JPH01282214A - ポリジシクロペンタジエンの製造法 - Google Patents

ポリジシクロペンタジエンの製造法

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JPH01282214A
JPH01282214A JP11041688A JP11041688A JPH01282214A JP H01282214 A JPH01282214 A JP H01282214A JP 11041688 A JP11041688 A JP 11041688A JP 11041688 A JP11041688 A JP 11041688A JP H01282214 A JPH01282214 A JP H01282214A
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JP
Japan
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group
compound
transition metal
polymerization
aluminoxane
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Pending
Application number
JP11041688A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihide Inoue
則英 井上
Tetsunosuke Shiomura
潮村 哲之助
Yoshio Sonobe
善穂 園部
Teruhiro Yamaguchi
彰宏 山口
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシンクロペンタジエンの重合体の製造法に関す
る。
さらに詳細にはジシクロペンタンジエンをホモ重合させ
ることにより高分子量の線状シンクロペンタジエン重合
体を効率的に製造する方法に関する。本重合体は塗料、
接着剤、熱硬化性樹脂として有用である。
〔従来の技術〕
ジシクロペンタンジエン(3a、4,7,7a−テトラ
ヒドロ−4,7−メタノ−1■−インデン)はさまざま
な位置で反応しうるため高分子量で溶媒可溶な線状ポリ
マーを選択的に得ることには困難があった。モンテカチ
ーニ・エジソン社の0ALL’ ASTA らはチグラ
ー・ナツタ型触媒で遷移金属成分とアルキルアルミニウ
ム成分をさまざまに変えて重合を行ない、得られたポリ
マーのミクロ構造を解析し、6種の構造の単位の存在を
確認した( Makromol、Chem匪、153(
1969) )、パーキュレス社の特開昭58−129
013によれば、フェノール変性したWCl6とジエチ
ルアルミニウムモノクロリドおよび少量の重合速度調節
剤(エーテル、エステル、ケトン又はニトリル類)から
なるメタセシス触媒により架橋した樹脂が得られる。グ
ツドリッチ社の米国特許4110528 、同4069
378 、特開昭51−122187などによるとシン
クロペンタジエンとノルボルネン又はシクロペンテンな
どとの共電を札16、MoC1g とエチルアルミニウ
ムセスキクロリドなどを触媒として溶媒中で行なうこと
によりホモポリシンクロペンタジエンの生成を避け、実
質的に溶媒可溶なボリマーが得られること、−例すると
シンクロペンタジエン96%を含有するポリマーのゲル
含有率を4.1%に抑えることが示されているが、同社
のメタセシス重合による熱可塑性ポリマーにはシンクロ
ペンタジエンのホモポリマーは例示されていない。三井
石油化学社の特開昭61−221206には、アルミノ
キサンと遷移金属化合物(例えばビス(シクロペンタジ
ェニル)ジルコニウムジクロリド)を触媒としてα−オ
レフィンと環状オレフィンとを共重合させることを提案
しているが、ジシクロペンクジエンのホモポリマーにつ
いては述べていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、WやMoを含まない触媒系によるシンクロペ
ンタジエンの線状ポリマーの製造法を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明は(A
)周期律表のIVb族、Vb族、vtb族よりなる群か
ら選ばれた遷移金属化合物、及びCB)アルミノキサン
からなる触媒の存在下にシンクロペンタジエンをホモ重
合させることを特徴とするポリシンクロペンタジエンの
製造を発明の要旨とするものである。
本発明の方法において使用される触媒構成成分の遷移金
属化合物(A)は周期律表のIVb族、Vb族、vtb
族よりなる群から選ばれた遷移金属化合物であり、例え
ばチタン、ジルコニウム、ハフニウム、バナジウム、ク
ロムなどの化合物を例示することができるが、これらの
遷移金属化合物の中では特にチタン又はジルコニウムの
化合物が好ましく、特にジルコニウムの化合物は高活性
であるので好ましい。該遷移金属化合物の好適な形態と
しては炭化水素基有する化合物、アルコキシ基又はフェ
ノキシ基を有する化合物、又は炭化水素基及びハロゲン
原子を有する化合物が好ましく、とりわけ好ましくは少
なくとも1個、特に好ましくは2個の炭化水素基を有し
、かつ好ましくは少なくとも1個、特に好ましくは2個
のハロゲン原子を有する遷移金属化合物である。炭化水
素基として具体的には、メチル基、エチル基、n−ブチ
ル基、5ee−ブチル基、tert−ブチル基、イソブ
チル基、ネオペンチル基などのアルキル基、イソプロペ
ニル基、1−ブチル基などのアルケニル基、シクロペン
タジェニル基、メチルシクロペンタジェニル基、インデ
ニル基、テトラヒドロインデニル基などのシクロアルカ
ジェニル基、ベンジル基、ネオフィル基などのアラルキ
ル基などを例示することができるが、これらの炭化水素
基のうちではシクロアルカジェニル基が好ましい、ハロ
ゲン原子として具体的には弗素、臭素、沃素原子を例示
することができる。更に遷移金属化合物として具体的に
はビス(シクロペンタジェニル)ジメチルチタン、ビス
(シクロペンタジェニル)ジエチルチタン、ビス(シク
ロペンタジェニル)チタンジクロリド、ビス(シクロペ
ンタジェニル)チタンジクロリド、ビス(シクロペンタ
ジェニル)チタンジクロリド、エチレンビス(インデニ
ル)チタンジクロリド、エチレンビス(テトラヒドロイ
ンデニル)チタンジクロリドなどのチタン化合物、ビス
(シクロペンタジェニル)ジメチルジルコニウム、ビス
(シクロペンタジェニル)ジエチルジルコニウム、ビス
(シクロペンタジェニル)ジルコニウムジクロリド、ビ
ス(シクロペンタジェニル)ジルコニウムジクロリド、
ビス(シクロペンタジェニル)ジルコニラムシフロミド
、エチレンビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド
、エチレンビス(テトラヒドロインデニル)ジルコニウ
ムジクロリドなどのジルコニウム化合物を例示すること
ができる。
本発明の方法において使用される触媒構成成分のアルミ
ノキサン(B)として具体的には一般式(+)又は−数
式(II) RtAl +OAl 1OAIRz   (1)■ 覗 (式中、Rは炭化水素基を示し、mは2以上の整数を示
す)で表わされる有機アルミニウム化合物を例示するこ
とができる。該アルミノキサンにおいてRはメチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基などの炭化水素基であ
り、好ましくはメチル基、エチル基であり、特に好まし
くはメチル基である0mは2以上の整数、好ましくは5
以上、特に好ましくは10〜100の整数である。該ア
ルミノキサンの製造法として例えば次の方法を例示する
ことができる。
(1)吸着水を含有する化合物、結晶水を含有する塩類
例えば硫酸銅水和物、硫酸アルミニウム水和物などの炭
化水素媒体懸濁液にトリアルキルアルミニウムを添加し
て反応させる方法。
(21ベンゼン、トルエン、エチルエーテル、テトラヒ
ドロフランなどの媒体中でトリアルキルアルミニウムに
直接水を作用させる方法。
これらの方法のうちでは(1)の方法が好ましい、なお
、該アルミノキサンには少量の有機金属成分を含有して
いても差支えない。
本発明の方法において、重合反応系に供給されるシンク
ロペンタジエンは市販のエンド−3a、4.7.7a−
テトラヒドロ−4,1−メタノ−lトインデンである。
従ってモノマーは通常不純物を若干含有している。
本発明の方法においてシンクロペンタジエンの重合反応
は通常は炭化水素媒体中で実施される。
炭化水素媒体として具体的にはブタン、イソブタン、ペ
ンタン、ヘキサンなどの脂肪族系炭化水素、シクロペン
クン、シクロヘキサンなどの脂環族系炭化水素、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどの芳香族系炭化水素などの
他に、原料のシンクロペンタジエンも炭化水素媒体とな
る。これらの炭化水素媒体の中で芳香族系炭化水素が好
ましい。
本発明の方法において懸rA重合法、溶液重合法などの
ような液相重合法が通常採用される0重合反応の際の温
度は通常は一50〜200℃、好ましくは一30℃〜2
00℃の範囲である。
本発明の方法を実施する際の該遷移金属化合物の使用割
合は、重合反応系内の遷移金属原子の濃度として10−
@〜104グラム原子/2、好ましくは10−?〜10
−3グラム原子/iの範囲である。また、アルミノキサ
ンの使用割合は重合反応系内のアルミニウム原子の濃度
として通常は1O−4〜10−1グラム原子/l好まし
くは104〜5X10−”ダラム原子/Eの範囲であり
、また重合反応系内の遷移金属原子に対するアルミニウ
ム原子の比として通常は4〜107、好ましくは10〜
106の範囲である。
本発明の方法において重合反応が終了した重合反応混合
物を常法によって処理することによりポリシンクロペン
タジエンが得られる。該ポリシンクロペンタジエンの3
0°Cのデカリン中で測定した極限粘度[η]は通常は
o、oos〜20dl/g、好ましくは0.01〜10
a/gの範囲にある。
実施例1 [アルミノキサンの調製] 充分に窒素置換した11のフラスコにCu5Oa・51
1z0 50gとトルエン400−を装入し、スラリー
とした。それにトルエン200dで希釈したトリメチル
アルミニウム40dをO〜−5°Cの温度範囲で2時間
かけて滴下し、その温度で24時間反応させた後、25
°Cにて48時間反応させた。続いて濾過により固液分
離し、その濾液をメチルアルミノキサントルエン溶液と
してそのまま重合に使用した。
[重合] 充分に窒素111F換した200−のフラスコに精製ト
ルエン100dとチタン原子換算で2ミリグラム原子に
相当するビス(シクロペンタジェニル)チタンジクロリ
ドを装入した。続いてシンクロペンタジエン20−とア
ルミニウム原子換算で0.5グラム原子に相当するメチ
ルアルミノキサンを装入することにより重合を開始した
。20°Cで2時間重合を行なった後、メタノールを添
加することにより重合を停止した。重合は均一な溶液状
態で進行し、トルエン不溶のポリマーは得られなかった
。ポリマー溶液を多量のメタノール/塩酸混合液に加え
ポリマーを析出させ6時間120°Cで減圧乾燥した。
乾燥後のポリマー収量は10■であった。このポリマー
の[ηコは0.12であった。
実施例2 ジルコニウム原子換算で2ミリグラム原子に相当するビ
ス(シクロペンタジェニル)ジルコニウムジクロリドを
使用した以外は実施例1と同様に重合を行なった9重合
は溶液状態で進行した。得られたポリマーは120■で
あった。このポリマーの〔η]は0.20であった。
実施例3 ジルコニウム原子換算で2ミリグラム原子に相当するエ
チレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−イン
デニル)ジルコニウムジクロリドを使用した以外は実施
例1と同様に重合を行なった。重合は溶液状態で進行し
た。得られたポリマーは500■であった。このポリマ
ーの[η]は0.15であった。
特許出願人 三井東圧化学株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)周期律表のIVb族、Vb族、VIb族よりな
    る群から選ばれた遷移金属化合物、及び(B)アルミノ
    キサンからなる触媒の存在下にシンクロペンタジエンを
    単独重合させることを特徴とするポリジシクロペンタジ
    エンの製造法。
JP11041688A 1988-05-09 1988-05-09 ポリジシクロペンタジエンの製造法 Pending JPH01282214A (ja)

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