JPH01287755A - 修正機能付情報入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、データエントリやデータベース作成等を行
う情報入力装置に係り、特に情報蓄積処理装置内のファ
イルのデータに対して、追加、変更、削除などの修正を
効率よく行える修正機能付情報入力装置に関するもので
ある。

〔従来の技術） 第５図はこの種の従来の情報入力装置におけるファイル
情報の修正を説明するための図である。

この図において、１はファイル情報蓄積処理手段内のデ
ータを出力したものに校正者が加筆・修正した校正済帳
票、４はファイル情報蓄積処理手段、４１はファイル情
報修正手段、４２はファイル情報格納手段、５は例えば
キーボード等の操作手段、６は制御手段である。

このような従来の情報入力装置におけるファイル情報の
修正は、ファイル情報蓄積処理手段４内からデータを出
力したものに加筆・修正して作成した校正済帳票１を参
照しながら、オンライン端未装置（ここでは操作手段５
）から修正位置や修正の種別および内容等の情報を逐一
入力して、ファイル情報の内容を所望の情報に修正して
いた。

（発明が解決しようとする課題） しかし、上記のような従来の修正方法では、修正作業が
煩雑であるため、ファイル情報の修正に多くの人手と多
大な時間を要するという問題点があった。

この発明は、上記の課題を解決するためになされたもの
で、誤って入力されたものの削除や変更、入力されなか
ったものの追加、順序関係や情報区分が誤ったものの入
れ替え等の修正処理を自動釣に行うことができ、修正や
確認等のオペレータ作業を容易にする修正機能付情報入
力装置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る修正機能付情報入力装置は、入力手段に
より読み取られた、ファイル情報蓄積処理手段の出力デ
ータに校正情報が加筆された媒体上からの画像情報中の
有意情報を検出・認識し、有意情報から校正情報を検出
して修正個所を同定するとともに、校正情報を参照して
、有意情報から修正の種別および内容を認識するパター
ン認識・処理手段と、このパターン認識・処理手段で同
定された修正個所、認識された修正の種別および内容に
基づいてデータの修正を行うファイル情報修正手段と、
修正内容を一意的に決定できない場合にオペレータにそ
の旨を呈示する情報呈示手段を備えたものである。

（作用） この発明においては、入力部により読み取られた、ファ
イル情報蓄積処理手段の出力データに校正情報が加筆さ
れた媒体上からの画像情報が入力されると、パターン認
識・処理手段は、画像情報中の有意情報を検出・認識し
、有意情報から校正情報を検出して修正個所を同定する
とともに、校正情報を参照して、有意情報から修正の種
別および内容を認識し、ファイル情報修正手段は、この
パターン認識・処理手段で同定された修正個所。

認識された修正の種別および内容に基づいてデータの修
正を行う。また、修正内容を一意的に決定できない場合
には、情報呈示手段によりオペレータにその旨が呈示さ
れる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の修正機能付情報入力装置の一実施例
の構成を示す図である。この図において、第５図と同一
符号は同一のものを示し、２は入力手段としてのスキサ
ナ、３はパターン認識・処理手段、３１はパターン検出
・認識手段、３２は修正個所検出手段、３３は修正種別
認識手段、３４は修正内容認識手段、３５はパターン検
出・校正ルールおよび認識辞書格納手段、５０はＣＲ１
画面、６０は情報呈示手段である。

第２図（ａ）、（ｂ）は校正済帳票１の概要を示す図で
あり、第２図（ａ）は一般文書の場合、第２図（ｂ）は
記事文書の要約やキーワード抽出などの場合である。こ
れらの図において、１１゜１２．１３．１４はファイル
情報蓄積処理手段４から出力された情報であり、それぞ
れファイル名、ファイル内ページ番号、ページ内の文字
列。

キーワードを示す。１５．１６．１７は校正用記号であ
り、校正用記号１５は削除を示し、この記号の下方に加
筆文字があれば加筆文字の認識結果を挿入することを示
す。校正記号１６はキーワードとして採用されていなか
ったものをキーワードとして採用することを示し、校正
記号１７は文字の移動を示す。１８は加筆文字、１９は
文書要約などの記入文字を示す。

なお、これらの校正記号１５．１６．１７や情報記入位
置等にどのような意味を持たせるかは、パターン検出・
校正ルールおよび認識辞書格納手段３５内の校正ルール
によって決めることができる。また、第２図（ｂ）に示
すように、ページ番号を示す情報１２が存在しない場合
は、パターン認識結果とファイル情報蓄積処理手段４内
のファイル内情報との照合から修正ページを決定するよ
うに構成すればよい。

また、第３図（ａ）、（ｂ）は、第２図（ａ）。

（ｂ）に示した文書例を校正するための校正ルールを示
したものであり、第３図（ａ）は、第２図（ａ）に対応
した一般文書の校正ルール、第３図（ｂ）は、第２図（
ｂ）の記事文書の校正ルールの一例を示している。すな
わち、これらの図から解るように、業務の異なりによっ
て同一記号に別の意味を持たせて使用することもできる
。

また、第４図は操作手段５のＣＲ７画面５０の−表示例
（文字認識の例）を示す図であり、５１は処理モード表
示領域、５２は処理結果表示および作業領域、５３は現
在処理中の検出・認識結果および校正結果表示領域、５
４は校正前の帳票画像データの表示領域、５５はモニタ
領域、５６は認識結果の不確定部分の画像データ表示領
域、５７は不確定部分の認識結果候補の表示領域である
。

次にこの発明における修正について説明する。

文字認識や図面入力などの光学的情報入力機能について
は既存の技術として、特開昭５９−１１２３６７号公報
等で知られているので、ここでは修正機能についてのみ
詳細に説明する。

修正機能を動作させた場合、スキャナ２は制御手段６か
らの指令に基づいて、第２図（ａ）または（ｂ）に示す
ような媒体としての校正法帳票１を走査・光電変換し、
パターン認識・処理手段３のメモリ（図示せず）内に帳
票画像データとして格納する。パターン認識・処理手段
３のパターン検出・認識手段３１は、メモリ内の帳票画
像データの中から、印刷された文字や校正のために記入
された記号、マーク、干書き文字等の有意情報を検出・
認識し、その情報を修正個所検出手段３２に送出する。

修正個所検出手段３２は、送られてきた認識結果（有意
情報）から得られた修正ファイル名やファイル内の修正
データ位置（修正ベージ番号）等をもとに、ファイル情
報格納手段４２内のデータをファイル情報修正手段４１
を経由して呼び出し、両者のデータを比較してその差分
を校正情報として検出する。次に、修正種別認識手段３
３は、修正個所検出手段３２で検出された校正情報中の
、例えば校正記号と、パターン検出・認識手段３１で得
られた認識結果およびパターン検出・校正ルールおよび
認識辞書格納手段３５の校正ルールとに基づいて、修正
の種別、すなわち、どのデータをどのように修正するの
かを認識する。修正内容認識手段３４は、修正個所検出
手段３２で検出された校正情報中の、例えば加筆文字と
、校正ルール、パターン検出・認識手段３１で得られた
認識結果とから修正の内容、すなわち、校正時に加筆さ
れた情報を何という情報に置き換えるかを認識し、その
結果をファイル情報蓄積処理手段４に転送する。このフ
ァイル情報蓄積処理手段４のファイル情報修正手段４１
は、送られてきた修正種別や修正内容等から、どのファ
イルのどの位置をどのような内容に修正するかを判断し
て、ファイル情報格納手段４２の内容を修正する。

すなわち、この発明では修正作業が自動化されるため、
オペレータの入力打鍵数（確認、修正等の作業）が極め
て少なくなり、ファイル作成における完成までの時間短
縮、オペレータ介在個所の低減等の理由からファイル作
業の効率化を図ることができる。また、校正情報をカラ
ーにしたり、校正記号と校正文字の記入領域を明確に区
別したりする等出力フォーマットや校正方法を工夫する
ことで、さらに修正の精度を上げたり、校正情報を多量
に処理することが可能となる。

また、修正の種別や内容が不明確な場合には、情報呈示
手段６０がファイル情報の内容と、校正者が加筆・修正
した校正情報およびパターン検出・認識手段３１で得ら
れた結果とを操作手段５に転送し、これらの情報を第４
図に示したようにＣＲＴ画面５０上に表示してオペレー
タからの確認・選択の入力を待つ。特に、第４図に示し
たように、校正前の画像データとパターン検出・認識結
果とを近接して表示するとともに、不確定部分の画像デ
ータとその認識結果の候補とを近接して表示し、候補の
選択で所望の修正ができるようにすれば、オペレータの
確認や修正の操作が非常に楽になる。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおり、入力手段より読み取ら
れた、ファイル情報蓄積処理手段の出力データに校正情
報が加筆された媒体上からの画像情報中の有意情報を検
出・認識し、有意情報から校正情報を検出して修正個所
を同定するとともに、校正情報を参照して、有意情報か
ら修正の種別および内容を認識するパターン認識・処理
手段と、このパターン認識・処理手段で同定された修正
個所、認識された修正の種別および内容に基づいてデー
タの修正を行うファイル情報修正手段と、修正内容を一
意的に決定できない場合にオペレータにその旨を呈示す
る情報呈示手段を備えたので、ファイルの内容を自動的
に精度よく修正することが可能になり、作成されたファ
イル情報の修正作業において、オペレータが逐一修正個
所の呼び出しの処理や修正位置へのカーソル穆動、修正
の種別や内容の入力等の煩雑な作業を行わなくてもよく
なり、データベース等のファイル情報の完成までの期間
を短縮できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の修正機能付情報入力装置の一実施例
の構成を示す図、第２図（ａ）、（ｂ）は校正済帳票を
示す図、第３図（ａ）、（ｂ）は校正ルールを示す図、
第４図は情報呈示手段による表示例を示す図、第５図は
従来の情報入力装置におけるファイル情報の修正を説明
するための図である。 図中、１は校正済帳票、２はスキャナ、３はパターン認
識・処理手段、３１はパターン検出・認識手段、３２は
修正個所検出手段、３３は修正種別認識手段、３４は修
正内容認識手段、３５はパターン検出・校正ルールおよ
び認識辞書格納手段、４はファイル情報蓄積処理手段、
４１はファイル情報修正手段、４２はファイル情報格納
手段、５は操作手段、５ｏはＣＲＴ画面、６は制御手段
、６０は情報呈示手段である。 第３図 （ａ） （ｂ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ファイル情報蓄積処理手段と、光学的に情報を入力さ
   せて前記ファイル情報蓄積処理手段に蓄積させるための
   入力手段を有する情報入力装置において、前記入力手段
   より読み取られた、前記ファイル情報蓄積処理手段の出
   力データに校正情報が加筆された媒体上からの画像情報
   中の有意情報を検出・認識し、前記有意情報から前記校
   正情報を検出して修正個所を同定するとともに、前記校
   正情報を参照して、前記有意情報から修正の種別および
   内容を認識するパターン認識・処理手段と、このパター
   ン認識・処理手段で同定された修正個所、認識された修
   正の種別および内容に基づいてデータの修正を行うファ
   イル情報修正手段と、修正内容を一意的に決定できない
   場合にオペレータにその旨を呈示する情報呈示手段とを
   備えたことを特徴とする修正機能付情報入力装置。