用マイクロコンピュータ13による追尾アルゴリズ
ムについて、第4図、第5図を用いて説明する。
本発明によれば測光枠101の位置変化の単位変化量を
設定するため、第4図に示すように撮影画面をm X 
n個のブロックに分割して設定、上、下、左。
右に1ブロック単位で移動制御されるようになっており
、その制御アルゴリズムは次のように設定されている。
第5図(a)はそのフローチャートを示す。
追尾動作をスタートすると、制御用マイクロコンピュー
タ13は判別回路15の制御信号Cを調べ(stepl
)、CがLレベルであれば、測光枠内外の輝度差が小さ
く輝度差による追尾は困難と判断し、5tep2に進ん
で測光枠101をその時の位置に保持、あるいはたとえ
ば画面中央の初期位置に復帰させて5teplへと戻る
。また5teplで制御信号CがHレベルであれば、測
光枠内外の輝度差が十分得られる状態であると判断し、
以後測光枠101の位置制御動作に入る。
5tep3で変数e1に絶対値回路11の出力1Ea−
Eblの値を格納し、5tep4で測光枠101を第4
図で見て1ブロツク右にシフトする。続いて5tep5
に移行して、変数e2に測光枠101の移動後の位置に
おける絶対値回路11の出力1Ea−Eblを格納し、
5tep6でe2とelの内容を比較する。e2>el
であれば測光枠101を右にシフトしたことによって輝
度差が太き(なったことを意味するものであり、測光枠
がより被写体を適確にとらえたことと同じであるため、
5tep8へと移行して、その位置において測光し、そ
の結果にもとづいて露光制御部2を駆動して絞り、AG
C回路等を制御して露光制御する。
“ 一方、5tep6でe2>elでなければ、測光枠
lO1を左に1ブロック分シフトして元の位置へ戻して
から5tep8へと進み、その位置で測光した結果にも
とづいて露光制御部2を駆動して露光制御を行う。
続いて5tep9〜5tep14においては、測光枠1
01を第4図に示す撮影画面上において1ブロツク上に
シフトして5tep3〜5tep8で行ったと同様に測
光枠内外の輝度差が大きくなればその位置に、増加しな
ければ元の位置へと戻して測光し、露光制御を行う。
以下同様にして5tep15〜5tep20で測光枠1
01を1ブロツク左にシフト、s t e p 21N
s t e p 26で測光枠101を1ブロツク下に
シフトし、それぞれ輝度差が大きくなる方の位置に測光
枠を合わせ、露光制御を行った後5teplに戻り、輝
度差が所定レベル以上の間上述の動作を繰り返し行う。
このようにして測光枠101の内外の輝度差が所定レベ
ル以上あれば、被写体が移動しても測光枠101を被写
体に合わせ続けることができ、それぞれ測光枠101内
の映像信号レベルを重点的に測光することができる。
尚、上述の実施例では、測光枠と追尾枠を共用している
が、別個に設定しても良(、本発明を達成する上で同等
支障はない。
また、第5図(a)のフローチャートにおいて、5te
plで画面判別を行う際、測光枠101内外の輝度差の
過渡的な変動、ノイズに対して誤動作を生じないよう、
5teplと5tep3との間、及びsteplと5t
ep2との間に第5図(b)に示す5tepl−1゜5
tepl−2をそれぞれ挿入し、それぞれ同じモードが
mフィールド期間(たとえば数フイールド期間)以上続
いたときに始めて追尾モードの変更を行い、mフィール
ド未満のときは瞬間的なノイズとして、モードの変更を
行わないようにすれば、さらに安定性が増加する。
また上述の実施例では、露光制御において、白とび補正
時及び逆光補正時、測光枠内の重み付けを2段階に可変
する場合について説明したが、第3図(a)の逆光の場
合、及び第3図(b)の白とび補正それぞれについて、
第6図に示すように、Ea−Ebの値をTHI−1,T
HI −2,・・−、THI −n、 TH2−1゜T
H2−2,・・・、TH2−nのn個のしきい値と比較
し、その結果に応じてn段階に測光回路の補正量を細か
(制御するようにしてもよい。
第7図はその場合の測光回路16’の構成を示すもので
、第1図と同一構成部分については同一符号をもって示
すものとする。
測光枠内領域EAの輝度信号に重み付けを行う抵抗R2
に、抵抗とスイッチの直列回路(R3−+ +Ra−2
,”’+ R3−n) 5w21 ”’+ SWn )
がn個それぞれ並列接続されている。各抵抗の値は重み
付けの変化の度合に応じてそのときの設計に応じて適宜
設定すればよい。
2そしてこれらのスイッチsw、、sw2.・・・、S
Wnを開閉制御する判別回路15’は、引算回路10か
ら出力されたEa−Ebを、第3図(a)の逆光補正の
場合(Ea−Eb<THI)、第3図(b)の白とび補
正の場合(Ea−Eb>TH2)について、それぞれス
レショルドレベルTHI、THI−1,THI−2゜・
、THI・nSTH2,TH2・1,TH2・2,=。
TH2−nとn段階に比較し、その結果に応じて制御信
号C,−Cn中の対応する制御信号をI]レベルとし、
抵抗R2に並列接続される抵抗を制御する。
これによって測光枠内領域の信号に対する重み付けがn
段階に制御され、高精度、高感度の露光制御が可能とな
る。
第8図は本発明の自動露光制御装置の他の実施例を示す
もので、測光枠101によって被写体を追尾する機能に
着目し、移動する被写体に対する焦点追尾機能を付加し
たものである。
第8図において、第1図と異なる部分のみ説明すると、
21は自動焦点調節装置で、撮影レンズlを移動して焦
点調節を行うためのモータ22、ゲート回路7aを通過
した測光枠101内の領域EAに相当する輝度信号中か
らその高周波成分を抽出するバンドパスフィルタ23、
バンドパスフィルタ23の出力信号の1フイ一ルド期間
におけるピークを検出してホールドするピーク検出回路
24、ピーク検出回路24の出力を1フイールド遅延さ
せる遅延回路25、ピーク検出回路24より出力された
現フィールドのピーク値と遅延回路25を介して出力さ
れた前フィールドのピーク値とを比較し、その変位を打
ち消す方向にモータ22を駆動して撮影レンズを移動す
るモータ駆動回路26から構成されている。
この構成により、フィールドごとに測距枠と兼用される
測光枠101内の領域に相当する輝度信号の高周波成分
のピーク値を検出し、これが最大となるように撮影レン
ズを駆動して所謂山登り制御を行う。
これによって測距枠に共用される測光枠101内の被写
体に常に焦点を合わせ続けることができ、被写体が移動
しても、これを追尾し、常に最適な露光制御且つ焦点制
御を行うことができる。
尚、本実施例においても、測距枠と測光枠、さらに追尾
枠を兼用せず別個に設けても良い。
また、上述の各実施例において、制御用マイクロコンピ
ュータ13からの指令にもとづいてゲートパルス発生回
路14を制御する際、枠内外の領域EA。
EB間の輝度差が大きくなるように枠の大きさを変更す
ることにより、被写体の撮影画面上に占める大きさが変
化しても、正確に被写体をとらえることができ、より適
切な露光、焦点制御を行うことができる。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明における自動露光制御装置に
よれば、画面内に測光枠を設けるとともに、この枠内外
の輝度信号をもって被写体が、逆光補正としているのか
、白とび補正を必要とじているのかを自動的に判断し、
かつ、この測光枠を逆光補正時には黒い被写体に、白と
び補正時には白い被写体に追尾させ、常に最適露光とな
るように露光制御を行うことができる。
これによって、画面内の被写体を黒い被写体か白い被写
体か常に認識しつつ追尾し露光を制御することにより、
被写体が画面内を移動したり逆光シーンから順光シーン
へ変化したりしても、常に最適に露光が制御され自然な
画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における自動露光制御装置の一実施例を
示すブロック図、 第2図は撮影画面上における測光枠内外の領域を示す図
、 第3図は撮影画面の異なる状態を示す図、第4図は測光
枠の追尾動作を説明するための撮影画面の図、 第5図は追尾動作を説明するためのフローチャート、 第6図は本発明の測光回路の他の実施例を説明するため
の図、 第7図は本発明の測光回路の他の実施例を示すブロック
図、 第8図は本発明の自動露光制御装置に自動焦点調節装置
を組み合わせた実施例を示すブロック図、第9図、第1
0図は従来の自動露光制御回路を示すブロック図である
。 6・・・・・・・・・・・・・・・測光枠設定回路7a
、7b・・・・・・・・・・・・・ゲート回路10・・
・・・・・・・・・・・・・・・弓1算回路13・・・
・(測光枠設定用)制御用マイクロコンピュータ15・
・・・・・・・・・(画面モード)判別回路16・・・
・・・・・・・・・・・・・・測光回路21・・・・・
・・・・・・・・自動焦点調節回路特許出願人  キャ
ノン株式会社 lブロツ7

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 撮影画面上に測光枠を設定する測光枠設定手段と、前記
    測光枠内外に相当する映像信号より撮影画面の状態を判
    別する判別手段と、前記判別手段の判別結果にもとづい
    て露光状態を補正する露光補正手段と、少なくとも前記
    露光補正手段の動作時、前記測光枠の設定位置を被写体
    に追尾させる手段とを備えたことを特徴とする自動露光
    制御装置。
JP63123679A 1988-05-02 1988-05-20 自動露光制御装置 Expired - Lifetime JP2692854B2 (ja)

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