JPH01279885A - 多環状化合物及びその用途 - Google Patents

多環状化合物及びその用途

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JPH01279885A
JPH01279885A JP1040424A JP4042489A JPH01279885A JP H01279885 A JPH01279885 A JP H01279885A JP 1040424 A JP1040424 A JP 1040424A JP 4042489 A JP4042489 A JP 4042489A JP H01279885 A JPH01279885 A JP H01279885A
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JP1040424A
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Alexander Aumueller
アレキサンダー・アウミユラー
Noiman Peetaa
ペーター・ノイマン
Hubert Trauth
フーベルト・トラウト
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BASF SE
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/06Peri-condensed systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
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    • C08K5/3412Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having one nitrogen atom in the ring
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    • C08K5/3435Piperidines

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリアルキルピペリジニル誘導体及び立体障害フェノー
ルが、有機重合体を光及び熱による分解から保護するこ
とは公知である。
多環状安定剤は、例えばEP−A 213570号によ
り公磨ある。技術水準の多環状安定剤においては、ポリ
オレフィン及び他の合成樹脂との相溶性、保護作用の期
間、揮発性、及び高い温度で重合体中に混合加工する際
の熱分解性においてしばしば不満足である。
本発明の課題は、前記の欠点を有しない新規な安定剤を
提供することであった。
本発明はこの課題を解決するもので、一般式(式中R1
及びR2は互いに無関係に水素原子、C1〜C2o−ア
ルキル基scs〜C1□−シクロアルキル基、置換され
ていてもよいフェニル基、ピリジル基又はC1〜C12
−フェニルアルキル基、するいはR1とR2は一緒にな
ってトリメチレン基又はテトラメチレン基、w、x、y
及びZは互いに無関係に、基;c −R’又は窒素原子
を意味し、その際w、x、y又は2の少な(とも1個は
基〉c −R’であり、ココにR6は水素原子、基−C
o2R7、−CONR’R’ 、シアノ基又はヒドロキ
シメチル基、R7及びR8は水素原子、C,〜C2o−
アルキル基、置換されていてもよいフェニル基、C3〜
C1□−シクロアルキル基、5〜6員の複素環族基又は
C7〜C1jl−フェニルアルキル基を意味し R3及
びR4は水素原子、あるいはR3とR4は一緒になって
次式 の残基、Aは化学結合、01〜C2o−アルキレンし、
ここにm及びaは1〜20の数、RQはC1〜C2o−
アルキル基、C2〜Cl2−シクロアルキル基、C,〜
C12−フェニルアルキル基又は置換されていてもよい
フェニル基を意味し、Mは次式の残基を意味し、このM
は窒素原子ならびに炭素原子によりAと結合していてよ
く、ここにR′。、Hll、RI2及びR13は互いに
無関係にC1〜C4フルキル基、あるいはRIoとBl
l又はR工2とR13は一緒になってテトラメチレン基
又はペンタメチレン基を意味し、Bは化学結合、01〜
C2゜−アルキレン基、c、t〜C18−フェニルアル
キレン基、又はカルボニル基、カルボンアミド基もしく
はカルボンエステル基により中断されたC2〜C20−
アルキレン基、R′は水素原子、シアノ基、水酸基、次
式 %式% の残基を意味し、ここにRI4は水素原子、C8〜C2
□−アルキル基、c、〜c1□−シクロアルキル基、C
3〜at6フエニルアルキル基、フェニル基又は5〜6
員の複素環族基を意味し、あるいはM−B−R5は次式 の残基を意味し、この場合Aは化学結合である必要はな
く、ここにHI5はC,% C4−アルキル基、RI6
は水素原子、C8〜C3−アルキル基又はC,〜C4−
アルコキシ基、R1?は水素原子又はc、 −Cl2−
アルキル基を意味する)で表わされる多環状化合物であ
る。
本発明の化合物は著しく良好な安定化作用を有し、固有
の色がなく、有機重合体との相溶性が良好で、小さい蒸
気圧を示し、そして熱分解に対して安定である。
R1、R2及びR7ないしR17のためのアルキル基は
直鎖状でも分岐状でもよい。
アルキル基としては、個々には次の基があげられる。メ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソ
ブチル、ペンチル、ヘキシル、ラウリル及びステアリル
R1、R2、R?、R8、RQ及びR14のためのシク
ロアルキル基は例えば次の基である。シクロペンチル、
シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル及び
シクロドデシル。
R1、R2、R? 、 R8、R9及びRI4のための
フェニルアルキル基の例は次の基である。ベンジル、メ
チルベンジル、2−及び1−フェニルエチル、1−12
−及び3−フェニルプロピル、ならびニ1−.2−、3
−及ヒ4−フェニルフチル。
R’ 、 R”、R7、R8、R11及びHIOのため
の置換されていてもよいフェニル基としては次の基が用
いられる。フェニル、ならびに01〜C1−アルキル、
C1〜C4−アルコキシ、C1、N、N−ジ−C。
〜C4−アルキルアミノ、C1〜C4−アルカノイルア
ミノもしくはフェノキシによりモノ−又はジ置換された
フェニル、あるいはメチレンジオキシもしくはエチレン
ジオキシにより置換されたフェニル。個々には例えば次
の基があげられる。
フェニル、トリル、エチルフェニル、メトキシフェニル
、エトキシフェニル、クロロフェニル、ジメトキシフェ
ニル、ブロモフェニル、アセトアミドフェニル、 N、
N−ジメチルアミノフェニル、フェノキシフェニル、 
N、N−ジエチルアミノフェニル及ヒ3.4−メチレン
ジオキシフェニル。
R7又はR8のための複素環族基としては、例えば2,
2.6.6−テトラメチルビペリジニルー(4)基があ
げられる。
R′及びR2としては、H、メチル、エチル及びフェニ
ルが好ましい。さらにR′とR2が一緒になってテトラ
メチレン基を形成する式■の化合物が好ましい。
R6は例えば次式の残基であってよく、式中のnは0〜
20の数である。
R6は好ましくはH,CN、 −Co−OCH,、−C
o−OCH2Cl(2又は−Co−NH2である。
橋状員子A及びBは例えば次式のもので、式中のm及び
aは1〜20の数である。
R5は例えば次式の基であってよく、式中のSは1〜2
0の数である。
BSは好ましくはC2〜aSS−アルカノイルオキシ基
又はC2〜Cta−アルカノイルアミノ基、例えば次の
ものである。
−0−Co−CH,、−〇−〇〇−CH2CH,、−〇
−CO−(CH2)2 CHs、−〇−〇〇−(CH2
)、−CH,、−0−Co−(C’H2)4−CH,、
−〇−〇〇−(CH2)、−CH,、−0−Co−(C
H2)II CHs、−〇−Co−(CH2)y CH
s、−0−Co−(CH2)8−CH,、−o−co−
(cH2)。−CH,、−0−Co−(CH,)、。−
CH,、−〇−C〇−(CH2)u  CHs、−〇−
Co−(CH,)、2−CH,、−o−Co−(CHJ
ts−c)(、、−〇−Co−(CH2)、、−C’H
,、−0−Co (CH2)ss  CHs、−o−c
o−(an2.)、、−CH,、−NH−Co−CH3
、−NH−Co−CH2CH3、−NH−Co−(CH
2)、−CH,、−NH−Co−(CH2)3  CH
s、−NI(−Co−(CH,)、 −CH3、−NH
−Co−(CH,)、−OH,、−NH−Co−(C)
(、)、−CH,、−NH−Co−(CH2)?  C
H5、−NH−Go (CHI)8  CHs、 NH
Co (CH2)o−CHs、−NH−Co−(CH,
入o−CHs、  −NH−Co −(CH,)、、−
C)(、、NHCo  (CH2)12 CHa、−N
H−Co  (CH2)13  CH3、−NH−Co
−(CH2)、、−CI、、 −NH−Co−(CH,
)1.−CH3、R5は特に好ましくはHloH及びC
Nである。
原子団M −B −R’は例えば次式の残基であっても
よく、この場合はAは化学結合でない。
一般式(1)の化合物は、例えばホルムアルデヒドもし
くはパラホルムアルデヒド及び一般式(n)の二環状化
合物を、一般式(I[l)又は(財)のアミンと反応さ
せることにより製造できる。
(It)      (IIll        (財
)これらの式中の各記号は前記の意味を有する。
その際好ましくは溶剤中で40〜120°C特に60〜
100°Cの温度において操作する。
好ましい溶剤は、アルコール例えばメタノール、エタノ
ール、プロパツール、インプロパツール、ブタノール又
はインブタノールならびに水である。式(III)及び
/又は(財)の異なるアミンの混合物を用いる場合には
、式(1)の化合物の混合物が得られる。分子中に含有
されうる両方の原子団A−M−B−R’は同一でも異な
ってもよい。
反応性基例えば水酸基、アミノ基、シアノ基、又はエス
テル基をさらに有する式(1)の化合物は、文献公知の
方法例えばアシル化、アルキル化、還元、インシアネー
トとの反応、エステル交換又はアミンとの反応により、
式(1)の他の化合物に変えることができる。
式(II)の出発物質は一部は公知であり(DE−A2
30063a号参照)、一部は新規である。新規化合物
(n)の製造は後記の「製造例」に記載される。
本発明の化合物は遊離塩基の形で、水和物として又は塩
として存在しうる。好適なアニオンは、例えば無機酸又
は特に有機カルボン酸ならびに有機スルホン酸から導か
れる。
無機アニオンは、例えば塩化物、臭化物、硫酸塩、メト
硫酸塩、テトラフルオロ硼酸塩、燐酸塩又はロダン化物
のアニオンである。
カルボン酸アニオンは、例えば蟻酸塩、酢酸塩、プロピ
オン酸塩、ヘキサン酸塩、シクロヘキサン酸塩、乳酸塩
、ステアリン酸塩、ドデシル安息香酸塩、安息香酸塩、
アクリル酸塩、メタクリル酸塩、くえん酸塩、マロン酸
塩又はこはく酸塩ならびに300個までの基C0OHを
有するポリカルボン酸のアニオンである。
スルホン酸アニオンは、例エバペンゾールスルホン酸塩
又はトシレートのアニオンである。
本発明の化合物(1)は有機材料特に合成樹脂を光及び
熱による分解に対して安定化する。この化合物は金属イ
オン不活性化剤としても有効である。化合物(1)は安
定化すべき合成樹脂に、0゜01〜5重量%好ましくは
0.02〜2重量%の濃度で、重合体生成の前、その間
又はその後に添加される。
化合物(1)により安定化された合成樹脂は、さらに他
の添加物例えば抗酸化剤、光安定剤、金属イオン不活性
化剤、帯電防止剤、防炎剤、ならびに色素及び充填剤を
含有しうる。
新規化合物(1)は公知の方法により公知の装置におい
て、所望により他の安定化剤及び/又は他の添加物と一
緒に、安定化すべき合成樹脂中に混合加工することがで
きる。
本発明の化合物のほかに合成樹脂に添加できる抗酸化剤
及び光安定剤は、例えば立体障害フェノールを基礎とす
る化合物、あるいは硫黄又は燐を含有する補助安定化剤
である。
この種のフェノール性抗酸化剤としては、例えば次の化
合物があげられる。2,6−ジ三級ブチル−4−メチル
フェノール、n−オクタデシル−β−(3,5−ジ三級
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオネート、
1,1.3− トリス−(2−メチル−4−ヒドロキシ
−5−三級ブチルフェニル)−ブタン、  1,3.5
−1リメチル−2,4,6−)リス−(3’、5’−ジ
三級ブチル−4′−ヒドロキシベンジル)−ペンゾール
、 1,3.5−トリス−(3’、5’−ジ三級ブチル
−4−ヒドロキシベンジル)−インシアヌレート、  
1,3.5−トリス−〔β−(sl、51−ジ三級ブチ
ル−4′−ヒドロキシフェニル)−プロピオニルオキシ
エチルツーイソシアヌレート、1,3.5−)リス−(
2’、 6’−ジメチル−3′−ヒドロキシ−4′−三
級ブチルベンジル)−イソシアヌレート及びペンタエリ
スリット−テトラキス−〔β−(3,5−ジ三級ブチル
−4−ヒドロキシ−フェニル)−プロピオネート。
燐含有抗酸化剤としては、例えば次の化合物カアケラレ
る。トリス−(ノニルフェニル)−ホスフィート、ジス
テアリルベンタエリスリットジホスフィート、トリス−
(2,4−ジ三級ブチルフェニル)−ホスフィート、 
 ト!Jス−(2−三級プチル−4−メチルフェニル〕
−ホスフィート、ビス−(2,4−ジ三級ブチルフェニ
ル)−ペンタエリスリットジホスフィート及びテトラキ
ス−(2,4−ジ三級ブチルフェニル)−4゜4′−ビ
フエニレンジホスフィート。
硫黄含有抗酸化剤としては、例えばジラウリルチオジプ
ロピオネート、シミリスチルチオジプロピオネート、ジ
ステアリルチオジプロピオネート、ペンタエリスリット
テトラキス−(β−ラウリルチオプロピオネート)及び
ペンタエリスリットテトラキス−(β−へキシルチオプ
ロピオネートがあげられる。
本発明の化合物(I)と併用できるその他の抗酸化剤及
び光安定剤は、例えば2−(2’−ヒドロキシフェニル
)−ベンゾトリアゾール、2−ヒドロキシベンゾフェノ
ン、ヒドロキシ安息香酸のアリールエステル、α−シア
ノ桂皮酸誘導体、ニッケル化合物、オキザル酸ジアニリ
ド又はベンゾイミダゾールカルボン酸アニリドである。
本発明の化合物により安定化できる有機重合体としては
、例えば下記のものがあげられる。
モノ−及びジオレフィンからの重合体、例えば低密度又
は高密度ポリエチレン、低密度線状ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリイソブチレン、ポリブテン−1、ポリ
インプレン、ポリブタジェン、ならびにモノ−又はジオ
レフィンの共重合体、あるいは前記の重合体の混合物;
モノ−又はジオレフィンと他のビニル単量体からの共重
合体、例えばエチレン−アルキルアクリレート共重合体
、エチレン−アルキルメタクリレート共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体又はエチレン−アクリル酸共重
合体;ポリスチロール; スチロール又ハα−メチルスチロールトシエン又はアク
リル誘導体、例えばスチロール−ブタジェン、スチロー
ル−アクリルニトリル、スf O−k −工fルメタク
リレート、スチロール−ブタジェン−エチルアクリレー
ト又はスチロール−アクリルニトリル−メチルメタクリ
レートからの共重合体; ABS−1MBS−又は類似の重合体;ハロゲン含有重
合体、例えばポリビニルクロリド、ポリビニルアルコー
ル、ポリピニリデンフルオリドならびにその共重合体; α、β−不飽和酸及びその誘導体から誘導される重合体
、例えばポリアクリレート及びポリメタクリ・レート、
ポリアクリルアミド及びポリアクリルニトリル; 不飽和アルコール及びアミン又はそのアクリル誘導体又
はアセタールから誘導される重合体、例えばポリビニル
アルコール又はポリビニルアセテート; ボリウレタ/、ポリアミド、ポリ尿素、ポリエステル、
ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホ
ン及びポリエーテルケトン。
さらにワニスを用いて生成される被覆を、化合物(11
を用いて光及び熱による分解に対して安定化することが
できる。そのうち焼付は塗料、特に自動車用塗料好まし
くは二層塗り塗料が特にあげられる。この場合にも前記
の他の抗酸化剤及び光保護剤をさらに追加使用できる。
本発明の化合物は、固体又は溶液の形でワニスに添加で
きる。その際これらの化合物はワニス基に良く溶解する
ので特に有利である。
本発明の化合物(1)は、ポリオレフィン特にエチレン
−及びプロピレン重合体、ポリウレタン及びワニス中で
、卓越した相溶性と結びついた特に良好な安定化作用を
示す。
製造例: 例1 2.8−ジアザビシクロC3,3,0)オクタン−3,
7−ジオン(DB−A2300638)11.6.Lパ
ラホルムアルデヒド5g及び2.2,6.6−テトラメ
チルピベリジンー4−アミン12.9,9を、水8Qm
l中に一緒に加え、80℃に2時間加熱する。溶剤を真
空留去し、残留物をアセトンから再結晶する。次式の化
合物が融点187℃の無色固体として14.0.@得ら
れる。
例2 3.7−シヒドロキシピシクロC3,3,0〕〕オクタ
ー26−レニン−2,4,6,8−テトラカルボン酸メ
チルエステル(Org、 5ynth、 64.27 
(1985) )18.5.@及びパラホルムアルデヒ
ド6gを、メタノール150m1中で0.5時間煮沸す
る。次いでメタ/−#150m1中の2.2+6+6−
fトラメチルピペリジン−4−アミン15.5gを滴加
し、さらに1時間還流煮沸・する。混合物を水に注ぎ、
生じた沈殿を吸引濾過する。次式の化合物が融点120
〜122℃の無色固体として4.2g得られる。
触媒例えばレワチツ)8100、ピペリジン又はピリジ
ンを添加することにより、収量を約2倍に高めることが
できる。
例3 1.5−ジメチル−6,7−シオキンー2,8−ジアザ
−シス−ビシクロ(3,3,0)オクタン−4゜6−ジ
カルボニトリル(Chsm、 Ber、 108532
56 (1975)) 219.パラホルムアルデヒド
11g及び2,2,6.6−テトラメチルピペリジン−
4−アミン28.5 、!i+を、水250m1中で4
時間80°Cに加熱する。生じた沈殿を熱時吸引涙過し
、熱水で洗浄して乾燥する。次式の化合物が融点276
℃(分解)の無色固体として41g得られる。
WTI’ この化合物は0.5モルの結晶水を含有する。
例4 1.5−ジメチル−3,7−シオキソー2.6−シアザ
ーシスーピシクロ(3,3,0)オクタン−4゜8−ジ
カルボニトリル[: Cbem、 Ber、 108 
+ 3247(1975))21.8g、パラホルムア
ルデヒド12g及び2.2$6.6−テトラメチルピベ
リジンー4−アミン31.29を、インブタノール30
0 ml中で4時間水分離器により煮沸する。
冷却したのち吸引涙過し、インブタノール及び石油エー
テルで洗浄して乾燥する。次式の化合物が融点284°
C(分解)の無色固体として50!!得られる。
この化合物は0.5モルの結晶水を含有する。
例5 3.7−シオキソー1,5−ジフェニル−2,6−シア
ザーシスービシクロ(3,3,0)オクタン−4,8−
ジカルボニトリル及び3,7−ジオキンー1.5−ジフ
ェニル−2,8−ジアザ−シス−ビシクロ(3,3,0
)オクタン−4,6−ジカルボニトリルCChem、B
er、j08,3262(1975) 〕からの〕1:
1−混合物51.3 g、パラホルムアルデヒド18g
及び2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−ア
ミン46.8 gを、インブタノール600 ml中で
水分離器により6.5時間煮沸する。沈殿を70℃で吸
引濾過し、イソブタノールで洗浄する。融点278°C
(分解)の次式の化合物の1=1−混合物が64g得ら
れる。
及び ■し この化合物は0.5モルの結晶水を含有する。
例6 5−ヒト四キシー4,5−ジメチル−2−オキソー3−
ビロリン−3−カルボニトリル(Chem。
Ber、108.3262(1975):191.2g
及びび60%メタノール性ナトリウムメタノラード溶液
に、メタノール150m1中のシアノ酢酸メチルエステ
ル59.4 gの溶液を0℃で滴加する。
0〜5℃で18時間放置し、濃塩酸を52m1添加する
。15分の攪拌ののち吸引濾過する。残留物を水300
 me中で沸騰加熱し、冷却し、吸引濾過し、水洗した
のち乾燥する。融点262’C(分解)の次式の化合物
が33.2.9得られる。
○ 例7 例6で得られた生成物12.55g及びメタノール10
0 ml中のパラホルムアルデヒド6gに、2.2,6
.6−テトラメチルービペリジンー4−アミン15.6
gを滴加すると溶液が得られ、この溶液から2.5時間
の還流煮沸ののち沈殿が生成する。この沈殿を吸引濾過
し、メタノール1゜Q meで洗浄して乾燥する。次式
の化合物が融点277°C(分解)の無色固体として1
7.7 g得られる。
この化合物は0.5モルの結晶水を含有する。
例8 例6の生成物11.4 gを、2,2,6.6−テトラ
メチル−ピペリジン−4−アミン7Qmlと共に3時間
100°Cに、続いて2.5時間130’Cに加熱する
。さらに2.2,6.6−テトラメチル−ピペリジン−
4−アミン5Qmlを加えたのち、1時間130℃に保
つ。冷却ののち石油エーテルsoomgを加え、生じた
沈殿を吸引濾過し、石油エーテルで洗浄して乾燥する。
融点262〜263°C(分解−)の次式の化合物が1
4g得られる。
例9 例8の生成物IC1を、水100m1中のパラホルムア
ルデヒド3.129及び2.2,6.6−テトラメチル
ービペリジンー4−アミン8.1gと共に7時間80℃
に保つ。生じた沈殿を室温で吸引濾過し、水洗し、アセ
トンから再結晶する。
融点291℃(分解)の次式の化合物が4.5g得られ
る。
例10 メタノール500罰中の尿素66g及び濃塩酸24m1
に、5−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−2−、t−中
ソ−3−ピロリン−3−カルボニトリル(Cbem、B
er、108.3262 (1975)191、2 g
を加える。50℃に12時間加熱し、次いで蒸発濃縮す
る。油状の残留物をアセトン500 illと共に煮沸
し、熱時吸引濾過し、メタノール150mA!及びアセ
トン500m1と共に攪拌し、吸引濾過し、アセトンで
洗浄して乾燥する。融点274〜275℃(分解)の次
式の化合物が54.8 g得られる。
例11 例10の生成物5.8g、パラホルムアルデヒド6.6
g及び2,2.6.6−テトラメチルービペリジンー4
−アミン93gを、水中で2時間80℃に加熱する。生
じた沈殿を吸引濾過し、水と共に煮沸し、吸引濾過し、
水洗して乾燥する。
融点277°C(分解)の次式の化合物が11.6I得
られる。
例12 a)  5−ヒドロキシ−2−オキソ−4,5−ジフェ
ニル−6−ピロリン−6−カルボニトリル〔Chem、
 Ber、 108.3262 (1975) 127
.6g及び尿素569を、ドルオール250 ml中の
p−ドルオールスルホン酸1gと共に30時間水分離器
により煮沸する。冷却したのち吸引濾過し、水及びイン
プロパツールと共に煮沸し、吸引濾過し、アセトンで洗
浄して乾燥する。融点297°C(分解)の次式の化合
物が20.6 &得られる。
180gを混合し、150°Cに加熱する。0.75時
間放置したのち冷却し、130〜100°Cで水250
 mlを滴加する。70℃で吸引濾過し、水洗する。、
a)と同一の生成物が25.F得られる。
例16 例11の生成物10gを、バラホルムアルデヒド3.7
5 P及び水300 ml中の2.2,6.6−テトラ
メチル−ピペリジン−4−アミン9.8 gで5時間か
けて80℃に加熱する。その反応混合物を熱時吸引濾過
し、残留物をDMFから再結晶する。乾燥したのち、融
点300℃の次式の化合物が14g得られる。
例14 シクロヘキサンジオン−1,2の134.4,9、シア
ノアセトアミド100.8g及びピペリジン3dを、ジ
クロルメタン1350mA’中で9時間水分離器により
煮沸する。反応混合物を吸引濾過し、残留物を石油エー
テルで洗浄して乾燥する。融点169℃(分解)の次式
の化合物が153g得られる。
C0 例15 メタノール200111中の例14の生成物35゜6g
及び30%メタノール性ナトリウムメタノラード溶液に
、メタノール5Qml中のマロンジニトリル13.2.
Fを0℃で滴加する。その混合物を0〜5℃で6時間攪
拌し、次いで濃塩酸20Tntを滴加する。生じた沈殿
を吸引濾過し、石油エーテルで洗浄し、水を加えて攪拌
し、吸引濾過し、水洗して乾燥する。融点289°C(
分解)の次式の化合物が34,9得られる。
例16 例15の生成物io、1y、パラホルムアルデヒド5I
及び2,2,6.6−テトラメチルーピベリジンー4−
7ミ713.1.9を、水150m1中で2時間80℃
に加熱する。冷却ののち、生じた沈殿を吸引濾過し、水
洗してアセトニトリルから再結晶する。融点279°C
(分解)の次式の化合物が15g得られる。
例17 例14の生成物26.79及び30%メタノール性ナト
リウムメタノラード溶液27Iに、メタノール40m/
中のシアノ酢酸メチルエステル14、99を0℃で滴加
する。混合物を0〜5°Gで3時間及び室温で16時間
攪拌し、水冷下に濃塩酸16mtを滴加する。生成した
沈殿を吸引濾過し、メタノールで洗浄する。水を加えて
攪拌し、吸引濾過し、水洗して乾燥する。融点262°
C(分解)の次式の化合物が16g得られる。
例18 例17で得られた生成物12.6g、パラホルムアルデ
ヒド5.3g及び2,2,6.6−テトラメチル−ピペ
リジン−4−アミン13.7 Fを、メタノール15o
mt中で4時間還流煮沸する。冷却したのち得られた沈
殿を吸引濾過し、メタノールで洗浄してアセトニトリル
から再結晶する。
融点252°C(分解)の次式の化合物が21g得られ
る。
例19 例6の生成物7.73 g、バラホルムアルデヒド6.
7g及び2,2,6.6−テトラメチル−ピペリジン−
4−アミン9.6タを、6,5時間80℃に加熱する。
冷却したのち吸引濾過し、残留物を水200 mlと共
に煮沸して吸引濾過する。融点299℃の次式の化合物
が6.0g得られる。
例20 ペンタンジオン−2,3の120g及びシアノアセトア
ミド50.4.9を、ジクロルメタン60Q ml中で
ピペリジン1mgを添加して水分離器により7時間煮沸
する。生じた沈殿を吸引濾過し、塩化メチレンで洗浄す
る。次式の化合物の9=1の比率(13C−4タMR)
の異性体混合物が57g得られる。
融点は157°C(分解)である。
例21 メタノール100m1中の例20の生成物17g及び3
0%メタノール性ナトリウムメタノラード溶液18.4
.!it’の溶液に、メタノールd Q ml中のマロ
ンジニトリル6、759の溶液を0℃で滴加する。0〜
5℃で3時間及び室温で1時間攪拌する。濃塩酸で酸性
化し、生じた沈殿を吸引濾過し、水洗して80℃で乾燥
する。融点266℃(分解)の次式の化合物が15.0
g得られる。
例22 例21の生成物12.0g、30%ホルムアルデヒド水
溶液20.6.9及び2,2.6.6−テトラメチルピ
ベリジンー4−アミン16.1gを、水15Qml中で
4.5時間80°Cに加熱する。生じた沈殿を熱時吸引
濾過し、水で洗浄してアセトニトリルから再結晶する。
乾燥したのち、融点292°C(分解)の次式の化合物
が11.0.9得られる。
例23 1.5−ジメチル−6,7−シオキソー2,8−ジアザ
ービシク0−(3,3,0]オクタン−4−カルボニト
リル(Chem、 Ber、 108.3262 (1
975))10.0g、パラホルムアルデヒド3.1g
及び2.2.6.6−テトラメチルピペリジン−4−ア
ミンを、メタノール100m1中で12時間煮沸する。
バラホルムアルデヒド6.2g及ヒ2,2,6.6−チ
トラメチルービペリジンー4−アミン16゜2gを添加
したのち、さらに1時間煮沸する。
揮発性成分を水流真空で除去し、残留物をドルオールに
熱時溶解し、この溶液をn−ヘキサン1−e中に滴加す
る。徐々に結晶化した沈殿を一20℃で吸引濾過し、n
−へブタンと共に煮沸して乾燥する。融点172〜17
3℃の次式の化合物が13.3g得られる。
例24 5−メチル−3,7−シオキソー1−フェニル2.8−
ジアザ−シス−ビシクロ(3,3,0)オクタン−4,
6−ジカルボニトリル(Chem、Ber。
108.3262(1975)ml 9.0.9,30
%ホルムアルデヒド水溶液12.8 g及び2,2,6
.6−テトラメチルピペリジン−4−アミン10.0g
を、水125m/中で6.5時間80°Cに加熱する。
冷却したのち、生じた沈殿を吸引濾過し、メタノールか
ら再結晶する。融点295℃(分解)の次式の化合物が
10.0 !i得られる。この化合物は0.5モルの結
晶水を含有する。
例25 5−メチル−L7− ジオキソ−1−フェニル−2,8
−ジアザ−シス−ビシクロ[:3.3.0 )オクりy
−4,6−ジカルボニトリル(Chem、Ber。
108.3262(1975))a、ofl、30%ホ
ルムアルデヒド水溶液1 t 29及び1−β−アミノ
エチル−2,2,6,6−テトラメチルービベリジンー
4−オール(DE−O83208570) 17.5p
を、水125mA!中で5時間80℃に加熱する。
冷却したのち、生じた沈殿を吸引濾過し、水洗してn−
ブタノールから再結晶する。融点239℃の次式の化合
物が6.3g得られる。この化合物は0.5モルの結晶
水を含有する。
例26 例20の生成物16.6gを、尿素6.6g及び濃塩酸
4 mlと共にメタノール100プ中で4時間、さらに
尿素7gの添加ののち16時間煮沸する。
揮発性成分を水流真空で除去し、残留物を水と共に磨砕
し、吸引濾過する。アセトンと共に2度煮沸したのち、
次式の化合物が4.8g得られる。
例27 例26の生成物4.8gを、30%ホルムアルデヒド水
溶液9.2 g及・び2,2,6,6−テトラメチルビ
ペリジン−4−アミン7、29と共に水10Q ml中
で4時間80℃に加熱する。冷却したのち吸引濾過し、
水洗してアセトニトリル及びメタノールから再結晶する
。融点284℃の次式の化合物が1.7g得られる。こ
の化合物は0.5モルの結晶水を含有する。
例28 3.7−シオキソー1,5−ジフェニル−2,6−シア
ザーシスービシクロ[3,6,o]オクタン−4,8−
ジカルボニトリル及び3,7−ジオキソー1.5−ジフ
ェニル−2,8−ジアザ−シス−ビシクロ(3,3,0
:]]オクタンー4,8−ジカルボニトリル Chem
、Ber、 108.3262(1975))からの1
:1−混合物51.3 g、30%ホルムアルデヒド水
溶液16.0 g及び1−β−アミノエチル−2,2,
6,6−テトラメチルビペリジン−4−オール(DE−
O83208570) 16.1 gを、水125m1
中で2.5時間80℃に加熱する。冷却したのち吸引濾
過し、水洗して残留物をメタノールから再結晶する。融
点247℃の次式の化合物の1:1−混合物が15.0
g得られる。この化合物は1モルの結晶水を含有する。
及び 例29 例12の生成物27g、30%ホルムアルデヒド水溶液
34g及び1−β−アミノエチル−2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジン−4−オール(DE−O8320
85711) 36 #を、水500m1及びメタノー
ル3Q ml中で2時間80°Cに加熱する。メタノー
ル100 ragの添加ののち、さらに2.5時間80
℃に保つ。冷却したのち吸引テ過し、水洗して残留物を
メタノールから再結晶する。融点247℃(分解)の次
式の化合物が23g得られる。この化合物は0.5モル
の結晶水を含有する。
例30 例10の生成物79g、30%ホルムアルデヒド水溶液
16.49及び1−β−アミノエチル−2,2,6,6
−テトラメチルピペリジン−4−オール(DE−○S 
3208570 ) 17.5 gを、水125 ra
t中で1.5時間80℃に加熱する。次いで冷却し、吸
引濾過し、水洗してn−ブタノールから再結晶する。融
点280℃(分解)の次式の化合物が10.0g得られ
る。
しり 例31 例6の生成物10.0,9、バラホルムアルデヒド4.
8g及び1−β−アミノエチル−2,2,6,6−テト
ラメチルビペリジン−4−オール(DE−O33208
570)を、メタノ−# 140 ml中で2゜75時
間煮沸する。冷却したのち吸引濾過し、メタノールで洗
浄してアセトニトリルから再結晶する。乾燥したのち、
融点254°C(分解)の次式の化合物が13.0g得
られる。
例32 例15の生成物969,50%ホルムアルデヒド水溶液
16.0 g及び1−β−アミノエチル−2,2,6,
6−テトラメチルビペリジン−4−オール17.5gを
、水125m1及びメタノール15 ml中で5時間8
0°Cに加熱する。冷却したのち吸引濾過し、水洗して
メタノールと共に煮沸する。融点271℃(分解)の次
式の化合物が1.8g得られる。この化合物は0.5モ
ルの結晶水を含有する。
べし 例33 例30の生成物21.9を、10〜20℃で塩化アセチ
ル325m1に加える。室温で6時間攪拌したのち、石
油エーテル250 mlで希釈して吸引濾過する。沈殿
を乾燥したのち、水400m1に溶解する。この水溶液
を濾過し、50%苛性ソーダ液で冷却下アルカリ性にす
る。生じた沈殿を吸引濾過し、水洗して、90℃で水流
真空により乾燥する。融点242°C(分解)の次式の
化合物が16g得られる。
しり

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中R^1及びR^2は互いに無関係に水素原子、C
    _1〜C_2_0−アルキル基、C_5〜C_1_2−
    シクロアルキル基、置換されていてもよいフェニル基、
    ピリジル基又はC_7〜C_1_2−フェニルアルキル
    基、あるいはR^1とR^2は一緒になつてトリメチレ
    ン基又はテトラメチレン基、W、X、Y及びZは互いに
    無関係に、基▲数式、化学式、表等があります▼又は窒
    素原子を意味し、その際W、X、Y又はZの少なくとも
    1個は基▲数式、化学式、表等があります▼であり、こ
    こにR^6は水素原子、基−CO_2R^7、−CON
    R^7R^8、シアノ基又はヒドロキシメチル基、R^
    7及びR^8は水素原子、C_1〜C_2_0−アルキ
    ル基、置換されていてもよいフェニル基、C_5〜C_
    1_2−シクロアルキル基、5〜6員の複素環族基又は
    C_7〜C_1_2−フェニルアルキル基を意味し、R
    ^3及びR^4は水素原子、あるいはR^3とR^4は
    一緒になつて次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の残基、Aは化学結合、C_1〜C_2_0−アルキレ
    ン基、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化
    学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼又はシクロアルキレ ン基を意味し、ここにm及びaは1〜20の数、R^9
    はC_1〜C_2_0−アルキル基、C_5〜C_1_
    2−シクロアルキル基、C_7〜C_1_2−フェニル
    アルキル基又は置換されていてもよいフェニル基を意味
    し、Mは次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の残基を意味し、このMは窒素原子ならびに炭素原子に
    よりAと結合していてよく、ここにR^1^0、R^1
    ^1、R^1^2及びR^1^3は互いに無関係にC_
    1〜C_4−アルキル基、あるいはR^1^0とR^1
    ^1又はR^1^2とR^1^3は一緒になつてテトラ
    メチレン基又はペンタメチレン基を意味し、Bは化学結
    合、C_1〜C_2_0−アルキレン基、C_7〜C_
    1_8−フェニレンアルキレン基、又はカルボニル基、
    カルボンアミド基もしくはカルボンエステル基により中
    断されたC_2〜C_2_0−アルキレン基、R^5は
    水素原子、シアノ基、水酸基、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    又は ▲数式、化学式、表等があります▼ の残基を意味し、ここにR^1^4は水素原子、C_1
    〜C_2_2−アルキル基、C_5〜C_1_2−シク
    ロアルキル基、C_1〜C_1_6−フェニルアルキル
    基、フェニル基又は5〜6員の複素環族基を意味し、あ
    るいはM−B−R^5は次式 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ の残基を意味し、この場合Aは化学結合である必要はな
    く、ここにR^1^5はC_1〜C_4−アルキル基、
    R^1^6は水素原子、C_1〜C_4−アルキル基又
    はC_1〜C_4−アルコキシ基、R^1^7は水素原
    子又はC_1〜C_1_2−アルキル基を意味する)で
    表わされる多環状化合物。 2、R^1^0、R^1^1、R^1^2及びR^1^
    3がメチル基であることを特徴とする、第1請求項に記
    載の化合物。 3、A及びBが化学結合、メチレン基又はエチレン基で
    あることを特徴とする、第1又は第2請求項に記載の化
    合物。 4、フェニル基R^1、R^2、R^7、R^8及びR
    ^9がC_1〜C_4−アルキル基、C_1〜C_4−
    アルコキシ基、塩素原子、N、N−ジ−C_1〜C_4
    −アルキルアミノ基、C_1〜C_4−アルカノイルア
    ミノ基もしくはフェノキシ基によりモノ−又はジ置換さ
    れていてもよく、あるいはメチレンジオキシ基もしくは
    エチレンジオキシ基により置換されていてもよいフェニ
    ル基であることを特徴とする、第1、第2又は第3請求
    項に記載の化合物。 5、R^1及びR^2が水素原子、メチル基、エチル基
    又はフェニル基であるか、あるいはR^1とR^2が一
    緒になつてテトラメチレン基を形成することを特徴とす
    る、第1ないし第4請求項のいずれかに記載の化合物。 6、R^6が水素原子、シアノ基、カルボメトキシ基、
    カルボエトキシ基、カルバモイル基又はN−4−(2、
    2、6、6−テトラメチルピペリジニル)−カルバモイ
    ル基であることを特徴とする、第1ないし第5請求項の
    いずれかに記載の化合物。 7、R^5が水素原子、水酸基、シアノ基、C_2〜C
    _1_8−アルカノイルオキシ基又はC_2〜C_1_
    8−アルカノイルアミノ基であることを特徴とする、第
    1ないし第6請求項のいずれかに記載の化合物。 8、第1ないし第7請求項のいずれかに記載の化合物を
    、有機材料特に合成樹脂の安定化のために使用する方法
    。 9 第1ないし第7請求項のいずれかに記載の化合物を
    、ポリウレタン、ポリオレフィン又はワニスの安定化の
    ために使用する方法。 10、第1ないし第3請求項のいずれかに記載の化合物
    を、金属イオン不活性化剤として使用する方法。 11、第1ないし第7請求項のいずれかに記載の化合物
    を含有する、安定化された有機材料。
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