JPH01285525A - 成形製品取り出し方法および装置 - Google Patents

成形製品取り出し方法および装置

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JPH01285525A
JPH01285525A JP11517688A JP11517688A JPH01285525A JP H01285525 A JPH01285525 A JP H01285525A JP 11517688 A JP11517688 A JP 11517688A JP 11517688 A JP11517688 A JP 11517688A JP H01285525 A JPH01285525 A JP H01285525A
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product
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小野 栄治
Takashi Okuno
奥野 孝
Toshio Takadabashi
高田橋 俊夫
Kaichirou Ashihoku
芦北 嘉市郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、取り出しコンベヤに送られてきた長さの異
なる成形製品を所望の梱包荷姿となるように積み重ねて
取り出すための成形製品取り出し装置に関する。
[従来の技術] ロール成形設備においては一般に、成形後、走間切断機
で切断された成形製品は、取り出し装置に送られ、この
取り出し装置により積み重ね状態で取り出される。この
場合、製品の長さが一定であれば、送られてくる製品の
先端をそろえて取り出し、積み重ねればよいので特別な
困難は無い。
このような場き、例えば第6図(イ)のごとき梱包荷姿
となる。なお、同図は、当て金をし、結束機によりバン
ドで結束した後の状態を示す。
ところが、第6図(ロ)、(ハ)、(ニ)のごとき異種
長さの抱き合わせ梱包を行うことが要求される場合があ
る0例えば、建築物の床版として使用するデツキグレー
トの場合で、1フロアの床の平面形状が正方形、あるい
は長方形でない場合には、敷き並べるデツキプレートの
長さが異なってくる。
このような場き、建築現場で敷き並べる順序どおりに梱
包されていると施工上能率的なので、第6図(ロ)、(
ハ)、(ニ)のごとく、異種長さのものを敷き並べ順に
従って抱き合わせ梱包することを要求されることがある
従来、上記のごとき異種長さ抱ききわせ梱包を行う場き
の取り出し装置として、本出願人の一人が既に出願した
第7図に示す取り出し装置がある(特開昭63−124
28号参照)、この取り出し装置は、取り出しコンベヤ
1に沿って送り方向に往復移動可能に配された、送り方
向に長いストッパ支持枠2と、前記ストッパ支持枠2に
送り方向に間隔をあけて、かつ、昇降可能に取り付けら
れた製品先端位置決めのための複数個の端面ストッパ3
と、前記ストッパ支持枠2を送り方向に移動させる例え
ばラックとピニオン等による移動駆動111tli4と
、前記端面ストッパ3を昇降させる例えばエアシリンダ
等による上下駆動a楕5と、取り出しコンベヤ1に送ら
れてきた各成形製品毎に、それぞれの積み垂ね時の先端
位置に近い端面ストッパ3を選択して、前記上下駆動機
構5により当該端面ストッパ3を下降させ、かつ、当該
端面ストッパ3が前記積み重ね時先端位置に正しく一致
するための移動量を演算して、前記移動駆動機構4によ
り、前記ストッパ支持枠2を前記移動量だけ移動させる
ストッパ位置決め制御部6とを備えた構成である。なお
、符号Aは成形製品を示し、7はランアウトテーブル、
8は製品を受けるリフタ、9はパルスジェ本レータ10
を内蔵しストッパ位置決め制御部6により制御されてと
ニオン4を駆動するサーボモータである。
[Q明が解決しようとする課題] 上記従来の取り出し装置は、複数の端面ストッパ3のい
ずれかを選択して製品を任意の位置に位置決めできるこ
と、端面ストッパ位置変更操作が容易、かつ、迅速、か
つ、正確に行われること、等の特長があるが、端面スト
ッパを多く必要とすること等から、装置が大掛かりとな
り、設備費が高くなる欠点がある。
また、成形製品は静止した端面ストッパ3に衝突して位
置決めされるから、その衝撃力は大きく、装置全体の十
分な剛性が必要であり、このことも設備費が高くなる要
因となり、さらに、衝突時の騒音が大で、かつ、衝突時
に製品端面を傷めることがある、等の問題がある。
本発明は、上記従来の欠点を解消するためになされたも
ので、先端位置を変えたまたは先端位置をそろえた所望
の梱包荷姿となる製品取り出しを円滑に行うことができ
るとともに、製品衝突時の衝撃力を減少させて、騒音を
減少させ、がっ、衝突時の製品端面を傷めず、さらに、
設備費を低減させることのできる成形製品取り出し方法
およびその装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決する本発明方法は、取り出しコンベヤに
沿って移動可能なストッパを製品先端の前方にて製品送
り速度より遅い速度で走行して製品先端面に接触するよ
うに制御走行するとともに、前記取り出しコンベヤに沿
って移動可能なプッシャを製品後端より後方から製品送
り速度より早い速度で走行して製品後端面に接触するよ
うに制御走行し、前記ストッパとプッシャとで製品を前
後から挟持したまま、当該製品を所定位置に停止させる
ことを特徴とする。
また、本発明の装置は、取り出しコンベヤに送られてき
た製品先端の前方にて製品送り速度より遅い速度で走行
して製品先端面に接触するように制御される端面接触部
材を有する第1の走行機構と、製品後端より後方から製
品送り速度より早い速度で走行して製品後端面に接触す
るように制御される端面接触部材を有する第2の走行機
構とを有することを特徴とする。
[作用] 上記構成において、取り出しコンベヤに送られてきた製
品は、製品先端の前方にて製品送り速度より遅い速度で
走行するストッパに情交し、かつ、製品後端より後方か
ら製品送り速度より早い速度で走行したきたプッシャに
より製品後端面を押されて、これらストッパとプッシャ
とで送り状態のまま挟持され1次いで所定位置に停止す
る。こうして製品の積み重ね時先端位置の位置決めが行
われ、続いて、その位置で製品を落下させる等して順次
積み重ね、先端位置の異なるまたは先端位置をそろえた
所定の梱包荷姿を得る。
上記の動作において、ストッパと製品先端とは小さな相
対速度で接触するから、その接触時の衝撃はきわめて小
さく、騒音も小さい。
また、製品をストッパとプッシャとで挟持した状態で停
止させるから、停止時に製品が確実に位置決めされ、停
止精度が向上し、積み玉ね位置精度が向上する。
なお、端面接触部材は、ストッパまたはプッシャとして
用いられる。
〔実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図〜第6図を参照して説
明する。
第1図において、11は冷間ロール成形機、12は切断
機を示す、成形機11で成形され、切断機12で所定長
さに切断された成形製品は、ランアウトテーブル13上
を搬送され、成形製品取り出し装置14に送り込まれる
15は取り出し装Z14の取り出しコンベヤで、ランア
ウトテーブル13上を送られた成形製品Aを受は入れ、
所定位置に位置決めされた製品Aを後述するように左右
に開いて落下させ、リフタ16上に積み重ねる。17は
製品先端を検出するフォトセンサ(製品先端検知センサ
)で、例えば図示のように、取り出しコンベヤ15に入
る若干上流側位置に設けられている。
前記取り出しコンベヤ15の上方には、第3図、第4図
にも示すように、送り方向に4組縦に並べられた2列の
第1エンドレスベルト(第1の走行fiJN)19、お
よび、各第1エンドレスベルト19の幅方向の両側に、
同じく送り方向で各第1エンドレスベルト19と重なり
部分を有する千鳥状配置となるように3組縦に並べられ
た同°じく2列の第2エンドレスベルト(第2の走行機
構)21とが設けらJL1各第1エンドレスベルト19
および第2エンドレスベルト21に、製品先端に当てて
位置決めするストッパとしての機能と製品後端を押すプ
ッシャとしての機能とを兼ねた第1フラツパ20および
第27ラツパ22がそれぞれ設けられている。第1フラ
ツパ20および第2フラツパ22は端面接触部材を構成
する。前記第1フラツパ20は、前記の各第1エンドレ
スベルト19の長さ方向に等分する2カ所に取り付は部
材20a(第5図9照)を介して取り付けられ、前記第
2フラツパ22は、前記の各第2エンドレスベルト21
の長さ方向に2等分する2カ所に取り付は部材22a(
第5図参照)を介して取り付けられている。なお、第1
エンドレスベルト19と第2エンドレスベルト21とは
同じ高さに配置されているが、第4図では前後関係の説
明上、第2エンドレスベルト20の位置を上に図示した
第5図に示すように、前記の各第1エンドレスベルト1
9を巻き掛けた駆動側のスプロケット23の回転軸24
の中央にプーリ25が固定され、一方、後述する装置本
体フレーム36に固定された垂直枠材26に白27が固
定され、この台27に前記交流サーボモータ28が配置
され、この交流サーボモータ28の出力軸に固定したプ
ーリ29と前記回転軸24側のプーリ25とがタイミン
グベルト30で連結されている。前記第2エンドレスベ
ルト21についても同様であり、各第2エンドレスベル
ト21を巻き掛けた駆動側のスズロケット31は、第2
エンドレスベルト用の交流サーボモータ32により駆動
される。第5図において、第2エンドレスベルト21側
についてのスプロケット31の回転軸、この回転軸上の
1−リ、交流サーボモータ32のプーリ、連結するタイ
ミングベルト等は、第1エンドレスベルト19側のそれ
でれのものと図面上で重なる位置であり、図に表示され
ない。
前記取り出し装置14の制御システムの概略を第2図に
ブロック図で示す、33は前記各第1エンドレスベルト
19側の交流サーボモータ28、および第2エンドレス
ベルト21側の交流サーボモータ32を制御して、それ
ぞれ第1フラツパ20および第2フラツパ22の走行制
御を行うフラッパ走行制御部で、このフラッパ走行制御
部33は、製品先端に対しては、第1フラツパ20また
は第22ラツパ22を送られてきた製品先端の前方にて
製品送り速度より遅い速度で走行させて製品先端面に接
触させる制御、つまり、ストッパとして機能させる制御
を行い、製品後端に対しては、製品後端より後方から製
品送り速度より速い速度で走行させて製品後端面に接触
させる制御、つまり、プッシャとしての機能させる制御
を行って、前後2つのフラッパ20または22により製
品を送り状態のまま前後に挟持し、次いで、所定位置に
停止させるように制御するものである。
このフラッパ走行制御部33による各サーボモータ28
.32の制御は、サーボモータ28.32の軸に取り付
けられたパルスジェネレータ28a。
32aのパルスをカウントしてサーボモータ28゜32
の回転角を累積演算して制御するもので、これによりス
プロケット23.31の回転角を累積演算し、エンドレ
スベルト19.21の周回距離を累積演算して、前記の
ごときフラッパ走行制御を行う、このフラッパ走行制御
部33、および、成形機11、切断機12は、パソコン
34によりコントロールされるようになっている。
前記取り出し装置14の取り出しコンベヤ15等の詳細
構造を第5図により説明すると、取り出しコンベヤ15
は、エアシリンダ35により取り出し装置本体フレーム
36上の支点軸37を中心としてリンク機構38を介し
て回転駆動される逆り形のアーム39の下端に取り付け
られて、成形製品Aを落下させるためにそれぞれ左右に
開閉可能とされている。また、取り出しコンベヤ15の
下方の左右の中間受け40も、同様な機構で回転駆動さ
れる同じく逆り形のアーム41の下端に取り付けられて
、それぞれ左右に開閉可能にされている。この中間受け
40は、リフタ16上に積み重ねられた1結束分の製品
を側方(第5図で左方向)に運び出す間の一時的な保持
を行うためのものである。前記アーム41は、簡略化し
て図示したが、モータ、ウオーム、ウオームホイール等
による上下動機142により軸部41aが下方に延出し
、中間受け40を下降させる。
次に、動作について説明する。
あらかじめ、製品の品種、長さ、本数、積み重ね順序、
積み重ね態様(すなわち、第6図の(ロ)。
(ハ)、(ニ)のいずれかであるか等)、1結束の本数
等の製品取り出しデータをパソコン34に入力しておく
、成形機11、切断機12、取り出し装置14は、パソ
コン34にコントロールされて動く。
成形機11で所定断面形状に成形された製品は、切断機
12で所定長さに切断され、ランアウトテーブル13上
を送られ、取り出しコンベヤ15に送り込まれる。送ら
れてきた製品の先端をフォトセンサ17が検知すると、
その検知信号がフラッパ走行制御部33に送られ、この
フラッパ走行制御部33により制御されてサーボモータ
28または32が起動し、タイミングベルト30、プー
リ25、回転軸24を介してスプロケット23に回転が
伝達され、または同様にしてスプロケット31に回転が
伝達され、第1エンドレスベルト19または第2エンド
レスベルト21が周回駆動され、第1フラツパ20また
は第2フラツパ22が周回駆動される。この場合第1フ
ラツパ20および第27ラツパ22は、製品の先端に対
してはストッパとして機能する。すなわち、各エンドレ
スベルト19または20について、製品先端が近接する
と、製品先端より前方(下流側;第1図等で右方)のフ
ラッパ20また(よ22が製品送り速度より遅い速度で
走行を開始し、走行しつつ製品先端を受は止める。一方
、製品後端に対してはプッシャとして機能する。すなわ
ち、製品後端が通過すると、それより後方(上流側:第
1図等で左方)のフラッパ20、または22が製品送り
速度より速い速度で走行を開始し、既に前方のフラッパ
で先端が受は止められている製品の後端に追い付き接触
する。
こうして、前後のフラッパ20または22で製品を前後
から挟持しつつ走行し、次いで、サーボモータ28およ
び32が減速されてその2つのフラッパ20または22
の走行速度が減速され、所定の位置に停止し、こうして
、製品先端を取り出しコンベヤ15上で製品積み重ね時
先端位置に位置決めする。
なお、フラッパを走行開始させる位置と最終的にフラッ
パを停止させるべき位置とが1つのエンドレスベルトの
長さに収まらず複数のエンドレスベルトにまたがる場合
には、製品は第1エンドレスベルト19のフラッパ20
から第2エンドレスベルト21のフラッパ22へと、あ
るいは、第2エンドレスベルト21のフラッパ22から
第1エンドレスベルト19のフラッパ20へと受は渡し
されつつ送られる。これはストッパとして動作する場合
も1ツシヤとして動作する場合も同様である。この第1
エンドレスベルト19と第2エンドレスベルト21との
間の受は渡しは、各フラッパの移動距離がフラッパ走行
制御部33において演算制御されていることにより正確
に実現できる。
このように、長い1本のエンドレスベルトでなく、複数
に分割された短い第1エンドレスベルト19と第2エン
ドレスベルト21とを相互に製品受は渡し可能に千鳥に
配置した構成であるから、1つのエンドレスベルト19
.21については、当該プッシャ20,22の復帰時間
は短く、次々と送られてくる製品のサイクルに対応可能
となっていル、すお、第1エンドレスベルト19と第2
エンドレスベルト21とを重なり部分を有して千鳥状に
配列するのは、縦方向に複数に分割された各エンドレス
ベル1−19.21の一方における境界位置に製品先端
または後端を停止させる場合に他方のエンドレスベルト
で対応させる必要があるからである。第1エンドレスベ
ルト19および第2エンドレスベルト21の1個の長さ
、周回速度は、成形速度、製品長さの範囲に対応可能に
適切に設定する必要がある。
前述のように、製品が2つのフラッパ20またはプッシ
ャ22で位置決めされて停止すると、続いて、エアシリ
ンダ35が作動して、アーム39が支点軸37を中心に
回転し、取り出しコンベヤ15が左右に開き、位置決め
された製品をリフタ16上に落下させる。なお、この時
、中間受け40は2点鎖線で示す位置に開いており(第
5121参照)、製品落下の邪魔にならない。
上記の動作が繰り返され、製品がリフタ16上に先端位
置が異なる所望の梱包荷姿となって積み重ねられると、
リフタ16は横送りコンベヤチェーンの上面(第5図に
1点鎖線(イ)で示す)よりさらに下降する。第5図に
おけるリフタ16はリフタ16が下降限にある状態を示
す、続いて、前記横送りコンベヤチェーン(イ)により
1結束分が第5図で左方に送られ、リフタ16から運び
出される。この間、つまり、1結束分の製品を積み重ね
たりフタ16が下降し空になって再び所定高さ位置に上
昇するまでの間、アーム41が回転して中間受け40が
左右から閑じて第5図に実線で示す位置にきて、後続の
製品が落下するのを受け、−時的に保持する。そして、
例えば3枚の製品を受けると中間受け40が下降し、中
間受け40上の製品かりフタ16上に乗せられる。中間
受け40はその挟左右に開き、かつ、上昇して、製品落
下に邪魔にならない元の2点鎖線で示す位置に復帰する
以上の動作の繰り返しにより、製品が第6図(ロ)、(
ハ)、(ニ)等の所定の梱包荷姿となって、取り出され
、図示せぬ結束機で結束される。
上述の製品取り出し動作においては、製品先端とストッ
パとして働くフラッパとの接触は、小さな相対速度での
接触であるから、衝突時の衝撃力は十分小さく、いわば
、ソフトタッチの接触である。したがって、騒音も小さ
く、また、第1エンドレスベルト19、第2エンドレス
ベルト21、回転軸24、垂直枠材26、取り出し装置
本体フレーム36等の剛性もそれほど要求されず、設備
費が大掛かりになりあるいは設備費が増大することは避
けられる。また、製品が衝撃で損傷することも防止され
る。さらに、製品後端は1ツシヤとして働くフラッパに
より前方に押されて、製品が2つのフラッパにより挟持
された状態で位置決めされるから、ストッパ停止時に製
品先端が反動でストッパから離れることは生じず、スト
ッパのみで位置決めする場6と比べて正確な位置決めが
行われる。
なお、第1フラツパ20と第27ラツパ22との間の製
品受は渡しは必ずしも必要ではなく、フラッパ20また
は22が製品先端または後端に接触してから停止するま
での距離を短く設定することにより、フラッパ20.2
2が製品端面に接触してから停止するまでの動作を同一
のフラッパで行うように制御することもできる。
また、取り出しコンベヤ15は駆動のローラコンベヤを
用いることもできるが、製品後端に接触してプッシャと
して働くフラッパが製品を送り方向前方に押し進めるの
で、無駆動の単なるフリーローラを用いることもできる
。無駆動のフリーローラを用いた場合には、取り出しコ
ンベヤ15の駆動機構における騒音、例えば、ギヤ、チ
ェーン等の伝達部材に起因する騒音は生じない。
なお、実施例ではエンドレスベルトを送り方向に複数に
分割してフラッパを送り方向に複数個設けたが、製品取
り出しのタイムサイクルに間に合えば、長い1本のエン
ドレスベルトに1個または2111のフラッパを設けた
ものとすることもできる。
また、実施例では第1フラツパ20および第2フラツパ
22がいずれもストッパとしてもプッシャとしても機能
する構成であるが、専用のストッパとしておよび専用の
1ツシヤとして独立して設けることもできる。
また、取り出しコンベヤから製品を取り出す手段につい
ては、実施例のごとく取り出しコンベヤ15を左右に開
いて製品を落下させるものに限定されない0例えば、取
り出しコンベヤ上で位置決めされた製品をマグ本ット等
で掴んでその位置のまま幅方向に移動させる機構、その
他の機構を採用することもできる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、取り出しコンベヤ
に沿って移動可能なストッパを製品先端の前方にて製品
送り速度より遅い速度で走行して製品先端面に接触する
ように制御走行するとともに、前記取り出しコンベヤに
沿って移動可能なプッシャを製品後端より後方から製品
送り速度より早い速度で走行して製品後端面に接触する
ように制御走行し、前記ストッパとプッシャとで製品を
前後から挟持したまま、当該製品を所定位置に停止させ
るので、先端位置を変えたまた先端位置をそろえた梱包
荷姿となる製品取り出しを円滑に行うことができるとと
もに、積み重ね位置精度を向上させることができ、さら
に、製品衝突時の@撃力を減少させて、U音を減少させ
、かつ、製品の損傷をなくし、さらに、設備費を低減さ
せることができる。また、取り出しコンベヤを無駆動と
すれば取り出しコンベヤでの騒音を低減させことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す成形製品取り出し装置
の全体構成図、第2図は同装置の制御システムを示すブ
ロック図、第3図は同装置の一部模式化した平面図、第
4図は同装置の動作を説明するための側面図、第5図は
同装置の詳細断面図、第6図は(イ)、(ロ)、(ハ)
、(ニ)は成形製品梱包荷姿の説明図、第7図は従来の
成形製品取り出し装置を示す概略構成図である。 14・・・成形製品取り出し装置、15・・・取り出し
コンベヤ、16・・・リフタ、19・・・第1エンドレ
スベルト(第1の走行機構)、20・・・第1フラツパ
(端面接触部材;ストッパ兼プッシャ)、21・・・第
2エンドレスベルト(ダイ2の走行機構)、22・・・
第2フラツパ(端面接触部材;ストッパ兼プッシャ)、
33・・・フラッパ走行制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、取り出しコンベヤに順次送られてくる長さの異なる
    成形製品を所望の梱包荷姿となるように先端位置を変え
    てまたは先端位置をそろえて積み重ねる成形製品取り出
    し方法において、 前記取り出しコンベヤに沿って移動可能なストッパを製
    品先端の前方にて製品送り速度より遅い速度で走行して
    製品先端面に接触するように制御走行するとともに、前
    記取り出しコンベヤに沿って移動可能なプッシャを製品
    後端より後方から製品送り速度より早い速度で走行して
    製品後端面に接触するように制御走行し、前記ストッパ
    とプッシャとで製品を前後から挟持したまま、当該製品
    を所定位置に停止させることを特徴とする成形製品取り
    出し方法。 2、取り出しコンベヤに順次送られてくる長さの異なる
    成形製品を所望の梱包荷姿となるように先端位置を変え
    てまたは先端位置をそろえて積み重ねる成形製品取り出
    し装置において、 前記取り出しコンベヤに送られてきた製品先端の前方に
    て製品送り速度より遅い速度で走行して製品先端面に接
    触するように制御される端面接触部材を有する第1の走
    行機構と、製品後端より後方から製品送り速度より早い
    速度で走行して製品後端面に接触するように制御される
    端面接触部材を有する第2の走行機構とを有することを
    特徴とする成形製品取り出し装置。 3、前記端面接触用部材が、製品先端位置ではストッパ
    として用いられ、製品後端位置ではプッシャとして用い
    られたことを特徴とする請求項2記載の成形製品取り出
    し装置。 4、前記端面接触部材は、送り方向前後に周回するエン
    ドレス部材に取り付けられたことを特徴とする請求項2
    または3記載の成形製品取り出し装置。 5、重なり部分を有して千鳥状に配列された複数のエン
    ドレス部材のそれぞれに前記端面接触部材を設けたこと
    を特徴とする請求項4記載の成形製品取り出し装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107720231A (zh) * 2017-09-25 2018-02-23 南京律智诚专利技术开发有限公司 一种保温板自动上料纠偏装置

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JPH0776054B2 (ja) 1995-08-16

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