JPH01278957A - 出鋼口閉塞防止用プラグと取鍋出鋼口の開口方法 - Google Patents
出鋼口閉塞防止用プラグと取鍋出鋼口の開口方法Info
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- JPH01278957A JPH01278957A JP10957388A JP10957388A JPH01278957A JP H01278957 A JPH01278957 A JP H01278957A JP 10957388 A JP10957388 A JP 10957388A JP 10957388 A JP10957388 A JP 10957388A JP H01278957 A JPH01278957 A JP H01278957A
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- silica sand
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- molten steel
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- Pending
Links
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title abstract description 35
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
- B22D41/14—Closures
- B22D41/44—Consumable closure means, i.e. closure means being used only once
- B22D41/46—Refractory plugging masses
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
取鍋の出鋼口の閉塞防止の手段に関する。
[従来の技術]
添付の図面を参照しながら従来例について説明する。第
3図は従来の出鋼口の縦断面図である。
3図は従来の出鋼口の縦断面図である。
転炉炉底の煉瓦31および鉄皮32を貫通して上ノズル
33が設けられ、この下にスライド式ノズル20の固定
板21及び摺動板22が取り付けられている。第3図は
下にスライド式ノズル20が閉の状態を示しており、摺
動板22に開けられた孔24を固定板の孔23に合わせ
ることにより、開の状態となるように構成されている。
33が設けられ、この下にスライド式ノズル20の固定
板21及び摺動板22が取り付けられている。第3図は
下にスライド式ノズル20が閉の状態を示しており、摺
動板22に開けられた孔24を固定板の孔23に合わせ
ることにより、開の状態となるように構成されている。
出鋼のときは上ノズル33、固定板21の孔23、摺動
板22に開けられた孔24及び下ノズル34が溶鋼の通
流路になる。
板22に開けられた孔24及び下ノズル34が溶鋼の通
流路になる。
以上のように構成された出鋼口の作用について説明する
。下部にスライド式ノズル20を備えた取鍋の出鋼口は
、前記取鍋の内側からみると上ノズル33が凹部を形成
して、取鍋に溶鋼が装入された場合前記上ノズル33に
入った溶鋼は周囲の耐火物に抜熱されて凝固し出鋼口を
閉塞する虞がある。これを防止するため前記凹部に溶鋼
の装入前に予め硅砂25を充填しておいて、溶鋼が上ノ
ズル33に入らないようにしている。
。下部にスライド式ノズル20を備えた取鍋の出鋼口は
、前記取鍋の内側からみると上ノズル33が凹部を形成
して、取鍋に溶鋼が装入された場合前記上ノズル33に
入った溶鋼は周囲の耐火物に抜熱されて凝固し出鋼口を
閉塞する虞がある。これを防止するため前記凹部に溶鋼
の装入前に予め硅砂25を充填しておいて、溶鋼が上ノ
ズル33に入らないようにしている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、硅砂の充填率が低い場合、取鍋への溶鋼
の装入に際し、その初期に溶鋼の流れで硅砂が流失され
てその部分に溶鋼が侵入して凝固し、または溶鋼が硅砂
の中に侵入して凝固し、出鋼口の下部に設けたスライド
式ノズルを開いた場合、出鋼口から溶鋼が流出しない所
謂閉塞状態を惹起する虞がある。特に高炭素鋼は流動性
がよく、硅砂中への侵入が表層部に留まらず、深部にま
で達して凝固するので出鋼口を閉塞する虞が強い、また
、前記充填率が高過ぎると前記スライド式ノズルを開口
した場合、充填された硅砂が下方に流出せず、硅砂自体
が出鋼口を閉塞する虞がある。
の装入に際し、その初期に溶鋼の流れで硅砂が流失され
てその部分に溶鋼が侵入して凝固し、または溶鋼が硅砂
の中に侵入して凝固し、出鋼口の下部に設けたスライド
式ノズルを開いた場合、出鋼口から溶鋼が流出しない所
謂閉塞状態を惹起する虞がある。特に高炭素鋼は流動性
がよく、硅砂中への侵入が表層部に留まらず、深部にま
で達して凝固するので出鋼口を閉塞する虞が強い、また
、前記充填率が高過ぎると前記スライド式ノズルを開口
した場合、充填された硅砂が下方に流出せず、硅砂自体
が出鋼口を閉塞する虞がある。
何れにしてもこうした閉塞状態が発生した場合は、前記
ノズルの下から例えば棒鋼で突く等の機械的手段または
酸素吹き込みによる熱的手段により前記ノズルを開口す
るが、この開口作業は時間がかかり生産効率を阻害し、
かつ製品品質を著しく低下させる。
ノズルの下から例えば棒鋼で突く等の機械的手段または
酸素吹き込みによる熱的手段により前記ノズルを開口す
るが、この開口作業は時間がかかり生産効率を阻害し、
かつ製品品質を著しく低下させる。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、取
鍋の出鋼口の閉塞状態を避けることが出来る出鋼口の閉
塞防止の手段を提供しようとするものである。
鍋の出鋼口の閉塞状態を避けることが出来る出鋼口の閉
塞防止の手段を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段及び作用〕請求項1の出鋼
口閉塞防止用プラグは、筒とその頂部に設けた蓋と、筒
の内部に多層に充填された種類の異なる硅砂と、を有す
るもので、請求項2の取鍋出鋼口の開口方法は、溶鋼用
の取鍋出鋼口に前記出鋼口閉塞防止用プラグを挿入し、
次いで前記出鋼口閉塞防止用プラグと出鋼口との間隙に
硅砂を充填する方法である。前記蓋及び筒の材料は紙ま
たはプラスチック等の有機材または耐火物であるが、特
に蓋については溶鋼が装入されてから出鋼されるまでの
間に溶解または燃焼されて、前記筒の上部に溶鋼の静圧
により容易に破壊される程度の焼結層が形成されるべき
ことを考慮してその材質、厚さを決める必要がある。
口閉塞防止用プラグは、筒とその頂部に設けた蓋と、筒
の内部に多層に充填された種類の異なる硅砂と、を有す
るもので、請求項2の取鍋出鋼口の開口方法は、溶鋼用
の取鍋出鋼口に前記出鋼口閉塞防止用プラグを挿入し、
次いで前記出鋼口閉塞防止用プラグと出鋼口との間隙に
硅砂を充填する方法である。前記蓋及び筒の材料は紙ま
たはプラスチック等の有機材または耐火物であるが、特
に蓋については溶鋼が装入されてから出鋼されるまでの
間に溶解または燃焼されて、前記筒の上部に溶鋼の静圧
により容易に破壊される程度の焼結層が形成されるべき
ことを考慮してその材質、厚さを決める必要がある。
以上のようにして構成された取鍋に溶鋼が装入されると
、出鋼口に接触した溶鋼により前記筒に設けられた蓋が
燃焼または溶解され、紙筒の上部に充填された低融点、
微粒の硅砂が溶融または焼結されて急速に薄い焼結層が
形成され、紙筒内への溶鋼の侵入が妨げられる。また、
紙筒の外側にも同様に硅砂が充填されであるので、溶鋼
が内部まで侵入することはない。
、出鋼口に接触した溶鋼により前記筒に設けられた蓋が
燃焼または溶解され、紙筒の上部に充填された低融点、
微粒の硅砂が溶融または焼結されて急速に薄い焼結層が
形成され、紙筒内への溶鋼の侵入が妨げられる。また、
紙筒の外側にも同様に硅砂が充填されであるので、溶鋼
が内部まで侵入することはない。
次いで、出鋼口の下部に設けられたスライド式ノズルが
開かれたとき、筒の下部には高融点、粗粒の硅砂が充填
されているので、この硅砂が前記スライド式ノズルの開
口部を通って下方に落下する。硅砂が落下された後、紙
筒の上部に形成されである薄い焼結層は溶鋼の静圧によ
り容易に破壊され、溶鋼の流下が円滑に行われる。
開かれたとき、筒の下部には高融点、粗粒の硅砂が充填
されているので、この硅砂が前記スライド式ノズルの開
口部を通って下方に落下する。硅砂が落下された後、紙
筒の上部に形成されである薄い焼結層は溶鋼の静圧によ
り容易に破壊され、溶鋼の流下が円滑に行われる。
[実施例]
添付の図面により本発明の実施について説明する。第1
図は本発明の方法を実施する取鍋の出鋼口の縦断面図で
ある。
図は本発明の方法を実施する取鍋の出鋼口の縦断面図で
ある。
転炉炉底の煉瓦31および鉄皮32を貫通して上ノズル
33が設けられ、この下にスライド式ノズル20の固定
板21及び摺動板22が取り付けられている。第1図は
スライド式ノズル20が閑の状態を示しており、摺動板
22に開けられた孔24を固定板の孔23に合わせるこ
とにより、開の状態となるように構成されている。出鋼
のときは上ノズル33、固定板21の孔23、摺動板2
2に開けられた孔24及び下ノズル34が溶鋼の通流路
になる。
33が設けられ、この下にスライド式ノズル20の固定
板21及び摺動板22が取り付けられている。第1図は
スライド式ノズル20が閑の状態を示しており、摺動板
22に開けられた孔24を固定板の孔23に合わせるこ
とにより、開の状態となるように構成されている。出鋼
のときは上ノズル33、固定板21の孔23、摺動板2
2に開けられた孔24及び下ノズル34が溶鋼の通流路
になる。
この図で40は出鋼口閉塞防止用プラグで、紙筒41の
外径は上ノズル33の内径に一杯に収まる程度とし、高
さは底部が摺動板22の上面に接し、頂部が転炉炉底の
煉瓦31の上面付近のレベルにある程度とする0紙筒4
1の頂部には厚さ2〜5mm程度の有機材又は耐火物か
らなる蓋42が配置され、内部は硅砂が充填されている
。ここに充填された硅砂は3種類の異なる硅砂により3
層をなしている。上層の硅砂43は低融点、微粒のもの
で、下層の硅砂45は高融点、粗粒のものがらなり、中
層の硅砂44は前記両者の中間の性質のものが選ばれて
いる6紙筒の外側に充填されである硅砂は前記中層のも
ので、上ノズル33と紙筒41の間に充填され、また蓋
42を覆っている。
外径は上ノズル33の内径に一杯に収まる程度とし、高
さは底部が摺動板22の上面に接し、頂部が転炉炉底の
煉瓦31の上面付近のレベルにある程度とする0紙筒4
1の頂部には厚さ2〜5mm程度の有機材又は耐火物か
らなる蓋42が配置され、内部は硅砂が充填されている
。ここに充填された硅砂は3種類の異なる硅砂により3
層をなしている。上層の硅砂43は低融点、微粒のもの
で、下層の硅砂45は高融点、粗粒のものがらなり、中
層の硅砂44は前記両者の中間の性質のものが選ばれて
いる6紙筒の外側に充填されである硅砂は前記中層のも
ので、上ノズル33と紙筒41の間に充填され、また蓋
42を覆っている。
以上のように構成された出鋼口の作用について説明する
。第1図に示すようにロータリノズル20の閉の状態に
おいて、溶鋼が取鍋に装入されると蓋42の上に覆われ
た硅砂は溶鋼の流れにより一部流されるが、蓋42が溶
解され低融点、微粒の上層の硅砂43により焼結層が形
成されるので、溶鋼の侵入は妨げられる8紙筒の外部は
硅砂44が充填されているので、溶鋼は上ノズル33と
紙筒41の間に深く浸入することはない。
。第1図に示すようにロータリノズル20の閉の状態に
おいて、溶鋼が取鍋に装入されると蓋42の上に覆われ
た硅砂は溶鋼の流れにより一部流されるが、蓋42が溶
解され低融点、微粒の上層の硅砂43により焼結層が形
成されるので、溶鋼の侵入は妨げられる8紙筒の外部は
硅砂44が充填されているので、溶鋼は上ノズル33と
紙筒41の間に深く浸入することはない。
次いで、出鋼にあたって摺動板22がスライドされてそ
の孔24が固定板21の孔23に合わされると、高融点
、粗粒である下層の硅砂45は、溶鋼の侵入またはその
熱による焼結は生じないので、下ノズル34から下方に
自然落下する。硅砂が落下された後、紙筒の上部に形成
されである薄い焼結層は溶鋼の静圧により容易に破壊さ
れて自然開口し、溶鋼の流下が円滑に行われる。第2図
は取鍋に装入される溶鋼中の[C]と閉塞状態が発生し
ない自然開口率との関係を示したグラフである。流動性
のよい高炭素鋼について顕著に本実施例の効果が表れて
いる。
の孔24が固定板21の孔23に合わされると、高融点
、粗粒である下層の硅砂45は、溶鋼の侵入またはその
熱による焼結は生じないので、下ノズル34から下方に
自然落下する。硅砂が落下された後、紙筒の上部に形成
されである薄い焼結層は溶鋼の静圧により容易に破壊さ
れて自然開口し、溶鋼の流下が円滑に行われる。第2図
は取鍋に装入される溶鋼中の[C]と閉塞状態が発生し
ない自然開口率との関係を示したグラフである。流動性
のよい高炭素鋼について顕著に本実施例の効果が表れて
いる。
[発明の効果]
本発明によれば、内部に硅砂を充填した出鋼口閉塞防止
用プラグを取鍋の出鋼口に挿入し、その周囲に硅砂を充
填するので、出鋼口の閉塞状態が低減され、自然開口率
が大幅に向上される。
用プラグを取鍋の出鋼口に挿入し、その周囲に硅砂を充
填するので、出鋼口の閉塞状態が低減され、自然開口率
が大幅に向上される。
第1図は本発明を実施する取鍋の出鋼口の縦断面図、第
2図は自然開口率と溶鋼中の[C]との関係を示すグラ
フ図、第3図は従来の取鍋の出鋼口の縦断面図である。 20・・・ロークリノズル、21・・・固定板、22・
・・摺動板、23・・・固定板の孔、24・・・摺動板
の孔、31・・・取鍋炉底煉瓦、32・・・鉄皮、33
・・・上ノズル、34・・・下ノズル、40・・・出鋼
口閉塞防止用プラグ、 41・・・筒、42・・・蓋、43・・・上層の硅砂、
45・・・下層の硅砂、44・・・中層の硅砂。
2図は自然開口率と溶鋼中の[C]との関係を示すグラ
フ図、第3図は従来の取鍋の出鋼口の縦断面図である。 20・・・ロークリノズル、21・・・固定板、22・
・・摺動板、23・・・固定板の孔、24・・・摺動板
の孔、31・・・取鍋炉底煉瓦、32・・・鉄皮、33
・・・上ノズル、34・・・下ノズル、40・・・出鋼
口閉塞防止用プラグ、 41・・・筒、42・・・蓋、43・・・上層の硅砂、
45・・・下層の硅砂、44・・・中層の硅砂。
Claims (2)
- (1)筒とその頂部に設けた蓋と、筒の内部に多層に充
填された種類の異なる硅砂とを有する出鋼口閉塞防止用
プラグ。 - (2)溶湯用の取鍋出鋼口に請求項1記載の出鋼口閉塞
防止用プラグを挿入し、次いで前記出鋼口閉塞防止用プ
ラグと出鋼口との間隙に硅砂を充填する取鍋出鋼口の開
口方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10957388A JPH01278957A (ja) | 1988-05-02 | 1988-05-02 | 出鋼口閉塞防止用プラグと取鍋出鋼口の開口方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10957388A JPH01278957A (ja) | 1988-05-02 | 1988-05-02 | 出鋼口閉塞防止用プラグと取鍋出鋼口の開口方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01278957A true JPH01278957A (ja) | 1989-11-09 |
Family
ID=14513679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10957388A Pending JPH01278957A (ja) | 1988-05-02 | 1988-05-02 | 出鋼口閉塞防止用プラグと取鍋出鋼口の開口方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01278957A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5374036A (en) * | 1992-10-27 | 1994-12-20 | Foseco International Limited | Metallurgical pouring vessels |
KR100784420B1 (ko) * | 2001-07-11 | 2007-12-11 | 주식회사 포스코 | 래들 업퍼 노즐의 응고 방지방법 |
-
1988
- 1988-05-02 JP JP10957388A patent/JPH01278957A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5374036A (en) * | 1992-10-27 | 1994-12-20 | Foseco International Limited | Metallurgical pouring vessels |
KR100784420B1 (ko) * | 2001-07-11 | 2007-12-11 | 주식회사 포스코 | 래들 업퍼 노즐의 응고 방지방법 |
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