JPH01283731A - 開閉器 - Google Patents

開閉器

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Publication number
JPH01283731A
JPH01283731A JP11141588A JP11141588A JPH01283731A JP H01283731 A JPH01283731 A JP H01283731A JP 11141588 A JP11141588 A JP 11141588A JP 11141588 A JP11141588 A JP 11141588A JP H01283731 A JPH01283731 A JP H01283731A
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Application number
JP11141588A
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Inventor
Masahiro Kakizoe
正博 垣添
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H71/00Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
    • H01H71/04Means for indicating condition of the switching device

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  • Breakers (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えば三相誘導電動機等の電源回路に配置
され、この電源を開閉する開閉器、特に動作表示の機構
に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の開閉器として、例えば特公昭60−46
501号に示す電磁断続器がある。
この種の開閉器では、動作表示は、開閉部が開状態を示
す「OFF」、閉状態を示すrONJ 。
過電流動作を示すrTRI PJの3通りがある。
このため動作表示は開閉部と連動して直線運動する動作
ボタンの位置表示では不十分であり、回動運動する表示
板の文字表示を行なう必要がある。
従来の開閉器においては、表面のカバーの一部を開口し
た表示窓を設け、この表示窓と適切なすきまを介して表
示板を回動運動させることにより、上記3通りの文字を
表示窓に表示している。上記表示板は直線運動する動作
ボタンと連結され、この動作ボタンは接点を開閉する主
開閉部および副開閉部により動作する。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来のこの種の開閉器では開閉部の開閉動
作と連動して直線運動する動作ボタンに回動可能な表示
板が連結されているから、表示窓と表示板のすきま゛に
電線くず等の異物が介入した場合に表示板の回動運動が
拘束され、これに連結されている動作ボタンおよび主開
閉部・列間閉部の動作が妨げられるため、接点が開路し
ない危険が生じる問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、異物により表示板が拘束されても主開閉部お
よび列間閉部が正常に動作する開閉器を得ることを目的
とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る開閉器は、動作ボタンと表示板の連結部
の結合力が開閉機構の主開閉部および列間閉部の動作力
を下回るように設定したものである。
[作用] この発明における動作ボタンと表示板の連結部は、その
結合力が開閉機構の主開閉部及び列間閉部の動作力を下
回るようにしたから、表示板が異物で拘束された場合に
主開閉部または列間閉部の動作力により動作ボタンと表
示板の連結部の連結力がなくなり、表示板は拘束した状
態であっても主開閉部または列間閉部は正常に動作して
接点を開路する。
[発明の実施例] 第1図は本発明の実施例で一部を省略した表示機構の構
成を示す説明図、第2図は同実施例で一部を省略した内
部機構の構成を示す説明図、第3図は同実施例の前面を
示す説明図、第4図と第5図は電気配線の説明図である
第1図乃至第5図において、(1)は開閉器の筐体であ
る。筐体(1)は、表面のカバー(10)と本体(11
)とアークボックス(12)とからなり、(13)はア
ークボックス(12)を本体(11)に固定するネジで
ある。(T1)はアークボックス(12)の上端部に設
けられた電源端子、(T2)は制御回路端子、(T3)
は操作コイル用の接続端子、(T4)は下端部に設けら
れた負荷端子、(tl)は複数の補助接点である。上記
制御回路端子(T2)は、追って説明する主回路固定接
触子とトリップコイルの終端子との間に設けられている
。この制御回路端子(T2)は、この装置の各種の制御
回路或いは電力計等計装用機器の接続端子に利用される
また、(14)はテストボタン、(15)は例えばLE
Dを用いた動作表示ランプである。
(IB)は、後述するクロスバ−と一体の直線運動する
動作ボタンで、後述の主開閉部(2o)および列間閉部
(30)と連動しているとともに、動作ボタン(16)
を押圧して主開閉部(20)の接点を手動で閉路するこ
とができる。(16a)は動作ボタン(16)の−部に
形成した円筒状の突起である。(17)は動作ボタン(
1B)を主開閉部(20)および列間閉部(3o)の方
向に付勢している押しバネである。(18)は、回動運
動する表示板で動作ボタン(lB)の突起(tea)と
結合する切り欠き穴(18a)を有し、軸(lllb)
を支点に回動運動する。そして、動作ボタン(1B)の
突起(16a)と表示板(18)の切り欠き穴(18a
)で動作ボタン(16)と表示板(18)の連結部が構
成されており、その結合力は主開閉部(20)及び列間
閉部(3o)の動作力を下回るように形成されている。
(18c)は、表示板(18)の表面にrONJ  r
OFFJrTRI PJの3通りの文字を印字した表示
面である。(T9)はカバー(10)の一部を開口して
形成した表示窓であり、表示板(18)の表示面(18
e)の3通りの文字の1つを表示する大きさの穴に形成
されている。
なお、(50)は、後で説明する手動操作機構のハンド
ルである。ハンドル(50)は本体(11)の内部から
、アークボックス(12)の中央付近に設けられた露出
孔を通して表面に露出している。
第3図の(2)は筐体(1)の内部に設けられた開閉機
構で、主開閉部(20)と列間閉部(30)とからなる
。主開閉部(20)は前記アークボックス(12)の裏
側付近に設けられ、2点切りのスイッチで構成されてい
る。(2I)は主固定端子、(22)はU字形に作られ
た一対の主固定接触子、(23)は該一対の主固定接触
子(22)上の主固定接点である。(24)は主可動接
触子、(25)はクロスバ−1(2B)は主可動接触子
(24)の両側に設けられた主可動接点、(27)は押
しバネである。主可動接触子(24)はクロスバ−(2
5)に連結され、押しバネ(27)がクロスバ−(25
〉に図の右方に向かう拡張力を与える。この主可動接触
子(24)の両端は円弧状に曲げられ、アークが発生し
た時にアークホーンを司る。クロスバ−(25)の端部
には2つの段部が設けられており、両段部はそれぞれ後
述する手動操作機構の駆動レバーと自動操作機構の可動
鉄心に当接するようになっている。(28)は転流板、
(29)は一対の主消弧機構である。主消弧機構(29
)は−足間隔隔てて配置された磁性板で作られた複数の
グリッドよりなり、前記各一対の主固定接点(23)お
よび主可動接点(26)を包囲するように設けられてい
る。
また、副開閉部(30)は−点切りのスイッチでなり、
筺体(1)の内部の上部(電源)側に設けられている。
(31)は副因定接触子、(32)は副因定接点である
。(33)は副可動接触子、(34)は副可動接点、(
35)はヒネリバネである。副可動接触子(33)は軸
(36)に回動可能に取付けられ、ヒネリバネ(35)
により常時反時計方向の回転力が与えられている。
この副可動接触子(33)は、次に述べる手動操作機構
の接点腕(73)に連結されている。(37)は副消弧
機(1−1で、前述した主消弧機構(29)にほぼ類似
した構成のものである。
(40)はトリップ機構である。(41)はトリップ機
構(40)のトリップコイル、(42)はその固定鉄心
、(43)は可動鉄片、(44)は可動鉄片支え、(4
5)はトリップバーである。可動鉄片(43)は可動鉄
片支え(44)により、図面上の交差点付近で支持され
ている。そして、トリップコイル(41)が励磁される
と、可動鉄片(43)の上部が固定鉄心(42)に吸引
されて上記の交差点を支点に揺動する。
(5)は手動操作機構で、筐体(1)内のほぼ中央部に
配置されている。手動操作機構(5)の拡大図を第6図
に示し、外の図面にはその記載が省略されている。第6
図における(50a)は、手動操作機構(5)の基板で
ある。(51)は前記トリップバー(45)を固定した
掛金押え、(52)は該掛金押え(51)を支持する支
持軸である。(53)は一端にピン(54)を設け、他
端が軸(55)に支持された掛金、(56)は回転板で
ある。掛金押え(51)および回転i (56)には、
それぞれピン(54)に係合する凹部(57)および(
58)が形成されている。(59)は回転If (56
)の回転軸、(61)と(62)は回転板(56)に形
成された係合部である。しかして係合部(61)は回転
板(56)の手前側の面に直角に作られ、係合部(62
)は裏側に形成されている。(64)と(65)は第1
と第2の揺動板、(66)と(67)はこれら両袖動板
が係合するピンである。第1と第2の揺動板(64)と
(65)にはV字形の切欠部(68)と(69)が設け
られ、それぞれ係合部(61)と(62)に係合してい
て第1と第2の係合支点(pl)と(p2)を構成して
いる。上記一方のピン(B7)には、前記ハンドル(5
0)の先端が係合している(第11図の点線参照)。(
71)は他方のピン(66)と軸(72)との間に設け
られた連結リンク、(73)は軸(72)を介して連結
リンク(71)に連結された接点腕、(74)はその軸
である。接点腕(73)の他端は、前記副可動接触子(
33)に連結している。
(75)は軸(74)に取付けられた駆動レバーで、コ
字形の駆動部が前記クロスバ−(25)の端部に対向す
る。(7B)は駆動レバー(75)と回転板(56)上
に設けられたピン(77)と(78)との間に取付けら
れた駆動リンクで、この駆動リンク(76)によって回
転板(56)と駆動レバー(75)が機械的に連結され
る。
(81)および(82)は共に収縮力を加えるバネで、
ピン(66)と(67)および基板(50a)と駆動レ
バー(75)上のピン(63)と(84)との間に懸架
されている。しかし、このバネ(82)の収縮力によっ
て、常時駆動レバー(75)に時計方向の回転力が加え
られると共に、回転板(56)には駆動リンク(76)
を介して反時計方向の回転力が与えられる。また、バネ
(81)は前記のように、ピン(67)を介してハンド
ル(50)に連結されていてバネ圧を与え、ハンドル(
50)の手動操作に伴って第1揺動板(64)と第2揺
動板(65)の反転動作が行われることになるが、この
反転動作は追って説明する。
(85)は輔(74)に取り付けられた表示レバーで、
動作ボタン(16)の端面と当接して表示11il’ 
(1g)を動作させる。
表示レバー(85)は軸(74)に設けたひねりバネ(
86)により接点腕(73)の係止突起(87)に当接
して保持されている。
副可動接触子(33)が開路のときは、第7図に示すよ
うに軸(74)を中心として表示レバー(85)と接点
腕(73)は時計方向に回動した位置で係止しており、
表示レバー(85)は動作ボタン(16)を左方向へ押
圧して、動作ボタン(16)と連結している表示板(1
8)を時計方向に回動して表示窓(19)の表示をrO
FFJとする。
副可動接触子(33)が閉路のときは、第1図に示すよ
うに表示レバー(85)と接点腕(73)は反時計方向
に回動するが、押しバネ(17)により動作ボタン(1
6)も共動する。これにともない表示板(18)は反時
計方向に回動し表示窓(19)の表示を「ON」とする
。さらに、過電流でトリップ動作したときは、第9図に
示すように駆動レバー(75)が時計方向に回動して表
示レバー(85)に設けた突起(88)に当接し表示レ
バー(85)を共動させる。表示レバー(85)は動作
ボタン(16)を左方向に移動させて、表示板(18)
はrONJ  rOFFJ表示位置よりさらに時計方向
に回動させて表示窓(19)の表示をr TRI PJ
とする。
(90)は自動操作機構で、(91)は固定鉄心(92
)と固定の操作コイル(93)とからなる電磁石である
また、(94)は可動鉄心、(95)は該可動鉄心(9
4)と一体の可動鉄心腕、(96)は引き外しバネであ
る。
可動鉄心腕(95)は軸(97)を支点に回動できるよ
うになっていて、一端側が引き外しバネ(9B)に対応
し、他端側か前述したようにクロスバ−(25)の段部
に対向している。
さらに、この他端側は動作ボタン(1G)の端面と当接
して表示板(18〉を動作させる。電磁石(91)が無
励磁のときは第7図に示すように可動鉄心腕(95)は
引き外しバネ(96)により固定鉄心(92)から離脱
した状態で主可動接触子(24)を開路している。
この時、動作ボタン(16)は可動鉄心腕(95)の他
端側で左方向へ押圧されて、表示板(18)を時計方向
に回動して表示窓(19)の表示をrOFFJとする。
電磁石(91)を励磁したときは第1図に示すように可
動鉄心腕(95)は引き外しバネ(96)を圧縮して固
定鉄心(92)に吸着した状態で主可動接触子(24)
を閉路している。この時、可動鉄心腕(95)の他端側
は時計方向に回動して押しバネ(17)により動作ボタ
ン(1B)が右方向に移動する。これにともない表示板
(18)は反時計方向に回動し表示窓(19)の表示を
「ON」とする。
この開閉器は表面のカバー(lO)の部分を手前にして
現場のパネルなどに取付けられ、第4図および第5図に
示すような電気配線が施される。
このような構成のこの発明の動作は次の通りである。
第7図は、主開閉部(20)および制量閉部(30)が
ともに開離している状態を示し、動作ボタン(16)は
可動鉄心腕(95)と表示レバー(85)で左方向に押
圧され表示板(18)の表示窓(19)の表示をrOF
FJとする。第8図は、主開閉部(20)は閉成し、制
量閉部(30)は開離している状態を示し、可動鉄心腕
(95)は動作ボタン(1G)から離れるが動作ボタン
(lG)は表示レバー(85)で係止されているので表
示E (1g)は動作せず、表示はrOFFJの状態を
保っている。
なお、図示はしていないが、主開閉部(20)は開離し
、制量閉部(30)は閉成している場合には、動作ボタ
ン(16)は可動鉄心腕(95)で支持されているので
上記と同様に表示はrOFFJの状態を保っている。第
1図は、主開閉部(20)および制量閉部(30)がと
もに閉成している状態を示し、可動鉄心腕(95)およ
び表示レバー(85)はともに右方向へ移動しているた
め動作ボタン(1G)も押しバネ(17)により右方向
へ移動する。これにより表示板(18)は反時計方向に
回動し表示窓(19)の表示はro NJになる。第9
図は、主開閉部(20)は開成、制量閉部(30)はト
リップ動作により開芝した状態を示し、動作ボタン(1
6)は表示レバー(85)で左方向に移動され、表示板
(18)はrONJ  rOFFJ表示位置よりさらに
時計方向に回動して、表示窓(19)の表示はrTRI
 PJとなる。
次に、第10図において電線くず等の異物(100)に
より表示板(18)が拘束した場合について述べる。
表示窓(19)と表示板(18)の表示面(18c)の
間に異物(100)が入り込むと表示板(18)が回転
運動した時に異物(100)はくさび効果により強固に
表示面(18c)を拘束する。このため、第1図のrO
NJ表示の状態から第10図の主開閉部(20)が開離
する場合には、表示板(18)は異物(100)で拘束
されているため「ON」表示の状態を保つが、可動鉄心
腕(95)が引き外しバネ(96)の付勢により動作ボ
タン(16)を左方向に移動させようとするので、この
付勢力が動作ボタン(16)の突起(lea)と表示板
(18)の切り欠き穴(18a)に働く。ところが切り
欠き穴(18a)は上記付勢力で変形して突起(18a
)から外れるよう形成しているので、可動鉄心腕(95
)は反時計方向に回動して主開閉部(20)を正常に開
離することができる。
なお図示していないが、表示板(18)は、「ON」r
OFFJ  rTRIPJのどの位置で異物(100)
に拘束されても上記の通り主開閉部(20)および副開
閉部(30)は正常に動作する。また、上記切り欠き穴
(lllla)にかえて表示1& (1g)を薄板に形
成して変形させても同様の効果が得られる。
次に第2図、第11図〜第13図により自動操作・手動
操作・トリップ動作について述べる。
1、自動操作機構の自動操作 第11図は、自動操作機構(90)の電磁石(91)が
非励磁状態になっていて、主開閉部(20)が開離され
ている状態を示す。他方、手動操作機構(5)のハンド
ル(50)が上に持ち上げられていて、副開閉部(30
)の接点は閉成されている。
第11図の状態において、いま、自動操作機構(90)
の操作コイル(93)に電流が流れると、固定鉄心(9
2)が磁化されて可動鉄心(94)に吸引力を及はす。
この吸引力によって可動鉄心腕(95)が輔(97)を
支点に時計方向に回動し、一端側が引き外しバネ(96
)を圧縮すると共に他端側も同方向に回動してクロスバ
−(25)を自由状態にする。この結果、自由になった
クロスバ−(25)に押しバネ(27)の拡張力が加わ
り、主可動接触子(24〉がクロスバ−(25)と一体
に右方に変位して主可動接点(2G)を主固定接点(2
3)に接触させる。第1図はこの時の状態を示すもので
、主開閉部(20)と副開閉部(30)は共に閉成され
ている。第1図に示すように主、副両開閉部(20)と
(30)が共に接続されていると、端子(T1)から流
入した電源電流は、副因定接触子(31)−副因定接点
(32)−副可動接点(34)−副可動接触子(33)
−)リップコイル(41)−制御回路端子(T2)−主
固定接触子(22)−主固定接点(23)−主可動接点
(26)−主可動接触子(24)→主可動接点(26)
−主固定接点(23)および主固定接触子(22)を順
次経由して、負荷端子(T4)から負荷側に供給され、
負荷回路に接続された電動機などの機器を駆動すること
ができる。
次に、第2図に示す全接点の開成状態で負荷回路に設け
られた電動機等の機器の駆動を停止する場合は、自動操
作機構(90)における操作コイル(93)の励磁電流
を遮断する。励磁電流が遮断されると可動鉄心(94)
に加わっていた吸引力が消滅し、可動鉄心腕(95)が
引き外しバネ(96)の強い拡張力を受けて軸(97)
を中心にして反時計方向に回動する。そして、クロスバ
−(25)が主可動接触子(24)と共に急激に左方に
押され、第11図に示すように主可動接点(2B)と主
固定接点(23)が開離する。この結果、負荷回路への
電源電流が遮断され、上記した電動機の回転等を停止す
ることができる。
自動操作機構(90)が上記のように動作するので、こ
の動作を利用して主開閉部(20)により遠隔地等から
自動的に電源回路を開閉することができる。
口0手動操作機構の手動操作 次に、第2図に示すような負荷回路が閉路された状態に
あるときの、手動操作機構(5)の手動操作を説明する
。ハンドル(50)をバネ(81)の弾性力に抗してO
NからOFF (図の上から下)に移してゆくと、ハン
ドル(50)の先端に係合しているピン(67)が徐々
に第6図の右方に移動する。ピン(67)の移動に伴っ
て、第2揺動板(65)が第2係合支点(p2)を支点
に揺動する。また、2つの係合支点(pl)および(p
2)と2つのピン(6G)および(67)の中心を結ぶ
X−X線との相対的な位置関係が変わると共に、バネ(
81)の伸びが変化する。そして、両係合支点(pi)
、(p2)がX−X線上に来たときにバネ(81)の伸
びが最長になり、それを越えると第1揺動板(64)と
第2揺動板(65)が反転するようになっている。即ち
、ハンドル(50)がカバー(12)の露出孔の下端に
到達すると、バネ(81)の収縮力により連結リング(
71)を介して接点腕(73)の左端が上方に押し上げ
られる。
その結果、接点腕(73)が軸(74)を中心に時計方
向に回転して、第12図に示されているように副開閉部
(30)の副可動接点(34)を副因定接点(32)か
ら開離させることができる。
逆に、ハンドル(50)を下から上に移動すると、上述
と全くの逆の動作で副開閉部(30)をOFFからON
に切換えることができる(第3図参照)。
したがって、仮令主開閉部(20)が溶着したような場
合でも、これを手動操作機構(5)でバックアップする
ことができる。
■、トリップ動作 (1)主回路短絡時のトリップ動作 次に、第3図に示すように開閉機構(2)の全接点か閉
じて負荷回路に電流が流れているときに、短絡時のよう
な過大電流が流れた場合の遮断動作を説明する。
先ず、主回路内に短絡が生じてその負荷回路に過大電流
が流入すると、この過大電流がトリップ機tM(40)
のトリップコイル(41)に流れる。そして、固定鉄心
(42)が磁化されて、可動鉄片(43)を吸引する。
可動鉄片(43)が吸引されると、この吸引力によって
可動鉄片(43)が可動鉄片支え(44)を支点に回動
して、トリップバー(45)が第6図の矢印(a)方向
に押出される。次に、掛金押え(51)が支持軸(52
)を中心に(a)方向に回転し、凹部(57)と掛金(
53)上のビン(54)との係合が外れる。
ピン(54)が四部(57)から外れると、掛金(53
)が軸(55)を中心に(b)方向に回転し、今度はピ
ン(54)と四部(58)との係合が外れて回転板(5
6)が自由状態になる。
一方、バネ(82)は前述したように、直接駆動レバー
(75)に軸(74)を中心に時計方向の回転トルクを
加えると共に、駆動リンク(76)を介して回転板(5
6)に回転軸(59)を中心とした反時計方向の回転ト
ルクを与えている。しかし、第2図と第6図に示す負荷
回路が接続された状態においては、上記の通りビン(5
4)の移動が掛金押え(51)によって抑制されている
。このため、回転板(56)と駆動レバー (75)と
は、いずれも停止した状態にある。ところが、上記のト
リップ機構(40)の動作によって回転板(5B)が自
由状態になると、回転板(56)が反時計方向に向って
回転すると同時に、駆動レバー(75)が時計方向に回
転を始める。そして、回転板(56)が(c)方向に回
転を始める゛と、第1揺動板(64)がバネ(81)の
力に逆らってピン(66)を支点にして矢印(f)の方
向に揺動する。第1揺動板(64)が(f)方向に揺動
して、第1係合支点(pl)が前記のX−X線を越える
と前述のノ1ンドル操作の時と同様にビン(66)が押
し上げられる。そして、接点腕(73)が矢印(d)の
方向に回転して副可動接触子(33)を介して副開閉部
(30)を開離すると共に、第2揺動板(65)が第2
係合支点(p2)を支点に反転してハンドル(50)を
アークボックス(12)の中央位置に移動させる。他方
、上記回転板(56)のC方向に向かう回転と同時に、
駆動レバー(75)が矢印(e)方向に回転し、コ字形
の駆動部がクロスバ−(25)と一体に主可動接触子(
24)を押上げる。そして、主可動接触子(24)が主
固定接触子(22)との間に発生した電磁反発力によっ
て、主固定接触子(22)から高速度で開離し、クロス
バ−(25)が両接点の開離状態を持続する。このよう
なトリップ機構(40)のトリップ動作によって、負荷
回路に流入する短絡電流が遮断されることになる。
過大電流の流入による開閉機構(2)の解放状態を、第
13図に示す。
(2)制御回路内短絡時のトリップ動作制御回路端子(
T2)に接続された負荷回路が短絡したような場合でも
、上述と全く同様の動作で主、副両開閉部(20)、 
<30)の接点の開離が達成される。したがって、制御
回路端子を共用していた従来の開閉器のように、短絡保
護用のブレーカ−やヒユーズを別に設けるような必要は
ない。また、筐体を本体とこの本体にネジ止めされるカ
バーで構成したので、ネジを緩めてカバーを外せば可動
接触子等を容易に交換することができるので、保守・点
検などに当たって極めて便利である。
■、アークの消弧動作 上記した手動操作機構(5)等の各切換え動作によって
、主開閉器(20)と副開閉部(30)の接点が接離し
、その折りの接点の開離に伴ってアークが発生する。主
開閉部(20)に発生したアークは、磁性体の消弧グリ
ッドに吸引される。この場合、主可動接点(26)の上
に生じたアークは、アークの足が転流板(28)に転移
されて冷却されながら消弧される。また、副開閉部(3
0)の接点の開離によって発生するアークも、副消弧装
置(37)によってほぼ同様に消弧される。特に、トリ
ップ動作の場合は既に述べたように、主開閉部(20)
の主可動接触子(24)に加わる電磁反発力によって、
重量が軽い可動部を変位させるようになっている。した
がって、2つの主可動接点(26)が主固定接点(23
)から高速度に開離され、第13図に示す2つのアーク
(A1)のアーク抵抗(電圧)が急上昇する。また、こ
の両アーク(A1)と直列に副開閉部(30)にもアー
ク(A2)が発生し、アークの発生が3か所になって上
記のアーク抵抗が増加されることになる。
これらのアーク(A1)と(A2)は、付近を流れる電
流の作る磁場によってそれぞれ主、副消弧機構(29)
と(37)のグリッド間に駆動されアーク(A 11)
と(A 21)のようになる。アーク(A 11)と(
A 21)のように多数のグリッドに分断されると、陰
極点と陽極点の数が増すので、アーク抵抗が一層上昇す
る。この結果、短絡電流は顕著に限流され、電流零点に
てアークは消弧される。よって、高速かつ高限流遮断が
達成できるので、半導体を用いた機器を短絡から保護す
ることができる。
[発明の効果] この発明は以上説明したとおり、動作ボタンと表示板の
連結部をその結合力が開閉機構の主開閉部及び副開閉部
の動作力を下回るように設定し、表示窓内に異物が介入
し、表示板の回動運動によるくさび効果で表示板が拘束
されたとき、主開閉部及び副開閉部の動作力により上記
連結部の連結力がなくなるようにしたので、表示板は拘
束した状態であっても主開閉部および副開閉部の動作が
正常に行なわれる開閉器を得ることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例で一部を省略した表示機構の構
成を示す説明図、第2図は同実施例で一部を省略した内
部機構の構成を示す説明図、第3図は同実施例の前面を
示す説明図、第4図と第5図は電気配線の説明図、第6
図は手動操作機構の構成説明図、第7図乃至第10図は
一部を省略した本発明の表示機構の動作説明図で、第7
図は主開閉部および副開閉部がともに開解離状態を示す
説明図、第8図は主開閉部は開成、副開閉部は開離状態
を示す説明図、第9図は主開閉部は閉成、副開閉部はト
リップ状態を示す説明図、第10図は異物で表示板を拘
束した状態を示す説明図、第11図乃至第13図は一部
を省略した本発明の内部機構の構成説明図、第11図は
主開閉部は開離、副開閉部は開成状態を示す説明図、第
12図は主開閉部は開成、副開閉部は開離状態を示す説
明図、第13図は主開閉部は開成、副開閉部はトリップ
状態を示す説明図である。 図において、(lO)はカバー、(11)は本体、(1
6)は動作ボタン、(16a)は突起(連結部) 、(
18)は表示板、(18a)は切り欠き穴(連結部) 
、(19)は表示窓、(20)は主開閉部、(30)は
副開閉部である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 弁理士 佐々木 宗 冶 第1図 第2図 第3図 1、 第5図 第6図 第7図 ’j1  9’6    9ど 〆 第1o図 に 第11図 第12図 第13図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 接点を開閉する主開閉部と副開閉部とからなる開閉機構
    と、開閉機構を内部に備えた本体と、本体の開口部を覆
    うカバーと、開閉機構の開閉動作と連動して直線運動を
    する動作ボタンと、動作ボタンの直線運動と連動して回
    動動作する表示板と、表示板の一部を外部に表示させる
    ためにカバーに設けられた表示窓とを備えてなる開閉器
    において、上記動作ボタンと表示板との連結部をその結
    合力が開閉機構の主開閉部及び副開閉部の動作力を下回
    るように設定したことを特徴とする開閉器。
JP11141588A 1988-05-10 1988-05-10 開閉器 Pending JPH01283731A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0997922A2 (de) * 1998-10-27 2000-05-03 ABBPATENT GmbH Schaltgerät mit einer Stellungs oder Zustandsanzeige, insbesondere für einen Leitungsschutzschalter

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0997922A2 (de) * 1998-10-27 2000-05-03 ABBPATENT GmbH Schaltgerät mit einer Stellungs oder Zustandsanzeige, insbesondere für einen Leitungsschutzschalter
EP0997922A3 (de) * 1998-10-27 2000-08-23 ABBPATENT GmbH Schaltgerät mit einer Stellungs oder Zustandsanzeige, insbesondere für einen Leitungsschutzschalter

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