JPH01288820A - 自動焦点調節装置 - Google Patents

自動焦点調節装置

Info

Publication number
JPH01288820A
JPH01288820A JP25243288A JP25243288A JPH01288820A JP H01288820 A JPH01288820 A JP H01288820A JP 25243288 A JP25243288 A JP 25243288A JP 25243288 A JP25243288 A JP 25243288A JP H01288820 A JPH01288820 A JP H01288820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
lens
integration
island
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25243288A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2629307B2 (ja
Inventor
Tokuji Ishida
石田 徳治
Toshio Norita
寿夫 糊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP25243288A priority Critical patent/JP2629307B2/ja
Publication of JPH01288820A publication Critical patent/JPH01288820A/ja
Priority to US07/479,206 priority patent/US5005040A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2629307B2 publication Critical patent/JP2629307B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動焦点調節装置に間するものであり、複数の
焦点検出領域を有する自動焦点検出機能付きの一眼レフ
カメラに特に適するものである。
[従来の技術] 従来、特開昭60−4914号公報に開示されているよ
うに、撮影レンズの予定焦点面の後方に、コンデンサレ
ンズと第1及び第2の再結像レンズを配置し、撮影レン
ズの予定焦点面からのずれ量(デフォーカス量)を、第
1及び第2の再結像レンズによって再結像された第1及
び第2の像の像間隔の変位量として検出し、その検出結
果に応じて撮影レンズを駆動するようにした、いわゆる
TTL位相差検出方式による自動焦点調節装置は公知の
ものとなっている。このような自動焦点調節装置におい
ては、第1及び第2の像の像間隔を検出するために、C
CD撮像素子列のような電荷蓄積型の光電変換素子列が
用いられることが多い。
[発明が解決しようとする課題] 上述の従来技術において、自動焦点調節のためにレンズ
駆動が行われているときには、電荷蓄積時間中にもレン
ズが駆動されていることになるが、光電変換素子列によ
る電荷蓄積時点と、光電変換素子列の出力に基づく焦点
検出演算の結果、さらなるレンズ駆動量が算出された時
点との間には時間差があり、この間のレンズ駆動量の補
正を行う必要がある。ところが、焦点検出領域が複数個
存在する場合には、各焦点検出領域はそれぞれ異なる被
写体を見ることになり、したがって、各焦点検出領域に
対応する各光電変換素子列の電荷N積時間はそれぞれ異
なる。このため、各焦点検出領域についてレンズ駆動量
の補正を一律の補正量で行うと、各焦点検出領域につい
て求められたレンズ駆動量は、撮影レンズの異なる繰り
出し位置から見たレンズ駆動量となってしまうという問
題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、複数の焦点検出領域を有する自
動焦点調節装置において、レンズ駆動中に焦点検出動作
を行っても、撮影レンズの同じ縄り出し位置から見たと
きのレンズ駆動量を各焦点検出領域について算出可能と
することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明にあっては、上記の課題を解決するために、第1
図に示すように、撮影レンズ1と、撮影レンズ1を通過
した光像を受光する複数の電荷蓄積型の光電変換手段2
 g、 2 b、 2 cと、各光電変換手段2 a、
 2 h、 2 eの出力より撮影画面Sの複数の領域
I S 1.I S2j S3のデフォーカス量DFI
 S 1 、DF I S2.DF I 33を算出す
るデフォーカス量算出手段3と、撮影レンズ1の移動量
を示す信号を出力するレンズ移動量信号発生手段4と、
デフォーカス量算出手段3にて算出された各デフォーカ
ス量DFISIDFIS2.DFIS3を各領域ISI
、IS2.IS3における電荷蓄T!trfR始時及び
電荷蓄積終了時のレンズ移動量信号発生手段4の出力値
に基づいて補正する補正手段5と、補正手段5にて補正
された各デフォーカス量DP I S 1’、DF I
 S2’、DP I 33’から撮影レンズ駆動用の1
つのデフォーカス量DFを選択するデフォーカス量選択
手段6と、デフォーカス量選択手段6により選択された
デフォーカス量DFに基づいて撮影レンズ1を駆動する
レンズ駆動手段7とを備えて成ることを特徴とするもの
である。
[作用] 以下、第1図により本発明の作用について説明する。被
写体からの光は撮影レンズ1を通過し、複数の電荷蓄積
型の光電変換手段2 a、 2 b、 2 cにて受光
され、その出力よりデフォーカス量算出手段3により、
撮影画面Sの複数の領域ISI、IS2.IS3につい
て、デフォーカス量DPIS1、DFIS2.DPIS
3が算出される。撮影レンズ1が移動中でない場合には
、このデフォーカス量DI’lS1.DFIS2.DF
IS3から撮影レンズ駆動用の1つのデフォーカス量を
選択するところであるが、撮影レンズ1が移動中であれ
ば、上記のデフォーカスJIDF I S 1 、DF
 I S2.DFIS3は現在の撮影レンズ1のデフォ
ーカス量を示すものではなく、電荷蓄積型の光電変換素
子列2m、2b、2eの電荷蓄積時間帯におけるデフォ
ーカス量を示すものであるから、電荷蓄積時間帯とデフ
ォーカス量算出時点との間のレンズ移動量分を補正する
必要がある。そして、各領域ISI。
IS2.IS3についての電荷蓄積時間帯は一最に同じ
ではないので、補正すべきレンズ移動量は同じではない
、そこで、デフォーカス量DFIS1、DFIS2.D
FIS3が算出された各領域IS’l、I S2.I 
S3における電荷蓄積開始時及び電荷蓄積終了時のレン
ズ移動量信号発生手段4の出力値に基づいて、各領域で
の電荷蓄積時間帯とデフォーカス量算出時点との間のレ
ンズ移動量を求めて、このレンズ移動量分を相殺するよ
うに、補正手段5により各デフォーカス量DPISL。
DF I S2.DF I S3の補正を行い、補正さ
れたデフォーカスjlDFIs1’、DFIS2’、D
PIS3’を求める。こうして初めて撮影レンズ1の同
じ繰り出し位置から見た各領域ISI、IS2、IS3
でのデフォーカス量が得られる。デフォーカス量選択手
段6は、補正されたデフォーカス量DP I S 1’
、DF I S2°、DFIS3’から撮影レンズ駆動
用の1つのデフォーカス量DFを選択する。そして、選
択されたデフォーカス量DFに基づいて、レンズ駆動手
段7により撮影レンズ1が駆動される。
このようにすれば、各領域ISI、IS2.Is3につ
いて電荷蓄積時間帯がそれぞれ異なっていても、撮影レ
ンズ1の同じ繰り出し位置から見たデフォーカス量を求
めることができ、デフォーカス量選択手段6におけるデ
フォーカス量の選択を正しく行うことができるものであ
る。
[実施例] 本発明の一実施例としての自動焦点検出機能付きの一眼
レフカメラにおける焦点検出用光学系について第2図及
び第3図により説明する。−眼レフカメラのカメラ本体
には、光軸10上に撮影レンズ11が設けられ、該撮影
レンズ11の後方に主ミラー12が上向き45度に設け
られ、主ミラー12の後方にフィルム露光面13が設け
られていて、撮影レンズ11を通過した撮影用光束が主
ミラー12で上方に反射されて、焦点板で結像され、ペ
ンタプリズムを介してファインダー光学系に導かれるよ
うになっている。
主ミラー12は、少なくとも一部がハーフミラ−に形成
されていて、主ミラー12のハーフミラ一部とフィルム
露光面13との間には、主ミラー12の背面部に回動軸
が枢着された副ミラー14が下向き45度に設けられ、
主ミラー12のハーフミラ一部を透過した焦点検出用光
束を副ミラー14で下方に反射して、カメラ本体のミラ
ーボックス下部に配!された焦点検出装置15に導くよ
うになる。
撮影時には、主ミラー12及び副ミラー14は、前上方
に回動されて光軸10上から退避し、撮影レンズ11を
通過した撮影用光束はフィルム露光面13に結像して、
フィルム露光面13に画像的露光を与えるようになる。
上記焦点検出装置15には、3個の光電変換素子列16
a、16b、16cを備えるAFセンサー17が設けら
れている。光電変換素子列16a〜16cのうち、1個
の光電変換素子列16mは、光軸10を含む水平位置に
配置され、2個の光電変換素子列16b、16cは、光
電変換素子列16aの両側方で光軸10を含まない垂直
位置に配置されている。光電変換素子列16b、16c
は、光電変換素子列16aに対して略90度に配向され
ている。
APセンサー17の前方にはセパレータレンズ板18が
設けられ、セパレータレンズ板18には、光電変換素子
列16a〜16cに対応するセパレータレンズ18a〜
18eが一体的に形成されている。
セパレータレンズ板18の直前には絞りマスク1つが設
けられ、絞りマスク19には、セパレータレンズ18a
〜18cに対応する開口19a〜19eが形成されてい
る。絞りマスク19と副ミラー14とに対向する反射ミ
ラー20が設けられ、反射ミラー20は副ミラー14で
下方へ反射された焦点検出用光束を、絞りマスク開口1
9a〜19c、セパレータレンズtSa〜18eを介し
て光電変換素子列16a〜16aに導くようになってい
る0反射ミラー20と副ミラー14との間には、絞りマ
スク開口19a〜19cに対向するコンデンサレンズ2
1a〜21eが設けられ、コンデンサレンズ218〜2
1cの上面には、焦点検出用光束を、位置と方向が異な
る光電変換素子列16a〜16cに対応させるように分
離するための開口22a〜22cを有する視野マスク2
2が設けられている。
焦点検出の原理はTTL位相差検出方式であって、撮影
レンズ11の射出瞳面の互いに異なる領域11aとll
b、lieとlidを通過する基準部光束a(第3図の
破線で示す)と参照部光束b(第3図の実線で示す)と
を、各光電変換素子列16i〜16eにおける基準部A
及び参照部Bでそれぞれ受光して、像の光分布パターン
を電気信号に変換し、それらの相関関係を相関器(図示
せず)で求めて自動焦点検出を行い、相関器からのずれ
信号に基づいて駆動機構で撮影レンズ11を前後動させ
ることにより、自動焦点調節を行うものである。
第2図の焦点検出光学系では、水平位置の光電変換素子
列16mに加えて、垂直位置の光電変換素子列16b、
16cが設けられているので、水平方向と垂直方向の焦
点検出が同時に行えることにより、水平線などの焦点検
出も可能となったのである。
第4図は本実施例のAFセンサー17を用いたカメラの
撮影画面に対する焦点検出エリア及びファインダー内の
表示を示している。この例では撮影画面Sに対して画面
中央部の実線で示す3つの領域ISL、IS2、l53
(以下、夫々第1アイランド、第2アイランド、第3ア
イランドと呼ぶ)の被写体に対して焦点検出を行うこと
ができる。
図中破線で示している長方形の枠AFは、焦点検出を行
っている領域を撮影者に示すべく表示されるものである
。撮影画面Sの外に示されている表示Lbは焦点検出状
態を示し、合焦時に点灯する。
第5図は、この焦点検出装置に用いるCODの受光部(
受光部と蓄積部と転送部を含めてCODと呼ぶことにす
る)を示している。第5図の各アイランドISI、IS
2、IS3に対して、基準部及び参照部を夫々設けてお
り、また、夫々のアイランドISI、IS2、IS3に
CCDのN頂部への積分時間を制御するためのモニター
用の受光素子MPD1.MPD2、MPD3を夫々設け
ている。各アイランドISI、IS2、IS3の基準部
及び参照部の画素数(X、Y)は、アイランドISIで
は(34,44)、アイランドIS2では(44,52
)、アイランドIS3では(34,44)となっている
、これらは、全てワンチップ上に形成されている。
本実施例における焦点検出装置では、上述の3つのアイ
ランドISI〜IS3のCCDにおける基準部を複数の
ブロックに分割し、この分割したブロックの基準部と参
照部の全てとを比較して焦点検出を行う、各アイランド
では分割したブロックで得られた焦点検出の結果のうち
、最も後ビンのデータを各アイランドの焦点検出データ
とし、さらに各アイランドの焦点検出データを元にカメ
ラの焦点検出データを算出する。
この分割する範囲及び分割したブロックのデフす一カス
範囲を第6図乃至第8図に示し、説明する。
第6図は、第4図に示した撮影画面S上での焦点検出エ
リアを拡大して示したものである。焦点検出用の各アイ
ランドISI、rs2、IS3は、第5図に示した基準
部の領域である。なお、第6図において、各アイランド
に示している数値は、第5図に示したCCDの画素の3
つ置きの差分を取った差分データの数を示す(差分デー
タは、2つ又は1つ置きでも良い、但し、このとき上記
数値は異なる。)、シたがって・、各アイランドにおけ
る基準部と参照部の差分データの数(X、Y)は、アイ
ランドISIでは(30,40)、アイランドIS2で
は(40,48)、アイランドIS3では(30,40
)となる、各アイランドでの分割であるが、アイランド
ISIでは2つに分け、上端の差分データから(1〜2
0)、(11〜30)とし、夫々第1ブロツクBL1、
第2ブロツクBL2とする。アイランドIS2では3つ
に分け、左端の差分データから(1〜20)、(11〜
30)、(21〜40)とし、夫々第3ブロツクBL3
、第4ブロツクBL4、第5ブロツクBL5とする。ま
た、全画素について7つ置きに差分を取ったデータの隣
接データの和(1〜35)を第6ブロツクBL6とし、
このデータ列の前部(1〜25)を第7ブロツクBL7
、後部(11〜35)を第8ブロツクBL8とする。ア
イランドIS3では、上端の差分データから(1〜20
)、く11〜30)の2つとし、夫々第9ブロツクBL
9、第10ブロツクBLIOとする。
この位相差検出方式の焦点検出では、基準部と参照部と
の像が一致したときの像間隔が所定の間隔よりも大きい
ときには後ビン、小さいときには前ビン、所定の間隔で
合焦となる。したがって、分割されたブロックでのデフ
ォーカス範囲は、各アイランドの光学中心から離れたブ
ロックはど後ビン側を受は持つことになる。差分データ
を取った後を示す第7図に基づいて具体的に説明する。
第7図はアイランドIS2の基準部と参照部とを示し、
今、ブロック分けした第4ブロツクBL4のデフォーカ
ス範囲を考える。このとき合焦となるのは、参照部にお
いて、左端から15番目乃至34番目の像(15°〜3
4′)と、第4ブロツクBL4の像(11〜30)とが
一致したときである。
これより像の一致が参照部の左側になると前ビンとなり
、このとき最大の前ビンのずれデータ数(以下ずれピッ
チという)は14、像の一致が参照部の右側になると後
ビンとなり、このとき最大の後ビンのずれピッチは14
となる。他の各アイランドでのブロック分けしたデフォ
ーカス範囲も同様であり、これを第8図に示すと、第3
ブロツクBL3では、前ピン側ずれピッチが4、後ビン
(mずれピッチが24、第5ブロツクBL5では、前ピ
ン側ずれピッチが24、後ビン側ずれピッチが4である
。アイランドISI、IS3については、ブロックBL
I、BL9では前ピン側ずれピッチが5、後ビン側ずれ
ピッチが15、ブロックBL2、BLIOでは前ピン側
ずれピッチが15、後ビン側ずれピッチが5となる。第
6ブロツクBL6では後ビン、前ピン側共に4ピツチで
あり、第7ブロツクBL7では後ビン側に4から14ピ
ツチである。また、第8ブロツクBL8では前ピン側に
4から14ピツチである。
第9図は上述の光電変換装置をカメラの焦点検出装置に
用いた例として、AFセンサー17及びAFコントロー
ラ30と、その周辺回路を開示している。AFコントロ
ーラ30は1チツプのマイクロコンピュータで形成され
、その中に前記APセンサー17のアナログ信号出力ラ
インVoutから得られるアナログ信号をデジタル信号
に変攪するA/D変換部31と、撮影レンズ(交換レン
ズ)のROMを含むレンズデータ出力部40がら、それ
ぞれのレンズで異なるデフォーカス量−レンズ繰り出し
量変換係数KL、色温度デフォーカス量dFL等のデー
タを予め入力し、且っA/D変換部31からのデジタル
データを逐一格納する、RAMで形成されたメモリ部3
2と、前記メモリ部32の出力に基づいて焦点を検出す
る焦点検出部33と、前記検出された焦点データとレン
ズデータ等から補正量を算出する補正演算部34と、そ
の補正量に基づいてレンズを駆動するための信号をレン
ズ駆動回路42に送出すると共に、レンズの移動状況の
データをエンコーダ44から受けるレンズ駆動制御部3
5と、AFセンサー17での積分値(「電荷蓄積」のこ
とを以下「積分」とも呼ぶ)が所定時間内に所定値まで
達するか否かを監視するための計時用のタイマー回路3
6と、APセンサー17と信号の送受を行うAPセンサ
ー制御部37とを有する。なお、43はレンズ駆動用の
モータ、41はAFコントローラ30によって制御され
る表示回路である。AFセンサー17と前記AFコント
ローラ30は、それぞれ1チツプずつ別個に形成されて
おり、したがって、APシステムとしては合計2チツプ
で構成されていることになる。VrefはAPコントロ
ーラ30のA/D変換部31とAPセンサー17のアナ
ログ基準電圧、Vccは電源ライン、GNDはアースラ
インである。
AFセンサー17とAFコントローラ30の間は、MD
I、MD2.ICG、SHM、CP、ADT。
Voutの7つの信号ラインで接続されている。上述の
7つの信号ラインのうち、MDl、MD2はAFコント
ローラ30からAPセンサー17ヘロジツク信号を出力
する信号ラインであり、AFセンサー17の動作モード
を設定する。AFセンサー17の動作モードには、イニ
シャライズモード、低輝度積分モード、高輝度積分モー
ド、データダンプモードの4つがあり、信号ラインMD
I、MD2のロジックレベルの組み合わせにより動作モ
ードの設定が行われる。信号ラインICG、SHMは双
方向性であり、前述のデータダンプモードにおいては、
APセンサー17がらAFコントローラ30への出力ロ
ジックラインとなり、各アイランドにおける被写体の輝
度並びに積分完了順序に関する情報を出力する。その他
のモードにおいては、信号ラインICGはAFセンサー
17の新たな積分開始を指示するICG信号を、信号ラ
インSHMはAFセンサー17にデータの要求を指示す
るSHM信号を、AFコントローラ3oがらAFセンサ
ー17へ供給するロジックラインとなる。信号ラインC
PはAFコントローラ3oがらAFセンサー17へ基本
クロックを供給するラインである。この信号ラインCP
から供給される基本クロックは、AFコントローラ30
の内部で0N10 F F制御可能であり、この基本ク
ロックをOFF状態とすることによりAFセンサー17
の動作を一時的に凍結させて、AFコントローラ30が
他の回路部分、例えば、レンズ駆動回路42等の制御を
行うことも可能である。信号ラインADTは、データダ
ンプモードにおいてはAFセンサー17の1画素データ
の出力完了を示し、APコントローラ30内のA/D変
換部31にA/D変換開始を指示するADT信号を供給
する。他のモードにおいては、AFセンサー17の各ア
イランドにおいて適正レベルまで電荷蓄積が行われた時
点でAFセンサー17からAPコントローラ30へ積分
の完了を示すための割込信号を出力する。
最後に、信号ラインVoutはアナログ信号ラインであ
り、APセンサー17における光電変換素子列16a〜
16cの出力をアナログ信号処理した後、APセンサー
17からAFコントローラ30内のA/D変換部31に
供給する。このV o u を信号は前述のADT信号
に同期して1画素毎に出力され、A/D変換された後、
AFセンサー17より得られた被写体像情報としてAP
コントローラ30に取り込まれるものである。
次に、第10図を用いてAFセンサー17の具体的構成
を説明する0図中、左側に光電変換素子列16a〜16
cを、右側にAF’コントローラ30とのI10部分を
示す、まず、光電変換素子列168〜16eは上述の第
4図のファインダー内表示に示されたように、H字形に
配置された3つのアイランドISI〜IS3に分けられ
、原則的には、それぞれ別個に制御される。光電変換素
子列16a〜16eの詳細な構成については、第11図
乃至第13図に示される。このうち、ホトダイオードP
DやシフトレジスタSR等の主要構成要素を含む部分に
ついて説明する。第11図に示すように、ホトダイオー
ドアレイ部50は、複数の画素用ホトダイオードPDと
、その間に配されたモニター用ホトダイオードMPDと
を交互に有する形を成している。各画素用ホトダイオー
ドPDの長手方向の一端はバリアゲートを形成する第1
のMOSトランジスタTRIのソースに結合されている
このMOSトランジスタTRIのドレインは次段の蓄積
部STに結合され、ゲートはBG信号(バリアゲート信
号)の供給ラインに結合されている。
蓄積部STはアルミニウム膜で遮光されており、光の照
射を受けないが、いわゆる暗時電荷を生じる。蓄積部S
Tの出力端は積分クリアゲートICGを形成する第2の
MOS)ランジスタTR2のソースと、シフトゲートS
Hを形成する第3のMoSトランジスタTR3のソース
に結合されている。第2のMOSトランジスタTR2の
ドレインは電源ラインVceに結合され、ゲートはIC
G信号(積分クリアゲート信号)の供給ラインに結合さ
れている。一方、第3のMOS)ランジスタTR3のド
レインはシフトレジスタSRを構成するセグメントに結
合され、ゲートはSH倍信号シフトゲート信号)の供給
ラインに結合されている。
モニター用ホトダイオードMPDは、図の上端部側で互
いに接続されており、したがってモニター出力は、これ
らの接続された複数のモニター用ホトダイオードMPD
の総合出力となる。このように複数個のモニター用ホト
ダイオードMPDを結合することによって、広範囲の視
野を有する被写体輝度モニター用ホトダイオードを実現
できることになる。
前記ホトダイオードアレイ部50の物理的構造の概略は
、第11図におけるc−c’線断面を示す第12図のご
とく、シリコン基板51に拡散法によって形成されたP
型領域52と注入法によって形成されたN型領域53と
、画素用ホトダイオードPD及びモニター用ホトダイオ
ードMPDを区切るために上部N型領域53に施された
P+(P型の高濃度不純物拡散領域)よりなるチャンネ
ルストッパ54と、各ホトダイオードPDの暗時出力を
抑制するために表面に設けられて表面空乏層の抑制を行
うN十膜55とから成っている。シリコン基板51には
外部からプラス電位が与えられ、中間のP型領域52に
はアース電位が与えられる。
なお、N型領域53はリン注入により、またP型領域5
2はホウ素の拡散により形成される。
前述した第11図における画素用ホトダイオードPD、
モニター用ホトダイオードMPD、バリアゲート用G用
の第1のMOS)ランジスタTR1、蓄積部ST、積分
クリりゲートICG用の第2のMoSトランジスタTR
2、シフトゲート用H用の第3のMOS)ランジスタT
R3,及びシフトレジスタSRの縦続結合体が横方向に
多数配列されており、例えばシフトレジスタSRのセグ
メント数で数えれば128個存在する。
ただし、第13図に示す配列の右端に見られるように、
画素用ホトダイオードPD、モニター用ホトダイオード
MPD、バリアゲート用のMOSトランジスタTR1、
蓄積部ST、積分クリアゲート用のMOS)ランジスタ
TR2及びシフトゲート用のMOSトランジスタTR3
のセグメント数は、右端側において、シフトレジスタS
Rに比べて5個少ない、逆に言えば、シフトレジスタS
Rのセグメント数だけが右端側で多く形成されているこ
とになる。これら5個のセグメントは、単に光電荷の転
送路として機能するに過ぎないものである。
第13図において、画素用ホトダイオードPD、モニタ
ー用ホトダイオードMPDのうち、右端の5個、及び左
端の3個には斜線で示すようにアルミニウム膜による遮
光が施されている。これらの遮光されたホトダイオード
PDは例えば画素用ホトダイオードPDの出力の暗時補
正に用いられる暗時電荷を発生する。ホトダイオードア
レイ部は、その一部分が基準部A、他の一部分が参照部
Bとして割り当てられる9例えば、基準部Aは44個分
、参照部Bは52個分の画素用ホトダイオードPDとモ
ニター用ホトダイオードPDの組み合わせ体を含む、た
だし、構造的には基準部Aと参照部Bの区別はなく、後
述するAFコントローラ30でのソフトウェア処理によ
り、それらを区別している。
前記基準部Aと参照部Bとの間の不要と考えられる部分
については、シフトレジスタSRのみを残し、他の画素
用ホトダイオードPD、モニター用ホトダイオードMP
D、バリアゲート用のMOSトランジスタTR1、蓄積
部ST、積分クリアゲート用のMOS)ランジスタTR
2及びシフトゲート用のMOSトランジスタTR3の一
部乃至全部が削除されている。この削除部分に対応する
シフトレジスタSRの各セグメントのピッチは、他の部
分のピッチよりも大きくなるように形成し、全画素出力
の転送に必要な転送りロック数を減少させて総電荷転送
時間を短縮できるようにしている。
モニター用ホトダイオードMPDは基準部A(並びに要
すれば参照部B)に位置するもののみが利用されるよう
に互いに接続されており、他の部分に存在するものは利
用されない、ただし、その不使用のモニター用ホトダイ
オードMPDも、電源ラインVceに接続して安定化し
ておくことが望ましい、これは電気的に浮いていると、
他の画素用ホトダイオードPDからの誘導を受けたり、
他の画素用ホトダイオードPDへの誘導を起こしたりし
て、結局、他の画素用ホトダイオードPDに影響を与え
るからである。モニター用ホトダイオードMPDの出力
は、MOS)−ランジスタQ、を介してコンデンサC2
に一旦与えられ、ここで保持されてソースフォロアS 
F tよりなるバッファを介して自動利得制御出力信号
AGCO8として出力される0M0SトランジスタQ2
はコンデンサC2の初期化用である。この自動利得制御
出力信号AGCO3の電源変動並びに温度依存成分除去
のため、前記コンデンサC2の初期化用のMOSトラン
ジスタQ2と同一構成のMOS)ランジスタQ、によっ
て初期化されるコンデンサCIからのドリフト出力信号
DO8が同時に発生される。このコンデンサCIには、
モニター用ホトダイオードMPDの総面積と路間−面積
のドリフト成分検出用のダイオードMDが、MOS)ラ
ンジスタQ。
を介して接続される。ダイオードMDはアルミニウム膜
で遮光されている。初期化用のMOS)ランジスタQ 
l、 Q zはICG信号(積分クリアゲート信号)の
印加期間に同時にオンされる。
ここで、このAFセンサー17の光電変換素子列16a
〜16cの電荷積分モードについて、第14図乃至第1
6図を用いて説明する。第14図は従来の一般的な1次
元の光電変換素子列のポテンシャル分布図である。1画
素分の光電変換素子はオーバーフローゲートOGを伴っ
たホトダイオードPDと、一定ポテンシャルにセットさ
れたバリアゲートBG、蓄積部STを有している。まず
積分クリアゲート5TICGへの電圧印加により、蓄積
部ST及び光電変換用のホトダイオードPDは、第14
図b)に示すように、それ以前に蓄積された電荷をオー
バーフロードレインODに排出する。このオーバーフロ
ードレインODは、電源ラインVceと共通に設計され
ている。この不要電荷の排出によりホトダイオードPD
、蓄積部STに残された電荷は無くなり、各画素は初期
化されたことになる1次に、この積分クリアゲート5T
ICGへの電圧を除去することにより積分クリアゲート
ICGのポテンシャルレベルは上昇し、蓄積部STから
オーバーフロードレインODへの電荷の流出は停止され
、ホトダイオードPDへ入射した光強度に応じて発生す
る光電荷は、以後、第14図(b)に示すように、パリ
アゲ−)BGを介して蓄積部STに流入し、ここで蓄え
られることになる。これが電荷M積動作(WI分動作)
である。
ここで、蓄積部STに蓄えられた電荷の各画素について
の平均値が後段の処理回路及び処理演算に適正なレベル
まで達するか、又はAPコントローラ30からのデータ
要求があった場合には、積分完了動作を行う、この積分
完了動作は、第14図(c)に示すように、シフトゲー
トSHに電圧印加を行い、このゲートのポテンシャル準
位を下げることにより、光入射によりホトダイオードP
Dにて発生し、蓄積部STにそれまでに蓄積された電荷
を、対応するシフトレジスタSRへと注入するものであ
る。
ここで、蓄積部STを設けているのは、以下の理由によ
るところが大である。AFセンサー17においては、低
輝度域においても使用可能とするために、画素面積の大
きい高感度なホトダイオードPDが用いられ、その長さ
IPHが数100μ麟に達するものが一般的である。一
方、蓄積部STの長さISTは飽和電圧等の要求条件よ
り50μ−程度が一服的である。ここで、今、積分完了
動作で電荷をシフトレジスタSRに移送する必要時間に
ついて考えると、蓄積部STから電荷を移送する場合に
は約3〜5μSeeを要する。これは電荷の移動速度に
依存する値であり、またその移動距離の2乗に正比例し
て増加することが知られている。
したがって、もしこの蓄積部STを設けずに、ホトダイ
オードPDにおいて電荷の蓄積を行った場合には、電荷
移送時間τSHは、fp+= 200μ転1s丁= 5
0μ晴として、 τSH= 5 X <lpH/ I!ST) ” = 
80 tt seeとなり、積分開始直後に積分完了動
作を開始するべくシフトゲートSHに電圧印加を行った
場合でも80μSeeの問はその状態′を継続する必要
があり、最短積分時間の制限を受けることになる。この
結果、高輝度時のダイナミックレンジの低下を招く、こ
のような観点から、蓄積部STを設けて、積分終了時の
!荷移動長の短縮を図り、積分終了動作の応答性改善を
図っているものである。
上述の積分完了動作が終了し、シフトゲートSHに印加
された電圧が除去されると、前回の積分完了動作の終了
後から今回の積分完了動作の終了までの間に、ホトダイ
オードPD及び蓄積部STで発生した電荷が対応するシ
フトレジスタSRに並列に移送されたこととなる。
以後、これらの像情報である電荷はシフトレジスタSR
に供給される転送りロックφ1.φ2に同期して順次シ
フトレジスタSR内を転送され、電荷量−電圧変換手段
となるコンデンサC1、ソースフォロアSF、よりなる
バッファを介して、第13図の出力信号ラインO8より
アナログ電圧として読み出されることになる。なお、M
OSトランジスタQ、はコンデンサC5の初期化用であ
る。
ところが、この積分動作においては、次のような問題が
生じる。
■まず、暗時出力の問題がある。これは光入射が無い状
態においても熱励起等により、それぞれの部位でそのポ
テンシャルレベルに応じた電荷が発生する。そこで、通
常、ホトダイオードPDのポテンシャルレベルが高く設
定され、電荷の流入条件から蓄積部STのポテンシャル
レベルを低く設定する必要が生じるため、極めて微小な
暗時出力にも拘わらず、この蓄積部STのみの暗時出力
はホトダイオードPDのそれと比較して数倍乃至数10
倍となることが一最的である。このため、ノイズ成分と
なる暗時出力の大部分は実際に光電変換とは関係の無い
蓄積部STで発生することになり、一般のホトダイオー
ドPDと比較してSZN比の低下が生じる。
■また、前述のように光電変換の高感度化の要請に伴い
、より短時間の積分時間制御が必要となる。先に説明し
た通り、積分最短時間はシフトパルスSHのパルス幅に
制限を受けるのみならず、このシフトパルスSHの発生
がシフトレジスタSRに供給される転送りロックφ1.
φ2の位相関係にも制限を与える。
そこで、本実施例においては、これらの暗時出力の低減
とより高速な積分完了を実現するために、2つの積分モ
ードをそれぞれの使用条件により切り替えることで対応
している。
旦jコ」分」ヒニ上=(高輝度積分モード)まず、高速
な積分完了の要求される高輝度被写体の像情報を入力す
る場合においては、前述の信号ラインMD 1 、MD
 2のロジックの組み合わせによって、第15図に示し
たST積分モードが選択される。第15図(a)に示す
積分クリア動作及び積分動作については、先に第14図
(a)に示し説明した通りの動作で実施される。ST積
分モードにおいては、積分完了動作のみが異なる0本実
施例の光電変換素子列16a〜16cにおいては、ホト
ダイオードPDと蓄積部STの間に配置されたパリアゲ
−)BGのポテンシャルを制御可能なものに設計しであ
る。第15図(a)に示す積分クリア動作中及び積分動
作中は、ホトダイオードPDと蓄積部STの間の電荷移
動を可能とするべく、バリアゲートBGに所定電圧印加
を行い、そのポテンシャルを低いレベルに設定しておく
、各画素の蓄積電荷の平均レベルが後段の処理回路に適
正なレベルに達したか、又はAPコントローラ30から
のデータ要求が生じた場合には、その信号により、それ
まで印加されていたバリアゲートBGの電圧を除去する
ことで、第15図(b)に示すように、バリアゲートB
Gのポテンシャルを高いレベルに上昇させて、ホトダイ
オードPDと蓄積部STの間の電荷移動を停止し、以後
、ホトダイオードP’Dで光入射により発生する電荷の
蓄積部STへの流入を禁止することで、積分動作の完了
が実現される。その後、第15図(b)に示すように、
蓄積部STのポテンシャルを高いレベルに上昇させて、
ホトダイオードPDからの電荷を蓄積部STで保持して
いる間における蓄積部STでの暗時電荷の発生を抑制し
、像情報が蓄積部STで発生する暗時電荷により損なわ
れないようにしている。
この状態の後、AFコントローラ30からのデータ要求
信号SHMの発生に伴い、第15図(e)に示すように
、シフトゲートSHに電圧印加を行い、このゲートのポ
テンシャル準位を下げることにより、蓄積部STとシフ
トレジスタSRの間の電荷移送を行う。
このようにして、データ読出と積分完了動作を別個に行
い、バリアゲートBGのポテンシャルを低いレベルから
高いレベルに変化させるだけで積分完了動作を実現する
ことにより、積分完了動作の極めて高い応答性を実現し
ている。
PJ口i分」ヒ二上−(低輝度積分モード)次に、暗時
出力の低減が要求される低輝度被写体に対するホトダイ
オードPDの積分モードについて、第16図を用いて説
明する。このホトダイオードPDの積分モードは、低暗
時出力のホトダイオードPDで電荷蓄積(積分)を行い
、この積分中に蓄積部STで発生した不要な暗時出力を
積分クリアゲート5TICGを介して排出した後、十分
な時間をかけて、ホトダイオードPDがら蓄積部STへ
、ホトダイオードPDのみの発生電荷を移送した後、シ
フトレジスタSRへ移送し、順次読み出すモードである
。このモードでは、前述の電荷移動速度の制限を受ける
ので、積分完了動作に約100μsecの時間は必要と
なるが、極めて低い暗時出力で像情報の読み出しが可能
となる。
積分クリア動作は、第14図(a)に示したのと全く同
様に行われる0次に、積分開始時であるが、第16図(
a)に示すように、前述の第14図に示す積分モードや
第15図に示すST積分モードとは異なり、ホトダイオ
ードPDと蓄積部STの間にあるバリアゲートBGのポ
テンシャルを十分に高レベルに設定し、蓄積部STでは
なくホトダイオードPDで電荷蓄積を行う、このホトダ
イオードPDで蓄積された電荷が適正なレベルに達する
か、又はAFコントローラ30がらのデータ要求信号S
HMにより積分完了動作を行うときには、まず蓄積部S
Tで発生し蓄積部STに蓄積された不要な暗時出力電荷
の排出を行う、これはバリアゲートBGのポテンシャル
を“High”レベルに維持したままで、第16図(b
)に示すように、積分クリアゲート5TICGのポテン
シャルを操作することで、蓄積部STに残された不要電
荷の排出を行うものである。こうして蓄積部STの不要
電荷を排出した後、第16図(c)に示すように、積分
クリアゲート5TICGのポテンシャルを元の高いレベ
ルに戻し、その後、バリアゲートBGのポテンシャルを
低いレベルとし、ホトダイオードPDと蓄積部87間の
電荷移送を行う(第16図(c)参照)、この電荷移送
は、前述のように、約100μ5iee程度の時間を必
要とし、AFセンサー17内で計時し操作する。こうし
てホトダイオードPDで積分された電荷の移送を完了し
た後に、バリアゲートBGのポテンシャルを再び高いレ
ベルに戻すことで、積分完了動作を終了する。
また、この積分完了動作の終了後に、第16図(d)に
示すように、蓄積部STのポテンシャルを高レベルとし
、暗時電荷の発生を抑制していることは前述のST積分
モードの終了後と同様である。
この状態で待機した後、APコントローラ30からのデ
ータ要求信号SHMによりシフトゲートSHが操作され
て蓄積部STからシフトレジスタSRへ並列に電荷が移
送され、以後、順次、像情報として読み出される動作に
ついても前述の通りである。
以上で第10図のブロック図に示した光電変換素子列1
6a〜16eの各単体についての説明を終わり、次にこ
れらの光電変換素子列16a〜16cが本実施例におい
て、どのように制御されているかについて説明する。第
10図に示すように、3つの各光電変換素子列16a〜
16cにおけるモニター用ホトダイオードMPDI〜M
PD3の各出力入GCO8I〜AGCO83に対してそ
れぞれCOD積分時間制御部171〜173を設けられ
、各アイランドISI〜IS3のバリアゲートBG1〜
BG3、蓄積部ST1〜ST3、積分クリアゲートST
 I CG 1〜5TrCG3が制御される。
また、CCDクロック発生部174が全アイランドに対
して1つ存在し、全アイランドのシフトレジスタSRの
共通の転送りロックφ1.φ2及び各アイランドのシフ
トゲートSHI〜SH3の制御を行うものである。
以下、高輝度被写体に対するST積分モードについて、
第17図(a)のタイムチャートを用いて説明する。ま
ず、AFコントローラ30は、高輝度積分モードにセッ
トするために、信号ラインMD1をL ow”レベル、
信号ラインMD2を“High”レベルとする0次に、
AFセンサー17に積分を開始させるべく、ICG信号
(積分クリアゲート信号)の供給を行う、このICG信
号は、第10図の■/○制御部175を介して、各CC
D1i11分時間制御部171〜173に供給される。
各COD積分時間制御部171〜173から各光電変換
素子列16a〜16cに前述の電荷排出に十分な時間(
約100 μsec>、5TICG信号(STI分クワ
クリアゲート信号して供給される。この間、各アイラン
ドの光電変換素子列16a〜16cのバリアゲートBG
I〜BG3にも“High”レベルの電圧が供給され、
ホトダイオードPDで発生した電荷はバリアゲートBG
、蓄積部ST、積分クリアゲート5TICGを介してオ
ーバーフロートレインODに全て排出される。この時間
(約100μsec )の計時後に、5TICG信号の
みが“Low″レベルとなり、5Tf1分クリアゲート
5TICGのポテンシャルは高レベルとなり、ホトダイ
オードPDで発生した電荷は蓄積部STで蓄積開始され
ることになる。一方、この5TICG信号により、モニ
ター用ホトダイオードMPD1〜MPD3の各出力AG
CO91〜AGCO33も積分開始される。この詳細に
ついて、以下、説明する。
第18図は、モニター用ホトダイオードMPD1〜MP
D3の各出力AGCO3I〜AGCO33を積分し、電
圧フラグ信号■FLc1〜VFLCIを得るためのAG
C信号処理回路60の詳細を示しており、第19図はそ
のタイムチャートである。このAGC信号処理回路60
は、各COD積分時間制御部171〜173に設けられ
ている。ICG信号が入力されると、まず、ドリフト出
力信号DoSを得るためのコンデンサC1の初期化信号
DOSR8と、自動利得制御出力信号AGCO3を得る
ためのコンデンサC2の初期化信号AGCR8とに、’
High”レベルの信号を供給し、コンデンサCI及び
C2の電圧ΔVDO8及びΔVACCの初期化が行われ
る。同時に、動作点設定パルスφFで反転増幅部64の
動作点設定を行い、初期化パルスφSで基準出力保持部
65の容Jicaの初期化が、また、初期化パルスφF
LCR5で比較回路部66の容N e tの初期化が行
われる。コンデンサC1及びC2の電圧Δ■Dos及び
ΔVAGcはソースフォロアを組み合わせて成る差動増
幅部61において差動増幅され、ドリフト出力信号を差
し引いた自動利得制御電圧VACC= 0.8 X (
ΔV ACC−ΔVoos)+■。が得られる。ここで
、voはオフセット値である。差動増幅部61から得ら
れる自動利得制御電圧VAGCと、基準電圧発生部62
から得られる基準電圧Vrとは、同じ容量のコンデンサ
C4、Csを含む電圧合成回路部63にて合成される。
この電圧合成回路部63の出力電圧Vxには、0.8 
X +(ΔVACC−ΔV oos)  V r)/ 
2の変動成分が得られる。自動利得制御出力信号をAG
CO3とすると、ΔvAcc=ΔV 00s+ V +
−AGCO3となる。ここで、■、はオフセット値であ
る。これより、VAcc=0.8X(−AGCO9)+
V、どなる。ココテ、Vz(=Vo+0.8X’v’+
)もオフセット値である。また、電圧合成回路部63の
出力電圧VXには、 (0,8x(−AGCO3)  Vr)/2の変動成分
が得られる。初期状態では基準電圧切換パルスφaが″
High″レベル、φb〜φeが“L ow”レベルで
あるので、基準電圧Vrには最小基準電圧Va(−0,
375V)が供給されている。このときの電圧合成回路
部62の出力電圧Vxを反転増幅部64にて反転増幅し
た電圧Vy=(10)XVxが電圧フラグ信号VFLC
反転のスレシュホールドレベルとなり、この電圧vYは
初期化パルスφSの立ち下がりのタイミングで基準出力
保持部65の容量C6に保持され、レベルvysとして
供給され続ける0次に、初期化パルスφFが立ち下がり
、電圧合成回路部63の容量C= 、 Csにはこのと
きの電薄がトータルで保持される。その後は、電圧合成
回路部63の各入力電圧VA(2C及びV「における各
電圧変動分の半分のレベル変動が出力電圧Vxのレベル
変動となる0次に、AFコントローラ30は、基準電圧
Va(=0.375)を得るためのパルスφaと、初期
化パルスDO3R9を“Lo−”レベルとした後、基準
電圧Ve(−3,375V)を得るためのパルスφeを
“High”レベルとし、電圧VAceの変動が(Ve
−Va)だけ生じたか否かのモニターを開始するために
、初期化パルスφFIJCR5を“Lo−”レベルとし
、初期化パルスAGCRSを“Low”レベルとしてモ
ニター出力の積分を開始する。モニター用ホトダイオー
ドMPDに入射した光は充電変換され1発生電子は容量
C2に充電された電圧ΔV ACCを初期値Vecから
徐々に低下させる。そして、電圧合成回路部63の出力
電圧Vxにおける初期値よりの変動は、 (−Va+0.8XAGCO8+Vel/2となり、こ
の式の値がOとなったときに反転増幅部64の出力電圧
vYは初期値VYMと同電位となり、さらにV y) 
V gB #Q 、 8 X V YMになると、比較
回路部66の容量C2に蓄えられた!荷はMOSトラン
ジスタQ、を介してリークし、電圧フラグ信号vpt、
cが反転し、積分の適正レベルを示す信号として出力さ
れる。
このような回路により、AGC信号処理回路60が構成
されているが、本実施例のAFセンサー17においては
、各アイランドにおける画素用ホトダイオードPDの面
積を共通化して、各CCD画素の感度を共通化すると共
に、各アイランドにおけるモニター用ホトダイオードM
PDの総面積をも共通化することにより、各アイランド
における画素用ホトダイオードPDとモニター用ホトダ
イオードMPDとの感度比を共通化し、これによって、
第18図に示すAGC信号処理回路60における基準電
圧発生部62を各アイランドについて共通化し、分圧抵
抗群Rにおける消費電力の省電力化、並びにAFセンサ
ー17のチップ面積の低減を可能としている。
また、このAGC信号処理回路60は、各アイランドに
おけるCCD画素列の積分時間制御を行うのみならず、
積分が不十分な状態でシステムの最大許容積分時間を計
時したときにも、各アイランドからのモニター信号に応
じてそれぞれ適正なゲインを与える。このゲインの決定
もこのAGC信号処理回路60の役割である。
AFコントローラ30からデータ読出開始のためのSH
M信号が供給されると、CCDfi1分時間制御部17
1〜173は積分動作の強制的な完了動作を開始し、バ
リアゲートBGI〜BG3、蓄積部STI〜ST3.5
Ti1分クリアゲー)STICGI〜5TICG3の操
作を開始する。ST積分モード時においては、バリアゲ
ートBGI〜BG3の操作のみで瞬時に、また、PD積
分モード時においては、SHM信号の印加後、5Tf1
分クリアゲート5TICGI〜5TICG3、バリアゲ
ートBGI〜BG3の操作により約100μSeeが経
過した後、各々、積分完了動作を終了する。引き続き、
まず第2アイランドの蓄積部STからシフトレジスタS
Rに電荷移送を行うためにシフトパルスSH2が発生さ
れる。この時点で各アイランドのゲインをメモリーする
必要がある。
そこで、このシフトパルスSH2の発生に引き続き、各
アイランドのモニター用基準電圧Vrを基準電圧切換用
のパルスφe、φd、φC5φbを用いて順次切り換え
て、電圧フラグ信号■FLcの反転をチエツクし、どの
時点で電圧フラグ信号VFL(2の反転が生じたかに応
じて各アイランドの光電変換信号読出時のゲインを決定
し、メモリーする。
Vr= Ve(3,375V)で電圧フラグ信号VFL
Cの反転が既に生じティたり、Vr= Vd(1,87
5V)に切り換えた時点で電圧フラグ信号v FLcの
反転が生じた場合には、×1のゲインがメモリーされ、
Vr=VdからVr= Vc(1、125V)に切り換
えた時点で電圧フラグ信号V FLGの反転が生じた場
合には×2のゲインがメモリーされ、V r −V c
からVr = Vb(0,75V)に切り換えた時点で
電圧フラグ信号VFLCの反転が生じた場合には、×4
のゲインがメモリーされ、Vr=Vbに切り換えた時点
でも、電圧フラグ信号VFLCの反転が生じない場合に
は、×8のゲインがメモリーされる。こうして、第1、
第2、第3の各アイランドのAGC信号処理回路60で
同時にゲインが決定され、メモリーされた後、各アイラ
ンドの画素データの読出時に、このメモリーされたゲイ
ンがそれぞれ第20図に示されなAGCアンプ74に供
給され、それぞれのアイランドの出力に対し、最も適正
なゲインが供給される。また、これらの各アイランドの
ゲイン情報は、ICG、SHM信号ラインよりAFコン
トローラ30へのデータダンプの開始直後にADT信号
と同期してデジタルデータとして出力される。
以上のようなAGC信号処理回路60は、各CCD積分
時間制御部171〜・173にそれぞれ設けられており
、各モニター出力AGCO8I〜AGCO33は、適正
レベルに達したか否かをAGC信号処理回路60により
常時モニタリングされ、所定のレベル変動が生じ、適正
レベルに達したことがCCDf1分時間制御部171〜
173のいずれかで検出されると、その度に、そのアイ
ランド■S1〜IS3の電圧フラグ信号V FLCI 
〜V FLG3が反転する。第17図の動作例では、ま
ず第2アイランドで電圧フラグ信号VFL(zの反転が
生じている。この時点でCCDICD間制御部172は
、積分クリア動作から“High”レベルの信号を出力
していたバリアゲート信号BG2を“Low”レベルに
反転させ、ホトダイオードPDと蓄積部STの間の電荷
流入を遮断し、積分完了動作を行うと共に、積分クリア
時点から“High”レベルを保っていたADT信号に
“Low”レベルのパルス信号を供給することで、1つ
のアイランドの積分完了をAFコントローラ30に知ら
せる。APコントローラ30は、このADT信号の立ち
下がりを割込信号として入力し、ADT割込処理(第2
5図で後述)を行うことで、1つのアイランドの積分完
了を認識することができるものである。
他のアイランド、つまり第17図(a)の場合には、第
1及び第3アイランドについては、第2アイランドの動
作とは無関係に、バリアゲート信号BGI、BG3は“
High”レベルの状態を保ち、積分の継続を行う(こ
の動作は5Tf1分モードの場合に限るものであり、後
述のPD積分モードでは、全アイランドの積分を同時に
停止する。)、第17図(a)の動作例では、第2アイ
ランドの次に第1アイランドの電圧フラグ信号VFLC
+の反転が生じている。この場合も、先の第2アイラン
ドの場合と同様に、ADT信号に°’Low”レベルの
パルスを出力し、バリアゲート信号BG1を反転させ、
ホトダイオードPDと蓄積部STの間を遮断し、積分完
了動作を行う、AFコントローラ30は、このADT信
号の立ち下がりで2つ目のアイランドの積分完了を認識
する。f&後に第3アイランドの電圧フラグ信号■FL
C3が最大許容積分時間(8711分モードでは20 
s+5ec)の経過前に反転した場合には、ADT信号
を“L os”レベルに保持し、バリアゲート信号BG
3を“Lo−”レベルとし、ホトダイオードPDと蓄積
部STの間を遮断し、積分完了を行う、APコントロー
ラ30は、第1及び第2の積分完了を示すパルス幅より
も若干長い周期でこのADT信号を繰り返しセンスする
ことで、“Low”レベルの信号が続けて出力されてい
ることを検出し、全アイランドの積分が完了したことを
認識し得るものである。
この時点で全アイランドの光電変換素子列16m〜16
cの蓄積部には後段のアナログ信号処理部176に適し
たレベルの電荷量が用意され、保持された状態となる。
次に、AFコントローラ30はデータ要求信萼となるS
HM信号をAFセンサー17に供給する。
このSHM信号は、第10図のI10制御部175を介
し、各CCDICD間制御部171〜173及びCCD
クロック発生部174に供給される。
第17図のタイムチャートに示すように、全アイランド
でSHM信号の供給以前にCCDf1分時間制御部17
1〜173により積分動作が自動的に完了している場合
には、COD積分時間制御部171〜173はこのSH
M信号に対して動作しない、一方、CODクロック発生
部174は、このSHM信号により内部カウンタを初期
化し、この時点から入力パルスCPのカウントを開始す
ると共に、転送りロックφ1を“High”レベルに、
転送りロックφ2を“Low”レベルにセットし、まず
シフトゲートパルスSH2を供給する。このシフトゲー
トパルスSH2の印加により第2アイランドの各蓄積部
ST2に保持された電荷が第2アイランドのシフトレジ
スタSR2へ移送される。シフトゲートパルスSH2の
印加完了後、転送りロッ°りφ0.φ2が再開され、こ
の転送りロックφ3.φ2に同期して順次CCDのシフ
トレジスタSR2は、第2アイランドの光電変換部で発
生された光電荷を出力信号O32として転送する。CC
Dクロック発生部174は、このCCDの転送りロック
数をカウントし、アナログ信号処理部176に送る。
さらに、第13図に示した7〜9番画素であるCCD暗
時出力画素からのアナログ信号出力時に、この暗時出力
レベルをA/D変換基準電圧V refにクランプさせ
るべく、アナログ信号処理部176にレベルクランプ用
の制御信号を供給する。
このアナログ信号処理部176の詳細を第20図に、そ
の動作タイミングを第21図に示す、アナログ信号処理
部176は、各光電変換素子列16a〜16cの出力信
号O81〜O83を受は入れるバッファ71〜73を備
え、各バッファ71〜73の出力のうち、いずれか1つ
が出力タイミングに応じてアナログスイッチASI〜A
S3にて選択されて、AGCアンプ74に入力される。
AGCアンプ74の出力はサンプルホールド回路75に
てサンプルホールドされ、レベルクランプ回路76にて
基準電圧V refに基準レベルをクランプされ、出力
信号■。Sとして出力される。レベルクランプ回路76
は、CCDクロック発生部174からレベルクランプ用
の制御信号CE1.CE2、AR33、AR34,CL
l、Cl3を供給される。
また、CCDクロック発生部174はADT信号をI1
0制御部175を介して出力する。このADT信号はC
CDデータの一画素、一画素の切替わりを示す信号とし
て出力され、A/D変換部31はこのADT信号の立ち
下がりでA/D変換を開始する。これらのCCD転送り
ロックφ9.φ2及びこれに同期した各信号の動作を示
すタイムチャートを第22図に示す、なお、このADT
信号は、第17図(a)に示すように、各アイランドの
積分完了時点を示す立ち下がりパルスの出力時と、IC
G及びSHM信号ラインを用いたデジタルデータ出力時
と、有効画素出力時にのみCCD転送りロックに同期し
た信号として出力され、無効画素出力時にはCCDクロ
ック発生部174内でのカウンタの値によりマスキング
され、出力されない。
このため、AFコントローラ30の側では、有効画素か
無効画素かの判別を行うことなくA/D変換データの取
り込みが可能となる。
こうして、第2アイランドで光電変換された画像信号が
出力信号Vosとして基準部、参照部の順で出力される
。この画像信号は、第2アイランドの積分時間中に発生
した暗時出力レベルを基準電圧Vrefにクランプされ
た出力となる0次に第1アイランドで光電変換された画
像信号を読み出す必要がある。そこで、第22図に示す
ように、第2アイランドにおける参照部出力の第48番
目の画素データの出力時のクロックφ、が“High”
レベルの位相でSHI信号を発生する。このタイミング
もCODクロック発生部174内のカウンタの値により
導き出される。この時点でSHI信号を発生するのは、
CCD出力の先頭に、第13I21に示すように画素を
持たない空送り画素が存在するためで、この空送り画素
の出力時間を短縮するためである。このSHI信号の発
生後、第2アイランドにおける参照部の52番目の画素
データの出力が完了すると、CCDクロック発生部17
4はアナログ信号処理部176におけるアナログスイッ
チAS2の開閉制御用のAS2信号を“High“レベ
ルから″L、o*″レベルに、ASI信号を“Loll
″レベルから”High”レベルに切り替え、第1アイ
ラ?ドのデータをアナログ信号処理部176へ供給する
。この後は第2アイランドのデータ出力時と同様に、暗
時出力のサンプルホールドを行った後、アナログ信号V
outより第1アイランドの積分時間中に発生した暗時
出力レベルをA/D変換基準電圧Vrefにクランプさ
れた出力として基準部、参照部の順で出力される0次に
第2アイランドから第1アイランドへの出力切換時と全
く同様の処理を行うことで、第1アイランドから第3ア
イランドへの出力切換を行い、第3アイランドのデータ
出力を行う0以上で、データの出力を完了し、次の積分
へと移行する。
この第20図に示したアナログ信号処理部176におい
て、積分時間中及び暗時出力レベルのクランプ動作中に
おいては、出力信号Vosが不定となるため、外部に供
給する信号としては適さない。
このため、これらの位相時には、A/D変換基準電圧V
r@fを温度係数の異なる抵抗で分圧した温度データV
 TEMPを出力信号VoutとするようにCCDクロ
ック発生部174は制御している。温度データV TE
MPは、第10図に示す温度検出部177からアナログ
信号処理部176に供給されている。
次に、低輝度被写体に対するPDI分モードでは、低輝
度で長い積分時間を有するため、システム全体のスピー
ドを優先し、第17図(b)のように、最大積分時間(
100m5ec)の経過後、又は1回目のADT信号が
APセンサー17からAFコントローラ30へ入力され
た時点で、AFコントローラ30からAFセンサー17
にSHM信号が供給され、全アイランドISI〜Ts3
における積分動作が同時に完了する。この点を除いては
2上述の371分モードと大略同じ動作がなされるので
、重複する説明は省略し、以上で5TWt分モード及び
PD[分モードの各動作説明を終える。
ところで、上述のAGC信号処理回路60における各ア
イランドの電圧フラグ信号VFIJC+〜”FLC)は
、ADT信号の立ち下がりとして出力され、AFコント
ローラ30に積分完了のタイミングを認識させる。しか
し、AFコントローラ30はADT信号によりいずれか
のアイランドで積分完了動作がなされたことを認識し得
るに過ぎず、その積分完了動作のなされたアイランドが
どのアイランドであるかについては、ADT信号のみか
ら認識することはできない、そこで、後のデータダンプ
時のデジタルデータを用いて、各アイランドの積−分完
了の順番をAPコントローラ30に認識させる。これに
よって、APコントローラ30は、各アイランドでの積
分完了のタイミングと、積分完了の順番とを知ることが
でき、これらの情報に基づいて、積分時間中及び焦点検
出演算中のレンズ移動量の補正を行うことができる。つ
まり、自動焦点調節のためのレンズ移動時においては、
AFセンサー17による積分時点と、APセンサー17
の有効画素出力に基づく焦点検出演算の結果、さらなる
レンズ駆動量が算出された時点との間には時間差があり
、この間のレンズ移動量の補正を行う必要がある。積分
完了時点が各アイランド毎に異なるST積分モードでは
、レンズ移動量の補正量は各アイランド毎に異なる。
以下、第23図のタイムチャートを用いてレンズ駆動中
の焦点検出動作について説明する。今、レンズが等速で
駆動されている状態においては、APセンサー17上に
投影される像も、そのレンズ駆動に従って随時遷移した
像が投影され、その像間隔も遷移した像間隔が算出され
るが、その像間隔は被写体輝度に変化が無い限り、その
APセンサー17の積分区間の中点で得られる像間隔と
一致する。今、時刻L0から積分を開始され、時刻t1
で第1アイランド、時刻L2で第3アイランド、時刻t
、で第2アイランドの積分がそれぞれ完了したとすると
、時刻t4で算出される焦点検出演算の結果は、各アイ
ランドで異なる時点での像間隔を元にしたデフォーカス
量df、〜df、として算出される。つまり、第1アイ
ランドでは時刻11=(t。
+t+>/2、第2アイランドでは時刻12=(t、+
Eコ)/2、第3アイランドでは時刻13 = (to
 + L2)/2の時点での像間隔を元に、各アイラン
ド毎にそのデフォーカス量d「1〜dらが算出される。
この値df、〜df、に基づいて駆動パルス数に換算す
ると、それぞれN1〜N3が算出される。ところが、こ
こで算出された駆動パルス数N1〜N3はそれぞれ前述
の各アイランド別の精分中心(積分区間の中点の時刻■
1〜I3)での必要駆動パルス数であるため、これをま
ず焦点検出演算完了時点t4での残り駆動パルス数R1
〜R3に換算する必要がある。そこで、時刻to、L、
tz山のそれぞれにおけるレンズ駆動量を示すパルスカ
ウント値をカウンタレジスタCT(1)〜CT(4)に
メモリーしておく必要がある。各点でのレンズ駆動量を
示すパルスカウント値をP (t、)、P (tl)、
P (tz)、P (t、)、現状でのレンズ駆動量を
示すパルスカウント値をP (t4)とすると、各アイ
ランドISI〜IS3での残り駆動パルス数R1〜R3
は、各積分中心■1〜I3から焦点検出演算完了時点t
、までにそれぞれ駆動されたパルスカウント値を、焦点
検出演算により算出された駆動パルス数N1〜N3から
差し引いた値となり、それぞれ次式のようになる。
R1=N 1 +P(t4)−IP(tO)+P(tl
)l/2Ft 2 = N 2 + P (L4)−t
P (to) + P (ts)l/ 2R3= N 
3 + P (t、)−(P (t、)+ P (t、
)l/ 2こうして初めて同一ポイントから見た各アイ
ランドISI〜IS3のデフォーカス量(この時点では
パルスカウント数R1〜R3に換算されている)が算出
され、各アイランドISI〜IS3のうち、どのアイラ
ンドのデフォーカス量に従いレンズ駆動を行うか、この
時点で判別される。
第23図のタイムチャートでは先に説明を加えたように
、AFセンサー17とAPコントローラ30の間を伝送
されるICG信号、SHM信号と、AFセンサー17中
の電圧フラグ信号VFLC,〜V FLC3の変化を示
している。
ここで、各アイランドの積分完了信号はタイミングとし
ては、ADT信号の立ち下がり時点として、AFコント
ローラ30に認識され、さらにADT信号の3回の“L
ow”レベルへの変化を検出し、その後、ADT信号が
“Lo−”レベルの状態で保持されていることを検出し
て、全アイランドの積分完了をAFコントローラ30は
認識する。この時点で電圧フラグ信号vFLcl〜VF
LC3の全ては反転し、I 10@御部175に設けら
れた6つのDフリップフロップFF12.FF13.F
F21.FF23.FF31 、FF32に積分完了の
順がメモリーされる。第23図に示す動作例では、時刻
t1にて電圧フラグ信号VFLG+が“High”レベ
ルから“Lo−”レベルに反転し、このとき、Dフリッ
プフロップFF21、FF31のクロック入力CKが“
L ow”レベルから”High″レベルに立ち上がっ
て、そのデータ人力りに印加された電圧フラグ信号V礼
。21 V FLQ3の“High”レベルの信号が各
出力Qにラッチされる。これによって、Dフリップフロ
ップFF21、FF31は第1アイランドの積分完了時
点が第2、第3アイランドの積分完了時点よりも早いこ
とをメモリーする0次に、時刻りにて電圧フラグ信号V
FLC)が’High”レベルから“LO−”レベルに
反転し、このとき、DフリップフロップFF13、FF
23のクロック入力CKが“L ow”レベルから“H
igh”レベルに立ち上がって、そのデータ人力りに印
加された電圧フラグ信号■FLC+の“Low”レベル
の信号と、電圧フラグ信号VFLC2の“High”レ
ベルの信号が各出力Qにラッチされる。これによって、
DフリップフロップFF13、FF23は第3アイラン
ドの積分完了時点が第1アイランドの積分完了時点より
も遅く、第2アイランドの積分完了時点よりも早いこと
をメモリーする。さらに、時刻t、にて電圧フラグ信号
VFLCzが“High”レベルからLow”レベルに
反転し、このとき、DフリップフロップFF12、FF
32のクロック入力CKが″LOw″レベルからHi8
h”レベルに立ち上がって、そのデータ人力りに印加さ
れた電圧フラグ信号V FLC+ 、 V FLQ)の
’ L ow”レベルの信号が出力Qにラッチされる。
これによって、Dフリップフロップ・FF12、FF3
2は第2アイランドの積分完了時点が第1、第3アイラ
ンドの積分完了時点よりも遅いことをメモリーする。
これらの6つのDフリップフロップの出力Qは、各アイ
ランドのゲイン情報と共にデータダンプ開始直後にデジ
タルデータとして信号ラインICG、SHMを介してA
Pセンサー17からAFコントローラ30に伝送される
上述のレンズ移動量補正を行うためのフローチャートを
第25図に示し説明する。まず、1回目の焦点検出を開
始した場きには、レンズ駆動は無く、各カウンタレジス
タCT(I)のメモリー値は同値であるので、レンズ移
動量補正は行われず、デフォーカス量df、〜df、に
従って、駆動パルス数N1〜N3が算出され、そのまま
レンズ駆動用のパルスカウンタにセットされ、レンズ駆
動が開始される。
その後、2回目のAFセンサー17の積分が開始される
。第25図は、この2回目以降のレンズ駆動中のAF開
始後の処理を示している。レンズ駆動用のパルスカウン
タはエンコーダ44からレンズ駆動量に応じたパルスが
得られる度に、そのパルスカウント値を1つずつデクリ
メントされる。
AFコントローラ30はAFセンサー17の積分開始時
刻t0に、まずこのパルスカウント値p (to)を第
1のカウンタレジスタCT(1)にメモリーした後、積
分完了を認識するためのADT信号による割込を許可し
、ST積分モード時には20IISeC2PD積分モー
ド時には100 m5ecの最大積分時間が経過したか
どうかのチエツクを行い続ける(#1、#2)、被写体
が明るい5Tfi分モードの場合には、各アイランドが
次々に自動的に積分を完了し、蓄積部STに電荷を保持
する状態となり、その都度ADT信号が“LO−″レベ
ルとなり、ADT信号による割込ルーチンが呼び出され
る。このADT割込のルーチンでは、まず、ST積分モ
ードか、PD積分モードかの判定がなされる(#15)
、これは、既に説明したように、ST[分モードではそ
れぞれの光電変換素子列16a〜16cのモニター出力
AGCOSI〜AGCO93に従い、異なる積分時間で
電荷蓄積され、ADT信号は3つのアイランドISI〜
IS3がそれぞれ積分完了するタイミングで立ち下がり
、ADT信号の割込ルーチンが呼び出されるが、PD積
分モードでは最も明るいアイランドISnからのADT
信号の立ち下がり時点に従い、同一の積分時間で電荷蓄
積されるため、ADT信号の割込ルーチンは一度しか呼
び出されないためである。
なお、この積分モードの切換については、第25図中、
#20〜#25に示しである0図中、TINTは積分時
間を意味する。まず、AF開始されると、光電変換素子
列のイニシャライズが行われた後、最大積分時間20 
m5ecのPD積分モードに設定される。そして、その
積分が1 m5ec以内で終了した場合には、PDf1
分の電圧フラグ信号V FLC反転後の積分完了動作に
よる過剰積分量が多いために、積分モードをSTm分モ
ードとして再積分を行う(#20.#21)、次に積分
時間がlQmsec以下の場合には、以後の積分モード
をS”lt分モードとし、焦点検出演算へと向かう(#
22.#23)、また、全アイランドのゲイン情報が全
て2倍以上の場合には積分モードはPD積分モードのま
まで最大積分時間を100 m5ecに変更し、焦点検
出演算に向かう(#24.#25)、最後に、これらの
どの条件も満たさない場合には、積分モードはそのまま
で焦点検出演算に向かう。
これらの積分モードの切換は、光電変換素子列の積分が
終了する度に行われ、−度ST積分モードとなった場合
、すなわち積分時間が10m5ec以下となった場合に
は、全アイランドの積分時間が20 m5ecとなり、
ゲインが2倍以上となるまで、そのST積分モードを継
続し、−度PD積分モードとなった場合、すなわち全ア
イランドが積分時間20 m5ecでゲインが2倍以上
となった場合には、1つのアイランドの積分時間がlQ
mseeを切るまでPD積分モードを継続する。
このように、−度その積分モードに突入した場合、その
積分モードが継続されるように切換条件にヒステリシス
を設けることで、同一積分モードで安定したデータが得
られる。
まず、ST積分モードの場合には、第1回目のADT割
込時、第2回目のADT割込時には、割込発生時t+、
L2の残り駆動パルス数P (tl)、P (t2)を
第2のカウンタレジスタCT(2)、第3のカウンタレ
ジスタCT(3)にそれぞれ格納しく#16)、カウン
タレジスタの番号Tを1つインクリメントした後、#2
の最大積分時間経過のチエツクに戻る(#17、#18
)、3度目のADT割込が発生し、全アイランドの積分
が完了すると、第4のカウンタレジスタCT (4)に
そのときの残り駆動パルス数P (tz>を格納した後
、データダンプを開始するべ(SHM信号の供給(#3
)へと進む。
一方、PDT!を分モード時には最初のADT割込発生
時に全アイランドの積分完了動作がなされるので、AD
T信号の割込が生じた場合には第2、第3及び第4のカ
ウンタレジスタCT(2)〜CT(4)にADT割込発
生時刻してのパルスカウント値P (t)をメモリーし
たf&(#19)、データダンプのためのSHM信号の
供給(#3)へと進む、−方、#2で最大積分時間が経
過しても全アイランドの積分が完了しない場合には、#
3でデータダンプのためのSHM信号の供給を行い、#
4でADT信号が“Low”レベルとなっていることを
確認し、#5〜#7で第2〜第4カウンタレジスタCT
(2)〜CT (4)のうち、まだメモリーされていな
いレジスタに、その時点でのパルスカウント値をメモリ
ーして、データダンプ(#8)に進む。
次にAPセンサー17は、ADT信号に同期して信号ラ
インICG、SHMからAGCデータと、各アイランド
の積分完了類を示すデジタルデータを出力するので、A
Fコントローラ30はそのデジタルデータを入力する。
その後、AFセンサー17から各光電変換素子16a〜
16cのアナログ信号出力が、アナログ信号ラインVo
utより出力されるので、AFコントローラ30はAD
T信号に同期して、このアナログ信号出力をA/D変換
し、順次入力する(#8)、AFセンサー17からの全
出力をA/D変換し、データ入力が完了すると、この光
電変換素子列16a〜16cの出力に従い、各アイラン
ド毎に焦点検出演算を行い、各アイランドのデフォーカ
ス量dfl〜df3の算出を行う(# 9 >、次に、
各アイランドの算出されたデフォーカスIf1〜df3
に対してレンズ駆動中の移動分補正を行うべく、AFセ
ンサー17からのデジタルデータに基づいて、各アイラ
ンドの積分完了順を判定する(#10)、次に、各アイ
ランド毎に算出されたデフォーカス量drl〜df3を
レンズデータ(変換係数KL)を用いて駆動パルス数N
1〜N3に変換する(# 11 )、次に、各アイラン
ドの積分中心11〜I3からこの焦点検出演算完了まで
の駆動パルス数を算出する。これは各アイランドの積分
完了順より第2〜第4のカウンタCT(2)〜CT(4
)のうちいずれか1つCT(I)を選択し、レンズ移動
補正量ΔN(1)=CT(5)−(cT(1)+CT(
I)l/2をそれぞれ算出する。このΔN(I)の符号
は負である。第23図の動作例では、第1、第2、第3
アイランドの駆動パルス数Nl、N2、N3に対するレ
ンズ移動補正量ΔN(I)は、ΔN(2)、ΔN(4)
、ΔN(3)となる、このレンズ移動補正量ΔN(I)
を各アイランドの駆動パルス数N1〜N3に加えて、各
アイランドの残り駆動パルスR1〜R3を算出する(#
12)、そして、これらの残り駆動パルス数R1〜R3
より、次のレンズ駆動のための駆動パルス数ROを選択
する(#13)、この駆動パルス数ROに応じて、レン
ズ駆動(#14)を行い、次回のCCD積分(#1)を
開始する。
[発明の効果] 本発明は上述のように、撮影画面の複数の領域について
焦点検出を行うための複数個の電荷蓄積型の光電変換素
子列を備えるTTL方式の自動焦点調節装置において、
レンズ駆動中の自動焦点調節時におけるレンズ移動量分
補正を各領域のデフォーカス量についてそれぞれ行うこ
とにより、撮影レンズの同じ繰り出し位置から見たデフ
ォーカス量を求めるようにしたので、複数のデフォーカ
ス量からレンズ駆動用の1つのデフォーカス量を正しく
選択できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概略構成図、第2図は本発明の自動焦
点調節装置の一実施例としての自動焦点カメラにおける
焦点検出光学系の斜視図、第3図は同上の焦点検出光学
系の原理説明図、第4図は同上のカメラにおけるファイ
ンダー内表示を示す図、第5図は同上の焦点検出光学系
における光電変換装置に用いるCCDチップの詳細を示
す説明図、第6図は同上のCCDチップにおける基準部
の分割領域を示す説明図、第7図は同上のCCDチップ
における中央部の詳細を示す説明図、第8図は同上のC
CDチップにおける各分割領域についてのシフト量を示
す説明図、第9図は同上の光電変換装置を実現するAP
センサーとAPコントローラのブロック回路図、第10
図は同上のAFセンサーのブロック回路図、第11図は
同上に用いる光電変換素子列の要部構成を示す図、第1
2図は同上のc−c’線についての断面図、第13図は
同上の光電変換素子列の全体構成を示す図、第14図乃
至第16図は同上の光電変換装置の異なる積分モードを
示す説明図、第17図(a)は同上の光電変換装置のS
T積分モードとデータダンプモードの動作波形図、第1
7図(b)は同上の光電変換装置のPD積分モードとデ
ータダンプモードの動作波形図、第18図は同上のAF
センサーに用いるAGC信号処理回路の回路図、第19
図は同上の動作波形図、第20図は同上のAPセンサー
に用いるアナログ信号処理部の回路図、第21図及び第
22図は同上の動作波形図、第23図は同上のAFセン
サーとAPコントローラ間の信号伝送を説明するための
動作波形図、第24図は同上のAPセンサーに用いる積
分完了順序記憶回路の回路図、第25図は同上のAFコ
ントローラの要部動作を示すフローチャートである。 1は撮影レンズ、2 a、 2 b、 2 cは光電変
換素子列、3はデフォーカス量算出手段、4はレンズ移
動量信号発生手段、5は補正手段、6はデフォーカス量
算出手段、7はレンズ駆動手段である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮影レンズと、撮影レンズを通過した光像を受光
    する複数の電荷蓄積型の光電変換手段と、各光電変換手
    段の出力より撮影画面の複数の領域のデフォーカス量を
    算出するデフォーカス量算出手段と、撮影レンズの移動
    量を示す信号を出力するレンズ移動量信号発生手段と、
    デフォーカス量算出手段にて算出された各デフォーカス
    量を各領域における電荷蓄積開始時及び電荷蓄積終了時
    のレンズ移動量信号発生手段の出力値に基づいて補正す
    る補正手段と、補正手段にて補正された各デフォーカス
    量から撮影レンズ駆動用の1つのデフォーカス量を選択
    するデフォーカス量選択手段と、デフォーカス量選択手
    段により選択されたデフォーカス量に基づいて撮影レン
    ズを駆動するレンズ駆動手段とを備えて成ることを特徴
    とする自動焦点調節装置。
JP25243288A 1988-05-16 1988-10-06 自動焦点調節装置 Expired - Lifetime JP2629307B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25243288A JP2629307B2 (ja) 1988-10-06 1988-10-06 自動焦点調節装置
US07/479,206 US5005040A (en) 1988-05-16 1990-02-14 Automatic focus adjusting apparatus of a camera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25243288A JP2629307B2 (ja) 1988-10-06 1988-10-06 自動焦点調節装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63118682A Division JPH01288178A (ja) 1988-05-16 1988-05-16 電荷蓄積型の光電変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01288820A true JPH01288820A (ja) 1989-11-21
JP2629307B2 JP2629307B2 (ja) 1997-07-09

Family

ID=17237288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25243288A Expired - Lifetime JP2629307B2 (ja) 1988-05-16 1988-10-06 自動焦点調節装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2629307B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7945151B2 (en) 2005-06-29 2011-05-17 Canon Kabushiki Kaisha Focus control method and unit determining in-focus lens position based on read times of the autofocus areas and focus lens position and time
JP2013054333A (ja) * 2011-08-09 2013-03-21 Canon Inc 焦点検出センサ及び焦点検出センサを用いた光学機器
JP2016167087A (ja) * 2011-08-09 2016-09-15 キヤノン株式会社 焦点検出センサ及び焦点検出センサを用いた光学機器
CN113251947A (zh) * 2021-05-20 2021-08-13 中国科学院光电技术研究所 一种成像探测器系统及其成像探测器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7945151B2 (en) 2005-06-29 2011-05-17 Canon Kabushiki Kaisha Focus control method and unit determining in-focus lens position based on read times of the autofocus areas and focus lens position and time
JP2013054333A (ja) * 2011-08-09 2013-03-21 Canon Inc 焦点検出センサ及び焦点検出センサを用いた光学機器
US9210346B2 (en) 2011-08-09 2015-12-08 Canon Kabushiki Kaisha Focus detection sensor and optical apparatus using the same
JP2016167087A (ja) * 2011-08-09 2016-09-15 キヤノン株式会社 焦点検出センサ及び焦点検出センサを用いた光学機器
CN113251947A (zh) * 2021-05-20 2021-08-13 中国科学院光电技术研究所 一种成像探测器系统及其成像探测器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2629307B2 (ja) 1997-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4007713B2 (ja) 撮像装置
US6781632B1 (en) Image pick-up apparatus capable of focus detection
US5005040A (en) Automatic focus adjusting apparatus of a camera
US7041950B2 (en) Image sensing element for sensing an image formed by an image sensing lens
US4623927A (en) Solid state image pickup apparatus
JP6257396B2 (ja) 焦点検出装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP4708595B2 (ja) 撮像装置及びカメラ
US5652664A (en) Image sensor
JPH06313844A (ja) 光電変換装置
JPH01288820A (ja) 自動焦点調節装置
JP3312660B2 (ja) 光電変換装置
JP2707644B2 (ja) 電荷蓄積型の光電変換装置
JP2634409B2 (ja) 焦点検出用光電変換装置および焦点検出用光電変換装置の制御方法
US9942493B2 (en) Image pickup apparatus and reading method for outputting signals based on light flux passing through an entire area of an exit pupil and light flux passing through part of the exit pupil
US7687752B2 (en) Focus detection device having a plurality of focusing points and controlling the output of data from the focusing points
JP2629316B2 (ja) 自動焦点調節装置
JPS62212611A (ja) 自動焦点調節装置
JPH01288178A (ja) 電荷蓄積型の光電変換装置
JP2797344B2 (ja) 電荷蓄積型の光電変換装置
JPH021698A (ja) 電荷蓄積型の光電変換装置
JP2008092350A (ja) 焦点検出装置
JPH0727608A (ja) カメラの測光装置
JP2558377B2 (ja) ピント検出装置
JP3153472B2 (ja) 自己走査型イメージセンサ
JP4086339B2 (ja) カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080418

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418

Year of fee payment: 12