JPH01274375A - 電気温風機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、温風電力切り換え制御に半導体電力制御素子
を用いた電気温風機の制御装置に関するものである。

従来の技術 近年、電気温風機の発熱体として、クリーンで、コンパ
クトな発熱体としてセラミックヒータが多く利用される
ようになってきた。

以下に従来の電気温風機の制御装置について説明する。

従来、この種の電気温風機の制御装置は第６図に示すよ
うな構成であった。すなわち、運転制御する電源スイッ
チ２を閉じると、商用電源１が印加され、ファンモータ
４に通電されると同時に、制御回路６がリレー接点６を
閉じて、セラミックヒータ３に通電されるものであった
。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上動従来の構成では、第６図に示すよう
にセラミックヒータ３の特性から通電開始時の突入電流
！ｐ。ａｋが定常電流Ｉｎの約３倍にも達するので、電
路の開閉に係るスイッチ接点あるいは半導体スイッチに
ｌＷｔ電流容量の大きなものを使用する必要があり、そ
れらの部品コストが高くなるという課題を有していた。

本発明は上記従来の課題を解決するものでセラミックヒ
ータ３のピーク電流を低減して、謝電流容量の小さな部
品を使用して、低コストで製造できる電気温風機の制御
装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の電気温風機の制御装
置は、商用電源入力を制御する電源スイッチと、この商
用電源とそれぞれ並列接続するファンモータ、論理回路
およびセラミックヒータと、このセラミックヒータと直
列接続する半導体スイッチと、前記セラミックヒータと
前記半導体スイッチの間から分岐して、前記半導体スイ
ッチと並列に接続するダイオードと、前記論理回路の出
力側と、前記半導体スイッチの制御端子に接続する制御
線を有し、前記電源スイッチを閉じてから数４−秒後に
、前記論理回路が前記半導体スイッチを導通する構成を
有している。

作　　用 この構成によって負荷通電開始時の短時間だけ半波通電
するとセラミックヒータの抵抗の接点をこえ、その後全
波通電をすると低いピーク電流値を生じることとなる。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第１図は本発明の一実施例における電気温風機の制御装
置の構成図を示すものである。ここで従来例と同一の構
成部品は同一番号を付して詳しい説明は省略する。すな
わち、半導体スイッチ９は、セラミックヒータ３と直列
接続され、論理回路７の出力端子と、半導体スイッチ９
の制御端子が制御線１２で接続されている。また、半導
体スイッチ９とセラミックヒータ３の間から分岐してダ
イオード８．抵抗１０．１１が接続され、そのあと半導
体スイッチ９が接続している電源線と接続する構成とな
っている。

以上のように構成された本実施例の温風機制御装置につ
いて以下その動作を説明する。

まず、電源スイッチ２を閉じると、この時点では論理回
路７は半導体スイッチ９に駆動信号は出さないが、ダイ
オード８．抵抗１０゜１１の働きで半導体スイッチ９に
半波導通がおこなわれる。

その後ｔｄ秒遅れて論理回路７よシ半導体スイッチ９に
駆動信号を発生し全波導通となる。このときセラミック
ヒータ３の両端電位Ｖと、負荷電流　Ｉの時間変化は第
２図に示すようになシ、最初のｔｄ秒間では電流ピーク
値は現われず、電流ピーク値工　　　は全波導通した後
に発生する。

ｅａｋ また、第３図で示すように遅れ時間ｔｄを長くすると’
ｄ、の場合よシ’ｄ２　（ｔｄｌ　＜　ｔｄ２　）の場
合はさらに工ｐ。ａｋは低減する。

上記現象を集約して遅れ時間ｔ、ｄと電流ピーク値Ｉｐ
ｅａｋ劣の関係を示すと第４図のようになる。

すなわち遅れ時間ｔｄにおける電流ピーク値を！ｐｅａ
ｋ　（ｔｄ）とし、定数をＡとすると、という関数が成
り立つ。ここでＩ　　　（ｏ）。

ｅａｋ 工ｐ。ａｋ（ω）の実測値を代入すると、■ｐｅａｋ　
（ｏ）　／　工ｐｅａｌｃ　（”　）　”　２．８８シ
タがッテ、Ａ　＃　１８０７７、５　　となり、この場
合は、ｔｄ＃　２２．５　（ＳＫ　）でほぼ安定状態と
なり、大きな電流の増減は表われなくなる。

以上のように本実施例によれば、セラミックヒータへの
通電を電源スイッチ投入時は半波通電し、ある時間遅ら
せて全波通電することによシ、ピーク電流を低減し、電
流負荷容量の小さな部品を使用することができ、部品コ
ストを低減することができる。

なお、本実施例では半導体スイッチで行なったが、リレ
ーのコモン接点端子とメイク接点端子との間にダイオー
ドを挿入したもので、リレー駆動を遅らせるような構成
としてもよい。

発明の効果 以上の実施例の説明よシ明らかなように、本発明によれ
ばセラミックヒータへの通電を、電源投入時には半波通
電を行ない、その後数十秒後に全波通電をしたことによ
り、セラミックヒータ特有の突入電流値を大幅に低減し
、スイッチや半導体素子などに電流負荷容量の小さな部
品を使用でき、製造コストを低減できるという効果の得
られる優れた電気温風機の制御装置を実現するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の電気温風機の制御装置の回
路図、第２図は同セラミックヒータの入力電圧と電流値
の時間変化を示す波形図、第３図は同セラミックヒータ
への半波入力時間と電流ピーク値の関係を示す波形図、
第４図は第３図の電流ピーク値の傾向を示す特性図、第
６図は従来の電気温風機の制御装置の回路図、第６図は
同電流ピーク値を示す波形図である。 １・・・・・・商用電源、２・・・・・・電源スイッチ
、３・・・・・・セラミックヒータ、４・・・・・・フ
ァンモ〜り、７・・・・・・論理回路、８・・・・・・
ダイオード、９・・・・・・半導体スイッチ、１２・・
・・・・制御線。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｆ＝
−＠用（３原 ２−・−膚一原スづツテ ７−・−４ト！回路 ８−−一タ”イラ「−Ｙ。 ９−−一亨墳４本ズトＶチ １２−・−剃ｑｔｒｐ線 憾 一４０′、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 商用電源入力を制御する電源スイッチと、この商用電源
   とそれぞれ並列接続するファンモータ、論理回路および
   セラミックヒータとを備え、前記セラミックヒータと直
   列に半導体スイッチを接続するとともに前記半導体スイ
   ッチに並列にダイオードを接続し、前記電源スイッチ投
   入時に前記ダイオードを介してセラミックヒータに半波
   通電をしたのち、前記論理回路が前記半導体スイッチを
   制御して完全導通するようにしてなる電気温風機の制御
   装置。