JPH01288691A - プラスチックチューブ流体処理装置 - Google Patents

プラスチックチューブ流体処理装置

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JPH01288691A
JPH01288691A JP11634488A JP11634488A JPH01288691A JP H01288691 A JPH01288691 A JP H01288691A JP 11634488 A JP11634488 A JP 11634488A JP 11634488 A JP11634488 A JP 11634488A JP H01288691 A JPH01288691 A JP H01288691A
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JP
Japan
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plastic
bundle
plastic tube
tubes
casing
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JP11634488A
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Koichi Morita
森田 光一
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Junkosha Co Ltd
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Junkosha Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、伝熱管としでプラスチックチューブを用い
た熱交換器や多数のプラスチックチューブを用いた濾過
装置等の流体処理装置に係り、詳しくは、複数本のプラ
スチックチューブの束をケーシンク内に配し、この各チ
コーブ内に第一の流体を流通させながらケージングの内
空部内に第二の流体を流通或いは排除する等しで作用さ
せることにより流体処理を行なう多管式の流体処理装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来、多数本のプラスチックチューブを束ねてこれをケ
ーンング内に配役したものは、熱交換器、濾過装置、脱
気装置などの各種用途に使用されている。例えばプラス
チックチューブ束を伝熱管としで使用する多管式熱交換
器としでは、特表昭56−500864号などに示され
るように、フッ素系樹脂のチューブを多数本束ね、それ
らの端末部を一体に結着しで開口端を蜂の巣状に成形し
たデユープ束を、金属製の円筒(ケーシング)内に装大
しでその端末部分においてケーシングと気密結合させ、
各デユープ内に第一の流体を流通させながらケーシング
内に第二の流体を流通させることにより熱交換を行なう
熱交換器が知られている。
この場合、熱伝導性の面から肉薄且つ細径のプラスチッ
クチューブが用いられるが、これらプラスチックチュー
ブは金属管とは異なり撓みやすいので、多数のデユープ
挿通孔が設けられた支持板をプラスチックチューブ束の
所々に挿入することによりその整列状態が保持されるよ
うになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、複数の支持板に挿通支持されるプラスチック
チューブ束をケーシングに取りイ」ける場合、自重等に
よる撓みを考慮しでプラスチックチ、−ブ束の両端を反
対方向に引っ張ることにより若干の張力を与えた状態で
気密結合させる必要がある。このため、プラスチックチ
ューブ束の長さには厳しい寸法公差が要求され、製造コ
ストを高める原因となっている。
さらに、プラスチックは金属に比へて約10倍も大きい
線膨張係数を有するため、若干の張力を与えて取り伺け
ても高い温度で使用した場合に熱膨張によってチコーブ
が大きく撓み、その結果、ケーシング側流体(第二の流
体)の流通が妨げられ、さらにデユープ同志が接触しで
伝熱面積が減少するので熱交換器の場合に(J熱交換効
率低下の原因になる。このプラスチックチューブの撓み
は、熱交換器以外の他の流体処理装置においても処理能
ツノの低下をもたらすため好ましくない。
そこで、この発明は、これら従来技術の問題点に鑑み、
高温使用時においてもプラスチックチューブの整列状態
が保持され、しかも安価に製造することのできろプラス
チックチューブ流体処理装置の提供をその目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記従来技術の問題点を解決するため、この発明による
プラスチックチューブ流体処理装置は、複数本のプラス
チックチューブの両端末部分にスリーブを外嵌し、それ
らを一体結着しで蜂の巣状の気密結合部を形成したプラ
スチックチューブ束の少なくとも中間部分をケーシング
の内空部に配設し、各プラスチックチューブ内に第一の
流体を流通させながらケーシングの内空部内に第二の流
体を作用させることにより流体処理を行なうプラスチッ
クチューブ流体処理装置において、前記複数本のプラス
チックチューブは、複数の支持板に支持されて束状とな
され、この束ごと小さな曲げ半径で交互に折り返され、
この折り返しによって生じるプラスチックチューブの長
手方向への張力により、支持板間において互いに平行関
係を保持すべく張設されていることを特徴としでいる。
〔作用〕
この発明によるプラスチックチューブ流体処理装置にお
いて、複数本のプラスチックチューブは、複数の支持板
に支持されて束状となされ、この束ごと小さな曲げ半径
で交互に折り返された状態でケーシングに取り付けられ
ている。この交互折り返しにより曲げ伸ばされた各プラ
スチックチューブ(特に大径側となる外側チューブ)に
は引張力が生じ、この引張力はプラスチックチューブに
長手方向への張力となってあられれる。その結果、支持
板間において各プラスチックチューブは、緊張状態に支
持される。これにより、支持板の数を減らずことが可能
になり、しかもプラスチックチューブの熱膨張による長
手方向への伸びが吸収され、高温時において撓むことが
なくなる。したがって、あらかじめプラスチックチュー
ブ束の両端を引っ張って取り付けたり、或いは支持板を
短い間隔で入れなくとも、各プラスチックチューブは常
に互いに平行関係に保持されるから、製造コストが安価
で、処理能力の安定した流体処理装置となる。
〔実施例〕
第1図はこの発明によるプラスチックチューブ流体処理
装置の一実施例を示す一部を切り欠いた斜視図、第2図
は第1図実施例において使用するプラスチックチューブ
束の一端部を切り欠いた斜視図である。
このプラスチックチューブ流体処理装置1においては、
第2図に示すようなプラスチックチューブ束10が処理
管としで用いられる。プラスチックチューブ束10は、
例えばテトラフルオ口エチレン−パーフルオロアルキル
ヒニルエーテル共重合樹脂からなるプラスチックチュー
ブ11を複数本束ね、その両端末部分に四フッ化エチレ
ン樹脂からなるスリーブI2を外嵌し、それらを熱融着
等の手段により一体結着させて端末部に蜂の巣状の気密
結合部13を形成したものである。このプラスチックチ
ューブ束10は中途部分において小さな曲げ半径で交互
に折り返された状態でグーソング2内に配設され、その
両端のスリーブ12がケーシング゛2のフランジ部3に
端末継手(図示せず)等によって気密結合されている。
さらに、プラスチックチューブ束10の折り返し部14
と、直線状部15にそれぞれ支1ノJ板4が設0られ、
各プラスヂックヂ、−ブ11は、多数のデユープ挿通孔
が互いにほぼ等間隔に設置′Iられた支持板4に個別に
挿通支持され、この束の状態のまま小さな曲げ半径での
折り返しによって生じるデユープ長手方向への張力によ
り、各支持板4間において平行離間関係が保たれるよう
に張設された構成となっている。なお、図示はしないが
各支持板4は、モノフィラメントなどによってプラスチ
ックチューブ束10の所定位置に固定されている。また
、これらの支持板4は、必要に応じてケーシング2に固
定しでもよく、さらに支持板を櫛歯状などの他の形状に
変更することはもちろん可能である。
この場合、複数本のプラスチックチューブ11は支持板
4により拘束され束の状態で曲げられるため、小さな曲
率半径で曲げるほどプラスチックチューブ11には大き
な曲げ応力が生じ、これにより引張力が生じ、ヂコーブ
内に流体圧力が保持されるとこれがさらに高められる。
この引張力がヂ ューブ長手方向への張力としで働き、
各プラスチックチューブ11は緊張状態に保持されるの
で、高温で使用したときにもプラスチックチューブ11
の熱膨張が吸収されて撓むことがない。このため、流体
の処理効率は良好に保たれる。
また、プラスチックチューブ束10における折り返し位
置、支持板4の位置の調整などを適宜行なうことにより
、確実に張力を与えた状態でケーンング2に取り付ける
ことができるので、従来例の流体処理装置に比べて、決
められた寸法のケーシングに対する使用可能なプラスチ
ックチューブ束の長さの範囲が広がると共に取りイ;]
げも簡単になり、さらにプラスチックチューブを離間支
持するための支持板の数を減らずことも可能であるから
、製造コストの低減にもつながる。
なお、上記実施例では、プラスチックチューブ束IOを
、端末部分が互いに反対方向に向くようにケーシング2
に取り付けた例について説明したがもちろん同一方向に
しでもよく、また支持板4の位置、数、及び形状の変更
、さらにケーシング2の形状の変更などももちろん可能
である。
さらにプラスチックチューブ11の材質を適宜選択する
ことにより、熱交換器、濾過装置、脱気装置などの各種
の流体処理装置としで使用することができる。
〔発明の効果〕
以」二説明したように、この発明によれば、複数本のプ
ラスヂソクヂ、−ブをケーシンク内に配し、各プラスチ
ックチューブの管壁を介しで熱交換等の流体処理を行な
うプラスチックチューブ流体処理装置において、複数本
のプラスチックチューブを複数の支持板で束状となし、
この束の状態で小さな曲げ半径で交互に折り返し、この
折り返しによりプラスチックチューブに長手方向への張
力を与えて互いに平行関係に保持するものであるから、
高温で使用した場合にも、熱膨張によるプラスチックチ
ューブの伸びが吸収され、プラスチックチューブは当初
の整列状態に保持されるので、流体の処理効率は良好に
保持される。
さらに、少ない支持板でプラスチックチューブを平行関
係に保持することができるばかりか、折り返し位置の調
整などにより確実に且つ容易にケーシングに取り付ける
ことができるので部品コスト、組立コストも低下し、安
価な流体処理装置となる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、例えばプラスチックチューブを何本かまとめて一つの
デユープ挿通孔に挿通したり、またプラスチックチュー
ブ束を偏平化しないで折り返したり、さらに折り返し数
を増減するなど、この発明の技術思想内での種々の変更
はもちろん可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるプラスチックチコーブ流体処理
装置の一実施例を示す部分的に切り欠いた斜視図、第2
図は第1図実施例において使用するプラスチックチュー
ブ束の一方の端末部分を切り欠いた斜視図である。 2  ケーノング、 4  支持板、 10  プラスチックチューブ束、 11  プラスチックチューブ、 12  スリーブ、 14  折り返し部。 特許出願人  株式会社 潤 工 社 1l− Fiσ2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数本のプラスチックチューブの両端末部分にス
    リーブを外嵌し、それらを一体結着しで蜂の巣状の気密
    結合部を形成したプラスチックチューブ束の少なくとも
    中間部分をケーシングの内空部に配設し、各プラスチッ
    クチューブ内に第一の流体を流通させながらケーシング
    の内空部内に第二の流体を作用させることにより流体処
    理を行なうプラスチックチューブ流体処理装置において
    、前記複数本のプラスチックチューブは、複数の支持板
    に支持されて束状となされ、この束ごと小さな曲げ半径
    で交互に折り返され、この折り返しによって生じるプラ
    スチックチューブの長手方向への張力により、支持板間
    において互いに平行関係を保持すべく張設されているこ
    とを特徴とするプラスチックチューブ流体処理装置。
JP11634488A 1988-05-13 1988-05-13 プラスチックチューブ流体処理装置 Granted JPH01288691A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11634488A JPH01288691A (ja) 1988-05-13 1988-05-13 プラスチックチューブ流体処理装置

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JP11634488A JPH01288691A (ja) 1988-05-13 1988-05-13 プラスチックチューブ流体処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01288691A true JPH01288691A (ja) 1989-11-20
JPH0565754B2 JPH0565754B2 (ja) 1993-09-20

Family

ID=14684623

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JP11634488A Granted JPH01288691A (ja) 1988-05-13 1988-05-13 プラスチックチューブ流体処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013506249A (ja) * 2009-09-25 2013-02-21 エンバイロ コリア カンパニー リミテッド イオン化生成チューブ及びこれを備えるイオン化生成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013506249A (ja) * 2009-09-25 2013-02-21 エンバイロ コリア カンパニー リミテッド イオン化生成チューブ及びこれを備えるイオン化生成装置

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JPH0565754B2 (ja) 1993-09-20

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