JPH0128111Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0128111Y2 JPH0128111Y2 JP12936284U JP12936284U JPH0128111Y2 JP H0128111 Y2 JPH0128111 Y2 JP H0128111Y2 JP 12936284 U JP12936284 U JP 12936284U JP 12936284 U JP12936284 U JP 12936284U JP H0128111 Y2 JPH0128111 Y2 JP H0128111Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- ground
- sand
- piles
- stepped
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 1
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Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は軟弱地盤の改良兼用パイルに関するも
のである。軟弱地盤は多量の水分を保有し、強度
が弱く圧縮性に富んでいるため、この地盤上に構
造物を築造すると地盤が不安定なため、長期間に
わたつて不等沈下し、このため構造物の機能が失
われる。
のである。軟弱地盤は多量の水分を保有し、強度
が弱く圧縮性に富んでいるため、この地盤上に構
造物を築造すると地盤が不安定なため、長期間に
わたつて不等沈下し、このため構造物の機能が失
われる。
従来の技術
これらの問題を防止するため軟弱地盤に砂杭を
打設し、その後地盤の地表面に盛土による荷重を
かけて、砂杭の透水性により軟弱地盤中の水分を
地表面に排出させ、脱水による地盤の圧密によつ
て地盤を改良する工法がある。しかしこの工法で
は荷重を加えて圧密したのちに荷重を取り去り、
あらためて構造物の基礎工事をしなければならな
い欠点がある。
打設し、その後地盤の地表面に盛土による荷重を
かけて、砂杭の透水性により軟弱地盤中の水分を
地表面に排出させ、脱水による地盤の圧密によつ
て地盤を改良する工法がある。しかしこの工法で
は荷重を加えて圧密したのちに荷重を取り去り、
あらためて構造物の基礎工事をしなければならな
い欠点がある。
これら欠点の解消を目的とした先行技術として
第３図に示す実公昭50−12169号「地盤の排水兼
用パイル」がある。これは鋼管１１に無数の細孔
１２を設け、該鋼管１１内に砂１５を詰め地盤１
４の排水を行つた後、鋼管１１と砂１５によつて
合成されたパイル上に構築物を築造するものであ
る。
第３図に示す実公昭50−12169号「地盤の排水兼
用パイル」がある。これは鋼管１１に無数の細孔
１２を設け、該鋼管１１内に砂１５を詰め地盤１
４の排水を行つた後、鋼管１１と砂１５によつて
合成されたパイル上に構築物を築造するものであ
る。
考案が解決しようとする問題点
このパイルでは砂の準備と砂の投入手間および
鋼管に穿設した細孔が土砂により目詰まりをおこ
し排水効率が低下する。また鋼管頭部付近の錆び
による支持性低下がある。
鋼管に穿設した細孔が土砂により目詰まりをおこ
し排水効率が低下する。また鋼管頭部付近の錆び
による支持性低下がある。
問題点を解決するための手段、作用
本考案はこれらの問題点を解決することを目的
とするもので、コンクリートパイルの周面に無数
の段付孔を穿設し、該段付孔の段部に、例えば商
品名ヘチマコロン等の目詰り防止用フイルターを
設けることを特徴とする。
とするもので、コンクリートパイルの周面に無数
の段付孔を穿設し、該段付孔の段部に、例えば商
品名ヘチマコロン等の目詰り防止用フイルターを
設けることを特徴とする。
実施例
第１図および第２図は本考案実施の１例を示す
ものである。第１図は本考案パイルの形状を示す
もので、コンクリートパイル１の周面に無数の段
付孔２を穿設し、該段付孔の段部に商品名ヘチマ
コロン（プラスチツク製毛状物）等の目詰り用の
フイルター３を設けたものである。その一使用例
を第２図により説明する。Ｎ値の大きい支持層お
よび中間層には通常のパイルたる下杭および中杭
を用い、軟弱地盤部分には本考案のパイルによる
上杭を用い、パイル打設完了後地表面に排水用の
サンドマツトを敷設し、その上部に盛土による荷
重をかけて軟弱地盤中の水分をパイル内に集水し
パイル上端部の段付孔からサンドマツトを通じ外
方に水分を排出させ、地盤を圧密する。圧密が完
了した後荷重を取り去り打設したパイル上に構築
物を築造するものである。
ものである。第１図は本考案パイルの形状を示す
もので、コンクリートパイル１の周面に無数の段
付孔２を穿設し、該段付孔の段部に商品名ヘチマ
コロン（プラスチツク製毛状物）等の目詰り用の
フイルター３を設けたものである。その一使用例
を第２図により説明する。Ｎ値の大きい支持層お
よび中間層には通常のパイルたる下杭および中杭
を用い、軟弱地盤部分には本考案のパイルによる
上杭を用い、パイル打設完了後地表面に排水用の
サンドマツトを敷設し、その上部に盛土による荷
重をかけて軟弱地盤中の水分をパイル内に集水し
パイル上端部の段付孔からサンドマツトを通じ外
方に水分を排出させ、地盤を圧密する。圧密が完
了した後荷重を取り去り打設したパイル上に構築
物を築造するものである。
考案の効果
(1) 構成が簡単で製作が容易である。
(2) 従来法のごとく砂の準備や砂の投入の手間が
省け、かつ目詰りが改善される。
省け、かつ目詰りが改善される。
(3) 従来法の錆びによる支持性能低下がない。
第１図は本考案実施の１例を示す平面図および
縦断側面図、第２図は同じく使用の１例を示す説
明図、第３図は従来例を示す一部縦断側面図であ
る。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。１：コ
ンクリートパイル、２：段付孔、３：フイルタ
ー。
縦断側面図、第２図は同じく使用の１例を示す説
明図、第３図は従来例を示す一部縦断側面図であ
る。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。１：コ
ンクリートパイル、２：段付孔、３：フイルタ
ー。
Claims (1)
- コンクリートパイルの周面に無数の段付孔を穿
設し、該段付孔の段部に目詰り防止用フイルター
を設けてなる地盤改良兼用パイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12936284U JPS6145443U (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 地盤改良兼用パイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12936284U JPS6145443U (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 地盤改良兼用パイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6145443U JPS6145443U (ja) | 1986-03-26 |
| JPH0128111Y2 true JPH0128111Y2 (ja) | 1989-08-28 |
Family
ID=30687978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12936284U Granted JPS6145443U (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 地盤改良兼用パイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6145443U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2651893B2 (ja) * | 1994-06-17 | 1997-09-10 | 株式会社ジオトップ | 基礎杭構造 |
-
1984
- 1984-08-28 JP JP12936284U patent/JPS6145443U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6145443U (ja) | 1986-03-26 |
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