JPH01275693A - 三帯域水素化分解法 - Google Patents

三帯域水素化分解法

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JPH01275693A
JPH01275693A JP1046368A JP4636889A JPH01275693A JP H01275693 A JPH01275693 A JP H01275693A JP 1046368 A JP1046368 A JP 1046368A JP 4636889 A JP4636889 A JP 4636889A JP H01275693 A JPH01275693 A JP H01275693A
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catalyst
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reaction zone
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JP1046368A
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English (en)
Inventor
Simon G Kukes
サイモン・グレゴリー・クケス
L Charles Gutberlet
ルイス・チャールズ・ガトバーレット
Jeffrey T Miller
ジェフリー・テンプルトン・ミラー
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BP Corp North America Inc
Original Assignee
BP Corp North America Inc
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G65/00Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only
    • C10G65/02Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only plural serial stages only
    • C10G65/10Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only plural serial stages only including only cracking steps

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は炭化水素の転化法に関する。より詳細には、本
発明は炭化水素の接触水素化分解法に関する。
炭化水素の水素化分解は従来技術として古(からあり、
周知のものである。この水素化分解法は、常圧蒸留残油
、軽油、重質軽油、接頭原油、夏岩油、石炭抽出油、及
びタール抽出油のような、窒素化合物を含むこともある
し、また含まないこともある種々の炭化水素留分を水素
化分解するのに用いることができる。近年の水素化分解
法は主に、接触分解では比較的反応しにくい多環式芳香
族化合物の含有量が多い処理原料のために開発された。
水素化分解法はタービン燃料、ディーゼル燃料、及び中
留出油たとえばナフサ並びにガソリンというような好ま
しい生成物を製造するのに用いられる。
水素化分解法は通常、所望の炭化水素生成物分布を含む
生成物が得られるように、水素及び水素化分解触媒を存
在させ、高温・高圧下の任意の適当な反応容器で行わせ
る。
水素化分解触媒は、一般に分解用の酸性担体上の水素化
成分よりなる。より具体的には、水素化分解触媒は元素
の周期表の第■B族金属及び第■族金属、その酸化物あ
るいは硫化物よりなる群から選ばれる水素化成分よりな
る。従来技術は、また、これらの水素化分解触媒が、X
型及びY型アルミノケイ酸塩物質のような結晶性アルミ
ノケイ酸塩物質を含んでなる酸性担体を含むことをも教
示している。この結晶性アルミノケイ酸塩物質は通常、
シリカ、アルミナ、又はシリカ−アルミナのような耐火
性無機酸化物中に懸垂されている。
水素化成分に関しては、好適な第VIB族金属はタング
ステン及びモリブデンであり;好適な第■族金属はニッ
ケル及びコバルトである。従来技術は、また、水素化成
分としての金属混合物は、酸化物として表わし、かつ好
適な順に示すと、# t O−W’01、A’ 40−
Mobl、CoO−Mob、 、及びCo 0−IP’
O5である。従来技術によって広(教示されている他の
水素化成分には鉄、ルテニウム、ロジウム、パラジウム
、オスミウム、インジウム、白金、クロム、バナジウム
、ニオブ、及びタンタルがある。
水素化成分としてニッケル及びタングステンを用いる水
素化分解触媒を開示する参考資料は、マトリックスすな
わち触媒担体がシリカ−アルミナを含む場合に、水素化
分解活性を高めることを教示している。たとえば、すべ
てワード等の特許である米国特許第4,576,711
号、同第4,563゜434号、及び同第4,517,
073号にはその第7表において、アルミナ中のシリカ
−アルミナ分散物の代りに担体中にアルミナを用いると
最低の水素化分解活性が得られることが示されている。
最低水素化分解活性は予め定めた終点を上回る沸点を有
する炭化水素成分の該終点を下回る沸点を有する炭化水
素成分への60容量%転化率を達成するのに要する最高
反応器温度によって示される。
同様に、キットレル等の米国特許第3,536゜605
号は、ニッケルー及びタングステン含有水素化成分を用
いる場合に、触媒担体中にシリカ−アルミナを用いるこ
とを教示している。
ホワイトの米国特許第3,598,719 号ハシI7
カ0重量%を含むことができる水素化分解触媒を教示し
ているが、同特許はシリカを欠いた触媒の調製を示す実
施例を示してもいなければ、また該特許は水素化金属と
してニッケル及びタングステンの優先使用を教示しても
いない。
上記より理解できるように、その特性が広範に異なる水
素化分解用として公知の触媒又は触媒系は無数にある。
ナフサの収量を最大にするのに適する触媒はタービン燃
料又は留出油の収量を最大にするのには適当でないかも
しれない。さらに、種々の反応、すなわち、脱窒素、水
素化、及び水系化分解を、所望の成果を得るのに最適な
ように水素化分解プロセスに調和させなければならない
たとえば、高窒素含量を有する原料を多量の分解成分を
含む水素化分解触媒に触れさせると、窒素は分解成分を
被毒させるか又は不活性化させるように働く。従って、
水素化脱窒系触媒は、被毒される可能性のある分解成分
を通常欠いているので高度の分解活性を有していない。
芳香族含量の極めて高い軽質接触循環油を含む原料から
得るナフサの収量を最大にするのに水素化分解法を用い
る場合に別の難点が存在する。ナフサ留分に望ましい高
オクタン価の芳香族含有炭化水素を保有させるために、
ナフタレンのような多核芳香族化合物の中のただ1つの
芳香環を飽和させるように触媒の飽和特性を注意深(判
断しなければならない。
飽和活性が大きすぎる場合には、芳香環はすべて飽和さ
れ、次いで分解されて、低オクタン価のパラフィンにな
るであろう。
他方、ディーゼル燃料又は航空燃料のような留出燃料は
低芳香族含量を規定する規格を有している。これは、デ
ィーゼルエンジン及びジェットエンジン内での芳香族炭
化水素の燃焼によってもたらされる好ましくないばい煙
発生によるものである。
高窒素含量の原料を転化させるように考案された従来技
術の方法は通常二段階法であって、第一段階は有機窒素
化合物を、多量の分解成分を含んだ水素化分解触媒と接
触させる前にアンモニアに転化させるように考案されて
いる。すなわち、モレキュラーシーブ物質である。
たとえば、BgrtoLacini等の米国特許筒3.
923,638号は、多量の窒素を含む炭化水素をジェ
ット燃料として用いるのに適当な飽和生成物に転化させ
るのに適当な二元触媒法を開示している。具体的には、
該特許は、水素化脱窒素触媒が水素化成分として第VI
B族金属及び第糧族金属及び/又はそれらの化合物並び
に大径細孔の結晶性アルミノケイ酸塩物質及び耐火性無
機酸化物よりなる助触媒的酸性担体を含んでなる方法を
開示している。水素化分解触媒は水素化成分として第V
IB族金属及び第■族金属及び/又はそれらの化合物、
並びに大径細孔の結晶性アルミノケイ酸塩物質の酸性担
体を含んでなる。水素化脱窒素触媒及び水素化分解触媒
の何れに対しても、好適な水素化成分はニッケル及びタ
ングステン及び/又はそれらの化合物よりなり、好適な
大径細孔の結晶性アルミノケイ酸塩物質は超安定性、大
径細孔の結晶性アルミノケイ酸塩物質である。
本発明によって、ここに、二反応帯域水素化分解法のナ
フサ収量を、第一帯域の水素化分解触媒の1乃至30重
量%をモレキュラーシーブを含有しない触媒で置換する
ことによって著しく向上させ得ることが発見された。
特に、三帯域水素化分解法が、アルミナ成分及び結晶性
モレキュラーシーブ成分を含む担体成分上に付着させた
ニッケル成分及びタングステン成分よりなる触媒と最初
に接触させ、次いでシリカ−アルミナ成分及び結晶性モ
レキュラーシーブ成分を含む担体成分上に付着させたコ
バルト成分及びモリブデン成分よりなる触媒と接触させ
ることを含む場合に、最初の反応帯域の触媒の1乃至約
30重量%を結晶性モレキュラーシーブ成分を欠いた耐
火性無機酸化物成分を含む担体上に付着させたニッケル
成分及びモリブデン成分よりなる触媒で置換えるならば
、ナフサの収量は顕著に向上する。
本発明の方法によって、第一帯域におけるこのような触
媒の置換実施の付随する利点はモレキュラーシーブを含
有しない触媒が被置換触媒よりも著しく廉価であること
による全般的な触媒コストの低減である。従って、本発
明は、第一帯域が結晶性モレキュラーシーブ成分を欠い
た比較的廉価な触媒よりなる三帯域水素化分解法を提供
する。
発明の要約 本発明は直列に置いた複数の反応帯域内で水素化分解の
転化条件において炭化水素原料を水素で水素化分解する
方法に関する。
具体的には、原料を、第一反応帯域内で実質的に耐火性
無機酸化物よりなる担体上に付着させたニッケル成分及
びモリブデン成分よりなる第一反応帯域触媒と接触させ
る。次に、第一反応帯域からの流出液を第二反応帯域に
おいて、実質的にアルミナ成分及び結晶性モレキュラー
シーブ成分よりなる担体成分上に付着させたニッケル成
分及びタングステン成分よりなる第二反応帯域の触媒と
接触させる。第二反応帯域からの流出液を次に第三反応
帯域内でシリカ−アルミナ成分及び結晶性モレキュラー
シーブ成分よりなる担体成分上に付着させたコバルト成
分及びモリブデン成分よりなる第三反応帯域触媒と接触
させる。
本発明の方法によって水素化分解を受ける炭化水素装入
原料は石油留出油、溶剤脱アスフアルト石油残留物、頂
岩油及びコールタール留出油よりなる群から選ぶのが適
当である。これらの原料は典型的には約200下を超え
る沸点範囲、通常350乃至950下の沸点範囲を有し
ている。より具体的には、これらの原料は重質留出油、
重質直留軽油及び重質分解循環油のみならず流動接触分
解装置用原料を含む。本発明の方法は軽質接触循環油を
含む原料の処理に関して特に適している。
一般に、この軽質接触循環油は約350°乃至約750
下の沸点範囲、約0.3乃至約2.5重量%の硫黄含量
、約0.01乃至約0.15重量%の窒素含量、及び約
40乃至約90容量%の芳香族含量を有している。軽質
接触循環油は流動接触分解法の生成物である。
本発明の方法の各水素化分解反応帯域内で用いられる操
作条件は約500°乃至1000下、好ましくは600
°乃至900下、もつとも好ましくは約650°乃至約
850下の範囲内の平均触媒層温度、約0.1乃至約1
0容量−炭化水素/時間・容量−触媒範囲内の液時空間
速度、約500paig乃至約5,000151gの範
囲内の全圧力、及び約500乃至約20,000標準立
方フイート/バレルの水素循環速度を含んでいる。
本発明の方法は軽質ガスの生成を減少させるようにナフ
サに対し選択的である。
本発明の方法は、各帯域が他の帯域の触媒と異なる・触
媒を含む複数の反応帯域内で実施するのが好ましい。各
反応帯域は、水素化分解反応の発熱性による温度上昇を
抑制するために層内急冷装置を有する1つ又は複数の層
を含んでなることができる。装入原料は、温度、圧力、
水素比率、及び処理する装入原料の特定沸点範囲によっ
て、液相、気相、又は液−気相混合物であることができ
る。
混合される水素源は接触改質装置から得られる水素に富
む気体流よりなることができる。
本発明の最初の反応帯域においては、脱窒未反応及び脱
硫反応が支配的で、アンモニア及び硫化水素の生成をも
たらす。しかし、本発明においては、中間の分離工程に
よるこのアンモニア及び硫化水素の除去はない。
本発明の方法に用いられる触媒は水素化成分及び触媒担
体よりなる。
本発明の方法に用いられる触媒の水素化成分は第■B族
金属成分及び第■族金属成分よりなる。
これらの成分は典型的には酸化物又は硫化物として存在
する。
第一反応帯域の触媒の水素化成分はニッケル及びモリブ
デンよりなる。これらの金属及び/又はその化合物は下
記に規定する量が存在する。これらの量は触媒複合体又
は触媒の全重量を基準とし、酸化物NtO1及びJlo
 O,として計算する。
一般的   好適  もつとも好適 NシO(重量%)  0.5−10  1−6   1
.5−4Mob3(重量%)   2−20  5−1
8  8−16上記の水素化成分を実質的に耐火性無機
酸化物よりなる担体成分上に付着させる。第一反応帯域
の触媒担体は実質的に結晶性モレキュラーシーブ成分を
欠いている。好ましい耐火性無機酸化物はシリカ−アル
ミナ、及びアルミナである。
第二反応帯域の触媒の水素化成分はニッケル及びタング
ステン及び/又はその化合物よりなる。
ニッケル及びタングステンは下記に規定する量が存在す
る。これらの量は触媒複合体又は触媒の全重量を基準と
するものであり、酸化物、A’ i 0  及びtp’
o、として計算する。本発明の別の態様においては、水
素化成分は、さらにリン成分を含んでなることができる
。リン成分の量はpto、として計算し、その範囲を下
記に示す。
一般的 好適   もつとも好適 N1p(重量%)   1−10  1.5−5.0 
  1.5−4.Orr;’o、(重i′%)   1
0−30  15−25   15−20P20s(重
量%)   0.0−10.0 0.0−6.0   
0.0−3.0第二反応帯域の触媒複合体中の他の成分
は担体である。担体は結晶性モレキュラーシーブ物質及
びアルミナを含んでいる。好適なアルミナはr(ガンマ
ンアルミナである。結晶性モレキュラーシーブ物質は担
体全重量に対して約10乃至約60重量%、好ましくは
約25乃至約50重量%の範囲の量が存在する。
好ましくは、結晶性モレ、キュラーシーブ物質はアルミ
ナの多孔性マトリックス内に分布し、該マトリックス中
に懸垂されている。第二段階の触媒担体中にアルミナを
使用することはシリカ−アルミナマトリックス物質の存
在を必要とするワード等の米国特許第4,576,71
1号、同第4,563゜434号、及び同第4,517
,073号、並びにキットレル等の米国特許第3,53
6,605号と対照的である。アルミナは、水素化分解
活性とは逆に水素化活性を増大させるように働くので、
第二段階の触媒中にアルミナを用いることが好ましい。
水素化分解反応は水素化反応物に対してはより迅速な速
度で進行するので、水素化分解反応に先だって水素化反
応を行わせるのが好ましい。
第三反応帯域の触媒の水垢化成分はコバルト及びモリブ
デン及び/又はその化合物よりなり、これらの金属は下
記に規定する量が存在する。これらの量は触媒複合体又
は触媒の全重量を基準とするものであり、酸化物Coo
及びM o O、として計算する0 Coo(重量%)   1−6   1.5−5   
 2−4MoO8,(重量%)   3−20  6−
15   8−12第三反応帯域の担体は結晶性モレキ
ュラーシーブ成分及びシリカ−アルミナ成分よりなる。
結晶性モレキュラーシーブ物質は約10乃至60重量%
、好ましくは約25乃至50重量%の範囲の量が存在す
る。シリカ−アルミナはペンタン留分のイソ対ノルマル
の比が高い生成物を生成するのに役立つので、担体中に
シリカ−アルミナを用いることが好ましい。
すべての場合において、水素化成分は、前記金属の熱分
解性塩を用いて含浸させるか又は当業者に公知の任意の
他の方法によって担体上に付着させることができる。各
金属は別々に担体に含浸させるか、又は担体に共に含浸
させることができる。
複合体は次に乾燥し、か焼して、塩を分解させ、好まし
くないアニオンを除去する。
担体は種々の周知の方法によってkfiAし、所望の大
きさのペレット、ビーズ、及び押出物に成形することが
できる。たとえば、結晶性モレキュラーシーブ物質は粉
砕して微細物質とすることができ、この後者の物質は耐
火性無機酸化物と密に混合することができる。この微細
の結晶性モレキュラーシーブ物質は無機酸化物のヒドロ
シル又はヒドロゲルと十分に混合することができる。十
分に混合されたヒドロゲルが得られると、このヒドロゲ
ルを乾燥して、所望の形状及び大きさの断片に破砕する
ことができる。また、ヒドロゲルを、通常の噴霧乾燥法
又は同等の手段によって小球状粒子に成形することもで
きる。
本発明のモレキュラーシーブ物質はホージャサイト型結
晶性アルミノケイ酸塩及びモルデン沸石型アルミノケイ
酸塩よりなる群から選ぶのが好ましい。好適ではないけ
れども、ZSM−5、ZSM−11、ZSM−12、Z
SM−23、及びZSM−35のような結晶性アルミノ
ケイ酸塩並びにAMS−IB結晶性モレキュラーシーブ
モ単独又はホージャサイト型或いはモルデン沸石型詰品
性アルミノケイ酸塩と組合せて使用し、いろいろな成果
を得ることもできる。ホージャサイト型結晶性アルミノ
ケイ酸塩の例は低アルカリ金属のY型結晶性アルミノケ
イ酸塩、金属置換X型並びにY型結晶性アルミノケイ酸
塩、及び超安定性大径細孔の結晶性アルミノケイ酸塩物
質である。ゼオロンはモルデン型結晶性アルミノケイ酸
塩の例である。
超安定性、大径細孔の結晶性アルミノケイ酸塩物質は米
国特許第3,293,192号及び同第3.449,0
70号に記載されているZ−14USゼオライトで代表
される。これらの特許はいずれも参考資料として本明細
書に収録され、参考資料の一部となっている。大径細孔
物質とは、ベンゼン分子以上の大きな分子がそこから入
り、かつ反応生成物がそこから出ることができるほど大
径の細孔を有する物質を意味する。石油炭化水素転化法
に用いる場合には、少な(とも5)(0,5nm)乃至
10ノ(1sm)の細孔径を有する大径細孔のモレキュ
ラーシーブ物質を使用するのが好ましいことが多い。
超安定性、大径細孔の結晶性アルミノケイ酸塩物質は高
温に曝露しても安定である。この高温における安定性は
前記の米国特許第3,293,192号及び同第3,4
49,070号に論じられている。
これは1,725下でか焼抜表面積を測定することによ
って実証することができる。さらに、超安定性、大径細
孔の結晶性アルミノケイ酸塩物質は、特定のアルミノケ
イ酸塩物質が水又は水蒸気との接触後も表面積すなわち
窒素吸着容量を保持する能力と定義される極めて良好な
湿潤に対する安定性を示す。ナトリウム型の超安定性、
大径細孔の結晶性アルミノケイ酸塩物質(ナトリウム約
2.15重量%)は、各サイクルが湿潤及び乾燥よりな
る多数の連続サイクルを該物質に与えることによって湿
潤に対する安定性を調べるために試験したとき、蟹素吸
着容量の減少は湿潤ごとに2%以下であることが判明し
た。
本発明の触媒組成物として好ましい超安定性、大径細孔
の結晶性アルミノケイ酸塩物質は単位立方格子寸法(c
*cbic unit cell dimsnsto?
S)及び他のアルミノケイ酸塩物質から区別されるヒド
ロキシル赤外線バンドを示す。好適な超安定性、大径細
孔の結晶性アルミノケイ酸塩の単位立方格子寸法は約2
4.20オングストロ一ム単位())乃至約24.55
ノの範囲内にある。好適な超安定性、大径細孔の結晶性
アルミノケイ酸塩物質について得られるヒドロキシル赤
外線バンドは3,745crrL−’近傍(3,745
±5 cm−’ )のバンド、3+695cm−’近傍
(3,690±10c!rL−’)のバンド、及び3.
625cm”近傍(3,610±15 cm−’ )の
ハンドである。3,745cm″″1のバンドは水素型
で脱カチオンされた多(のアルミノケイ酸塩物質につい
て見出すことができるが、3.695 art−’近傍
のバンド及び3.625 crn−’近傍のバンドは、
本発明の触媒に用いられる好適な超安定性、大径細孔の
結晶性アルミノケイ酸塩物質の特徴である。
超安定性、大径細孔の結晶性アルミノケイ酸塩物質は、
また1%未満というアルカリ金属含量によっても特徴づ
けられる。
本発明の触媒組成物に用いることができる結晶性モレキ
ュラーシーブゼオライトの他の例は金属置換Y型モレキ
ュラーシーブである。Y型ゼオライトモレキュラーシー
ブは米国特許第3,130゜007号において論じられ
ている。金属置換Y型モレキュラーシーブは初めにモレ
キュラーシーブに結びついていたカチオンを技術的に公
知の技術によって種々の他のカチオンで置換させること
によって調製することができる。イオン交換技術が多(
の特許に開示されており、その二三を挙げると米国特許
第3,140,249号、同第3,140゜251号、
及び同第3.140,253号である。具体的には、希
土類金属の混合物をY型ゼオライトモレキュラーシーブ
中に置換させることができ、該希土類金属置換Y型モレ
キュラーシーブは本発明の触媒組成物中に好適に使用す
ることができる。
適当な希土類金属の具体的な例はセリウム、ランタン、
及びプラセオジムである。
上記のように本発明に用いるのに適するゼオライトモレ
キュラーシーブはZSM−5ゼオライトである。ZSM
−5組成物の説明及びその調製方法はArgawar等
の米国特許第3,702,886号に記載されている。
該特許は参考資料として本明細書に収録し、参考資料の
一部とする。
本発明の触媒組成物中に用いることができる別のモレキ
ュラーシーブは、米国特許第4,269゜813号に記
載されているAkiS−IB結晶性ホウケイ酸塩であり
、該特許は参考資料として本明細書に収録し、参考資料
の一部とする。
適当なAMS−IB結晶性ホウケイ酸塩は酸化物のモル
比に換算して下記の組成二 〇、9土0.2M、/、、0 :B、O8:YSiO,
:ZE、0(式中、Mは原子価外を有する少なくとも1
つのカチオン、Yは4乃至約600の範囲内にあり、Z
は0乃至約160の範囲内にある)を有し、かつ下記の
X線回折線及び指定強度Caasignedstren
gth)よりなるX線回折パターンを示すモレキュラー
シーブ物質である: 11.2±0.2      W−VSlo、0±0.
2     W−MS 5.97±0.07F−M 3.82±0.05      VS 3.70±0.05      MS 3.62±0.05     M−MS2.97=l=
0.02tF’−M l、99±0.02     VH’−Mモルデン沸石
型結晶性アルミノケイ酸塩を本発明の触媒中に用いるこ
とができる。モルデン沸石型結晶性アルミノケイ酸塩ゼ
オライトは特許技術たとえばKimbgrtinの米国
特許第3,247,098号、Bonsai等の米国特
許第3,281,483号、及びAda濯8等の米国特
許第3,299,153号中で論じられている。これら
の各特許中のモルデン沸石型アルミノケイ酸塩に関する
部分を参考資料として収録し、参考資料の一部とする。
本発明に用いられる触媒は任意の形態、たとえばペレッ
ト、球体、押出物、又はクローバ−の葉、すなわち「C
」形のような特定の断面を有する他の形状で使用するこ
とができる。
本発明の方法に従って、各個別の帯域内の好適な触媒量
を該プロセスで用いる触媒全量の百分率範囲として下記
に示す。
一般的    好適 第1帯域   2−305−15 第2帯域  10−90   20−60第3帯域  
 5−8020−60 本発明の好適な態様においては、複数の反応帯域の下流
部分に置かれる触媒は小呼称寸法を有するが、一方触媒
全量中の残余の上流部分は小呼称寸法の触媒よりも大き
い大呼称寸法を有している。
具体的には、小呼称寸法は約10乃至16、好ましくは
10乃至12にわたる米国ふるいメツシュ寸法を有する
触媒粒子として定義される。大呼称寸法の触媒は米国ふ
るいメツシュ寸法の約5から約7にわたるのが好ましい
。この好適な態様のこれ以上の詳細は同日に提出された
代理人事件簿第27.841号に開示されており、その
教示は参考資料として収録しである。
一般に、小呼称寸法の水素化分解触媒は、本発明に用い
られる触媒全量の約5乃至70重量%に及ぶ量が存在す
る。好ましくはこの量は約10乃至約60重量%に及ぶ
。もつとも好ましくは、第三反応帯域は3つの触媒層よ
りなり、第三反応帯域内の最後すなわちもつとも下流の
触媒層は約10乃至12の米国ふるいメツシュ寸法を有
する第三反応帯域触媒を含有する。第三反応帯域内の残
余の2つの上流の層は約5乃至約7メツシュ(米国ふる
い)の呼称粒径な有する触媒を含有している。これに関
連して、第一反応帯域は1つの触媒層よりなり、第一反
応帯域の触媒は約5乃至約7メツシュ(米国ふるい)の
呼称粒径な有することが好ましい。
第二反応帯域も1つの触媒層よりなり、約5乃至約7メ
ツシュ(米国ふるい)の呼称粒径な有する第二反応帯域
触媒を含有している。
本発明の方法に用いられる小呼称寸法の水素化分解触媒
の量は所望の全圧力勾配によって制限されることがある
。この量は米国特許第3,796゜6!S5号(Arm
istmad等)及び同第3.563,886号(Cα
rlsos等)に述べであるように当業者には容易に計
算することができる。
本発明を下記実施例に関連させてさらに詳細に説明する
が、これらの実施例は説明のためのものであって、限定
するためのものではないことは理解されよう。
実施例1゜ 本発明の方法を、本発明による第一帯域の触媒、すなわ
ちアルミナ担体上に付着させたNi及びN。
を含む触媒を用いない別の方法と比較した。
具体的には、下記に示すように充填した触媒層を有する
反応器で本発明の方法を試験した。
層1  3.38  3.98  N1ce/A1層2
   6.53  7.96  A’if/Al −U
SY層3 5 17.44 23.88   CoMo
/S 1All−USY対比の方法は下記に示すように
充填した反応器で行った。
重量2 容積ω   触 媒 層1及び層2  9.79 11.94   NiW/
/U−USY層3 5  17.44 23.88  
CoMo/5iAl−USY触媒はすべて不活性のアラ
ンダムと混合して、約1:2の触媒対アランダムの重量
比で流動分布を改善させ、良好な温度制御を維持させた
対比の方法及び本発明による方法を用いて、軽質接触循
環油原料をナフサ及び留出生成油に転化させた。
対比の方法も本発明の方法も試験運転は1250psi
g 、WH5V  1.45、及び水素流速12.00
0SCFBの「単流」方式で行った。温度は沸点が38
0下を超える原料物質の沸点3807未満の物質への7
5重量%転化率を維持するように調節した。
下記第1表は各試験運転に用いた原料の性状を示す。
第1表 原料の性状 API比重           21.9C2%  
         89.58N1%        
   10.37S2%           o、5
5N、pp惰         485 全芳香族炭化水素2重量%     69.5多環式芳
香族炭化水素1重量%     42.2模擬蒸留、T 初留点2重量%        321終留点    
       756 下記第2表は対比触媒の組成を示す。5hall−−3
24は市販の脱窒素触媒である。
下記第3表は725下及び沸点が380下を超える物質
の沸点が380下未満の物質への77重量%の転化率と
いう共通条件に補正した対比方法及び本発明の方法の選
択性を示す。これらの「補正選択性」は「補正収量」か
ら計算した。「補正収量」を計算するのに用いた方法及
び方程式は米国特許第3,923,638号(Bgrt
olacini等)に示されており、その教示は参考資
料として収録しである。
第3表 ドライガス       5.30    5.00ブ
タン        12.81   12.32ペン
タン       11.20   10.97軽質ナ
フサ     17.29   16.80重質ナフサ
     56.45   57.911/N Cs 
        3.07    3.361/NC4
1,341,26 原料LCCOとの接触21日間後の触媒活性(77重量
%転化率に補正)は本発明による試験の場合729.7
’Fで、対比試験の場合は726下であった。このよう
に、本発明の方法は若干活性が低かったが、ドライガス
、ブタン、ペンタン、及び軽質ナフサのような価値の低
い生成物に取って代り重質ナフサに対する選択性が可成
りある。
実施例2゜ 本発明の方法の他の特定の態様を別の従来技術の方法と
比較した。
本発明の方法を実施するのに用いる反応器には下記に示
すように充填した二 層1    3.38  3.98  N1rWo/A
l!層2    6.53  7.96  NiW/A
11−USY層3及び層4  11.63  15.9
2   CoMo/5tAl−USY層5    5,
81  7.96  CoMo/5iAl−USY層l
乃至層4に充填した触媒はすべて約電インチ(米国ふる
いの6メツシュ)の呼称粒径なもっていた。層5に充填
した触媒は約にインチ(米国ふるいの10−12メツシ
ュ)の呼称粒径な有していた。上記に示す反応器充填に
用いた触媒は層5の触媒のコバルト含量が3.0重量%
であった点を除けば実施例1の本発明による運転時に記
した組成と同一組成を有していた。
従来技術の対比法は下記に示すように充填した反応器で
行った: 層1及び層2  10.15  11.94  NiW
/5iAl−USY層3 5  17.44 23.8
8  CoMo/5iAl−USY反応器に充填した触
媒はすべて約3インチ(米国ふるいの6メツシュ)の呼
称粒径な有していた。
CoMo/5iAl−USYを含む触媒は第2表に示す
組成と同じ組成を有していた。
N iW/S i A l −U SY触媒の性状を下
記の第4表に示す。
第4表 ’Os       17.60 Ni0       2,13 Nす00.9 SO40,21 シリカ−アルミナ 結晶性モレキュラーシーブ 表面性状 表面積、 tn’/f          348単位
立方格子寸法          24.52結晶化度
2%          105物理的性状 密度、 lbs/ft’          52.8
圧潰強さ、 lba/m          7.4摩
耗減量1重量%(1時間)、8 反応器にはいずれも実施例IK記したように不活性アラ
ンダムを充填した。
対比の方法及び本発明の方法は第1表に示す組成を有す
る軽質接触循環油原料を転化させるように行った。
対比方法及び本発明の方法による試験運転は何れも12
50 pgす、WH5V  1.45、及び水素流動速
度12,0OO5CFBの「単流」形式で行った。反応
器の温度は沸点が380下を超える供給物質の沸点が3
80下を下回る物質への77重量%の転化率を維持する
ように調節した。
下記の第5表は、実施例1に記したように725下及び
77重量%の転化率という共通条件に補正した対比方法
並びに本発明の方法の選択性を示す。
第5表 対 比   本発明 ドライガス      5.69    4.85ブタ
ン       13.07   11.73ペンタン
      11.27   10.39軽質ナフサ 
    16.61   15.97重質ナフサ   
 56.36   60.06本実施例においては、対
比方法は本発明により帯域1及び帯域2内に付着させた
触媒を用いなかった。本発明の方法はドライガス、ブタ
ン、ペンタン、及び軽質ナフサのような価値の低い生成
物に取って代って重質ナフサの選択性が約3.7%増加
した。
21日間流した後で、77重量%の転化率を維持するの
に要する温度が対比実験の場合には734.5下であっ
たのに対し、本発明の実験の場合の該温度は722.7
下と著しい活性の向上を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、直列の複数の反応帯域内で水素化分解の転化条件に
    よる炭化水素原料を水素で水素化分解させる方法であつ
    て、 (a)最初の反応帯域内で前記原料を、実質的に耐火性
    無機酸化物よりなる担体成分上に付着させたニッケル成
    分及びモリブデン成分からなる最初の反応帯域の触媒と
    接触させ;(b)前記最初の反応帯域からの流出液を、
    第二反応帯域内で、実質的にアルミナ成分及び結晶性モ
    レキユラーシーブ成分よりなる担体成分上に付着させた
    ニッケル成分及びタングステン成分からなる第二反応帯
    域の触媒と接触させ;そして (c)前記第二反応帯域からの流出液を第三反応帯域内
    で、シリカ−アルミナ成分及び結晶性モレキユラーシー
    ブ成分からなる担体成分上に付着させたコバルト成分及
    びモリブデン成分からなる第三反応帯域内の触媒と接触
    させる; 上記各工程からなる方法。 2、前記結晶性モレキユラーシーブ成分がY型ゼオライ
    トである請求項1記載の方法。 3、前記耐火性無機酸化物がアルミナである請求項1記
    載の方法。 4、前記複数の反応帯域の下流部分が約10乃至約16
    にわたる呼称米国ふるいメッシュの小さい寸法を有する
    触媒を含み、該複数の反応帯域内の触媒全量中残余の上
    流部分が前記の小呼称寸法よりも大きい大呼称粒径を有
    する請求項1記載の方法。 5、前記小呼称粒径が約10乃至約12メッシュ(米国
    ふるい)にわたり、前記大呼称粒径が約5乃至約7メッ
    シュにわたる請求項4記載の方法。 6、前記第三反応帯域が3つの層よりなり、そのもつと
    も下流の層が前記小呼称寸法の触媒を含有する請求項5
    記載の方法。 7、前記第一反応帯域の触媒が、それぞれ酸化物として
    計算し、第一反応帯域の触媒全重量を基準にして、約1
    乃至約6重量%に及ぶ量の前記ニッケル成分及び約5乃
    至約18重量%に及ぶ量の前記モリブデン成分を含み、
    前記第二反応帯域の触媒が、それぞれ酸化物として計算
    し、第二反応帯域の触媒全重量を基準にして、約1.5
    乃至約5.0重量%に及ぶ量の前記ニッケル成分及び約
    15乃至約25重量%に及ぶ量の前記タングステン成分
    を含有し、前記第三反応帯域の触媒が、それぞれ酸化物
    として計算し、第三反応帯域の触媒全重量を基準にして
    、約1.5乃至約5重量%に及ぶ量の前記コバルト成分
    及び約6乃至約15重量%に及ぶ量の前記モリブデン成
    分を含有する請求項1記載の方法。 8、前記結晶性モレキユラーシーブ成分がY型ゼオライ
    トである請求項7記載の方法。 9、前記耐火性無機酸化物がアルミナである請求項7記
    載の方法。 10、前記複数の反応帯域の下流部分が約10乃至約1
    6にわたる呼称米国ふるいメッシュの小寸法を有する触
    媒を含有し、該複数の反応帯域内の触媒全量のうちの残
    余の上流部分が前記小呼称寸法よりも大きい大呼称粒径
    を有する請求項7記載の方法。 11、前記小呼称粒径が約10乃至約12に及び、前記
    大呼称寸法が約5乃至約7に及ぶ請求項9記載の方法。 12、前記第三反応帯域が3つの層よりなり、そのもつ
    とも下流の層が前記小公称粒径の触媒を含有する請求項
    11記載の方法。 13、前記第一反応帯域の触媒が、それぞれ酸化物とし
    て計算し、第一反応帯域の触媒全重量を基準にして、約
    1.5乃至約4重量%に及ぶ量の前記ニッケル成分及び
    約8乃至約16重量%に及ぶ量の前記モリブデン成分を
    含有し、かつ前記耐火性酸化物がアルミナであり、前記
    第二反応帯域の触媒が、それぞれ酸化物として計算し、
    第二反応帯域の触媒全重量を基準にして、約1.5乃至
    約4.0重量%に及ぶ量の前記ニッケル成分及び約15
    乃至約20重量%に及ぶ量の前記タングステン成分を含
    有し、かつ前記結晶性モレキユラーシーブ成分がY型ゼ
    オライトであり、前記第三反応帯域の触媒が、それぞれ
    酸化物として計算し、第三反応帯域の触媒全重量を基準
    にして、約2乃至約4重量%に及ぶ量の前記コバルト成
    分及び約8乃至約12重量%に及ぶ量の前記モリブデン
    成分を含有し、かつ前記結晶性モレキユラーシーブ成分
    がY型ゼオライトである請求項1記載の方法。 14、前記複数の反応帯域の下流部分が約10乃至約1
    6に及ぶ呼称米国ふるいメッシュの小寸法を有する触媒
    を含み、該複数の反応帯域の触媒全量のうちの残余の上
    流部分が該小呼称寸法よりも大きい大呼称寸法を有する
    請求項13記載の方法。 15、前記小呼称粒径の米国ふるいメッシュ寸法が約1
    0乃至約12メッシュ(米国ふるい)に及び、前記大呼
    称粒径が約5乃至約7メッシュに及ぶ請求項14記載の
    方法。 16、前記第三反応帯域が3つの層よりなり、もつとも
    下流の層が前記小呼称寸法の触媒を含有する請求項15
    記載の方法。
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