JPH01292940A - 変調装置 - Google Patents

変調装置

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JPH01292940A
JPH01292940A JP63123100A JP12310088A JPH01292940A JP H01292940 A JPH01292940 A JP H01292940A JP 63123100 A JP63123100 A JP 63123100A JP 12310088 A JP12310088 A JP 12310088A JP H01292940 A JPH01292940 A JP H01292940A
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signals
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Yoshiaki Nagata
善紀 永田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、多値変調、とりわけ直交振幅変調のように搬
送波の振幅および位相を情報として用いる多値変調(Q
AM)において、増幅器の非線形性を補償するために予
め送信信号波形を変形させて送出する変調装置に関する
(従来の技術) 通常の増幅器の入出力非線形特性には、第3図に示すよ
うに、AM−AM変換と呼ばれる出力振幅の飽和特性と
、AM−PM変換と呼ばれる出力位相の入力振幅による
変化がある。入力振幅が飽和点から十分小さい点では、
振幅特性は直線であり位相の変化もない。しかしながら
、入力振幅が飽和点に近づくにつれて、出力振幅は飽和
し、出力位相は回転し始める。その結果として送信スペ
クトルの劣化、および受信特性の劣化をまねく。
第2図(a)〜(d)はこのような非線形増幅器の信号
に対する影響を示している。変調は16値QAMの場合
を想定しでいる。第2図(a)は本来あるべき送信信号
の位相平面における信号点分布であり、第2図fb)は
その時の送信スペクトル分布である。
第2図(C)は動作点を飽和レベルの近くにしたときの
増幅器出力の位相平面における信号点の分布を示す。第
2図(C1の信号点は第2図(a)の信号点に比して歪
んでいる。この時の送信スペクトルは第2図(dlに示
すように、3次および5次等奇数次の相互変調成分が出
て、隣接チャンネルへの干渉の原因となる。また、受信
機は第2図(a)の信号点が送られたものとして判定を
行うので、第2図(c)のような信号点が送られると、
小さな雑音によって誤りを起してしまい、受信特性が劣
化する。
送信スペクトル特性および受信特性の劣化を防ぐために
、このような増幅器の非線形性を補償する必要がある。
従来、このような非線形性を補償し、かつ増幅器特性の
時間変化をも補償する手段として、電子通信学会昭和6
0年情報システム部門全国大会講演番号m32c+r移
動通信用送信増幅器における適応型歪補償回路(ディジ
タル線形変調への応用)」に述べられたものがある。第
5図は従来の適応型歪補償回路性の変調装置を示すブロ
ック図である。
この第5図の従来の変調装置は次の如くに作動する。
入力端子501および502から入力した信号511−
Iおよび511−Qは、複素信号をサンプル量子化した
信号系列の実部および嘘部をあられす。第4図に入力信
号の例を実線で示した。信号511−I及び511−Q
を受けた書き換え可能なメモIJ−(RAM)520は
、増幅器の非線形性を補償するための歪を加えた複素信
号をあられす521−Iおよび521−Qを出力する。
第4図に信号511−Iの例を実線で、521−Iの例
を破線で示した。信号521−Iおよび521−Qはデ
ィジタル・アナログ(DA)変換器530でそれぞれア
ナログ信号に変換される。直交変調器540ではDA変
換器530の出力を受けて発振器541で出力を変調す
る。変調された信号は出力端子504より増幅器(図示
せず)へ入力する。増幅器出力の一部が入力端子503
より入力し、直交復調器545において複素ベースバン
ド信号549−I 、549−QK復調される。信号5
49−Iおよび549−Qは、アナログ・ディジタル(
AD)変換器550においてサンプル量子化される。減
算回路560では本来送信されるべき信号である511
−I、511−QからAD変換器出力551−I、55
1−Qをそれぞれ引き算する。RAM52Qにおいて信
号(511−I、511−Q)から(521−I 、5
21−Q)への変換が増幅器の非線形性を補償するよう
に正しく行なわれていれば、減算回路560の出力は0
となる。この出力がOでない時には、修正量発生回路5
70において減算回路560出力が9倍される(pは1
以下の定数)。加算回路580ではRAM520出力と
修正量発生回路出力が加算され、信号571−I、57
1−Qを出力する。
信号571−I 、571−QはR,AM520に入力
し、RAMの内容を書きかえる。
これまでの説明では減算回路560において信号511
−I、511−Qから信号551−I。
551−Qをそれぞれ引いた値を出力するとしたが、こ
れはその逆の符号の値を出力してもよい。
その場合加算回路580は、減算回路となり、RAM5
20出力から修正量発生回路570出力を引き算した値
が出力される。
(発明が解決しようとする課題) このような従来方式では、ディジタルアナログ変換回路
530人力からアナログディジタル変換回路550出力
までの帰還部において遅延が存在する場合に、減算回路
において正確な信号の比較ができなくなり当初設計した
歪補償ができなくなる。歪補償用のRAMに記憶された
値が仮K、ディジタルアナログ変換回路530人力から
アナログディジタル変換回路550出力までに起こる非
線形歪を正確に補償する値であったとする。先に述べた
ような遅延がない場合、そのとき第5図の減算器560
の入力511−Iと551−I並びに511−Qと51
1−Qは全く等しく減算器560の出力は0となる。し
かし、実際には遅延が存在する。
ディジタルアナログ変換回路530出力からアナログデ
ィジタル変換回路550出力までの帰還部に於ける遅延
をτとする。変調信号をa ftl十j b (t) 補償回路における信号変換特性を F(・) とすると、復調出力は a(を十τ)とb(を十τ) となる。減算器入力は、例えば551−Iはa(t+τ
)であり511−Iはa (t)である。その関係は第
6図に示したようになる。減算回路560の出力はOで
なくなる。その結果、RAMの値が必要がないのに書き
換わり、送信信号スペクトル劣化を起こす。
本発明の目的は、このような欠点を克服し、送信スペク
トル特性を常に高精度に改善する非線形歪補償回路付き
変調装置の提供にある。
(課題を解決するための手段) 前述の課題を解決するために本願の発明が提供する変調
装置は、入力サンプル値系列をうけて増幅器の非線形性
を補償するように予め歪ませた複素信号のサンプル値系
列を変換テーブルを参照して出力する信号変換回路と;
該信号変換回路出力と搬送波をうけて送信信号に変換す
る直交変調器と;前記搬送波を出力する発振器と;該直
交変調器出力信号を増幅する非線形増幅機と:前記発振
器出力により前記増幅機出力をふたつの基底帯域信号に
変換する直交復調器と;サンプルタイミングクロックを
受けてふたつの前記直交復調器出力をサンプルするサン
プル器と;前記入力サンプル値系列をサンプル時間間隔
の整数倍だけ遅らせる遅延回路と;前記遅延回路出力と
前記サンプル回路出力との間の差をとる減算器と:前記
遅延回路出力が前記サンプル回路出力に対して遅れてい
るか進んでいるかを示す比較器と;前記比較器出力を受
けて前記遅延回路出力と前記サンプル回路出力との間に
時間差がなくなるように前記サンプルタイミングクロッ
クの位相を調整するクロック発生回路と;前記減算器出
力と前記信号変換回路出力を加算し前記信号変換回路の
前記変換テーブルを書き換える加算器とからなることを
特徴とする。
(実施例) 以下本発明について図を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。入
力端子101および102から入力した信号111−I
および111−Qは、複素信号をサンプル量子化した信
号系列の実部および一部をあられす。第4図に入力信号
の例を実線で示した。
信号111−I及び1tt−Qを受けた、例えば書き換
え可能なメモリー(几AM)で構成された信号変換回路
120は、増幅器の非線形性を補償するための歪を加え
た複素信号をあられす121−工および121−Qを出
力する。第4図に信号111−Iの例を実線で、121
−Iの例を破線で示した。信号121−Iおよび121
−Qはディジタル・アナログ(DA)変換器130でそ
れぞれアナログ信号に変換される。直交変調器140で
はDA変換器130の出力を受けて発振器141出力に
より変調する。変調された信号は出力端子104より増
幅器(図示せず)へ入力する。その増幅器出力の一部が
入力端子103より入力し、直交復調器145において
複素ベースバンド信号149−I、149−Qに復調さ
れる。信号149−■および149−Qは、アナログ・
ディジタル(AD)変換器150においてサンプル量子
化される。サンプル量子化のタイミングはクロック発生
回路159出力であるクロック信号から得られる。人力
信号111−I、111−Qはまた可変遅延回路161
を通ってAD変換器出力151−I、1s1−Qと共に
減算回路160に入力する。
減算回路160では可変遅延回路161を経た本未送信
されるべき信号である111−I、111−QからAD
変換器出力151−I、151−Qをそれぞれ引き算す
る。RAM120において信号(1t1−I、ttt−
Q)から(121−I。
121−Q)への変換が増幅器の非線形性を補償するよ
うに正しく行なわれ、かつAD変換器150のクロック
位相および可変遅延回路161の遅延量が減算器入力信
号間の遅延差が0になるように設定されていれば減算回
路160の出力はOとなる。両信号の遅延差がOなのに
この減算回路出力がOでない時には、修正量発生回路1
70において減算回路160出力が9倍される(pは1
以下の定数)。加算回路180ではRAM120出力と
修正量発生回路出力が加算され、信号171−I、17
1−Qを出力する。信号171−I。
171−QはRAM1201C入力し、几AMの内容を
書きかえる。
これまでの説明では減算回路160において信号111
−I、111−Qから信号151−I。
151−Qをそれぞれ引いた値を出力するとじたが、こ
れはその逆の符号の値を出力してもよい。
その場合加算回路180は、減算回路となり、RAM1
20出力から修正量発生回路170出力を引き算した値
が出力される。
遅延差検出回路190では、161−Iと151−■又
は161−Qと151−Qそれぞれの極性が反転するタ
イミングを調べ、その時刻の差が1/2サンプル間隔以
上だと制御信号を可変遅延回路161に出力し、その時
間差が1/2サンプル間隔以内におさまるように遅延時
間を決定する。
またその時刻差が1/2サンプル間隔以内だと制御信号
をクロック発生回路159に、出力して出力クロックの
位相を制御し、AD変換器150におけるサンプル量子
化のタイミングを変え、両信号のゼロクロスする時間差
がないようにする。
(発明の効果) 以上に説明したように、本発明の変調装置は、いかなる
変調方式に対しても、また装置内の遅延時間の大小にか
かわらず自動的に非線形増幅器の特性に合わせて非線形
増・幅器の出力が正しい送信信号波形になるようにする
ことができる。そこで、本発明によれば、増幅器の非線
形性により送信スペクトルの劣化が起こらないように増
幅器の非線形性を補償できる変調装置が提供できる。ま
た、本発明の変調装置は調整がきわめて容易であり、増
幅器の特性の温度による変化に対しても追従させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願の発明の一実施例を示すブロック図、第2
図は16値QAMの非線形増幅器による歪を示す図、第
3図は非線形増幅器の入出力特性の一例を示す図、第4
図は第1図および第5図における波形の一例を示す図、
第5図は従来の適応線形化回路付き変調回路の一例を示
すブロック図、第6図は第1図における波形の一例を示
す図である0 120.520は非線形歪を補償するように歪ませた信
号を記憶するRAM、130,530はDA変換器、1
40.540は直交変調器、145゜545は直交復調
器、550,150はAD変換器、160.560は減
算回路、190は遅延時間検出回路である。 代理人 弁理士  本 庄 伸 介 (a)            (b)(c)(d) 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力サンプル値系列をうけて増幅器の非線形性を補償す
    るように予め歪ませた複素信号のサンプル値系列を変換
    テーブルを参照して出力する信号変換回路と;該信号変
    換回路出力と搬送波をうけて送信信号に変換する直交変
    調器と;前記搬送波を出力する発振器と;該直交変調器
    出力信号を増幅する非線形増幅機と;前記発振器出力に
    より前記増幅器出力をふたつの基底帯域信号に変換する
    直交復調器と;サンプルタイミングクロックを受けてふ
    たつの前記直交復調器出力をサンプルするサンプル器と
    ;前記入力サンプル値系列をサンプル時間間隔の整数倍
    だけ遅らせる遅延回路と;前記遅延回路出力と前記サン
    プル回路出力との間の差をとる減算器と;前記遅延回路
    出力が前記サンプル回路出力に対して遅れているか進ん
    でいるかを示す比較器と;前記比較器出力を受けて前記
    遅延回路出力と前記サンプル回路出力との間に時間差が
    なくなるように前記サンプルタイミングクロックの位相
    を調整するクロック発生回路と;前記減算器出力と前記
    信号変換回路出力を加算し前記信号変換回路の前記変換
    テーブルを書き換える加算器とからなることを特徴とす
    る変調装置。
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