JPH01280265A - 地絡事故点探査用表示器 - Google Patents
地絡事故点探査用表示器Info
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- JPH01280265A JPH01280265A JP10942088A JP10942088A JPH01280265A JP H01280265 A JPH01280265 A JP H01280265A JP 10942088 A JP10942088 A JP 10942088A JP 10942088 A JP10942088 A JP 10942088A JP H01280265 A JPH01280265 A JP H01280265A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この・発明は配を線に付設することにより、その配電線
に探査信号を流が流れた場合にそれを検出して表示する
ようにした地絡事故点探査用表示器に関す□る。
に探査信号を流が流れた場合にそれを検出して表示する
ようにした地絡事故点探査用表示器に関す□る。
配電線に対して変流器における環状のコアをそれに配置
i線が貫通する状態に取付けると共に上記コアに検出コ
イルを付設し、上記配電線に探査信号電流が流れること
によって上記コイルに検出信号を得、その検出信号でも
って表示部を作動させるようにしたものがある。
i線が貫通する状態に取付けると共に上記コアに検出コ
イルを付設し、上記配電線に探査信号電流が流れること
によって上記コイルに検出信号を得、その検出信号でも
って表示部を作動させるようにしたものがある。
しかし上記構成のものは配電線に対する環状のコアの付
設に困難を伴なう為、本出願人は昭和62年8月20日
付の特願昭62−206743号及び昭和62年8月2
1日付の特願昭62−207476号にて、配電線に流
れる探査信号電流を検出するようにした検出部と、上記
検出部からの信号を受けて表示作動するようにした表示
部とを有し、上記検出部は、上記配電線を挟んでその下
側及び上側に夫々位置させるようにした基体及び押え体
を存しており、しかも上記基体には、環状の変流器コア
におけるU字状の第1要素が設けてあると共に、該第1
要素には検出コイルが付設してあり、一方上記押え体に
は、上記環状の変流器コアにおける逆U字状の第2要素
が設けてある地絡事故点探査用表示器を提案している。
設に困難を伴なう為、本出願人は昭和62年8月20日
付の特願昭62−206743号及び昭和62年8月2
1日付の特願昭62−207476号にて、配電線に流
れる探査信号電流を検出するようにした検出部と、上記
検出部からの信号を受けて表示作動するようにした表示
部とを有し、上記検出部は、上記配電線を挟んでその下
側及び上側に夫々位置させるようにした基体及び押え体
を存しており、しかも上記基体には、環状の変流器コア
におけるU字状の第1要素が設けてあると共に、該第1
要素には検出コイルが付設してあり、一方上記押え体に
は、上記環状の変流器コアにおける逆U字状の第2要素
が設けてある地絡事故点探査用表示器を提案している。
そしてその表示器には、基体から押え体までをすっぽり
と覆うカバー部材を防水の為に被せることを提案してい
る。
と覆うカバー部材を防水の為に被せることを提案してい
る。
しかし上記提案のものにあっては、表示器を配電線に取
付ける場合、先ず上記カバー部材を外し、次に押え体を
基体に対し遠近させて取付作業を行い、然る後、上記外
したカバー部材を再装着せねばならず、とかく上記カバ
ー部材の再装着が忘れがちとなる問題点があった。また
上記のようなカバー部材は形態が大嵩であり、配電線へ
の装着状態においては風当りが大きく、配電線に大きい
荷重負担をかける問題点もあった。
付ける場合、先ず上記カバー部材を外し、次に押え体を
基体に対し遠近させて取付作業を行い、然る後、上記外
したカバー部材を再装着せねばならず、とかく上記カバ
ー部材の再装着が忘れがちとなる問題点があった。また
上記のようなカバー部材は形態が大嵩であり、配電線へ
の装着状態においては風当りが大きく、配電線に大きい
荷重負担をかける問題点もあった。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、カバー部材の装着忘れといった不
都合を固り無くすことができ、その上、外形の形態を小
嵩化できて強風時における配電線への負担も小さくでき
るようにした地絡事故点探査用表示器を提供することで
ある。
目的とするところは、カバー部材の装着忘れといった不
都合を固り無くすことができ、その上、外形の形態を小
嵩化できて強風時における配電線への負担も小さくでき
るようにした地絡事故点探査用表示器を提供することで
ある。
上記目的を達成する為に、本願発明は前記請求の範囲記
載の通りの手段を講じたものであって、その作用は次の
通りである。
載の通りの手段を講じたものであって、その作用は次の
通りである。
配電線に対する取付の場合、カバー部材は基体に被った
まま、押え体のみを基体から離反させる。
まま、押え体のみを基体から離反させる。
次に上記基体を配電線の下側に宛がい、上記押え体を配
電線の上側に被せ、締具でもって押え体を基体に締める
ことにより、配電線に対する表示器の取付が完了する。
電線の上側に被せ、締具でもって押え体を基体に締める
ことにより、配電線に対する表示器の取付が完了する。
以下本願の実施例を示す図面について説明する。
第1図及び第2図に示される表示器lにおいて、2は検
出部、3は表示部で、検出部2と一体に形成してある。
出部、3は表示部で、検出部2と一体に形成してある。
上記検出部2において、特に第5図に詳細に示される4
は基体を示し、アルミ合金を型成形することによって形
成してある。該基体4において、5は基板、6は基板5
から上方へ膨出状に形成された電線受部、1a、 7b
は連結片、8はコア装着用の凹部を夫々示す。
は基体を示し、アルミ合金を型成形することによって形
成してある。該基体4において、5は基板、6は基板5
から上方へ膨出状に形成された電線受部、1a、 7b
は連結片、8はコア装着用の凹部を夫々示す。
次に、第1.3.4図に詳細に示される1(+は検出部
2における押え体を示す、該押え体10において、11
は本体で、金属板を第4図に示される如く断面コ字状に
プレス成形することによって形成してある。該本体11
において、12はその一端部に形成されたボルト挿通孔
、13は導入口、14は止片を示す。
2における押え体を示す、該押え体10において、11
は本体で、金属板を第4図に示される如く断面コ字状に
プレス成形することによって形成してある。該本体11
において、12はその一端部に形成されたボルト挿通孔
、13は導入口、14は止片を示す。
次に15は本体11の中間部に備えられた取付座部で、
第16.17図に示されるように左右に張り出し状に形
成してある。 16は上記座部15に取付けた支持体で
、ポリエチレンで形成してある。17は支持体16に取
付けた電線押えで、弾力性を存するゴム材料で形成して
あり、下面には電線にあてがう為の当部18が凹設して
ある。
第16.17図に示されるように左右に張り出し状に形
成してある。 16は上記座部15に取付けた支持体で
、ポリエチレンで形成してある。17は支持体16に取
付けた電線押えで、弾力性を存するゴム材料で形成して
あり、下面には電線にあてがう為の当部18が凹設して
ある。
次に基体4に対し押え体10を締(=iける為に、配電
線の存置空間20の両側方に設けられた二つの締具につ
いて説明する。21は一方の締具を示し、蝶着具をもっ
て構成してある。この蝶着具21としては第1.3図に
示されるように軸ビンが用いてあり、これによって押え
体10が基体4に対し開閉自在に蝶着されている0次に
22は他方の締具を示し、−端を基体4に連結し、他端
を押え体10に係合させるようにした係合杆でもって構
成してある。この締具22において、23はボルトで、
その一端は第1.2.3図に示されるように軸体24を
もって前記連結片7bに枢着してある。25はボルト2
3の中間部に形成された受座で、図示の如く鍔状に形成
してある。26は上記ボルト23に螺合させた締付用の
ナンドを示す。
線の存置空間20の両側方に設けられた二つの締具につ
いて説明する。21は一方の締具を示し、蝶着具をもっ
て構成してある。この蝶着具21としては第1.3図に
示されるように軸ビンが用いてあり、これによって押え
体10が基体4に対し開閉自在に蝶着されている0次に
22は他方の締具を示し、−端を基体4に連結し、他端
を押え体10に係合させるようにした係合杆でもって構
成してある。この締具22において、23はボルトで、
その一端は第1.2.3図に示されるように軸体24を
もって前記連結片7bに枢着してある。25はボルト2
3の中間部に形成された受座で、図示の如く鍔状に形成
してある。26は上記ボルト23に螺合させた締付用の
ナンドを示す。
次に検出部2において第1図に示される電流検出用の変
流器28及びそれの基体4並びに押え体10に対する重
付は構造について説明する。30は変流器コアで、配電
線の存置空間20の周囲を取り囲む環状に形成してある
。又このコア30としてはフェライト類のものが用いで
ある。上記コアにおいて、31はU字状の第1要素、3
2は逆U字状の第2要素を夫々示す、第1要素31にお
いて、第5図に示される31a、31bは夫々脚部、3
1Cは両脚部を連結する連結部を示し、前記装着用凹部
8に位置させた状態でもって第1図に示されるように接
着材33でもってそこに固着すると共に、第5.12図
に示される如く押え具34、重付ねじ35をもって基板
5に固定してある。31a’、 31b’は夫々連結用
端面を示す。
流器28及びそれの基体4並びに押え体10に対する重
付は構造について説明する。30は変流器コアで、配電
線の存置空間20の周囲を取り囲む環状に形成してある
。又このコア30としてはフェライト類のものが用いで
ある。上記コアにおいて、31はU字状の第1要素、3
2は逆U字状の第2要素を夫々示す、第1要素31にお
いて、第5図に示される31a、31bは夫々脚部、3
1Cは両脚部を連結する連結部を示し、前記装着用凹部
8に位置させた状態でもって第1図に示されるように接
着材33でもってそこに固着すると共に、第5.12図
に示される如く押え具34、重付ねじ35をもって基板
5に固定してある。31a’、 31b’は夫々連結用
端面を示す。
次に第2要素32につき説明する。特に第1.4図にお
いて、32a、32bは脚部、32cは連結部で、その
背部即ち上面32c゛は第17図に示されるように平坦
面に形成してある。32a”、 32b’は夫々連結用
端面を示す。
いて、32a、32bは脚部、32cは連結部で、その
背部即ち上面32c゛は第17図に示されるように平坦
面に形成してある。32a”、 32b’は夫々連結用
端面を示す。
次に上記第2要素32の押え体lOに対する装着構造を
第1.4.17図について説明する。36は支持板16
と一体に形成された受部材で、その上面は7字型の凹部
36aとなっており、そこには前記第2要素32におけ
る連結部32Cの下面32c”がはまり込んでいる。受
部材36の第1図における左右方向の寸法は、第2要素
32における脚部32a、32b相互間の寸法と略均等
乃至は僅かに短く形成されて、第2要素32の第1図に
おける左右方向の位置決めがなされるようにしてある0
次に37は牟反ばねで、押え体lOにおける本体11に
止具(鋲)38でもって取付けである。該板ばね37の
先端部37aは上記本体11に当接しており、中間部3
7bは第2要素32における上面32c′に弾力的に当
接して第2要素32を基体4の側に向けて付勢している
。このような構成によって第2要素32は基体4の側に
向けて弾力的に進退自在となっている。尚39は上記本
体11に取付けたストッパーで、ばね37の過度の変形
を阻止する為のものである。尚40は第2要素32にお
ける脚部32a、32bの先端部における端面32a’
、 32b°の周囲に備えさせたガイド部材で、合成樹
脂材料で形成され、その内面は第1図に示される如きテ
ーパー状の案内面40aとなっており、脚部32a。
第1.4.17図について説明する。36は支持板16
と一体に形成された受部材で、その上面は7字型の凹部
36aとなっており、そこには前記第2要素32におけ
る連結部32Cの下面32c”がはまり込んでいる。受
部材36の第1図における左右方向の寸法は、第2要素
32における脚部32a、32b相互間の寸法と略均等
乃至は僅かに短く形成されて、第2要素32の第1図に
おける左右方向の位置決めがなされるようにしてある0
次に37は牟反ばねで、押え体lOにおける本体11に
止具(鋲)38でもって取付けである。該板ばね37の
先端部37aは上記本体11に当接しており、中間部3
7bは第2要素32における上面32c′に弾力的に当
接して第2要素32を基体4の側に向けて付勢している
。このような構成によって第2要素32は基体4の側に
向けて弾力的に進退自在となっている。尚39は上記本
体11に取付けたストッパーで、ばね37の過度の変形
を阻止する為のものである。尚40は第2要素32にお
ける脚部32a、32bの先端部における端面32a’
、 32b°の周囲に備えさせたガイド部材で、合成樹
脂材料で形成され、その内面は第1図に示される如きテ
ーパー状の案内面40aとなっており、脚部32a。
32bに接着剤40bでもって取付である。このガイド
部材40は第1要素31の脚部に備えさせても良い。
部材40は第1要素31の脚部に備えさせても良い。
次に第1.5図に示される42は上記変流器28におけ
る検出コイルを示す。該コイルにつき更に第6乃至10
図をも参照して説明する。43はコイルケースで、合成
樹脂材料で形成されている。該ケースにおいて、44は
コア挿通孔、45はコイル収納部を夫々示す、46はリ
ード線で、その一端はケース43に対し取付部47にお
いて一体に取付けられている。該リード線46において
、48は芯線で、複数本が撚られた状態となっており、
その一端はコイルケース43内に露出している。49は
被覆体で、前記ケース43と部材で形成してある。50
はリード線の中間部に備えさせた上付部材で、前記被覆
体49と部材に形成してある。該上付部材50において
、51は固定用の鍔部、52は挿入部を示し、図示され
るようにテーパー状に形成してある。尚上付部材50の
箇所における芯線48Cは撚りがない状態にして、そこ
を水が伝わり難いようにしてある。
る検出コイルを示す。該コイルにつき更に第6乃至10
図をも参照して説明する。43はコイルケースで、合成
樹脂材料で形成されている。該ケースにおいて、44は
コア挿通孔、45はコイル収納部を夫々示す、46はリ
ード線で、その一端はケース43に対し取付部47にお
いて一体に取付けられている。該リード線46において
、48は芯線で、複数本が撚られた状態となっており、
その一端はコイルケース43内に露出している。49は
被覆体で、前記ケース43と部材で形成してある。50
はリード線の中間部に備えさせた上付部材で、前記被覆
体49と部材に形成してある。該上付部材50において
、51は固定用の鍔部、52は挿入部を示し、図示され
るようにテーパー状に形成してある。尚上付部材50の
箇所における芯線48Cは撚りがない状態にして、そこ
を水が伝わり難いようにしてある。
次に基体4に形成したリード線引込部ついて説明する。
53は受部6の側壁に形成されたリード線挿通孔を示し
、図示されるようにテーパー状に形成してある。54は
挿通孔53の周縁に形成された鍔部存置用の凹部を示す
、55は押え片で、金属材料で形成され締付ねじ56で
もって電線受部6の側壁に固定されている。又その同定
状態において鍔部51を凹部54の底面に押し付けて挿
通孔53へ向けての水の浸入を防止するようにしてある
。57は凹部54と鍔部51の間の隙間に流し込んだ接
着材で、上記と同様に防水性を保つよう補助的に用いた
ものである。次に58.58’ はコイルケース43
における収納部45に備えさせたコイル巻線を示す。
、図示されるようにテーパー状に形成してある。54は
挿通孔53の周縁に形成された鍔部存置用の凹部を示す
、55は押え片で、金属材料で形成され締付ねじ56で
もって電線受部6の側壁に固定されている。又その同定
状態において鍔部51を凹部54の底面に押し付けて挿
通孔53へ向けての水の浸入を防止するようにしてある
。57は凹部54と鍔部51の間の隙間に流し込んだ接
着材で、上記と同様に防水性を保つよう補助的に用いた
ものである。次に58.58’ はコイルケース43
における収納部45に備えさせたコイル巻線を示す。
次に第1.3〜5.12の2〜12の5図に示される6
1は上記基体4に被せ付けられたカバー部材を示し、対
トラッキング性の良好なゴム材料でもって形成してある
。該カバー部材61において、62は天板部で、板状に
構成されており、基体4における電線受部6の上に乗載
されている。該天板部62において、63.63は透孔
で、上記第1要素31における二つの脚部31a、31
bの各先端部を夫々露出させてある。63aは透孔の周
囲に形成した環状突起、63bは環状突起63aと前記
脚部の各先端部との間に充填したシール材で、シリコー
ンゴム系の接着剤が用いである。64は配電線乗載部で
上記受部6の上面の上に位置している。65は位置決片
で、配電線の位置決めをなす為のものである。66は貫
通導体で、上記二つの透孔63.63間において天板部
62に埋込状に設けてあり、両端には外部へ突出する接
続端子66aを備えている。68は天板部62の上面か
ら突設させたストッパで、上記透孔63と上記締具22
との間の位置に設けて、前記係合杆22が透孔63から
突出する脚部31bに当たる前にそれを受は止めて、脚
部を破損させることを防止するようにしてある。次に6
7は天板部62と一体形成の筒状の周側壁で、天板部6
2の周縁から垂下する状態に構成されており、その下端
部67aは次に述べる表示部ケースの外側まで被さって
いる。69は該周側壁の内周面に凹設した溝で、第12
の5図に明示される如く、その上端は上記基体4の上側
の空間に及び、下端は該周側壁の下端にまで及んでいる
。70は嵌合部で、基体4に対するカバー部材61の回
転方向の位置決めをする為のものであり、ここには前記
連結片7a、 7bが位置している。
1は上記基体4に被せ付けられたカバー部材を示し、対
トラッキング性の良好なゴム材料でもって形成してある
。該カバー部材61において、62は天板部で、板状に
構成されており、基体4における電線受部6の上に乗載
されている。該天板部62において、63.63は透孔
で、上記第1要素31における二つの脚部31a、31
bの各先端部を夫々露出させてある。63aは透孔の周
囲に形成した環状突起、63bは環状突起63aと前記
脚部の各先端部との間に充填したシール材で、シリコー
ンゴム系の接着剤が用いである。64は配電線乗載部で
上記受部6の上面の上に位置している。65は位置決片
で、配電線の位置決めをなす為のものである。66は貫
通導体で、上記二つの透孔63.63間において天板部
62に埋込状に設けてあり、両端には外部へ突出する接
続端子66aを備えている。68は天板部62の上面か
ら突設させたストッパで、上記透孔63と上記締具22
との間の位置に設けて、前記係合杆22が透孔63から
突出する脚部31bに当たる前にそれを受は止めて、脚
部を破損させることを防止するようにしてある。次に6
7は天板部62と一体形成の筒状の周側壁で、天板部6
2の周縁から垂下する状態に構成されており、その下端
部67aは次に述べる表示部ケースの外側まで被さって
いる。69は該周側壁の内周面に凹設した溝で、第12
の5図に明示される如く、その上端は上記基体4の上側
の空間に及び、下端は該周側壁の下端にまで及んでいる
。70は嵌合部で、基体4に対するカバー部材61の回
転方向の位置決めをする為のものであり、ここには前記
連結片7a、 7bが位置している。
次に上記表示部3について説明する。第1〜3.5図に
示される71はケース本体で、前記基体4における基板
5をもって構、成された底壁72とその底壁の周囲から
下方へ伸びる筒状の側壁73とによって構成してある。
示される71はケース本体で、前記基体4における基板
5をもって構、成された底壁72とその底壁の周囲から
下方へ伸びる筒状の側壁73とによって構成してある。
74は取付枠で、上記ケース本体71に固定してある。
75は取付枠74に取付けた駆動回路で、プリント基板
に周知の回路要素を取付けて第19.20図の如き回路
が構成してある。次に76は表示体を示す。該表示体に
おいて、77は取付枠74に取付けた基枠、78は表示
部材で、基枠77に対し回動自在に装着してあり、又該
表示部材78は第13〜15図に示されるように白色部
78aと黒色部78bを存する状態に塗り分けられてい
る。
に周知の回路要素を取付けて第19.20図の如き回路
が構成してある。次に76は表示体を示す。該表示体に
おいて、77は取付枠74に取付けた基枠、78は表示
部材で、基枠77に対し回動自在に装着してあり、又該
表示部材78は第13〜15図に示されるように白色部
78aと黒色部78bを存する状態に塗り分けられてい
る。
尚図示はしないが基枠77には表示部材78を駆動する
為の駆動部材が取付けである。次に80は遮蔽枠で、黒
色に形成されており、側面及び下面には夫々窓81.8
2が形成してある。83は遮蔽枠80に備えられた嵌合
片で、ケース本体71に形成された嵌合部84と嵌合す
ることによって該遮蔽枠80の位置決めがなされるよう
にしてある0次に85は表示体カバーで、透明材料で形
成されており、締着リング86でもってケース本体71
に固定してある。87は水密用の0リングを示す。
為の駆動部材が取付けである。次に80は遮蔽枠で、黒
色に形成されており、側面及び下面には夫々窓81.8
2が形成してある。83は遮蔽枠80に備えられた嵌合
片で、ケース本体71に形成された嵌合部84と嵌合す
ることによって該遮蔽枠80の位置決めがなされるよう
にしてある0次に85は表示体カバーで、透明材料で形
成されており、締着リング86でもってケース本体71
に固定してある。87は水密用の0リングを示す。
上記のような表示部3にあっては、検出部2から信号が
与えられていない状態では表示部材78が第14図に示
される如き正常位置にあって、表示体カバー85の外方
からは表示部材7日における白色部78aが遮蔽枠80
に隠されて見えない状態となっている(全体が黒色に見
える状態となっている)。
与えられていない状態では表示部材78が第14図に示
される如き正常位置にあって、表示体カバー85の外方
からは表示部材7日における白色部78aが遮蔽枠80
に隠されて見えない状態となっている(全体が黒色に見
える状態となっている)。
一方検出部2から検出信号が表示部3に与えられると、
その信号は駆動回路75を介して表示体76の駆動部材
に与えられ、表示部材78が回動する。その結果、第1
5図に示されるように表示体カバー85の外方からは遮
蔽枠80における窓81.82を通して表示部材78の
白色部78aが認知できる状態となる。
その信号は駆動回路75を介して表示体76の駆動部材
に与えられ、表示部材78が回動する。その結果、第1
5図に示されるように表示体カバー85の外方からは遮
蔽枠80における窓81.82を通して表示部材78の
白色部78aが認知できる状態となる。
次に第2図及び第18図に示される90は補助部材を示
す。これは、一般に高圧配電線に使用する鞄縁電線はそ
の直径が5龍(外径9mm)から200SQ(外径24
.511)程度のものまでが使用されており、表示器は
これらの絶縁電線の全てに対し取付けることが必要とな
る。この場合において細い配電線に対し表示器を取付け
る場合に使用するものである。該補助部材90において
、91は乗載面64に対するi1面、92は電線受部で
、凹状に形成されている。93は張出部で、前記カバー
部材61における位置決片65の間に第18図の如く位
置して、補助部材90の位置決が図られるようにしてあ
る。このような補助部材90は載置面91から受部92
までの高さ寸法の種々異なるものが種々の直径の電線に
合わせて準備されている。
す。これは、一般に高圧配電線に使用する鞄縁電線はそ
の直径が5龍(外径9mm)から200SQ(外径24
.511)程度のものまでが使用されており、表示器は
これらの絶縁電線の全てに対し取付けることが必要とな
る。この場合において細い配電線に対し表示器を取付け
る場合に使用するものである。該補助部材90において
、91は乗載面64に対するi1面、92は電線受部で
、凹状に形成されている。93は張出部で、前記カバー
部材61における位置決片65の間に第18図の如く位
置して、補助部材90の位置決が図られるようにしてあ
る。このような補助部材90は載置面91から受部92
までの高さ寸法の種々異なるものが種々の直径の電線に
合わせて準備されている。
上記構成の表示器1において、変流器コア30における
第1要素31及び検出コイル42の組付けは次のように
行なわれる。先ず第1要素31を接着材33及び押え具
34でもって基板5に固定する。一方、検出コイル42
にあっては、コイル巻線58.58°を収納部45に収
納すると共に、そのコイル巻線の各端末とリード線の芯
線48の各端末48aとを夫々接続する。次に上記検出
コイル42を第1要素31に対しその脚部31a、31
bが挿通孔44.44に挿通される状態でもって装着す
る0次にリード線46の他端をリード線挿通孔53に挿
通し、挿入部52が上記挿通孔53内に挿入され、かつ
鍔部51が凹部54に位置する状態でもって上付部材5
0を押え片55で電線受部6の側面に固定する。尚挿通
孔53から挿入したリード線の端末48bは前記駆動回
路75に接続する。
第1要素31及び検出コイル42の組付けは次のように
行なわれる。先ず第1要素31を接着材33及び押え具
34でもって基板5に固定する。一方、検出コイル42
にあっては、コイル巻線58.58°を収納部45に収
納すると共に、そのコイル巻線の各端末とリード線の芯
線48の各端末48aとを夫々接続する。次に上記検出
コイル42を第1要素31に対しその脚部31a、31
bが挿通孔44.44に挿通される状態でもって装着す
る0次にリード線46の他端をリード線挿通孔53に挿
通し、挿入部52が上記挿通孔53内に挿入され、かつ
鍔部51が凹部54に位置する状態でもって上付部材5
0を押え片55で電線受部6の側面に固定する。尚挿通
孔53から挿入したリード線の端末48bは前記駆動回
路75に接続する。
次にカバー部材61をその透孔63に第1要素31の脚
部の先端部が挿通する状態でもって被せ付ける。
部の先端部が挿通する状態でもって被せ付ける。
然る後、上記脚部の先端部と前記環状突起63aとの間
にシール材63bを充填する。これにより第1要素31
及び検出コイル42の組付けが完了する。
にシール材63bを充填する。これにより第1要素31
及び検出コイル42の組付けが完了する。
次に上記構成の表示器の高圧配電線95に対する取付け
について説明する。第2図に示されるように基体4に対
し押え体10が開いた状態でもって、架空高圧配電線9
5に対し基体4をその下側から宛かう、即ち配電線95
がカバー部材61において位置決片65.65の間の乗
載部64に位置する状態にする。
について説明する。第2図に示されるように基体4に対
し押え体10が開いた状態でもって、架空高圧配電線9
5に対し基体4をその下側から宛かう、即ち配電線95
がカバー部材61において位置決片65.65の間の乗
載部64に位置する状態にする。
次に押え体10をその配電線95の上に被せ付ける。
その作業は押え体10を第2図において矢印96方向に
ちょっと押し上げることでもって容易に行うことができ
る。このように押え体10を配電線95に被せ付けた場
合、ガイド部材40におけるテーパー状の案内面40a
でもって第1要素31の連結用端面3Ia″、 31b
’に対する第2要素32の連結用端面32a’。
ちょっと押し上げることでもって容易に行うことができ
る。このように押え体10を配電線95に被せ付けた場
合、ガイド部材40におけるテーパー状の案内面40a
でもって第1要素31の連結用端面3Ia″、 31b
’に対する第2要素32の連結用端面32a’。
32b°の位置決めが適切に行われ、端面31a°と3
2a゛及び端面31b゛と32b°は夫々位置ずれする
ことなくぴったりと重合する。次にボルト23を第2図
の矢印97で示されるように起こし、それを導入口13
を通して挿通孔12に位置させる。然る後ナンド26を
締めて押え体10を基体4の側に順次移動させ、配電線
95が配電線乗載部64と電線押え17における当部1
8との間にしっかりと挟着される状態にする。
2a゛及び端面31b゛と32b°は夫々位置ずれする
ことなくぴったりと重合する。次にボルト23を第2図
の矢印97で示されるように起こし、それを導入口13
を通して挿通孔12に位置させる。然る後ナンド26を
締めて押え体10を基体4の側に順次移動させ、配電線
95が配電線乗載部64と電線押え17における当部1
8との間にしっかりと挟着される状態にする。
この場合、押え体10の本体11が基体4の側へ移動し
ても、上記のように既に端面が当接している第2要素3
2は同方向へは移動せず、板ばね37が撓むのみである
。従ってこの状態では、第2要素32は板ばね37の付
勢力でもって第1要素31に押し付けられた状態となる
。向上記の結果、第2要素32の連結部における下面3
2c”と受部材36との間には第1図に示される如く隙
間ができた状態となる。
ても、上記のように既に端面が当接している第2要素3
2は同方向へは移動せず、板ばね37が撓むのみである
。従ってこの状態では、第2要素32は板ばね37の付
勢力でもって第1要素31に押し付けられた状態となる
。向上記の結果、第2要素32の連結部における下面3
2c”と受部材36との間には第1図に示される如く隙
間ができた状態となる。
上記作業の場合、ボルト23が第12の2図に示される
如く透孔63から露出する脚部の先端部に向けて誤って
倒れても、そのボルト23はストッパ68で受は止めら
れて上記脚部の先端部に衝突することが防止され、該先
端部の破損が防止される。
如く透孔63から露出する脚部の先端部に向けて誤って
倒れても、そのボルト23はストッパ68で受は止めら
れて上記脚部の先端部に衝突することが防止され、該先
端部の破損が防止される。
上記のようにナツト26の締付けを行う場合、その締付
けによる移動は押え体10における本体11の先端部が
受座25に当接する位置までに制限される。
けによる移動は押え体10における本体11の先端部が
受座25に当接する位置までに制限される。
これにより押え体10の本体11が過度に基体4の側に
移動して板ばね37が押し潰されてしまった状態になる
こと(弾力性を発揮できない状態となること)を防止で
きる。
移動して板ばね37が押し潰されてしまった状態になる
こと(弾力性を発揮できない状態となること)を防止で
きる。
父上記のように電線95に対する取付けを行う場合、第
2図のように基体4に対し押え体10が開いた状態にあ
るときに、第2要素32の脚部32a、32bが配電線
95その他の異物に当たっても、該第2要素32は板ば
ね37によって弾力的に保持されている為、第2要素3
2は第17図に想像線で示されるように傾くことができ
、第2要素32に大きな力が加わってそれが破損したり
することが防止される。又第2要素32が上記のように
傾いた後は、板ばね37が第2要素32における平坦な
上面320°を押す為、第2要素32は第17図に実線
で示される元の状態に復帰する。
2図のように基体4に対し押え体10が開いた状態にあ
るときに、第2要素32の脚部32a、32bが配電線
95その他の異物に当たっても、該第2要素32は板ば
ね37によって弾力的に保持されている為、第2要素3
2は第17図に想像線で示されるように傾くことができ
、第2要素32に大きな力が加わってそれが破損したり
することが防止される。又第2要素32が上記のように
傾いた後は、板ばね37が第2要素32における平坦な
上面320°を押す為、第2要素32は第17図に実線
で示される元の状態に復帰する。
次に、上記の如く表示器1を配電線95に取付た状態に
おいては、降雨があっても、雨水は上記カバー部材61
によって上記検出コイル42や基板5にかかることが阻
止され、それらの傷みが防止される。父方が一カバー部
材61に孔が開いていて(カバー部材61の成形のミス
或いは取扱時における破…)カバー部材61の内側に水
が侵入しても、その水は溝69から速やかに排出されて
、上記検出コイル42の傷みや、基板5の腐蝕の発生が
防止される。
おいては、降雨があっても、雨水は上記カバー部材61
によって上記検出コイル42や基板5にかかることが阻
止され、それらの傷みが防止される。父方が一カバー部
材61に孔が開いていて(カバー部材61の成形のミス
或いは取扱時における破…)カバー部材61の内側に水
が侵入しても、その水は溝69から速やかに排出されて
、上記検出コイル42の傷みや、基板5の腐蝕の発生が
防止される。
更に又、上記溝69を通しての通風により、カバー部材
61の内側の乾燥が促進される。尚これはカバー部材6
1の内部において結露した場合も同様である。
61の内側の乾燥が促進される。尚これはカバー部材6
1の内部において結露した場合も同様である。
次に上記構成の表示器の作動を説明する。上記取付は状
態において高圧配電線95に探査信号電流が流れると、
それによる磁束がコア30に生ずる。
態において高圧配電線95に探査信号電流が流れると、
それによる磁束がコア30に生ずる。
その磁束は検出コイル42におけるコイル巻線58で検
出され、その検出信号がリード線46の芯線48を通し
て前述の如く駆動回路75に伝えられる。その結果、前
述のように表示部材が回転作動する。父上記表示器は高
圧配電線95に短絡電流が流れることによっても上記と
同様の動作を行い、又高圧配電線95に復帰用信号電流
が流れると上記表示体76は復帰動作をするが、それら
については後の回路説明及びその動作説明を参照された
い。
出され、その検出信号がリード線46の芯線48を通し
て前述の如く駆動回路75に伝えられる。その結果、前
述のように表示部材が回転作動する。父上記表示器は高
圧配電線95に短絡電流が流れることによっても上記と
同様の動作を行い、又高圧配電線95に復帰用信号電流
が流れると上記表示体76は復帰動作をするが、それら
については後の回路説明及びその動作説明を参照された
い。
次に上記の如き動作の確認のテストは、上記表示器1を
配電線95に付設した時に貫通導体66を利用して行う
ことができる。即ち上記付設状態において、テスト信号
源を接続端子66aに接続し、その信号源からテスト用
の探査信号や復帰信号を上記貫通導体66に流すことに
よって、表示器1の動作確認を行うことができる。
配電線95に付設した時に貫通導体66を利用して行う
ことができる。即ち上記付設状態において、テスト信号
源を接続端子66aに接続し、その信号源からテスト用
の探査信号や復帰信号を上記貫通導体66に流すことに
よって、表示器1の動作確認を行うことができる。
次に上記表示器の回路構成について説明する。
この表示器は第19図にブロックで示されるように、上
記配電線に流れる電流を検出しその大きさに対応した大
きさの直流出力を生ずるようにした電流検出機構256
と、上記電流ヰ★出機構256の直流出力を蓄えるよう
にした表示用蓄勢コンデンサC2及び開放用蓄勢コン、
デンサC7と、夫々常開の第1乃至第3のスイッチ25
9〜261 と、上記電流検出機構256が架空配電線
の短絡時の大電流及び地絡時の小電流を検出したときに
は上記第2のスイッチ260に閉成指令を与え、架空配
電線の正常負荷時の中電流を検出したときには第3のス
イッチ261に開成指令を与えるようにした判別手段2
62と、上記表示用蓄勢コンデンサC2の充電電圧が前
記表示体76の駆動部材におけるコイル254の作動電
圧以上となったときに上記第1のスイッチ259に閉成
指令を与えるようにしたスイッチ制御手段263 と、
該スイッチ制御手段263の信号電流検出回路263a
とを有している。上記第1と第2のスイッチ259.2
60の直列回路の一端は上記表示用蓄勢コンデンサC2
に接続してあると共に、他端は上記コイル254に対し
上記表示用の通電方向へ向けて通電し得るよう接続して
あり、一方上記第3のスイッチ261 の一端は上記開
放用蓄勢コンデンサC7を介して上記電流検出機構25
6に接続してあると共に、他端は上記コイル254に対
し上記復帰用の通電方向へ向けて通電し得るよう接続し
てある。
記配電線に流れる電流を検出しその大きさに対応した大
きさの直流出力を生ずるようにした電流検出機構256
と、上記電流ヰ★出機構256の直流出力を蓄えるよう
にした表示用蓄勢コンデンサC2及び開放用蓄勢コン、
デンサC7と、夫々常開の第1乃至第3のスイッチ25
9〜261 と、上記電流検出機構256が架空配電線
の短絡時の大電流及び地絡時の小電流を検出したときに
は上記第2のスイッチ260に閉成指令を与え、架空配
電線の正常負荷時の中電流を検出したときには第3のス
イッチ261に開成指令を与えるようにした判別手段2
62と、上記表示用蓄勢コンデンサC2の充電電圧が前
記表示体76の駆動部材におけるコイル254の作動電
圧以上となったときに上記第1のスイッチ259に閉成
指令を与えるようにしたスイッチ制御手段263 と、
該スイッチ制御手段263の信号電流検出回路263a
とを有している。上記第1と第2のスイッチ259.2
60の直列回路の一端は上記表示用蓄勢コンデンサC2
に接続してあると共に、他端は上記コイル254に対し
上記表示用の通電方向へ向けて通電し得るよう接続して
あり、一方上記第3のスイッチ261 の一端は上記開
放用蓄勢コンデンサC7を介して上記電流検出機構25
6に接続してあると共に、他端は上記コイル254に対
し上記復帰用の通電方向へ向けて通電し得るよう接続し
てある。
上記電流検出機構256 は前記変流器28と、それに
おける各コイル巻線58.58’に夫々接続した半波及
び全波の整流回路264.265と、上記一方の巻線5
8に付設した共振回路266 とから成る。上記変流器
28における一方の巻線58は例えば6000ターンで
、それには並列にコンデンサC1が接続されて共振回路
266を形成している。この共振回路266は送信機か
ら配電線を介して到来する180サイクルの探査信号を
効率良く検出して出力し、商用周波の信号の出力は小さ
くする為のものである。他方の巻線58゛ は例えば
1500ターンである。上記判別機構262は探査信号
電流検出回路267 と、正常負荷電流検出回路268
と、短絡電流検出回路269 と、抑止回路270か
ら成る。上記各回路及び各スイッチの構成は第20図に
示される通りであるが、その詳細について、次にその作
用と共に説明する。
おける各コイル巻線58.58’に夫々接続した半波及
び全波の整流回路264.265と、上記一方の巻線5
8に付設した共振回路266 とから成る。上記変流器
28における一方の巻線58は例えば6000ターンで
、それには並列にコンデンサC1が接続されて共振回路
266を形成している。この共振回路266は送信機か
ら配電線を介して到来する180サイクルの探査信号を
効率良く検出して出力し、商用周波の信号の出力は小さ
くする為のものである。他方の巻線58゛ は例えば
1500ターンである。上記判別機構262は探査信号
電流検出回路267 と、正常負荷電流検出回路268
と、短絡電流検出回路269 と、抑止回路270か
ら成る。上記各回路及び各スイッチの構成は第20図に
示される通りであるが、その詳細について、次にその作
用と共に説明する。
配電線95に探査信号電流が流れた場合の表示器の動作
を、その回路構成を示す第20図に基づいて説明する。
を、その回路構成を示す第20図に基づいて説明する。
尚配電線95に流れる電流及び第20図(イ)〜(ホ)
各点の波形は第21図に示す通りである。探査信号電流
が配電線95に流れるとその電流は変流器28における
巻線58によって検出される。この場合、コンデンサC
1による共振の為、巻線58に得られる出力信号は充分
大きい。その出力信号はダイオードD1で整流され、表
示用蓄勢コンデンサC2に蓄積される。
各点の波形は第21図に示す通りである。探査信号電流
が配電線95に流れるとその電流は変流器28における
巻線58によって検出される。この場合、コンデンサC
1による共振の為、巻線58に得られる出力信号は充分
大きい。その出力信号はダイオードD1で整流され、表
示用蓄勢コンデンサC2に蓄積される。
また上記出力信号は探査信号型°流検出回路267に入
力される。該回路267において上記信号はコンデンサ
C5と抵抗R1から成る微分回路257を通り、ダイオ
ードD4を経て電圧検知素子271 に与えられる。電
圧検知素子271は、添字aを付して示す入力端271
aに検知レベルv1以上の入力信号がある場合に、その
信号を添字すを付して示す出力端271bから出力信号
として送出し、その入力信号が無い場合には、上記出力
端に出力信号を生じない特性を有する素子である。この
ような素子としては例えば市販のC−MOS・8502
ALBがある。
力される。該回路267において上記信号はコンデンサ
C5と抵抗R1から成る微分回路257を通り、ダイオ
ードD4を経て電圧検知素子271 に与えられる。電
圧検知素子271は、添字aを付して示す入力端271
aに検知レベルv1以上の入力信号がある場合に、その
信号を添字すを付して示す出力端271bから出力信号
として送出し、その入力信号が無い場合には、上記出力
端に出力信号を生じない特性を有する素子である。この
ような素子としては例えば市販のC−MOS・8502
ALBがある。
以降に述べる他の電圧検知素子についても同様である。
電圧検知素子271の出力信号はパルストランスTIに
入力され、さらに同トランスTIから5cR292のゲ
ートに送出されて同5CR292が導通ずる。
入力され、さらに同トランスTIから5cR292のゲ
ートに送出されて同5CR292が導通ずる。
上記表示用蓄勢コンデンサc2が充分に充電されて表示
体76のマグサインコイル254の動作電圧に達すると
、つまり、電圧検知素子272の検知レベルv2以上に
なると、電圧検知素子272はそれを検知し、その出力
端272bより信号を送出して5CR291を導通させ
る。5CR291が導通ずると既に5CR292が導通
状態にあるため、表示用コンデンサC2→5CR2旧→
5CR292→マグサインコイル254−−コンデンサ
C2の経路によって上記コンデンサC2に充電された電
荷が放電される。この放電により上記コイル254には
矢印X方向に励磁電流が流れる。その結果、表示部材7
8が前述の如く正常位置(第14図)から故障表示位置
(第15図)へ向けて移動し、表示器は表示状態となる
。
体76のマグサインコイル254の動作電圧に達すると
、つまり、電圧検知素子272の検知レベルv2以上に
なると、電圧検知素子272はそれを検知し、その出力
端272bより信号を送出して5CR291を導通させ
る。5CR291が導通ずると既に5CR292が導通
状態にあるため、表示用コンデンサC2→5CR2旧→
5CR292→マグサインコイル254−−コンデンサ
C2の経路によって上記コンデンサC2に充電された電
荷が放電される。この放電により上記コイル254には
矢印X方向に励磁電流が流れる。その結果、表示部材7
8が前述の如く正常位置(第14図)から故障表示位置
(第15図)へ向けて移動し、表示器は表示状態となる
。
尚第20図において信号電流検出回路263aは電圧検
知素子272の保護用のツェナーダイオード(8v)D
3と、電圧検知素子272の検知レベルv2をマグサイ
ンコイル254 の動作電圧に合わせるためのツェナー
ダイオード(6,2V)D2と、コンデンサc4とから
成る。
知素子272の保護用のツェナーダイオード(8v)D
3と、電圧検知素子272の検知レベルv2をマグサイ
ンコイル254 の動作電圧に合わせるためのツェナー
ダイオード(6,2V)D2と、コンデンサc4とから
成る。
次に配電線95に復帰信号が流れると、上記表示器の表
示状態は次のようにして復帰する。
示状態は次のようにして復帰する。
配電線95に所定値例えば4八以上の復帰信号電流が流
れると、その電流は変流器28の巻線58″ で検出さ
れる。検出された信号はその出力端に接続する全波整流
回路265のブリッジ接続のダイオードD7で整流され
、抵抗R3を介して復帰用蓄勢コンデンサC7に充電さ
れる。向上記抵抗R3は後述のりレーR31の動作電圧
を確保する為の抵抗である。上記のように復帰用コンデ
ンサC7が変流器28からの信号によって充電されて点
(ホ)の電位が上昇し、それが電圧検知素子273の検
知レベルv3以上になルト、同素子273の出力端27
3bよりパルストランスT2に信号が送られ、さらに同
トランスT2より5CR293のゲートにゲート信号が
送られて5cR293が導通ずる。5CR293が導通
すると、復帰用コンデンサC7−ソゲサインコイル25
4−IJレー接点Ryb−4SCR293−復帰用コン
デンサc7の閉路が形成されて、同コンデンサc7の電
荷が放電される。この放電により、表示体76のコイル
254には矢印Yの如く地絡表示の時とは逆方向に電流
が流れる。その結果、表示体76においては表示部材7
8は逆回転駆動されて正常位置に復帰する。向上記復帰
作業は、配電線95に商用周波の正常な負荷電流(4A
以上)を流すことによっても上記と同様に行うことがで
きる。
れると、その電流は変流器28の巻線58″ で検出さ
れる。検出された信号はその出力端に接続する全波整流
回路265のブリッジ接続のダイオードD7で整流され
、抵抗R3を介して復帰用蓄勢コンデンサC7に充電さ
れる。向上記抵抗R3は後述のりレーR31の動作電圧
を確保する為の抵抗である。上記のように復帰用コンデ
ンサC7が変流器28からの信号によって充電されて点
(ホ)の電位が上昇し、それが電圧検知素子273の検
知レベルv3以上になルト、同素子273の出力端27
3bよりパルストランスT2に信号が送られ、さらに同
トランスT2より5CR293のゲートにゲート信号が
送られて5cR293が導通ずる。5CR293が導通
すると、復帰用コンデンサC7−ソゲサインコイル25
4−IJレー接点Ryb−4SCR293−復帰用コン
デンサc7の閉路が形成されて、同コンデンサc7の電
荷が放電される。この放電により、表示体76のコイル
254には矢印Yの如く地絡表示の時とは逆方向に電流
が流れる。その結果、表示体76においては表示部材7
8は逆回転駆動されて正常位置に復帰する。向上記復帰
作業は、配電線95に商用周波の正常な負荷電流(4A
以上)を流すことによっても上記と同様に行うことがで
きる。
尚D9は電圧検知素子273の入力1fi213 aの
電圧を一定値に制限するためのツェナーダイオード(8
V)、D8は点(ホ)の電圧を一定値にするためツェナ
ーダイオード(13V) 、C8はツェナーダイオー
ドD9に対し並列接続したコンデンサである。
電圧を一定値に制限するためのツェナーダイオード(8
V)、D8は点(ホ)の電圧を一定値にするためツェナ
ーダイオード(13V) 、C8はツェナーダイオー
ドD9に対し並列接続したコンデンサである。
上記の復帰動作及びそれに引き続く負荷を流の通電の場
合、抑止回路270の信号を地絡探査信号検出回路26
7 にフィードバックして同回路267の電圧検知素子
271が検知動作を行うのを阻止するようにしている。
合、抑止回路270の信号を地絡探査信号検出回路26
7 にフィードバックして同回路267の電圧検知素子
271が検知動作を行うのを阻止するようにしている。
つまり、線路に負荷電流が流れている場合において点a
の電位を基準のO電位とすると、点Cは−となる。従っ
てダイオードD7の一方の端子07’−点a→ダイオー
トロ5→点(ロ)→ツェナーダイオードD6→抵抗R2
→点C−ダイオード07の他方の端子D7″の回路でも
って電流が流る。
の電位を基準のO電位とすると、点Cは−となる。従っ
てダイオードD7の一方の端子07’−点a→ダイオー
トロ5→点(ロ)→ツェナーダイオードD6→抵抗R2
→点C−ダイオード07の他方の端子D7″の回路でも
って電流が流る。
この為巻線58が負荷電流を検出して点すがプラスにな
っても、点(ロ)における電位は0となるため電圧検知
素子271は不動作となる。したがって表示用コンデン
サC2が充電されて5CR291が導通した状態であっ
ても、上記のごとく電圧検知素子271 は抑止回路2
70よりの信号によってその検知動作が強制的に抑止さ
れて5CR292が不導通の状態に維持され、マグサイ
ンコイル254 には電流が流れず、表示機構が表示状
態となることはない。
っても、点(ロ)における電位は0となるため電圧検知
素子271は不動作となる。したがって表示用コンデン
サC2が充電されて5CR291が導通した状態であっ
ても、上記のごとく電圧検知素子271 は抑止回路2
70よりの信号によってその検知動作が強制的に抑止さ
れて5CR292が不導通の状態に維持され、マグサイ
ンコイル254 には電流が流れず、表示機構が表示状
態となることはない。
また復帰後において負荷電流が微弱(例えばIA程度)
な場合には、巻線58° の出力が小さい為、上記の如
き抑止の動作はなされず、点(イ)、(ロ)には第21
図の負蒲電流時の欄において夫々破線で示されるような
信号が現われる。しかしそのレベルは小さい為、電圧検
知素子271はそれを検知しない。従って誤表示はなさ
れない。
な場合には、巻線58° の出力が小さい為、上記の如
き抑止の動作はなされず、点(イ)、(ロ)には第21
図の負蒲電流時の欄において夫々破線で示されるような
信号が現われる。しかしそのレベルは小さい為、電圧検
知素子271はそれを検知しない。従って誤表示はなさ
れない。
次に、配電線95に大電流(例えば800A以上の電流
)が流れた場合の表示器の動作は次の通りである。線路
に800A以上の短絡電流が流れると、それは変流器2
8によって検出され、その巻!、’ji58’からの出
力はダイオードD7. Dloを介してリレーRyに
与えられてそれが動作し、接点Ryaが閉じ同時に接点
Rybが開く。また変流器28のS線58からの出力は
ダイオード[+1を介して表示用コンデンサC2に充電
される。そして表示用コンデンサ02が所定電圧まで充
電されると、その電圧は電圧検知素子272により検知
され、その検知信号によって5CR291が導通する。
)が流れた場合の表示器の動作は次の通りである。線路
に800A以上の短絡電流が流れると、それは変流器2
8によって検出され、その巻!、’ji58’からの出
力はダイオードD7. Dloを介してリレーRyに
与えられてそれが動作し、接点Ryaが閉じ同時に接点
Rybが開く。また変流器28のS線58からの出力は
ダイオード[+1を介して表示用コンデンサC2に充電
される。そして表示用コンデンサ02が所定電圧まで充
電されると、その電圧は電圧検知素子272により検知
され、その検知信号によって5CR291が導通する。
5CR291が導通ずると、表示用コンデンサC2−3
CR291−リレー接点R)18−マグサインコイル2
54−表示用コンデンサC2の閉路が形成され、同コン
デンサC2の電荷が放電されて表示体76のコイル25
4に前記地絡故障の場合と同方向に電流が流れる。その
結果表示部材78は一正常位置から故障表示位置に向け
て移動し、表示状態となる。尚ツェナーダイオード01
0はダイオードD7の出力電圧が前、記800Aの短絡
電流に対応する出力電圧に達すると導通する電圧値のも
のが用いである。またダイオ−トロ11 は逆起電力還
流用のダイオードである。
CR291−リレー接点R)18−マグサインコイル2
54−表示用コンデンサC2の閉路が形成され、同コン
デンサC2の電荷が放電されて表示体76のコイル25
4に前記地絡故障の場合と同方向に電流が流れる。その
結果表示部材78は一正常位置から故障表示位置に向け
て移動し、表示状態となる。尚ツェナーダイオード01
0はダイオードD7の出力電圧が前、記800Aの短絡
電流に対応する出力電圧に達すると導通する電圧値のも
のが用いである。またダイオ−トロ11 は逆起電力還
流用のダイオードである。
上記の場合、地絡探査信号検出回路267における微分
回路257は、線路に流れる信号(電流)が50サイク
ルないしは60サイクルの商用周波でしかも短絡電流の
ような過大電流の場合に点(イ)における電位上昇を制
限する。つまり、上記の信号が商用周波の場合には仮に
流れる信号が過大であっても、共振回路において設定し
た共振周波数と相違するため充分な検出信号(出力)が
得られず、而も上記の微分回路でもって点(イ)におけ
る電位上昇が制限されるため、上記第1の電圧検知素子
271 の検知レベルVlには達せず、同素子は動作し
ない。
回路257は、線路に流れる信号(電流)が50サイク
ルないしは60サイクルの商用周波でしかも短絡電流の
ような過大電流の場合に点(イ)における電位上昇を制
限する。つまり、上記の信号が商用周波の場合には仮に
流れる信号が過大であっても、共振回路において設定し
た共振周波数と相違するため充分な検出信号(出力)が
得られず、而も上記の微分回路でもって点(イ)におけ
る電位上昇が制限されるため、上記第1の電圧検知素子
271 の検知レベルVlには達せず、同素子は動作し
ない。
次に上記のように発見された短絡故障点の復旧作業が済
めば配電線路に再び正常の負荷電流を流す。
めば配電線路に再び正常の負荷電流を流す。
するとこの場合も前記説明の場合と同様にして表示器に
おける表示状態の復帰がなされる。
おける表示状態の復帰がなされる。
次に表示器の回路の異なる例を示す第20の2図につい
て説明する。この例は前記第20図の回路に一部変更を
加えたものである0図において、DIOはダイオード、
Dllはツェナーダイオードで、これらは共振回路のコ
ンデンサCIの電圧を制限するためのものであり、これ
によってコンデンサC5も同時に過電圧から保護される
。復帰用蓄勢コンデンサC7にはダイオードD12と抵
抗R5とが接続してあり、さらにこれに接続する抵抗R
3を可変抵抗にすることによって、リレーRVの動作電
圧を設定し易くしてある。また配電線に過大な短絡電流
例えば12.5KAの事故電流が流れた場合には、表示
器がこの事故電流によって動作表示する。そして変電所
の遮断器が開放するが、この時高圧配電線に残留する電
圧によって表示状態が復帰しないようにリレーRyには
切替動作をさせる。そのためにすレーRyには接点Ry
a2と接点Ryb2とを追加してある。
て説明する。この例は前記第20図の回路に一部変更を
加えたものである0図において、DIOはダイオード、
Dllはツェナーダイオードで、これらは共振回路のコ
ンデンサCIの電圧を制限するためのものであり、これ
によってコンデンサC5も同時に過電圧から保護される
。復帰用蓄勢コンデンサC7にはダイオードD12と抵
抗R5とが接続してあり、さらにこれに接続する抵抗R
3を可変抵抗にすることによって、リレーRVの動作電
圧を設定し易くしてある。また配電線に過大な短絡電流
例えば12.5KAの事故電流が流れた場合には、表示
器がこの事故電流によって動作表示する。そして変電所
の遮断器が開放するが、この時高圧配電線に残留する電
圧によって表示状態が復帰しないようにリレーRyには
切替動作をさせる。そのためにすレーRyには接点Ry
a2と接点Ryb2とを追加してある。
5CR3のゲートに対しては、前記パルストランスT2
に代えて抵抗R4を用いである。リレーRVの両端を抵
抗R3に接続してある。そのために351 (サイダ
ック)にある電圧、(例えば60v)が加わるとブレー
クオーバーしてリレー1iyに励磁電流が流れ、リレー
RVが動作する。またそのリレーRyには並列次に上記
探査信号及び復帰信号を配電線に送出する為に用いる送
信機について説明する。第22図において、101は地
絡事故点探査用送信機を示す、これにおいて、102は
出力端子で、配電線95が接続線102bを介して接続
される。103は接地端子で、大地に接地される。10
4は探査信号形成回路である。該回路104において、
105は脈流形成回路で、低圧の直流を高圧(例えばl
0KV>の脈流に変換して出力するDC−ACコンバー
タが用いである。105aはその入力端、105bは出
力端を夫々示す、106は直流電源で、例えば蓄電池が
用いられる。107は逆流阻止手段で、例えば電流を脈
流形成回路105から出力端子102へ向けてのみ通し
、その逆方向には通過を阻止するようにしたダイオード
をもって構成される。108は表示手段で、−例として
、出力端子102の電圧に応動して表示が変化するもの
が用いである。
に代えて抵抗R4を用いである。リレーRVの両端を抵
抗R3に接続してある。そのために351 (サイダ
ック)にある電圧、(例えば60v)が加わるとブレー
クオーバーしてリレー1iyに励磁電流が流れ、リレー
RVが動作する。またそのリレーRyには並列次に上記
探査信号及び復帰信号を配電線に送出する為に用いる送
信機について説明する。第22図において、101は地
絡事故点探査用送信機を示す、これにおいて、102は
出力端子で、配電線95が接続線102bを介して接続
される。103は接地端子で、大地に接地される。10
4は探査信号形成回路である。該回路104において、
105は脈流形成回路で、低圧の直流を高圧(例えばl
0KV>の脈流に変換して出力するDC−ACコンバー
タが用いである。105aはその入力端、105bは出
力端を夫々示す、106は直流電源で、例えば蓄電池が
用いられる。107は逆流阻止手段で、例えば電流を脈
流形成回路105から出力端子102へ向けてのみ通し
、その逆方向には通過を阻止するようにしたダイオード
をもって構成される。108は表示手段で、−例として
、出力端子102の電圧に応動して表示が変化するもの
が用いである。
上記地絡事故点探査用送信機における探査信号の送出動
作を説明する。電g 106から直流が脈流形成回路1
05に供給されると、該回路105は、ゼロVを基準に
一方の極性(例えばプラス、マイナスも可)のみに、後
述の表示器を作動させるに適合した周期例えば180又
は170Hzで振れる脈流を出力する。該脈流は、逆流
阻止手段107を通して出力端子102に探査信号とし
て送出される。
作を説明する。電g 106から直流が脈流形成回路1
05に供給されると、該回路105は、ゼロVを基準に
一方の極性(例えばプラス、マイナスも可)のみに、後
述の表示器を作動させるに適合した周期例えば180又
は170Hzで振れる脈流を出力する。該脈流は、逆流
阻止手段107を通して出力端子102に探査信号とし
て送出される。
次に、上記送信機の出力端子102から探査信号が配電
線95に送出された場合における配電線の電圧状態を示
す第23図につき説明する。先ず、前述の如き送信機と
しての出力波形はfa)の通りである。
線95に送出された場合における配電線の電圧状態を示
す第23図につき説明する。先ず、前述の如き送信機と
しての出力波形はfa)の通りである。
上記の場合において配電線に地絡事故がない場合は以下
の通りである。配電線95の電圧は、(blに示すよう
に(イ)の時点において配電線の対地静電容量に瞬間的
に充電されて、送信機の出力電圧(例えばl0KV )
まで至る。次に(ロ)の時点においては、送信機内への
逆流が逆流阻止回路107により阻止される為、上記の
ままの電圧に維持される。以後は図示の如く充電状態が
そのままに維持される。
の通りである。配電線95の電圧は、(blに示すよう
に(イ)の時点において配電線の対地静電容量に瞬間的
に充電されて、送信機の出力電圧(例えばl0KV )
まで至る。次に(ロ)の時点においては、送信機内への
逆流が逆流阻止回路107により阻止される為、上記の
ままの電圧に維持される。以後は図示の如く充電状態が
そのままに維持される。
次に配電線95に抵抗地絡の事故点がある場合は以下の
通りである。配電線95に送り出された探査信号の電流
は地絡事故点に流れる。この為、配電線95の電圧は(
C1に示すようになる。尚電圧v1は地絡抵抗の大きさ
によって異なり、地絡抵抗が6にΩ程度の場合は3にV
程度、1にΩ程度の場合は2KV程度である。
通りである。配電線95に送り出された探査信号の電流
は地絡事故点に流れる。この為、配電線95の電圧は(
C1に示すようになる。尚電圧v1は地絡抵抗の大きさ
によって異なり、地絡抵抗が6にΩ程度の場合は3にV
程度、1にΩ程度の場合は2KV程度である。
次に、配電線95に碍子の亀裂や樹木の接触による断続
的で不規則な地絡の事故点がある場合は以下の通りであ
る。!dlに示す如く配電″!95に上記(イ)の場合
と同様に電圧が加わる。この状態で(ハ)に示す時点で
地絡が生ずる(亀裂での放電、樹木の接触)と、そこに
瞬間的に電流が流れ、電圧が落ちる。そして絶縁が回復
すると(ニ)の時点で再び上記(イ)の場合と同様に電
圧が加わる。
的で不規則な地絡の事故点がある場合は以下の通りであ
る。!dlに示す如く配電″!95に上記(イ)の場合
と同様に電圧が加わる。この状態で(ハ)に示す時点で
地絡が生ずる(亀裂での放電、樹木の接触)と、そこに
瞬間的に電流が流れ、電圧が落ちる。そして絶縁が回復
すると(ニ)の時点で再び上記(イ)の場合と同様に電
圧が加わる。
このような動作が図示の如く不規則に繰り返される。
次に、上記表示手段108の1回路例を示す第24図に
おいて、111 は電圧検出用の分圧抵抗回路で、抵抗
111aと111bによって構成してある6図示の如<
、該回路111 の一端は出力端子102に、他端は接
地端子103に夫々接続してある。+12は電圧表示装
置で、一端を上記分圧抵抗回路111の中間点に接続し
他端を接地回路に接続してある。該表示装置112にお
いて、113は整流用ダイオード、114 は平滑用の
コンデンサ、115は表示器で、マイクロアンメータが
用いである。116 は調整用抵抗である。
おいて、111 は電圧検出用の分圧抵抗回路で、抵抗
111aと111bによって構成してある6図示の如<
、該回路111 の一端は出力端子102に、他端は接
地端子103に夫々接続してある。+12は電圧表示装
置で、一端を上記分圧抵抗回路111の中間点に接続し
他端を接地回路に接続してある。該表示装置112にお
いて、113は整流用ダイオード、114 は平滑用の
コンデンサ、115は表示器で、マイクロアンメータが
用いである。116 は調整用抵抗である。
上記表示手段108にあっては、出力端子102の電圧
が分圧抵抗回路Illを通すことによって低い電圧値で
取り出される。その取り出された電圧はダイオード11
3で整流され、コンデンサ114で平滑されて表示器1
15に加わる。すると表示器115の針はその電圧に応
じて振れる。
が分圧抵抗回路Illを通すことによって低い電圧値で
取り出される。その取り出された電圧はダイオード11
3で整流され、コンデンサ114で平滑されて表示器1
15に加わる。すると表示器115の針はその電圧に応
じて振れる。
上記のような表示手段によれば、配電線95に探査信号
が送出された場合に、配電線の各状態が次のように表示
される。
が送出された場合に、配電線の各状態が次のように表示
される。
先ず地絡事故点が無い場合は表示器115の針は最大値
(探査信号の電圧値)まで大きく振れたままになる。
(探査信号の電圧値)まで大きく振れたままになる。
配電線に抵抗地絡がある場合は、地絡抵抗の太きさに応
じた中間の電圧値まで振れて安定する。
じた中間の電圧値まで振れて安定する。
前記碍子の亀裂等による間欠的な地絡がある場合は、針
は大きく振れたり戻ったりを不規則に繰り返す。
は大きく振れたり戻ったりを不規則に繰り返す。
表示器115の表示状態がこのように変わる為、該表示
器l15を見て、地絡事故点の有無及び事故の種類の判
別ができる。
器l15を見て、地絡事故点の有無及び事故の種類の判
別ができる。
次に上記送信機を用いた地絡事故点の探査について、第
25図に基づき説明する。第25図において、99は変
電所、CBは遮断器、100は配電線路(長さは例えば
20km)を示し、三相分の架空の高圧配電′41A9
5を備える。SS1〜SS4 は区分開閉器で例えば4
km毎に設ける。■1〜HIOは配電線路100の電柱
毎(約50m毎)に取付けた表示器の存在を示す。この
表示器は第25図から明らかなように配電線に対し相互
に間隔を隔てて付設されている。
25図に基づき説明する。第25図において、99は変
電所、CBは遮断器、100は配電線路(長さは例えば
20km)を示し、三相分の架空の高圧配電′41A9
5を備える。SS1〜SS4 は区分開閉器で例えば4
km毎に設ける。■1〜HIOは配電線路100の電柱
毎(約50m毎)に取付けた表示器の存在を示す。この
表示器は第25図から明らかなように配電線に対し相互
に間隔を隔てて付設されている。
上記のような配電線路において例えば第25図の点P1
において地絡事故が生ずると、変電所99にある周知の
地絡リレーが作動し、区分開閉器SS3とSS4が開い
てその区間が停電状態となる。このような状態となった
ならば、前記構成の地絡事故点探査用送信機101を携
えて現場に赴く。
において地絡事故が生ずると、変電所99にある周知の
地絡リレーが作動し、区分開閉器SS3とSS4が開い
てその区間が停電状態となる。このような状態となった
ならば、前記構成の地絡事故点探査用送信機101を携
えて現場に赴く。
現場においては測定可能な線路亘長に区分した停電状態
の高圧配電線に対し、送信機101 の出力端子102
を三相−括に接続し、また接地端子103を大地に接続
する0次に前述の如く探査信号の送出を行ない、その場
合における表示器115の表示を見て前述の如き判別を
行なう。然る後、判別結果に応じた処置を構すればよい
。
の高圧配電線に対し、送信機101 の出力端子102
を三相−括に接続し、また接地端子103を大地に接続
する0次に前述の如く探査信号の送出を行ない、その場
合における表示器115の表示を見て前述の如き判別を
行なう。然る後、判別結果に応じた処置を構すればよい
。
向上述の如き探査作業終了後、配電線から送信機を外す
場合に次のような安全性がある。即ち、事故点が無いと
前記第23図(blの如く配電線には高電圧が充電され
たままとなる。しかし前記送信機101にあっては分圧
抵抗回路111が出力端子102と接地端子103の間
に接続してある為、それを介して前記高電圧が放電され
る。その放電状態は表示器115の指示を見ることによ
ってi1!認できる。
場合に次のような安全性がある。即ち、事故点が無いと
前記第23図(blの如く配電線には高電圧が充電され
たままとなる。しかし前記送信機101にあっては分圧
抵抗回路111が出力端子102と接地端子103の間
に接続してある為、それを介して前記高電圧が放電され
る。その放電状態は表示器115の指示を見ることによ
ってi1!認できる。
従って、誤って充電状態の配電線に触れることによる感
電事故を防止できる。向上記放電の時定数は前述の如き
事故点の有無の判別に支障をきたさぬよう探査信号の周
期に比べ充分に長く (数秒〜10数秒)するとよい。
電事故を防止できる。向上記放電の時定数は前述の如き
事故点の有無の判別に支障をきたさぬよう探査信号の周
期に比べ充分に長く (数秒〜10数秒)するとよい。
次に表示手段の異なる例を示す第26図について説明す
る。本例は出力端子102に出力される電流に応動して
表示が変化する表示手段の例を示すものである0図にお
いて、117は電流用検出用変流器、118は電流表示
装置である。該装置118において、119は整流用ダ
イオード、120は平滑用コンデンサ、121 は表示
器、122は調整用抵抗である。123は電流検出回路
で、入力が所定値以上となると出力を生ずる。124は
表示器の他の例として示すブザーである。
る。本例は出力端子102に出力される電流に応動して
表示が変化する表示手段の例を示すものである0図にお
いて、117は電流用検出用変流器、118は電流表示
装置である。該装置118において、119は整流用ダ
イオード、120は平滑用コンデンサ、121 は表示
器、122は調整用抵抗である。123は電流検出回路
で、入力が所定値以上となると出力を生ずる。124は
表示器の他の例として示すブザーである。
上記表示手段においては、出力端子102に流れる電流
を接地端子103に流れる電流によって変流器117が
検出する。検出後の動作は前記第24図のものと同様で
あって、表示器121により上記出力端子102への電
流が表示される。尚ブザー124も上記電流の有無に応
じて鳴動する。
を接地端子103に流れる電流によって変流器117が
検出する。検出後の動作は前記第24図のものと同様で
あって、表示器121により上記出力端子102への電
流が表示される。尚ブザー124も上記電流の有無に応
じて鳴動する。
上記表示手段の表示動作を第27図に基づき説明する。
尚第27図においてfa)は送信機101 の出力電圧
波形、To)〜(dlは出力端子から配電線へ出力され
る電流の波形である。
波形、To)〜(dlは出力端子から配電線へ出力され
る電流の波形である。
配電線に地絡事故が無い場合は、送信機101の出力端
子からは(b)の如((ホ)の時点において一瞬配電線
への充電電流が流れ、充電後は電流がゼロとなる。従っ
て表示器121の指針は一瞬ビクンと振れるのみである
。又ブザー124 は−瞬鳴動するのみである。
子からは(b)の如((ホ)の時点において一瞬配電線
への充電電流が流れ、充電後は電流がゼロとなる。従っ
て表示器121の指針は一瞬ビクンと振れるのみである
。又ブザー124 は−瞬鳴動するのみである。
配電線に抵抗地絡がある場合は、tc+の如く地絡抵抗
に応じた電流It (6にΩの場合0.4A、1にΩの
場合0.6A程度)が流れる。従って表示器121 の
指針は上記地絡抵抗に応じた振れを安定に示す、またブ
ザー124は連続して鳴動する。
に応じた電流It (6にΩの場合0.4A、1にΩの
場合0.6A程度)が流れる。従って表示器121 の
指針は上記地絡抵抗に応じた振れを安定に示す、またブ
ザー124は連続して鳴動する。
配電線に断続的で不規則な地絡がある場合は、(dlの
如く不規則に電流が流れる。従って表示器121の指針
は不規則に振れる。またブザー124 も不規則に鳴動
する。尚fdlにおいて(へ)は碍子の亀裂の放電ある
いは配電線への樹木の接触による放電の電流を示し、(
ト)は上記放電が継続した場合の状態を示す。
如く不規則に電流が流れる。従って表示器121の指針
は不規則に振れる。またブザー124 も不規則に鳴動
する。尚fdlにおいて(へ)は碍子の亀裂の放電ある
いは配電線への樹木の接触による放電の電流を示し、(
ト)は上記放電が継続した場合の状態を示す。
なお、機能上前図のものと同−又は均等構成と考えられ
る部分には、前回と同一の符号を付して重複する説明を
省略した。(また次回以降についても同様の考えで同一
の符号を付して重複する説明を省略する。) 次に地絡事故点探査用送信機の回路構成の他の例を示す
第28図について説明する。131は信号出力部で、前
記2種類の表示手段108.108°の両方を備える。
る部分には、前回と同一の符号を付して重複する説明を
省略した。(また次回以降についても同様の考えで同一
の符号を付して重複する説明を省略する。) 次に地絡事故点探査用送信機の回路構成の他の例を示す
第28図について説明する。131は信号出力部で、前
記2種類の表示手段108.108°の両方を備える。
尚手段108における159は電圧検出回路である。1
32はスイッチング部、133はゲート駆動部、134
は制御部、135は発信部、136はタイマ部、137
は電源部を夫々示す。
32はスイッチング部、133はゲート駆動部、134
は制御部、135は発信部、136はタイマ部、137
は電源部を夫々示す。
上記信号出力部131において、Tri は探査信号用
の出カドランス、138は脈流形成回路及び逆流阻止手
段として例示する全波整流回路で、トランスTriの2
次巻線に出力電圧が誘起されているときにはそれを整流
して脈流を形成する働きをし、上記2次巻線の出力電圧
がゼロになっているときには、出力端子102からトラ
ンスの2次巻線を通して接地端子103に向は電流が流
れることを阻止する働きをする。Tr2は復帰信号用の
出カドランス、139は復帰信号の出力端子を示す。
の出カドランス、138は脈流形成回路及び逆流阻止手
段として例示する全波整流回路で、トランスTriの2
次巻線に出力電圧が誘起されているときにはそれを整流
して脈流を形成する働きをし、上記2次巻線の出力電圧
がゼロになっているときには、出力端子102からトラ
ンスの2次巻線を通して接地端子103に向は電流が流
れることを阻止する働きをする。Tr2は復帰信号用の
出カドランス、139は復帰信号の出力端子を示す。
次にスイッチング部132において、141.142は
スイッチング素子で、Gτ○(ゲートターンオフサイリ
スク)が用いである。143.144は保護回路(スナ
バ回路)で、GTO141,142(7)ON−OFF
時のサージによる逆耐電圧に対処するように、GT01
41、142に対しそれぞれ並列に接続してある。
スイッチング素子で、Gτ○(ゲートターンオフサイリ
スク)が用いである。143.144は保護回路(スナ
バ回路)で、GTO141,142(7)ON−OFF
時のサージによる逆耐電圧に対処するように、GT01
41、142に対しそれぞれ並列に接続してある。
次にゲート駆動部133において、145.146はス
イッチング素子のG T O141,142のON −
OFFをコントロールするためのゲート駆動回路である
。
イッチング素子のG T O141,142のON −
OFFをコントロールするためのゲート駆動回路である
。
次に制御部134 は発信部135及びタイマ部136
からの信号によりゲート駆動部133を制御するもので
、147.148はオア回路、149〜152はアンド
回路を夫々示す。
からの信号によりゲート駆動部133を制御するもので
、147.148はオア回路、149〜152はアンド
回路を夫々示す。
次に発信部135において、153ば探査信号用の発信
回路で、本例では探査信号の周波数の172の周波数(
90Hz)を発信するものが用いである。154は復帰
信号用の発信回路で、50Hz(商用周波と同じ)を発
信するものが用いである。
回路で、本例では探査信号の周波数の172の周波数(
90Hz)を発信するものが用いである。154は復帰
信号用の発信回路で、50Hz(商用周波と同じ)を発
信するものが用いである。
次にタイマ部136において、156は探査信号の送出
時間を設定する為のタイマで、その時間は例えば30秒
に設定してある。157は復帰信号の送出時間を設定す
る為のタイマで、例えば10秒に設定してある。
時間を設定する為のタイマで、その時間は例えば30秒
に設定してある。157は復帰信号の送出時間を設定す
る為のタイマで、例えば10秒に設定してある。
次に電源部137において、Eは直流電源で、例えば2
4Vの蓄電池、Slは電源スィッチ、160は電圧検出
回路で、電HEの電圧が検出レベルに達すると出力して
電源の有無状Li(レベル)を表示するようにしてある
。161 はDC−DCコンバータで、直流の24Vか
ら直流の±12Vを形成するものである。
4Vの蓄電池、Slは電源スィッチ、160は電圧検出
回路で、電HEの電圧が検出レベルに達すると出力して
電源の有無状Li(レベル)を表示するようにしてある
。161 はDC−DCコンバータで、直流の24Vか
ら直流の±12Vを形成するものである。
次に、S2は電源補助スイッチ、S3は切替スイッチで
、3組のスイッチ53−1−53−3が連動して、回路
を90ヘルツ側aから50ヘルツ側すに又はその逆に切
り替えるようにしてある。 S4はスタートスイシチで
、タイマ156 とタイマ157に設けたスイッチ54
−1.54−2からなる連動の押しボタンスイッチが用
いである0次に、Ll、 L2は電源表示ランプ、La
は発信表示ランプ、15B はアンド回路である。
、3組のスイッチ53−1−53−3が連動して、回路
を90ヘルツ側aから50ヘルツ側すに又はその逆に切
り替えるようにしてある。 S4はスタートスイシチで
、タイマ156 とタイマ157に設けたスイッチ54
−1.54−2からなる連動の押しボタンスイッチが用
いである0次に、Ll、 L2は電源表示ランプ、La
は発信表示ランプ、15B はアンド回路である。
次に上記構成の送信機について動作(操作方法)を説明
する。
する。
先ず探査信号の送信の場合を第29(A) 、 29(
B)図に基づき説明する。前実施例と同様に出力端子1
゜2を配電線に接続し、接地端子103を接地する。
B)図に基づき説明する。前実施例と同様に出力端子1
゜2を配電線に接続し、接地端子103を接地する。
次に電源スィッチS1をONにする。するとDC−DC
コンバータ161が直流電源Eに接続して作動する。切
替スイッチS3の各スイッチ53−1〜53−3を90
ヘルツ側に切替える。次いで電源補助スイッチS2をO
Nにすると、電源表示ランプL1が点灯し電源がONに
なったことを表示する。
コンバータ161が直流電源Eに接続して作動する。切
替スイッチS3の各スイッチ53−1〜53−3を90
ヘルツ側に切替える。次いで電源補助スイッチS2をO
Nにすると、電源表示ランプL1が点灯し電源がONに
なったことを表示する。
次に、スタートスイッチS4をONにするとスイッチ5
4−1と54−2がONになり、タイマ156が作動し
時間(秒)のカウントを開始し、そしてタイマ156の
出力端より信号を出力する(波形図■を参照)。
4−1と54−2がONになり、タイマ156が作動し
時間(秒)のカウントを開始し、そしてタイマ156の
出力端より信号を出力する(波形図■を参照)。
タイマ156の出力信号は90ヘルツ側の発信回路15
3に入力される0発信回路153 は電源Eと接続して
いるため、その出力端より90Hzの発信信号をアンド
回路149.150に出力する(波形図■、■を参照)
。
3に入力される0発信回路153 は電源Eと接続して
いるため、その出力端より90Hzの発信信号をアンド
回路149.150に出力する(波形図■、■を参照)
。
また、アンド回路149.150に対してはタイマ15
6からの出力信号が入力されて、アンド回路149.1
50から信号が90ヘルツの間隔で交互に出力する(波
形図■、■を参照)。
6からの出力信号が入力されて、アンド回路149.1
50から信号が90ヘルツの間隔で交互に出力する(波
形図■、■を参照)。
上記アンド回路149.150からの出力信号は次ぎに
オア回路147.148に入力される。その出力端から
の信号はゲート駆動回路145.146に各々入力され
て同回路からGTO141,142の各ゲートに対し、
夫々波形図■、■において(チ)、(チ°)で示す如<
ON、信号(OVから+12Vに変化する信号。
オア回路147.148に入力される。その出力端から
の信号はゲート駆動回路145.146に各々入力され
て同回路からGTO141,142の各ゲートに対し、
夫々波形図■、■において(チ)、(チ°)で示す如<
ON、信号(OVから+12Vに変化する信号。
この+12■はGTOのON抵抗によって実際には3v
に下降している)を90ヘルツの間隔でもって交互に出
力する。またオア回路147.148の出力によって発
信表示ランプLeが点灯し発信状態を表示する。ただし
上記の場合上記GTO141,142のゲートに対して
は、夫々波形図■、■において(す)、(リ°)で示す
如<OFF信号(OVから−12Vに変化する信号)を
連続して出し続けている。
に下降している)を90ヘルツの間隔でもって交互に出
力する。またオア回路147.148の出力によって発
信表示ランプLeが点灯し発信状態を表示する。ただし
上記の場合上記GTO141,142のゲートに対して
は、夫々波形図■、■において(す)、(リ°)で示す
如<OFF信号(OVから−12Vに変化する信号)を
連続して出し続けている。
上記のようにGTO141,142が90ヘルツの間隔
で交互にONするため、出カドランスTriの一次側に
は90サイクルの間隔でもって下記の経路で電流i1.
i2が流れる。。
で交互にONするため、出カドランスTriの一次側に
は90サイクルの間隔でもって下記の経路で電流i1.
i2が流れる。。
11の経路
直流電′aEの+側−電源スイッチS1−出力トランス
Tri の中間タップtlo→出カドランスTri の
巻始端子tll−切替スイッチ53−1→G T O1
41→アースe〇−直流電源Eの一側(波形図11を参
照)。
Tri の中間タップtlo→出カドランスTri の
巻始端子tll−切替スイッチ53−1→G T O1
41→アースe〇−直流電源Eの一側(波形図11を参
照)。
12の経路
直流電源Eの+側−電源スイッチS1−出力トランスT
ri の中間タップtlo→出カドランスTri の巻
終端子口2−切替スイッチ53−2−c T O142
→アースeo−直流電源Eの一側(波形図12を参照)
。
ri の中間タップtlo→出カドランスTri の巻
終端子口2−切替スイッチ53−2−c T O142
→アースeo−直流電源Eの一側(波形図12を参照)
。
上記のように出カドランスTrl の1次側に電流il
。
。
12が90ヘルツの間隔でもって交互に流れると、出カ
ドランスTriの2次側(出力端側)には90ヘルツの
間隔でもってプラス方向の出力信号(波形図vlの(ヌ
)を参照)とマイナス方向の出力信号(波形図v1の(
ヌ°)を参照)を交互に出力する。
ドランスTriの2次側(出力端側)には90ヘルツの
間隔でもってプラス方向の出力信号(波形図vlの(ヌ
)を参照)とマイナス方向の出力信号(波形図v1の(
ヌ°)を参照)を交互に出力する。
なお、上記のプラスの出力信号とマイナスの出力信号と
の間には休止時間(波形図v1の(ル)を参照)が存在
する。したがって出力信号は180ヘルツの間隔でプラ
ス側とマイナス側が出力されることになる。
の間には休止時間(波形図v1の(ル)を参照)が存在
する。したがって出力信号は180ヘルツの間隔でプラ
ス側とマイナス側が出力されることになる。
上記トランスTriの出力信号は整流回路で整流されて
脈流の波形の探査信号となり出力端子102に出力され
る。
脈流の波形の探査信号となり出力端子102に出力され
る。
次に、上記探査信号が出力された場合における、配電線
の事故の状況に対応した動作を説明する。
の事故の状況に対応した動作を説明する。
(al配電線が健全(地絡無し)の場合配電線路の対地
静電容量COが充電されるだけのため瞬時に電流が流れ
た後は信号電流が流れない(波形図13−0を参照)、
つまり、線路は10kvに充電された状態となる(波形
図v2−1を参照)。この充電電圧(10kv)は表示
手段108の表示器115 (電圧計、実際には電流を
電圧表示にしている)によって確認できる。つまり、事
故無しの場合には、上記の配電線の充電電圧(10kv
)を確認することによって地絡事故発生の無が判別でき
る。
静電容量COが充電されるだけのため瞬時に電流が流れ
た後は信号電流が流れない(波形図13−0を参照)、
つまり、線路は10kvに充電された状態となる(波形
図v2−1を参照)。この充電電圧(10kv)は表示
手段108の表示器115 (電圧計、実際には電流を
電圧表示にしている)によって確認できる。つまり、事
故無しの場合には、上記の配電線の充電電圧(10kv
)を確認することによって地絡事故発生の無が判別でき
る。
この充電電圧は放電抵抗兼用の分圧抵抗回路111を介
してアース(大地eo)に放電される。したがって探査
具(作業者)璧この電圧の放電を表示器115によって
確認して安全となった後に次の作業に進むことになる。
してアース(大地eo)に放電される。したがって探査
具(作業者)璧この電圧の放電を表示器115によって
確認して安全となった後に次の作業に進むことになる。
(bl配電線に地絡事故がある場合(地絡抵抗がON6
にΩ) 出カドランスTrl の出力信号v1は全波整流回路1
38によって正の矩形波に整形されて出力される。
にΩ) 出カドランスTrl の出力信号v1は全波整流回路1
38によって正の矩形波に整形されて出力される。
この出力は180サイクルの間隔で出力される(波形図
v2−2を参照)、この場合の電圧(数kv) は表示
手段108の表示器115(電圧計)が前記地絡無しの
場合に比べ低い電圧として表示するため地絡事故が確認
できる。また配電線に流れる電流が表示手段110゛の
表示器121(電流計)によって確認できく波形図13
−1を参照)、それに追従(連動)してブザー124が
鳴動し、音声によっても地絡事故が確認できる。つまり
地絡事故が発生していることが判別できる。
v2−2を参照)、この場合の電圧(数kv) は表示
手段108の表示器115(電圧計)が前記地絡無しの
場合に比べ低い電圧として表示するため地絡事故が確認
できる。また配電線に流れる電流が表示手段110゛の
表示器121(電流計)によって確認できく波形図13
−1を参照)、それに追従(連動)してブザー124が
鳴動し、音声によっても地絡事故が確認できる。つまり
地絡事故が発生していることが判別できる。
tel配電線の碍子が間欠地絡している場合(不規則に
地絡事故が発生する場合) 碍子に亀裂等があって絶縁抵抗が低下し、間欠地絡が発
生する場合には、上記表示手段108.10日°によっ
て確認できる。この場合には、配電線の電圧電流は夫々
波形図v2−3.13−2のようになる。
地絡事故が発生する場合) 碍子に亀裂等があって絶縁抵抗が低下し、間欠地絡が発
生する場合には、上記表示手段108.10日°によっ
て確認できる。この場合には、配電線の電圧電流は夫々
波形図v2−3.13−2のようになる。
従って、電圧計115あるいは電流計121 は極めて
不規則に振動する。この場合電流検出回路123の出力
に追従して鳴動するブザー124 も不規則に鳴動する
。このように間欠地絡事故も電圧計115、電流計12
1の不規則な振動状態、およびブザー124の不規則な
間欠鳴動によって判別できる。
不規則に振動する。この場合電流検出回路123の出力
に追従して鳴動するブザー124 も不規則に鳴動する
。このように間欠地絡事故も電圧計115、電流計12
1の不規則な振動状態、およびブザー124の不規則な
間欠鳴動によって判別できる。
上記のように探査信号が送られた場合において、探査対
象の高圧配電線に地絡事故がある(blの場合や間欠地
絡事故がある(C1の場合には、配電線に流れる信号電
流13−1又は13−2によって、前記表示器が事故有
りを表示する。
象の高圧配電線に地絡事故がある(blの場合や間欠地
絡事故がある(C1の場合には、配電線に流れる信号電
流13−1又は13−2によって、前記表示器が事故有
りを表示する。
上記のように探査信号が送られる場合において送信機は
タイマ156の設定が30秒で停止するようになってい
るため、出力端子102からの信号の送出はその時間経
過後に停止する。なお、電源スィッチS1を開放すれば
送信機の出力は直ちに非常停止する。
タイマ156の設定が30秒で停止するようになってい
るため、出力端子102からの信号の送出はその時間経
過後に停止する。なお、電源スィッチS1を開放すれば
送信機の出力は直ちに非常停止する。
次に、地絡探査が終了し事故点の修復が完了した後は送
信機によって配電線に対し復帰信号を送出し、表示器を
復旧させる。
信機によって配電線に対し復帰信号を送出し、表示器を
復旧させる。
すなわち送信機においては、出力端子102 と配電線
の接続を外しまた接地端子103の接地を外し、代わり
に復帰用出力端子139における一方の端子を配電線の
三線の内の一線に接続し、他方の端子を残り二線の内の
一線に接続する。また事故点においては三相を一括に接
続した後、以下の操作を行う。
の接続を外しまた接地端子103の接地を外し、代わり
に復帰用出力端子139における一方の端子を配電線の
三線の内の一線に接続し、他方の端子を残り二線の内の
一線に接続する。また事故点においては三相を一括に接
続した後、以下の操作を行う。
送信機の切替スイッチS3を50ヘルツ側すに切り替え
、電源スィッチS1および補助電源スィッチS2をON
にする。すると電源表示ランプL1が消えて50ヘルツ
側の電源表示ランプL2が点灯し発信回路の切替状態が
表示される。
、電源スィッチS1および補助電源スィッチS2をON
にする。すると電源表示ランプL1が消えて50ヘルツ
側の電源表示ランプL2が点灯し発信回路の切替状態が
表示される。
上記切替によって、50ヘルツ側のタイマ157から信
号が出力する(第30図の波形図0を参照)。
号が出力する(第30図の波形図0を参照)。
タイマ157の出力は50ヘルツ側の発信回路154に
入力し、50ヘルツ側の発信回路154からの出力信号
(波形図■、■を参照)はアンド回路151.152に
それぞれ入力し、またそれらにはタイマ157からの出
力信号(波形図[相]を参照)も入力する。
入力し、50ヘルツ側の発信回路154からの出力信号
(波形図■、■を参照)はアンド回路151.152に
それぞれ入力し、またそれらにはタイマ157からの出
力信号(波形図[相]を参照)も入力する。
上記の入力によってアンド回路151.152の出力が
オア回路147.148に入力する(波形図O,Oを参
照)、この入力によってオア回路147.148からの
出力がゲート駆動回路145.146に入力する。尚オ
ア回路の出力によって発信表示ランプLeが点灯し発信
状態を表示する。上記入力信号によってゲート駆動回路
145.146が作動し、その出力信号(波形図■゛、
■゛) がGTO141,142のゲートに対し加わり
GTO141,142が50ヘルツの間隔で交互にON
する。上記のようにG T O141,142が交互に
ONすると、それによって復帰信号用出カドランスTr
2の1次側には電fii4. i5が50ヘルツの間隔
でもって交互に流れる(波形図i4. i5を参照)。
オア回路147.148に入力する(波形図O,Oを参
照)、この入力によってオア回路147.148からの
出力がゲート駆動回路145.146に入力する。尚オ
ア回路の出力によって発信表示ランプLeが点灯し発信
状態を表示する。上記入力信号によってゲート駆動回路
145.146が作動し、その出力信号(波形図■゛、
■゛) がGTO141,142のゲートに対し加わり
GTO141,142が50ヘルツの間隔で交互にON
する。上記のようにG T O141,142が交互に
ONすると、それによって復帰信号用出カドランスTr
2の1次側には電fii4. i5が50ヘルツの間隔
でもって交互に流れる(波形図i4. i5を参照)。
14の電流経路
直流T!L′aEのプラス側−中間タップt20−@始
端子t21−切替スイッチ53−1−G T O141
→アースe〇−直流電源Eのマイナス側 i5の電流経路 直流電源Eのプラス側−中間タップt20−巻終端子t
22−切替スイッチ53−2→G T O142→アー
スe〇−直流電源Eのマイナス側 すると復帰信号用の出カドランスTr2の2次側からは
50ヘルツの矩形波の信号ν3が出力する(波形図v3
を参照)、また、復帰信号用の出カドランスTr2の2
次側にはi6なる復帰信号電流が流れる(波形図i6を
参照)。
端子t21−切替スイッチ53−1−G T O141
→アースe〇−直流電源Eのマイナス側 i5の電流経路 直流電源Eのプラス側−中間タップt20−巻終端子t
22−切替スイッチ53−2→G T O142→アー
スe〇−直流電源Eのマイナス側 すると復帰信号用の出カドランスTr2の2次側からは
50ヘルツの矩形波の信号ν3が出力する(波形図v3
を参照)、また、復帰信号用の出カドランスTr2の2
次側にはi6なる復帰信号電流が流れる(波形図i6を
参照)。
上記のごとく復帰信号電流15(5A程度)が配電線に
ながれると、表示器がこれを検出して表示器は復帰する
。この復帰信号電流i6が配電線に流れているのは電流
計163によって確認できる。
ながれると、表示器がこれを検出して表示器は復帰する
。この復帰信号電流i6が配電線に流れているのは電流
計163によって確認できる。
以上のように本発明にあっては、配電線95への取付状
態にあっては探査信号電流を検出し、その検出信号でも
って表示部3を作動させることができ、また上記取付状
態では、降雨の場合に上記検出の為のコイル42をカバ
ー部材61によって雨水から守ることができるは勿論の
こと、 上記の如くカバー部材61を備えるものでも、配電線9
5に対し該表示器1を取付ける場合は、カバー部材61
は基体4に被ったまま、押え体10のみを基体4から遠
近させて取付作業ができる特長がある。このことは、従
来品の如きカバー部材の再装着の忘れをもともと無きも
のにできる効果がある。
態にあっては探査信号電流を検出し、その検出信号でも
って表示部3を作動させることができ、また上記取付状
態では、降雨の場合に上記検出の為のコイル42をカバ
ー部材61によって雨水から守ることができるは勿論の
こと、 上記の如くカバー部材61を備えるものでも、配電線9
5に対し該表示器1を取付ける場合は、カバー部材61
は基体4に被ったまま、押え体10のみを基体4から遠
近させて取付作業ができる特長がある。このことは、従
来品の如きカバー部材の再装着の忘れをもともと無きも
のにできる効果がある。
しかも表示器1を配電!l、?t95に取付けた状態に
おいては、上記の如く基体4を覆うのみのカバー部材6
1は表示器全体の形態を前記従来品の如く大嵩化させる
ことは無く、その結果、表示器1の風当りも小さく保っ
て、配電線に与える負担を従来品に比べ軽減させ得る効
果もある。
おいては、上記の如く基体4を覆うのみのカバー部材6
1は表示器全体の形態を前記従来品の如く大嵩化させる
ことは無く、その結果、表示器1の風当りも小さく保っ
て、配電線に与える負担を従来品に比べ軽減させ得る効
果もある。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は地絡事故点
探査用表示器の半断面図、第2回は電線に対する取付を
説明する為の正面図、第3図は押え体を分離した状態の
斜視図、第4図は押え体の分解斜視図、第5図は検出部
における第1要素及び表示部の全体を分解した状態の斜
視図、第6図はカバー部材を除去した平面図、第7図は
■−■線断面図、第8図は■−■線位置にてカバー部材
及びコイルケースの一部を破断した状態の断面図、第9
図は検出コイルの底面図、第10図はx−X線断面図、
第11図はXI−XI線線入大断面図第12図はxn−
xn線断面図、第12の2図はカバー部材の詳細を示す
半断面縦断面図、第12の3図はカバー部材の詳細を示
す一部破断乎面図、第12の4図はカバー部材の詳細を
示す右側面図(半断面図)、第12の5図は基体とカバ
ー部材における周側壁との関係を示す部分図、第13図
は表示部における遮蔽体及び表示体カバーの分解斜視図
、第14図は正常状態における表示部の斜視図、第15
図は表示状態における表示部の斜視図、第16図はxv
t−xvr線断面図、第17図はX■−X■線断面図、
第18図は補助部材の平面図、第19図は表示器のブロ
ック回路図、第20図は表示器の回路図、第20の2図
は表示器の回路の異なる例を示す図、第21図は表示器
の動作説明用波形図、第22図は地絡事故点探査用送信
機のブロック回路図、第23図は配電線に探査信号が送
出された状態における電圧波形図、第24図は表示手段
の回路図、第25図は配電線路の経路図、第26図は表
示手段の他の例を示す回路図、第27図は配電線に探査
信号が送出された状態における電流波形図、第28図は
地絡事故点探査用送信機の他の回路例を示す回路図、第
29 (A)図及び第29(B)図は探査信号送出時の
動作を説明する為の波形図、第30図は復帰信号送出時
の動作を説明する為の波形図。 1・・・地絡事故点探査用表示器、2・・・検出部、3
・・・表示部、4・・・基体、10・・・押え体、30
・・・変流器のコア、31・・・第1要素、42・・・
検出コイル、61・・・カバー部材、62・・・天板部
、67・・・周側壁。 第1図 OL ’/4 第4笛 f/”1 第3図 笛4図 第6図 第7図 第9図 第10図 第1z図 第Aろ図 第14図 第15図 @11z 第1Zの3図 第1乙のら図 第1G図 第17図 第1δ図 第21図 を 復 帰 t 負荷電流通電時第24図 2.2f 第23図 第25図 第26図 第27図
探査用表示器の半断面図、第2回は電線に対する取付を
説明する為の正面図、第3図は押え体を分離した状態の
斜視図、第4図は押え体の分解斜視図、第5図は検出部
における第1要素及び表示部の全体を分解した状態の斜
視図、第6図はカバー部材を除去した平面図、第7図は
■−■線断面図、第8図は■−■線位置にてカバー部材
及びコイルケースの一部を破断した状態の断面図、第9
図は検出コイルの底面図、第10図はx−X線断面図、
第11図はXI−XI線線入大断面図第12図はxn−
xn線断面図、第12の2図はカバー部材の詳細を示す
半断面縦断面図、第12の3図はカバー部材の詳細を示
す一部破断乎面図、第12の4図はカバー部材の詳細を
示す右側面図(半断面図)、第12の5図は基体とカバ
ー部材における周側壁との関係を示す部分図、第13図
は表示部における遮蔽体及び表示体カバーの分解斜視図
、第14図は正常状態における表示部の斜視図、第15
図は表示状態における表示部の斜視図、第16図はxv
t−xvr線断面図、第17図はX■−X■線断面図、
第18図は補助部材の平面図、第19図は表示器のブロ
ック回路図、第20図は表示器の回路図、第20の2図
は表示器の回路の異なる例を示す図、第21図は表示器
の動作説明用波形図、第22図は地絡事故点探査用送信
機のブロック回路図、第23図は配電線に探査信号が送
出された状態における電圧波形図、第24図は表示手段
の回路図、第25図は配電線路の経路図、第26図は表
示手段の他の例を示す回路図、第27図は配電線に探査
信号が送出された状態における電流波形図、第28図は
地絡事故点探査用送信機の他の回路例を示す回路図、第
29 (A)図及び第29(B)図は探査信号送出時の
動作を説明する為の波形図、第30図は復帰信号送出時
の動作を説明する為の波形図。 1・・・地絡事故点探査用表示器、2・・・検出部、3
・・・表示部、4・・・基体、10・・・押え体、30
・・・変流器のコア、31・・・第1要素、42・・・
検出コイル、61・・・カバー部材、62・・・天板部
、67・・・周側壁。 第1図 OL ’/4 第4笛 f/”1 第3図 笛4図 第6図 第7図 第9図 第10図 第1z図 第Aろ図 第14図 第15図 @11z 第1Zの3図 第1乙のら図 第1G図 第17図 第1δ図 第21図 を 復 帰 t 負荷電流通電時第24図 2.2f 第23図 第25図 第26図 第27図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、配電線に付設されることにより、その配電線に流れ
る探査信号電流を検出して検出信号を出力するようにし
た検出部と、上記検出部と連結一体化され、かつ上記検
出信号を受けて表示作動するようにした表示部とを有し
、上記検出部は、上記検出部と連結一体化されかつ上記
配電線を挟んでその下側に位置させるようにした基体、
及び上側に位置させるようにした押え体と、上記基体に
対し押え体を締めるようにした締具を有しており、しか
も上記基体には、上記配電線の存置空間の周囲を取り囲
む為の環状の変流器コアにおけるU字状の第1要素が設
けてあると共に、該第1要素には検出コイルが付設して
あり、一方上記押え体には、上記環状の変流器コアにお
ける逆U字状の第2要素が、上記基体に対する押え体の
締着によって上記第1要素と相対向する状態となるよう
に設けてある地絡事故点探査用表示器において、上記基
体に対しては、基体の上方を覆うに充分な大きさの天板
部と、基体の周囲を取り囲むに充分な大きさでかつ上記
天板部の周縁から垂下されている周側壁とから成るカバ
ー部材が被せ付けてあると共に、上記第1要素における
二つの脚部の各先端部は、上記天板部に設けた二つの透
孔から露出させてある地絡事故点探査用表示器。 2、配電線に付設されることにより、その配電線に流れ
る探査信号電流を検出して検出信号を出力するようにし
た検出部と、上記検出部と連結一体化され、かつ上記検
出信号を受けて表示作動するようにした表示部とを有し
、上記検出部は、上記検出部と連結一体化されかつ上記
配電線を挟んでその下側に位置させるようにした基体、
及び上側に位置させるようにした押え体と、上記基体に
対し押え体を締めるようにした締具を有しており、しか
も上記基体には、上記配電線の存置空間の周囲を取り囲
む為の環状の変流器コアにおけるU字状の第1要素が設
けてあると共に、該第1要素には検出コイルが付設して
あり、一方上記押え体には、上記環状の変流器コアにお
ける逆U字状の第2要素が、上記基体に対する押え体の
締着によって上記第1要素と相対向する状態となるよう
に設けてある地絡事故点探査用表示器において、上記基
体に対しては、基体の上方を覆うに充分な大きさの天板
部と、基体の周囲を取り囲むに充分な大きさでかつ上記
天板部の周縁から垂下されている周側壁とから成るカバ
ー部材が被せ付けてあると共に、上記第1要素における
二つの脚部の各先端部は、上記天板部に設けた二つの透
孔から露出させてあり、さらに上記天板部の上面には、
上記各透孔に露出する脚部の各先端部相互の間に配電線
を位置決する為の位置決片を設けてある地絡事故点探査
用表示器。 3、配電線に付設されることにより、その配電線に流れ
る探査信号電流を検出して検出信号を出力するようにし
た検出部と、上記検出部と連結一体化され、かつ上記検
出信号を受けて表示作動するようにした表示部とを有し
、上記検出部は、上記検出部と連結一体化されかつ上記
配電線を挟んでその下側に位置させるようにした基体、
及び上側に位置させるようにした押え体と、上記基体に
対し押え体を締めるようにした締具を有しており、しか
も上記基体には、上記配電線の存置空間の周囲を取り囲
む為の環状の変流器コアにおけるU字状の第1要素が設
けてあると共に、該第1要素には検出コイルが付設して
あり、一方上記押え体には、上記環状の変流器コアにお
ける逆U字状の第2要素が、上記基体に対する押え体の
締着によって上記第1要素と相対向する状態となるよう
に設けてある地絡事故点探査用表示器において、上記基
体に対しては、基体の上方を覆うに充分な大きさの天板
部と、基体の周囲を取り囲むに充分な大きさでかつ上記
天板部の周縁から垂下されている周側壁とから成るカバ
ー部材が被せ付けてあると共に、上記第1要素における
二つの脚部の各先端部は、上記天板部に設けた二つの透
孔から露出させてあり、さらに上記天板部の上面におい
て上記透孔と上記締具との間の位置には、上記透孔に露
出する上記脚部先端部へ向けての締具の倒れを停止させ
る為のストッパが突設してある地絡事故点探査用表示器
。 4、配電線に付設されることにより、その配電線に流れ
る探査信号電流を検出して検出信号を出力するようにし
た検出部と、上記検出部と連結一体化され、かつ上記検
出信号を受けて表示作動するようにした表示部とを有し
、上記検出部は、上記検出部と連結一体化されかつ上記
配電線を挟んでその下側に位置させるようにした基体、
及び上側に位置させるようにした押え体と、上記基体に
対し押え体を締めるようにした締具を有しており、しか
も上記基体には、上記配電線の存置空間の周囲を取り囲
む為の環状の変流器コアにおけるU字状の第1要素が設
けてあると共に、該第1要素には検出コイルが付設して
あり、一方上記押え体には、上記環状の変流器コアにお
ける逆U字状の第2要素が、上記基体に対する押え体の
締着によって上記第1要素と相対向する状態となるよう
に設けてある地絡事故点探査用表示器において、上記基
体に対しては、基体の上方を覆うに充分な大きさの天板
部と、基体の周囲を取り囲むに充分な大きさでかつ上記
天板部の周縁から垂下されている周側壁とから成るカバ
ー部材が被せ付けてあると共に、上記第1要素における
二つの脚部の各先端部は、上記天板部に設けた二つの透
孔から露出させてあり、さらに上記天板部には上記二つ
の透孔相互の間を貫通しかつ両端が外部に露出する貫通
導体が埋め込まれている地絡事故点探査用表示器。 5、配電線に付設されることにより、その配電線に流れ
る探査信号電流を検出して検出信号を出力するようにし
た検出部と、上記検出部と連結一体化され、かつ上記検
出信号を受けて表示作動するようにした表示部とを有し
、上記検出部は、上記検出部と連結一体化されかつ上記
配電線を挟んでその下側に位置させるようにした基体、
及び上側に位置させるようにした押え体と、上記基体に
対し押え体を締めるようにした締具を有しており、しか
も上記基体には、上記配電線の存置空間の周囲を取り囲
む為の環状の変流器コアにおけるU字状の第1要素が設
けてあると共に、該第1要素には検出コイルが付設して
あり、一方上記押え体には、上記環状の変流器コアにお
ける逆U字状の第2要素が、上記基体に対する押え体の
締着によって上記第1要素と相対向する状態となるよう
に設けてある地絡事故点探査用表示器において、上記基
体に対しては、基体の上方を覆うに充分な大きさの天板
部と、基体の周囲を取り囲むに充分な大きさでかつ上記
天板部の周縁から垂下されている周側壁とから成るカバ
ー部材が被せ付けてあると共に、上記第1要素における
二つの脚部の各先端部は、上記天板部に設けた二つの透
孔から露出させてあり、さらに上記各透孔とそれらに露
出する各脚部先端部の外周面との間は、夫々シール材で
シールしてある地絡事故点探査用表示器。 6、配電線に付設されることにより、その配電線に流れ
る探査信号電流を検出して検出信号を出力するようにし
た検出部と、上記検出部と連結一体化され、かつ上記検
出信号を受けて表示作動するようにした表示部とを有し
、上記検出部は、上記検出部と連結一体化されかつ上記
配電線を挟んでその下側に位置させるようにした基体、
及び上側に位置させるようにした押え体と、上記基体に
対し押え体を締めるようにした締具を有しており、しか
も上記基体には、上記配電線の存置空間の周囲を取り囲
む為の環状の変流器コアにおけるU字状の第1要素が設
けてあると共に、該第1要素には検出コイルが付設して
あり、一方上記押え体には、上記環状の変流器コアにお
ける逆U字状の第2要素が、上記基体に対する押え体の
締着によって上記第1要素と相対向する状態となるよう
に設けてある地絡事故点探査用表示器において、上記基
体に対しては、基体の上方を覆うに充分な大きさの天板
部と、基体の周囲を取り囲むに充分な大きさでかつ上記
天板部の周縁から垂下されている周側壁とから成るカバ
ー部材が被せ付けてあると共に、上記第1要素における
二つの脚部の各先端部は、上記天板部に設けた二つの透
孔から露出させてあり、さらに上記周側壁の内周面には
、夫々、上端が上記基体の上側の空間に及び下端が周側
壁の下端に及ぶ複数の溝が凹設してある地絡事故点探査
用表示器。 7、配電線に付設されることにより、その配電線に流れ
る探査信号電流を検出して検出信号を出力するようにし
た検出部と、上記検出部と連結一体化され、かつ上記検
出信号を受けて表示作動するようにした表示部とを有し
、上記検出部は、上記検出部と連結一体化されかつ上記
配電線を挟んでその下側に位置させるようにした基体、
及び上側に位置させるようにした押え体と、上記基体に
対し押え体を締めるようにした締具を有しており、しか
も上記基体には、上記配電線の存置空間の周囲を取り囲
む為の環状の変流器コアにおけるU字状の第1要素が設
けてあると共に、該第1要素には検出コイルが付設して
あり、一方上記押え体には、上記環状の変流器コアにお
ける逆U字状の第2要素が、上記基体に対する押え体の
締着によって上記第1要素と相対向する状態となるよう
に設けてある地絡事故点探査用表示器において、上記基
体に対しては、基体の上方を覆うに充分な大きさの天板
部と、基体の周囲を取り囲むに充分な大きさでかつ上記
天板部の周縁から垂下されている周側壁とから成るカバ
ー部材が被せ付けてあると共に、上記第1要素における
二つの脚部の各先端部は、上記天板部に設けた二つの透
孔から露出させてあり、しかも上記各透孔とそれらに露
出する各脚部先端部の外周面との間は、夫々シール材で
シールしてあり、さらに上記天板部の上面には、上記各
透孔に露出する脚部の各先端部相互の間に配電線を位置
決めする為の位置決片を設けてあると共に、該上面にお
いて上記各透孔と上記締具との間の位置には、上記透孔
に露出する上記脚部先端部へ向けての締具の倒れを停止
させる為のストッパが突設してあり、その上、上記天板
部には上記二つの透孔の間を貫通しかつ両端が外部に露
出する貫通導体が埋め込まれており、更に上記周側壁の
内周面には、夫々、上端が上記基体の上側の空間に及び
下端が周側壁の下端に及ぶ複数の溝が凹設してある地絡
事故点探査用表示器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10942088A JP2626789B2 (ja) | 1988-05-04 | 1988-05-04 | 地絡事故点探査用表示器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10942088A JP2626789B2 (ja) | 1988-05-04 | 1988-05-04 | 地絡事故点探査用表示器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01280265A true JPH01280265A (ja) | 1989-11-10 |
JP2626789B2 JP2626789B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=14509792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10942088A Expired - Fee Related JP2626789B2 (ja) | 1988-05-04 | 1988-05-04 | 地絡事故点探査用表示器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2626789B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004022847A (ja) * | 2002-06-18 | 2004-01-22 | Hitachi Ltd | 変流器,電源装置及びセンサシステム |
CN114384376A (zh) * | 2022-03-23 | 2022-04-22 | 浙江浙能能源服务有限公司 | 一种直流配电网故障分类定位方法 |
-
1988
- 1988-05-04 JP JP10942088A patent/JP2626789B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004022847A (ja) * | 2002-06-18 | 2004-01-22 | Hitachi Ltd | 変流器,電源装置及びセンサシステム |
CN114384376A (zh) * | 2022-03-23 | 2022-04-22 | 浙江浙能能源服务有限公司 | 一种直流配电网故障分类定位方法 |
CN114384376B (zh) * | 2022-03-23 | 2022-06-24 | 浙江浙能能源服务有限公司 | 一种直流配电网故障分类定位方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2626789B2 (ja) | 1997-07-02 |
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---|---|---|---|
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