JPH0128887Y2 - - Google Patents

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JPH0128887Y2
JPH0128887Y2 JP1880185U JP1880185U JPH0128887Y2 JP H0128887 Y2 JPH0128887 Y2 JP H0128887Y2 JP 1880185 U JP1880185 U JP 1880185U JP 1880185 U JP1880185 U JP 1880185U JP H0128887 Y2 JPH0128887 Y2 JP H0128887Y2
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JP
Japan
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inner hole
mandrel
hollow stem
die
holder
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JP1880185U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、管の熱間押出成形機に関し、主に
その作動中のマンドレルの支持状態の改良に関す
る。
〈従来の技術〉 管の押出成形機は、一端にダイを位置したコン
テナ内孔に加熱した筒状素材を収容し、コンテナ
内孔の他端からプレツシングデイスクの内孔、上
記素材内孔及び上記ダイ内孔にマンドレルを挿通
した状態でホローステムが上記プレツシングデイ
スクを介して上記素材を押圧して上記ダイから管
として押出すように構成されている。このような
管の押出成形機において、加工された管の肉厚寸
法が全国で均一になり難く、いわゆる偏肉となる
問題があり、この問題を解決するための提案とし
て、例えば実開昭58−175809号公報に示されてい
るものがある。その概略は、第2図に示すよう
に、マンドレル9が平行移動を許容されるように
マンドレルホルダ10に自在継手12及び連結軸
13を介して連結された構成であり、管5aの押
出成形中にマンドレル9が平行移動できるから、
自然にダイ4の中心に位置するように変形中の素
材5側から受ける調心作用力によつてダイ4の中
心に保持され、従つて偏肉を軽減できるとするも
のである。旧来のマンドレル9は第3図に示すよ
うにマンドレルホルダ10aに直接ねじ結合され
ており、平行移動するようにはなつていなかつた
のである。なお、第2図及び第3図における1は
コンテナ、2はダイホルダ、6はプレツシングデ
イスク(ダミーブロツク)、7はステムアダプタ、
8はステムである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 旧来のマンドレル9の管成形中の支持状態は、
マンドレル9の後端部を結合されているマンドレ
ルホルダ10aの先端部がステム8先端部内孔に
支持され、マンドレル9のダイ6内側部分が加工
中の管5aを介してダイ4に支持された状態であ
る。コンテナ1の内孔とステム8との嵌合はかな
り余裕のあるものであるから、ステム8がコンテ
ナ1内孔内において片寄りを生じ易く、またステ
ムの自重が大きいこともあつて前端が下り気味と
なる。これによつてマンドレルホルダもステムと
共に下り気味となるので、マンドレルも同様に後
端が下り気味となる。このため、マンドレル9の
後端部から遠い位置を使用する管押出しの初期に
おいてはマンドレル9自身が比較的容易に撓むこ
とによつて調心作用力に従うから偏肉を生じ難い
のであるが、マンドレル9の後端部に近い位置を
使用する管押出しの終り頃にはマンドレル9自身
が撓み難くなるから偏肉を生じる。すなわち、押
出し成形された管の後端に近いほど偏肉の程度が
大きい問題があつた。これを解決するために第2
図の構成のものが提案されたのであるが、マンド
レル9は管の成形中に常に前方へ引張られるので
ダミーブロツク6と係合した後端部位置が規制さ
れ、この位置が確実に中心位置に規制されるので
あれば偏肉の問題は解決するがそのダミーブロツ
ク6とマンドレル9の後端部との係合による中心
位置規制のための精度管理が非常に困難であり、
また自在継手12と連結軸13の構成も複雑であ
るという問題がある。そしてさらにマンドレル9
が素材5の内孔に進入せしめられる時入れ難く、
またその先端が下つているため、これによつて潤
滑用ガラスが素材内孔から押し出される問題もあ
る。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案の手段は、一端にダイを設置したコン
テナ内孔に加熱した筒状素材を収容し、コンテナ
内孔の他端からプレツシングデイスクの内孔、上
記素材内孔及び上記ダイ内孔にマンドレルを挿通
した状態でホローステムが上記プレツシングデイ
スクを介して上記素材を押圧して上記ダイから管
として押出すように構成された管の押出し成形機
において、上記ホローステムが筒状に形成されて
おり、先端に膨大部を有するマンドレルホルダが
その膨大部をホローステム内孔に案内されて進退
するように設けてあり、上記ホローステム内孔の
先端部を拡大形成して前進した状態のマンドレル
ホルダの先端膨大部外周との間に間隙を生じさせ
るようにしたことを特徴とする。
〈作用〉 この手段においては、マンドレルがホローステ
ム内からその外へ前進するとき、すなわち、プレ
ツシングデイスク内孔及び筒状素材内孔を通つて
前進するとき、マンドレルホルダの先端の膨大部
がホローステム内孔に案内され、従つてマンドレ
ルは略水平に保持されて進行するので、素材内孔
に入れ難かつたり、潤滑用ガラスを押出すことな
く、その前進の終り近くで膨大部がホローステム
内孔拡大部に至り内孔に接触しない状態となる。
この状態でマンドレルホルダとホローステムとが
共に前進して素材を管に押出し成形する。マンド
レルホルダの後部はホローステムに前進作用を与
えるホローステム保持部を貫通して後方で別に進
退作用を与えるマンドレルホルダ保持部に保持さ
れている。押出し成形中にはマンドレルホルダは
ホローステム保持部を貫通している部分で支えら
れていて、それよりも前方はホローステム内孔に
は接触していない。従つて、マンドレルが受ける
調心作用力に対してマンドレル及びマンドレルホ
ルダが撓むことによつて順応し、この状態は管の
押出し成形の終り頃においても継続している。
〈実施例〉 第1図において、第3図と同等部分は同一図面
符号で示してあり、同図のものと異なる点は、ホ
ローステム8の内孔8aに対しその先端部に拡大
内内孔8bを形成して、マンドレルホルダ10a
が前進した押出し成形中においてマンドレルホル
ダ10aの先端膨大部10bとの間に間隙20が
生じるようにした点である。
この構成によつてマンドレルホルダ10aの撓
みが許容されるようになり、マンドレル9の自動
調心に応じるための必要な変位が得られるから、
押出し成形管の後部の偏肉が減少する。例えば、
外径35mm、内径27mmの管の成形において後端部の
改良前の不良率15%が改良後5%となつた。
〈考案の効果〉 管の押出し成形において、管後部に生じていた
偏肉を減少させて加工の不良率を低下させること
ができ、従つて生産コストの低下に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の主要部の概略の構
成を示す縦断側面図、第2図は従来の装置の主要
部縦断側面図、第3図は他の従来の装置の主要部
縦断側面図である。 1……コンテナ、2……ダイホルダ、4……ダ
イ、5……素材、5a……管、6……プレツシン
グデイスク(ダミーブロツク)、8……ホロース
テム(ステム)、9……マンドレル、10a……
マンドレルホルダ、10b……膨大部、8b……
拡大内孔、20……間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端にダイを設置したコンテナ内孔に加熱した
    筒状素材を収容し、コンテナ内孔の他端からプレ
    ツシングデイスクの内孔、上記素材内孔及び上記
    ダイ内孔にマンドレルを挿通した状態でホロース
    テムが上記プレツシングデイスクを介して上記素
    材を押圧して上記ダイから管として押出すように
    構成された管の押出し成形機において、上記ホロ
    ーステムが筒状に形成されており、先端に膨大部
    を有するマンドレルホルダがその膨大部をホロー
    ステム内孔に案内されて進退するように設けてあ
    り、上記ホローステム内孔の先端部を拡大形成し
    て前進した状態のマンドレルホルダの先端膨大部
    外周との間に間隙を生じさせるようにしたことを
    特徴とする管の押出成形機。
JP1880185U 1985-02-12 1985-02-12 Expired JPH0128887Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1880185U JPH0128887Y2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12

Applications Claiming Priority (1)

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JP1880185U JPH0128887Y2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61138412U JPS61138412U (ja) 1986-08-28
JPH0128887Y2 true JPH0128887Y2 (ja) 1989-09-04

Family

ID=30507776

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JP1880185U Expired JPH0128887Y2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12

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JPS61138412U (ja) 1986-08-28

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