JPH01291525A - スタック型逐次復号器 - Google Patents

スタック型逐次復号器

Info

Publication number
JPH01291525A
JPH01291525A JP12065588A JP12065588A JPH01291525A JP H01291525 A JPH01291525 A JP H01291525A JP 12065588 A JP12065588 A JP 12065588A JP 12065588 A JP12065588 A JP 12065588A JP H01291525 A JPH01291525 A JP H01291525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory section
block
traceback
processing circuit
internal state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12065588A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Yamashita
敦 山下
Makoto Uchijima
誠 内島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP12065588A priority Critical patent/JPH01291525A/ja
Publication of JPH01291525A publication Critical patent/JPH01291525A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ブロック単位の畳込み符号の誤り訂正復号を行うスタッ
ク型逐次復号器に関し、 回路規模を削減すると共に、復号速度を向上させること
を目的とし、 ブロック単位の畳込み符号の信号を受信蓄積する入力バ
ッファと、該入力バッファに1ブロック分蓄積される毎
に、受信順序と逆方向に該1ブロックの後尾から技展開
処理を行う枝展開処理回路と、メトリック値メモリ部と
深さメモリ部と少なくともその一部をそれぞれ2面構成
とした内部状態メモリ部とパスメモリ部とを有するスタ
ックメモリと、前記受信順序と同一方向のトレースバッ
ク処理により復号出力データを出力するトレースバック
処理回路と、前記2面構成の内部状態メモリ部とパスメ
モリ部との一面を技展開処理に使用中は、他面をトレー
スバンク処理に使用するように切替えるセレクタとを備
えて構成した。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ブロック単位の畳込み符号の誤り訂正復号を
行うスタック型逐次復号器に関するものである。
逐次復号器(Sequential decoder 
)は、局所的に最も確からしいパスを選択することによ
り、畳込み符号の誤り訂正復号を行うものであり、誤り
訂正能力が大きいことから、衛星通信方式等に於ける復
号器として使用されている。
又スタックアルゴリズム(S tack algori
thm)を用いたスタック型逐次復号器と、ファノアル
ゴリズム(Fano algorithm )を用いた
ファノ型逐次復号器とを比較すると、前者のスタック型
逐次復号器は、所要演算量が少なくて済み、且つ通信回
線の品質が悪い場合でも誤り訂正能力の劣化が少ない利
点がある。しかし、その反面、1回の演算に要する時間
が長くなる為、復号速度を向上させることが容易でなく
、復号速度の向上が要望されている。
〔従来の技術〕
従来例のスタック型逐次復号器は、例えば、第8図に示
す構成を存するもので、51はメトリック値メモリ部(
VALUE) 、52は深さメモリ部(DEPTH) 
、53は内部状態メモリ部(STATE) 、54はパ
スメモリ部(PATHP)、55はスタックメモリ、5
6はセレクタ、57は枝展開処理回路、58はトレース
バック処理回路、59は入力バッファ、60は出力バッ
ファ、61はタイミング発生回路である。
受信データは、所定長のブロック毎に畳込み符号化され
ており、又2面構成の入力バッファ59及び出カバソフ
ァ60は、図示を省略した構成によってブロック毎に面
切替えが行われて、一面に対する書込みが行われている
時に、他面に対する読出しが行われる。又タイミング発
生回路61からのタイミング信号により枝展開処理回路
57とトレースバック処理回路58との動作が切替えら
れ、それと共にセレクタ56の切替制御が行われる。
スタックメモリ55は、メトリック値メモリ部51と、
深さメモリ部52と、内部状態メモリ部53と、パスメ
モリ部54とから構成され、枝展開処理回路57に於い
て技展開処理を行う時に得られる各節点のパスメトリッ
ク値がメトリック値メモリ部51に書込まれ、各節点の
深さが深さメモリ部52に書込まれ、内部符号器による
各節点の内部状態が内部状態メモリ部53に書込まれ、
各節点の枝展開の親節点がパスメモリ部54に書込まれ
る。
第9図は第8図の動作説明図であり、(a)は受信デー
タ、Tb)はセレクタ56に加える切替信号、(C1は
技展開処理、(dlはトレースバック処理、telは復
号出力データを示す。(a)に示す受信データは1ブロ
ック分が入力バッファ59に蓄積される毎に(C)に示
す枝展開処理が行われるものであり、又Tb)に示す切
替信号が“1”の時に、セレクタ56は内部状態メモリ
部53とパスメモリ部54とを枝展開処理回路57に接
続し、枝展開処理回路57は(C)に示すように技展開
処理を行う。
この技展開処理に於いて、畳込み符号の符号化率R= 
n / mにより、パスメトリック値が最大の節点から
2″本の技を展開するものであり、深さメモリ部52の
内容に対応した大カバソファ59のアドレスから受信デ
ータが読出され、枝展開処理回路57に於いて枝展開の
数のパスメトリック値が算出され、このパスメトリック
値はメトリック値メモリ部51に書込まれ、内部符号器
による内部状態が内部状態メモリ部53に書込まれる。
そして、枝展開が進行する場合は、深さメモリ部52の
内容が+1され、又後退した節点から技展開を行う場合
は、後退した節点の深さに対応した値が深さメモリ部5
2の内容から減算される。その場合、入力バッファ59
の既に読出された受信データが再度読出されて、パスメ
トリック値の演算処理等により技展開が行われる。
■ブロックの受信データについての技展開処理が終了す
ると、(b)に示す切替信号は“0”となり、セレクタ
56は、内部状態メモリ部53とパスメモリ部54とを
トレースバック処理回路58に接続する。トレースバン
ク処理回路58は、(d)に示すようにトレースバンク
処理を行う。即ち、パスメトリック値が最大の節点を示
すパスメモリ部54の内容を基に、内部状態メモリ部5
3から読出したデータを出カバソファ60に書込み、1
ブロックの受信データについてのトレースバンク処理が
終了すると、出力バッファ60の面切替えにより、復号
出力データとして出力される。
従って、受信データが入力バッファ59に加えられ、出
力バッファ60から復号出力データが出力されるまでの
スループットデイレイは2ブロック分となる。
第10図は従来例の復号過程説明図であり、ブロック長
が4ビツトで、符号化率R=1/2の場合の一例を示す
。従って、この場合の技展開の数は2′=2となり、受
信順序の方向に枝展開が行われるもので、初期状態の節
点から2本の技が展開され、次の深さ(DEPTH)1
に於けるパスメトリック値(VALUE)が最大の節点
■から2本の枝が伸ばされる。深さ2に於けるパスメト
リック値が最大の節点■から2本の枝を伸ばした時、節
点■を親節点とした深さ3に於ける子節点のパスメトリ
ック値が、何れも深さ2に於ける節点■、■のバメトリ
ック値より小さい場合は、深さ2に於ける節点■から技
を伸ばすことになる。
この節点■から伸ばした深さ3に於ける節点のうち、パ
スメトリック値が最大の節点■から次の枝を伸ばすこと
になり、深さ4に於ける節点のうち、パスメトリック値
が最大の節点■が終端節点となり、枝展開処理が終了す
る。
次に受信順序と逆方向にトレースバック処理を行うもの
で、終端節点■からパスメモリ部54に記憶された親節
点を辿ることにより、■−■→■−■−〇のトレースバ
ックが行われ、それぞれの節点に対応する内部状態メモ
リ部53の内容を読出すことにより復号出力データが得
られる。
この復号出力データが出力バッファ60の一方の面に書
込まれている時に、他方の面から一定の速度で読出され
るものである。
第11図は先に提案したスタック型逐次復号器のブロッ
ク図であり、71はメトリック値メモリ部(VALUE
) 、72は深さメモリ部(DEPTH) 、73A、
73Bは2面構成とした内部状態メモリ部(STATE
  A、5TATE  B)、74A、74Bは2面構
成としたパスメモリ部(PATHP  A、PATHP
  B)、75はスタックメモリ、76はセレクタ、7
7は枝展開処理回路、78はトレースバンク処理回路、
79は2面構成とした入力バッファ、80は2面構成と
した出カバソファ、81はタイミング発生回路、82は
T型フリップフロップである。
セレクタ76は、フリップフロップ82のQ端子出力信
号の切替信号により、ブロック毎に2面構成の内部状態
メモリ部73A、73Bとパスメモリ部74A、74B
の切替えを行い、枝展開処理回路77による枝展開処理
と、トレースバック処理回路78によるトレースバック
処理とを並行して行うものである。
又第12図は第11図の動作説明図であり、(alはブ
ロックタイミング信号、(b)は受信データ、(C1は
切替信号、(d)は枝展開処理、(elはトレースバッ
ク処理、(f)は復号出力データを示す。タイミング発
生回路81から(alに示すブロックタイミング信号が
出力されてフリップフロップ82に加えられる・従って
、このフリップフロップ82のQ端子出力信号は、セレ
クタ76へ加える切替信号となり、(C)に示すものと
なる。
入力バッファ79に受信蓄積された1ブロックの受信デ
ータは、次のブロックの期間に、セレクタ76で選択さ
れた例えば内部状態メモリ部73Aとパスメモリ部74
Aとが枝展開処理回路77に接続されて枝展開処理され
、又内部状態メモリ部73 Bとパスメモリ部74Bと
がトレースバック処理回路78に接続されて、前ブロッ
クで技展開処理された内容についてトレースバック処理
が行われ、出力バッファ80から復号出力データが読出
される。
従って、枝展開処理とトレースバック処理とが並行して
行われるので、復号速度を向上することができる。この
場合のスループットデイレイは3ブロック分となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の第8図に示す従来例のスタック型逐次復号器に於
いては、1ブロックの期間内に枝展開処理とトレースバ
ック処理とを第9図の(0)、 (d)に示すように行
うものであるから、復号速度を高速化することが容易で
なかった。
これに対して、第11図に示す先に提案した構成に於い
ては、第12図の(d)、 (13)に示すように、枝
展開処理とトレースバック処理とを並行して処理するこ
とにより、それぞれ1ブロック期間を総て使用すること
ができるから、復号速度の高速化を図ることができる。
しかし、スタックメモリ75の内部状態メモリ部73A
、73Bとパスメモリ部74A、74Bとを2面構成と
し、又入力バッファ79及び出力バッファ80も2面構
成とするものであるから、回路規模が大きくなる。又ス
ルーブツトデイレイが3ブロック分となり、復号遅延が
大きくなる欠点がある。
本発明は、回路規模を削減すると共に、復号速度を向上
させることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のスタック型逐次復号器は、受信順序の逆方向の
ブロックの後尾から枝展開を行い、受信順序と同一方向
にトレースバックを行って復号するものであり、第1図
を参照して説明する。
ブロック単位の畳込み符号の信号を受信蓄積する入力バ
ッファ1と、この入力バッファ1に受信データが1ブロ
ック分蓄積される毎に受信順序と逆方向に1ブロックの
後尾から枝展開処理を行う枝展開処理回路2と、メトリ
ック値メモリ部(VALUE)3と深さメモリ部(DE
PTH)4と、少なくともその一部をそれぞれ2面構成
とした内部状態メモリ部(STATE  A、5TAT
EB)5A、5Bとパスメモリ部(PATHPA、PA
THP  B)6A、6Bとを有するスタックメモリ7
と、受信順序と同一方向にトレースバック処理を行って
復号出力データを出力するトレースバック処理回路8と
、前記2面構成の内部状態メモリ部5A、5Bとパスメ
モリ部6A、6Bとの一面を枝展開処理に使用中は、他
面をトレースバック処理に使用するように切替えるセレ
クタ9とを備えているものである。
〔作用〕
ブロック単位の畳込み符号の受信データのブロック後尾
には、既知の内容のターミネーションビットが付加され
ており、従って、1ブロック分の後尾の既知のターミネ
ーションビットを基にブロックの先頭に向かって技展開
処理を行うことができる。入力バッファ1は、その為に
、1ブロック分の受信データを受信蓄積するものであり
、枝展開処理回路2は、ブロックの後尾から枝展開処理
を行うものである。
この技展開処理の結果は、スタックメモリ7内の2面構
成の内部状態メモリ部5A、5Bとパスメモリ部6A、
6Bの中の一面に蓄積されるから、枝展開処理回路2に
よる技展開処理中に、他面から前ブロック期間で技展開
処理された結果を、トレースバック処理回路8により受
信順序と同一方向にトレースバック処理を行うことによ
り、直ちに受信順序に従った復号出力データを得ること
ができる。従って、出カバソファを省略することができ
る。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。
第2図は本発明の一実施例のブロック図であり、11は
メトリック値メモリ部(VALUE)、12は深さメモ
リ部(DEPTH) 、13.13A、13Bは内部状
態メモリ部(STATE、5TATE  A、5TAT
E  B)、14A、14Bはパスメモリ部(PATH
P  A、PATHPB)、15はスタックメモリ、1
6a、16bはセレクタ、17は枝展開処理回路、18
はトレースバック処理回路、19は入力バッファ、20
はフリップフロップ、21はタイミング発生回路である
入力バッファ19は、従来例と同様に2面構成として、
一面に受信データを受信蓄積している時に、他面の受信
データを読出して技展開処理を行うものである。又枝展
開処理回路17は、前述のように、1ブロックの後尾に
既知の内容のターミネーションビットが付加されている
から、この既知のターミネーションビットからブロック
の先頭に向かって、即ち、受信順序と逆方向に技展開処
理を行うものである。
又スタックメモリ15に於ける内部状態メモリ部は、枝
展開処理の為ににピッ) (K=拘束長)の幅を必要と
するものであるが、トレースバック処理には1ビツトで
良いので(−船釣にはLSB(最下位ビット)を用いる
ものであるが、任意の1ビツトを使用することが可能で
ある)、内部状B(節点番号)の上位ビットについては
、内部状態メモリ13に記憶し、2面構成とした内部状
態メモリ部13A、13Bに1ビツトを記憶する構成と
した場合を示す。なお、2面構成の内部状態メモリ部1
3A、13Bを、節点対応に複数ビットmを記憶する構
成とすることも可能であり、その場合は、1面構成の内
部状態メモリ部13を、節点対応に(K −m )ビッ
トを記憶する構成とすることになる。
この2面構成の内部状態メモリ部13A、13Bと、2
面構成のパスメモリ部14A、14Bとは、セレクタ1
6aにより一面Aが枝展開処理回1117とトレースバ
ック処理回路18とに対して切替接続され、セレクタ1
6bにより他面Bが枝展開処理回路17とトレースバッ
ク処理回路18とに対して切替接続される。そして、ト
レースバック処理回路18は、受信順序と逆方向の技展
開処理による終端節点からトレースバンクを開始するも
ので、受信順序と同一方向にトレースバック処理を行い
、復号出力データが出力される。
又フリップフロップ20は、タイミング発生回路21か
らのブロックタイミング信号により反転動作し、Q端子
からセレクタ16a、16bに対する切替信号を出力し
、前述のように、2面構成の内部状態メモリ部13A、
13Bとパスメモリ部14A、14Bとの切替接続によ
り、技展開処理とトレースバック処理とを並行して行う
ものである。
第3図は技展開処理説明図、第4図はトレースバック処
理説明図であり、ブロック長が4ビツトで、符号化率R
=1/2の場合の一例を示し、深さ4に於ける節点Ql
)を初期節点として枝展開を行い、深さ3に於ける節点
(9)、αφの中、パスメトリック値が最大の節点(9
)から技を伸ばす。そして、深さ2に於ける節点(71
,(8)の中、パスメトリック値が最大の節点(7)か
ら技を伸ばすが、この例の場合は、深さ1に於ける節点
(41,(5)のパスメトリック値が何れも節点(7)
のパスメトリック値より小さいので、節点(9)から枝
を伸ばした深さ2に於ける節点(8)から枝を伸ばし、
深さ1に於ける節点(3)。
(6)の中、パスメトリック値が最大となる節点(3)
から枝を伸ばして、節点(11,(21が得られ、パス
メトリック値が最大となる節点(1)が終端節点となる
トレースバック処理は、第4図に示すように、終端節点
(11から受信順序と同一方向に行われるもので、節点
+1)→(3)→(8)→(9)→aυのパスが得られ
、それぞれの節点に於ける内部状態から、受信順序に従
った復号出力データが得られる。従って、パンファリン
グを行うことなく出力することができる。
第5図は本発明の一実施例の動作説明図であり、(a)
はタイミング発生回路21から出力されるブロックタイ
ミング信号、(b)は受信データ、(C1はフリップフ
ロップ20のQ端子出力信号の切替信号、(d)は枝展
開処理、(elはトレースバック処理を示す。技展開処
理とトレースバック処理とは(d)、 (e)に示すよ
うに並行して行われるものであり、(blに示す受信デ
ータが入力バッファ19に1ブロック分受信蓄積される
と、そのlブロック分の受信データは、枝展開処理回路
17によりブロックの後尾から受信順序と逆方向に(d
)に示すように技展開処理が行われ、次のブロック期間
にトレースバック処理回路18により受信順序と同一方
向に(e)に示すようにトレースバック処理が行われて
、復号出力データが得られる。
従って、第12図に示す先に提案された構成と同様に、
枝展開処理とトレースバック処理とが並行して行われる
ことにより、復号速度を向上することができると共に、
スルーブツトデイレイは2ブロック分となるから、復号
遅延を小さくすることができる。又2面構成の内部状態
メモリ部13A、13Bは、前述のように、節点対応に
1ビツトで済み、パスメモリ部14A、14Bのみを完
全な2面構成とするだけで済むから、スタックメモリ1
5は、パスメモリ部14A、14Bの一面分を増加する
程度の回路規模の拡張となるが、2面構成の出カバソフ
ァを完全に省略することができるから、全体としての回
路規模を縮小することが可能となる。
第6図は本発明の他の実施例のブロック図であり、スタ
ックメモリにサブスタックメモリ部を設けた場合を示す
。同図に於いて、31はメトリック値メモリ部(VAL
UE) 、32は深さメモリ部(DEPTH) 、33
.33A、33Bは内部状態メモリ部(STATE、5
TATE  A、5TATE  B) 、34A、34
Bはパスメモリ部(PATHP  A、PATHP  
B)、35はスタックメモリ、36a、36bはセレク
タ、37は枝展開処理回路、38はトレースバック処理
回路、39は入力バッファ、40はフリップフロップ、
41はタイミング発生回路、42はクリア回路、43は
更新データメモリ部(STACKPT) 、44A、4
4Bはサブスタックメモリ部(AUXPT  A、AU
XPT  B>である。
この実施例は、第2図に示す実施例に対して、更新デー
タを記憶する更新データメモリ部43と、2面構成のサ
ブスタックメモリ部44A、44Bと、その内容をクリ
アする為のクリア回路42とを付加したものであり、サ
ブスタックメモリ部44A、44Bは、パスメトリック
値をアドレスとして節点のアドレスを書込むものであり
、技展開処理に於けるパスメトリック値最大の節点を検
索することが容易となる。
又枝展開処理回路37は、受信データの1ブロックの後
尾から受信順序と逆方向に技展開処理を行い、トレース
バンク処理回路38は受信順序と同一方向にトレースバ
ック処理を行って、復号出力データを出力するものであ
る。又セレクタ36a、36bは、2面構成の内部状態
メモリ部33A、33Bとパスメモリ部34A、34B
とサブスタックメモリ部44A、44Bとを、枝展開処
理回路37とトレースバック処理回路38とにブロック
期間毎に切替接続し、一面を技展開処理に使用中は、他
面をトレースバック処理に使用するものである。
第7図は本発明の他の実施例の動作説明図であり、(a
)はブロックタイミング信号、(b)は受信データ、(
C)は切替信号、(d)は枝展開処理、(elはサブス
タックメモリ部のクリア処理、(f)はトレースバック
処理を示し、タイミング発生回路41からの(a)に示
すブロックタイミング信号により、フリップフロップ4
0から(C)に示す切替信号が出力され、セレクタ36
a、36bが制御される。
例えば、切替信号が“1”の時、セレクタ36aにより
内部状態メモリ部33A、パスメモリ部34A及びサブ
スタックメモリ部44Aが枝展開処理回路37に接続さ
れ、メトリック値メモリ部31と、深さメモリ部32と
、内部状態メモリ部33と、更新データメモリ部43と
を用いて、1ブロック分の受信データの受信蓄積により
、受信順序と逆方向に(d)に示すように枝展開処理が
行われる。又セレクタ36bにより内部状態メモリ部3
3B5パスメモリ部34Bがトレースバック処理回路3
8に接続され、又サブスタックメモリ部44Bがクリア
回路42に接続されて、受信順序と同一方向に(f)に
示すようにトレースバック処理が行われて復号出力デー
タが得られる。又クリア回路42によりサブスタックメ
モリ部44Bが(e)に示すようにクリアされる。
次のブロック期間に於いて、切替信号が“0”となると
、セレクタ36aにより内部状態メモリ部33 A−パ
スメモリ部34Aがトレースバック処理回路38に接続
され、サブスタックメモリ部44Aがクリア回路42に
接続されて、受信順序と同一方向のトレースバック処理
とサブスタックメモリ部44Aのクリア処理とが行われ
、又セレフタ36bにより内部状態メモリ部33B、パ
スメモリ部34B及びサブスタックメモリ部44Bが枝
展開処理回路37に接続されて、メトリック値メモリ部
31と、深さメモリ部32と、内部状態メモリ部33と
、更新データメモリ部43とを用いて、受信順序と逆方
向の枝展開処理が行われる。
前述のように、枝展開処理とトレースバック処理とクリ
ア処理とが並行して行われるので、復号速度を向上する
ことができると共に、受信順序と同一方向のトレースバ
ック処理により復号出力データが得られるので、スルー
プットデイレイは2ブロック分となり、第11図に示す
構成に比較して、復号遅延を小さくすることができると
共に、出カバソファを省略できることによる回路規模の
縮小を図ることができる。
前述の各実施例に於いて、スタックメモリ7゜15.3
5に於ける一部を2面構成としたものであるが、全体を
2面構成とすることも勿論可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、入カバッファエと枝展
開処理回路2とスタックメモリ7とトレースバック処理
回路8とセレクタ9とを備え、スタックメモリ7の内部
状態メモリ部とパスメモリ部との少なくとも一部を2面
構成とし、1ブロック分の受信データを受信する毎に、
枝展開処理回路2により受信順序と逆方向に枝展開処理
を行い、又トレースバック処理回路8により受信順序と
同一方向にトレースバック処理を行って復号出力データ
を得るものであり、トレースバンク処理を復号ビットレ
ートと同一速度で行うことにより、出カバソファを省略
することができるから、回路規模を縮小することができ
る。
又枝展開処理とトレースバック処理とを並行して行うこ
とにより、復号速度を高速化することができると共に、
前述のように、トレースバック処理により直ちに復号出
力データを得ることができるから、スループットデイレ
イを小さくすることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の一実施
例のブロック図、第3図は枝展開処理説明図、第4図は
トレースバック処理説明図、第5図は本発明の一実施例
の動作説明図、第6図は本発明の他の実施例のブロック
図、第7図は本発明の他の実施例の動作説明図、第8図
は従来例のブロック図、第9図は第8図の従来例の動作
説明図、第10図は従来例の復号過程説明図、第11図
は先に提案したスタック型逐次復号器のブロック図、第
12図は第11図の動作説明図である。 1は入力バッファ、2は枝展開処理回路、3はメトリッ
ク値メモリ部(VAI、UE) 、4は深さメモリ部(
DEPTH) 、5A、5Bは内部状態メモリ部(ST
ATE  A、5TATE  B)、6A、6Bはパス
メモリ部(PATHP  A、PATHP  B) 、
7はスタックメモリ、8はトレースバック処理回路、9
はセレクタである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ブロック単位の畳込み符号の信号を受信蓄積する入力バ
    ッファ(1)と、 該入力バッファ(1)に1ブロック分蓄積される毎に、
    受信順序と逆方向に該1ブロックの後尾から枝展開処理
    を行う枝展開処理回路(2)と、メトリック値メモリ部
    (3)と、深さメモリ部(4)と、少なくともその一部
    をそれぞれ2面構成とした内部状態メモリ部(5A、5
    B)とパスメモリ部(6A、6B)とを有するスタック
    メモリ(7)と、 前記受信順序と同一方向にトレースバック処理を行って
    復号出力データを出力するトレースバック処理回路(8
    )と、 前記2面構成の内部状態メモリ部(5A、5B)とパス
    メモリ部(6A、6B)との一面を枝展開処理に使用中
    は、他面をトレースバック処理に使用するように切替え
    るセレクタ(9)とを備えた ことを特徴とするスタック型逐次復号器。
JP12065588A 1988-05-19 1988-05-19 スタック型逐次復号器 Pending JPH01291525A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12065588A JPH01291525A (ja) 1988-05-19 1988-05-19 スタック型逐次復号器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12065588A JPH01291525A (ja) 1988-05-19 1988-05-19 スタック型逐次復号器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01291525A true JPH01291525A (ja) 1989-11-24

Family

ID=14791609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12065588A Pending JPH01291525A (ja) 1988-05-19 1988-05-19 スタック型逐次復号器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01291525A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6041433A (en) * 1996-01-08 2000-03-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Viterbi decoder and viterbi decoding method
US6263473B1 (en) 1997-04-07 2001-07-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Viterbi decoder and Viterbi decoding method
US6594795B1 (en) 1999-07-15 2003-07-15 Fujitsu Limited Viterbi decoder using a reverse trellis diagram

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6041433A (en) * 1996-01-08 2000-03-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Viterbi decoder and viterbi decoding method
US6263473B1 (en) 1997-04-07 2001-07-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Viterbi decoder and Viterbi decoding method
US6594795B1 (en) 1999-07-15 2003-07-15 Fujitsu Limited Viterbi decoder using a reverse trellis diagram

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5923713A (en) Viterbi decoder
JP3747604B2 (ja) ビタビ復号装置
JP2001156651A (ja) ビタビ復号器
US6337890B1 (en) Low-power-consumption Viterbi decoder
JP2996615B2 (ja) ビタビ復号装置及びその方法
US20060265635A1 (en) Method of maximum a posterior probability decoding and decoding apparatus
JP2001024521A (ja) ターボデコーダ
KR20010022310A (ko) 길쌈 부호의 연출력 복호 장치 및 연출력 복호 방법
US5619514A (en) In-place present state/next state registers
KR0135796B1 (ko) 비터비복호기에서 트레이스백 수행장치
US5257263A (en) Circuit for decoding convolutional codes for executing the survivor path storage and reverse scanning stage of a Viterbi algorithm
Collins et al. Memory management in traceback Viterbi decoders
JPH01291525A (ja) スタック型逐次復号器
CN1311620A (zh) 在维特比译码器中储存线路节拍的方法
CN106452461A (zh) 一种通过矢量处理器实现viterbi解码的方法
KR20030047100A (ko) 터보 복호화 장치에서 인터리버와 디인터리버간 메모리공유 장치 및 방법
CN113992213B (zh) 一种双路并行译码存储设备及方法
US7818654B2 (en) Addressing strategy for Viterbi metric computation
KR19980023731A (ko) 정적 램을 이용한 길쌈 인터리버/디인터리버 및 정적 램의 주소 생성 방법
JPH01158830A (ja) スタック型逐次復号器
JPH05335973A (ja) ビタビ復号器及び畳み込み符号の復号器
KR100294703B1 (ko) 비터비 디코더_
KR100277467B1 (ko) 비터비 디코더
JPH11196007A (ja) ビタビ復号器
KR20040065841A (ko) 비터비 복호기의 트레이스백 연산방법