JPH01281817A

JPH01281817A - 円盤ヤスリ，取付プレート及び研磨装置

Info

Publication number: JPH01281817A
Application number: JP63106763A
Authority: JP
Inventors: Teruaki Yamashita; 輝明山下; Hirokazu Naga; 博和那賀
Original assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Current assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Priority date: 1988-04-28
Filing date: 1988-04-28
Publication date: 1989-11-13
Also published as: US4941245A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、磁性金属製の円盤ヤスリ、該円盤ヤスリを取
り付けるべき取付プレート及びこれら円盤ヤスリと取付
プレートを有する研磨装置に関する。

（従来の技術）ワークのハリ取り等の研磨作業に用いられる円盤ヤスリ
は、従来、平円板状に成形され、研磨装置の回転軸にネ
ジ止めされていた。

（発ＩＪＪか解決しようとする闇題点）上述のように、
従来の円盤ヤスリは、平円板状を成しているため、その
平面部のみが使用されるに過ぎず、これをワークのＱＲ
部のパリ取り等に使用することかできず、斯かるワーク
の隅Ｒ部のハリ取りには、棒ヤスリや外周縁部をＲ形状
に成形した回転砥石か用いられていた。

ところか、ワークのｖ４Ｒｆｆｉのパリ取りに棒ヤスリ
を用いる方法では、ワークのモ面部と隅Ｒｆｆｌとて加
ｒ工程を分けねばならず、加工工数か増えるという問題
かある。又、回転砥石を用いる方法では１回転砥石の外
周縁部をワークの隅Ｒ部形状に合わせてその都度Ｒ成形
しなければならず、作業１〕数か増えるとともに１回転
砥石の摩耗によってその外周縁部のＲ寸法か変化し、確
実な加工を期し難いという問題かある。

更に、前述のように従来の円盤ヤスリは研磨装置の回転
軸にネジ止めされていたため、これの脱着が面倒である
ばかりでなく、ネジがこの円盤ヤスリから突出するため
、当該円盤ヤスリの全面を研磨面として有効に使用する
ことかできないという問題もある。

本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的と
する処は、ワークの隅Ｒ部の加工を含む作業を１工程で
ｆ駐車良く行なって作業工数の削減を図ることができる
とともに、着脱が容易であって、摩耗が少なく、常に安
定した確実な加工を保証する円盤ヤスリを提供するにあ
る。

又、本発明の目的とする処は、上記円盤ヤスリの着脱を
容易ならしめる取付プレートと、これら円盤ヤスリと取
付プレートを含む研磨装置を提供するにある。

（問題点を解決するための手段）上記目的を達成すべく本発明は、磁性金属にて円板状に
一体成形され、その外周縁部がＲ形状な成す本体に、廻
り止めキーを固着して円盤ヤスリを構成した。

又、本発明は、その外周縁部がＲ形状を成す円板状の本
体に、マグネットを埋設するとともに、前記円盤ヤスリ
の廻り止めキーが嵌合すべき凹部を設けることによって
取付プレートを構成した。

更に、本発明は、上記取付プレートと、該取付プレート
を回転駆動する駆動手段と、同取付プレートに磁着され
た前記円盤ヤスリを含んで研磨装置を構成した。

（作用）而して、本発明に係る研磨装置において取付プレートが
回転駆動されると、これに磁着された円盤ヤスリが回転
し、これによって所要の研府作又がなされるが、該円盤
ヤスリのＲ形状に成形された外周縁部を用いれば、当該
円盤ヤスリによってワークの隅Ｒ部の加工もでき、ワー
クのモ面部とＲＡＲ部の加工を１工程で能率良く行なっ
て加工工数の削減を図ることができる。又、この円盤ヤ
スリは金属製であるため、摩耗が少なく、その外周縁部
のＲ寸法が変化せず、従って、常に安定した確実な加工
を行なうことができる。又、円盤ヤスリは磁性金属から
成るため、これは取付プレートに埋設されたマグネット
に吸着され、従って、当該円盤ヤスリの着脱か頗る容易
化する。尚、該円盤ヤスリは、これの取付プレートへの
取付は時にその廻り止めキーか取付プレートの凹部に嵌
合することによって、廻り止めがなされる。

（実施例）以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。

第１図は本発明に係る円盤ヤスリｌの側断面図、第２図
は第１図の矢視Ａ方向の図であり、当該円盤ヤスリｌは
１円盤状に一体成形された本体２の裏面に４つの廻り止
めキー３・・・を固着して構成される。

上記本体２は、磁性金属プレート（本実施例においては
、磁性を有するＳＯＳプレート）をプレス成形して得ら
れ、その外周縁部２ａは所定の曲率半径のＲ形状に成形
されており、又、外周面２ｂには多数の研磨刃２Ｃ・・
・か一体に形成されている。

而して、該円盤ヤスリｌは、第３図及び第４図に示す取
付プレート１０に取り付けられて使用される。

即ち、第３図は取付プレートｌＯの平面図、第４図は第
３図の■−ＩＶ線断面図てあり、該取付プレートｌＯは
、アルミニウムを素材とする円板状の本体１１を含んで
構成される。この本体１１の外周縁部１１ａは、前記円
盤ヤスリ本体２の外周縁部２ａに対応する曲率半径のＲ
形状に成形されており、これの中心部及び同一円りには
、計９個の円柱状マグネット１２・・・が埋設されてい
る。

又、この本体１１の上面には、４つの矩形溝１１ｂ・・
・か等角度ピッチ（９０”ピッチ）で形成されており、
各矩形溝１１ｂには、鉄製の廻りｌにめ部材１３か各々
嵌合、螺着されており、各廻り止め部材１３の中央部に
は、前記円盤ヤスリｌの廻り１１−めキー３か嵌合すべ
き凹部１３ａか形成されている。更に、この本体１１に
は、４つの取付孔１４・・・と２つのノック孔１５．１
５か形成されている。

次に、以１−述べた円盤ヤスリｌと取付プレー１−１Ｏ
を備える研磨装置２０を第４図及び第５図に示す。

即ち、第４図は研磨装置２０の側面図、第５図は同研磨
装δ２０上部の回転部分の拡大詳細図であり、該研磨装
２２２０の本体２１から上方へは、回転軸２２か１に直
に延出している。この回転軸２２は、本体２１に内蔵さ
れたモータ等の駆動源（図示せず）にて回転駆動され、
その先部にはフランジ２３か嵌着されている。

而して、Ｌ記フランジ２３の１−面には、前記取付プレ
ートｌＯか結着されている。即ち、この取付プレートｌ
Ｏは、その本体１１に形成されたノック孔１５．１５を
フランジ２３の−Ｌ面に突出するノックピン（図示せず
）に嵌合することによってフランジ２３に対して位置決
めされ、同本体１１に形成された取付孔１４・・・に挿
通する４本のどス２４・・・にてフランジ２３に結着さ
れている。

そして、−ｈ記取付プレー）−１０には、前記円盤ヤス
リｌか取付プレートｌＯを被うようにして取り付けられ
ている。然るに、該円盤ヤスリｌの本体２は所ｊ述のよ
うに磁性金属プレートにて形成されているため、当該円
盤ヤスリｌの取付プレートｌＯへの増り付けに際しては
、その各廻り止めキー３を取付プレート本体１１に取り
付けた各廻りｌにめ部材１３の凹部１３ａに嵌合せしめ
るようにして、巾に該円盤ヤスリｌを取付プレートｌＯ
上に佐せると、円盤ヤスリ本体２が取付プレート本体１
１に埋設された複数のマグネット１２・・・に吸着され
、円盤ヤスリｌが容易に取り付けられる。

尚、円盤ヤスリｌが取付プレートｌＯに取り付けられて
いるときには、該円盤ヤスリｌの廻り止めキー３・・・
は取付プレート１０側の凹部１３ａ・・・に嵌合してい
るため、円盤ヤスリｌの廻り止めが確実になされている
。

又１円盤ヤスリｌはマグネット１２−・・の磁力によっ
て取付プレー１−１０に吸着されているため、該円盤ヤ
スリｌを上方へ持ちにげれば、容易にこれを取付プレー
ト１０から取り外すことかできる。

而して、本発明に係る研磨装こ２０においては、回転軸
２２及び取付プレートｌＯか回転駆動されると、取付プ
レートｌＯに取り付けられた円盤ヤスリ１も一体に回転
する。そして、この回転する円盤ヤスリ１に、第５図に
示すようにロボット３０のアーム３１先部に取り付けら
れたプロペラ等のワークＷを押し付ければ、該ワークＷ
は円盤ヤスリｌにて研磨される。特に、円盤ヤスリｌの
Ｒ形状に成形された外周縁部２ａにワークＷの隅Ｒ部Ｗ
ｌを押し付ければ、このワークＷのＲＡＲ部Ｗ、の加工
も平面部の加工と共に同一の円盤ヤスリｌにて１行程で
濠率良く行なうことができ。

加工工数の削減を図ることかできる。又、この円盤ヤス
リｌの研磨面を構成する外表面からは何ら突起物か突出
しないため、該円盤ヤスリｌの外周面を有効に研磨面と
して活用することかできる。

更に、円盤ヤスリｌは金属製であるため、摩耗が少なく
、本体２の外周縁部２ａのＲ寸法が不変であり、この結
果、常に安定した高精度の加工を確実に行なうことかで
きる。

（９：明の効果）以上の説Ｉｌｌで明らかな如く本発明によれば、磁性金
属にて円盤状に一体成形され、その外周縁部かＲ形状を
成す本体に、廻り止めキーを固着して円盤ヤスリを構成
し、その外周縁部がＲ形状を成す円板状の本体に、マグ
ネットを埋設するとともに、前記円盤ヤスリの廻り止め
キーか嵌合すべき凹部を設けることによって取付プレー
ト構成し、■二足取付プレートと、該取付プレートを回
転駆動する駆動手段と、同取付プレートに磁着された前
記円盤ヤスリを含んて研磨装とを構成したため、ワーク
の隅Ｒ１部の加工を含む作業を１工程で虎率良く行なっ
て作業工数の削減を図ることができるとともに１円盤ヤ
スリの脱着の容易化、研磨加工の高精度化及び確実化等
を図ることかできるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る円盤ヤスリの側断面図、第２図は
第１図の矢視Ａ方向の図、第３図は本発明に係る取付プ
レートの平面図、第４図は第３図のｆｆ−ＩＶ線断面図
、第５図は本発明に係る研磨装置の側面図、第６図は同
研磨装置上部の回転部分の拡大詳細図である。ｌ・・・円盤ヤスリ、２・・・円盤ヤスリ本体、２ａ・
・・円盤ヤスリ本体の外周縁部、３・−・廻りＩＦめキ
ー、ｌＯ・・・取付プレート、１１・・・取付プレート
本体、１１　ａ−＝取付プレート本体の外周縁部、１２
・・・マグネット、１３・・・廻り止め部材、ｌ　３　
ａ　・−・凹部、２０−・・研磨装置。特　許　出　願　人　　ヤマハ発動機株式会社代理人　
弁理士　　　山　下亮− 第０図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）磁性金属にて円盤状に一体成形され、その外周縁
部がＲ形状を成す本体に、廻り止めキーを固着して構成
される円盤ヤスリ。
（２）その外周縁部がＲ形状を成す円板状の本体に、マ
グネットを埋設するとともに、前記円盤ヤスリの廻り止
めキーが嵌合すべき凹部を設けて成る取付プレート。
（３）上記取付プレートと、該取付プレートを回転駆動
する駆動手段を有し、前記円盤ヤスリを取付プレートに
磁着して成る研磨装置。