JPH0127748B2 - - Google Patents
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- JPH0127748B2 JPH0127748B2 JP56000226A JP22681A JPH0127748B2 JP H0127748 B2 JPH0127748 B2 JP H0127748B2 JP 56000226 A JP56000226 A JP 56000226A JP 22681 A JP22681 A JP 22681A JP H0127748 B2 JPH0127748 B2 JP H0127748B2
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- silica
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Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は芳香剤組成物、とくに瞬間的かつ持続
的な芳香性を与える噴霧タイプの芳香剤組成物に
関する。
的な芳香性を与える噴霧タイプの芳香剤組成物に
関する。
従来、芳香剤としては噴霧タイプ、液体タイプ
或いは固形タイプなど種々の市販品が知られてい
る。しかしながら、噴霧タイプは瞬間的芳香性は
あるが持続的効果に欠け、また液体及び固形タイ
プは持続性を第一とするが、瞬間的な強い香り立
ちが得られない。
或いは固形タイプなど種々の市販品が知られてい
る。しかしながら、噴霧タイプは瞬間的芳香性は
あるが持続的効果に欠け、また液体及び固形タイ
プは持続性を第一とするが、瞬間的な強い香り立
ちが得られない。
本発明者らは、上記の欠点のない芳香剤、すな
わち、瞬間的かつ持続的な効果を与える芳香剤に
ついて種々検討を行なつたところ、香料成分に対
し或種の物質を配合すれば、この目的が容易に達
成されることを知見した。本発明はこの知見に基
づくものであり、香料成分の分散液にシリカゾル
を添加してなる噴霧タイプの液状芳香剤組成物を
要旨とする。以下、本発明を詳細に説明するに、
本発明において香料成分としてはとくに限定され
ず、市販品の芳香剤中に含まれる従来公知の天然
香料、人造香料及び防臭成分が使用される。天然
香料は動物性及び植物性香料を含み、また人造香
料は合成及び抽出香料を含む。これらの香料は一
種類のみでもよいし、二種以上を調合した調合香
料でもよい。
わち、瞬間的かつ持続的な効果を与える芳香剤に
ついて種々検討を行なつたところ、香料成分に対
し或種の物質を配合すれば、この目的が容易に達
成されることを知見した。本発明はこの知見に基
づくものであり、香料成分の分散液にシリカゾル
を添加してなる噴霧タイプの液状芳香剤組成物を
要旨とする。以下、本発明を詳細に説明するに、
本発明において香料成分としてはとくに限定され
ず、市販品の芳香剤中に含まれる従来公知の天然
香料、人造香料及び防臭成分が使用される。天然
香料は動物性及び植物性香料を含み、また人造香
料は合成及び抽出香料を含む。これらの香料は一
種類のみでもよいし、二種以上を調合した調合香
料でもよい。
これらの香料成分は通常、乳化剤により分散さ
れ水溶液として用いられる。香料成分の割合は組
成物中通常0.01〜10重量％、好ましくは0.1〜５
重量％が使用される。また、乳化剤としては市販
の界面活性剤が用いられ、組成物中通常0.1〜10
重量％、好ましくは0.5〜５重量％が用いられる。
また香料の分散は常法により適宜行なわれる。
れ水溶液として用いられる。香料成分の割合は組
成物中通常0.01〜10重量％、好ましくは0.1〜５
重量％が使用される。また、乳化剤としては市販
の界面活性剤が用いられ、組成物中通常0.1〜10
重量％、好ましくは0.5〜５重量％が用いられる。
また香料の分散は常法により適宜行なわれる。
本発明で使用するシリカゾルとしては、コロイ
ド状のシリカでSiO2を基本単位とする水中分散
体（いわゆるゾルSol）である。一般的にはコロ
イダルシリカとも云われ、市販品としてはLudox
（DuPont）、Cataloid−Ｓ（触媒化成工業株式会
社）、或いはスノーテツクス（日産化学工業株式
会社）等が知られている。
ド状のシリカでSiO2を基本単位とする水中分散
体（いわゆるゾルSol）である。一般的にはコロ
イダルシリカとも云われ、市販品としてはLudox
（DuPont）、Cataloid−Ｓ（触媒化成工業株式会
社）、或いはスノーテツクス（日産化学工業株式
会社）等が知られている。
シリカゾルは純粋な珪酸ソーダよりアルカリイ
オンを除くことにより生成されるが、粒子の大き
さは４〜100ｍμ（40〜1000Å）、通常100〜200Å
と小さく、表面積は50〜400m2／ｇと大きい。シ
リカゾルのPHは８〜10、ゾルの濃度すなわち、水
を除いた不揮発分は15〜60重量％である。50重量
％濃度で100センチポイズ以下の低粘度である。
オンを除くことにより生成されるが、粒子の大き
さは４〜100ｍμ（40〜1000Å）、通常100〜200Å
と小さく、表面積は50〜400m2／ｇと大きい。シ
リカゾルのPHは８〜10、ゾルの濃度すなわち、水
を除いた不揮発分は15〜60重量％である。50重量
％濃度で100センチポイズ以下の低粘度である。
このシリカゾルは、芳香剤組成物中に通常、固
形シリカ分として１〜20重量％、好ましくは１〜
10重量％、更に好ましくは２〜５重量％が用いら
れる。本発明の芳香剤組成物は、香料成分の分散
液にシリカゾルを配合した液状物よりなるので、
噴霧して使用することができる。従つて、瞬間的
な芳香性を与えることができる。また、噴霧した
のち自然乾燥すれば、香料成分分散液中の水分の
蒸発に伴ない、シリカゾルはゲル化し更に固形化
するとともに、香料成分はこの固形化したシリカ
の表面に吸着されて残存する。すなわち、固形状
の表面積の大きいシリカの表面に賦香された固形
タイプの芳香剤となり、その結果持続的芳香性を
与えることができる。
形シリカ分として１〜20重量％、好ましくは１〜
10重量％、更に好ましくは２〜５重量％が用いら
れる。本発明の芳香剤組成物は、香料成分の分散
液にシリカゾルを配合した液状物よりなるので、
噴霧して使用することができる。従つて、瞬間的
な芳香性を与えることができる。また、噴霧した
のち自然乾燥すれば、香料成分分散液中の水分の
蒸発に伴ない、シリカゾルはゲル化し更に固形化
するとともに、香料成分はこの固形化したシリカ
の表面に吸着されて残存する。すなわち、固形状
の表面積の大きいシリカの表面に賦香された固形
タイプの芳香剤となり、その結果持続的芳香性を
与えることができる。
このような特有の芳香性を与える本発明の組成
物は、とくにカーペツト、玄関マツト、布張り応
接セツト、布製壁、等々に噴霧して使用する場合
好適と云える。また本発明の組成物中に含まれる
他の成分、例えば乳化剤等もシリカに吸着される
ので、最終的にはこのシリカを掃除機により除去
すればカーペツト等々が汚れることはない。
物は、とくにカーペツト、玄関マツト、布張り応
接セツト、布製壁、等々に噴霧して使用する場合
好適と云える。また本発明の組成物中に含まれる
他の成分、例えば乳化剤等もシリカに吸着される
ので、最終的にはこのシリカを掃除機により除去
すればカーペツト等々が汚れることはない。
本発明の組成物中には、更に洗剤、殺菌剤、防
徽剤、或いは防汚剤等の成分を含んでもよい。防
汚剤としては、フツ素系界面活性剤が好ましく用
いられる。このフツ素系界面活性剤は組成物中に
固形分として0.1〜３重量％、好ましくは0.1〜１
重量％が用いられる。
徽剤、或いは防汚剤等の成分を含んでもよい。防
汚剤としては、フツ素系界面活性剤が好ましく用
いられる。このフツ素系界面活性剤は組成物中に
固形分として0.1〜３重量％、好ましくは0.1〜１
重量％が用いられる。
次に実施例により本発明を更に具体的に説明す
るが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。なお実施例に
おいて％及び部は全て重量％及び重量部を示す。
るが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。なお実施例に
おいて％及び部は全て重量％及び重量部を示す。
実施例 １
香料（アイ、エフ、エフ、日本株式会社、TF
−1061）、乳化剤（ノニルフエノールエチレンオ
キサイド11モル付加物）３％、エタノール10％、
シリカゾル（LudoxHS，Dupoint，SiO240％）
10％及び水75％を混合し分散液を調製した。この
分散液の10ｇをハンドスプレヤーを用いて60×90
cmの玄関マツト上に均一に噴霧したところ、噴霧
時は勿論、３日後も香りが確認された。
−1061）、乳化剤（ノニルフエノールエチレンオ
キサイド11モル付加物）３％、エタノール10％、
シリカゾル（LudoxHS，Dupoint，SiO240％）
10％及び水75％を混合し分散液を調製した。この
分散液の10ｇをハンドスプレヤーを用いて60×90
cmの玄関マツト上に均一に噴霧したところ、噴霧
時は勿論、３日後も香りが確認された。
実施例 ２
香料（高砂香料株式会社、HH−5972）１％、
乳化剤（ノニルフエノールエチレンオキサイド11
モル付加物とソルビタン脂肪酸エステルとの等
量）１％、エタノール20％、シリカゾル（実施例
１と同じ）５％及び水73％を混合分散した。得ら
れた分散液70部にLPG30部を加えてエアゾール
とし、これの30ｇを６帖のカーペツト上にスプレ
ーしたところ、その部屋の香りは４日後もはつき
りと確認された。またスプレーした時の香り立ち
は従来品と比べて何ら遜色はみられなかつた。
乳化剤（ノニルフエノールエチレンオキサイド11
モル付加物とソルビタン脂肪酸エステルとの等
量）１％、エタノール20％、シリカゾル（実施例
１と同じ）５％及び水73％を混合分散した。得ら
れた分散液70部にLPG30部を加えてエアゾール
とし、これの30ｇを６帖のカーペツト上にスプレ
ーしたところ、その部屋の香りは４日後もはつき
りと確認された。またスプレーした時の香り立ち
は従来品と比べて何ら遜色はみられなかつた。
実施例 ３
香料（アイ、エフ、エフ、日本株式会社、TF
−1149）１％、乳化剤（ノニルフエノールエチレ
ンオキサイド11モル）１％、エタノール10％、シ
リカゾル（実施例１と同じ）7.5％、フツ素界面
活性剤（アンモニウムフルオロアルコールフオス
フエート10％溶液）５％及び水75.5％を混合分散
した。この分散液10ｇを60×90cmの玄関マツトの
２／３の面にスプレーし、残りの1/3の面にはスプレ
ーすることなく、このマツトを人通りの多い部屋
の入口に設置した。２日に一回掃除機にて掃除
し、週に一回スプレーして一ケ月間テストを続け
たところ、スプレーした部分の汚れはスプレーし
ない部分に比べ明らかに少なかつた。また、テス
ト期間中の香りは十分満足であつた。
−1149）１％、乳化剤（ノニルフエノールエチレ
ンオキサイド11モル）１％、エタノール10％、シ
リカゾル（実施例１と同じ）7.5％、フツ素界面
活性剤（アンモニウムフルオロアルコールフオス
フエート10％溶液）５％及び水75.5％を混合分散
した。この分散液10ｇを60×90cmの玄関マツトの
２／３の面にスプレーし、残りの1/3の面にはスプレ
ーすることなく、このマツトを人通りの多い部屋
の入口に設置した。２日に一回掃除機にて掃除
し、週に一回スプレーして一ケ月間テストを続け
たところ、スプレーした部分の汚れはスプレーし
ない部分に比べ明らかに少なかつた。また、テス
ト期間中の香りは十分満足であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 香料成分の分散液にシリカゾルを添加してな
る噴霧タイプの液状芳香剤組成物。 ２ 特許請求の範囲第１項記載のシリカゾルの添
加量が、シリカ固形分として、１〜20重量％であ
る噴霧タイプの液状芳香剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56000226A JPS57115256A (en) | 1981-01-05 | 1981-01-05 | Composition of aromatic |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56000226A JPS57115256A (en) | 1981-01-05 | 1981-01-05 | Composition of aromatic |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57115256A JPS57115256A (en) | 1982-07-17 |
| JPH0127748B2 true JPH0127748B2 (ja) | 1989-05-30 |
Family
ID=11468039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56000226A Granted JPS57115256A (en) | 1981-01-05 | 1981-01-05 | Composition of aromatic |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57115256A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0745532Y2 (ja) * | 1991-08-31 | 1995-10-18 | 株式会社アデランス | 増毛用かつら |
| JPH0676326U (ja) * | 1993-04-09 | 1994-10-28 | 大森 四郎 | かつら・頭飾品の基本ベース |
| JP4683700B2 (ja) * | 2000-09-12 | 2011-05-18 | 環境科学開発株式会社 | 消臭剤 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52156189A (en) * | 1976-06-21 | 1977-12-26 | Nissan Chem Ind Ltd | Deodorizing method |
| JPS54154527A (en) * | 1978-05-23 | 1979-12-05 | Kyowa Leather Cloth | Aroma producing particular composition and method |
-
1981
- 1981-01-05 JP JP56000226A patent/JPS57115256A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52156189A (en) * | 1976-06-21 | 1977-12-26 | Nissan Chem Ind Ltd | Deodorizing method |
| JPS54154527A (en) * | 1978-05-23 | 1979-12-05 | Kyowa Leather Cloth | Aroma producing particular composition and method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57115256A (en) | 1982-07-17 |
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