JPH01288524A - 物品の搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、物品の移送装置に関するものであり、物品の
搬送のためのキャリヤを含んでいる直線状トラック部分
からなる閉したトラックと、キャリヤを搬送用トラック
上て段階的に摺動させるため、連続するキャリヤの連な
りの最後部の各キャリヤに作用するように配置された駆
動手段とを具備する装置に関するものである。

（従来技術および問題点） この種の従来装置はドイツ国特許第１４９３０６号に開
示された長方形トラックを具備する充填及び包装機械か
ある。この機械において、各々か複数の物品を搬送する
キャリヤか、循環する。連続するキャリヤの連なりは、
搬送用トラックの長い脚部と短い脚部の両方の中に配置
される。これらの連なりは、キャリヤの連なりの最後部
のキャリヤを押す駆動手段によって搬送用トラックに沿
った所定の距離たけ周期的に移動される。

キャリヤか静止しているとき、連なりの最先のキャリヤ
は取除かれ、この結果、このようなキャリヤは隣接する
異なる連なりに押し出される。これと同時に、−ヒ述の
キャリヤの連なりの後部に別のキャリヤの連なりからの
キャリヤか付は加えられる。その後に、キャリヤの全速
なりは、新しい最後部と最前部のキャリヤでもって、再
び１つ分増加する様に前進される。連なりか静１にして
いるとき、キャリヤによって運ばれる物品は、一つ以上
の静止した処理装置による処理を受けられるようになっ
ている。これらの処理か不規則に行なわれないように、
処理されるべき物品を伴うキャリヤか処理装置に対して
正確な位置を占めることが必要である。然し乍ら、連な
りになったキャリヤか相互に接続していない場合、連続
するキャリヤか前進させられるときに、これらキャリヤ
の間で少量の相対的な変位か生ずる。その結果、この連
なりか停止するときに、キャリヤはいつも処理装置に対
して正確な位置を占めることとはならない。従来の装置
において、キャリヤの位置の不整合は、位置合わせ手段
の２本のフィンガ一部をキャリヤの開口部に処理装置の
位置て挿入しフィンガ一部かキャリヤを正確な位置に押
すことて修正される。

他の観点によれば、一連なり内の個々のキャリヤかいつ
も適切に間隔か詰められてはいないときにも不利な点か
ある。つまり、キャリヤ間の衝突によりキャリヤと搬送
用トラックか摩耗して破損し、連なりか駆動手段によっ
て押されキャリヤの連なりの最先部のキャリヤか他の連
なりに押しやられるに従って不規則か生し得ることとな
る。

キャリヤの運動中にキャリヤ上の物品を処理することも
更に困難になる。

本発明の目的は、従来装置の改善を行なうことてあり、
連なり内の個々のキャリヤの運動によって不規則性又は
偏差（誤差）か生じず、前進している時でも静止してい
る時でも不規則か生じず、位置合わせのような特別の修
正は必要とされない装置を提供することにある。

（問題を解決するための手段） このような効果をもたらすめため、本願発明の物品搬送
装置は、連なり内のキャリヤをその運動時において間隔
を詰めたままに保つため、この連なり内のキャリヤに作
用する接合手段を具備することを特徴とする。

一般的には、接合手段はキャリヤ外にある位置から操作
可能である。

接合手段は、各キャリヤの一端面若しくは両端而」二に
及び／又は各キャリヤー側面若しくは両側面上に配置さ
れた電磁石を包含するものとしてよく、この電磁石はキ
ャリヤの外部からオン、オフの切り換え、例えば、搬送
用トラックに沿って延在する電線を介した切換えが行な
われるようにしてもよい。

キャリヤの連なりか前進されると、連続し当接するキャ
リヤの各対の間の電磁石は反対向きの磁極でもってオン
に切り換えられ、この結果、キャリヤはお互いに接合さ
れたままとなる。この連なりの運動の終了後特定の時間
で少なくとも最先の２つのキャリヤ間の電磁石かオフに
切り換えられ、その後にこの連なりの最先のキャリヤか
取り去られ他のキャリヤの連なりに移動されつる。必要
かあれば、この連なりの最先にある２つ以」―のキャリ
ヤを同時に取り去るようにしてもよい。勿論、この場合
には、最先にあるキャリヤの群と残りのキャリヤの連な
りとの間の磁気による連結は断たれなければならない。

最初に述べた連なりは後部に１つ以上の新たなキャリヤ
か付は加えられて、その後、新しい最後部を有する連な
りは、キャリヤ間の電磁石か起動された後に再ひ前進さ
せられる。もしも装置内てキャリヤの連なりか互いに当
接する側縁部を有するようになっている場合は、キャリ
ヤの側部面にの対向する同様の？ｆｆ、磁石かオン又は
オフに切り換えられる。

必要であれば、既に述べた場合において、連なり内の２
つの連続するキャリヤの間にただ一つの電磁石を配置し
てよく、一方のキャリヤ上の電磁石は他方のキャリヤー
にの軟鉄若しくは他の磁化可能な材料と共動する。

連なりの前進時にキャリヤか電磁石からの磁力によって
結合されることと、最先部のキャリヤか取り去られる時
ごとに、このようなキャリヤを連なりに保つ電磁石の力
はキャリヤを除去可能にするため解除されることとは云
うまでもない。

本願発明の他の好適な実施例によれば、接合手段は反対
方向押圧手段を包含し、その反対方向押圧手段はキャリ
ヤか当接している連なりの前進時において、前記連なり
の最先のキャリヤに運動方向とは逆の力を働かせる。

当然、反対方向押圧手段によってキャリヤの連なりに働
く力は駆動手段によってキャリヤの連なりに慟〈押圧力
よりも小さく、バランスは連なりを前進させる正の押圧
側にある。反対方向の圧力は様々な方法によって得られ
、例えば、電磁気を用いた手段又は液圧若しくは空気圧
を用いた手段を必要に応して機械的手段と組み合わせて
使用すればよい。別の方法としては、反対方向押圧手段
は全くの機械構造から構成してよく、例えば、レバー装
置及び／又はハネ装置を組み込んだものか使用される。

好ましい装置においては、反対方向押圧手段か最先部の
キャリヤに対しＣ押し着けられる止め部を有し、これは
キャリヤの連なりの運動方向て往復運動を行なう。例え
ば、止め部は液圧式或は気圧式シリンダ内のプランジャ
　ロットに接続されてよい。このような構成では、キャ
リヤの連なりか運動される前に、止め部かキャリヤに対
して停止するまて、圧縮流体をシリンダに供給すること
によって止め部を最先部のキャリヤの方向に運動させる
ように、シリンダか構成されている。駆動手段によって
キャリヤの連なりか前進されたとき、止め部は押し返さ
れる。この押し返しの運動の間において、止め部は、シ
リンダ内の戻り行程の間に止め部に接続されたプランジ
ャロッドか受ける抵抗のおかげで反対方向の圧力を働か
せつる。この抵抗は、例えば、シリンダから放出管への
圧縮流体の流出の結果として生しる。

放出管内においては、管内の流れ抵抗の強度を増加又は
制御するための、交換可能又は不可能な絞り板及び／又
は圧力調節装置等の手段か組み込まれてもよい。

反対方向押圧手段の単純で従って好ましい形式は、この
手段と駆動手段とかともにプランジャを有する液体シリ
ンダから構成される形式である。

この場合、これらのシリンダは全て等圧の液状原体によ
って操作されるか、反対方向押圧手段のプランジャの直
径は駆動手段のものよりも小さくなっている。従って、
反対方向押圧手段によって連なりに慟〈反対方向の力は
、駆動手段によって連なりに働く前進の力よりも自動的
に少なくなる。

本願発明の装置は１つ以上の反対方向押圧手段を包含し
ていてよく、この手段は各々か駆動手段と協働するよう
になっている。

本発明の利点は、キャリヤの連なりの運動を短時間て行
なうことがてきることである。従来の装置においては、
より連動か短時間になり従って高速になるほど、キャリ
ヤか前進するときキャリヤに加わる加速のため生しる力
が増大する。この結果１個々のキャリヤの変位はその相
互の偏差か拡大することとなっていた。キャリヤを常に
接合させている駆動手段のおかげて、キャリヤか移動す
る時このキャリヤは全て正確に同量変位するため、本願
発明の装置には上記の欠陥か存在しない。

一般には、キャリヤの連なりは１つのキャリヤの寸法の
１倍又は整数倍に略等しい距離たけ増すように（既に示
した前進の方向に）進められて搬送用トラック内の固定
止め部に当たる。従来の装置においては、各々の個別の
キャリヤの運動中の変位は制御てきない。反対方向押圧
手段を有する本願発明の装置では、キャリヤの連なりの
連動は、駆動手段と反対方向押圧手段との間で完全に制
御されている。キャリヤの連なりの連動か、連なりによ
って最終的に横切られる経路の任意の場所て、規則正し
く中断されうる。例えは、キャリヤの半分の長さに等し
い距離進ませた後この位置てキャリヤによって運ばれる
物品を処理すべくキャリヤの運動を中断する。言い換え
るならば、物品の処理は、（変化され′Ｃいない）連な
りによって横切られる全経路の始点又は終点のみてなく
、所望の中間位置においても、運動中においても、キャ
リヤの相対位置を変化させることなく行なわれる。

（実施例） 以下に、本発明を、実施例について添付の図面を参照し
なから、より詳細に説明する。

第１図は、２つの長い直線トラック部１ａと２つの短い
トラック部１ｂとを有する長方形搬送用トラック１を示
している。トラック内には同一のキャリヤ（搬送台）２
かあり、１つ又はそれ以上の物品を搬送するためトラッ
クに沿って移動可能である。例えば、キャリヤ（搬送台
）２は、全数て１２個の正方形タイルという形状をとっ
てよい。キャリヤの底部面は搬送用トラック内の案内部
に圧接しており、トラックはその側縁部に沿ってキャリ
ヤを案内するため案内部を有している。

搬送用トラックはマトリックス・システムのように形成
されている。つまり、長いトラック部分と短いトラック
部分の両方は、各トラック部分内のキャリヤの全数倍の
長さを有している。第１図において、長いトラック部１
ａの長さはキャリヤの６倍に等しく、短いトラック部１
ｂの長さはキャリヤの長さの３倍に等しい。尚、搬送用
トラックは、キャリヤのない２つの開放若しくは空の部
分を有する。搬送トラック内の開放場所の位置は、後は
ど説明するように連続的に変化する。

本装置は更に４つの駆動手段３ａ〜３ｄを有し、各々は
トラックの角の近傍に配置されている。対向する各駆動
手段は反対方向押圧手段４ａ〜４ｄである。手段３と４
は全て個別の液圧シリンダで形成され、液圧シリンダ５
内て往復運動するように構成された細いプランジャ　ロ
ット６を有する。プランジャ　ロット６はシリンダから
突出している端部に止め部８を有している。プランジャ
　ロットの引込んだ位置において、止め部８は搬送用ト
ラックの側部の溝内に受は入れられ、キャリヤは妨害さ
れることなく止め部を通過することかてきる。シリンダ
は、流体をここへ供給或はここから放出するために、導
管に接続されている。駆動手段は全て同一の液圧て操作
され、反対方向押圧手段４も相互に等しい液圧であるか
駆動手段の液圧よりも低い液圧で操作される。その結果
、反対方向押圧手段４によって生しる反対方向の力は、
駆動手段４からの駆動力より小さなものとなる。

別の場合、反対方向押圧手段のプランジャは、駆動手段
のプランジャよりも小さな直径を有するように形成され
る。この場合、全てのシリンダは同一の液圧にて操作さ
れてよいか、反対方向押圧力は駆動力より小さなものに
なる。

搬送用トラックに沿って、１つ以上の処理装置（図示せ
ず）か配置されてよく、この処理装置はキャリヤによっ
てこれに沿って運ばれる物品を、これか静止していると
き又はトラックに沿って前進している間に処理する。あ
と側の場合において、キャリヤかお互いに接合されたま
まであることは、移動するいくつかのキャリヤの上の物
品か同時に１つ以トの処理装置によって処理されるとき
に重要なことである。

装置の動作を、第２図を参照してより明確にする。

第２図（ａ）は、キャリヤの位置を示したもので、搬送
用トラック内の開放若しくは空の位置は右−１二部の角
と左底部の角とにある。駆動手段３と反対方向押圧手段
４との両方の全部で８つのプランジャ　ロットは引っ込
んだ位置にある。反対方向押圧手段４ａと４Ｃのプラン
ジャ　ロットか今度は同時に突出し、止め部か短いトラ
ック部分に含まれている短い方の連なりのキャリヤの最
先の１つに対して停止するようになる（第２１Δ（ｂ）
）。次に、駆動手段３ａと３Ｃか起動され、短い連なり
か短いトラックの長さに沿って同時に連動される（第２
図（Ｃ））。この連動によって、反対方向押圧手段４ａ
と４Ｃのプランジャ　ロットか押し返され、このときこ
れらロットの止め部はキャリヤと当接したままである。

キャリヤに働く運動の力は、駆動手段によって発生され
た押しの力から反対方向手段によって発生された反対方
向押圧力を差し引いたものに等しい。短い側のキャリヤ
の連なりの摺動は、短いトラック部分の端部に至るまで
続き、その後、駆動手段３ａと３０のプランジャ　ロッ
ｉ〜は再び引っ込む（第２図（ｄ））。この状況て、各
々の短い連なりの最先のキャリヤは、長いトラック部分
内にある長い側の連なりのキャリヤの最後部にあると考
えてよい。

その後に、第２図（ｅ）ては、反対方向押圧子■　５ 段４ｄと４ｂのプランジャ　ロットか突出される。駆動
手段３ｂと３ｄの起動により、今度は長い側のキャリヤ
の連なりか、短い側の連なりに関する上述の方法と同様
の方法て同時に運動される（第２図（ｆ））。長い連な
りか長いトラック部分の端部に至ったとき、この状態は
第２図（ｇ）に示されたものとなる。

最後に、駆動手段３ｂと３ｄのプランジャロッドか引っ
込んで（第２図（ｈ））、この行程の初めて第２図（ｈ
）に示されたと同様の状況か生じ、この行程か繰り返さ
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の装置の、１部平面図であり、この場
合、接合手段は反対方向押圧手段の形態となっている。 第２図（ａ）から第２図（ｈ）は、使用時に連続する段
階での、第１図の装置の上部平面図である。 〔主要部分の符号の説明〕 ■　・・・・・　　搬送用トラック ２　・・・・・　　キャリヤ（搬送台）３　・・・・・
　　駆動手段 ５　・・・・・　　シリンダ ロ　・・・・・　　プランジャ　ロット７　・・・・・
　　プランジャ ８　・・・・・　　止め部 ＋（１１（ｂｌ 手続補１Ｅ書（方式） 平成１年６月２１１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、物品を搬送する複数のキャリヤを含む複数の直線状
   トラック部分を包含する循環式トラックと、連続するキ
   ャリヤの連なりの最後部のキャリヤに作用するよう配置
   され搬送用トラック上でキャリヤを歩進的に摺動させる
   駆動手段と、を具備する物品の搬送装置であって、 連なり内のキャリヤに作用し、キャリヤが運動するとき
   に連なり内のキャリヤを密接した状態に保つ接合手段（
   ４）を具備することを特徴とする搬送装置。 ２、前記接合手段は、キャリヤ外部に位置する場所から
   操作可能であることを特徴とする請求項１に記載の搬送
   装置。 ３、前記接合手段は、反対方向押圧手段を包含し、該反
   対方向押圧手段はキャリヤの連続する連なりの前進の間
   に該連なりの最先部のキャリヤに運動方向とは反対方向
   の力を働かせることを特徴とする請求項２に記載の搬送
   装置。 ４、前記反対方向押圧手段は往復動を行なう止め部（８
   ）を包含することを特徴とする請求項３に記載の物品の
   搬送装置。 ５、前記止め部（８）は流体圧動作式シリンダ（５）の
   プランジャロッドに接続されていることを特徴とする請
   求項４に記載の搬送装置。 ６、前記駆動手段も流体圧動作式シリンダ内のプランジ
   ャロッドを包含しており、反対方向押圧手段のプランジ
   ャ（７）であって前記プランジャロッドに取り付けられ
   て前記シリンダ内で運動自在のプランジャの直径は駆動
   手段のプランジャの直径よりも小さいことを特徴とする
   請求項５に記載の搬送装置。 ７、前記トラックは長方形であって、この長方形部の各
   辺には駆動手段を有するキャリヤの連なりが含まれ、反
   対方向押圧手段（４）が、キャリヤの各連なりに設けら
   れていることを特徴とする請求項３から請求項６までの
   いずれか一項に記載の搬送装置。 ８、前記接合手段は、キャリヤに設けられてキャリヤの
   外部からオン・オフの切り換えが行なわれるように構成
   された電磁石を含むことを特徴とする請求項２に記載の
   搬送装置。９、前記電磁石は搬送用トラックに沿って延
   在する電線を介して上記切換えが行なわれることを特徴
   とする請求項８に記載の搬送装置。 １０、前記連なり内のキャリヤ上の物品を、その前進中
   に処理せしめる処理手段を更に具備することを特徴とす
   る請求項１から請求項９までのいずれか一項に記載の搬
   送装置。