JPH01281824A - 高硬度固体粒自動植付け方法およびその装置 - Google Patents

高硬度固体粒自動植付け方法およびその装置

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JPH01281824A
JPH01281824A JP10659488A JP10659488A JPH01281824A JP H01281824 A JPH01281824 A JP H01281824A JP 10659488 A JP10659488 A JP 10659488A JP 10659488 A JP10659488 A JP 10659488A JP H01281824 A JPH01281824 A JP H01281824A
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JP
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hardness solid
robot
carbon mold
rotating disk
vacuum
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JP10659488A
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Toshihiko Sato
寿彦 佐藤
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Tone Boring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は岩石等の掘削に使用するサーフェイスセットダ
イヤモンドドリルビットの製造方法およびその装置に係
り、特にその製造過程におけるカーボンモールドへの高
硬度固体粒としてのダイヤモンド粒の自動植付は方法お
よびその装置に関する。
〔従来の技術〕
ダイヤモンドドリルビットは地層をポーリングするため
に用いられる工具であり1回転駆動されて先端から水を
噴出しながら地層の中を掘進する。
一般に、ダイヤモンドドリルビットは切刃となるダイヤ
モンド粒のセットの様式によりサーフェイスセットダイ
ヤモンドドリルビットとインプレグネイテットダイヤモ
ンドドリルビットに大別され。
サーフェイスセットダイヤモンドドリルビットはビット
先端表面にダイヤモンド粒を露出させてセットしたもの
であり、インプレグネイテットダイヤモンドドリルビッ
トはビット先端部の表面および内部にダイヤモンド粒が
均一に分散されたビットである。
本発明の対象であるダイヤモンドドリルビットは、前者
のサーフェイスセットダイヤモンドドリルビット(以後
、単にサーフェイスセットピットという)であり、その
−例として、第8図にワイヤラインタイプのサーフェイ
スセットピットを示す。サーフェイスセットビットは鋼
製のシャンク101とその先端部に設けた円錐筒状のマ
トリックス部102とダイヤモンド3103からなりそ
のマトリックス部102の先端面102a、外周面10
2bおよび内周面102cに粒の一部を露出して多数の
ダイヤモンド粒103が規則的に配列されている。
このサーフェイスセットピットに用いられるダイヤモン
ドの粒度は1/10カラツトの大粒のものから1/60
程度の小粒のものまであって、被剛体である岩石の硬さ
や成分によって適当な粒度のものが選ばれる。
サーフェイスセットピットを製造する過程には。
サーフェイスセットピットのマトリックス部の鋳型とな
るカーボンモールドにダイヤモンド粒を植付ける工程が
あり、第7図に、前記第8図に示したマトリックス部の
先端部102a用のカーボンモールド104と外周部1
02b用のカーボンモールド105を合わせてそれらの
断面図を示す。
先端部102a用カーボンモールド104上面の環状の
凹面の中に規則的に配列された窪み106に、また外周
面102b用カーボンモールド105の円錐形の内面に
規則的に配列された窪み106にあらかじめ接着剤を塗
布しておき、それらの窪み106にダイヤモンドを植付
ける。なお、実際の植付は作業ではカーボンモールド1
04,105は分離して取り扱う。
従来は、ダイヤモンド粒を1粒づつピンセットあるいは
バキュームペンシルで掴み、窪み106に手作業で植付
けていたが、特許884951号および特許12572
59号によるダイヤモンド粒の自動植付は方法とその装
置が開示されるに及んでこの種作業の自動化省略化が長
足に進歩し。
今日に至っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ちなみに、特許884951号には、半導体処理を施さ
れたダイヤモンド粒を高電圧にて荷電せしめて、異極相
引き合い同極相反発の原理を応用して、接着剤の塗布し
たカーボンモールドの所定の位置に植付ける方法および
装置が開示されているが、この荷電を利用した方法によ
れば前記第7図に示したカーボンモールド104のよう
な平らで単純な形状のものには効率良くダイヤモンド粒
を植付けることができるが、同図に示したカーボンモー
ルド105のように深さがありかつ段付の複雑な形状の
ものにはダイヤモンド粒を満足に植付けることができな
いという問題があった。
また、特許1257259号には、圧縮空気によりダイ
ヤモンド粒を浮上させて、接着剤を塗布したカーボンモ
ールドの所定の位置に達したダイヤモンド粒を接着剤で
捕捉して植付ける方法および装置が開示されているが、
この圧縮空気を利用した方法および装置によれば、植付
けられるダイヤモンド粒の大きさや形状によって装置の
運転条件をきめ細かく調整しなければならないという問
題があった。
本発明の目的は、従来の装置がもつ上記の問題を解消し
、複雑な形状のカーボンモールドにも適用でき、かつ、
運転条件の調整が簡単なダイヤモンド粒自動植付は装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は高硬度固体粒を植付ける予定の窪みが所定の
順序で配列されカーボンモールドを所定位置に配置し、
高硬度固体粒を貯留容器に投入しで貯留し、該貯留容器
の中の高硬度固体粒に接しながら真空吸着装置に設けた
吸着口を移動させて1粒のダイヤモンド粒を取り出し、
前記カーボンモールドおよび前記真空吸着装置上の空間
を作動するロボットを作動させて、取り出した前記高硬
度固体粒を前記ロボットのロボットハンドに取り付けた
バキュームピットに吸着させて、鹸記ロボットに記憶さ
せた位置データに従って前記カーボンモールドの窪みま
で運んで植付ける高硬度固体粒自動植付は方法により解
決され、また、高硬度固体粒を植付ける予定の窪みが所
定の順序で配列されたカーボンモールドの配置装置と、
前記カーボンモールドに植付けるべき硬濃度固体粒を貯
留しその周囲の上下方向に溝穴を設けた貯留容器と、前
記溝穴に摺動自在に嵌合し内部に設けた空間に連通した
吸着口を外周面に設け前記空間を真空源に接続した真空
吸着装置としての回転円板と、該回転円板を回転円板用
回転角割出し機構を介して駆動する回転円板用駆動機構
と、前記カーボンモールドの配置位置および前記回転円
板上の空間を作動するロボットと、該ロボットのロボッ
トハンドにに取り付けられ前記回転円板の吸着口の高硬
度固体粒を吸着するバキュームピットと、回転円板また
はバキュームピットを真空吸引する真空源と、前記回転
円板用駆動機構、前記ロボットおよび前記真空源を制御
する第1.制御装置とがら構成された高硬度固体粒自動
植付は装置により解決される。
また、高硬度固体粒の植付は作業の自動化を図るには、
前記高硬度固体粒自動植付は装置において、l′I「記
カーボンモールドの配置装置を、複数のカーボンモール
ドを上面に所定間隔に配置した主回転テーブルと、該主
回転テーブルを主回転テーブル用回転角割出し機構を介
して駆動する主駆動機構と、該主駆動装置aを制御する
第2制御装置とから構成するのがよい。
さらに、高硬度固体粒の植付は作業の自動化を図るには
、前記高硬度固体粒自動植付は装置において、前記貯留
容器に高硬度固体粒を投入するために、前記複数のカー
ボンモールドのそれぞれに植え付ける高硬度固体粒を入
れたそれぞれの高硬度固体粒容器を所定間隔に設置した
従回転テーブルと、該従回転テーブルを従回転テーブル
用回転角割出し機構を介して駆動する従駆動機構と、前
記貯留容器に隣接して設置し該貯留容器上の高硬度固体
粒容器の可動底蓋を開閉する開閉装置と、前記従回転機
構および開閉装置を制御する第3制御装置を備えると好
都合である。
〔作用〕
上記の高硬度固体粒自動植付は装置によれば、準備作業
として、高硬度固体粒を植付ける予定の窪みに接着剤が
塗布されたカーボンモールドをカーボンモールド配置装
置の所定位置に置くと共に、カーボンモールドに植付け
るべき高硬度固体粒を貯留容器に投入する。
第1制御装置のスタートボタンを押して高硬度固体粒自
動植付は装置をスタートさせると、真空源が回転円板の
内部の空間を介して吸着口に導通し1回転円板駆動機構
は回転円板回転角割出し装置を介して回転円板を駆動す
る0回転円板の吸着口は貯留容器の中の高硬度固体粒に
接しながら移動する間に1粒の高硬度固体粒を吸着して
そ九を保持して回転円板の頂点にきて停止する。この停
止は回転円板用回転角割出し機構から円板用駆動機構へ
の信号による。それからロボットが作動して、ロボット
ハンドに取り付けたバキュームピットが回転円板の頂点
に保持された高硬度固体粒に接し、この時真空源は第1
制御装置により回転円板からバキュームピットに切り替
えられ、バキュームピットは高硬度固体粒を吸着して、
ロボットに記憶させた位置データに従ってカーボンモー
ルドの窪みまで運んで、真空源をバキュームピットから
回転円板側に切り替えて、その窪みに高硬度固体粒を植
付け、それからロボットは原点に復帰する。
そして高硬度固体粒自動植付は装置は、回転円板の駆動
からバキュームピットによる高硬度固体粒の植付けまで
の一連の作業をカーボンモールドの窪みの数の回数繰り
返して行う。
また、カーボンモールドを複数装置いた主回転テーブル
等で構成したカーボンモールドの配置装置によれば、カ
ーボンモールド1個分の植付は作業が終わった時に、第
2制御装置によりスタートさせると、主駆動機構が主回
転テーブル用回転角割出し機構を介して主回転テーブル
を駆動して主回転テーブル上のカーボンモールドの1つ
を規定位置にセットする。なお前記セット時の主回転テ
ーブルの送りは主回転テーブル用回転角割出し機構によ
り前記カーボンモールドの個数分の1回転に設定されて
いる。
さらに、上記の従回転テーブル等からなり高硬度固体粒
を前記貯留容器に投入する装置によれば。
1個のカーボンモールドへの植付は作業が終わった時に
、第3制御装置によりスタートさせると。
従駆動機構が従回転テーブル用回転角割出し機構を介し
て従回転テーブルを駆動して従回転テーブルに設置され
た高硬度固体粒容器の1個を貯留容器上にセットし、開
閉装置が作動して高硬度固体粒容器の底蓋を開けて中の
高硬度固体粒を貯留容器に落とし込んだ後にその底蓋を
閉じる。なお前記高硬度固体粒容器のセット時の従回転
テーブルの送りは従回転テーブル用回転角割出容器上に
より前記高硬度固体粒容器の個数分の1回転に設定され
ている。
(実施例〕 以下第1図〜第7図に基づいて、本発明の実施例を詳細
に説明する。
第1図は本発明の実施例を示すダイヤモンド粒自動植え
付は装置の全体構成を示す図である。このダイヤモンド
粒自動植え付は装置は、主要な構成要素として、高硬度
固体粒としてのダイヤモンド粒1を植え付けるカーボン
モールド2を配置した主回転テーブル3と、主回転テー
ブル3と同期して回転しその主回転テーブル3に隣接し
て設置されカーボンモールド2に植え付けるべきダイヤ
モンド粒1を入れる高硬度固体粒容器としてのホッパー
4を配置した従回動テーブル5.略主回転テーブル3と
従回転テーブル5の間に設置されホッパー4からのダイ
ヤモンド粒を貯留する貯留容II6と、その貯留容器6
からダイヤモンドmlを1粒づつ真空吸着してるり出す
真空吸着装置としての回転円板7と1回転円板7により
取り出したダイヤモンド粒1を1粒づつ取り上げて主回
転テーブル3上のカーボンモールド2に植え付けるロボ
ット8と、前記各装置とロボットを制御する制御装置等
から構成されている。
本実施例によれば、10ット16個の、例えば第7図に
示すようなカーボンモールドを主回転テーブル3に配置
して、それらカーボンモールド2のそれぞれに植え付け
るべきダイヤモンド粒の定数斌を従回転テーブル5に設
けた16個のホッパー4に入れた後、それらカーボモー
ルド2に対して1M次ダイヤモンド粒植え付は作業を行
う。そしてホッパー4の1個には同じ粒度のダイヤモン
ド粒が入っておりそれらダイヤモンド粒は1個のカーボ
ンモールド2に植え付けられる。
主回転テーブル3は、その中心を本実施例の装置全体を
据え付けた基盤上に固定された鉛直固定軸9にベアリン
グ10.10を介して回転自在に取り付けられており、
その主回転テーブル3の上面には同軸的円周上に16個
のカーボンモールド2が等間隔に配置されており、その
主回転テーブル3の下部には同軸的に第1平歯車11が
固定して取り付けられている。その第1平歯車11は、
主回転テーブル3を1/16回転づつ回転させるために
設けた主回転テーブル用回転角割出し機構としての第1
インデクサ−38を介し、第1ギアードモータ39によ
り駆動される主駆動機構としての第1減速機12の第1
出力軸13に取り付けられた第1ピニオン14とかみ合
って作動する。
第2図は第1減速機12の一部分(■−■矢視)を示す
が、第1減速機12は第1出力軸13の他に第2出力軸
15を有し、第2出力軸15に固定して取り付けられた
第2ピニオン16は第2出力軸15と平行に設けられた
第2固定軸17に回転自在に設けられた第2平歯車18
とかみ合い、第2平歯車18には同軸的に固定して取り
付けられた第1プーリ19とその第1プーリ19に架設
され次に説明する従回転テーブルに駆動力を伝達するタ
イミングベルト20が設けられている。なお。
ダイヤモンド粒植付は作業のために、主回転テーブル3
を回転して1つのカーボンモールド2をカーボンモール
ド基準点にセットするが、そのカーボンモールド基準点
はカーボンモールド2の中心が隣接する従回転テーブル
5の中心に最も近くになる点としている。
第3図は、概して従回転テーブル5と貯留容器6との位
置関係を示す側面図、第4図は、概して回転円板7と貯
留容器6との位置関係を示す平面図である。従回転テー
ブル5は、上部テーブル21と下部テーブル22の2つ
のテーブルを有し。
これらのテーブルの中心は下方に設置された第2減速機
23から立ち上がる鉛直回転軸24に固定して取り付け
られている。
上部テーブル21には同軸的円周上に等間隔に16個の
ホッパー4が設けられ、上部テーブル21の下面に突き
出したホッパー4の底部開口はそれぞれ底蓋25で蓋さ
れ、それぞれの可動底蓋としての底蓋25は上部テーブ
ル21下面に沿って設置され常に底蓋25を閉方向に押
圧するばね26aをもったスライド装置26の先端に取
り付けられている。これらのホッパー4にはカーボンモ
ールド2に植え付けるべきダイヤモンド粒1を所定数倉
入れる。下部テーブル22の直上には、第1図に示すよ
うに、その下部テーブル22を覆うようにして架台28
の上板29を設け、その架台28は第2減速機23のケ
ースに固定されている。
その上板29上には、第3図に示すように、スライド装
置26の下部に設けた突起26bを、先端に設けた係合
片30に引っ掛けて底蓋25を開く第1エアーシリンダ
31が設置されている。なお前記スライド装置26と第
1エアーシリンダ31がホッパー4の底′M25の開閉
装置となっている。
また、第1図に示すように、第2減速機23の入力軸3
2に取り付けられた第2プーリ33には。
前記タイミングベルト17が架設されており前記第1減
速機12の第2出力軸15からの駆動力が伝達され、主
回転テーブル3と従回転テーブル5は同一回転速度で同
期して回転する。
下部テーブル22には前記ホッパー4のそれぞれに対応
して下方に位置する残留ダイヤモンド用容器34が設け
られている。なお、ダイヤモンド粒の植え付は作業する
ために従回転テーブル5を主回転テーブル3に同期して
回転させて1個のホッパー4をホッパー基準点にセット
するが、そのホッパー基準点は、ホッパー4が隣接する
主回転テーブル3の中心に最も近くになる点としている
前記架台28の上板29の上には、ホッパー4からダイ
ヤモンド粒1を受けて貯留する貯留容器6と、貯留容器
6からダイヤモンド粒1を1粒づつ吸着して取り出す回
転円板7と、その回転円板7を駆動する第2ギアードモ
ータ47等から設置されている。貯留容器6は前記ホッ
パー基準点にセットされたホッパー4の真下に定置され
、第3図に示すように倒立した円錐形穴36と主回転テ
ーブル3側の側壁に上下に互って円錐形穴36に達する
溝穴37を有している。
回転円板7は、第3図、第4図に示すように。
この回転円板7の周縁部の一部が前記溝穴37に沿って
はまり込んでおり、また、この回転円板7は内部に比較
的大きな空間42を設けており、この空間42から回転
円板7の外周面43に細孔44で導通してその細孔44
の開口部をダイヤモンド粒の一部がはまり込む程度に面
取りした吸着口45ケ軸対称の2ケ所に設けている。
回転円板7は、その中心に設けた回転軸40が回転円板
7の回転角を割り出す回転円板用回転角割出し機構とし
ての第2インデクサ46に取り付けられ、第2インデク
サを介して回転円板用駆動機構としての第2ギアードモ
ータ47によって駆動され、第2インデクサ46は回転
円板7が半回転して吸着口45が上下の位置で停止する
ように割り出し設定されている。
また回転円板7の端面には内部の空間42に導通する管
継ぎ手が設けられており、パイプで真空源としてのコン
プレッサ(図示せず)に接続されている。このコンプレ
ッサは回転円板7用の真空源であり、かつ、第1エアー
シリンダ31用の圧縮空気の供給源でもあり、空気流路
切替え装置(図示せず)により空気流路は適宜切り替え
られる。なお、回転円板7のほぼ頂点に回転円板7を挟
むようにフォトセンサ51が設けられており回転円板7
がダイヤモンド粒1を取り出したか否かをチエツクする
貯留容器6の下部は横方向にスライドする下蓋6aとな
っており、下蓋6aは第2エアーシリンダ49のピスト
ンロッド49の先端の固定片49bに取り付けられてい
る。この第2エアーシリンダ49は、前記コンプレッサ
に空気流路切り替え弁を介して接続されており、カーボ
ンモールド2の1個分のダイヤモンド粒1の植え付は作
業が終了した後に作動して下蓋を引き開けて、貯留容器
6に残ったダイヤモンド粒1を下蓋6aの直下に架台の
上板29の上に固定されたガイド筒50を通して残留ダ
イヤモンド用容器34に落とし込む。
ロボット8は、第1図に示すように前記主回転テーブル
3の上面に突出した固定軸9の上端面に胴体部54が塔
載されており、その胴体部54の上部には固定軸9と同
軸に設けられた第3ギアードモータ55の回転軸に一端
を固定された第1水平アーム56.第1水平アーム56
の他端に設けられ第4ギアードモータ57の回転軸に一
端を固定された第2水平アーム58.第2水平アーム5
8の他端に設けられ第5ギアートモ−タロ2により上下
方向に可動するZ軸ユニット(図示せず)と、そのZ軸
ユニットから垂下しZ軸ユニットに塔載された第6ギア
ードモータ(図示せず)により駆動される旋回軸63と
、その旋回軸63の先端に設けた水平軸64に回動自在
に取り付けられ保持するバキュームピット65を鉛直あ
るいは一定の角度に設定する第3エアーシリンダ(図示
せず)を有するロボットハンド66とから構成されてい
る。バキュームピット65および第3エアーシリンダは
前記空気流路切替え弁を介して前記コンプレッサに接続
されている。なお、ロボットの原点はロボットハンドに
取り付けられたバキュームピット65が鉛直の状態で回
転円板7の頂点上方の位置に停止する点としている。
上記のように、第1水平アーム56が主回転テーブル3
の軸中心に旋回し、第2水平アーム58が第1水平アー
ム56の先端を中心に旋回し、第1水平アーム56の先
端の2軸ユニツトが上下運動することにより、バキュー
ムピット65は、主回転テーブル3および回転円板7上
のどの位置にも移動することができ、したがって、上記
のようなロボットの構成により、バキュームピット65
は回転円板7により取り出されたダイヤモンド粒1を吸
着してカーボンモールド2の所定の植付は位置にまで運
ぶことができる。
第1〜第3制御装置を1体とする制御装置(図示しない
)はダイヤモンド粒の大きさ、カーボンモールドの種類
等のデータを入力したり各装置の動作を指示するパーソ
ナルコンピュータ、カーボンモールドのダイヤモンド粒
を植え付ける窪みの位置データをストアするNG本体、
パーソナルコンピュータからの指示やNG本体の位置デ
ータを基に各制御装置とロボットを位置制御およびプロ
グラム制御するプログラム制御装置等から構成されてい
る。
次に、本実施例の動作について説明する。まず、準備作
業として手作業でカーボンモールド2を主回転テーブル
3の所定の位置に16個配置すると共にカーボンモール
ドに植え付けるべきダイヤモンド粒の定数量をそれぞれ
16個のホッパー4に投入する。準備作業終了後パーソ
ナルコンピュータ上のスタートキーを押してダイヤモン
ド粒自動植え付は装置をスタートさせる。
コンプレッサが作動すると同時に、以下に説明する第1
段階の作業が開始される。第1ギアードモータ39が作
動して、第1インデクサ−38、第1減速機12、第1
ピニオン14.第1平歯車11を介して主回転テーブル
3が回転して最初のカーボンモールド2がカーボンモー
ルド基準点にセットされる。主回転テーブル3と連動し
て、第1減速機12の第2ビニオン16、第2平歯車1
8、第1プーリ19.タイミングベルト20、第2プー
リ33、第2減速機23および回転軸24を介して、従
回転テーブル5が回転して、最初のホッパー4がホッパ
ー基準点にセットされる。
それから第1シリンダ31がその先端の係合片30にス
ライド26の突起26bを引っ掛けてホッパー4の底蓋
25を引き開ける。かくしてホッパー4の中のダイヤモ
ンド粒1が貯留容器6の中に落とし込まれる。第1エア
ーシリンダ31が復帰し底蓋25はスライド装置26の
はね26により押圧されてホッパー4の底蓋25を閉じ
る。
第5図はカーボンモールド1個分にたいするダイヤモン
ド粒の抽出から植え付けまでを、ダイヤモンド粒の動き
を中心にまとめた作業のフローを示す図である。以下、
第5図をも参照しながら、関連する装置の動作を説明す
る。
コンプレッサーが回転円板7に真空導通して負圧を与え
た後に、第2ギアードモータ47が作動して第2インデ
クサ−46を介して回転円板7を回転させ、回転円板7
の外周面43に設けた吸着口45の1つが貯留台116
の中のダイヤモンド粒1に接しながら移動してその間に
ダイヤモンド粒の1粒を吸着しそれを保持して回転円板
7の頂点にきた時に停止する。
そこでフォトセンサー51が吸着口45にダイヤモンド
粒が吸着されているか否かを確認する。
もしダイヤモンド粒が吸着されていない場合には、再び
回転円板7が半回転してもう1つの吸着口45が吸着作
業を行う。
ダイヤモンドの確認粒がされた時、ロボット8が作動を
開始する。ロボット8の第1水平アーム5G、第2水平
アーム58、軸および旋回軸63を介してロボットハン
ド66に取り付けられたバキュームピット65は、鉛直
の状態で、回転円板7に吸着されたダイヤモンド粒1の
真上から降下する。バキュームピット65がダイヤモン
ド粒に接した時に真空導通が回転円板7からバキューム
ピット65に切り替わって、ダイヤモンド粒はバキュー
ムピット65に吸着される。なお、バキュームピット6
5の先端部には、ばねが組み込まれており、このばねが
ダイヤモンド粒に対するショックアブソーバとして働く
それからロボット8はダイヤモンド粒をカーボンモール
ド2の植え付は箇所の窪みまで運び、植え付ける。この
時、真空導通がバキュームピット65から回転円板7に
再び切り替わり、かくしてダイヤモンド粒は接着剤の塗
布された窪みに植え付けられる。そしてロボット8は原
点(バキュームピット65が回転円板7の上方に位置す
る点)に復帰する。なおダイヤモンド粒1を植え付ける
窪みがカーボンモールド2の水平面にある場合は。
バキュームピット65は鉛直の状態で植え付けを行い、
窪みがカーボンモールド2の傾斜面にある場合は、バキ
ュームピット65は第3エアーシリンダによりある角度
例えば30度傾斜させて植え付けを行う。
以上のようにして、1粒のダイヤモンド粒1をカーボン
モールド2の窪み1つに植え付けるが。
このように回転円板7によるダイヤモンド粒の吸着から
ロボット8による植え付けまでの一連の動作を繰り返し
てカーボンモールド2の多数の窪みにダイヤモンド粒1
を全部植え付けるまで作業が続けられる。
カーボンモールド1個に対するダイヤモンド粒の植え付
は作業が終了すると、架台の上板29上に設置された第
2エアーシリンダ49が作動して貯留容器6の下蓋6a
を引き開けて残ったダイヤモンド粒を従回転テーブル5
の下部テーブル22に設けた残留ダイヤモンド粒用容器
34の中に落とし込み、これで第1次段階の作業が終了
する。
次に自動的に第2次段階の作業に入るが、第2次段階の
作業では、主回転テーブル3が1/16回転して2番目
のカーボンモールド2がカーボンモールド基準点にセッ
トされ、それと同期して従回転テーブル5が回転して2
番目のホッパー4がホッパー基準点にセットされる。続
いて前述の第1次段階と同様の作業が繰り返される。さ
らに、第3次段階・・・・・・第16次段階の作業が実
行されて。
本実施例のダイヤモンド粒自動植え付は装置による作業
が完了する。
以上説明したように1本実施例は、特に貯留したダイヤ
モンド粒から1粒を真空吸着して取り出すことができる
回転円板を設けたことと、取り出したダイヤモンド粒を
カーボンモールドの指定した位置に植え付けるロボット
を採用したことにより、第8wiに示すようなワイヤラ
インタイプのサーフェイスセットピットに用いる複雑な
形状のカーボンモールドへのダイヤモンド粒の植付けも
可能とし、またロボットにより、ストアされた多点の位
置データを基にバキュームピットを動かしてダイヤモン
ド粒の植え付けを行うので、装置の運転条件の調整を必
要としない操作性の極めて良好なダイヤモンド粒自動植
え付は装置となる。
さらに、本実施例によれば、最多16個のカーボンモー
ルドに連続して自動的にダイヤモンド粒を植え付けるこ
とができるので作業の省力化ひいては無人化を図ること
ができる。また、−度に準備するカーボンモールドの種
類は1種類に限らず、例えば第6図に示すように大きさ
、形状の異る2種類2A、2Bを1組として8組を配置
しダイヤモンド粒自動植え付は作業を行うこともでき、
さらに1つの種類、のカーボンモールドにある粒度のダ
イヤモンド粒の他の種類のカーボンモールドに他の粒度
のダイヤモンド粒を植付けることもできる。また、さら
に数個のカーボンモールドを主回転テーブルに連続的に
配置して1つのホッパーのダイヤモンド粒を用いて植付
は作業を行うこともできる。
なお、高硬度固体粒としてはダイヤモンド粒の他にボロ
ン炭化物、セラミック等も考えられている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、貯留容器に貯留した高硬度固体粒から
1粒を真空吸着装置により取り出して、取り出した高硬
度固体粒をカーボンモールドの植付は予定の窪みにロボ
ットにより植付ける高硬度固体粒自動植付は方法および
その装置を採用したことにより、ワイヤラインタイプの
サーフェイスセットピット用のカーボンモールドのよう
に、傾斜面が階段状になった逆円錐形の深い穴を持ち各
段に多数の窪みを設けた複雑な形状のカーボンモールド
にも高硬度固体粒を確実に植付けることができ、またロ
ボットにより、記憶された多点の位置データを基に高硬
度固体粒の植え付けを行うので、装置の運転条件の調整
を必要とせず簡単な操作で装置を運転することができる
また、上記の真空吸着装置とロボットを主体として構成
する高硬度固体自動植付は装置に加えて、複数のカーボ
ンモールドを配置し順次規定位置にセットする主回転テ
ーブルを備えることにより。
−度だけの準備作業で、多くのカーボンモールドに連続
して高硬度固体粒を植付けることができ。
−段と自動化を図ることができる。
さらに、上記の真空吸着装置とロボットを主体として構
成する高硬度固体粒自動植付は装置に加えて、前記の主
回転テーブルと、カーボンモールドのそれぞれに植付け
る高硬度固体粒を入れる高硬度固体粒容器を設けた従回
転テーブルを組み合わせることにより、ある種のカーボ
ンモールドにある粒度の高硬度固体粒をほかの種類のカ
ーボンモールドには他の粒度の高硬度固体粒を植付ける
ことができ柔軟性のある工程をもつ自動化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のダイヤモンド粒自動植付は装
置の全体図、第2図は第1図の■−■矢視図、第3図は
実施例の装置の主要要素である従回転テーブルと貯留容
器の位置関係を示す図、第4図は実施例の装置の主要要
素である回転円板と貯留容器の位置関係を示す図、第5
図はダイヤモンド粒の取り出しから植付けまでの作業フ
ローを示す図、第6図は2種類のカーボンモールドの配
置図、第7図はカーボンモールドの断面図、第8図はワ
イヤラインタイプのサーフェイスセットビットの一例を
示す図である。 1・・・高硬度固体粒(ダイヤモンド粒)、2・・・カ
ーボンモールド、3・・・主回転テーブル、4・・・高
硬度固体粒容器(ホッパー)、5・・・従回転テーブル
、6・・・貯留容器、7・・・真空吸着装置(回転円板
)、8・・・ロボット、12・・・主昧動装置(第1減
速機)、22・・・従駆動装置(第2減速機)、25・
・・可動底蓋(底蓋)、26&31・・・開閉装置(ス
ライド装置、第1エアーシリンダ)、37・・・溝穴、
38・・・主回転テーブル用回転角割出し装置(第1イ
ンデクサ)、42・・・空間、43・・・外周面、45
・・・吸着口、46・・・回転円板用回転角割出し機構
(第2インデクサ)、47・・・回転円板用駆動機構(
第2ギアードモータ)。 65・・・バキュームピット、66・・・ロボットハン
ド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高硬度固体粒を植付ける予定の窪みが所定の順序で
    配列されカーボンモールドを所定位置に配置し、高硬度
    固体粒を貯留容器に投入して貯留し、該貯留容器の中の
    高硬度固体粒に接しながら真空吸着装置に設けた吸着口
    を移動させて1粒の高硬度固体粒を取り出し、前記カー
    ボンモールドおよび前記真空吸着装置上の空間を作動す
    るロボットを作動させて、取り出した前記高硬度固体粒
    を前記ロボットのロボットハンドに取り付けたバキュー
    ムピットに吸着させて、前記ロボットに記憶させた位置
    データに従って前記カーボンモールドの窪みまで運んで
    植付ける高硬度固体粒自動植付け方法。 2、高硬度固体粒を植付ける予定の窪みが所定の順序で
    配列されたカーボンモールドの配置装置と、前記カーボ
    ンモールドに植付けるべき高硬度固体粒を貯留しその周
    囲の上下方向に溝穴を設けた貯留容器と、前記溝穴に摺
    動自在に嵌合し内部に設けた空間に連通した吸着口を外
    周面に設け前記空間を真空源に接続した真空吸着装置と
    しての回転円板と、該回転円板を回転円板用回転角割出
    し機構を介して駆動する回転円板用駆動機構と、前記カ
    ーボンモールドの配置位置および前記回転円板上の空間
    を作動するロボットと、該ロボットのロボットハンドに
    取り付けられ前記回転円板の吸着口の高硬度固体粒を吸
    着するバキュームピットと、前記回転円板または前記バ
    キュームピットを真空吸引する真空源と、前記回転円板
    用駆動機構、前記ロボットおよび前記真空源を制御する
    第1制御装置とから構成された高硬度固体粒自動植付け
    装置。 3、前記カーボンモールド配置装置が、複数のカーボン
    モールドを上面に所定間隔に配置した主回転テーブルと
    、該主回転テーブルを主回転テーブル用回転角割出し機
    構を介して駆動する主駆動機構と、該主駆動装置を制御
    する第2制御装置とから構成したことを特徴とする請求
    項2記載の硬度固体粒自動植付け装置。 4、前記複数のカーボンモールドのそれぞれに植付ける
    高硬度固体粒を入れたそれぞれの高硬度固体粒容器を所
    定間隔に設置した従回転テーブルと、該従回転テーブル
    を従回転テーブル用回転角割出し機構を介して駆動する
    従駆動機構と、前記貯留容器に隣接して配置し該貯留容
    器上の高硬度固体粒容器の可動底蓋を開閉する装置と、
    前記従回転機構および前記開閉装置を制御する第3制御
    装置を備えたことを特徴とする請求項3記載の高硬度固
    体粒植付け装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5210749A (en) * 1976-07-24 1977-01-27 Sakata Denki Kk Paper feeder in a recorder
JPS60177829A (ja) * 1984-02-21 1985-09-11 Tokyo Seimitsu Co Ltd ボ−ル定数供給装置

Patent Citations (2)

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