JPH01274995A - ゴムシートのトリミング装置 - Google Patents

ゴムシートのトリミング装置

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JPH01274995A
JPH01274995A JP10324088A JP10324088A JPH01274995A JP H01274995 A JPH01274995 A JP H01274995A JP 10324088 A JP10324088 A JP 10324088A JP 10324088 A JP10324088 A JP 10324088A JP H01274995 A JPH01274995 A JP H01274995A
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rubber sheet
rotary cutter
rubber
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rotary
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、内部に補強コードが埋設されたゴムシート
の幅方向側端部に存在する耳ゴムを、ゴムシートを長手
方向に走行させながらトリミングするゴムシートのトリ
ミング装置に関する。
えX立韮遣 従来、ゴムシートのトリミング装置としては、例えば米
国特許第3719114号明細書に記載されているよう
なものが知られている。このものは、回転する円筒状ド
ラムと1円筒状ドラムの外周に転がり接触しながら回転
してこれらの間を通過するゴムシートの耳ゴムを円筒状
ドラムと協働してトリミングする円板状カッターと、前
記ゴムシートの幅方向最外側に位置する補強コードと耳
ゴムとの境界を検出する検出センサと、前記円板状カッ
ターに接続され前記検出センサからの信号に基すいて円
板状カッターをゴムシートの幅方向に移動させてゴムシ
ートの蛇行に追従させるサーボシステム、とを備えたも
のである。
しかしながら、このようなトリミング装置にあっては、
円板状カッターは円筒状ドラムの外周に転がり接触して
いるため、前記円筒状ドラムに対する接触が摩擦抵抗と
なって円板状カッターに蛇行に対する追従遅れが生じ、
これにより、残存耳ゴム量、即ち幅方向最外側に位置す
る補強コードから残存耳ゴムの外端までの距離が大きく
ばらつき、場合によっては補強コードが露出してしまう
こともあるという問題点がある。しかも、円板状カッタ
ーの移動に検出センサ、サーボシステムを用いているた
め、構造が複雑になるとともに、装置が高価になってし
まうという問題点もある。
この発明は、残存耳ゴム量のばらつきを小さくすること
ができるとともに、構造が簡単で安価な装置を得ること
を目的としており、さらに、トリミング面が良好となり
、蛇行に対する追従性が高いトリミング装置を提供する
ことを目的としている。
このような目的は、第1に、ゴムシートの幅方向側端部
を囲むよう設けられ、ゴムシートの幅方向に移動可能な
支持体と、ゴムシートの一面側において支持体に回転可
能に支持され、ゴムシートの幅方向中央に向かって先細
りとなった截頭円錐状の第1回転カッターと、ゴムシー
トの他面側において支持体に回転可能に支持され、第1
回転カッターの軸方向外端に部分的に重なり合いながら
接触している円板状の第2回転カッターと、前記支持体
をゴムシートの幅方向中央に向かって一定力で押圧する
押圧手段と、を備えたゴムシートのトリミング装置によ
り、第2に、前記請求項1の装置における第1回転カッ
ターと第2回転カッターとの間に第1回転カッターの回
転駆動力を第1回転カッターに伝達する伝達手段を設け
ることにより、第3に、前記請求項1の装置における第
2回転カッターをゴムシートの上流側に向かうに従いゴ
ムシートの幅方向中央に接近するよう傾斜させることに
より解決することができる。
1」 今、ゴムシートが長手方向に走行し、その幅方向側端部
が第1.第2回転カッター間を通過しているとする。こ
のとき、第2回転カッターは第1回転カッターの軸方向
外端に部分的に重なり合いながら接触しているため、こ
れら第1、第2回転カッター間を通過する際、ゴムシー
トの幅方向側端部に位置する耳ゴムは1回転する第1.
第2回転カッターによってトリミングされる。ここで、
第1、第2回転カッターを支持する支持体は押圧手段に
よりゴムシートの幅方向中央に向かうよう一定力で押圧
されているため、第2回転カッターは最外側補強コード
から僅かに幅方向外側に離れた位置を常に保持すること
ができ、この結果、残存耳ゴム量が均一となる。このよ
うなトリミング中にゴムシートが蛇行すると、以下のよ
うに作動する9例えば、補強コードが第2回転カッター
から離隔するようゴムシートが蛇行した場合には、第2
回転カッターの幅方向内側への移動を規制していた補強
コードが第2回転カッターから離れるため、第1、第2
回転カッターおよび支持体が押圧手段により押圧されて
ゴムシートの幅方向内側へ移動し、前記蛇行に追従する
。一方、補強コードが第2回転カッターに接近するよう
ゴムシートが蛇行すると、最外側補強コードによって第
2回転カッターが幅方向外側に押され、これにより、第
1.第2回転カッターおよび支持体は一体となって押圧
手段に対向しながらゴムシートの幅方向外側へ移動し、
前記蛇行に追従する。ここで、第1回転カッターがゴム
シートの幅方向中央に向かって先細りとなった截頭円錐
状を呈しているため、該第1回転カッターとゴムシート
との接触部位が第1回転カッターの軸方向外端部に限定
され、この結果、第1回転カッターとゴムシートとの摩
擦抵抗が小さくなる。しかも、第1、第2回転カッター
は同一の支持体に支持され一体的に移動するため、再回
転カッター同士の相対移動による摩擦抵抗は存在しない
、このような理由から、いずれの方向の蛇行に対しても
第1、第2回転カッターは容易に追従移動し、蛇行への
追従性゛ が良好となって残存耳ゴム量のばらつきが減
少する。しかも、そのためにサーボシステム、検出セン
サ等は不要で、構造が簡単になるとともに製作費も安価
とすることができる。
次に、請求項2に記載の装置にあっては、伝達手段によ
って第1回転カッターの回転駆動力を第2回転カッター
に伝達し、これら第1.$2回転カッターを同一の周速
度で回転させるようにしている。ここで、第1回転カッ
ターは第2回転カッターより幅方向内側に位置している
ため、補強コードが埋設された部分のゴムシートに常に
接触しており、この結果、第1回転カッターはゴムシー
トから駆動力を受けてゴムシートの走行速度とほぼ同一
の周速度で回転しているが、第2回転カッターは軟弱な
耳ゴムに接触しているので、回転駆動力を受けて回転し
ても、その周速度はゴムシートの走行速度より遅いので
ある。このため、前述のように構成して第1、第2回転
カッターの周速度とゴムシートの走行速度とをほぼ同一
速度にし、トリミング時における第2回転カッターとゴ
ムシートとの相対滑りを可及的に減少させてトリミング
面を良好で平滑にしているのである。
さらに、請求項3に記載の装置にあっては、第2回転カ
ッターを傾斜させてトーインを付与しているので、第2
回転カッターは常にゴムシートの幅方向中央に向かって
喰い込んでいこうとする。
しかし、通常この移動は最外側補強コードによって阻止
されているが、補強コードが第2回転カッターから離隔
するようゴムシートが蛇行すると、前記作用により第1
.第2回転カッターおよび支持体は急速に幅方向内側へ
移動し、蛇行に対する追従性が向上する。
1崖1 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1.2.3図において、 lは内部にすだれ状に織ら
れた補強コード2が埋設されたゴムシートでアリ、この
ゴムシート 1は図示していないロールから巻出され矢
印Aに沿ってその長手方向に走行している。このゴムシ
ート 1は前記補強コード2にゴム3をコーティングす
ることにより構成されており、その幅方向両側端部には
ゴムのみからなる耳ゴム4が前記コーティング作業の都
合1生じている。8.7はゴムシート 1の走行経路上
に設けられた一対の張力付与ローラであり、ローラ 6
はローラ 7よりゴムシート lの流れ方向上流側に配
置されている。これらローラ 6、7は図示していない
モータに連結され、ローラ8はローラフの周速度より一
定割合だけ遅い周速度で回転するよう駆動されている。
そして、これらローラ 6,7には前記ゴムシート 1
が接触しており、この結果、ローラθ、7間のゴムシー
)1には一定の張力が常に付与される。ローラ 8、7
間でゴムシート 1の一面側にはゴムシート 1の幅方
向に延びる支持ビーム11が設けられ、この支持ビーム
11のゴムシート lに対向する対向面には支持ビーム
11に沿って延びる案内レール12が取付けられている
。13は前記耳ゴム4をトリミングするトリミング機構
であり、このトリミング機構13はゴムシート lの幅
方向−側端部に設けられたもののみ図示しているが、ゴ
ムシート 1の幅方向他端端部にも存在している。各ト
リミング機構13は移動台14を有し、この移動台14
には前記案内レール12を両側から挟持する複数の案内
ローラ15が回転可能に支持されている。この結果、移
動台14は案内レール12に沿ってゴムシート 1の幅
方向に移動することができる。移動台14のゴムシート
 lに対向する対向面には移動台14に直交するブラケ
ット18が取付けられ、このブラケット1Bの基端部に
はゴムシート lの一面側において支持ビーム11と平
行に延びる支持軸17がナツト18により着脱可能に取
付けられ、また、ブラケット16の先端部にはゴムシー
ト lの他面側において支持軸17と平行に延びる支持
軸19がナツト20により着脱可能に取付けられている
。前述した移動台14、案内ローラ15゜ブラケット1
8、支持軸17.19は全体として、ゴムシート 1の
幅方向−側端部を囲むよう設けられゴムシー)1の幅方
向に移動可能な支持体21を構成する。前記支持軸17
には軸受28を介して中間リング27および外歯車28
が回転可能に支持され、これら中間リング27と外歯車
28とは図示していないボルトによって互いに連結され
ている。中間リング27の軸方向内端にはゴムシートl
の幅方向中央に向かって先細りとなった外周が截頭円錐
形の円錐体28が固定され、また、この円錐体28の軸
方向外端面には軸方向長さが円錐体29の軸方向長さよ
り大幅に短く外周が円筒形をしたリング体30が固定さ
れている。そして、このリング体30と中間リング27
との間にはトリミングされた耳ゴム 4の詰り防止のた
め環状空間31が形成されている。前述した円錐体29
.リング体30は全体として、ゴムシートlの一面側に
おいて支持体21に回転可能に支持され、ゴムシート 
lの幅方向中央に向かって先細りとなった截頭円錐状の
第1回転カッター32を構成する。そして、この第1回
転カッター32はゴムシート 1の一面に転がり接触す
るが、ゴムシートlとの接触部位はその軸方向外端部の
狭い望域。
詳しくはリング体30の外周より僅かに広い程度である
ため、これらの間の摩擦抵抗は小さく、第1回転カッタ
ー32とゴムシート lとはゴムシートlの幅方向に容
易に相対移動することができる。しかしながら、少なく
ともリング体30の外周がゴムシート lに接触してい
るため、この第1回転カッター32はゴムシート 1か
ら回転駆動力を受けてゴムシートlの走行速度とほぼ等
しい周速度で回転することができる。一方、支持軸19
には軸受38を介して中間リング37および外歯車38
が回転可能に支持され、これら中間リング37と外歯車
3Bとは図示していないボルトによって互いに連結され
ている。この中間リング37の軸方向内端には受はリン
グ35がスナップリング39により取付けられ、この受
はリング35には止めリング40によって肉厚の薄い円
板状をした第2回転カッター41が取付けられている。
この結果、第2回転カッター41はゴムシート lの他
面側において支持体21に回転可能に支持されているこ
とになる。そして、この第2回転カッター41はその半
径方向外端部が第1回転カッター32の軸方向外端でそ
の半径方向外端部と部分的に重なり合いながら接触して
おり、この結果、これら第1.第2回転カッター32.
41間をゴムシート lが通過すると、これら第1.第
2回転カッター32.41は回転しながらこれらの接触
部においてゴムシート lを切断する。なお、42は第
2回転カッター41と受はリング35との間に介装され
たコイルスプリングであり、このコイルスプリング42
は第2回転カッター41を第3図に示すように半径方向
外側に向かうに従いゴムシー)1の幅方向中央に接近す
るよう傾斜させる。前記外歯車28および外歯車38は
互いに噛み合い、第1回転カッター32の回転駆動力を
第2回転カッター41に伝達して、これら第1、第2回
転カッター32.41を同一の周速度で回転させる。前
述した外歯車2日、38は全体として、第1回転カッタ
ー32と第2回転カッター41との間に設けられた伝達
手段46を構成する。前記移動台14に対するブラケッ
ト18の取付けは、第4図に示すように2個のボ)し)
51.52によって行なわれているが、ボルト52が挿
入されるブラケット16に形成された孔はポル)51を
曲率中心とする弧状孔53である。この結果、ブラケッ
ト1Bはボルト51を中心として揺動可能であり、この
実施例では、第2回転カッター41がゴムシート 1の
上流側に向かうに従いゴムシートlの幅方向中央に接近
するよう傾斜させた状態で、ブラケット16を移動台1
4に取付けている。これにより、第2回転カッター41
はゴムシート lの走行方向に対して内側に角度Bだけ
傾斜し、トーインが付与されている。再び第2図におい
て、前記支持ビーム11の両端にはそれぞれ押圧手段と
しての流体シリンダ56が取付けられ、各流体シリンダ
56のピストンロッド57の先端には移動台14の幅方
向外端に当接する押圧ブロック58が固定されている。
そして、この流体シリンダ56は、一定圧の流体が内部
に供給されることで、支持体21をゴムシート 1の幅
方向中央に向かって一定力で押圧するが、この押圧力は
第2回転カッター41を最外側補強コード2から僅かに
幅方向外側に離れた位置に保持させる程度の大きさで、
補強コード2に乱れを与えるほど大きくはない。
次に、この発明の一実施例の作用について説明する。
今、ゴムシート 1がロールから巻出され矢印Aに沿っ
て長平方向に走行しているとする。このとき、ゴムシー
ト lに接触しているローラ 8の周速度はローラフの
周速度より一定割合だけ遅いため、ローラ 8とローラ
7との間のゴムシートlには一定の張力が常に付与され
ている。そして、この張力が付与されている部位のゴム
シート lは、第1、第2回転カッター32.41間を
通過しているが、前述のように第1、第2回転カッター
32.41は部分的に重なり合いながら接触しているた
め、ゴムシー)1の耳ゴム4は前記第1、第2カツター
32.4!の接触部においてトリミングされる。
このトリミング時、流体シリンダ56が支持体21をゴ
ムシー)1の幅方向中央に向かうよう一定力で押圧して
いるため、第2回転カッター41は第5図に示すように
最外側補強コード2から僅かに幅方向外側に離れた位置
を常に保持することができ。
この結果、残存耳ゴム量りが均一となる。また。
このとき、第1回転カッター32は少なくともリング体
30が補強コード2が埋設された剛性の高いゴムシート
lの一面に接触しているため、ゴムシート lから回転
駆動力を受けてゴムシート lの走行速度とほぼ等しい
周速度で回転する。一方、第2回転カッター41はトリ
ミング中の軟弱な耳ゴム 4に接触しているため、ゴム
シート !から回転駆動力を受けてもその周速度はゴム
シート 1の走行速度より遅くなるが、この実施例では
外歯車28.38を介して第1回転カッター32の回転
駆動力を第2回転カッター41に伝達し、これら第1.
第2カッター32.41をゴムシート 1の走行速度と
ほぼ等しい同一の周速度で回転させるようにしている。
これにより、トリミング時おける第2回転カッター41
とゴムシート lとの相対滑りを可及的に減少させるこ
とができ、トリミング面を平滑で良好とすることができ
る。
次に、このようなトリミング中にゴムシートlが蛇行す
ると、以下のように作動する0例えば、補強コード2が
第2回転カッター41から離隔するよう、即ち第3図に
おいて左側へゴムシート 1が蛇行すると、第2回転カ
ッター41の幅方向内側への移動を規制していた補強コ
ード2が該第2回転カッター41から退避するため、第
1.第2カッター32.41および支持体21は流体シ
リンダ5Bに押圧されてゴムシート lの幅方向内側へ
移動し、前記蛇行に追従する。このとき、第1回転カッ
ター32はゴムシート 1の幅方向中央に向かって先細
りとなった截頭円錐状を呈しているため、該第1回転カ
ッター32とゴムシー)1との接触部位が第1回転カッ
ター32の軸方向外端部、詳しくはリング体30の外周
程度に限定され、この結果、第1回転カッター32とゴ
ムシート 1との摩擦抵抗が小さくなる。しかも、第1
、第2回転カッター32.41は同一の支持体21に支
持され一体的に移動するため、両回転カッター32.4
1間士の相対移動による摩擦抵抗は存在しない、このよ
うな理由から、いずれの方向への蛇行に対しても第1、
第2回転カッター32.41は容易に追従移動し、蛇行
への追従性が良好となって残存耳ゴム量りのばらつきが
減少する。このとき、第2回転カッター41は前述のよ
うに傾斜してトーインが付与されているので、トリミン
グ時、常にゴムシート lの幅方向中央に向かって喰い
込んでいこうとしており、これにより、ゴムシート l
が前述のように蛇行すると、支持体21、第1、第2カ
ツター32.41は急速に幅方向内側へ移動し、蛇行に
対する追従性がさらに向上する。しかも、このような蛇
行に追従するためにサーボシステム、検出センサ等は不
要で、構造が簡単になるとともに製作費も安価とするこ
とができる。
一方、トリミング中に、補強コード2が第2回転カッタ
ー41に接近するようゴムシー)1が蛇行すると、最外
側補強コード2によって第2回転カッター41が幅方向
外側に向かう押圧力を受ける。この結果、第1.第2カ
ツター32.41および支持体21は一体となって、流
体シリンダ56の一定力に対抗しながらゴムシート 1
の幅方向外側に移動し、前記、ゴムシート 1の蛇行に
追従する。この際、前述した理由および第2回転カッタ
ー41の移動時排除するものがトリミング中の軟弱な耳
ゴム4であるという理由から、第1.第2回転カッター
32.41および支持体21は蛇行に追従して容易に移
動することができる。このようにゴムシートlがいずれ
の方向に蛇行した場合でも、第1、第2カツター32.
41はこの蛇行に急速かつ正確に追従するため、残存耳
ゴム量りのばらつきが格段に減少するのである。
そして、従来技術およびこの発明をそれぞれ実施して耳
ゴムをトリミングした後100個のサンプルをそれぞれ
取出し、各サンプルの残存耳ゴム量りを測定して残存耳
ゴム量りの平均量Xおよび標準偏差σを求めたところ、
従来技術ではXおよびσがそれぞれ0.53および0.
33であったが、この発明ではXおよびσがそれぞれ0
.19および0.14であり、この発明を用いればばら
つきが格段に減少することが理解できる。
なお、前述の実施例においては、押圧手段として流体シ
リンダ5Bを用いたが、この発明ではウェイト、スプリ
ング等を用いてもよい、また、前述の実施例においては
、伝達手段として外歯車28、38を用いたが、この発
明においてはブーりおよびタイミングベルトを用いても
よい。
色五立識」 以上説明したように、この発明によれば、残存耳ゴム量
のばらつきを小さくすることができるとともに、装置の
構造を簡単かつ安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す正面断面−図、第2
図は第1図のI−I矢視断面図、第3図は第2回転カッ
ター近傍の拡大断面図、第4図は第2図の■−■矢視図
、第5図はトリミング後のゴムシートの幅方向側端部を
示す断面図である。 1・・・ゴムシート     2・・・補強コード4・
・・耳ゴム      21・・・支持体32・・・第
1@転カツター 41・・・#!2回転カッター46・
・・伝達手゛段     56・・・押圧手段特許出願
人  株式会社ブリデストン 代理人  弁理士  多 1)敏 雄 第2図 46・・伝達手段  56・・・押圧手段第4図 第5図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部に補強コードが埋設されたゴムシートの幅方
    向側端部に存在する耳ゴムを、ゴムシートを長手方向に
    走行させながらトリミングするゴムシートのトリミング
    装置であって、ゴムシートの幅方向側端部を囲むよう設
    けられ、ゴムシートの幅方向に移動可能な支持体と、ゴ
    ムシートの一面側において支持体に回転可能に支持され
    、ゴムシートの幅方向中央に向かって先細りとなった截
    頭円錐状の第1回転カッターと、ゴムシートの他面側に
    おいて支持体に回転可能に支持され、第1回転カッター
    の軸方向外端に部分的に重なり合いながら接触している
    円板状の第2回転カッターと、前記支持体をゴムシート
    の幅方向中央に向かって一定力で押圧する押圧手段と、
    を備え、トリミング時にはゴムシートを回転する第1、
    第2回転カッター間を通過させるようにしたことを特徴
    とするゴムシートのトリミング装置。
  2. (2)前記第1回転カッターと第2回転カッターとの間
    に第1回転カッターの回転駆動力を第2回転カッターに
    伝達する伝達手段を設け、これら第1、第2回転カッタ
    ーを同一の周速度で回転させるようにした請求項1記載
    のゴムシートのトリミング装置。
  3. (3)前記第2回転カッターをゴムシートの上流側に向
    かうに従いゴムシートの幅方向中央に接近するよう傾斜
    させ、該第2回転カッターにトーインを付与した請求項
    1記載のゴムシートのトリミング装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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