JPS6018661B2 - 1−(1,3−ジオキソラン−4−イルメチル)ピペリジノ−ル誘導体 - Google Patents

1−(1,3−ジオキソラン−4−イルメチル)ピペリジノ−ル誘導体

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JPS6018661B2
JPS6018661B2 JP51000335A JP33576A JPS6018661B2 JP S6018661 B2 JPS6018661 B2 JP S6018661B2 JP 51000335 A JP51000335 A JP 51000335A JP 33576 A JP33576 A JP 33576A JP S6018661 B2 JPS6018661 B2 JP S6018661B2
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ylmethyl
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dioxolan
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輝雄 久津間
三郎 菅井
博 伊川
賀洋 長谷川
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OTA PHARMA
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OTA PHARMA
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【発明の詳細な説明】 本発明は新規な1−(1,3−ジオキソラン−4ーイル
メチル)ピベリジノール誘導体ならびにその製造方法に
関するもである。
更に詳しく言えば、本発明は一般式1<・)(式中、R
,,R2およびR3は、それぞれ水素原子、ヒドロキシ
基、アルキル基、シクロアルキル基、ヒドロキシアルキ
ル基もしくは置換または非置換の、複素原子を有するこ
とのある芳香族基を意味し、また、R,,R2およびR
3のうちのいずれか2つは複素原子および(または)炭
化水素基を介してまたは介することなく結合して環を形
成していてもよく、(ただし、前記のR,,R2および
R3は同時に同一のものであることはなく、そのうちの
少くとも1つは前記の芳香族基である)R4およびR5
は同一かまたは相異なり、それぞれ水素原子、アルキル
基、シクロアルキル基、アラルキル基、または置換また
は非置換の芳香族基を意味し、またR4およびR5は複
秦原子および(または)炭化水素基を介してまたは介す
ることなく結合して環を形成していてもよい)で表わさ
れる1一(1,3ージオキソランー4ーイルメチル)−
3(または4)一ヒドロキシピベリジンのジまたはトリ
層f製酢酸ェステル、またはその酸付加塩もしくは第四
アンモニウム塩ならびにその製造方法に関する。
これまで多くの合成抗アセチルコリン作用薬が研究開発
されてきたが、薬効、副作用等になお種々の改良さるべ
き問題を残しており、天然産のアトロピン、スコポラミ
ン等を凌駕するに至っていない。
本発明者等は抗アセチルコリン作用の優れた医薬を見出
すべく鋭意研究の結果、前記一般式1の化合物およびそ
の酸付加塩および第四アンモニウム塩が優れた抗アセチ
ルコリン作用を有し医薬して極めて有利であることを見
出し本発明に到達した。前述の如く、一般式1において
R,,R2およびR3は、同時に同一であることはなく
(すなわちR,=R2=R3であることはなく)、それ
ぞれ水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、ヒドロ
キシルァルキル基、水酸基または置換または非置換の芳
香族または複素環芳香族基の基を意味する。
アルキル基としては、例えば、直鎖状低級アルキル基(
列えばメチル基、エチル基、プロピル基など)、分岐鎖
状低級アルキル基(例えばイソプロピル基、第2−ブチ
ル基、ィソブチル基、第3ーブチル基など)などが挙げ
られる。シクロアルキル基としては例えばシクロヘキシ
ル基が挙げられる。ヒドロキシアルキル基としては例え
ば、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシ
プロピルなどのヒドロキシ低級アルキル基が挙げられる
。芳香族基としては特にフェニル基が挙げられ、芳香族
または複秦環芳香族の基における置換分としては、ハロ
ゲン、アルコキシ基のほか、直鎖状ァルキル基(例えば
メチル基、エチル基、nープロピル基、n−ブチル基な
ど)、分岐鎖状アルキル基(例えばィソプロピル基、第
2−プチル基、ィソブチル基など)などが挙げられる。
R,,R2およびR3のうち少くとも1つは芳香族また
は複素環芳香族の基であるまたR,,R2およびR3の
うち2つは複素原子および(または)炭化水素基を介し
てまたは介さずに結合して、環、例えばキサンテン、フ
ルオレン、ジヒドロアントラセン環を形成していてもよ
い。またR4およびR5は同一かまたは相異なり、それ
ぞれ水素原子、アルキル基、例えば、直鏡状低級アルキ
ル基(例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基など
)または分岐鎖状低級アルキル基(例えばィソプロピル
基、第2−プロピル基、第2−プチル基、ィソブチル基
など)、シクロアルキル基、例えばシクロヘキシル基、
アラルキル基例えばペンジル基、または置換または非置
換の芳香族基を意味する。またR4およびR5は直接に
、あるいは複秦原子および(または)炭化水素基をはさ
んで環状に結合して、例えばペンタメチレン、2,2′
ービフェニレン、1,1′ーオキサー2,2′ービフエ
ニレン、1,1′ーメチレンー2,2′ービフエニレン
、などを形成していてもよい。本発明に係る化合物は種
々の方法により製造することができる。
本発明に係る化合物の製造方法の第一の様式によれば、
前記一般式1の化合物は、一般式ロ(〇)(式中、R,
,R2およびR3は前述の意味を有し、そしてYは水酸
基または官能性に変えられた水酸基を意味する)で表わ
されるジまたはトリ暦f製酢酸謙導体と、一般式m(m
) (式中、R4およびR5は前述の意味を有し、そしてピ
ベリジン環に結合する水酸基は3‐位または4一位に位
置する)で表わされる3一または4ーヒドロキシピベリ
ジン誘導体と反応させることにより製造することができ
る。
一般式ローこおいて官能性に変えられた水酸基としては
、例えばハロゲン原子または低級ァルコキシなどが挙げ
られる。一般式ロの化合物としてYが低級アルコキシ(
例えばメトキシ、ェトキシなど)を表わすものを用いて
一般式mの化合物とェステル交換反応させるのが特に好
ましい。そのような式ロの化合物としては例えば、ベン
ジル酸メチルェステル、ペンジルェチルェステル、キサ
ンテン酸メチルェステル、キサンテン酸エチルェステル
、トローパ酸メチルェステル、マンデル酸メチルェステ
ル、pーィソブチルフェニル−2−メチル酢酸メテルェ
ステル(あるいは2…(p−ィソブチルフェニル)プロ
ピオン酸メチルェステル)、ジフェニル酢酸メチルェス
テル、フルオレン−9ーカルボン酸メチルェステル、9
,10−ジヒドロアントラセン−9ーカルボン酸メチル
ヱステル、フエニルシクロヘキシルグリコール酸メチル
ェステルなどを挙げることができる。また前記一般式m
の化合物としては例えば1一(2,2ージメチル−1,
3ージオキソランー4ーイルメチル)−4ーヒド。キシ
ピベリジン、1−(2,2−ジメチルー1,3ージオキ
ソランー4−イルメチル)一3−ヒドロキシピベリジン
、1−(2,2−ジフエニルー1,3−ジオキソランー
4−イルメチル)−4ーヒドロキシピベリジン、1−(
2,2ージフエニルー1,3ージオキソランー4ーイル
メチル)−3−ヒドロキシピベリジン、1一(2,2ー
ベンタメチレン−1,3ージオキソランー4−イルメチ
ル)一4一ヒドロキシピベリジン、1−(2−メチル一
2−フエニル−1,3ージオキソランー4ーイルメチル
)一4−ヒドロキシピベリジン、1一(2−シクロヘキ
シル−2−フエニル−1,3−ジオキソランー4ーイル
メチル)−4−ヒドロキシピベリジン、1−(1,3ー
ジオキソランー4−イルメチル)−4−ヒドロキシピベ
リジン、1−(2,2ージベンゾベンタメチレンー1,
3ージオキソランー4ーイルメチル)一4−ヒドロキシ
ピベリジン、1−(2,2ージベンジルー1,3−ジオ
キソランー4ーイルメチル)一4−ヒドロキシピベリジ
ンなどが挙げられる。これら式mのピベリジノール誘導
体は、例えば、3一または4ーヒドロキシピベリジンを
、溶媒(例えばジメチルホルムアミド、アセトニトリル
、メタノール、エタノール、プロパ/−ル、ベンゼン、
テトラヒド。フラン、1,4ージオキサンなど)中、好
ましくは60〜100℃の温度範囲で、アルカリ(例え
ば炭酸カリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウムなど
)の存在下、一般式NW (式中R4およびR5は前述の意味を有し、そしてXは
ハロゲンを意味する)で表わされる4ーハロゲノメチル
−1,3ージオキソラン誘導体と反応させることにより
好収率に製造することができる。
前記一般式Dの化合物および一般式mの化合物から一般
式1の化合物を得るにはェステル交換(すなわち一般式
ローこおいてYがアルコキシ基を表わす化合物を用いる
場合)が特に優れている。
この反応は、無溶媒下、常圧、好ましくは減圧下におい
て行うことができるが、不活性溶媒の存在下に行うこと
もできる。後者の場合の不活性溶媒としては例えば、炭
化水素類(例えばベンゼン、nーヘキサン、シクロヘキ
サン、トルエン、キシレンなど)、エーテル類(例えば
ジオキサン、テトラヒドロフランなど)を挙げることが
できる。このェステル交換反応は自体既知の方法により
行うことができる。例えば、アルカリ金属(例えば金属
ナトリウム、金属カリウムなど)、塩基(例えばナトリ
ウムアミド、水素化ナトリウム、水素化カリウムなど)
または有機金属化合物(例えばnーブチルリチウムなど
)などの存在下に、前記一般式ロのェステル化合物と前
記一般式皿のピベリジノール誘導体との混合物を加熱し
、発生するアルコールを系外に除くことによって容易に
目的とする一般式1の化合物を得ることができる。この
場合、反応温度は余り高くない方が好ましく、通常10
0oo以下で行うのが有利である。これらェステル交換
反応は無溶媒下、溶媒存在下のいずれの場合でも無水条
件下に行うのが有利であり、また遊離するアルコールを
反応系外に留去しながら行うのも有利である。これらェ
ステル交換反応においては一般式Dの化合物と一般式m
の化合物の量的割合に特に制限を加えるものではないが
、少くとも等モルか、ないしは僅かに過剰の一般式mの
ピベリジノール誘導体を用いてもよい。反応時間、溶媒
の有無、その種類、反応温度に依存し−概に特定化する
ことはできないが、一般に、反応は、無溶媒の場合は約
30分〜1.虫時間で終了し、溶媒存在下では3〜5時
間で終了する。一般式1の化合物は、更に、一般式0(
式中Yは水酸基を意味する)の化合物を1般式mの化合
物と反応させることによっても製造することができる。
この反応には、縮合剤として無機または有機のプロトン
酸、例えばトルェンスルホン酸、硫酸、塩化水素などを
用いるのが好ましく、また溶媒としては塩化メチレン、
ジクロロェタン、アセトニトリル、ベンゼン、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキサイドなどを用いるの
が好ましい。更にこの反応は脱水剤(例えばモレキュラ
ーシーブなど)の共存下に行うのも好ましい。反応温度
は80〜1202○の範囲が好ましく、また反応時間は
通常3〜1餌時間の範囲である。また、この反応は、通
常この種のェステル化に用いられる脱水縮合剤(たとえ
ばジシクロヘキシルカルボジイミドなど)を用いて行う
こともできる。この場合の反応温度は0〜3000の範
囲が好ましい。この反応における一般式0の化合物と一
般式mの化合物との量的割合に制限を加えるものではな
いが、それぞれ等モルずつで十分であり、化合物の種類
に応じて適宜使用割合を増減させることができる。また
縮合剤の量については、一般式mの化合物に対して等モ
ル量より僅かに過剰用いるのが好ましい。本発明の方法
の第二の様式によれば、前記一般式1の化合物は、一般
式レ(V) (式中R,,R2およびR3は前述の意味を有し、そし
てピべIJジン環に結合するェステル基は3一位または
4一位に位置することができる)で表わされる1−オキ
シラニルメチル−3(または4)−ヒドロキシピベリジ
ンのェステル譲導体と一般式の(W) (式中R4およびR5は前述の意味を有する)で表わさ
れるケト化合物とをルイス酸の存在下に反応させること
により製造することができる。
この反応において、一般式町の化合物が常温常圧で液体
であり、かつ溶媒の代用となり得るときは、それ自体を
溶媒として用いることもできる。また一般式川の化合物
が常温常圧で液体でないとき、あるいは溶媒の代用とな
り得ないときは別に溶媒として例えばクロロホルム、ジ
クロロメタン、四塩化炭素、ベンゼン、トルェンなどを
用いることができる。ルイス酸としては例えば無水四塩
化錫ト無水塩化アルミニウム、無水塩化亜鉛、三弗化ホ
ウ素などが好ましく、また反応温度は一20qoないし
室温の範囲が望ましい。この反応において、出発化合物
間の量的割合は特に限定されないが一般式町の化合物は
、それ自体を溶媒として兼用する場合には比較的過剰量
を用い、また、他に溶媒を用いる場合には等モル量で十
分であり、また化物の種類によって両出発化合物の蓮を
適宜増減することができる。またルイス酸の使用量につ
いては、0.1〜1.2モル当量の範囲で使用するのが
好ましく、またルイス酸を添加した反応液が均一相を呈
する場合にはそのモル比をなるべく小さくするのが有利
である。
反応時間は10分〜3時間程度で十分であり、大抵の場
合反応時間が短くてすむのもこの反応の特徴である。
このようにして得られた反応生成物は常法により反応混
合物から単離、精製することができる。原料化合物であ
る一般式Vの化合物は例えば相当するヒドロキシピベリ
ジンとビロモメチルオキシランとをアルカリの存在下に
反応させて得られる生成物を一般式0の化合物と反応さ
せて製造することができ、あるいは、後記一般式血で表
わされる化合物のうちR6が水素原子である化合物に直
接プロモメチルオキシランをアルカリの存在下に反応さ
せても製造することができる。
本発明の方法の第三の様式によれば、本発明に係る化合
物は、一般式肌(肌) (式中R,,R2およびR3は前述の意味を有し、R6
は水素原子またはアルキル基を意味し、そしてピベリジ
ン環に結合するヱステル基は3一位または4−位に位置
することができる)で表わされる3(または4)−ヒド
ロキシピベリジンのェステル誘導体と前記一般式Wの化
合物とのN−三級化またはN−四級化反応により製造さ
れる。
この方法により得られる生成物は一般式K(K) (式中、R,,R2,R3,R4,R5,R6およびX
は前述の意味を有しそしてピベリジン環に結合するェス
テル基は3−位または4−位に位置することができる)
で表わすことができる。
この反応は、例えばR6が水素原子である場合、溶媒、
例えば低級アルコール類(例えばメタノール、エタノー
ルなど)、アセトニトリル、べ′ンゼン、トルエン、テ
トラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、ジオキサン
などの溶媒中、アルカリ(例えば水酸化ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸ナトリウムなど)の存在下に、好まし
くは室温〜100COの範囲で加熱することにより容易
に行うことができる。
一般式肌の化合物と一般式Wの化合物との量的割合は、
特に限定されるものではないが、好ましくは等モル割合
、ないいま一般式Nの化合物を僅かに過剰に用いるのが
よく、またアルカリの量については約1.5〜2.0当
量位が良い結果を与える。反応時間は原料化合物の種類
、溶媒の種類、温度等に依存し、一概にはいえないが通
常3〜6加持間の範囲で十分である。更にR6がアルキ
ル基の場合は、例えば極性溶媒(例えば、メタノール、
エタノールなどの低級アルコール類、アセトニトリル、
ジメチルホルムアミドなど)を用い、好ましくは80〜
100ooの範囲で、通常5〜8畑時間加熱することに
より、容易に第四アンモニウム塩を製造することができ
る。
このようにして得られた前記一般式Kの化合物は常法に
より反応混合物から単離精製することができる。以上説
明した本発明の方法の種々の様式により製造された化合
物のうち、一般式1の化合物は所望によりそれ自体既知
の方法で酸付加塩に変えることができ、また酸付加塩(
一般式はの化合物も含む)をそれ自体既知の方法で塩基
、または別の酸付加塩に変えることができる。
このような酸付加塩を形成する酸としては、例えば塩酸
、硫酸、りん酸などの無機酸、あるいは酢酸、フマル酸
、サリチル酸、シュウ酸、トルェンスルホン酸などの有
機酸を挙げることができる。更に、本発明の方法の第四
の様式によればh一般式1の化合物のピベリジン環の第
三窒素原子を第四アンモニウム塩に変えることができる
すなわち前記一般式1の化合物を式肌R6′X′
(肌) (式中R6′はアルキル基を意味し、そしてX′はハロ
ゲン、p−トルェンスルホン酸残基またはアルキル硫酸
残基を意味する)で表わされる化合物と反応させること
により、一般式X(X)(式中R,,R2,R3,R4
,R5,R6′およびX′は前述の意味を有し、ピベリ
ジン環に結合するェステル基は3一位または4一位に位
置することができる)で表わされる第四アンモニウム塩
が得られる。
この反応は、例えば、溶媒の存在下または非存在下に、
0〜100qoの範囲で、必要に応じ加圧下に行われ通
常30分〜1の時間程度でほぼ定量的に目的化合物を与
える。前記溶媒としては例えばメタノール、エタノール
などの低級アルコール類、アセトニトリル、アセトソ、
塩化メチレン、ベンゼン、クロロホルム、ジメチルホル
ムアミド、エーテルなどが挙げられる。このようなして
本発明により製造された一般式1,KまたはXで表わさ
れる1一(1,3−ジオキソランー4−イルメチル)一
3(または4)一ヒドロキシピベリジンのジまたはトリ
暦モ製酢酸ェステル誘導体またはその酸付加塩もしくは
第四アンモニウム塩は極めて優れた抗アセチルコリン作
用を有しており、特に第四アンモニウム塩KまたはXに
おいては中枢神経に対する作用が極めて弱く、この種の
化合物には不可避とされている散瞳作用、口潟作用、擬
脈等の副作用も低い一方強力な鎮庫作用、抗漬場作用を
示す。
これら一般式1の化合物、およびその酸付加塩および第
四アンモニウム塩のうちペンジル酸のヱステルについて
行った薬理試験結果の具体例をいくつか次の表に示す。
化合物必 章ヲラご茎裏奉遷 R4 R5 R。 X
PAよ1)PQ*2)*1)、*2)モルモットの摘出
腸管に対するそれぞれ競合的および非競合的な抗アセチ
ル‐コー.リン作用の効果を指数で表わしたもの。*3
) 化合物豚10は1一(2,2−ジメチル−1,3−
ジオキソラン−4−イルメチル)−1−メチル−4−(
キサンテン−9−カルボニルオキシ)ピベリジニウムプ
ロマイドである。以上はモルモット摘出眼管を用いたi
nvitro実験であるが、ウサギを用いたinsi山
実験によれば化合物No.2の化合物は静脈内投与した
場合、アトロピンの297倍、スコポラミンーNーブチ
ルプロマィドの1.43倍という強力な顔屋効果を示し
た。
またこれらの化合物を副作用の点からみると、マウスで
の散瞳、口潟作用ともアトロピンよりも明らかに弱く、
また急性叢性(マウス静注)も、スコポラミンーN−ブ
チルブロマイドよりも有意に低かった。このようにこの
一連の化合物はいずれも著しい鍵塵効果を有しているが
、特に化合物地.2の化合物は生体位実験での効果が著
しく、また副作用も微弱で安全性が高く、医薬としての
価値は極めて高い。
次に具体的な実施例を詳述するが、本発明はこれら実施
例に限定されるものではない。
実施例 1 4−ペンジロイルオキシ−1一(2,2−ジメチル−1
,3−ジオキソランー4−イルメチル)ピベリジンの製
造1−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4
−イルメチル)一4ーヒドロキシピベピリジン2.60
夕(0.012モル)に金属ナトリウム55.2の9(
0.0024モル)を添加し、8000に加熱蝿拝し溶
解させる。
水素ガス発生の止んだ後ペンジル酸メチル3.48夕(
0.0144モル)を添加し発生するメタノールを減圧
留去する。このメタノール発生は約30分でほぼ終了す
るが、2仇奴日夕の一定減圧下に80℃にて更に3び分
加熱蝿拝を行う。次いでベンゼン50の‘を添加しそし
て水50の【ずつを用いて2回洗浄する。そのベンゼン
層を分液し、主硝で乾燥し、炉過し、その炉液を濃縮す
る。この残澄をエタノール20地に溶解し、その溶液に
別途合成したピリジン塩酸塩1.斑夕(0.012モル
)を添加して塩酸塩交換を行い、直接このエタノールか
ら再結晶する。ペンジル酸1一(2,2ージメチルー1
,3−ジオキソランー4ーイルメチル)一4ーピベリジ
ニルの塩酸塩4.91夕(収率母86%)が融点169
〜17100の寒色針状結晶として得られた。IR肥「
し。日3350,しCi。1735NMRac地o
l.30,1.40(紺,ダブルs)7.30(1岬,
arom,m) 元素分析値(日Cそ塩)C25日82C〆N05分子量
461.職C 日 N(HCそ塩) この方法は目的化合物の酸付加塩の合成、単藤および精
製を一度に行えるので特に有利である。
なお、原料化合物として用いた1−(2,2ージメチル
−1,3ージオキソラン−4−イルメチル)−4−ヒド
ロキシピベリジンは次のようにして製造した。まず既知
の方法によりプロモメチルオキシランとアセトンより4
ープロモメチル−2,2ージメチルー1,3ジオキソラ
ンを製造した。
この化合物の諸性質は次の通りである。沸点 75.0
〜76.0qC/18肋日タMASS(3氏V) m/
e181,179(M十一15),101NMR6cD
cそ3 1.35 1.44(柵,ダブル)、3.35
(が,Br‐CQ,m)、3.80〜4.30(班,m
) この化合物97.5夕(0.5モル)と4一ヒドロキシ
ピベリジン50.5夕(0.5モル)とを、炭酸カリウ
ム69.0夕(0.5モル)の存在下、アセトニトリル
中で2鶴時間還流する。
その反応混合物を次いで炉過し「炉液を濃縮し、ジクロ
ロメタン200の‘を添加し〜水50の‘ずつで2回洗
浄する。次いでそのジクロロメタン層を分取し、苦硝で
乾燥後炉8Uし濃縮する。その残澄を減圧蒸留して油状
の1−(2,2ージメチル−1,3−ジオキソランー4
ーイルメチル)一4−ヒドロキシピベリジン96.1夕
(収率89.39%)を得た。沸点 156℃/11
肋Hg、融点37〜39午ONMR6c。cそ3 1.
33,1.38(細、ダブルS)4.08(IH,○日
,S) IRN肌鰭r レ。
日3380 5MASS(3
氏V) M十215m/e200(M−15),129
,103,95実施例 2 4−ペンジロイルオキシ−1−(2,2ージメチルー1
,3−ジオキソランー4ーイルメチZOル)ピベリジン
の製造1−(2,2ージメチルー1,3ージオキソラン
−4−イルメチル)一4−ヒドロキシピベリジン5.2
0夕(0.0242ル)に水素化ナトリウム115脚(
0.004私モル)を添加する。
直ちに水素ガスが発山生するが、それが止まった後(約
20分後)、80qoに加熱雛拝しながらペンジル酸メ
チル6.44#(0.0266モル)を添加し、発生す
るメタノールを減圧留去する。このメタノール発生は約
30分で止まるが、2比収Hgの一定圧下、8000に
て更に30分20加熱櫨拝する。次いでベンゼン50M
を添加し、水30の‘ずつで2回水洗し、ベンゼン層を
若硝で乾燥後炉過し濃縮する。目的物は実施例1と同様
の方法で酸付加塩として単離することができるが、ここ
ではシリカゲル(ワコーゲルC‐200)力ラム25ク
ロマトグラフィーを用いて単離精製して油状の目的物9
.20夕(収率89.49%)を得た。IRN抑留r
レ。日3475 レC=。1730NMR6coc夕3
1.32,1.37(組,ダブルs)5.01(IH
, m) 3.43(IH,OH,s)、7.35(10日.ar
om.m,MASS(7企V) m/e425(M十)
,410(M−15),324(ベースピーク)、21
5,200,182,114,105 96 77実施
例 34ーベンジロイルオキシ一1一(2,2ージフエ
ニルー1,3ージオキソランー4ーイルメチル)ピベリ
ジンの製造1−(2,2−ジフエニルー1,3−ジオキ
ソラン−4−イルメチル)一4一ヒドロキシピベリジン
10.20夕(0.030モル)を乾燥ベンゼン5帆{
に溶解し、これに水素化ナトリウム72の9(0.00
3モル)を添加し加熱還流して溶解させる。
次いでペンジル酸メチル7.26夕(0.030モル)
をベンゼン30の‘に溶解した溶液を徐々に満加し、そ
の際発生するメタノールをベンゼンと共に共沸留去する
。ペンジル酸メチルのベンゼン溶液を全量瓶加後、約1
時間にわたって乾燥ベンゼンを滴加しながら同様に発生
するメタノールを共沸留去する。次いでベンゼンおよび
残存メタノールを減圧下に留去し、再びベンゼン50の
‘を添加し、水30の【ずつで2回洗い、ベンゼン層を
葦硝で乾燥し、炉過して濃縮する得られた残澄をシリカ
ゲル(ワコーゲルC−200)カラムクロマトグラフィ
ーを用いて精製して油状の目的化合物15.05夕(収
率91.3%)を得た。mを解1 レoH3475
〃c〒o1728NMR6C。
Cそ3 172(4日,m), 2.42(細, C生2−,m) 3.66(IH,m),4.15(が,m),4.95
(IH,m), 7.30(20日,arom,m) なお、このようにして得られた目的化合物3.96夕(
0.0072モル)をアセトニトリル10の‘に溶解し
、これにピリジン塩酸塩827雌(0.0072モル)
を添加溶解して塩酸塩交換を行い、直接そのアセトニト
リルから再結晶して前記目的化合物の塩酸塩を無色針状
晶として3.19夕(収率75.5%)得た。
融点 203.5〜20600 m職r1 レ。
日3220,しCニ。1733NMR6CD的D 5.
18(IH,m), 7.33(2皿,arom,m) 元素分析値(C35H$CそN05、分子量斑6.11
)(HC〆塩)C 日 N この酸付加塩はこの方法のみならず、前述の如く、直接
反応液から、従って塩基としての化合物を単離すること
なく製造することもでき、またここに例示した酸付加塩
交換法のほかに、酸付加塩製造のために通常用いられる
任意の方法を用いることができる。
また、原料化合物として用いた1−(2,2ージフエニ
ルー1,3ージオキソラン−4ーイルメチル)−4一ヒ
ドロキシピベリジンは次のようにして製造した。
まず既知の方法により、4ープロモメチルー2,2−ジ
フェニルー1,3ージオキソランを製造した。
この化合物の諸性質は次の通りである。融点 71.0
〜73.0qo(ィソプロピルアルコ−ル)NMR6c
。c夕3 3.40(汎,m)4.00(犯,m),4
.50(IH,m),7.35(10日,arom,m
)MASS(3企V) m/e320(M十十2),3
18(M十),243,241,197,182,10
5 77この化合物31.9夕(0.1モル)をアセト
ニトリル300のとに溶解し、これに4一ヒドロキシピ
ベリジン11.11夕(0.11モル)を溶解し、更に
その溶液に炭酸カリウム13.8夕(0.1モル)を懸
濁させる。
この混合物を1幼時間還流後、反応液を炉別し濃縮する
。その残澄にジクロロメタン100肌【を添加して溶解
し、水50の【ずつで2回洗浄し、ジクロロメタン層を
分液し、三硝乾燥後炉過し、溶媒を蟹去する。残澄をア
セトンから再結合して目的化合物28.7夕(収率滋.
7%)を融点101.7『0の針状結晶として得た。M
ASS(3企V) M+333 m/e262(M十一
77),225182,157,114,105 77
実施例 44ーベンジロイルオキシ−1一(2,2ーベ
ンタメチレンー1,3ージオキソラン−4ーイルメチル
)ピベリジンの製造4ーヒドロキシー1−(2,2ーベ
ンタメチレン−1,3−ジオキソラン−4ーイルメチル
)ピベリジン5.1夕(0.02モル)に水素化ナトリ
ウム48のo(心.002モル)を添加し、8000で
15分間燈梓する。
次いでペンジル酸メチル4.84夕(0.02モル)を
添加し、85〜90℃に加熱し、約10肋Hgの減圧下
に遊離してくるメタノールを留去しながらその温度で5
時間蝿拝する。次いで水20の‘を添加し、ジクロロメ
タンで抽出する。その抽出液をE硝で乾燥し、炉過し、
溶媒を留夫後カラムクロマトグラフイー(ワコーゲルC
−200100夕)を行って精製し目的化合物8.56
夕(収率92.0%)を淡黄色油状物として得た。IR
N肌鷲・t リ。
日3400,しC=。1735NMR6C。
C〆3 1.55(10日,br),5‐20(IH,
m),7.35(10日,arom,m) なお原料化合物として用いた4ーヒドロキシ−1−(2
,2ーベンタメチレンー1,3ージオキソラン−4−ィ
ルメチル)ピベリジンは次のようにして製造した。
まず〜既知の方法により、プロモメチルオキシランとシ
クロヘキサノンより4ープロモメチルー2,2−ペンタ
メチレンー1,3ージオキソランを好収率で得た。
この化合物の諸性質は次の遜りである。沸点 115q
o/1仇吻Hg NMR6。
。。そ3 1‐55(10日,m),3.40(2日,
m),3.70〜4.50(緋,m) MASS(3比V) m/e236(M十十2),23
4(M+),207,205 193 191,141
,聡このようにして得られた4ープロモメチル−2,2
ペンタメチレンー1,3−ジオキソラン2.35夕(0
.01モル)をエタノール30泌に溶解し、これに4一
ヒドロキシピベリジン1.0夕(0.01モル)を添加
し、更に炭酸カリウム1.38夕(0.01モル)を添
加する。
その混合物を1加時間加熱還流後炉過し、その炉液を濃
縮後カラムクロマトグラフィ−(ワコーゲルC−200
)により精製して油状の目的化合物206夕(収率80
.7%)を得た。NMR6cDcそ3 1.55(1皿
,m),3.45〜3.85(2日,m),3.95〜
4.50(幻,m) MASS(3氏V) M十255,m/e212(M十
一43),150 141,114,擬実施例 5 4ーマンデロイルオキシ一1一(2,2−ジメチルー1
,3−ジオキソランー4ーイルメチル)ピベリジンの製
造1一(2,2ージメチル1,3ージオキソランー4−
イルメチル)−4一ヒドロキシピベリジン2.15夕(
0.01モル)に水素化ナトリウム24の9(0.00
1モル)を添加し、縄拝し、水素ガス発生が終了した後
マンデル酸メチル1.66夕(0.01モル)を添加す
る。
その混合物を100℃に加熱し、1仇吻Hgの一定圧下
に遊離するメタノールを留去しながら1時間半燈梓を続
ける。次いでジクロロメタン50の‘を添加し、水20
の上ずつを用いて2回洗浄する。ジクロロメタン層を分
取後芋硝で乾燥し、炉過し、その炉液から溶媒を蟹去す
る。その残笹をカラムクロマトグライ一(ワコーゲルC
−200)により精製して油状の目的化合物2.91夕
(収率83.2%)を得た。IR滋2t レ。日342
0’レC=。1740NMR6cDcと3 1.31,
1.36,(細,ダブルs),3.40(一IH,OH
,s),5.15(IH,s),7.15〜7.50 (班,arom,m) MASS(3比V) M十349,m/e334(M+
−15),249 248 1職実施例 6 1一(2,2−ジメチルー1,3−ジオキソランー4ー
イルメチル)一4一〔2一(pーイソブチルフエニル)
プロピオニルオキシ〕ピベリジンの製造1−(2,2−
ジメチル−1,3ージオキソランー4ーイルメチル)−
4ーヒドロキシピベリジン1.29夕(0.006モル
)に水素化ナトリウム48のo(0.001モル)を添
加し、水素ガス発生の終了後、2一p−ィソブチルフェ
ニルプロピオン酸メチル1.50夕(0.00粥モル)
を添加するその混合物を75〜85qoに加熱し、15
肋Hgにて遊離するメタノールを蟹去しながら、1時間
半額拝する。
メタノールの遊離が終了した後、エーテル40の‘を添
加し、水20の上ずつを用いて2回洗浄する。エーテル
層を分液し、苧硝で乾燥後炉過し、その炉液から溶媒ひ
を留去する。残澄をカラムクロマトグラフィー(ワコー
ゲルC−200)により精製して油状の目的化合物1.
92夕(収率79.49%)を得た。融点(塩酸塩とし
て)144〜1470(分解)IR髄〆1レ。ニ017
35NMR6cocそ3 0.89(細 ,d)1.33,1.39(餌, ,ダブルs)、 1.31(犯, d)、2.45 ,d)、4.80 (IH, m)、7.17(4日,arom,m) 元素分析値(塩酸塩C24日38CそN04,分子量4
40.01)C 日 N 実施例 7 3−ペンジロイルオキシー1−(2,2ージメチルー1
,3ージオキソラン−4ーイルメチル)ピべIJジンの
製造1一(2,2ージメチルー1,3ージオキソラン−
4ーイルメチル)−3−ヒドロキシピベリジン1.07
59(0.005モル)を無水トルェン20の‘に溶解
した溶液に、n−プチルリチウムの20%nーヘキサン
溶液1.2の‘を添加し、30分加熱還流する。
次いでペンジル酸メチル1.45夕(0.006モル)
を無水トルェン30机こ溶解した溶液を4粉ご間で滴奴
すると共に遊離するメタノールをトルェンと共沸蟹去す
る。滴加終了後、更に無水トルェン100の‘を3時間
で瓶加すると共に、同様に、遊離するメタノールを留去
する。反応終了後、溶媒を蟹去し、残澄にジクロロメタ
ン30の‘を添加し、更に、水20の‘ずつで2回洗浄
する。ジクロロメタン層を分液し、き硝で乾燥後炉遇し
、炉液から溶媒を蟹去し、残澄をカラムクロマトグラフ
イー(ワコーゲルC−200,100夕)により精製し
て油状の目的化合物1.90夕(収率89.5%)を得
た。IRN肌鷲t 〃oH344リリc=。1730N
MR6cDc夕3 1.30,1.35(細,,ダブル
s)、1.60(4日,m)、2,45(岬,m)、3
.52(IH,t)、4.95(IH,m)、7.30
(10日,arom,m)こうして得られた目的物であ
る3−ペンジロィルオキシ−1一(2,2ージメチルー
1,3−ジオキソランー4−イルメチル)ピベリジンの
839w9(0.00196モル)をエタノール5の‘
に溶かし、これにピリジンの塩酸塩231のp(0.0
02モル)を加えて溶解させたのち、溶媒および遊離す
るピリジンを蟹去し、メタノールーェーテルから再結晶
してm.P.194.5〜195.5qo(分解)の無
色針状結晶856の9(95.3%)を得た。
元素分析値(塩酸塩)C2虹32CそN05分子量46
1.98C 日 N なお、原料化合 として用いた1−(2,2ージメチル
ー1,3ージオキソランー4−イルメチル)一3−ヒド
ロキシピベリジンは、次のようにして製造した。
4ープロモメチルー2,2ージメチルー1,3−ジオキ
ソラン19.5夕(0.1モル)をアセトニトリル30
0叫に溶かし、これに3一ヒドロキシピベリジン10.
1夕(0.1モル)と炭酸カリウム13.8夕(0.1
モル)を加え、1幼時間加熱還流する。
次いで炉別、濃縮後、ジクロルメタン100の上を加え
て溶解し、水30の【で2回水洗した後、ジクロルメタ
ン層を分取し、苧硝で乾燥した後、炉別、濃縮する。残
澄を減圧蒸留にて精製し、油状の目的物17.2夕(7
9.8%)を得た。b.p.163qo(6側Hg)N
MR6cocそ3 1,32,1.37(細,ダブルs
)3.60くIH,○日,S) MASS(3氏V)M+215,m/e200(M十一
15)、140,114実施例 8 夕 3−ペンジロイルオキシー1−(2,2ージフエ
ニルー1,3ージオキソランー4ーイルカメチル)ピベ
リジンの製造1−(2,2−ジフエニル)−1,3ージ
オキソランm4ーイルメチル)−4一ヒドロキシピべ0
リジン10.20夕(0.030モル)に水素化ナトリ
ウム7次9(0.003モル)を添加し、100dCに
て30分間加熱する。
次いでペンジル酸メチル7.26夕(0.030モル)
を添加し、900〜100℃で4肌Hgの減圧下に4時
間燭拝しながら遊離してくるメタノールを留去する。次
いでジクロロメタン100の‘を添加し、その溶液を水
50の‘で洗浄する。ジクロロメタン層を分取し、き硝
で乾燥後、炉遇し、その炉液を濃縮する。残糟をカラム
クロマトグラフィー(ワコーゲルC−200)により精
製して淡黄色油状の目的化合物11.41夕(収率69
.3%)を得た。この化合物3.93夕(0.0072
モル)をアセトニトリル50泌に溶解し、これにピリジ
ン塩酸塩827のo(0.0072モル)を添加し、室
温に3時間放置後、溶媒を蟹去する。残澄をジクロロメ
タンーェーテルから再結晶して目的化合物の塩酸塩2.
56夕(収率61.0%)を融点174.6〜177.
0ooの無色針状結晶として得た。元素分析(塩酸塩C
35氏6C〆N05、分子量586.11)C 日
N なお原料化合物として用いた1−(2,2−ジフエニル
−1,3ージオキソランー4ーイルメチル)一3一ヒド
ロキシピベリジンは次のようにして製造した。
4−フロモメチル−2,2−ジフエニルー1,3ージオ
キソラン31.9夕(0.1モル)および3−ヒドロキ
シピベリジン10.1夕(0.1モル)をアセトニトリ
ル200奴に溶解し、その溶液に炭酸カリウム13.8
夕(0.1モル)を懸濁させ、15時間加熱還流する。
次いで反応混合物を炉過し、炉液を濃縮し、残澄をカラ
ムクロマトグラフィー(ワコーゲルC−200)により
精製して油状の目的化合物28.3夕(収率83.4%
)を得た。NMR6c。
c〆3 1.50(岬,m)、2.50(紺,m)、2
.73(IH,OH,s)、3.50〜4.50(岬,
m)MASS(3企V) M十339.m/e321(
M+一18)、262(M+−77)、182,114
,105,77融点(塩酸塩として)179.5〜18
1.5oo(分解)実施例 94ーベンジロイルオキシ
−1一(2,2ージメチルー1,3ージオキソラン−4
−イルメチル)ピベリジンの製造4ーベンジロイルオキ
シピベリジン662のo(0.002モル)をアセトニ
トリル20机に溶解し、これに炭酸カリウム276の9
(0.002モル)を懸濁させ、更に4ーブロモメチル
−2,2−ジメチルー1,3−ジオキソラン390の9
(0.002モル)を添加し溶解させる。
その混合物を4錨時間加熱還流後、溶媒を蟹去し、ジク
ロロメタン30の‘を添加して残澄を熔解し、その溶液
を水20の【ずつで2回洗浄する。ジクロロメタン層を
分液し、苧硝で乾燥し、炉遇してその炉液を濃縮する。
残湾をカラムクロマトグラフイー(アルミニウムオキサ
イド90、ェ・メルク社製)により精製して油状の目的
化合物672の9(収率79.1%)を得た。この化合
物は前記実施例1および2の目的化合物と、IR,NM
R,MASS薄層クロマトグラフィー、および塩酸塩で
の富虫点および混融試験で一致した。実施例 104−
ペンジロイルオキシ−1一(2,2ージイソプロピルー
1,3ージオキソランー4ーイルメチル)ピベリジンの
製造4ーベンジロイルオキシピベリジン6.66夕(0
.0214モル)をアセトニトリル50の‘に溶解し、
更に4−ブロモメチルメチルー2,2ージィソプロピル
ー1,3ージオキソラン6.45夕(0.0257モル
)を溶解する。
この混合物に炭酸カリウム2.95夕(0.0214モ
ル)を懸濁させ、12独特間加熱還流後、溶媒を留去す
る。ジクロロメタン50Mを添加して残澄を溶解し、そ
れを水20の【ずつで2回洗浄する。ジクロロメタン層
を分液し、三硝で乾燥し、炉過した後溶媒を蟹去する残
溝をエタノール30の【に溶解し、ピリジン塩酸塩2.
5夕(0.0216モル)を添加し、20分後エタノー
ルを留去し、生じ0る沈澱をアセトンーヱーテルから再
結晶して目的化合物8.19夕(収率74.0%)を融
点16がoの無色針状結晶として得た。IR機よ し。
日3300,しC=。1725元素分析値(塩酸塩、C
幻日4oC〆N05、分子量夕518.腿)C 日 N 計算値 67.23 7.78 2.70実
測値 67.35 7.63 2.81なお
、原料として用いた4−フロモメチル−02,2ージイ
ソプロピルー1,3ージオキソランは前述の如き既知の
方法により製造した。
この化合物の諸性質は次の通りである。沸点 85o
o/7肌Hg NMR6coc夕3 0.95(1が,d),2.1〜
2.6夕 (2日,m)MASS(3氏V
)m/e251(M十十 2)、249(M+)、20
9,195,181実施例 11 1−(2,2−ジメチルー1,3ージオキソ0 ラン−
4ーイルメチル)−4一(9ーキサンテンカルボニルオ
キシ)ピベリジンの製造4一(9ーキサンテンカルボニ
ルオキシ)ピベリジン5,62夕(0.0182モル)
および4ーフロモメチルー2,2ージメチル−1,3ー
ジオキソラタン4.62夕(0.0218モル)をアセ
トニトリル50机上に溶解し、これに炭酸カリウム2.
51夕(0.0182モル)を懸濁ごてた後2餌時間還
流する。
次いで無機塩等の沈澱物を炉別し、炉液を濃縮する。残
澄をカラムクロマトグラフイー(ワコーゲルC−020
0,200夕)により精製して淡黄色油状の目的化合物
4.94夕(収率64.2%)を得た。RN肌鱒it
yC=。1735 NMR6。
〇Cそ3 1.32,1.38(QH、、ダブルs)1
.筋(岬,m)、4.71(IH,m)、4.93(I
H,s)、7,15(細,m)実施例 12 4ーベンジロイルオキシ一1一(2,2ージメチルー1
,3ージオキソランー4ーイルメチル)ピベリジンの製
造ペンジル酸1.14夕(0.005モル)をベンゼン
40叫に溶解し、これに1−(2,2−ジメチル−1,
3ージオキソランー4−イルメチル)一4一ヒドロキシ
ピベリジン1.075夕(0.005モル)を添加し溶
解する。
次いでpートルェンスルホン酸処7の9(0.0055
モル)を添加し、10時間還流する。その後反応液に室
温で水酸化ナトリウムの水溶液をアルカリ性になるまで
添加し、そしてベンゼン層を更に水30m‘で水洗する
。ベンゼン層を苧硝で乾燥後炉遇して濃縮する。銭澄を
カラムクロマトグラフィー(ワコーゲルC−200)に
より精製して油状の目的化合物701の9(斑.0%)
を得た。この化合物は前記実施例2および9の目的化合
物と、NMR,IR、ガスクロマトグラフィ一、薄層ク
ロマトグラフィー、および塩酸塩での融点および混融試
験において一致した。実施例 13 4−(9−フルオレンカルボニルオキシ)一1一(2,
2ージメチルー1,3−ジオキソランー4−ィルメチル
)ピベリジンの製造・9ーフルオレンカルボン酸9.0
夕(0.0428モル)と1一(2,2ージメチル−1
,3ージオキソラン−4ーイルメチル)−4一ヒドロキ
シピベリジン8.36夕(0.0389モル)をアセト
ン50の‘に溶解させ、これにジシクロヘキシルカルボ
ジイミド8.82夕(0.04248モル)をすばやく
添加し、かくはんしながら1餌時間室温にて反応させる
のち、沈澱物をろ過し、一度溶媒を留去したのちこれに
エーテルを加え、再び沈澱物をろ過し、ろ液を濃縮する
。残澄をエタノール30叫にとかし、別途合成したピリ
ジン塩酸塩4.49夕(0.0斑9モル)をこれに加え
、塩酸塩交換する。これを濃縮し、アセトンーェーテル
より再結晶し、無色の針状結晶m.p.207〜208
0を15.7夕(91.3%)得た。IR脇r1 ひC
:01730NMR6CD30D I.35 1.45
(餌.ダブルs)4.80(IH, s)7.50 ■日,ar。
m,m)MASS(7氏V)m/e407(一日Cそ)
,392,30ん165MASS(7比V)但し、塩基
としてm/e407(M+)392(M−15)、30
8 306(ベースピーク)、165実施例 14 4−ペンジロイルオキシー1−(2,2−ジメチルー1
,3−ジオキソランー4ーイルメチル)ピベリジソの製
造4−ペンジロイルオキシー1ーオキシラニルメチルピ
ベリジン183の9(0.0005モル)をアセトン1
0の‘に溶解し、鰻拝しながら四塩化錫1.04夕(0
.004モル)を徐々に滴加する。
液色は直ちに黄褐色に変化するが、そのまま1時間鷹拝
を続ける。反応終了後反応液に炭酸カリウムを十分アル
カリ性になるまで添加し、更に損拝を続ける。反応液は
わずかに黄色を呈する。沈澱を炉別し、炉液を濃縮し、
残澄にジクロロメタン30叫を添加して溶解した後水2
0の‘で洗浄するジクロロメタン層を分取し、三硝で乾
燥後炉過し、炉液を濃縮する。残澄をカラムクロマトグ
ラフイー(ワコーゲルC−200)により精製して油状
の目的化合物95.3mo(収率44.8%)を得た。
この化合物は前記実施例2,9および12の目的化合物
と、IR,NMR.ガスクロマトグラフイ一、薄層ク。
マトグラフイー、塩酸塩での融点および混融試験におい
て一致した。なお原料化合物として用いた4−ペンジロ
ィルオキシー1ーオキシラニルメチルピベリジンは次の
2つの方法により製造した。
製造法 1 4一ヒドロキシピベリジン1.01夕(0.01モル)
およびプロモメチルオキシラン206夕(0.015モ
ル)をアセトニトリル3助けこ溶解し、これに炭酸カリ
ウム1.斑夕(0.01モル)を懸濁させ、8時間加熱
還流する。
次いで炉則し、炉液を濃縮後カラムクロマトグラフイー
(ワコーゲルC−200)により精製して淡黄色油状の
目的化合物1.36夕(収率86.9%)を得た。m母
皇室tレ。
日3350この化合物1.0夕(0.0064モル)に
水素化ナトリウム24のo(0.001モル)を添加し
、水素ガスの発生が終了した後ペンジル酸メチル1.5
7夕(0.0065モル)を添加し、80q Cに加熱
しながら、24肋Hgの減圧下に遊離するメタノールを
留去する。
4時間後これにジクロロメタン50の‘を添加し、水2
0の‘で洗浄する。ジクロロメタン層を分取し、辛硝で
乾燥後、炉過し、炉液を濃縮後、擬澄をカラムクロマト
グラフイー(アルミニウムオキサィド90)により精製
し、生成物をアセトンから再結晶して目的化合物1.9
5夕(収率83.1%)を融点98.5〜99.5qo
の無色棒状結晶として得た。IR孫亘「 抑日3410
’レC=o1729NMR6coc夕3 2.班(IH
,m)、4.51 (IH,OH,S)、4.斑(IH, m)、 7.32(10日,arom,m) MASS(3企V) M+367,m/e324,18
3,182,105,77元素分析値(C22日25N
04、分子量367.43)C 日 N製造法 2 4−ペンジロイルオキシピベリジン1.56夕(0.0
05モル)およびプロモメチルオキシラン1.37夕(
0.01モル)をアセトニトリル20Mに溶解し、これ
に炭酸カリウム690のo(0.005モル)を懸濁さ
せ、12時間加熱還流する。
次いで反応液を炉過し、炉液を濃縮後、ジクロロメタン
50の‘を添加し、水20地で水洗する。ジクロロメタ
ン層を分取し、羊硝で乾燥後炉過し濃縮する。残燈をカ
ラムクロマトグラフイー(アルミニウムオキサイド90
)により精製した後アセトンから再結晶を行つて目的化
合物1.10夕(収率59.95%)を融点斑.0〜9
9.0℃の無色棒、状結晶として得た。この化合物は製
造法1で得られた化合物と、IR,NMR,MASS、
ガスクロマトグラフィ一、薄層クロマトグラフィーおよ
び渡融試験で一致した。実施例 15 4−ペンジロイルオキシー1一(2,2ージメチルー1
,3ージオキソランー4ーイルメチル)一1−メチルピ
ベリジニウムプロマイドの製造4ーベンジロイルオキシ
一1一(2,2ージメチルー1,3ージオキソランー4
ーイルメチル)ピベリジン5.10夕(0.012モル
)をエタノール30の‘に溶解し、0℃に冷却する。
この溶液に予め冷却した臭化メチル5.70夕(0.0
60モル)を添加して反応容器を密栓し、室温に8時間
放置する。次いで過剰の臭化メチルおよび溶媒を蟹去し
、残澄をアセトニトリルーェーテルから再結晶を行って
目的化合物5.922夕(収率94.9%)を融点18
6〜19が○(分解)の無色針状結晶として得た。IR
解」 し。日3400 レC=。1733元素分析値(
C26日34BrNQ、分子量520.46)C 日
N実施例 16 4ーベンジロイルオキシ一1一(2,2−ジフエニル−
1,3−ジオキソランー4−イルメチル)一1−メチル
ピベリジニウムブロマイド0 の製造4−ペンジロイル
オキシ−1−(2,2ージフエニルー1,3ージオキソ
ランー4ーイルメチル)ピベリジン5.50夕(0.0
10モル)をエタノール50の‘に溶解し0℃に氷袷す
る。
この溶液に予めタ氷冷した臭化メチル4.75夕(0.
050モル)を添加し直ちに反応容器を密栓し室温に1
m時間放置する。次いで過剰の臭化メチルおよび溶媒を
蟹去し、・残湾をエタノールから再結晶して目的化合物
6.09夕(収率94.5%)を融点218〜220q
o(分解)0の無色針状結晶として得た。元素分析値(
C36日38BrNQ、分子量644.59)C 日
N実施例 17 3ーベンジロイルオキシ一1一(2,2ージメチル−1
,3−ジオキソラン−4−イルメチル)−1ーメチルピ
ベリジニウムブロマイドの製造3ーベンジロイルオキシ
−1−(2,2−ジメチル−1,3ージオキソランー4
−イルメチル)ピベリジン102のo(0.00024
モル)をアセトニトリル10舷に溶解し0℃に冷却する
この溶液に予め氷冷した臭化メチル68奴(0.000
72モル)を添加し、直ちに反応容器を密栓して室温に
6時間放置する。次いで過剰の臭化メチルおよび溶媒を
留去し、残澄をアセトニトリルーェーテルから再結晶し
て目的化合物124の9(収率100%)を融点228
.8〜229.がo(分解)の無色針状結晶として得た
。IR斑r ひ。H$5〇れ=。1745 元素分析値(C26日34BrNQ、分子量520.4
6)C 日 N実施例 18 3−ペンジロイルオキシー1一(2,2ージフエニル−
1,3−ジオキソランー4−イルメチル)一1−メチル
ピベリジニウムブロマイドの製造3ーベンジロイルオキ
シ一1−(2,2ージフエニル−1,3−ジオキソラン
−4ーイルメチル)ピベリジン535の9(0.001
モル)をアセトニトリル20泌に溶解し0℃に氷冷する
この溶液に予め氷冷した臭化メチル950の9(0.0
10モル)を添加し、直ちに反応容器を密栓して室温に
8時間放置する。次いで過剰の臭化メチルおよび溶媒を
留去し、残澄をエタノールから再結晶して目的化合物6
30の9(収率97.74%)を融点215.8〜21
7.5こ0(分解)の無色針状結晶として得た。IR職
r1 レ。
日3375 レC:。1743元素分析値(C3汎38
BrNQ、分子量644.59)C 日 N実施例 1
9 1一(2,2−ジメチルー1,3ージオキソラソ−4ー
イルメチル)−4ーマンデロイルオキシ−1−メチルピ
ベリジニウムブロマイドの製造1一(2,2−ジメチル
ー1,3−ジオキソランー4−イルメチル)−4ーマン
デロイルオキシピベリジン698雌(0.002モル)
をアセトニトリルタ 20の‘に溶解し、0℃に氷冷す
るこの溶液に予め氷冷した臭化メチル1.36夕(0.
0143モル)を添加し、直ちに反応容器を密栓し、1
凪時間室温に放置する。
次いで過剰の臭化メチルおよび溶媒を蟹去し、残績とし
て目的化合物を定量的収率で得た。0薄層クロマトグラ
フィーにより不純物の混在は見られなかった。
IR粉事tレ肌338ふひC=。
1735 NMR6cD桝D I.39,1.45(餌,ダブルs
)、5.10(IH,m)、5.34 s)、7.42 (班,amm,m)3.20(犯, =N−℃H3、br,s) 実施例 20 4−(2−p−イソブチルフエニルプロピオニルオキシ
)一1一(2,2ージメチル−1,30 3ージオキソ
ランー4ーイルメチル)一1−メチルーピベリジニウム
ブロマィドの製造4一(2一pーイソブチルフエニルプ
ロピオニルオキシ)−1−(2,2ージメチル−1,3
−ジオキソラン−4ーイルメチル)ピベリジン4033
5の9(0.001モル)をエタノール10の‘に溶解
し、0℃に氷冷する。
この溶液に予め氷冷した臭化メチル965のo(0.0
101モル)を添加し、直ちに反応容器を密栓し8時間
室温に放置する、次いで溶媒および過剰の臭化メチルを
留去し、残澄をエーテル40で洗浄し、乾燥して目的化
合物484の9(収率97.1%)を得た。薄層クロマ
トグラフィーにより不純物の混在は認められなかった。
IR滋子t仇=。
1735 NMR6coc夕3 0.89(斑, d) (母日, ダブルs)2.48 d)3.29 (祖,=N‐−CH3 、br,s) 4.31(犯, m) 5.09(IH, 、m)、 7.15(4日,arom,m) 実施例 21 4−ペンジロイルオキシー1一(2,2ージフエニル−
1,3ージオキソランー4ーイルメチル)−1ーメチル
ピベリジニウムブ。
マイドの製造4ーベンジロイルオキシ一1ーメチルピベ
リジン1.40夕(0.004モル)をジメチルホルム
アミド2物‘に溶解し、更に4−フロモメチル−2,2
ージフエニルー1,3−ジオキソラン1.27夕(0.
004モル)を添加して溶解し、9000に72時間加
熱する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1,R_2およびR_3は、そぞれ水素
    原子、ヒドロキシ基、アルキル基、フエニル基またはア
    ルキルフエニル基であり、この場合には、R_1,R_
    2およびR_3は、同時に同一のものであることはなく
    、そのうちの少なくとも1つはフエニル基またはアルキ
    ルフエニル基であり、あるいは、R_1は水素原子であ
    りR_2とR_3とが一緒になつてフルオレン環または
    キサンテン環を形成している基であり、R_4およびR
    _5は、同一かまたは相異なり、それぞれ水素原子、ア
    ルキル基、シクロアルキル基またはフエニル基を意味す
    るか、あるいはR_4とR_5とは一緒になつてシクロ
    アルカン環を形成している基である) で表わされる1
    −(1,3−ジオキソラン−4−イルメチル)−3(ま
    たは4)−ヒドロキシピペリジンのエステル誘導体又は
    その酸付加塩もしくは第四アンモニウム塩。
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