JPH01275547A - アシルオキシカルボキシル酸の合成法 - Google Patents

アシルオキシカルボキシル酸の合成法

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JPH01275547A
JPH01275547A JP1059840A JP5984089A JPH01275547A JP H01275547 A JPH01275547 A JP H01275547A JP 1059840 A JP1059840 A JP 1059840A JP 5984089 A JP5984089 A JP 5984089A JP H01275547 A JPH01275547 A JP H01275547A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 《産y1・の刊用分!叶) 本発明はアルコーリシス反応によって生成されるアシル
オキシカルボキシル酸、特にその高収串今成法に開ずろ
ものである.合成されたアシルオキシカルボキシル酸は
,漂白用のエステルとしての誘導体などに転化するとa
益である。
( t;( ’P:技術》。
アシルオキシカルボキシル酸のエステルは用途が広いこ
とで以前から知られていた.よって、一例をあげるとレ
ーベルグ( R e b b e r g )らによる
1949年3月22日交付米国特許第2、464.99
2号では溶剤、可塑剤、殺虫剤、防虫剤、中間生成物と
して有用なエステルを持つグリコール酸および乳酸など
の出発物質よりアシルオキシカルボキシル酸を得る方法
を述べている。
アシルオキシ酢酸は炭化水素ミネラルオイルに対してす
ぐれた防食特性を発揮ずることがワイオ(Wayo)ら
による1953年11月17日交付の米国特許第2,6
59.697号によって開示されている。
さらに近年では,ハラダ(Harada)らによる19
78年4月18日交付米国特許第4、085,277号
では抗バクテリア作用を有するセファロスボリン酸誘導
体の生成における出発化合物としての2−シナモイルオ
キシ酢酸の生成についてrm示している。
出願香り第928,070号、1986年11月6日共
同申請のフオング(Fong)らによる審査中の出願、
「グリコラートエステル過酸前駆木」では前駆体を過酸
化水素源を持つ水溶液中に混入した場合に元の位置に生
成する化合物、名称アルカノイルオキシベル酢酸につい
て開示している。これらの前駆体は本発明によって合成
されるアシルオキシカルボキシル酸より容易に生成でき
る。
アンデルソン(Δn d e I s o n )らに
よる1950年4月11日交付米国特許第 2.503.699号はアセチルグリコール酸を得るた
めハを−の反応容器内における10g当量の塩化アセチ
ルと1.0当量のグリコール酸の反応について開示して
おり、アセチル塩化物を余分に蒸発させてアセチルグリ
コール酸を遊離させている。しかし、発明者らは反応は
激しく、塩酸が多量に発生したと報告している。生成物
を運屋するために蒸発によって酸塩化物を除去するのは
長連鎖の酸塩化物に関しては適当ではない。
米国特許第4,036,984号は氷で冷やしなから各
種の塩化物をピリジンを倉む混合物と共に各種の酸およ
びアルコールの混合物にゆっくりと添加していく方法に
ついて開示している。しかしなから、これら既知の方法
をたとえばオクタノイルオキシ酢酸のようなアシルオキ
シカルボキシル酸の合成に適用しても、わずかに約40
%ないし45%の収率しか得られない。
(発明の要約) 本発明の目的はアシルオキシカルボキシル酸の簡便かつ
高収率な合成法について述べるものであり、アシルオキ
シカルボキシル酸はエステル前駆体を経てアルカノイル
オキシベル酢酸に転化して利用できる。
本発明の一特徴は、各種エステルへの転換出発物質とし
て有用なアシルオキシカルボキシル酸の合成法は反応容
器の町しα−ヒドロキシカルボキシル酸源および酸塩化
物源の確保、および反応容器内で実質的に等モル濃度の
α−ヒドロキシカルボキシル酸と酸塩化物を繰り返し接
触させることからなる。α−ヒドロキシカルボキシルよ
び酸塩化物源はそれぞれ独立させ、反応容器内において
あらがじめ設定された比較的ゆっくりとした速度で繰り
返し接触させるのが望ましい.しかし、反応容器内にお
いてこの二物質の混合物を十分に撹拌し冷却すれば,反
応物質であるα−ヒドロキシカルボキシル酸および酸塩
化物を比較的早い速度で接触させることができる。
反応室内には反応生成物が生成する間に塩化水素副産物
を中和する効果的な分量の基本成分が入っている.本合
成法による反応生成物は一蝦的に少なくとら理論収率の
約65%だけ分離可能であり、その構造式は以下のよう
になっている。
構造式中R1は2個から約12個の炭素原子を持つアル
キル基、R2は水素、メチル、エチル、プロピル基、そ
してR3は水素、メチル、エチル、プロピル基びフェニ
ル基あるいはベンジル基の置換体あるいは非置換体であ
る。
本発明のいまひとつの特徴は、前述した反応生成物は遊
離されているいないにかかわらず、過酸化水素源を持つ
水溶液中に混入すると以下の構造式を持つ過酸となるエ
ステルに転化される.(以下の構造式中R1、R2、R
3は先に述べた通りである.) (詳細な説明) 1986年11月6日提出のフオング (Fong)らによる米国特許出願番号第928、07
0号、「グリコールエステル過酸前駆体」および198
6年11月6日提出のチールスケ(Zielske)ら
による米国特許出願番号第928.065、「アシルオ
キシ窒素過酸前駆体jは双方ともクロロックス社(Cl
orox)に譲渡されているが,本発明に有用なエステ
ル転化法および利用法を明らかにする多者として本発明
に盛りこまれいる.上記フオングらによる特許ではアシ
ルオキシカルボキシル酸の生成について開示しており、
アシルオキシカルボキシル酸はエステルに転化され、過
酸化水素源を持つ水溶液中に混入された場合に過酸を生
じる漂白用化合物に利用されている。しかしなから、本
発明による方法ではすでに開示されているものよりかな
り高い収率でアシルオキシカルボキシル酸の生成を行う
ことができる。
したがって米l特許第928,070号の例Iではオク
タノイルオキシ酢酸をグリコール酸および塩1ヒオクタ
ノイルより合成する方法について述べている。グリコー
ル酸のクロロフォルム溶液と少量の4−ジメチルアミノ
ピリジンを含んだトリエチルアミンのはいったフラスコ
に添加用ロー1・を用いて塩化オクタノイルを滴下して
加えた。オクタツールオキシ酢酸(純度90%)の遊離
収率は理論収率の40%であった。これに対して、後で
詳しく述べるように、本発明によって得られるオクタノ
イルオキシ酢酸(純度90wt%以上)の収率は理論収
率の少なくとも約65%であり、−最的には、約80モ
ル%の粗収率よりも大きい。
前に述べた(11g当量の)塩化アセチルζ(1,0当
量の)グリコール酸との反応によるアデルソンらの方法
を塩化オクタノイルなどの長連鎖な酸塩化物に適用して
もオクタノイルオキシ酢酸の遊離収率はわずかに45%
にしかならないが、これに比較して上記のように本発明
によると少なくとも約65%の収率となる。
酸塩化物はヒドロキシ基の部分の一方(あるいは両方)
と反応するため、かねて知られている方法では目的のオ
クタノイルオキシ酢酸の収率が期待外れに低いというこ
とは、少なくとも理由のひとつとしてα−ヒドロキシカ
ルボキシル酸の持つ二lI!能性の性質によるものと思
われる0本発明による方法を採用することによって、従
来の方法によって引き起こされる問題をかなり避けるこ
とができるのではないかと忍われる。ずなわち、本発明
によれば、反応生成物の相対的に低い総数率や高価な出
発物質の浪費、また目的の反応生成物を!!離する際の
困難を回避することができる。
本発明による方法を採用すれば目的とするアシルオキシ
カルボキシル酸が素収率80%から85%で得られ、ポ
リグリコール酸の生成のような複雑な副反応をかなり避
けることができ、がつ目的とする反応生成物を(分離し
ようと思えば)容易に分離することができる。
本発明による方法によって合成されるアシルオキシカル
ボキシル酸つまり反応生成物は下記の構造式Iに示すよ
うなt14?1を持つ、    −構造式! 構造式IのRt置換基は2個から約10個の炭素原子を
持つ(分岐および非分岐の)アルキル基すなわちエチル
、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、へ1チル、
オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル基よ
り選択できる。構造式■のR2′!!、換基は水素また
は1個から約3個の原子を持つより低級なアルキル基で
あることもある。
R3WINA基はメチル、エチル、プロピル、アリル基
などのようなより低級なアルキル基、またベニルやベン
ジル基のようなアリル基あるいはI・リルやキシリルの
ようなアルキルアリール基の場合があるに の反応生成物であるアシルオキシカルボキシル酸は反応
室内のα−ヒドロキシカルボキシル酸と酸塩化物のアル
コーリシス反応によって生成される1反応室内において
反応する各反応物質の総員を以1麦α−ヒドロキシカル
ボキシル酸源および酸塩1ヒ物源と呼ぶこともある。こ
れらの反応物源はある距離だけ離れており、互いに分離
されている。これに関しては後に詳細に述べる。
本発明による方法で反応物として使用するα−ヒドロキ
シカルボキシル酸にはグリコール酸、乳酸などがある。
適当な酸をいくつか表Iに示す。
表  r 酸の名称          ill造グリコール# 
        O 1lOCH2CO11 乳酸             0 110CHcO11 C!13 ?H2 グリコール酸は低価格で入手しやずくまたエステルの溶
解が適当であるため好ましい0反応物として使用するの
にふされしい塩化物は以下の構造式Hに示したような構
造を持っている。この構造式でR□は2個から約10個
の炭素原子を持った(分岐および非分岐の)アルキル基
である。
m造式■ R1−C−C1 都合のよい酸塩化物としては塩化ヘキサノイル、塩化オ
クタノイル、塩化ヘプタノイル、塩化ノナノイル、塩化
デカノイル、ウンデカノイルドデシルなどがある。特に
好都合なのは塩化オクタノイルおよび塩化ノナロイルで
ある。
反応物であるα−ヒドロキシカルボキシル酸および酸塩
化物を反応室内において実質的に等モルの分量で接触さ
せて反応させることがきわめて重要である。どちらか一
方の反応物が余分にあると目的の反応が選択しにくくな
り、(以下の反応■に示したように)収率が減少する。
−例をあげると、グリコール酸のような酸反応物が余分
にあるとポリグリコラート生成には都合がよい、酸塩化
物反応物が余J(にあるとジケテンの生成につながる傾
向がある。
反応は反応室内で反応物の総及の一部を接触させて行う
ことが望まし゛い、このような反応はit !した等モ
ルの両反応物(そのままあるいは溶液にして)ポンプで
それぞれの源からあらかじめ設定した速度で反応室にい
れ、反応物であるほぼ等モルのα−ヒドロキシカルボキ
シル酸および酸塩化物を繰り返し接触させる。
この連続的で制御された反応により反応生成物としての
混合無水物の生成がかなり防止され、盟ましくないエス
テルの生成が抑制されることがわかっている0便宜上、
アシルオキシカルボキシル酸が生成される反応を反応I
のように図解する。
反応I 反応室内の内容物は反応物が繰り返し接触する間に撹拌
されることが望ましい0反応物の言1景重量およびあら
かじめ設定されたボン1での送り速度は各反応物につき
1時間あたり1リツトルにつき0.1モルから10.0
モルであり、1時間につき1リツトルあたり1モルであ
ることが望ましい、しかし、これかられかるように、あ
らがじめ設定さiシる一定の送り速度は使用している反
応容器の形状、攪拌効率、および熱変換能力に依存する
。各反応物源のit l用ポンプのような既知の手段は
このような制御された分量をあらかじめ設定した速度で
送り込むには便利である。この反応は発熱反応であり、
したがって既知の手段によって反応を行う間に反応室を
冷却するのが望ましい。
α−ヒドロカルボキシル酸が固体の場合、溶媒は反応室
内でα−ヒドロカルボキシル酸が繰り返しlI9塩(し
物と接触する間にこれを溶解することが望ましい、適当
な溶媒としては中性溶媒、極性溶媒などがあり、水と混
和するものもあればしないものらあるが、溶り丁により
大量の熱を発生しないものがよい、望ましい溶媒として
はアセトン、ジクロウメタン、アセトニトリル、メチル
エチルケトン、ジエヂルエーテル、テトラヒドロフラン
、エチレングリコールジメチルエーテル、ダイオキシン
、エチルアセテ−1・などがあるが、アセ1〜ンが最も
望ましい、溶解した反応物が都合よく反応室に流れるよ
うに、溶媒はα−ヒドロカルボキシル酸源内にあること
が望ましい、溶媒は反応室内にあって撹拌および反応混
合物の冷却を容易にすることもある。
反応中1反応室内に基本成分が入っていることが望まし
い、ya当な塩基が有効量だけあり、反応が進むととも
に生成する塩化水素副産物を中和する。塩【ヒ水素副産
物の中和だけでなく、明らかな反応促進、つまり触媒1
ヤ用においても適当な塩基はふたつのnfmをはたして
いる。望ましい塩基としてはピリジン、ジメチルラミノ
ビリジン、トリエチルアミン、t−プロピルアミン、N
−メチルピペリジン、ポリマー第三アミンなどの第三ア
ミンまたポリビニルピリジン、ジビニルベンゼン、BI
O−REX5中間塩tS陰イオン交換樹脂、AC3−X
4あるいはAC3−X4A弱塩基イオン交tavA脂な
どの交差結合樹脂がある。(BIO−REX5中間塩基
陰イオン交換樹脂、AC3−×4およびAC3−X4A
弱塩基イオン交換樹脂はB I 0−LADラボラトリ
−より入手できる。)塩基は(反応Iに図解した反応物
に関して)化学量論的な量で使用することが望ましく、
酸塩化物反応物と反応してはならない。
アシルオキシカルボキシル酸反応生成物は構造式■に示
した一鍜構造を持つ漂白前駆体として使用することを目
的としている。
pA造弐■ 上の構造式でRおよびR2については先に述べたが、し
は脱離基である。1*造式中、脱離基のとなりの炭化カ
ルボニルがエステル化されていて好都合であり、エステ
ル連鎖で脱離基に結合され  ・ている。
適当な脱離基はフェノールの置換体あるいは非11換体
、オキシム、N−ヒドロオクシミドおよびアミン酸化物
の誘導体を含む、これら各種の適当な脱離基は前に述べ
た出願番号第928,065号と第928,070号で
さらに詳しく説明されている。
本発明によって生成した反応物質のエステルへの転化は
、を麦に例示するように、反応生成物の酸塩化物を経て
行うことが望ましい、前駆体を完全水素化し効果的な漂
白を行うには、このようなエステルすなわち漂白前駆体
を効果的な量のアルカリ過酸化物のような過酸化物の固
体源で有効に配合する。このような過酸化源で適当なも
のとしては過ホウ酸すl・リュウムー水和物、過ポウ酸
すトリュウム三水和物、過ホウ酸ナトリュウムペルオキ
シ水和物、ピロホスフェートペルオキシナトリウム水和
物、尿素ペルオキシ水和物、過酸化すl−リウムおよび
これらの混合物がある“、乾性漂白用合成物あるいは表
面活性剤が含有されている場合には洗濯漂白用合成物の
ような前駆体との化合用に過ホウ酸すトリュウムー水和
物および過ホウ酸ナトリュウム三水和物は特に都合のよ
い過酸1ヒ物である。
過酸化物源(すなわち、水溶液中で過酸化水素を生じる
化合物)それ自体、過酸化漂白化合物となっている。し
かし、ペルオキシ酸前駆体を含む漂白化合物と過酸化源
は併用すると、特に60°C以下の温度では過酸化部単
独の場合よりも漂白刃が高まる。
本発明による方法によって製造したグリコールエステル
を倉む2種類の望ましい漂白化合物を以下に示す。
+5.’6X過ポウ酸ナトリウム三水化物+9.0%オ
クタツールオキシ酢酸 P−フェニルスルフォン 7、Ox  非イオン表面活性剤 15、0χ炭酸ナトリウム 434xスルフ調ン酸すトリウム +5.5X過ホウ酸ナトリウム三水化物16.8Xオク
タツールオキシ酢酸 し一ブチルフェノールエステル 7.0x  非イオン表面活性剤 15.0X炭酸ナトリウム 45.7Xスlレフオン酸すトす!ンム+GO,OX 当然のことなから、光輝剤、香料、安定剤、着色剤など
さまざまな洗剤補助剤が上の混合物にき有されているこ
ともある。
本発明の特徴を上げる。
(実施例) ■、オクタノイルオキシ酢酸(OOAA)の合成15.
8g (0,20モル)のピリジンと50m lのアセ
トンを磁性撹拌棒と2個の添加用ロートのついた2 5
0 m l丸底三つロフラスコ内で化合させた後、氷水
につけ光拌しなから冷却した。
添加用ロートの片方には約75 +n lのアセトンに
溶解したグリコール酸15.5mg (0,20モル)
を入れた。もう一方のロー1−には塩化オクタツール3
2.5mg (0,20モル)を入れた。
各添加川口−1・の内容物を、添加を1時間継続するよ
うに冷却撹拌したピリジン溶液に同時に加えた。その結
果得られた懸濁液(塩化水素とリジンの沈澱が見られた
。)をさらに45分間氷浴温度でハI l’l“し、次
いで常温で30分撹拌した。溶媒を温度45℃の減圧下
で回転脱水によって除去した。
残った油を200 m lのジクロロメタンに溶解し、
42≦の塩酸3 x 150 +n Iで抽出した。ジ
クロロメタフ層はスルフジン酸すトリウムで乾燥さぜ、
別のビンに取り、溶媒は回転脱水によって除去した。高
真空中で4時間乾燥さぜ°るとOOAAおよび重量で8
.0%のオクタン酸が残り、QQΔ八について84%(
モル)の素数率となった。ヘキシン200 m lから
の再結晶法によって融点50℃から52℃の白色結晶物
質27gが得られ、この物質は99Wし%のOOAAで
あり、純オクタンオキシルオキシ酸酸の収率は67%(
モル)である。
I16オクタンオキシルオキシ塩化アセチルの合成10
1.1g (0,5モル)のオクタノイルオキシ酢酸お
よび83g (0,65モル)の塩化オキサリルを磁性
mt1棒および硫酸カルシュウ11乾燥管の付いた1リ
ットル丸底フラスコ内で化合させる。((J−1f’:
固体が完全に溶解しない場合には少量のヘキサンまたは
石油を添加してもかまわない、)反応物質を常温にて攪
拌する間にガスの急激な発生が確認された6次に反応物
質を40℃から50°Cの温度まで徐々に加熱し、その
温度に2時間保持しな後さらに65℃から70℃に1時
間保持した。(備考:反応は常温にて一昼夜かけて行う
ことも可能であり、これには反応物質が無色のままです
むという利点がある。〉わずかに黄色を帯な溶液を吸引
器で圧力を減じなから60℃から70℃で1時間から1
時間半加熱し、余分な塩化オキサリルを除去する。常温
まで冷却した後、油脂を400 m lの石油ニーデル
(沸点=60℃から70℃)で稀釈し、氷水3 x 2
00 +n Iで抽出する。(注息:ガスが盛んに発生
ずる場合がある) 有機1勿質の羽を硫酸マグネシュウム (MgS04)で乾燥し濾過した後、回転脱水すると重
量115.7g(理論値: 110.4g)の淡黄色の
澄んだ油脂となる。赤外スペクトルでは1812 c 
m   および1755 c m  ’で酸−OHの伸
びは見られないがカルボニル基2個を認めた。
■、オクタノイルオキシ酢酸の合成 フエニールザ!レフオネートエスデル 17.3g (0,079モル)のオクタノイルオキシ
塩化アセチルと17.0g (0,087モル)のナト
リュウムーp−フェノール−サルフオネ−1・(真交中
120℃で16時間乾燥)を磁性攪拌棒付きの120m
1丸底フラスコ内で化合させた。エヂレングリコールジ
メチルエーテル(glym)を30m1加え、氷水につ
けて冷却しなから懸濁液を攪拌した。7.8g (0,077モル)のトリエチルアミンを硫酸力ルシュ
ウム乾燥管付きの添加用ロー!・に入れ、上記の懸濁液
に30分間かけて滴下した0反応が盛んに起こり、さら
にgly+n(あるいはエチルエ−チル)をさらに加え
ると十分に攪拌することができる0反応物質を一常温に
て2時間攪拌し、エチルエーテルで稀釈し、さらに1時
間攪拌した0反応物質を荒いガラスフリットで濾過し、
エチルニーデルで数回洗浄した後吸引乾燥し、さらに常
温真空中で1時間乾燥した。生成物の重量:39g(理
論上のII員:42.Ig) この物質は溶剤とエステル反応混合物の重及比が約3:
工ないし4:1でIpAと水の体積比が/l O: 6
0の混合物から再結晶によって得られ、約40%から6
0%のエステル収率をあげることができる。(純度90
%) IV 、ヘキサノイル酢酸 10.1g (0,10モル)のトリエチルアミン(T
EA)、ピリジン10滴およびアセトン15m1を磁性
撹拌棒と2個の添加用ロートのついた2 50 +n 
l丸底三つロフラスコ内で化合させた後氷水につけ攪拌
しなから冷却した。一方の添加用ロートにはアセ1〜ン
30 +n lに溶解させた7、61g (0,10モ
ル)のグリコール酸を入れ、もう一方のロートには13
.5gのヘキサノールを入れた。各添加用ロートの内容
物を冷却攪拌したトリエチルアミン/ピリジン溶液に各
々が20分で完全に添加されるように同時に加えた。
(備考:恐らく塩酸トリエチルアミンだと思われる(f
%J7な沈澱物が添加中に生成した。)反応物質をさら
に1時間攪拌したf&F遇し、遊離した塩を最初の濾過
液と結合したアセトンで洗浄した。溶剤を回転脱水法で
除去すると甘い香りのする油脂が残り、この油脂を15
0m、Iのジエチルエーテルに溶解し、1%の塩酸2 
x 200 m lで抽出した。ニーデル層を!酸マグ
ネシュウムで乾燥、濾過した後、回転乾燥してクロマト
グラフィーによる純度74wt%の油脂20mgとし、
85%モルの収率をあげた。それ以上精製なしで使用可
能な生成物中にはヘキサン酸やグリコール酸は見られな
かった。
■、ヘキサノイルオキシ酢酸の合成 8.7g (0,05モル)のヘキサノイルオキシ酢酸
および12.7mg (0,10モル)の塩化オキシア
リルを常温にて混合した。混合物を1時間以上かけて徐
々に50℃から60℃に加熱し、約2時間この温度に保
った。余分な塩化オキシアリルを減圧下で除去し、赤外
スペクトルによる一〇Hの伸びを示さない油脂を生成し
た0重量は9.6gであった。
Vl 、ナトリウム、■−ヘキサノイルオキシアセテー
トおよびp−フェニールサルフオナートの合成45 m
 lのジエチレングリコールジメチルエーテルに溶かし
たナトリウム9.0g (0,046モル)、P−フエ
ニールサルフオナート(真空中110℃で4時1m乾燥
)およびトリエチルアミン5.5g (0,045モル
)、この3種の氷による冷却懸濁液を撹拌棒および低温
温度計の付いた100m1丸底フラスコ内に入れ9.2
g(0,04モル)のTl−キサノイルオキシ塩1ヒア
セチルを滴下して加えた0反応混合物を0℃から4℃で
2時間t91社した後、エチルエーテル100+n I
で稀釈してから?遇した。白色の固体沈澱物を7品か1
1インプロパツ一ル3xlOOmlで朽)状にし、固体
を真空濾過して一昼夜乾燥した。
■!、オクタノイルオキシアセテー1〜およびT−ブチ
ルフェノールエステルの合成 約15m1の無水エチルエーテルに溶解した塩化オクタ
ノイルオキシアセチルを2.5g (0゜027モル)
のピリジン、および約100m1のピリジンに溶解した
4、70g (0,031モル)のし−ブチルフェノー
ルを含む溶液に30分に渡って滴下して加え、この間溶
液を氷につけて0℃から4℃に保ち、磁性撹拌棒で攪拌
した1反応物質を温度5℃から10℃で約2時間攪拌し
てから沢過し、エチルニーデルで約200m1まで稀釈
した。この稀釈液を4%塩酸3 x L OO+n I
 、水1x150ml、15%炭酸ナトリウム溶液2x
100 m lで洗浄してから硫酸すl・リウムで乾燥
させた。生成物を濾過し回転脱水させると黄色の油脂が
得られた。この油脂を60gのシリカゲルをNff’を
板とし4%エチルエーテル/石油エーテル抽出物を展1
7F!溶媒としてクロマ1−グラフィーにかけた。クロ
マ;・グラフィー、鹸化、核磁気共鳴−13cにより純
度99.9wt%と判定されるエステル生成物5.3g
を生じた。
■、オクタノイルオキシ酢酸およびデカノイルオキシ酢
酸の混合物の合成 反応1:c  (63モル%)とC9(37モル%)を
混合した脂肪酸156.5g (l Of当M、)およ
び塩化オキシアシル114m1(約165g、1.3モ
ル)を磁性IQ拌棒および硫酸力ルシュウム屹燥管の付
いた10100O丸底フラスコ内で化合さぜな、その結
果得られた溶液を19時間攪拌した。(備考=2種類の
反応物を混合するとガスが盛んに発生した。)余分な塩
化オキシアリルを減圧下で1時間反応物を加熱しなから
除去した。残留物をヘキサン300 +n Iに取り、
この溶液を氷水5x250mlで抽出にかけた。
ヘキサン層を硫酸すトリウムで乾燥して一過し、溶媒を
回転脱水で除去したところ184.5gの淡黄色の軽い
油脂が残った。(赤外スペクトルでは−014はなく、
1803 c mでV   が強かC=0 っな、) 反応2:機械式m tr器および2個の添加ロー1・の
付いた2リツター丸底三つロフラスコを炎で乾燥し、2
00 m lのアセトンに溶解した79.5g (1,
0モル)のピリジンを入れた。一方のフラスコには上記
反応1で得られた生成物を入れ、もう一方には300 
m lのアセトンに溶解かしたグリコールM84g (
1,1モル)を入れた1両フラスコの内容物を攪拌して
冷却したピリジン溶液に同時かつ連続的に50分かけて
添加した6次に反応物を水浴温度でさらに2時間半攪拌
した。
溶媒を回転脱水法によって除去し油脂性の残留物をジク
ロロメタン50m1に溶解し、この溶液をの5%塩酸5
 x 350 m、塩化ナトリウム飽和溶液1 x 6
00 m lで抽出した後、fLaナトリウムで乾燥し
てV過し回転脱水すると濃い油脂が得られ、この油脂は
放置すると凝固した。残留溶媒を高真空下でポンプ排出
すると199gの固体が残り、これはオクタノイルオキ
シ酢酸55.7モル%、デカノイルオキシ酢酸34.1
モル%であることがクロマトグラフィーによって確認さ
れた。
この二段階の反応の総酸率は化合しているアシリオキシ
酢酸に関して83.4モル%であった。
IX、オクタノイル酢酸/デカノイル酢酸混合物、ナト
リウムフェノールサルフオネートエステルの合成 例■より得られたオクタノイルオキシ酢酸およびデカノ
イルオキシ酢酸の混合物198gをオイル・バス(50
℃)にかけ10100O丸底フラスコ内で溶解した。塩
化オキシアリル113m1を液体になった酸に加え、反
応物を常温にて一昼夜攪拌した0次に反応物をオイル・
バスで50℃に加熱し余分な塩化オキシアリルを3時間
半給水ポンプで吸引除去した。油脂性の残留物を700
m1のヘキサンに溶解してから氷水3x250m1で洗
浄した。ヘキサン層を硫酸ナトリウムで乾燥してからV
過し回転脱水を行うと219gの軽い淡黄色油脂となっ
た。この油脂の赤外スペクトルは1760 c nt−
1と1820 c m−1で一〇)(の伸びは示さすC
=0の伸びを示した。これら酸塩化物を以下のようにエ
ステル化しな。
酸塩化物219g、(真空中120℃で48時間乾燥し
た三水化物より得られた)す1−リウムフエノールザル
フオネ−1−220gおよび800 mlの無水ジエチ
レングリコールジメチルエーテルをv1械式攪t「器お
よび添加ロー!・の付いた2−1/30モールトン(M
orton>フラスコ内で化合させ、氷水の浴につけた
。添加用ロートには120gのジメチルアミンを入れ、
これを1時間かけて急速に攪拌冷却した酸塩(ヒ物とフ
ェノールの沈澱物に滴下した。ジメチルアミンを添加し
ている間に混合反応物は濃厚になり、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル500m1をさらに加えて十分な
攪拌が可能となった。ジメチルアミンの添加終了後、さ
らに反応物を30分間混合すると攪拌不可能になった0
反応物を2時間放置してからC−フリット・ブッヂナー
(Buchner)・ロートで濾過した。フィルターの
ケーキをエチルエーテル10100Oで洗浄し昼夜吸引
乾燥した。残留物を真空中で乾燥すると、黄白色の61
(本470gが残り、これには目的とするエステルが6
2wt%含まれており、出発物質である( CsとC1
0)の酸混合物をもとにすると74モル%の添加に相当
する。IPAと水(約 1200 m lと1800 nll )からの2回の
再結晶により、95.7wt%のエステル194gが得
られた。出発物質である酸からの総数率は4つの反応段
階(実施例■およびIX ’)に関して54モル%であ
った。生成物にはC8とC1oのアシルオキシベンゼン
サルフオネートエステル各々1゜0%未満であった。
X、2−ヘキサノイルオキシ−2−メチル−ブチル酸 11.8g (0,10モル)の2−ヘキサノイルオキ
シ−2−メチル−ブチル酸を5 Q +n lのアセト
ンに溶解し、250 +n I三つロフラスコに付属の
125 +n l添加用ロートの一方に入れた。フラス
コには氷水の浴で冷却した50m1のアセトンにピリジ
ン8.0g (0,10モル)を溶解したものが入れで
ある。もう一方の添加用ロートには塩化ヘキサノイル1
3.46g (0,10モル)を入れた。冷却攪拌した
ピリジン溶液に2つの添加用ロートの内容物を同時に2
0分かけて滴下した0反応物を4℃から15℃で2時間
攪拌し、溶媒を回転脱水で除去した。油脂性の残留物を
ジクロロメタン200 tn 11こ溶解し、この溶液
を3%塩酸5x150mlで抽出した後非イオン水1x
200 m lで洗浄した。有機物の層を硫酸ナトリウ
ムで乾燥、濾過し、溶媒を回転脱水で除去すると20.
4gの軽い黄色油脂が残った。(赤外スペクトルは17
45cm−1と1728cm−1でVc=Oを示す、)
13核磁気共鳴、鹸化およびクロマトグラフィー分析は
この物質が99%目的とする生成物であることを示しお
り、総数率は93%であった。
IX、2−オクタノイル−マンデル酸 15.2g (0,10モル)のジマンデル酸を50m
1のアセトンに溶解し、250m1三つロフラスコに取
り付けた1 25 m lの添加用ロート2個のうち一
方に入れた。このフラスコには氷水の浴で冷却したアセ
トン50m1にピリジン8.0g (0,10モル)を
溶解したものが入れである。もう一方の添加用フラスコ
には塩化オクタノイル16.3g (0,10モル)を
入れた。
2個の添加用フラスコの内容物を20分間に渡り同時に
攪拌冷却したピリジン溶液に滴下した0反応物を回転脱
水によって除去した。残留物をジメチルエーテルに溶解
し、この溶液を5%塩酸5x150mlで抽出し、次に
非イオン化した水1x200 +n lで洗浄した。有
機物の層を硫酸すl・リュウムで乾燥、?遇し、溶媒は
回転脱水によって除去した。真空乾燥すると28.2g
の油脂が残った。GCおよび13C核磁気共鳴によって
この物質が目的とする生成物83.1%であることがわ
かり、総数率84.2%であった。
XI+、2−ヘキサノイルマンデル酸の合成15.2g
 (0,10モル)のジマンデル酸を50m1のアセト
ンに溶解し、250m1三つロフラスコに取り付けた1
25m1の添加用ロート2個のうち−μに入れた。この
フラスコには氷水の浴で冷却したアセトン50 +n 
lにピリジン8.0g (0,10モル)を溶解したも
のが入れである。もう一方の添加用フラスコには塩化ヘ
キサノイル16.46g (0,10モル)を入れた。
2個の添加用フラスコの内容物を攪拌冷却したピリジン
溶液に同時に滴下した0次に反応物を常温にて2時間攪
拌し、この間に溶媒を回転脱水した。
油脂性の残留物を200 +n Iの塩化メチレンに溶
解し、この溶液を3%塩酸4x150mlで抽出し、非
イオン化した水1 x 200 n11で洗浄した。
有機物の層を硫酸ナトリュウムで乾燥、濾過しな。
溶媒を回転脱水によって除去し、真空乾燥すると24.
9gの油脂が残った。クロマトグラフィーおよび13C
核磁気共鳴によってこの物質が目的とする生成物89.
5%であることがわかり、総数率89%であった。
オAシム誘導体の生成は、(実施例■および■に述べた
)酸塩化物を用意し、TSFのような溶媒に溶解したア
セトンオキシムに滴下、攪拌しなから先に述べた出願番
号第928,065号の実施例Iと類似した方法で反応
させるのが望ましい。
実施例t、tV、■、X、X I 、XlI4.JII
示Lり7シルオキシカルボキシル酸を表■にまとめた。
表■ 例     生成した酸    素収率(モル%) nd 0 し2°5U 例1.IV、■、X、XI、およびXllかられかるよ
うに、本発明の方法によって生成される未精製の酸の収
率は83.4%から93%の範囲にわたっている。これ
らの酸は漂白剤前駆体として使用するエステルに転化す
る前に遊離されるが、このような遊離は必要でない場合
が多い、実施例■は(実施例1で生成したような)遊離
したアシルオキシカルボキシル酸の塩化物誘導体に対す
る使用法を説明しており、また実施例■はこのような塩
化物のp−フェニルサルフオネートエステルへの転化に
ついて説明しているが、実施例■およびIXはアシルオ
キシカルボキシル酸を遊離することなくエステル誘導体
を生成する方法について述べている。したがって本発明
はアシルオキシカルボキシル酸の簡便かつ高収率な合成
法となっており。
これらよれば、アシルオキシカルボキシル離を行−)て
ら行わなくても)アルカノイルオキシペルオキシ酢酸の
エステル前駆体に転化でき有益である。
本発明を特殊な例について説明したが、熟練した技術者
であれば本発明の主旨を外れることなく修止や変更を行
うことができるものと理解すべきである。したがって先
に明らかにしたものは例とみなし、最終的なものと考え
るべきではない。本発明は1“記の特許請求の範囲にの
み限定される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アシルオキシカルボキシル酸の合成法であって、 基本成分の入った反応室を準備する工程、 α−ヒドロキシカルボキシ酸源および酸塩化物源であっ
    て、両源は反応室から分離され、両者相互も分離されて
    いるところのものを準備する工程、上記の両源から離れ
    た反応室内でα−ヒドロキシカルボキシ酸および酸塩化
    物を実質的に等モルで繰り返し接触させ、この反応室内
    で遊離可能な反応生成物を生成させる工程とから成り、 反応生成物は ▲数式、化学式、表等があります▼ の構造を有し、 上記の構造式中、R_1は2個から約12個の炭素原子
    を持つアルキル基、R_2は水素、メチル、エチル、プ
    ロピル基、R_3は水素、メチル、エチル、プロピル基
    またはベンジルあるいはフェニルの置換体または非置換
    体であるところの方法。 2、請求項1の方法であって、基本成分が反応生成物の
    生成中に塩化水素副産物を中和するのに有効な分量だけ
    反応室内に存在するところの方法。 3、請求項2の方法であって基本成分が第三アミンであ
    るところの方法。 4、請求項2の方法であって、基本成分にピリジン、ジ
    メチルアミノピリジン、トリエチルアミン、t−プロピ
    ルアミン、N−メチルピペリジンあるいは第三アミンの
    ポリマーを含むところの方法。 5、請求項1および2の方法であって、更に反応生成物
    を反応室から分離する工程から成り、分離された反応生
    成物は少なくとも理論収率の65%であるところの方法
    。 6、請求項5の方法であって、α−ヒドロキシカルボキ
    シル酸と酸塩化物を繰り返し接触させる間に反応室の内
    容物が撹拌されるところの方法。 7、請求項1の方法であって、α−ヒドロキシカルボキ
    シル酸が酸塩化物と繰り返し接触される間に反応室内で
    溶解されるところの方法。 8、請求項7の方法であって、α−ヒドロキシカルボキ
    シル酸が有効量のアプロティック溶媒で溶解されるとこ
    ろの方法。 9、請求項1の方法であって、α−ヒドロキシカルボキ
    シル酸がグリコール酸、乳酸、α−ヒドロオキシプロピ
    オン酸、α−ヒドロキシイソブチル酸、α−ヒドロキシ
    ブチル酸、マンデル酸、β−フェニル乳酸、2−ヒドロ
    キシ−2−メチルブチル酸、あるいはα−ヒドロキシイ
    ソカプトン酸を含むところの方法。 10、請求項9の方法であって、酸塩化物は塩化ヘキサ
    ノイル、塩化オクタノイル、塩化デカノイル、塩化ノナ
    ロイル、および塩化ヘプタノイルから選択するところの
    方法。 11、請求項1の方法であって、繰り返し接触がα−ヒ
    ドロキシカルボキシル酸および酸塩化物を計量した分量
    だけあらかじめ設定した速度で反応室内にポンプで送り
    込む工程を含むところの方法。 12、請求項1の方法であって、あらかじめ設定した速
    度が1時間あたり約1Mであるところの方法。 13、漂白前駆体の合成法であって、塩化水素の副産物
    を中和するのに有効な分量の塩基がある反応室を準備す
    る工程、 α−ヒドロキシカルボキシ酸源および酸塩化物源であっ
    て、両源は反応室から離れており、両者相互は分離され
    ているところのものを準備する工程、 反応生成物および塩化水素副産物を生成させるために、
    上記両源からあらかじめ設定した流量で反応室内にα−
    ヒドロキシカルボキシ酸および酸塩化物を送り込み、両
    者を実質的に等モルで繰り返し接触させる工程であって
    、反応生成物がアシルオキシカルボン酸であるもの、 反応生成物をエステルに転化する工程、とから成る方法
    。 14、請求項13の方法であって、エステル転化が反応
    生成物の酸塩化物を経るところの方法。 15、請求項13の方法であって、反応生成物であるエ
    ステルは ▲数式、化学式、表等があります▼ の構造を有し、 上記の構造式中、R_1は2個から約12個の炭素原子
    を持つアルキル基、R_2は水素、メチル、エチル、プ
    ロピル基、R_3は水素、メチル、エチルまたはプロピ
    ル基、ベンジルまたはフェニル基、または環をメチルあ
    るいはエチル基で置換したベンジルまたはフェニル基で
    あり、またLはフェノールの置換体または非置換体、オ
    キシム、N−ヒドロキシミドまたは酸化アミンであると
    ころの方法。
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