JPH01284238A - Mri装置 - Google Patents

Mri装置

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Publication number
JPH01284238A
JPH01284238A JP63112639A JP11263988A JPH01284238A JP H01284238 A JPH01284238 A JP H01284238A JP 63112639 A JP63112639 A JP 63112639A JP 11263988 A JP11263988 A JP 11263988A JP H01284238 A JPH01284238 A JP H01284238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coils
coil
magnetic resonance
nuclear magnetic
subject
Prior art date
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Pending
Application number
JP63112639A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Yasugi
八杉 幸浩
Hiroyuki Takeuchi
博幸 竹内
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、核磁気共鳴(NMRと略す)を利用して被検
体の所望個所を映像化するNMRイメージング装置(以
下1MRI装置と略す)、特に受信部の改良をはかって
なるMHI装置に関する。
[従来の技I!] NMRイメージング装置では、原子核を高周波を照射し
て励起し、共鳴した原子核より放出される高周波信号(
これをNMR信号という)を検出する。高周波信号の検
出には通常、コイルが使用され、サドル型、ソレノイド
型及びそれらを変形した種々のコイルが考えられている
。この検出コイルの感度が再構成された画像のSN比に
直接影響するため、その研究改良が多くなされている。
励起されたスピンは小さな磁極片が同一平面上を回転し
ているようにふるまうため、この点に着目してC,N、
CHEN他は、直交した2つのコイル系で検出する直交
コイル(Q uadrature Coil)を提案し
ており(C,N、CHEN他「ジャーナルオブ マグネ
チック レゾナンス」 (J′○FMAGNETICR
ESONANCE)53−324−327、1983参
照、アカデミツクブレス社発行)原理的にはSN比がV
2倍に向上するといわれている。第7図は、この直交コ
イルの原理を示す図であり、ここでは説明を簡単にする
ため同調回路などは省略している0図において、1つの
平面内で回転している磁化は、コイル1とコイル2に9
0゜の位相差を伴った同一の信号を誘起する。ここで。
コイル1とコイル2は、軸方向が直交しているため、互
いに独立なランダムノイズを伴って信号が検出される。
ノイズ源となり得るものは、コイル1.2の抵抗、被検
体とコイル1,2の磁気的結合および電気的結合などに
起因する被検体からの等価抵抗などである0両コイル1
,2の信号の位相を位相シフタ3などで合わせて合成器
4で加算すると、信号は2倍、ノイズはV2倍となり、
結果としてSN比はf2倍に向上する。たべしこの結果
は、コイル1とコイル2の感度が等しい場合に成立する
もので、このためにはコイル1,2の寸法形状が等しく
、さらに前記した被検体からの等価抵抗も等しくする必
要がある。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前記従来例では、実際上、2つのコイル1と2
との感度を一致させることは事実上困難である。例えば
、前記従来例に沿ったソレノイド型コイルの例を第5図
に示す。一方のコイルであるソレノイド型コイル5を被
検体6に近接した形状とし1軸側に採用したとする。こ
の軸に直交した軸側では、被検体のくび及び胸部がコイ
ル設置の障害となってしまい、同様の感度を持つコイル
を設置することはできない、従って、設置するコイルは
、第8図に示すようにサドル型のコイル7となり、コイ
ル5と6との感度のアンバランスはますます大となる。
このため、上記最適条件(コイル1,2、又は5,7の
感度が等しいこと)を満足することはできない。この結
果、直交コイルによるSN比の改善度が低く、良質の画
像が得られないとの問題がある。
本発明は、上述したような問題点を解消するためになさ
れたもので、SN比が高く、良質の画像が得られる核磁
気共鳴イメージング装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、核磁気共鳴信号検出手段に特徴を有し、この
手段を、共鳴原子のスピン回転面と垂直な方向の中心軸
上でそれぞれが固定され、且つそれぞれが被検体の体軸
方向と約45°の角度を持つ構造となる第1.第2のソ
レノイド型受信コイルと、該第1.第2のソレノイド型
受信コイルで検出される2つの核磁気共鳴信号の位相差
を補正する位相シフタと、該位相補正された2つの核磁
気共鳴信号を加算する加算手段と、より構成した。
[作用] 本発明によれば、直交コイルの2つの受信コイルに感度
の等しいソレノイド型コイルを用い、これらの出力を位
相シフタで位相差を補正して加算することにより、SN
比が改善され、良質な画像が得られる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。
第2図は本発明に係る核磁気共鳴イメージング装置の全
体構成図を示すブロック図である。この核磁気共鳴イメ
ージング装置は、核磁気共鳴(NMR)現象を利用して
被検体6の断層画像を得るもので、静磁場発生磁石10
と、中央処理装置(以下CPUという) 11と、シー
ケンサ12と、送信系13と、磁場勾配発生系14と、
受信系15と、信号処理系16とからなる。上記静磁場
発生磁石10は、被検体6の周りにその体軸と直交する
方向に強く均一な静磁場を発生させるもので、上記被検
体6の周りのある広がりをもった空間に永久磁石方式又
は常電導方式あるいは超電導方式の磁場発生手段が配置
されている。上記シーケンサ12は、CPU11の制御
で動作し、被検体6の断層画像のデータ収集に必要な種
々の命令を送信系13及び磁場勾配発生系14並びに受
信系15に送るものである。上記送信系13は、高周波
発振器17と変調器18と高周波増幅器19と送信側の
高周波コイル20aとからなり、上記高周波発振器17
から出力された高周波パルスをシーケンサ12の命令に
従って変調器18で振幅変調し、この振幅変調された高
周波パルスを高周波増幅器19で増幅した後に被検体6
に近接して配置された高周波コイル20aに供給するこ
とにより、電磁波が上記被検体6に照射されるようにな
っている。上記磁場勾配発生系14は、x、y、zの三
軸方向に巻かれた傾斜磁場コイル21と、それぞれのコ
イルを駆動する傾斜磁場電源22とからなり、上記シー
ケンサ12からの命令に従ってそれぞれのコイルの傾斜
磁場電源22を駆動することにより。
X、Y、Zの三軸方向の傾斜磁場Gx、 Gy、 Gz
を被検体6に印加するようになっている。この傾斜磁場
の加え方により、被検体6に対するスライス面を設定す
ることができる。上記受信系15は。
受信側の高周波コイル20bと増幅器23と直交位相検
波器24とA/D変換器25とからなり、上記送信側の
高周波コイル20aから照射された電磁波による被検体
6の応答の電磁波(NMR信号)は被検体6に近接して
配置された高周波コイル20bで検出され、増幅器23
及び直交位相検波器24を介してA/D変換器25に入
力してデジタル量に変換され、さらにシーケンサ12か
らの命令によるタイミングで直交位相検波器24により
サンプリングされた二系統の収集データとされ、その信
号が信号処理系16に送られるようになっている。この
信号処理系16は、CPUIIと、磁気ディスク26及
び磁気テープ27等の記録装置と、CRT等のデイスプ
レィ28とからなり、上記CP Ullでフーリエ変換
、補正係数計算、像再構成等の処理を行ない、任意断面
の信号強度分布あるいは複数の信号に適当な演算を行な
って得られた分布を画像化してデイスプレィ28に表示
するようになっている。
なお、第2図において、送信側及び受信側の高周波コイ
ル20a、20bと傾斜磁場コイル21は、被検体1の
周りの空間に配置された静磁場発生磁石10の磁場空間
内に配置されている。
ここで、本発明に係る高周波コイル20bは第1図で示
したような直交コイル8,9である。この2つのコイル
は第4図、第5図に示すように、共鳴原子のスピン回転
面(XY平面)と垂直な方向の中心軸(Z)上で、被検
体6の体軸(Y)方向と約45度の角度をもってそれぞ
れが固定された状態で直交に配置されたソレノイド型コ
イル8,9であり、共に感度が等しいことが重要である
。この直交配置とは角度が90度であるということでは
なく、コイル同士がカップリングを起こさない状態をい
う。
この2つのコイルを共鳴周波数に同調させ、その出力を
第3図に示す受信系の入力30.31に接続し、それぞ
れの信号をプリアンプ32.33により増幅する。この
とき、出力波形は第6図A、Bに示すような位相差を伴
ったものである。この位相差は直交状態となるコイルの
配置角度によって異なるが、約90度となる。そこでプ
リアンプ33の出方に位相差を補正するための位相シフ
タ34を通しく波形C)、その後に加算器35で加算(
A+C)し、出力36に出力する(波形D)。
本発明における直交コイルは、静磁場が体軸と垂直な方
向である場合に限られる。静磁場が体軸方向であると、
スピン回転面がXZ平面となり、コイルの中心軸が体軸
と一致し、実現不可能となるからである。
[発明の効果] 以上述べたように本発明は、NMR信号を、直交する2
つの軸上で各々検出する検出手段(直交コイル)におい
て、2つのコイル間の特性上のアンバランスをなくり、
、SN比の改善量を高めることができ、良質の画像が得
られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のソレノイド型受信コイルの実施例図、
第2図は本発明のMHI装置の実施例図、第3図は本発
明の位相シフトのための実施例図、第4図、第5図は本
発明のソレノイド型受信コイルの配置の説明図、第6図
は位相シフトの波形図、第7図及び第8図は従来例図で
ある。 8.9・・・ソレノイド型コイル、34・・・位相シフ
タ。 特許出願人 株式会社 日立メディコ 代理人 弁理士 秋 本 正 実(外1名)第1図 8ソレノイド1′多コイル   9ソレノイド升多コイ
ル第 3 口 35加耳k   36航刀 第 4 図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、被検体の体軸方向と垂直な方向に静磁場を与える手
    段と、傾斜磁場を与える手段と、前記被検体の組織を構
    成する原子の原子核に核磁気共鳴を起させるために高周
    波を与える手段と、前記核磁気共鳴による信号を検出す
    る核磁気共鳴信号検出手段と、該共鳴信号を用いて画像
    再構成演算を行う演算手段と、より成ると共に、上記核
    磁気共鳴信号検出手段は、共鳴原子のスピン回軸面と垂
    直な方向の中心軸上でそれぞれが固定され、且つそれぞ
    れが被検体の体軸方向と約45゜の角度を持つ構造とな
    る第1、第2のソレノイド型受信コイルと、該第1、第
    2のソレノイド型受信コイルで検出される2つの核磁気
    共鳴信号の位相差を補正する位相シフタと、該位相補正
    された2つの核磁気共鳴信号を加算する加算手段と、よ
    り成るMRI装置。
JP63112639A 1988-05-11 1988-05-11 Mri装置 Pending JPH01284238A (ja)

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JP63112639A JPH01284238A (ja) 1988-05-11 1988-05-11 Mri装置

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JP63112639A JPH01284238A (ja) 1988-05-11 1988-05-11 Mri装置

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JP63112639A Pending JPH01284238A (ja) 1988-05-11 1988-05-11 Mri装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0323842A (ja) * 1989-06-08 1991-01-31 Philips Gloeilampenfab:Nv Rf直交コイル装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0323842A (ja) * 1989-06-08 1991-01-31 Philips Gloeilampenfab:Nv Rf直交コイル装置

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