JPH01282248A - 特別な共重合体を含有する熱可塑性成形材料 - Google Patents

特別な共重合体を含有する熱可塑性成形材料

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JPH01282248A
JPH01282248A JP1059856A JP5985689A JPH01282248A JP H01282248 A JPH01282248 A JP H01282248A JP 1059856 A JP1059856 A JP 1059856A JP 5985689 A JP5985689 A JP 5985689A JP H01282248 A JPH01282248 A JP H01282248A
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JP1059856A
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Edgar Leitz
エドガー・ライツ
Herbert Eichenauer
ヘルベルト・アイヘンアウアー
Karl-Heinz Ott
カルル‐ハインツ・オツト
Horst Peters
ホルスト・ペータース
Jochen Schoeps
ヨツヘン・シエプス
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Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates
    • C08L69/005Polyester-carbonates

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特別な共重合体を含有する熱可塑性成形材料
に関する。
ヨーロッパ特許顕画87119217.5号は、次の理
念化された式 (Ia) [式中、r = 1〜20、更に特に1〜10、−八−
は、一般式(II)及び/又は(III)R’   R
x に相当する環状カーボネートの重合体(ブロックA)で
あり、 −B−は、一般式(IV) R’  R’ に相当するラクトンの重合体(ブロックB)であり、 Xは式(n)及び/又は(III)の環状カーボネート
及び更に式(IV)のラクトンの双方を重合形で含有す
る中央のセグメントであり、但しくII)及び(II[
)の構造単位の濃度は−B−の方向に連続的に減少し且
つ構造単位(IV)の濃度は一へ一の方向に連続的に減
少しく「傾斜構造」)、 式(I[)、(nl)及び(IV)において、m5ns
 p及びqは互いに独立に0,2.3.4.5又は6で
あり、但しくn)におけるn+mの合計は少くともlで
あり、(■)におけるn+mの合計は少くとも1であり
そして(Ilりにおけるn+p及びm+qの合計は少く
ともlであり、 R1及びR2はH,c、−caアルキル、C1〜C,ア
ルケニル、cl〜C,アルク(エン)イロキシ−C,−
C,アルキル、更に特にHlCH,及びC,H,を表わ
す] を有する順次共重合体に関するものである。
ブロックA及びBの平均分子量は、500〜1゜ooo
、ooo、好ましくは1000〜500,000、更に
好ましくは2000〜250,000の範囲にある。中
央のセグメントの平均分子量は、300〜10.000
及び好ましくは500〜8000の範囲である。
上記の分子量は、ブロックA及びBの場合、重合過程(
アニオン重合)における単量体/開始剤の比によって決
まる数平均分子量(Fan)である。
[参照、例えばH,G、 Elias、 Macrom
olekure、 Huthig und Wepf 
Verlag、 Ba5el、 Hiderberg(
1975)、518頁以降1゜ ヨーロッパ特許顕画87119217.5号によれば、
特に好適な環状カーボネート(n)及び(n[)は、ト
リメチルグリコールカーボネート、ネオペンチルグリコ
ールカーボネート、ブタン−1,4−ジオールカーボネ
ート、及び更にベンタンジオール又はヘキサンジオール
の2量体カーボネートである。
好適なラクトン(IV)は、C−カプロラクトン及び/
又はビバロラクトンである。
本発明による重合体において、ブロックA及びBの並び
に中央セグメントxの平均分子量は異なっても、実質的
に同一であってもよい。
重合体は、ブロックA及びBの各を(A−Hの全量に基
づいて)5〜95重量%の量で、好ましくは(A+Hに
基づいて)Aを5〜80重量%及びBを95〜20重量
%でそして(A+Bに基づいて)Bを5〜80重量%及
びAを95〜20重量%で含有する。傾斜構造を有する
中央セグメントの含量は(A+B+X)に基づいて5〜
50重量%、好ましくは5〜25!i量%をなす。
ヨーロッパ特許顕画87119217.5号も、共重合
体の製造法に関する。
この方法においては、環状カーボネート(II)及び/
又は(Ill)及びラクトン(IV)の混合物の芳香族
溶剤又はエーテル中溶液を、開始剤としてのアルキルア
ルカリ金属又はアリールアルカリ金属化合物の溶液に一
部ずつ(部分数−r)で添加し、混合物を+20〜−7
8°C1好ましくは+lO〜−30℃で重合させ、続い
て共重合体を単離する。
重合の完結時に、反応生成物を有利には中和し或いは生
成したアニオン性重合体をアルキルハライド、カルボン
酸クロライド、無水カルボン酸又はカルボン酸エステル
と反応させることができる。
適当な芳香族溶剤は、ベンゼン、トルエンであり、適当
なエーテルはテトラヒドロフランである。
ある分子量の共重合体を得るためには、重合は、芳香族
炭化水素及びエーテルの混合物中で行なってもよい。適
当なアルキルアルカリ金属化合物又はアリールアルカリ
金属化合物は、例えばブチルリチウム、特に5ec−ブ
チルリチウム、Naナフタレン及びにナフタレンである
共重合の完結時に、生成した重合体は中和するか或いは
カーボネートと反応して荷電のない安定な生成物を生成
しうる適当な化合物と反応させることができる。
適当な中和剤は、例えば弱い無機及び有機酸又はプロト
ン酸の酸性塩、N−H−及びC−H−酸性酸である。カ
ルバニオンと反応しうる化合物は、例えばアルキルハラ
イド(特に塩化メチル、ヨウ化メチル、塩化ベンジル、
臭化ベンジル)、カルボン酸クロライド(特にベンゾイ
ルクロライド、クロルぎ酸エステル、ホスゲン、アセチ
ルクロライド、カプロイルクロライド、ステアロイルク
ロライド)、無水カルボン酸(特に無水酢酸、無水コハ
ク酸)及びカルボン酸エステル(特に活性化エステル、
例えばカルボン酸フェニルエステル、カルボン酸ニトロ
フェニルエステル及ヒ更にカルボン酸のアルキルエステ
ル)、更にアルキル基が随時活性化基例えばニトロ基、
CN基、カルボキシル基で置換されているものである。
これらの化合物は、普通共重合の終りに、好ましくは溶
液状で反応生成物に十分な撹拌下に添加する。
これらの化合物は、化学量論量より過剰に導入すること
が有利である。
共重合体は、随時望ましくない不純物を分離しつつ反応
生成物から単離することができる。
この目的のために、共重合体を重合体溶液から沈澱させ
、次いで洗浄によって精製することができる。共重合体
は好ましくは蒸発によって単離される。蒸発中又は蒸発
前、共重合体は例えば共沸蒸留、抽出又は分別蒸留によ
って精製してもよい。
重合には「リビング」アニオンを用いるので、そこに対
応する条件、例えば無水状態を維持しなければならない
。この方法においては、反応条件、特に温度及び溶媒の
選択は重要である。選択を誤ると、環状単量体重合が望
ましくない停止反応を伴い、それにより生成する共重合
体の物性が悪化する。
ヨーロッパ特許該第87119217.5号による共重
合体は、その単量体組成及び存在する重合体ブロックの
数(即ち反応した単量体混合物部分「r」の数)によっ
てその物性が異なり、結晶性で脆いものから無定形で弾
性体状のものまである。
共重合体の加工は、その物性に左右される。例えば、成
形品は、熱可塑性重合体から一熱可塑性プラスチックに
対する公知の加工技術によって製造される。
驚くことに、この新規な共重合体は、加工中に150°
C以上の温度においてさえ十分な安定性を示し分子崩壊
をこうむらない。従ってこれから製造した成形品は、繰
返し熱応力をかけた後でさえもそのまま残る非常に良好
な機械的性質を示す。
ヨーロッパ特許該第87119217.5号による共重
合体は、その化学構造に依存して、特に改善された耐久
性が要求される場所で用いられるフィルム、シール材、
塗料などの製造に特に適している。この共重合体は、特
に食品包装用の熱可塑性樹脂包装材料の製造にも適して
いる。
また、この共重合体は標準な添加剤で安定化、着色及び
帯電防止仕上げすることができ、常法により充填剤で加
工性を改良し、難燃化し又は増量することができる。
実施例 実施例1 ヨーロッパ特許該第87119217.5号によるネオ
ペンチルグリコールカーボネート及び6−カプロラクト
ン(50モル%:50モル%)の共重合体の製造 −I−A−X−B← [式中、A−ポリネオペンチルグリコールカーボネート
のブロック B−ポリε−カプロラクトンのブロックX−ネオペンチ
ルグリコールカ−ボネートεーカグロラクトン単位の中
央セグメント] 。
sea−ブチルリチウム0.2m12(シクロヘキサン
中1.4M溶液)のトルエン10+wQ溶液に、ネオベ
ンチルグリコールカーポネー)10.2,?及びε−カ
プロラクトン8.91のトルエン100mQ中の溶液を
一lO℃で添加した。160分後に90%の転化率に達
した。反応混合物をメタノール/塩酸(重量比9:l)
low(2で分解した。次いで反応生成物を250m1
2のメタノールでの沈澱によって単離した。
実施例2 ネオペンチルグリコールカーボネート及びε−カプロラ
クトン(50モル%=50モル%)の共重合体の製造 →AーXーB+− [式中、A,X及びBの意味は実施例■を参照]。
sea−ブチルリチウム(ンクロヘキサン中1.4M溶
液)0.2mffのトルエンlOmo溶液に、ネオペン
チルグリコールカーポ不−1−5,352及びξ−カプ
ロラクトン4.72トルエン50n+ff中の溶液を一
1O°Cで添加し、続いてこの温度で120分間撹拌し
た。次いでネオペンチルグリコールカーボネート5.3
52及びC−カプロラクトン4.72のトルエン50d
中の別の溶液を添加し、混合物に更に120分間=lO
℃で反応させた。
反応混合物をメタノール/塩酸(重量比9:l)10m
4での分解によって処理し、メタノール250111I
2で沈澱させた。
実施例3 ネオペンチルグリコールカーボネート及びε−カプロラ
クトン(50モル%=50モル%)の共重合体の製造 →A−X−B)− [式中、A、X及びBの意味は実施例1を参照]。
ネオペンチルグリコールカーボネート10.61?及び
ε−カプロラクトン9,3Iのトルエン100mQ中の
溶液を準備し、−i o ’cまで冷却した。この溶液
の%を、反応容器中の5ec−ブチルリチウム(シクロ
ヘキサ791.4M溶液)0.2mI2のトルエンl 
O,m12中の溶液に添加し、統いて一10℃で70分
間撹拌した。次いで溶液の第2の%を添加し、続いて更
に120分後に、最後のにを添加して再び120分間反
応させた。この反応混合物をメタノール/塩酸(重量比
9:l)での分解により処理し、メタノール220m1
2で沈澱させた。
実施例4 ネオペンチルグリコールカーボネート及びε−カプロラ
クトン(60モル%:40モル%)の共重合体の製造 一+A−X−B+− 5ec−ブチルリチウム0.4+nQ(シクロヘキサ7
91.4M溶液)のトルエン10m4溶液に、ネオペン
チルグリコールカーボネート15.i及びε−カプロラ
クトン9.11のトルエン120mff中の溶液を一1
0°Cで添加した。160分後に86%の転化率に達し
た。反応混合物をメタノール/塩酸(重量比9:1)1
001αで分解した後、反応生成物を260mQのメタ
ノールでの沈澱によって単離した。
実施例5 浄オペンチルグリコールカーボネート及びε−カプロラ
クトン(30モル%ニア0モル%)の共重合体の製造 一+A−X−Bh sec−ブチルリチウム0.41Tla(シクロヘキサ
791.4M溶液)のトルエン10mI2溶液に、ネオ
ペンチルグリコールカーボネート7.8.?及びε−カ
プロラクトン15.9iのトルエン95mQ中の溶液を
−lO℃で添加した。160分後に95%以上の転化率
に達しl;。反応混合物を実施例4と同一の方法で処理
した。
実施例6 ネオペンチルグリコールカーボネート及びε−カプロラ
クトン(80モル%=20モル%)の共重合体の製造 一+A−X−BF− sec−ブチルリチウム0.4mf2(シクロヘキサ7
91.4M溶液)のトルエン10n+12溶液に、ネオ
ペンチルグリコールカーボネート20.8ノ及び6−カ
プロラクトン4.562のトルエン80+++α中の溶
液を一10℃で添加した。160分後に95%以上の転
化率に達した。反応混合物を実施例4と同一の方法で地
理した。
今回驚くことに、ヨーロッパ特許項第87119217
.5号に開示されている共重合体は、熱可塑性の芳香族
ポリカーボネートと及び/又は熱可塑性の芳香族ポリエ
ステル、グラフト重合体及び随時に、熱可塑性共重合体
とアロイ化しうることが見出された。
従って本発明は、 l)熱可塑性芳香族ポリカーボネート及び/又は熱可塑
性芳香族ポリエステル、 2)グラフト重合体、 3)特別な共重合体、及び随時 2a)熱可塑性共重合体、 を含有し、ここに成分3)の特別な共重合体が式(Ia
) [式中、rは1〜20の整数であり、 −Amは、式(V) 及び/又は式(Vl) し、 −B−は、式(■) て −X−は、カーボネート(V)及び/又は(Vl)及び
ラクトン(■)の双方を重合形で含有する重合体形を表
わし、なお重合したカーポネ−1(l及び/又は(rV
)の濃度はブロック−B−の方向に連続的に減少し且つ
重合しt;ラクトン(■)の濃度はブロック−A−の方
向に連続的に減少しく「傾斜構造(taperedst
ructure)J) している重合体を表す、熱可塑
性成形材料に関する。
(V)におけるR1は、C3〜C1゜アルキレン基又は
式(a)〜(I2)に相当する基である:a) −CH
zCH*CH(CHs)−b) −CHxCHzOCH
2CH*0CHzCHz−1c) −CHxCH(CH
x)CHxCHzC(CHs)sCHt−1−H,CC
H,− Q)   \、7/ HsC−CHz  ’C1b−(CHz)zcH3(V
l)におけるR2は、線状C4〜C1,アルキレン或い
はm)又はb)に相当する基である:m) −CHz−
CHz−0−CJ−CH2−又はb)−CHI−CH,
−0−CH!−CHI−0−CH2−CH2−0(■)
におけるR3、R′、R1及びR1は、同一でも異なっ
てもよ<、H,C,〜C,アルキル、C1〜C,アルキ
レン、C,−C,アルコキシ及びC8〜C,アルキレン
オキシ−C,−C。
アルキル、好ましくはHlCH,及びCx Hsであり
;そして (■)におけるrmJ及び「n」は互いに独立に0,1
,2.3.4.5又は6である。
好適なカーボネート(v)及び(VI)は、トリメチレ
ングリコールカーボネート、ネオペンチルグリコールカ
ーボネート、ブタン−1,4−ジオールカーボネート、
ベンタンジオールの2量体カーボネート及びヘキサンジ
オールの2量体カーボネートであり、ネオペンチルグリ
コールカーボネートは特に好適である。好適なラクトン
(■)はε−カプロラクトン及びピバロラクトンである
本発明による混合物の成分3)として使用しうる式(I
 a)の共重合体において、ブロック−A−及び−B−
の及び重合体−X−の平均分子量は同一でも異なっても
よい。ブロックA及びBの平均分子量(数平均Mn)は
、重合工程(アニオン重合)における単量体/開始剤の
比で決まる。
その平均分子量は、−A−に対して1000〜500.
000、好ましくは2.000〜250゜000の範囲
、−B−に対してl 、000〜50oo、ooo、好
ましくは2,000〜250.000の範囲、そして−
X−に対して300〜10゜000、好ましくは500
〜8,000の範囲である。
重合体はブロックA及びBの各を(A−Bの全量に基づ
いて)5〜9511量%の量で、好ましくは(A+B)
に基づいて)Aを5〜80重量%及びBを95〜20重
量%でそして(A十Bに基づいて)Bを5〜80重量%
及びAを95〜20重量%で含有する。傾斜構造を有す
る中央セグメントXの含量は(A+B十X)に基づいて
5〜50重量%、好ましくは5〜25重量%をなす。
本発明による混合物の成分として使用しうる式(Ia)
の共重合体は、ヨーロッパ特許顕画87119217.
5号に従って製造しうる。同一のことは、該ヨーロッパ
願において式(I)によって網羅されてない式(Ia)
の共重合体にも当てはまる。
共重合体(Ia)は、カーボネーt−(V)及び(Vl
)の且つラクトン(■)のアニオン性開環溶液重合によ
って製造される。rがlよりも大きい、即ち次の構造式 %式% を有する共重合体の合成は、式(V)及び/又は(Vl
)並びに(■)に相当する反応物の、すでに生成した特
別な共重合体−A−X−B−又は−A−X−B−A−X
−B−への段階的添加を含む段階的反応を必要とする。
一般に式(Ia)の共重合体は、次のように製造される
: 環状カーボネート(v)及び/又は(Vl)及びラクト
ン(■)の混合物の、中性芳香族又は脂肪族溶剤又はエ
ーテル中溶液を、開始剤としてのアルキルアルカリ金属
又はアリールアルカリ金属化合物又はアルカリアルキル
アルコレート化合物の溶液の添加により−78〜+30
°C1好ましくは一30〜+20℃で重合させる。この
時ブロックAが最初に、次いで傾斜濃度の中央部分Xが
、そして最後にブロックBが合成される。単量体が完全
に反応した後、共重合体は構造A−X−Bを有し、依然
「重合活性」である。
共重合体A−X−Bが必要ならば、共重合体を中和して
重合活性を失なわせ、そして単離する。
共重合体(A  X  s)zが必要ならば、上述の共
重合体の中和を省略する。
共重合体A−X−Bの重合活性溶液に、環式カーボネー
ト(v)及び/又は(Vl)及びラフトーン(■)の他
の溶液を添加すれば、新しいブロックA(共重合体構造
: A−X−B−A) 、次いでX(共重合体構造: 
A−X−B−A−X)そして最後にBが生成する。この
重合体は結果として今や重合活性形A−X−B−A−X
−Bで存在する。
この構造を有する共重合体が必要ならば、ここで共重合
体を中和し、単離する。
構造(A−X−B)、の共重合体が必要な場合には、こ
の共重合体の中和を再び省略する。
環状カーボネー1− (V)及び/又は(VI)及びラ
クトン(■)の他の溶液の、共重合体A−X−B−A−
X−Bの重合活性溶液への添加は、再びブロックAの合
成(共重合体構造: A−X−B−A−X−B−A) 
、次イーt’X(共重合体構造:A−X−B−A−X−
B−A−X)及び最後にBの合成をもたらす。この時共
重合体はその重合活性形A−X−B−A−X−B−A−
X−Bで存在する。
次いでこの共重合体を中和し、単離する。構造(A−X
−B)、の共重合体は環状カーボネート(V)及び/又
は(VT)及びラクトン(■)を更に添加することによ
って製造することができる。
同一のことはr=5.6又は更に20までの整数の場合
にあてはまる。
本発明に従って用いるのに適当な熱可塑性の芳香族ポリ
カーボネートは、式(■) [式中、Aは単結合、C1〜C,アルキレン、C、−C
、アルキリデン、C6〜C,シクロアルキリデン、−5
−1−SO,−又は基 であり、 Halは塩素又は臭素であり、 x−Q、■又は2及び n−1又はO] に相当するジフェノール及び、随時、式(■a)(■a
) [式中、A、Hal、x及びnは、式(■)に対して定
義した通りであり、置換基Rは、同一でも異なってもよ
く、線状01〜CIOアルキル、分岐鎖C1〜C2゜ア
ルキル、C1〜CJGアリール、好ましくはCHiであ
り、そしてmは5〜100、好ましくは20〜80の整
数である] に相当するジフェノールに基づくものである。
式(■)に相当するジフェノールは公知であり、或いは
公知の方法で製造することができる。式(■a)に相当
するヒドロキシアリーロキシ末端のポリジ有機シロキサ
ンも公知であり(参照、米国特許第3.419.634
号)、或いは公知の方法で製造することができる。
式(■)に相当する適当なジフェノールは、ヒドロキノ
ン、レゾルシノール、ジヒドロキシジフェニル、ヒス(
ヒドロキシフェニル)−アルカン、ビス(ヒドロキシフ
ェニル)−シクロアルカン、ビス(ヒドロキシフェニル
)−スルフィド、ビス(ヒドロキシフェニル)−スルホ
ン及びσ、σ′−ビス(ヒドロキシフェニル)−ジイソ
プロピルベンゼン並びにみれらの核塩素化及び核臭素化
誘導体である。
式(■)に相当する適当なジフェノールの例は、4.4
’−ジヒドロキシジフェニル、2.2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)−プロパン、2.4−ビス(4−ヒド
ロキンフェニル)−2−メチルブタン、1.1−ビス(
4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、2.2−
1:”ス(3−クロル=4−ヒドロキシフェニル)−グ
ロバンー及びl。
■−ビスー(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサ
ンである。
式(■a)に相当する特に適当なジフェノールは、Rが
メチル、エチル、プロピル、ローブチル、tert−ブ
チル又はフェニル、更に特に式(■b)(■b) 1式中、置換基Rは同一であり且つ上述の意味を有し、
そして nは5〜100、好ましくは20〜80の整数である] に相当するものである。
式(■a)に相当するジフェノールは、例えば式(rl
) R に相当する対応するビス塩素化合物及びジフェノール(
■)から、例えば米国特許第3,189,662号と組
合せて、米国特許第3,419.635号、第3欄に従
って製造することができる。
ビス塩素化合物において、R及びmはジフェノ−ル(■
a)及び(■b)の場合と同一の意味を有する。
本発明に従って用いるのに適当な成分工)のポリカーボ
ネートは、ジフェノールの単独ポリカーボネート及びい
くつかのジフェノールの共ポリカーボネートであり、但
し式(■a)のジフェノールだけが式(■)及び(■a
)の用いるジフェノールの全量に基づいて1〜50重量
%、好ましくは1.5〜25重量%、更に好ましくは2
〜lO重量%の量で式(■)のジフェノールとの共ポリ
カーボネートの製造に対して使用される。
本発明に従って用いるのに適当な成分l)のポリカーボ
ネートは、式(■a)のジフェノールの共ポリカーボネ
ート及び他のシロキサンを含まない熱可塑性ポリカーボ
ネートの混合物でもある。
ここにポリカーボネート中の式(■a)に相当するジフ
ェノールの含量は、やはりジフェノールの全合計に基づ
いて1〜50重量%である。
ビスフェノールAの単独ポリカーボネートの他に、好適
なポリカーボネートは、ビスフェノールAとジフェノー
ルの合計に基づいて15モル%までの2.2−ビス−(
3,5−ジブロム−4−ヒドロキシフェニル)−プロパ
ンの共ポリカーボネート及び式(■)のジフェノール及
びそれぞれの場合にジフェノール(■)及び(■a)又
は(■)及び(■b)の全重量に基づいて1〜50重量
%の式(■a)、好ましくは式(■b)に相当するジフ
ェノールの共ポリカーボネートである。
本発明に従って用いるのに適当な成分l)のポリカーボ
ネートは、公知の方法で、好ましくは用いるジフェノー
ルの合計に基づいて0.05〜2.0モル%の3官能性
又は3官能性以上の、例えば3つ又は3つより多いフェ
ノール性基を含む化合物を導入することによって分岐さ
れていてもよい。
本発明に従って用いるのに適当な成分l)のポリカーボ
ネートの製造は、公知であり、例えば界面法によりホス
ゲンを用いることにより或いは均一相法(ピリジン法)
によりホスゲンを用いることにより行なうことができる
。分子量は、連鎖停止剤の対応する量によって調節する
ことができる(ポリジ有機シロキサンを含むポリカーボ
ネートの場合、西ドイツ特許公開明細書環3.334.
872号を参照)。
本発明に従って用いるのに適当な成分l)のポリカーボ
ネートは、10.000〜200,000、好ましくは
2o、ojo〜80.000の範囲の平均の重量本意金
分子量(Mw、超遠心分離又は光散乱法で測定)を有す
る。
成分l)のポリカーボネートの分子量を調節するのに適
当な連鎖停止剤は、例えばフェノール、p−タロルフェ
ノール、p  tert−ブチルフェノール、2.4.
6−ドデシルフェノール、長8フルキルフェノール例え
ば4−(1,3−テトラメチルブチル)−フェノール(
西ドイツ特許公開明細書環2,842,005号)、ア
ルキル成分の炭素数の合計が8〜20のモノアルVルフ
ェノール及びジアルキルフェノール例えば3.5−ジー
tert−7fチルフェノール、p−インオクチルフェ
ノール、p −tert−オクチルフェノール、p−ド
デシルフェノール及び2−(3,5−ジメチルヘプチル
)−フェノール及び4−(3,5−ジメチルヘプチル)
フェノール(西ドイツ特許公開明細書環3,506,4
72号)である。
連鎖停止剤の量は、フェノール系連鎖停止剤の場合、用
いるジフェノールのモルに基づいて0、I N10モル
%、またモノカルボン酸クロライド連鎖停止剤の場合、
ジカルボン酸ジクロライドに基づいて0.1−1oモル
%をなす。
本発明に用いるのに適当な成分l)の熱可塑性芳香族ポ
リエステルは、06〜C5゜ジフェノール、芳香族C,
〜C,ジカルボン酸、連鎖停止剤及び随時炭酸ハライド
及び/又は分岐鎖剤に基づく熱可塑性芳香族ポリエステ
ル(カーボネート)である。
従って、本発明との関連におけるポリエステル(カーボ
ネート)は、更にカーボネート結合を含有していてもよ
い芳香族の随時分岐したポリエステルである。この場合
重縮合鎖中のカーボネート結合は、重縮合体鎖中のエス
テル及びカーポ不一ト結合の全モル数に基づいて高々9
9モル%、好ましくは80モル%、更に好ましくは50
モル%に相当し、斯くしてエステル結合は重縮合体鎖中
のエステル及びカーボネート結合の全モル数に基づいて
少くとも1モル%、好ましくは20モル%、更に好まし
くは50モル%に相当する。
適当なC1〜C3゜ジフェノールは、重縮金物に対して
言及した式(■)のものである。
好適なC6〜C3゜ジフェノールも式(■)ノ好適な種
類のものである。
適当な芳香族ジカルボン酸は、例えばイソフタル酸、テ
レフタル酸、ジフェニルエーテル−4゜4′−ジカルボ
ン酸及びす7タレンー2,6−ジカルボン酸である。
好適な芳香族ジカルボン酸は、イソフタル酸、テレフタ
ル酸及びこれらの1=20〜20:lの割合の混合物で
ある。
ジカルボン酸は、ジカルボン酸ジクロライドの形でポリ
エステル中又はポリエステルカーボネート中に導入され
る。
適当な連鎖停止剤は、ポリカーボネートの製造に対しす
でに言及したフェノール類である。これらの7エノール
性の連鎖停止剤のクロル炭酸エステルも適当である。他
の適当な連鎖停止剤は、脂肪族C!〜C22カルボン酸
の酸クロライドである。
使用しうる連鎖停止剤の量は、フェノール性連鎖鎖停止
剤の場合ジ7工/−ルのモル数に基づいて、また酸クロ
ライド連鎖停止剤の場合ジカルボン酸ジクロライドのモ
ル数に基づいて0.1〜lOモル%に相当する。
好適な炭酸ハライドは、COClxである。
可能な分岐鎖剤は、西ドイツ特許公開明細書第2904
062号及び第3007934号に記載されている。
本発明に従って用いるのに適当なポリエステル及びポリ
エステルカーボネートの双方の製造法は公知である(参
照、例えば西ドイツ特許公開明細書第2940024号
、第3007934号、第2232877号、第270
3376号、第3000610号及び第2714544
号並びに西ドイツ特許明細書第2232875号)。界
面法は特に好適である。
本発明に従って用いるのに適当な成分l)のポリエステ
ル(カーボネート)の合成には、30モル%までの脂肪
族単位のジカルボン酸及びジヒドロキシ化合物、例えば
アジピン酸、ブタン−1゜4−ジオールも含有せしめう
る。
本発明に従って用いるのに適当な成分l)のポリエステ
ル(カーボネート)は、芳香族ヒドロキシカルボン酸、
即ち例えばp−ヒドロキシ安息香酸も含有しうる。これ
らは、ジフェノール及びジカルボン酸単位を考慮して公
知の方法により導入することができる。従って、1モル
の芳香族ヒドロキシカルボン酸は、Xモルのジカルボン
酸及びXモルのジフェノールの代りとなる。
エステル基及びカーボネート基は、成分l)のポリエス
テルカーボネートのブロック中に統計的に分布していて
よく或いは均一に配列していてもよい。
本発明に従って用いるのに適当な成分l)の熱可塑性芳
香族ポリエステルは、(ポリエステル0.51のCH,
CI□100i中溶液について25°Cで測定して)1
.18〜1.4、好ましくは1.22〜1.3の相対溶
液年度(V 、−+)を有する。
本発明に従って用いるのに適当な成分2)のグラフト重
合体は、 2.1) 2.1.1)スチレン、α−メチルスチレン
、核置換スチレン、メタクリル酸メチル又はこれらの混
合物50〜95重量部及び 2.1.2)  アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、メタクリル酸メチル、無水マレイン酸、N−置換マ
レイミド又はこれらの混合物50〜5重量部、 の混合物5〜90重量部、好ましくは30〜80重量部
を、 2.2)ガラス転移温度≦lO℃のゴム95〜10重量
部、好ましくは70〜20重量部、上にグラフトさせる
ことによって得ることができる。
グラフト重合体2)の製造に適当なゴムは、特にポリブ
タジェン、ゴムに基づいて30重量%までのアクリル酸
又はメタクリル酸の低級アルキルエステル(例えばメタ
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチ
ル又はメタクリル酸エチル)とブタジェン/スチレンと
の共重合体、ポリイソプレン、ポリイソプレン、アクリ
ル酸C,−C,アルキル、特にアクリル酸エチル、ブチ
ル、エチルヘキシルに基づくアクリル酸アルキルゴムで
ある。このアクリル酸アルキルゴムは、随時ゴムに基づ
いて30重量%までの他の単量体例えば酢酸ビニル、ア
クリロニトリル、スチレン、メタクリル酸メチル及び/
又はビニルエーテルを共単量体として含有しうる。それ
らは比較的少量の、好ましくはゴムに基づいて5重量%
までのエチレン性不飽和の架橋性単量体を共単量体とし
て含有することができる。
使用される架橋剤は、例えばアネルキレンジオールジ(
メタ)アクリレート、ポリエステルジ(メタ)アクリレ
ート、ジビニルベンゼン、トリビニルベンゼン、トリア
リルシアヌレート、アリル(メタ)アクリレート、ブタ
ジェン及びイソプレンである。他の適当なアクリレート
ゴムは、1種又はそれ以上の共役ジエンの架橋したジエ
ンゴム、或いは共役ジエンのエチレン性不飽和単量体例
えばスチレン及び/又はアクリロニトリルとの共重合体
を核として及びアクリレートゴムを殻として含有する生
成物である。他の適当なゴムは、例えばEPDMゴム、
即ちエチレン、プロピレン及び非共役ジエン単量体のゴ
ム、並びにシリコーンゴムである。
グラフト重合体2)の製造に好適なゴムは、ジエン、ア
ルキルアクリレート及びシリコーンゴムである。
ゴムは、グラフト重合体2)中に平均直径0.09〜5
μm、特に0.1−1μmの少くとも部分的に架橋した
粒子の形で存在する。グラフト重合体2)は、上述した
単量体混合物2.1)をグラアトすべきゴム2.2)の
存在下にラジカルグラフト重合することによって製造す
ることができる。グラフト重合体2)の好適な製造法は
、乳化、溶液、塊状又は懸濁重合である。特に好適なグ
ラフト重合体2)は、ABSグラフト重合体でアル。ハ
ロスチレン及びp−メチルスチレンは核置換スチレンと
して言及しうる。
本発明の方法に従って用いるのに適当な成分2a)の熱
可塑性共重合体は、 2a、I)スチレン、α−メチルスチレン、核1換スチ
レン、メタクリル酸メチル又はこれらの混合物50〜9
5重量部と 2a、2)アクリロニトリル、メタクリロニトリル、メ
タクリル酸メチル、N−置換マレイミド又はこれらの混
合物50〜5重量部 とを共重合させることによって製造しうる。
好適な共重合体2a)は、2a、l)の単量体スチレン
、α−メチルスチレン、核置換スチレンの少くとも2a
、2)の単量体アクリロニトリル、メタクリロニトリル
、メタクリル酸メチル、無水マレイン酸、N−置換マレ
イミドの少くとも1つの共重合体である。
本発明の熱可塑性成形材料における成分l)、2)、3
)及び2a)の重量部は、成分1)15〜97.5重量
部、好ましくは35〜90重量部、成分2)2〜50重
量部、好ましくは5〜35重量部、成分3)0.5〜4
5重量部、好ましくは1〜35重量部、更に好ましくは
0.5〜22重量部、及び成分2a)0〜50重量部、
好ましくは0〜30重量部である。ここに成分1)、2
)、3)及び随時2a)の重量部の合計は100である
共重合体2a)は、グラフト重合による成分2)の製造
の際に、特に多量の単量体を少量のゴムにグラアトさせ
る場合、副生成物としてしばしば生成する。
本発明に従って使用しうる共重合体2a)の量、即ちl
) +2)+2a)+3)の混合物100重量部に基づ
いて0〜50重量部は、グラフト重合のこれらの副生成
物を含まない量である。
共重合体2a)はねゴムを含まない熱可塑性樹脂である
。特に好適な共重合体2a)は、スチレン及ヒ/又はα
−メチルスチレンとアクリロニトリル及び随時メタクリ
ル酸メチルとの共重合体である。
熱可塑性共重合体中の特に好適な重量割合は、2、al
)60〜80重量%及び2.a、2)40〜20重量%
である。
共重合体2a)は、ラジカル重合、更に特に乳化、懸濁
、溶液、塊状重合によって製造しうる。
それは好ましくは光散乱法で決定して)、15゜000
〜200.000の分子量Mw(重量平均)を有する。
芳香族ポリカーボネート、グラフト重合体及び随時ビニ
ル化合物から合成される樹脂状共重合体からなる熱可塑
性成形材料は、以前から知られており、靭性及び熱変形
温度に関してバランスのとれた性質が特色である。
この材料の流動性は、長い流路を含む大きい複雑な部品
を製造するのにはしばしば不適当である。
このような場合において射出成形用金形を迅速且つ完全
に満たすための改良が必要である。更に、芳香族ポリカ
ーボネート/ABS成形材料は、−般に化学品、特に有
機溶剤及び溶剤混合物例えばガソリンに対して程々の耐
性を示すだけである。
従ってこの成形材料は、燃料に対する耐性が絶対的に必
須である自動車工業における外回りの車体部品のような
用途の場合、厳しい制限のもとでしか使用できない。
今回、本発明の成形材料は、その組成に依存して優秀な
靭性と有機溶剤に対する高耐性及び良好な流動性とを兼
備することが発見された。
本発明による成形材料は、ポリカーボネート又はグラフ
ト重合体及び共重合体に対する他の公知の添加剤、例え
ば安定剤、顔料、離型剤、難燃剤及び/又は帯電防止剤
を普通の量で含有していてよい。
成分1)、2)、3)及び随時2a)及び/又は他の添
加剤を含有する本発明による成形材料は、その成分番公
知の方法で混合し、そして得られる混合物を、内部混練
機、押出し機又は双軸押出し機中で200〜330°C
の温度下に溶融混練し又は溶融押出しすることによって
製造することができる。
従って本発明は、成分1)、2)、3)及び随時2a)
、安定剤、顔料、離型剤、難燃剤及び/又は帯電防止剤
を公知の方法で混合し、次いで得られる混合物を200
〜230℃の範囲の温度下に標準的な混合装置中で溶融
混練又は溶融押出しする成分l)、2)、3)及び随時
2a)、安定剤、顔料、離型剤、難燃剤及び/又は帯電
防止剤を含有する熱可塑性成形材料の製造法にも関する
成分は、公知の方法により約20°C(室温)又はより
高温で順次に又は同時に混合することができる。
本発明による成形材料は、すべての種類の成形品の製造
に使用しうる。特に成形品は、射出成形によって製造す
ることができる。本発明の成形材料から製造しつる成形
品の例は、家庭用品のハウジング、自動車内装用成形部
品及び更に特に自動車外装用成形部品を含む。
他の加工形式は、予じめ作ったシート又はフィルムから
の深絞りによる成形品の製造である。
粒径は、W、 5holtanらのKolloid−Z
undz、 Poymere、250.782−796
 (1972)に従い、超遠心測定によって決定される
如き平均直径d6゜を意味する。
実施例 用いる重縮合物及び重合体:化合物Aは成分l)、化合
物Bは成分2)、化合物Cは成分2a)及び化合物りは
成分3)を表わす。
A1.ビスフェノールAに基づく重縮合物。
CH2Cl□中25℃及び濃度0.5’j/LoomQ
で測定して相対溶液粘度l7.。
1.26〜1.28゜ A2.ビスフェノールA1イソフタル及びテレフタル酸
(1: l)に基づくエステル含量50モル%のポリエ
ステルカーポ不一ト、CH,C1,中25°C及び濃度
0.5.?/100m4で測定して相対溶液粘度り1.
、。
1.30゜ B1.乳化重合によって得られた平均粒子直径(dS。
)0.4μmの粒状ポリブタジェン50重量%にスチレ
ン/アクリロニトリル混合物(重量比72:28)50
重量%をグラフトさせたSANグラフト重合体。
B2.乳化重合によって得られた平均粒子直径(aS。
)0.3μmの粒状ポリシロキサン50重量%にスチレ
ン/アクリロニトリル混合物(重量比72 : 28)
50重量%をグラフトさせたSANグラフト重合体。
C1スチレン/アクリロニトリル共重合体(スチレンと
アクリロニトリルの比72:28)。
ジメチルホルムアミド中20℃で測定して、固有粘度[
v] −0,55aQ/l。
Dl、Aがポリネオペンチルグリコールカーボネート及
びBがポリε−カプロラクトンであるA−X−B型のブ
ロック共重合体。Xは、ネオペンチルグリコールカーボ
ネート及びε−カプロラクトンの傾斜中央セグメントで
ある。ブロック共重合体は、ネオペンチルグリコールカ
ーボネート及びε−カプロラクトンの開環アニオン共重
合体によって得られる。ブロック共重合体における単量
体ネオペンチルグリコールカーボネート及びε−カプロ
ラクトンの重量比は、78:22 (’H−NMR分光
法で測定)。ブロック共重合体の相対溶液粘度? +s
lは3.09(cH,clx中2重量%溶液、25℃)
である。
D2.DIと同じ。但し ネオペンチルグリコールカーボネートとε−カプロラク
トンの重量比−76: 24 ;v、−1=3−54゜ D3.Dlと同じ。但し ネオペンチルグリコ−メカ−ボネートとe−カプロラク
トンの重量比=50 : 50 。
ヮ、、、−3,67゜ D4.DIと同じ。但し ネオペンチルグリコールカーボネートとC−カプロラク
トンの重量比−90+10;り、、、−2,51゜ D5.DIと同じ。但し ネオペンチルグリコ−メカ−ボネートとC−カプロラク
トンの重量比−82:18;ワ、。、−3,17゜ D6.DIと同じ。但し ネオペンチルグリコ−メカ−ボネートとε−カプロラク
トンの重量比−63: 37 ;l、。、−4,02゜ E、 安定剤としてのビス(2−ヒドロキシ−3−7ク
ロヘキシルー5−メチルフェニル)−メタンの亜燐酸エ
ステル。
成分を1.3i2内部混練機中で混合した。
成形物を射出成形機械により260及び280℃で作っ
た。
ノツチ付アイゾツト衝撃強度akは、150180 1
A法に従い、寸法80XIOX4mmの棒について実施
例で示す温度下に測定しt;。
流動性は、用いる射出成形機(溶融物温度:260°0
,280°a)i:Bいて寸法80XIOX4mmの棒
を製造するのに必要とされる充填圧から測定した[参照
、Johannaber Kunststoffs。
74 (1984,l ;1〜5頁)1゜応力亀裂挙動
は、寸法80XIOX4mm(溶融温度260°C)の
棒を用いて試験した。50%トルエン及び50%イソオ
クタンの混合物をモデル燃料として使用した。試験試料
を弓形の型板により予じめ伸ばし、モデル燃料中に室温
で5分間浸漬した。予じめの伸びtzは0.2〜2.4
%と測定された。応力亀裂挙動は、生成した亀裂から又
は破損から予じめの伸びの関数として決定した。
試験試料の組成及び得られたデータを下表に示す。
第1表 A1.        606060  60B!、 
        242424  24c、     
    161616  16D1.        
2−− D2.        −2− D3.        − − 2 試験          l 23  4ノツチ付衝撃
強度a。
(260℃XKJ/m”) 充填圧(バール)(bar) 260°c          787977  10
2280°C50525069 第2表 At、           40    4OA2.
          40    40B2.    
      20    20D3.        
   2.5 試験            56 ノツチ付衝撃値a。
a m(RTXKJ/11”)       48  
  49a 、(−30°CXKJ/m2)     
 37    41(280℃) 充填圧(バール) 280°C!           122    1
45300℃           7595第3表 A1.         65 65 65  65B
1.         20 20 20  20c、
          105−   15D4.   
      5 10 15試験          
78910 ノツチ付衝撃値 260℃ 応力亀裂挙動 ε、(%)      0.40.61.0  −εヨ
(%)      0.61.0−   0.4ε1(
%)      −−2,4− *  EC/UC:@/上部亀裂 第4表 At、         65  60  60B1.
        24  24  24G、     
            16D5.        
16 D6.            16 E、            0.25 0.25  
0゜25試験          11  12   
13ノツチ付衝撃値 a 、(RTXKJ/m”)     49   49
   47a k(−40℃XKJ/m’)    4
5   41   33充填圧(バール)57   6
0   80260℃ εバ%)      2.4   2.4  −*EC
/UC:端/上部亀裂 本発明の特徴及び態様は以下の通りである:1.1)熱
可塑性芳香族ポリカーボネート及び/又は熱可塑性芳香
族ポリエステル、 2)グラフト重合体、 3)特別な共重合体、及び随時 2a)熱可塑性共重合体、 を含有し、ここに成分3)の特別な共重合体が式(Ia
) [式中、rは、1〜20の整数であり、−Amは、式(
V) 及び/又は式(Vl) に相当する環状カーボネートの重合体を表わし、 −B−は、式(■) て −X−は、カーボネート(V)及び/又は(Vl)及び
ラクトン(■)の双方を重合形で含有する重合体形を表
わし、なお重合しI;カーボネート(V)及び/又は(
IV)の濃度はブロック−B−の方向に連続的に減少し
且つ重合したラクトン(■)の濃度はブロック−八−の
方向に連続的に減少しく「傾斜構造(tapereds
tructure) 」)、そして成分1)及び2)の
重量部の合計は100重量部に相当し、(v)i:おけ
るR1は、線状(Cs〜C+oアルキレン基或いは式a
)〜Q) a) −C)I2GHzCH(CHx)−b) −CH
2CH20CHzCHzOCHzCHz−1C) −C
HzCH(CH3)CHiCi(sC(CHs)zCH
i−1−H2C:  C,R2− わ  。′       又(よ H3C−82G” ’CTo−0−C)IzCH=CH
zに相当する基であり、 (VI)におけるR2は線状C,=C,□アルキレン或
いはm)又はb) m)−CHs−CH2−0−CHz−CHz−又はb)
 −CI、−CH,−0−CH,−CH,−〇−CHz
−CHz−に相当する基であり、そして (VW)i、:8けるR3、R6、R5及びR$は同一
でも異なってもよ<H,C,〜C,アルキル、C3〜C
,アルキレン、C2〜C,アルコキシ及び02〜C,ア
ルキレンオキシ−CI” Caアルキルであり、そして (■)における「m」及び[n」は互いに独立に0、l
、2.3.4.5又は6である]に相当することを更に
含有する熱可塑性成形材料。
2、成分3)が成分1)+2)+3)及び随時2a)か
らなる成形材料の100重量部に基づいて0.5〜45
重量部の量で存在する上記lの成形材群。
3.成分3)が1〜35重量%の量で存在する上記2の
成形材料。
4、成分3)が1.5〜22重量%の量で存在する上記
3の成分材料。
5、式(Ia)の共重合体において、rがl〜lOの整
数である上記lの成形材料。
6、成分1)が式(■) [式中、Aは単結合、C3〜CSアルキレン、CzCs
アルキリデン、C6〜C,シクロアルキリデン、−5−
1−3Oi−又は基 しH3 であり、 Halは塩素又は臭素であり、 x=0、■又は2及び n=1又は0] に相当するジフェノール及び、随時、式(■a)(■a
) [式中、A、HalSx及びnは、式(■)に対して定
義した通りであり、置換基Rは、同一でも異なってもよ
く、線状01〜C1゜アルキル、分岐鎖Cs〜C20ア
ルキル、Cam Cs。
アリール、好ましくはCH,であり、そしてmは5〜1
00、好ましくは20〜80の整数である1 ニ相当するジフェノールに基づく熱可塑性ポリカーボネ
ートである上記lの成形材料。
7、成分l)がC6〜C3゜ジフェノール、芳香族08
〜CI4ジカルボン酸、連鎖停止剤及び随時炭酸ハライ
ド及び/又は分岐鎖剤に基づく熱可塑性芳香族ポリエス
テルである上記lの成形材料。
8、成分1)が熱可塑性の芳香族ポリエステルカーポ不
一トである上記7の成形材料。
9、成分2)のグラフト重合体が 2.1) 2.1.l)スチレン、a−メチルスチレン
、核置換スチレン、メタクリル酸メチル又はこれらの混
合物50〜95重量部及び 2.1.2)  アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、メタクリル酸メチル、無水71/イン酸、N−置換
マレイミド又はこれらの混合物50〜5重量部、 の混合物5〜90重量部、好ましくは30〜80重量部
を、 2.2)ガラス転移温度≦IO’Cのゴム95〜10重
量部、好ましくは70〜20重量部、上にグラフトさせ
ることによって得られたものである上記lの成形材料。
10、成分2a)の熱可塑性共重合体が、2a、l)ス
チレン、α−メチルスチレン、核置換スチレン、メタク
リル酸メチル又はこれらの混合物50〜95重量を、 2a、2)アクリロニトリル、メタクリロニトリル、メ
タクリル酸メチル、N−置換マレイミド又はこれらの混
合物50〜5重量部 と共重合させることによって製造されたものである上記
lの成形材料。
11、安定剤、顔料、離型剤、難燃剤及び/又は帯電防
止剤を更に含有する上記lの成形材料。
12、成分l)、2)、3)及び随時2a)、安定剤、
顔料、離型剤、難燃剤及び/又は帯電防止剤を公知の方
法で混合し、次いで得られる混合物を200〜230°
Cの範囲の温度下に標準的な混合装置中で溶融混練り又
は溶融押出しする上記成形材料の製造法。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.1)熱可塑性芳香族ポリカーボネート及び/又は熱
    可塑性芳香族ポリエステル、 2)グラフト重合体、 3)特別な共重合体、及び随時 2a)熱可塑性共重合体、 を含有し、ここに成分3)の特別な共重合体が式( I
    a) ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) [式中、rは、1〜20の整数であり、 −A−は、式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 及び/又は式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) に相当する環状カーボネートの重合体を表わし、 −B−は、式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) に相当するラクトンの重合体を表わし、そして −X−は、カーボネート(V)及び/又は(VI)及びラ
    クトン(VII)の双方を重合形で含有する重合体形を表
    わし、なお重合したカーボネート(V)及び/又は(I
    V)の濃度はブロック−B−の方向に連続的に減少し且
    つ重合したラクトン(VII)の濃度はブロック−A−の
    方向に連続的に減少し(「傾斜構造(tapereds
    tructurs)」)、そして成分1)及び2)の重
    量部の合計は100重量部に相当し、 (V)におけるR^1は、線状(C_3〜C_1_0ア
    ルキレン基或いは式a)〜l) a)−CH_2CH_2CH(CH_3)−b)−CH
    _2CH_2OCH_2CH_2OCH_2CH−、c
    )−CH_2CH(CH_3)CH_2CH_2C(C
    H_3)_2CH_2−、d)▲数式、化学式、表等が
    あります▼、e)▲数式、化学式、表等があります▼、 f)▲数式、化学式、表等があります▼ g)▲数式、化学式、表等があります▼、 h)▲数式、化学式、表等があります▼、 i)▲数式、化学式、表等があります▼、j)▲数式、
    化学式、表等があります▼ k)▲数式、化学式、表等があります▼又は l)▲数式、化学式、表等があります▼ に相当する基であり、 (VI)におけるR^3は線状C_4〜C_1_3アルキ
    レン或いは式m)又はb) m)−CH_2−CH_2−O−CH_2−CH_2−
    又はb)CH_2−CH_2−O−CH_2−CH_2
    −O−CH_2−CH_2−に相当する基であり、そし
    て (VII)におけるR^3、R^4、R^5及びR^4は
    同一でも異なってもよく且つH、C_1〜C_4アルキ
    ル、C_3〜C_5アルキレン、C_1〜C_6アルコ
    キシ及びC_2〜C_6アルキレノキシ−C_1〜C_
    6アルキルであってよく、そして (VIII)における「m」及び「n」は互いに独立に0、
    1、2、3、4、5又は6である]に相当することを特
    徴とする熱可塑性成形材料。
  2. 2.安定剤、顔料、離型剤、難燃剤及び/又は帯電防止
    剤を更に含有する特許請求の範囲第1項記載の成形材料
JP1059856A 1988-03-17 1989-03-14 特別な共重合体を含有する熱可塑性成形材料 Pending JPH01282248A (ja)

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