JPH01279130A - コントロールケーブル系の防振装置 - Google Patents

コントロールケーブル系の防振装置

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JPH01279130A
JPH01279130A JP10660488A JP10660488A JPH01279130A JP H01279130 A JPH01279130 A JP H01279130A JP 10660488 A JP10660488 A JP 10660488A JP 10660488 A JP10660488 A JP 10660488A JP H01279130 A JPH01279130 A JP H01279130A
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JP
Japan
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vibration
control cable
cable
damper
dampers
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Application number
JP10660488A
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English (en)
Inventor
Sadahiro Onimaru
鬼丸 貞弘
Fumiyasu Kuratani
文保 鞍谷
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Nippon Cable System Inc
Original Assignee
Nippon Cable System Inc
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Publication date
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G25/00Other details or appurtenances of control mechanisms, e.g. supporting intermediate members elastically
    • G05G25/02Inhibiting the generation or transmission of noise
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F7/00Vibration-dampers; Shock-absorbers
    • F16F7/10Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect
    • F16F7/104Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/24Providing feel, e.g. to enable selection
    • F16H2061/246Additional mass or weight on shift linkage for improving feel

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はコントロールケーブル系の防振装置に関する。
さらに詳しくは、自動車や建設機械などの車輌において
、操作用や計器駆動用に配設されているコントロールケ
ーブル、およびそのコントロールケーブルにより振動の
伝達を受ける部材の振動を防止する装置に関する。
[従来の技術] 自動車が騒音を発生する原因の一つとして、エンジンの
振動がある。エンジンやトランスミッションには、それ
らの操作用や計器駆動用のコントロールケーブルの一端
が連結され、該コントロールケーブルの他端側のケーシ
ングキャップはダッシュパネルやフロアパネルに固定さ
れ、さらに前記コントロールケーブルの内索端部には操
作用ペダルや操作用レバー、各種計器が接続されている
エンジンの振動はコントロールケーブルを介してパネル
やペダルに伝達され、それらが振動すると、パネルの膜
振動によりこもり音が発生したり、ペダル類がガタガタ
と振動したりして不快感を与える。
同様の事情は、エンジンによって油圧モータを駆動し、
各種の油圧アクチュエータを断続的に駆動する建設機械
についてもあてはまる。
叙上のごとき振動およびそれに起因する騒音を防止する
ため、特開昭61−81826号公報(従来例I)や実
開昭58−86919号公報(従来例■)の防振装置が
提案されている。
従来例Iの装置は、クラッチコントロール系の防振を目
的としたもので、第34〜35図に示されるようにクラ
ッチコントロール系の可動部材、すなわちレリーズアー
ム(103)または該アームの連結部にダイナミックダ
ンパ(105)を固着したものである。
従来例Hの装置もクラッチコントロール系の防振を目的
としたもので、第36図に示すようにダッシュパネル(
116)に固定したボス(122)とコントロールケー
ブルの導管(100)とを直接結合しないで、ボス(1
22)と導管(ioe)の端面との間にダイナミックダ
ンパ(132)の弾性部材(124)を介在させ、該弾
性部材(124)を介してボス (122)と導管(i
oe)とを結合したものである。
[発明が解決しようとする課題] 前記従来例■、Hのいずれもある程度の防1辰効果を有
するが、ダッシュパネルの共振を完全に防止するには至
っていない。
また従来例■の装置では、ダッシュパネルとコントロー
ルケーブルの導管との間に弾性部材が介在されているの
で、クラッチ操作のたびに弾性部材が伸び縮みし、スト
ロークロスを大きくするという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑み、防振効果が一層高く、かつ
コントロールケーブルのストロークロスが小さい防振装
置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の防振装置を第1図に基づき説明する。
本発明におけるコントロールケーブル系は、機械的変位
を伝達するために設けられたコントロールケーブルの一
端が振動発生源に直接または間接に連結され、さらに前
記コントロールケーブルの途中または他端に該コントロ
ールケーブルにより伝達される振動により共振させられ
る波振動部材力!存する系である。そして前記コントロ
ールケーブルの構成部品にダイナミックダンパが2個以
上取りつけられており、前記ダイナミックダンパのそれ
ぞれが、前記被振動部材の数次の共振点を含む周波数領
域内の振動数で加振されたとき振動を生じ、かつ共振す
る振動特性を有するものであり、しかもたがいに共振点
を異にすることを特徴とする。
[作 用] 第1図に示すコントロールケーブル系において、振動発
生源の振動がコントロールケーブルに加えられると、2
個のダイナミックダンパ(D’a)、(Db)がそれぞ
れの共振点付近の振動周波数においてコントロールケー
ブルの振動を打消すように運動し、コントロールケーブ
ルの振動を低減する。そのためコントロールケーブルに
連結されている被振動部材の振動も低減される。
本発明ではダイナミックダンパが2個以上用いられてい
るので、振動を低減しうる周波数領域が広い。第2図に
基づき概念的に説明する。
X軸は振動周波数(It z )、Y軸は振動加速度(
G)を表わす。Pは被振動部材の振動スペクトルで、振
動発生源が多くの加振振動数を有するばあい、被振動部
材の共振点付近で図に示すように多くの振動ピークをも
つ。符号(da)、(db)はそれぞれダイナミックダ
ンパ(Da)、(Db)の振動スペクトルであり、それ
ぞれの共振点がたがいに異なるように、それぞれの質f
f1(yl)、(vb)、バネ定数(ka)、(kb)
が設定されている。ここでコントロールケーブルが広範
囲の周波数領域で加振されると、各ダイナミックダンパ
(Da)、(Db)はそれぞれの固有振動数(図の振動
スペクトルの頂点)の前後において振動し、それぞれの
振動領域において被振動部材の振動を低減する。そのた
め、被振動部材の振動は広い領域にわたって低減される
さらに本発明ではダイナミックダンパが操作力の伝達経
路中に介装されていないので、コントロールケーブルの
ストロークロスを増大することがない。
[実施例] つぎに本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明のブロック図、第2図は本発明の防振効
果を概念的に説明するためのグラフ、第3図は本発明を
適用しうるコントロールケーブル系を示すための自動車
の概念図、第4〜5図はダイナミックダンパの取付位置
を例示するための説明図、第6〜17図はそれぞれ本発
明にかかわるダイナミックダンパの説明図、第18〜1
9図は振動試験に供したダイナミックダンパの取付状態
と構造を示す説明図、第20〜21図はそれぞれダンパ
(D4)、(D13)の振動スペクトルを示すグラフ、
第22図は前記ダンパ(D4)、(013)の振動スペ
クトル測定装置の説明図、第23図は振動試験方法を示
す説明図、第24〜2B図は比較例1の振動スペクトル
を示すグラフ、第27〜29図は本発明の実施例1の振
動スペクトルを示すグラフ、第30〜32図はそれぞれ
比較例2〜4の振動スペクトルを示すグラフ、第33図
は比較例4の説明図、第34〜35図は従来例Iの防振
装置の説明図、第36図は従来例Hの防振装置の説明図
である。
(11本発明が適用されるケーブル系 本発明は、振動発生源の振動がコントロールケーブルを
伝達して、該コントロールケーブルが連結されている波
振動部材を振動させる系に適用される。そのような系の
代表的なものとして、自動車や建設機械の操作系や計器
駆動系がある。
実施例を第3図に基づき説明すると、(1)は自動屯の
エンジン、(2)は変速機、(3)はアクセルペダル、
(4)はクラッチペダル、(5)は変速操作レバーであ
る。このような自動車において、操作系の適用対象とし
て、アクセルケーブル01)、手動変速機用の操作ケー
ブル02)、自動変速機用の操作ケーブルn1クラツチ
ケーブル04)、チョークケーブル(ト)があげられる
。また計器駆動系として、速度計駆動ケーブルQQ10
転計駆動ケーブル07)などがあげられる。
これらのケーブルはいずれも振動発生源であるエンジン
(11に直接または間接に連結されており、導管端部の
ケーシングキャップがダッシュパネル(6)やフロアパ
ネル(9)に固定され、端末にペダル類や計器類が接続
されている。そしてダッシュパネル(6)やフロアパネ
ル(9)またペダル類や計器類が波振動部材に該当する
さらに建設機械においても前記自動車のばあいと同様の
操作用ケーブルが適用対象となり、それらのケーブルが
固着されているダッシュパネル、運転室の壁、床、操作
レバーなどが波振動部材に該当する。
(II)ダイナミックダンパの取付位置本発明において
、ダイナミックダンパはコントロールケーブルの構成部
品のいずれかに取りつけられる。
すなわち、コントロールケーブルの導管、導管端部のケ
ーシングキャップ、内索、および内索の索端金具が取付
位置として選ばれる。
つぎに第4〜5図に基づき前記取付位置を具体的に説明
する。
第4図はクラッチケーブル04)を適用例とするもので
、つぎの■〜■が取付位置を示している。
■クラッチのレリーズアーム(7)側における内索(1
4a)の索端金具(14b) ■レリーズアーム(7)側における内索(14a)■レ
リーズアーム(刃側におけるケーシングキャップ(14
c) ■内索(14a)の途中 ■導管(14d) なお導管(14d)に取りつけるばあいは、配索形状が
湾曲し導管(14d)内部で内索(14a)が導管(1
4d)内壁に強く接して、振動が内索(14a)から導
管(14d)に伝えられる部分から先の方が効果が大き
い。とくに、そのような部位でもダッシュパネル(6)
に近い部位が防振効果が大きいので好ましい。
■ペダル(4)側のケーシングキャップ(14c)■ペ
ダル(4)側の内索(14a) ■ペダル(4)側の索端金具(14e)T15図は手動
変速at操作用ケーブル02)を適用例とするもので、
つぎの■〜■が取付位置を示している。
■変速機(2)のレバー(8)側における索端金具(1
2b)■レバー(8)側における内索(tZa)■レバ
ー(8)側におけるケーシングキャップ(12c)■内
索(12’a)の途中 ■導管(12d) このばあいも振動が内素より伝達される部位であって、
ダッシュパネル(6)やフロアパネル(9)近い部位が
好ましい。
■操作レバー(5)側のケーシングキャップ(12c)
■操作レバニ(5)側の内索(12a)■操作レバー(
5)側の索端金具(12e)以上のとおりであるが、第
4〜5図のいずれの例においても、■〜■の取付位置は
任意に選択することができ、また前記ケーブル02)、
04)以外のケーブルについても同様の部位を取付は位
置とすることができる。そして取りつけるべきダンパは
2個以上を同じ部位に隣接または近接してJNりつけて
もよく、また■〜■の取付位置を任意に組み合わせても
よい。
(2)ダイナミックダンパの構成 本発明のダイナミックダンパ(以下、ダンパという)は
、ウェイト要素とバネ要素の機能を有するものであれば
よい。したがって、つぎの組合せのものを用いることが
できる。
■ウェイトと弾性体 ウェイトが質量要素、弾性体がバネ要素となる ■弾性体のみ 弾性体の重量が質量要素となる ■ウェイトとバネ ■バネのみ バネの重量が質量要素となる ■ウェイトと弾性体とバネ 本発明のダンパに用いられる弾性体としては、クロロブ
レンゴムやブチルゴム、ニトリルゴムなどの合成ゴム、
および天然ゴムなどのゴム、さらにポリウレタンやポリ
塩化ビニルなどの各種のプラスチックを用いることがで
きる。つエイトとしては鋼その他の金属が使いやすいが
、とくに制限なくどのような材料でも用いることができ
る。またバネとしては鋼やステンレスのような鉄系金属
、銅やアルミニウムのような非鉄金属、ポリアセタール
やポリカーボネートのようなプラスチック、FRPのよ
うな複合材料などの任意の材料を適宜用いることができ
る。
つぎにダンパの各実施例を図面に基づき説明する。
ダンパ(Dl) 第6図において、(21)は厚肉円板状のゴムなどの弾
性体、■は輪状のウェイトである。弾性体のとウェイト
のとは焼付けなど任意の方法で結合される。弾性体(2
11の中心には装着用の孔■が穿孔されている。■は被
取付部材であり、この□被取付部材■が前記孔のに挿入
され、焼付や接着により固定される。
ダンパ(D2) 第7図に示されるように、このダンパ(D2)は弾性体
(2Dの横側面に輪状のウェイトのを接合したものであ
る。
ダンパ(DB) −第8図に示されるように、彼取付部材国に鋼製の円板
のが螺合され、この円板のに輪状の弾性体(2υとウェ
イトのを順に接合したものである。
囚は円板のを締結するためのナツトである。なおウェイ
トのを除く、と、弾性体(21)のみで構成したダイナ
ミックダンパとなり、かかる構成のダンパも用いること
ができる。
ダンパ(D4) 第9図に示されるように、円柱状の弾性体(21)のみ
からなるダンパである。なおこのダンパ(D4)は第6
図のダンパ(DI)や第7図のダンパ(D2)からウェ
イトのを除き、弾性体Qvのみで構成してものである。
ダンパ(DB) 第1O図に示されるように、被取付部材■に鋼製の円板
のが螺合され、この円板のにコイル状のバネ四が固定さ
れ、バネ(至)の自由端にウェイトのが結合されたもの
である。
ダンパ(DB) 第11図に示されるように、被取付部材■に薄板の板バ
ネ(2)が螺合され、その板バネ(至)の周縁部に輪状
のウェイトのが固着されたものである。
なおウェイトnを除くと、板バネ(至)のみで構成した
ダイナミックダンパとなり、かかる構成のダンパも用い
ることができる。
ダンパ(DI) このダンパ(DI)は第10図に示されたダンパ(DB
)からウェイト(至)を除き、バネ四のみで構成したも
のである。
ダンパ(DB) 第13図に示されるように、このダンパ(DB)は第1
θ図のダンパ(DB)におけるバネ(至)とウェイトの
との間に弾性体(21)を固着したものである。
ダンパ(DB) 第14図に示されているように、円板のの側面における
内周側に弾性体(21a)とウェイト(22a)からな
るダンパ(D9a)が取りつけられ、外周側に弾性体(
21b)とウェイト(22b)からなるダンバ(D9b
)が取りつけられたものである。この例でも、ダンパ(
D9a) 、(D9t+)間の共振点は異なるよう設定
されている。
ダンパ(010) 第15図に示されるように、厚肉円板状の弾性体(2D
の外周に輪状のウェイトのを固着したものである。弾性
体(2Dの中心には比較的径の大きい孔のが穿孔されて
いる。このダンパ(010)は導管(10d)やケーシ
ングキャップ(toe)に取りつけるタイプのものであ
る。
ダンパ(Dll) m18〜17図のダンパ(Dll)は、アクセルペダル
(4)などのペダル類の索端金具(14c)に取りつけ
られるものである。索端金具(14e)には内索(14
a)がニップル(14g)で固定されている。索端金具
(14e)の端板(141’)には弾性体頃とウェイト
のがその順で接合されたダンパ(Dll)が取りつけら
れている。
以上に各種のダイナミックダンパの構成を説明したが、
これらに限られることなく、バネ要素と質量要素−をも
つものであれば任意の形状、(114造のものを用いる
ことができる。
0■振動試験 本発明の防振装置について、つぎの要領で振動試験を行
った。
(ωダンパ 試験に供したダンパは第9図に示されたダンパ(D4)
と、第7図のダンパと同タイプのダンパ(013)であ
る。ダンパ(D4)の仕様は、弾性体(21)の外径が
50m+e、長さが50mm、重さが142.7gであ
り、材質はクロロブレンゴム(硬度11sOO’ )で
ある。第20図に示されるような振動スペクトルをもち
、共振点は348.7511z 、共振時の振動加速度
は入力IGのとき7Gである。ダンパ(013)は第1
8〜19図に示されるように、ウェイトのが断面鍵形で
、内向きの鍔Q4を有している。弾性体CDは外径が5
0m+s、長さが20開、重さが57.2gであり、材
質はクロロプレンゴム(硬度It s 60°)である
。ウェイト■は鍔四の内径(di)が30順、胴部内径
(d2)が40111%外径(d3)が50關、鍔囚の
厚さ(v)4mm、全体の厚さ (9,)がl Oam
のM製であり、重さ89.0gである。第21図に示さ
れるような振動スペクトルをもち共振点は188.75
11Z%共振時の振動加速度は入力IGのとき7Gであ
る。
各ダンパ(D4)、(D13)の振動スペクトルはつぎ
のようにして測定した。第22図に示されるように、振
動試験装置(40)[1MV株式会社製vS−3203
1を用い、その振動子(41)に前記ダンパ(D4)、
ダンパ(D13)を1個づつ取りつけた。ダンパ(D4
)、(D13)に加速度ピックアップ(32)[リオン
株式会社製PV−9OA]を取りつけ該ピックアップ(
32)に増幅器(42) [リオン株式会社製UV−0
11、FPT 7ナライザ(43) [株式会社小野測
器製、CP−920] 、プリンタ(44) [株式会
社小野/lPI器製CX−337]を接続した。入力加
速度IGで一定のサイン波形の振動を20 II zか
ら52011zの間を10分間でスィーブする速度で入
力し、共振波形を描いた。
山)振動試験装置 第23図に系されるように、ダッシュパネル(6)に加
速度ピックアップ(31)を取りつけ、クラッチのレリ
ーズレバ−(力に加速度ピックアップ(32)を取りつ
けた。各ピックアップ(31)、(32)に増幅器(4
2)、PPTアナライザ(43)、プリンタ(44)を
接続した。ダンパ(D4)および(D13)の取付位置
は第18図に示されているように、クラッチケーブル0
4)のレリーズレバ−(刃側の索端金具(+4b)であ
る。
用いた被実験車輛は、スズキジムニー1300.61年
式、型式E−JA51Wである。用いた測定器は、パネ
ル側ピックアップ(31)がりオン株式会社製PV−8
5Bテあり、ピックアップ(32)、増幅器(42)、
FFTアナライザ(43)、プリンタ(44)は第22
図のものと同一である。
(c) A?I定方法 被実験車輛のエンジン(1)を所定の回転数に合わせ、
クラッチペダル(4)の踏み込み、戻し操作を繰り返し
、ダッシュパネル(6)からこもり音が発生した時の振
動を検出し、周波数分析した。
実験例は次表のとおりである。
[以下余白] (小結果 結果が第24〜32図に示されている。
それぞれの図において(A)はレリーズレバ−(7)の
振動スペクトル、(B)はダッシュパネル(6)の振動
スペクトルである。
実験例1〜3はダンパを取りつけていない比較例1の結
果を示している。
第24図によりエンジン回転数2000rp口 (実験
例1)では、周波数100〜40QIlzの領域でレリ
ーズレバ−(7)に0.2G以上の振動ピークが多数現
われ、0.5Gに達する振動ピークもあることが判る。
またダッシュパネル(6)には0.005G以上の振動
ピークが多数現われ、0.025Gに達する振動ピーク
もあることが判る。また1325図によりエンジン回転
数3500rpm  (実験例2)では、周波数100
〜50011zの領域でレリーズレバ−(7)の0.3
G以上の振動ピークが多数現われ、IGI:達する振動
ピークも多いことが判る。またダッシュパネル(6)に
は0.10以上の振動ピークが多数現われ、0.25G
に達する振動ピークもあることが判る。さらに第20図
によりエンジン回転数5000rpm  (実施例3)
では、周波数100〜40011zの領域でレリーズレ
バ−(7)に10以上の振動ピークが多数現われ、IB
に達する振動ピークもあることが判る。またダッシュパ
ネル(6)には0.05G以上の振動ピークが多数現わ
れ、0.4Gを越える振動ピークもあることが判る。
これに対し、ダンパ(D4)とダンパ(013)を取り
つけた本発明の実施例1では、っぎの結果を示している
。なお実施例1の実験例4〜6は比較例1の実験例1〜
3とそれぞれ実験条件が同一であり対応している。
第27図に示されたエンジン回転数200Orpm(実
施例4)では、レリーズレバ−(刀の振動加速度はほと
んど0.2G以下に低減され、ダッシュパネル(6)の
振動加速度もほとんどO,QO5以下に低減しているこ
とが判る。また第28図に示されたエンジン回転数35
00rpm  (実施例5)では、レリーズレバ−(7
+)の振動加速度はほとんど0.3G以下に低減され、
ダッシュパネル(6)の振動加速度もほとんどO,lG
以下に低減していることが判る。なおf5011z付近
で高い振動ピークが現われているが、これは周波数が低
いのでこもり音が発生せず実害はない。
さらに第29図に示されたエンジン回転数5000rp
11(実施例6)では、レリーズレバ−+71の振動加
速度はほとんどIG以下に低減され、ダッシュパネル(
6)の振動加速度もほとんど0.05G以下に低減して
いることが判る。なお15011z付近のピークは高い
ままであるが、これも周波数が低いので実害はない。
以上のごとく本発明によれば、ダンパを取りつけないば
あいに比べて顕著な防振効果のあることが判る。
つぎにダンパを1個だけ取りつけた比較例2〜4につい
て比較実験した。比較例2はダンパ(D13)のみを第
18図のとおり取りつけたもの、比較例3はダンパ(D
4)のみを第18図のとおり取りつけたものである。い
ずれもエン、ジン回転数11500rpmで■1定した
。比較例2の結果を第30図で見ると、150〜300
11z付近は防振効果があるが、300〜40011z
付近はほとんど防振できていないことが判る。また比較
例3の結果を第31図で見ると、300〜40011z
では低減効果のあるが、150〜300 II zでは
低減効果のないことが判る。
第30〜31図の結果と第20〜21図の各ダンパ(D
4)、(D13)の振動スペクトルを対比をさせると、
各ダンパ(D4)、(Ota)の各共振点付近で振動が
低減できているが、そこから離れた周波数領域では効果
が期待できないことが判る。
さらに従来例1に相当する装置として、第33図に示さ
れる比較例4を準備した。この装置はクラッチのレリー
ズレバ−(7)にダンパ(D4)をボルト囚で固定した
ものである。この比較例4について比較例2.3と同様
にして実験を行った(実験例9)。結果が第32図に示
されている。
これによると、比較例3とほぼ同様の結果が出ており、
防振効果が充分でないことが判る。
以上の結果から、たがいに共振点が離れているダンパを
複数個取りつけた本発明においては広い周波数曲域にわ
たって高い振動低減効果を奏することが判る。
前記実施例1はダンパを2個用いたが、もちろん3個以
上取りつければ、より広範囲の周波数領域で大幅な振動
低減効果を奏しうるちのである。
[発明の効果] 本発明によればコントロールケーブル系の防振を広範な
周波数領域で、がっ顕著に達成することができ、さらに
コントロールケーブルの操作性を阻害することがまった
くない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のブロック図、第2図は本発明の防振効
果を概念的に説明するためのグラフ、第3図は本発明を
適用しうるコントロールケーブル系を示すための自動車
の概念図、第4〜5図はダイナミックダンパの取付位置
を例示するための説明図、第6〜17図はそれぞれ本発
明にかかわるダイナミックダンパの説明図、第18〜1
9図は振動試験に供したダイナミックダンパの取付状態
と構造を示す説明図、第20〜21図はそれぞれダンパ
(D4)、(D13)の振動スペクトルを示すグラフ、
第22図は前記ダンパ(D4)、(D13)の振動スペ
クトル測定装置の説明図、第23図は振動試験方法を示
す説明図、第24〜26図は比較例1の振動スペクトル
を示すグラフ、第27〜29図は本発明の実施例1の振
動スペクトルを示すグラフ、第30〜32図はそれぞれ
比較例2〜4の振動スペクトルを示すグラフ、第33図
は比較例4の説明図、第34〜35図は従来例Iの防振
装置の説明図、第3B図は従来例■の防振装置の説明図
である。 (図面の主要符号) 01):アクセルケーブル 02)二手動変速機用操作ケーブル (131:自動変速機用作用ケーブル 04):クラッチケーブル aa:速度計駆動ケーブル 07):回転計駆動ケーブル 0a:≠ヨーク計駆動ケーブル (2v二弾 性 体 叱ウェイト m:コイルバネ 特許出願人  日本ケーブル・システム株式会社   
はか1名 第1 回 振動周波数(Hz) 第3回 第4図 第14図 第16図 第18図 第22図 第23図 才24図 振動周波数(Hzl 振動周波数(Hz) 才25図 振動周波数(H2) 振動周波数(Hz) 第26図 振動周波数(Hz) 振動同波数(Hz) 第27図 振動加速度(G) 振動周波数(Hz) 才28図 振動周波数(Hz) 振動周波数(Hz) 才29図 振動周波数(H2) 振動周波数(Hz) 沖美図 振動加書腎 振動周波数(H2I 才31図 振動加速度 振動加速度 (G) 振動周波数(Hz) ;f132図 振動周波数 (H2) 振動周波数(Hz) 手続補正書印釦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)機械的変位を伝達するために設けられたコン
    トロールケーブルと、該コントロールケーブルの一端が
    振動発生源に直接または間接に連結され、さらに前記コ
    ントロールケーブルの途中または他端に該コントロール
    ケーブルにより伝達される振動により共振させられる被
    振動部材が存する系において、 (b)前記コントロールケーブルの構成部品にダイナミ
    ックダンパが2個以上取りつけられており、 (c)前記それぞれのダイナミックダンパが、前記被振
    動部材の数次の共振点を含む周波数領域内の振動数で加
    振されたとき振動を生じ、かつ前記領域内の特定の振動
    数に応答して共振する振動特性を有するものであり、し
    かもたがいに共振点を異にすることを特徴とするコント
    ロールケーブル系の防振装置。 2 前記ダイナミックダンパが、ウエイトと弾性体とか
    らなる請求項1記載の装置。 3 前記ダイナミックダンパが、弾性体のみからなる請
    求項1記載の装置。 4 前記ダイナミックダンパが、ウエイトとバネとから
    なる 請求項1記載の装置。 5 前記ダイナミックダンパが、バネのみからなる請求
    項1記載の装置。 6 前記ダイナミックダンパが、ウエイトと弾性体とバ
    ネからなる請求項1記載の装置。 7 請求項2、3、4、5、6のダイナミックダンパの
    うち、いずれか2種以上のダイナミックダンパを組み合
    わせて取りつけてなる請求項1記載の装置。 8 前記ダイナミックダンパの取付位置が、コントロー
    ルケーブルの内索の端部である請求項2、3、4、5、
    6または7記載の装置。 9 前記ダイナミックダンパの取付位置が、コントロー
    ルケーブルの内索の途中である請求項2、3、4、5、
    6または7記載の装置。 10 前記ダイナミックダンパの取付位置が、コントロ
    ールケーブルの導管である請求項2、3、4、5、6ま
    たは7記載の装置。 11 前記ダイナミックダンパの取付位置がコントロー
    ルケーブルのケーシングキャップである請求項2、3、
    4、5、6または7記載の装置。 12 請求項8、9、10または11の取付位置が組み
    合せられてなる請求項1記載の装置。 13 前記コントロールケーブルが、車輌のクラッチ操
    作用ケーブルである請求項1記載の装置。 14 前記コントロールケーブルが、車輌の手動変速機
    操作用ケーブルである請求項1記載の装置。 15 前記コントロールケーブルが、車輌の自動変速機
    操作用ケーブルである請求項1記載の装置。 16 前記コントロールケーブルが、車輌のアクセル操
    作用ケーブルである請求項1記載の装置。 17 前記コントロールケーブルが、車輌のチョーク操
    作用ケーブルである請求項1記載の装置。 18 前記コントロールケーブルが、車輌の速度計駆動
    用ケーブルである請求項1記載の装置。 19 前記コントロールケーブルが、車輌の回転計駆動
    用ケーブルである請求項1記載の装置。 20 前記コントロールケーブルが、建設機械の操作用
    ケーブルである請求項1記載の装置。
JP10660488A 1988-04-28 1988-04-28 コントロールケーブル系の防振装置 Pending JPH01279130A (ja)

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US07/331,209 US4953672A (en) 1988-04-28 1989-03-31 Control cable system with device for reducing vibration
GB8907517A GB2218776B (en) 1988-04-28 1989-04-04 Control cable system for reducing vibration

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927348B2 (ja) * 1974-07-12 1984-07-05 ユ−セ−ベ−.Sa マレイン酸から無水マレイン酸を製造する方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927348B2 (ja) * 1974-07-12 1984-07-05 ユ−セ−ベ−.Sa マレイン酸から無水マレイン酸を製造する方法

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