JPH01289388A - 動画像信号の符号化復号化方式 - Google Patents

動画像信号の符号化復号化方式

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JPH01289388A
JPH01289388A JP63119841A JP11984188A JPH01289388A JP H01289388 A JPH01289388 A JP H01289388A JP 63119841 A JP63119841 A JP 63119841A JP 11984188 A JP11984188 A JP 11984188A JP H01289388 A JPH01289388 A JP H01289388A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はテレビカメラ等から入力される動画像信号の伝
送を行うための、動画像信号の符号化復号化方式に関す
る。
(従来の技術) テレビ会議等で用いられる動画像信号の符号化復号化方
式においては、テレビカメラ等から入力される動画像信
号が符号化されて、アナログもしくはデジタルの通信路
を介して伝送され、受信側で復号化されて表示される。
その際に、狭帯域の通信路を使用するために、動画像信
号は高能率の符号化方式により符号化される。
例えば、通常のNTSC信号をデジタルデータで表現す
ると、1秒当たり60Mから100Mビットの情報量と
なる。実際のテレビ会議では、この動画像信号を符号化
して、64kから1.5Mビット/秒程度の符号量で伝
送する。従って符号化の圧縮率は、40分の1から10
00分の1にも連する。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の動画像信号の符号化復号化方式においては、テレ
ビカメラ等から人力される動画像信号が、そのまま符号
化されて伝送される。従って、受信側では復号された動
画像を表示するのみである。しかしながら、例えばテレ
ビ会議などで多人数を被写体とする動画像を伝送し受信
側での観察者が発言者に注目しているような場合、真に
受信側で必要な情報は発言者の部分だけであり、発言者
のアップを受信側に表示できることが望ましい。
特に、狭帯域の通信路を使用した場合に復号される画像
には多くの劣化が生じてしまう。従って、受信側での観
察者が注目している部分のみにズーミングして伝送した
方がその注目部分をより精細に表示することができる。
従来の方式でこのようなことを実現する場合には、送信
側でテレビカメラを操作したり、複数のテレビカメラか
ら出力される動画像信号を切り替えて伝送している。し
かしこれらはあくまでも送信側での処理であり、受信側
での観察者の意図とは必ずしも一致しないという問題点
がある。
また、受信側の観察者の意図を反映させるために、観察
者になんらかの情報を入力させて受信側から送信側に制
御情報を伝送し、送信側のテレビカメラノ操作や切替え
を受信側で行う方法も考えられる。しかし、このような
操作は煩雑であり観察者に多くの負担をかけてしまうと
いう問題点がある。
本発明は、受信側での観察者の視線の位置を認識して送
信側に伝送し、送信側では受信側の観察者が注目してい
る部分のみを符号化して伝送することにより、受信側の
観察者に対して注目している部分のみを精細に表示する
ことのできる、動画像信号の符号化復号化方式を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明の動画像信号の符号化復号化方式は、受信側では
送信側から伝送される符号を復号し、復号された動画像
を画面に表示し、上記画面上における観察者の視線の位
置を認識し、上記視線の位置を送信側に伝送し、送信側
では上記視線の位置を受信側から受け取り、上記視線の
位置に基づいて伝送する動画像の位置と範囲とを決定し
、上記の位置と範囲とに従って上記動画像を人力し、上
記動画像を符号化して符号を受信側に伝送する手段で構
成される。
(作用) 本発明の動画像信号の符号化復号化方式について説明す
る。
受信側では送信側から伝送される符号を復号して、動画
像を画面に表示する。そして、画・面上における復号さ
れた表示画面上での観察者の視線の位置を認識し、これ
を送信側に伝送する。
送信側では、受信側から伝送される視線の位置を受け取
り、この位置に基づいて伝送する動画像の位置と範囲と
を決定する。この動画像の位置と範囲とは、被写体の内
のどこを伝送するかを示すものであり、例えばテレビカ
メラでのカメラアングルとズームに当たるものである。
こうして決定された位置と範囲とに基づいて、動画像の
入力を行う。この入力方法としては、実際にカメラを制
御してそのアングル、ズームを切り替える方法の他に、
複数のカメラで人力した動画像を切り替えて利用したり
、広い範囲を撮影した動画像の中から必要な部分のみを
切り出して入力したりといった、様々な方法がある。
そして、入力された動画像を符号化して符号を受信側に
伝送する。この符号化方法としては、予測符号化や変換
符号化など動画像信号の様々な符号化方法を利用できる
(実施例) 以下、図面により本発明の一実施例を説明する。第1図
は、本発明の動画像信号の符号化復号化方式の一実施例
を示すブロック図である。第1図に示すように、受信側
の復号化手段1は送信側から伝送される符号100を復
号して、動画像101を画面2に表示する。
第2図は、表示される画面を示す説明図である。
第2図に示すように、画面2上における観察者の視線の
位置102を認識手段3で認識する。この認識手段3は
、アイマークレコーダと呼ばれる装置を用いて容易に実
現できる。また、観察者を被写体とする画像を入力して
処理し、観察者の動きを検出することにより、画面2上
での観察者の視線の位置を認識することもできる。こう
して認識される視線の位置102が、伝送手段4を介し
て送信側に伝送される。この視線の位置102の情報は
非常に少ないので狭帯域(例えば300ボーのシリアル
回線)により伝送できる。
この視線の位置102を受けた送信側の決定手段5は、
視線の位置102に基づいて伝送すべき動画像の中心の
位置103と範囲104とを決定する。第3図は、伝送
すべき動画像の位置と範囲との決定方法を示す説明図で
ある。第3図に示すように、画面2上における視線の位
置102は時間的に変動している。そこで、例えばある
時間内の視線の位置102の中央を伝送すべき動画像の
中心の位置103とする。
そして、時間的な変動の範囲に応じて、もし変動が大き
い場合には伝送すべき動画像の範囲104を大きくして
全体を伝送できるようにし、もし変動が小さい場合には
範囲104を小さくして位置103で示される部分をア
ップで伝送する。
次に、決定手段5で決定された動画像の位置103と範
囲104とに基づいて、人力手段6で動画像105を入
力する。この入力手段6では、実際にはテレビカメラを
自動的に制御して、位置103で示される位置を撮影し
、範囲104で示される値を用いてズームを行い、動画
像105を入力する。このような方法の他に、複数のカ
メラで入力した動画像を切り替えて利用したり、広い範
囲を撮影した動画像の中から必要な部分のみを切り出し
て入力したりといった、様々な方法がある。
そして、符号化手段7は入力された動画像105を符号
化して符号100を受信側に伝送する。この符号化方法
としては、予測符号化や変換符号化など動画像信号の様
々な符号化方法を利用できる。
ただし、このような送信側の処理において符号化を開始
した時点ではまだ受信側から視線の位置102が伝送さ
れていない。従って、符号化を開始した時点だけは、視
線の位置102を用いずに範囲104をできるだけ大き
く決定する。これにより広い範囲を撮影した動画像を伝
送できるので、徐々に視線102を用いて必要な部分を
絞り込むことができる。
また、このように位置103と範囲104とで示される
動画像105のみを符号化して伝送するので、絶えず全
体を符号化して伝送する場合と比べて、少ない情報量で
受信側の観察者にとって必要な画像を表示できる。また
、伝送できる情報量が限定されている場合には、観察者
が注目している部分のみをより精細に伝送できる。
さらに、受信側の観察者がなんらかの煩雑な操作を行う
必要も無い。
(発明の効果) 受信側での観察者の視線の位置を認識して送信側に伝送
し、送信側では観察者が注目している部分のみを符号化
して伝送ことにより、受信側の観察者が注目している部
分のみを精細に伝送して表示することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の動画像信号の符号化復号化方式の一実
施例を示すブロック図、第2図は表示される画面を示す
説明図、第3図は伝送すべき動画像の位置と範囲との決
定方法を示す説明図である。 図において、 1・・・復号化手段、2・・・画面、3・・・認識手段
、4・・・伝送手段、5・・・決定手段、6・・・人力
手段、7・・・符号化手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 受信側では送信側から伝送される符号を復号し、復号さ
    れた動画像を画面に表示し、上記画面上における観察者
    の視線の位置を認識し、上記視線の位置を送信側に伝送
    し、送信側では上記視線の位置を受信側から受け取り、
    上記視線の位置に基づいて伝送する動画像の位置と範囲
    とを決定し、上記の位置と範囲とに従って上記動画像を
    入力し、上記動画像を符号化して符号を受信側に伝送す
    る動画像信号の符号化復号化方式。
JP63119841A 1988-05-16 1988-05-16 動画像信号の符号化復号化方式 Expired - Lifetime JP2733953B2 (ja)

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