JPH0128548Y2 - - Google Patents

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JPH0128548Y2
JPH0128548Y2 JP13605584U JP13605584U JPH0128548Y2 JP H0128548 Y2 JPH0128548 Y2 JP H0128548Y2 JP 13605584 U JP13605584 U JP 13605584U JP 13605584 U JP13605584 U JP 13605584U JP H0128548 Y2 JPH0128548 Y2 JP H0128548Y2
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JP
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flap
display
rotor
pedestal
drive device
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JP13605584U
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JPS6150993U (ja
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は例えば屋外用の時刻表示装置、或は
競技会の成績発表用ボード等に用いられる表示器
用駆動装置に関する。
「従来技術」 従来の大形数字表示装置としては表示パネル板
に〓形に孔を形成し、この孔のそれぞれにフラツ
プを設けフラツプの板面の向を反転させることに
より例えば黒地に黄色の文字、或は黄色地に黒の
文字を描くように表示する装置がある。
「考案が解決しようとする問題点」 従来の大形数字表示装置は上記したように表示
パネル板にフラツプを回転自在に取付ける構造の
ため、フラツプを回転させるための駆動装置も表
示パネル板の裏側にフラツプの位置と関連して正
確に位置決めして取付けなければならない。つま
り従来の装置はフラツプ及びフラツプ駆動装置が
各別の部品として作られ、これらを各別に表示パ
ネル板に取付けるため、この取付に手間が掛る欠
点がある。
「問題点を解決するための手段」 この考案では回転駆動装置自体にフラツプを回
転自在に取付けこのフラツプが〓形となるように
駆動装置をプリント板に装着するだけで表示器を
構成することができる表示器用駆動装置を提供し
ようとするものである。
(構成) この考案による表示器駆動装置は第1図に示す
ように、 A 棒状磁気コア1と、 B この棒状磁気コア1に嵌合する絶縁ボビンと
一体に成形された一対の鍔2と、 C この一対の鍔に形成した取付台3と、 D 鍔の側面に突出形成したロータ支持軸4及び
フラツプ受台支持軸5と、 E ロータ支持軸4に回転自在に支持され周に沿
つて磁極を有する永久磁石から成るロータ6
と、 F フラツプ受台支持軸5に回転自在に軸支され
たフラツプ受台7と、 G このフラツプ受台7とロータ6との間を連結
しロータ6からフラツプ受台7に回転力を伝達
するゼネバ機構8と、 H フラツプ受台7に取付けられ表示面に平行す
る状態及び表示面と直交する状態に回転駆動さ
れるフラツプ9と、 によつて構成される。
(作用) この考案の表示器用駆動装置によれば、棒状コ
ア1の両端に発生する磁極の極性を反転させる毎
にロータ6がゼネバ機構8によつて許される角度
範囲で正逆回転する。この正逆回転量はゼネバ機
構8を介してフラツプ受台7に伝達され、フラツ
プ受台7を約90゜の範囲で回動させる。
この結果フラツプ9は取付台3の取付面と平行
する状態(これを表示面と平行する状態とする)
と、表示面と直交する状態とに駆動される。
従つてフラツプ9が表示面と平行する状態にあ
るときフラツプ9の表面が見え、フラツプ9が表
示面と直交する向に位置するときは観測者はフラ
ツプ9を見ることはできない。
よつてフラツプ9を駆動装置と共に〓形に配置
し、〓形に配置したフラツプ9を選択的に表示状
態に駆動することにより数字、或は記号等を表示
することができる。
ここで回転伝達装置としてゼネバ機構を利用し
た理由は次の二点による。
駆動側が衝撃的に回転しても被駆動側の動作
速度は第2図に示すように回転範囲の中央部で
最大速度となり回転の開始時点と終了時点では
回転速度が滑らかにゼロとなるように、またゼ
ロから漸次増速するように変化する。このため
作動音が小さくなり、また耐久性の高い駆動装
置を得ることができる。
被駆動軸側からの回転力は駆動軸側に伝達さ
れない。このことはフラツプ9の表示状態の位
置の保持性が良いことを意味し、信頼性の高い
表示器を提供できる。
「考案の実施例」 再び第1図を用いてこの考案の実施例を説明す
る。
棒状磁気コア1には絶縁ボビンを介してコイル
11を巻装し、棒状磁気コア1とコイル11とに
よつて電磁石を構成する。従つてコイル11に電
流を与えることにより磁気コア1の両端にN−S
極を発生させることができる。またその電流の向
を逆にすることにより磁極の向を逆転させること
ができる。
鍔3の下端側に取付台3を一体形成し、この取
付台3によつてプリント板に取付けることができ
る構造としている。
12は取付台3に形成した取付用孔を示す。1
3,14はコイル11の端子を示す。この端子1
3,14を取付台3の下面から突出させ、プリン
ト板に電気的に接続できる構造としている。
鍔2の両側面にはロータ6を支持する軸4を一
体に形成する。この軸4にロータ6に設けた軸筒
15の貫通孔15Aを挿通し、ロータ6を鍔2の
側面に回転自在に支持させる。軸4の端面には小
孔4Aを形成し、この小孔4Aに抜け止め片16
を圧入して取付けることによりロータ6を抜け止
めする構造としている。
ロータ6は第3図に示すように中心孔17及び
この中心孔17に連通する切欠18を有する円盤
状の永久磁石19と、この永久磁石19の中心孔
17に貫通する軸筒15と、この軸筒15の一端
側に設けられ磁石19の外周面と係合して軸筒1
5が切欠18側に抜け出ることを防止する抜け止
め用突片21と、軸筒15に突設したレバー22
と、レバー22の遊端に突設したピン23と、軸
筒15の外周に嵌合し軸筒15を抜け止めする抜
け止め具24とによつて構成される。ロータ6を
構成する永久磁石19は鍔2の側面に取付けられ
た状態においてその周縁部に棒状磁気コア1の端
部が対向するように軸4の位置と磁石19の半径
及び棒状磁気コア1の位置を決定する。
鍔2は更にフラツプ受台7を支持する構造を持
つている。フラツプ受台7は鍔2と同様に樹脂材
によつて成形される。形状はほぼコ字状とされ、
その両側の折曲片部7A,7Bにレバー25を一
体に成形する。レバー25には長孔25Aを形成
する。またレバー25の基端部に貫通孔とこの貫
通孔を囲むボス26を形成する。
鍔2にはロータ6を支持する軸4と同様の軸5
を突設し、この軸5にボス26の軸芯に形成した
貫通孔を挿入する。この挿入は樹脂材の可撓性を
利用して折曲片部7A,7Bを押し拡げた状態で
鍔2に形成した軸に係合させる。その後に抜け止
め片16を圧入し抜け止めする。フラツプ受台7
には例えば両面接着テープによりフラツプ9を取
付ける。
第4図乃至第7図にこの考案による表示器用駆
動装置の実装例を示す。第5図は表示器の背面図
を示す。この背面図に示すようにプリント板27
にビス28によつて第1図に示した駆動装置を取
付ける。尚第5図に示すビス29はプリント板2
7を枠31に取付けるためのビスを示す。
32は制御信号を受けるコネクタを示す。コネ
クタ32は第7図に示すように各駆動装置には二
つのコイルLA,LBを有し、一方のコイルLAはフ
ラツプ9を表示状態に制御するためのセツトコイ
ルとされ、他方のコイルLBはフラツプ9を非表
示状態に転換するためのリセツトコイルとされ
る。各セツトコイルLAとリセツトコイルLBの一
端は共通接続してコモン端子32Aに接続し、他
方の端部を逆流阻止ダイオード33を通じて各別
の端子32Bに接続する。各別の端子32Bに選
択的に負電圧を与えることにより任意のフラツプ
を表示状態と非表示状態に転換制御することがで
きる。
枠31は正面側が開放面とされ、この開放面に
フラツプ9A〜9Gを〓形に配置する。枠31の
周に沿つて配置したフラツプ9A〜9Fはそれぞ
れ非表示状態となるとき枠31の内壁面側に回動
し、フラツプ9A〜9Fの各表示面は枠31の内
壁面と対向する位置に収納される。このため横方
向から見ていても非表示状態に収納されたフラツ
プ9A〜9Fの表示面を見ることはできない。つ
まり非表示状態にあるフラツプ9A〜9Fの表示
面が見えて本来の表示と異なる内容を誤認するよ
うなことがない。
一方フラツプ9A,9G,9E,9Fで囲まれ
る空間、及びフラツプ9B,9C,9D,9Gで
囲まれる空間には例えば黒く塗られた遮光板34
を配設する。中央のフラツプ9Gは上向又は下向
に回動され非表示位置にあるときフラツプ9Gは
上側又は下側に配置した遮光板34の裏側に入り
込む状態となる。よつて上側又は下側或は横方向
の何れの方向から見ても非表示位置にあるフラツ
プ9の表示面が見えることがなく、誤まつた表示
内容を読み取ることのないようにしている。
「考案の作用」 上述したこの考案による表示用駆動装置によれ
ば回転駆動装置を構成する電磁石に全ての部品が
一体に取付けられて構成されているため取付台3
を使つて電磁石を取付面に取付けるだけで表示装
置を組立ることができる。よつて表示装置を組立
てる手間が少なくて済む利点が得られる。
また回転力を伝達する機構にゼネバ機構を利用
したからフラツプ9は90゜の回動範囲内において
円滑に動作し長期にわたつて安定に動作する表示
器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の構成を説明するための分解
斜視図、第2図はこの考案に用いたゼネバ機構の
動作特性を説明するためのグラフ、第3図はこの
考案に用いたロータの構造を説明するための分解
斜視図、第4図はこの考案の表示器用駆動装置を
用いて構成した表示器の一例を示す正面図、第5
図はその背面図、第6図は側面図、第7図は第4
図乃至第6図に示した表示器の電気的な回路構造
を説明するための接続図である。 1:棒状磁気コア、2:鍔、3:取付台、4:
ロータ支持軸、6:ロータ、7:フラツプ受台、
8:ゼネバ機構、9:フラツプ、11:コイル、
12:取付用ビス孔、13,14:端子、15:
軸筒、16:抜け止め片、17:中心孔、18:
切欠、19:永久磁石。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A 棒状磁気コアと、 B この棒状磁気コアに嵌合する絶縁ボビンと一
    体に成形された一対の鍔と、 C この一対の鍔に形成した取付台と、 D 上記鍔に形成したロータ支持軸及びフラツプ
    受台支持軸と、 E 上記ロータ支持軸に回転自在に支持され周に
    沿つて磁極を有する永久磁石から成るロータ
    と、 F 上記フラツプ受台支持軸に回転自在に軸支さ
    れたフラツプ受台と、 G このフラツプ受台と上記ロータとの間を連結
    しロータからフラツプ受台に回転力を伝達する
    ゼネバ機構と、 H フラツプ受台に取付けられ表示面に平行する
    状態及び表示面と直交する状態に回転駆動され
    るフラツプと、 から成る表示器用駆動装置。
JP13605584U 1984-09-07 1984-09-07 Expired JPH0128548Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13605584U JPH0128548Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13605584U JPH0128548Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

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Publication Number Publication Date
JPS6150993U JPS6150993U (ja) 1986-04-05
JPH0128548Y2 true JPH0128548Y2 (ja) 1989-08-30

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JP13605584U Expired JPH0128548Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

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JPS6150993U (ja) 1986-04-05

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