JPH01282161A - セラミクスと金属との接合体 - Google Patents
セラミクスと金属との接合体Info
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- JPH01282161A JPH01282161A JP11104988A JP11104988A JPH01282161A JP H01282161 A JPH01282161 A JP H01282161A JP 11104988 A JP11104988 A JP 11104988A JP 11104988 A JP11104988 A JP 11104988A JP H01282161 A JPH01282161 A JP H01282161A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B37/00—Joining burned ceramic articles with other burned ceramic articles or other articles by heating
- C04B37/02—Joining burned ceramic articles with other burned ceramic articles or other articles by heating with metallic articles
- C04B37/023—Joining burned ceramic articles with other burned ceramic articles or other articles by heating with metallic articles characterised by the interlayer used
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05B—INDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、セラミクス製部材とこれより熱膨張率の大き
い金属製部材とを接合してなる高耐熱接合体に関し、例
えば加熱炉の内壁部材1航空機のエンジン部材、ガスタ
ービンの翼部材、ロケットや宇宙往還機の機体用部材へ
の適用が期待される。
い金属製部材とを接合してなる高耐熱接合体に関し、例
えば加熱炉の内壁部材1航空機のエンジン部材、ガスタ
ービンの翼部材、ロケットや宇宙往還機の機体用部材へ
の適用が期待される。
セラミクスは軽量で耐熱性が高く、化学的にも安定なた
め耐食性も高いが、靭性に乏しいため単一では用いず、
金属の使用できない高温部のみをセラミクスとし、それ
に続く低温部は金属を接合して用いることが考えられて
いる。従って、このような要請に応えるには、セラミク
スと金属との信転性の高い接合技術が不可欠となる。
め耐食性も高いが、靭性に乏しいため単一では用いず、
金属の使用できない高温部のみをセラミクスとし、それ
に続く低温部は金属を接合して用いることが考えられて
いる。従って、このような要請に応えるには、セラミク
スと金属との信転性の高い接合技術が不可欠となる。
SiCや5isN4等のセラミクスからなる部材と金属
製部材とを例えばHIPにより高温で拡散接合する場合
は、このセラミクスの熱膨張率が5×10−”1/’C
であるのに対し、通常用いられるFe。
製部材とを例えばHIPにより高温で拡散接合する場合
は、このセラミクスの熱膨張率が5×10−”1/’C
であるのに対し、通常用いられるFe。
Ni、Crの合金の熱膨張率は10xlO−’1/℃以
上と大きいので、接合後の冷却過程でセラミクスが割れ
たり、又は割れないまでも該接合界面部分に大きな残留
応力が発生し易い。
上と大きいので、接合後の冷却過程でセラミクスが割れ
たり、又は割れないまでも該接合界面部分に大きな残留
応力が発生し易い。
そこで従来、この接合界面に生じる割れを防止し、また
、応力を軽減するために、軟質金属材料からなるインサ
ート材、あるいは上記セラミクスと金属との中間の熱膨
張係数を有するW、Mo等からなる応力緩和材を両部材
間に介在させて両部材を接合する方法が一般に採用され
ている(例えば実開昭59−160533号公報参照)
。
、応力を軽減するために、軟質金属材料からなるインサ
ート材、あるいは上記セラミクスと金属との中間の熱膨
張係数を有するW、Mo等からなる応力緩和材を両部材
間に介在させて両部材を接合する方法が一般に採用され
ている(例えば実開昭59−160533号公報参照)
。
ところで上述の、セラミクス製部材と金属製部材との間
にインサート材又は応力緩和材を挾んで接合する方法は
、この介在物の融点付近の高温下で圧力をかけて接合す
る方法であり、接合温度が高くなるので、冷却状態との
温度差が大きくなる。
にインサート材又は応力緩和材を挾んで接合する方法は
、この介在物の融点付近の高温下で圧力をかけて接合す
る方法であり、接合温度が高くなるので、冷却状態との
温度差が大きくなる。
一方、上記応力緩和材は、単に両部材の中間の熱膨張率
を有するものであるにすぎないから、これによる熱膨張
率調和作用には、限度があり、結果的に熱応力を充分に
下げることができず、剥離を生じて接合できないか、ま
たは界面に生じるミクロな欠陥により充分な接合強度が
得られない。
を有するものであるにすぎないから、これによる熱膨張
率調和作用には、限度があり、結果的に熱応力を充分に
下げることができず、剥離を生じて接合できないか、ま
たは界面に生じるミクロな欠陥により充分な接合強度が
得られない。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、接合面の残留応力
を抑制でき、充分な接合強度が得られるセラミクスと金
属との接合体を提供することを目的としている。
を抑制でき、充分な接合強度が得られるセラミクスと金
属との接合体を提供することを目的としている。
本発明はセラミクス製部材と金属製部材とを、両部材間
にインサート材を介在させて高温で接合した接合体にお
いて、上記金インナート材を、Tiをマトリクスとし、
これにセラミクス繊維を複合化してなる複合材料からな
るものとしたことを特徴としている。
にインサート材を介在させて高温で接合した接合体にお
いて、上記金インナート材を、Tiをマトリクスとし、
これにセラミクス繊維を複合化してなる複合材料からな
るものとしたことを特徴としている。
本発明におけるセラミクス製部材としては例えばSiC
,Si3N4製部材等が、また金属製部材としてはTi
合金、 SOS、Ni基合金等が採用できる。
,Si3N4製部材等が、また金属製部材としてはTi
合金、 SOS、Ni基合金等が採用できる。
また、本発明のインサート材のマトリクス金属にはTi
が好適であり、セラミクス繊維にはSiC,SiNが好
適である。またこのインサート材は、所望の熱膨張率が
得られるように、セラミクス繊維の含を量を適宜設定す
ることとなるが、この場合に、セラミクス繊維の含有量
を、セラミクス部材側はど多くなるように段階的、又は
連続的に変化させてもよい、またこのインサート材は予
め固化したものでも、未固化状態で、接合圧下時に同時
に固化するようにしたものでもよい。
が好適であり、セラミクス繊維にはSiC,SiNが好
適である。またこのインサート材は、所望の熱膨張率が
得られるように、セラミクス繊維の含を量を適宜設定す
ることとなるが、この場合に、セラミクス繊維の含有量
を、セラミクス部材側はど多くなるように段階的、又は
連続的に変化させてもよい、またこのインサート材は予
め固化したものでも、未固化状態で、接合圧下時に同時
に固化するようにしたものでもよい。
また、接合温度は、接合しようとする金属製部材の材質
に応じて決定するのが好ましく、例えばFeを含む合金
の接合温度は800〜1080℃程度が、Niを含む合
金の接合温度は800〜940℃程度が好ましく、また
この場合の接合雰囲気は非酸化性雰囲気にする必要があ
る。
に応じて決定するのが好ましく、例えばFeを含む合金
の接合温度は800〜1080℃程度が、Niを含む合
金の接合温度は800〜940℃程度が好ましく、また
この場合の接合雰囲気は非酸化性雰囲気にする必要があ
る。
また、本発明が対象とする接合体は、高温雰囲気で母材
を溶融させることなく接合する方法、例えば拡散接合、
ロー付は等によって接合されたものであり、母材同士を
アーク熱等で溶融させて接合する、いわゆる溶櫓によっ
て接合されたものは含まない。
を溶融させることなく接合する方法、例えば拡散接合、
ロー付は等によって接合されたものであり、母材同士を
アーク熱等で溶融させて接合する、いわゆる溶櫓によっ
て接合されたものは含まない。
本発明に係る接合体では、インサート材として、Tiマ
トリクス金属にSiC等のセラミクス繊維を複合化して
なる複合材料を採用したので、両部材間の熱応力を抑制
でき、接合強度を向上できる。
トリクス金属にSiC等のセラミクス繊維を複合化して
なる複合材料を採用したので、両部材間の熱応力を抑制
でき、接合強度を向上できる。
即ち、TiはNt金合金と比べ、Mo等と同様に熱膨張
率が小さく、さらにセラミクスであるSiC繊維等の含
有量を適宜変えることによって、熱膨張率を例えばセラ
ミクス製部材に近くする等、自由に設定することができ
る。この場合に、セラミクス繊維の含有量をセラミクス
製部材側はど多くした場合はインサート材の熱膨張率が
金属製部材側からセラミクス製部材側に徐々に小さくな
り、両部材の熱膨張率差をほぼ完全に調和させることが
できる。さらにTi は非常に活性な金属であり、セラ
ミクスの構成元素であるO、N、Cと化学的結合性も高
いため、900℃程度の比較的低温でも接合が可能であ
る。このような作用により、セラミクス製部材と金属製
部材との健全で接合強度の高い接合体が得られる。
率が小さく、さらにセラミクスであるSiC繊維等の含
有量を適宜変えることによって、熱膨張率を例えばセラ
ミクス製部材に近くする等、自由に設定することができ
る。この場合に、セラミクス繊維の含有量をセラミクス
製部材側はど多くした場合はインサート材の熱膨張率が
金属製部材側からセラミクス製部材側に徐々に小さくな
り、両部材の熱膨張率差をほぼ完全に調和させることが
できる。さらにTi は非常に活性な金属であり、セラ
ミクスの構成元素であるO、N、Cと化学的結合性も高
いため、900℃程度の比較的低温でも接合が可能であ
る。このような作用により、セラミクス製部材と金属製
部材との健全で接合強度の高い接合体が得られる。
以下、本発明を実施例について詳細に説明する。
災止開上
第1図に示すように、Φ30n+X20mm厚さの、S
iCからなるセラミクス製部材1と、Ti合金からなる
金属製部材2との間に、純Tiをマトリクスとし、これ
にS 1c(cvd)繊維を±90度の方向に交互に積
層して強化材とした体積率40%、1m厚さの複合イン
サート材3を挟み込み、真空ホットプレスにより900
℃、 1000気圧で30分間加圧した。
iCからなるセラミクス製部材1と、Ti合金からなる
金属製部材2との間に、純Tiをマトリクスとし、これ
にS 1c(cvd)繊維を±90度の方向に交互に積
層して強化材とした体積率40%、1m厚さの複合イン
サート材3を挟み込み、真空ホットプレスにより900
℃、 1000気圧で30分間加圧した。
その結果、それぞれの境界面に割れ、剥離の無い、曲げ
強度30kg/ l、2の健全な接合体が得られた。
強度30kg/ l、2の健全な接合体が得られた。
大施五I
第1図に示すように、φ30tsX20寵厚さの、Si
3N、からなるセラミクス製部材1と、Ti合金からな
る金属製部材2との間に、純Tiをマトリクスとし、こ
れにS 1c(cvd)長繊維を±90度の方向に交互
に積層して強化材とした体積率40%、11m厚さの複
合インサート材3を挟み込み、これをカプセルに収容し
た後、真空気密封止し、800℃。
3N、からなるセラミクス製部材1と、Ti合金からな
る金属製部材2との間に、純Tiをマトリクスとし、こ
れにS 1c(cvd)長繊維を±90度の方向に交互
に積層して強化材とした体積率40%、11m厚さの複
合インサート材3を挟み込み、これをカプセルに収容し
た後、真空気密封止し、800℃。
2000気圧で30分加圧した。その結果、それぞれの
境界面に割れ、剥離の無い、曲げ強度32kg/ m”
の健全な接合体が得られた。
境界面に割れ、剥離の無い、曲げ強度32kg/ m”
の健全な接合体が得られた。
一方、比較のために、接合温度を700℃とし、他は同
様の条件で接合したところ、接合強度は5kg/鶴2と
低く、セラミクス製部材1とインサート材3との接合界
面に割れが認められ、接着が充分ではなかった。
様の条件で接合したところ、接合強度は5kg/鶴2と
低く、セラミクス製部材1とインサート材3との接合界
面に割れが認められ、接着が充分ではなかった。
尖施炭主
第2図に示すように、30fi角×30龍厚さの、Si
Cからなるセラミクス製部材4と、430フエライトス
テンレス鋼からなる金属製部材5との間に、T i−1
5Mo−5A A’をマトリクスとし、これに5iC(
cvd)繊維を±90度の方向に交互に積層して強化材
とした体積率40%、1鰭厚さの複合インサート材6を
挟み込み、真空ホットプレスにより900℃。
Cからなるセラミクス製部材4と、430フエライトス
テンレス鋼からなる金属製部材5との間に、T i−1
5Mo−5A A’をマトリクスとし、これに5iC(
cvd)繊維を±90度の方向に交互に積層して強化材
とした体積率40%、1鰭厚さの複合インサート材6を
挟み込み、真空ホットプレスにより900℃。
1000気圧で30分加圧した。その結果、それぞれの
境界面に割れ、剥離の無い、曲げ強度32kg/ tm
”の健全な接合体が得られた。
境界面に割れ、剥離の無い、曲げ強度32kg/ tm
”の健全な接合体が得られた。
一方比較のために、接合温度を1100℃とし、他は同
様の条件で接合したところ、Ti とFeとの共晶反応
により、インサート材6が劣化し、健全な接合体が得ら
れなかった。
様の条件で接合したところ、Ti とFeとの共晶反応
により、インサート材6が劣化し、健全な接合体が得ら
れなかった。
大嵐斑土
第1図に示すように、Φ30n+X2(In厚さの、S
iCからなるセラミクス製部材1と、310ステンレス
鋼からなる金属製部材2との間に、純Tiをマトリクス
とし、これにS 1c(cvd)繊維を±90度の方向
に交互に積層して強化材とした体積率40%。
iCからなるセラミクス製部材1と、310ステンレス
鋼からなる金属製部材2との間に、純Tiをマトリクス
とし、これにS 1c(cvd)繊維を±90度の方向
に交互に積層して強化材とした体積率40%。
2龍厚さの複合インサート材3を挟み込み、真空ホット
プレスにより900℃、 1000気圧で30分間加圧
した。その結果、それぞれの境界面に割れ、剥離の無い
、曲げ強度30kir/ m”の健全な接合体が得られ
た。
プレスにより900℃、 1000気圧で30分間加圧
した。その結果、それぞれの境界面に割れ、剥離の無い
、曲げ強度30kir/ m”の健全な接合体が得られ
た。
実藷韮」−
第3図に示すように、φ30mX20m厚さの、SiC
からなるセラミクス製部材7と、Ni基合金からなる金
属製部材8との間に、インサート材9を挟み込んだ。こ
のインサート材9は、純Tiをマトリクスとし、これに
S 1C(cvd)繊維を±90度の方向に交互に積層
して強化材とした繊維体積率50%、Iwm厚さのイン
サート材9a+体積率20%、1鶴厚さのインサート材
9b1体積率0%、1m厚さのインサート材9Cからな
り、各インサート材9a。
からなるセラミクス製部材7と、Ni基合金からなる金
属製部材8との間に、インサート材9を挟み込んだ。こ
のインサート材9は、純Tiをマトリクスとし、これに
S 1C(cvd)繊維を±90度の方向に交互に積層
して強化材とした繊維体積率50%、Iwm厚さのイン
サート材9a+体積率20%、1鶴厚さのインサート材
9b1体積率0%、1m厚さのインサート材9Cからな
り、各インサート材9a。
9b、9cはそれぞれセラミクス製部材7側、中央、金
属製部材8側に位置している。即ち、セラミクス部材側
はどセラミクス繊維の含有率が段階的に高くなっている
。そしてこの積層体を、真空ホットプレスにより900
℃、 1000気圧で30分間加圧した。その結果、そ
れぞれの境界面に割れ、剥離の無い、曲げ強度30kg
/ tm”の健全な接合体が得られた。
属製部材8側に位置している。即ち、セラミクス部材側
はどセラミクス繊維の含有率が段階的に高くなっている
。そしてこの積層体を、真空ホットプレスにより900
℃、 1000気圧で30分間加圧した。その結果、そ
れぞれの境界面に割れ、剥離の無い、曲げ強度30kg
/ tm”の健全な接合体が得られた。
一方、接合温度1000℃で同様に実施したところ、T
i とNi との共晶反応によりインサート材が劣化し
て健全な接合が得られなかった。
i とNi との共晶反応によりインサート材が劣化し
て健全な接合が得られなかった。
爽立■工
第1図に示すように、Φ30fiX20u厚さの、Si
Cからなるセラミクス製部材lと、310ステンレス鋼
からなる金属製部材2との間にインサート材3を介在さ
せた。このインサート材3は、Ti−6Aj12sn
−4Zr−6Mo粉末を樹脂バインダで0゜31厚さの
板状としたものと、S 1cili維をQ、2mm間隔
で配列したものをTi/繊維/ ・・・繊維/Tiとな
るよう11層重ねて構成されている。この積層体を真空
ホットプレスにより900℃、 1000気圧で60分
間加圧した。その結果、それぞれの境界面に割れ、剥離
の無い、曲げ強度28kg/ 1m”の健全な接合体が
得られた。
Cからなるセラミクス製部材lと、310ステンレス鋼
からなる金属製部材2との間にインサート材3を介在さ
せた。このインサート材3は、Ti−6Aj12sn
−4Zr−6Mo粉末を樹脂バインダで0゜31厚さの
板状としたものと、S 1cili維をQ、2mm間隔
で配列したものをTi/繊維/ ・・・繊維/Tiとな
るよう11層重ねて構成されている。この積層体を真空
ホットプレスにより900℃、 1000気圧で60分
間加圧した。その結果、それぞれの境界面に割れ、剥離
の無い、曲げ強度28kg/ 1m”の健全な接合体が
得られた。
天皇里ユ
第2図に示すように、30fi角×30fi厚さの、S
iCからなるセラミクス製部材4と、430フエライト
ステンレス鋼からなる金属製部材5との間にインサート
材6を介在させた。このインサート材6は、Ti−15
V−3Cr−3A 1l−3Sn合金のQ、1m箔と、
SiC繊維を0.2f1間隔で配列したものをTi/繊
維/ ・・・繊維/Ti となるよう13層重ねて構成
されている。この積層体を真空ホットプレスにより90
0℃、 1000気圧で30分間加圧した。その結果、
それぞれの境界面に割れ、剥離の無い、曲げ強度30k
g/ 龍”の健全な接合体が得られた。
iCからなるセラミクス製部材4と、430フエライト
ステンレス鋼からなる金属製部材5との間にインサート
材6を介在させた。このインサート材6は、Ti−15
V−3Cr−3A 1l−3Sn合金のQ、1m箔と、
SiC繊維を0.2f1間隔で配列したものをTi/繊
維/ ・・・繊維/Ti となるよう13層重ねて構成
されている。この積層体を真空ホットプレスにより90
0℃、 1000気圧で30分間加圧した。その結果、
それぞれの境界面に割れ、剥離の無い、曲げ強度30k
g/ 龍”の健全な接合体が得られた。
大旅貫1
第1図に示すように、Φ30tlX、2(bm厚さの、
SiCからなるセラミクス製部材1と、Ti合金からな
る金属製部材2との間に、純Ti粉末に体積率SiC粒
子を40%となるよう混合してI(IP底成形た1m厚
さの複合インサート材3を挟み込み、真空ホットプレス
により900℃、 1ooo気圧で30分間加圧した。
SiCからなるセラミクス製部材1と、Ti合金からな
る金属製部材2との間に、純Ti粉末に体積率SiC粒
子を40%となるよう混合してI(IP底成形た1m厚
さの複合インサート材3を挟み込み、真空ホットプレス
により900℃、 1ooo気圧で30分間加圧した。
その結果、それぞれの境界面に割れ。
剥離の無い、曲げ強度25kg/ m”の健全な接合体
が得られた。
が得られた。
ス1■引影
第1図に示すように、Φ30mmX20mm厚さの、S
iCからなるセラミクス製部材1と、Ti合金からなる
金属製部材2との間に、純Ti粉末にW粒子を体積率5
0%となるよう混合し、ホットプレスで成形した1fl
厚さの複合インサート材3を挟み込み、これをカプセル
に収容した後、真空気密封止し、900℃、1000気
圧で30分加圧した。その結果、それぞれの境界面に割
れ、剥離の無い、曲げ強度23kg/ m”の健全な接
合体が得られた。
iCからなるセラミクス製部材1と、Ti合金からなる
金属製部材2との間に、純Ti粉末にW粒子を体積率5
0%となるよう混合し、ホットプレスで成形した1fl
厚さの複合インサート材3を挟み込み、これをカプセル
に収容した後、真空気密封止し、900℃、1000気
圧で30分加圧した。その結果、それぞれの境界面に割
れ、剥離の無い、曲げ強度23kg/ m”の健全な接
合体が得られた。
一方、比較のために、接合温度を700℃とし、他は同
様の条件で接合したところ、接合強度は5kg7m”
と低く、セラミクス製部材1とインサート材3との接合
界面に破断が認められ、接着が充分ではなかった。
様の条件で接合したところ、接合強度は5kg7m”
と低く、セラミクス製部材1とインサート材3との接合
界面に破断が認められ、接着が充分ではなかった。
災土炭上皇
第2図に示すように、30鶴角×30鶴厚さの、Si、
l’J、からなるセラミクス製部材4と、430フエラ
イトステンレス鋼からなる金属製部材5との間に、純T
i粉末にS+sNa粒子を体積率40%となるよう混合
し、CIP成形した1fl厚さの複合インサート材6を
挟み込み、真空ホットプレスにより900℃、1ooo
気圧で30分加圧した。その結果、それぞれの境界面に
割れ、剥離の無い、曲げ強度24/am”の健全な接合
体が得られた。
l’J、からなるセラミクス製部材4と、430フエラ
イトステンレス鋼からなる金属製部材5との間に、純T
i粉末にS+sNa粒子を体積率40%となるよう混合
し、CIP成形した1fl厚さの複合インサート材6を
挟み込み、真空ホットプレスにより900℃、1ooo
気圧で30分加圧した。その結果、それぞれの境界面に
割れ、剥離の無い、曲げ強度24/am”の健全な接合
体が得られた。
一方比較のために、接合温度を1100℃とし、他は同
様の条件で接合したところ、Ti とFeとの共晶反応
により、インサート材6が劣化し、健全な接合体が得ら
れなかった。
様の条件で接合したところ、Ti とFeとの共晶反応
により、インサート材6が劣化し、健全な接合体が得ら
れなかった。
1目±土工
第1図に示すように、φ30fiX20n厚さの、Si
Cからなるセラミクス製部材lと、310ステンレス鋼
からなる金属製部材2との間に、Ti−6/1−4V粉
末とMo粒子を樹脂バインダを添加して混合し、3龍厚
さの板状とした複合インサート材3を挟み込み、真空ホ
ットプレスにより900 ’e、 1000気圧で30
分間加圧した。その結果、それぞれの境界面に割れ、剥
離の無い、曲げ強度28kg/ tm”の健全な接合体
が得られた。
Cからなるセラミクス製部材lと、310ステンレス鋼
からなる金属製部材2との間に、Ti−6/1−4V粉
末とMo粒子を樹脂バインダを添加して混合し、3龍厚
さの板状とした複合インサート材3を挟み込み、真空ホ
ットプレスにより900 ’e、 1000気圧で30
分間加圧した。その結果、それぞれの境界面に割れ、剥
離の無い、曲げ強度28kg/ tm”の健全な接合体
が得られた。
爽施■上1
第4図に示すように、Φ30m宵X20m厚さの、Si
Cからなるセラミクス製部材lOと、Ni基合金からな
る金属製部材11との間に、インサート材12を挟み込
んだ。このインサート材12は、純Ti粉末にSiC粒
子を各体積率になるよう混合してCIP処理したもので
、体積率80%、lfl厚さのインサート材12a1体
積率60%、]+n厚さのインサート材12b1体積率
40%、lWm厚さのインサート材12c、体積率20
%、1wm厚さのインサート材12d9体積率0%、1
m厚さのインサート材12e、からなり、各インサート
材12a−12eは体積率が大きいものがセラミクス部
材10側に位置するように配置されている。そしてこの
積層体を、カプセルに収容し、真空気密封止した後、H
IPにより900℃、1000気圧で30分間加圧した
。
Cからなるセラミクス製部材lOと、Ni基合金からな
る金属製部材11との間に、インサート材12を挟み込
んだ。このインサート材12は、純Ti粉末にSiC粒
子を各体積率になるよう混合してCIP処理したもので
、体積率80%、lfl厚さのインサート材12a1体
積率60%、]+n厚さのインサート材12b1体積率
40%、lWm厚さのインサート材12c、体積率20
%、1wm厚さのインサート材12d9体積率0%、1
m厚さのインサート材12e、からなり、各インサート
材12a−12eは体積率が大きいものがセラミクス部
材10側に位置するように配置されている。そしてこの
積層体を、カプセルに収容し、真空気密封止した後、H
IPにより900℃、1000気圧で30分間加圧した
。
その結果、それぞれの境界面に割れ、剥離の無い、曲げ
強度24kg7 m”の健全な接合体が得られた。
強度24kg7 m”の健全な接合体が得られた。
一方、接合温度1000℃で同様に実施したところ、T
i とNi との共晶反応によりインサート材が劣化し
て健全な接合が得られなかった。
i とNi との共晶反応によりインサート材が劣化し
て健全な接合が得られなかった。
以上のように本発明に係るセラミックスと金属との接合
体によれば、インサート材をTiマトリクスにセラミク
スを複合化した複合材料で構成したので、高温接合強度
を大きく向上でき、高温高強度が要求されるガスタービ
ン翼等への適用を実現できる効果がある。
体によれば、インサート材をTiマトリクスにセラミク
スを複合化した複合材料で構成したので、高温接合強度
を大きく向上でき、高温高強度が要求されるガスタービ
ン翼等への適用を実現できる効果がある。
第1図ないし第4図は実施例を説明するための斜視図で
ある。 図において、1.4,7.10はセラミクス製部材、2
,5.8.11は金属製部材、3,6゜9.12はイン
サート材である。 特許出願人 株式会社 神戸製鋼所 代理人 弁理士 下 市 努 第1図 第2図 第3図 第4図
ある。 図において、1.4,7.10はセラミクス製部材、2
,5.8.11は金属製部材、3,6゜9.12はイン
サート材である。 特許出願人 株式会社 神戸製鋼所 代理人 弁理士 下 市 努 第1図 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- (1)セラミクス製部材と金属製部材とを、両部材間に
インサート材を介在させて高温で両部材を溶融させるこ
となく接合してなる接合体において、上記インサート材
が、Ti(以下合金を含む)にセラミクス繊維を複合化
した複合部材からなるものであることを特徴とするセラ
ミクスと金属との接合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11104988A JPH01282161A (ja) | 1988-05-07 | 1988-05-07 | セラミクスと金属との接合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11104988A JPH01282161A (ja) | 1988-05-07 | 1988-05-07 | セラミクスと金属との接合体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01282161A true JPH01282161A (ja) | 1989-11-14 |
Family
ID=14551110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11104988A Pending JPH01282161A (ja) | 1988-05-07 | 1988-05-07 | セラミクスと金属との接合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01282161A (ja) |
-
1988
- 1988-05-07 JP JP11104988A patent/JPH01282161A/ja active Pending
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