JPH01273088A - Ｃｒｔモニタの入力インピーダンス切替装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、コンピュータなどの映像端末器として使用さ
れるＣＲＴモニタの入力インピーダンス切替装置に関す
る。

［従来の技術］ 近時コンピュータの普及に伴い、　１台のコンピュータ
で複数のＣＲＴモニタに映像を映し出すケ−スが多くな
っている。

通常ＣＲＴモニタの映像信号入力端子の入力インピーダ
ンスは非常に高いため、ＣＲＴモニタに入力する映像信
号電圧レベルを規定値内に維持する必要があり、ＣＲＴ
モニタの入力インピーダンスをローインピーダンスとハ
イインピーダンスに切替えるインピーダンス切替スイッ
チが各ＣＲＴモニタに設けられている。

第４図はこのようなＣＲＴモニタ１０１内部の説明図で
あり、映像信号入力端子ＩＮと映像信号出力端子○ＵＴ
間が内部で直接接続されており、この映像信号はＣＲＴ
モニタ内部に信号を送るとともに、インピーダンス切替
スイッチＳＷを介し整合抵抗Ｒて接地される構成となっ
ている。

第５図は、このようなＣＲＴモニタ１０１を複数台接続
した状態を示す図で、映像信号発生回路１００（コンピ
ュータなと）から信号線ｌを通じて１台目のＣＲＴモニ
タ１０１の入力端子ＩＮに接続され、そのＣＲＴモニタ
１０１の出力端子ＯＵＴから２台目のＣＲＴモニタ１０
１０入力端子ＩＮに接続する、というように順次接続す
る。このように複数台のＣＲＴモニタ１０１を接続した
状態で、いずれか１台のインピーダンス切替スイッチを
ローインピーダンス側に切替えることにより、映像信号
発生回路１００側とのインピーダンス整合をとり、映像
信号電圧レベルな適正な値に調整している。

第６図は、上記のようにＣＲＴモニタを複数台接続した
場合の映像信号レベルの変動を説明する図である。図に
おいて、１００はコンピュータなどの映像信号発生回路
であり、その信号源インピーダンスはＲ９である。一方
１０１は複数台接続されたＣＲＴモニタであり、各ＣＲ
Ｔモニタ１０１には映像信号切替スイッチＳＷおよび整
合抵抗Ｒが設けられている。通常信号源インピーダンス
Ｒ５とＣＲＴモニタの整合抵抗Ｒは同一の値に設定され
ているので、複数台接続されたＣＲＴモニタ１０１の内
のいずれか１台のＣＲＴモニタ１０１のインピーダンス
切替スイッチＳＷをローインピーダンス側に切替えて、
映像信号ラインｌを整合抵抗Ｒを通して接地することに
より、信号源である映像信号発生回路１００から送られ
る映像信号電圧が信号源インピーダンスＲ５とＣＲＴモ
ニタ１０１群の負荷インピーダンスＲとて分圧して適正
な電圧レベルを得る。もし、２台以上のＣＲＴモニタの
インピーダンス切替スイッチＳＷをローインピーダンス
側にすれば、映像信号電圧レベルが低くなりすぎ、逆に
いずれのＣＲＴモニタもハイインピーダンス側にすれば
映像信号電圧レベルが高くなりすぎることになる。

しかしながら、このように各ＣＲＴモニタのインピーダ
ンス切替スイッチを手動で切替設定する場合では、複数
台接続されたＣＲＴモニタのスイッチを逐次確認する必
要が有り、更にいずれかのＣＲＴモニタ１０１を取り外
したりあるいは別に増設する場合などては、すべてのＣ
ＲＴモニタのインピーダンス切替スイッチを確認してか
ら、増設したＣＲＴモニタ１０１のインピーダンス切替
スイッチを操作する必要があり、作業が大がかりになる
。加えてインピーダンス切替スイッチはＣＲＴモニタの
後面に設けられている場合が多く、またＣＲＴモニタ装
置は通常窓面や壁面に据置されている場合が多く、支障
を来している。

［発明が解決しようとする課題］ 上記問題点を解消するために提案される本発明は、ＣＲ
Ｔモニタの追加設置する場合などに、ＣＲＴモニタのイ
ンピーダンス切替設定を自動的に行うことにより、煩雑
な設定を解消することを目的としている。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために提案される本発明は、コンピ
ュータなどから出力される映像信号を受けて、映像をＣ
ＲＴに映し出すＣＲＴモニタに接続して使用される入力
インピーダンス切替装置であって、上記映像信号を入力
する映像信号入力端子と、上記映像信号入力端子から入
力された映像信号を直接外部へ出力するための出力端子
とを有し、上記映像信号の上限レベルを検出してセット
信号を出力するコンパレータと、上記映像信号のレベル
が規定値以上である場合に駆動パルスを出力する信号レ
ベル監視回路と、上記信号レベル監視回路からの駆動パ
ルスが所定の時間を越えて入力されない場合にリセット
信号を出力するりトリガブルシングルショット回路と、
接点切替手段により制御される切替接点に直列に接続さ
れて、その直列接続された一端を映像信号線に、他端を
接地された整合抵抗とを備え、上記映像信号レベルが規
定値を越えた場合には、上記コンパレータから出力され
るセット信号により上記切替接点を閉じる一方、上記映
像信号レベルが規定値を下まわったときには、上記信号
レベル監視回路からの駆動パルスの出力が停止すること
により、上記リトリガブルシングルショット回路からリ
セット信号を出力して上記切替接点を開く構成となされ
ている。

［作用］ 本発明の入力インピーダンス切替装置では、映像信号レ
ベルの上限をコンパレータで検出する一方、下限を信号
レベル監視回路で常に監視しており、 映像信号レベルが上ドＲを越えた場合には、上記コンパ
レータによりセット信号を接点切替手段に送って切替接
点を閉じることにより、整合抵抗を映像信号線と接地間
に接続して、映像信号発生回路との整合をとり、そのレ
ベルを適切な値にする。

また、映像信号レベルが下限を下回ったときには、上記
信号レベル監視回路から出力されている駆動信号が停止
することにより、リトリガブルシングルショット回路か
ら上記接点切替手段にリセット信号が送られて、上記切
替接点が開状態となり、映像信号線と接地間に接続され
ている整合抵抗が切り放されて映像信号レベルが適切な
値に戻る。

［実施例コ 第１図は、本発明の実施例を示すブロック図である。図
において、Ａは入力インピーダンス切替装置であり、映
像信号入力端子ＴＩと映像信号出力端子ＴＯを備えてい
る。更にその内部には電源電圧Ｖｃｃを抵抗Ｒ１，Ｒ２
で分圧して設定される上限電圧ＶＨにより動作するコン
パレータＣＭＰと、下限電圧ＶＬ（不図示）を判別レベ
ルとしており、映像信号電圧レベルが下限電圧ＶＬを下
回ったときには、一定周期で出力される駆動信号の出力
を停止する信号レベル監視回路１と、この信号レベル監
視回路からの駆動信号が一定周期で入力されておれば出
力ぜず、駆動信号が停止するとリセット信号を出力する
リトリガブルシングルショット回路３と、上記コンパレ
ータＣＭＰからのセット信号で切替接点ＳＷを閉した状
態に保持し、逆にリトリガブルシングルショット回路３
のリセット信号により上記切替接点ＳＷを開いた状態に
保持するラッチングリレーで構成された接点切替手段か
らなり、上記切替接点は一端を映像信号線に接続され、
他端を整合抵抗ＲＯを通じて接地された構成とされてい
る。

次に、図に従ってその動作を説明する。

映像信号入力端子ＴＩを通じて送られる映像信号はｒ　
ＨＪレベルと「Ｌ」レベルのデジタル信号である。

コンパレータＣＭＰは、映像信号電圧が上限電圧Ｖ　Ｈ
を越えるとセット信号を出力して接点切替手段３により
切替接点３ａを閉じて映像信号ライン１１を整合抵抗Ｒ
を通じて接地する。

一方、信号レベル監視回路２は、映像信号電圧が下限電
圧ＶＬを下回ると、それまで一定周期で出力していた駆
動信号の出力を停止するように動作し、逆に映像信号電
圧がＶＬを越えれば再び一定周期で駆動信号を出力する
。従ってリトリガブルシングルショット回路３はこの駆
動信号が一定周期で人力されておればリセット信号は出
力されないが、駆動信号が一定期間入力されない場合に
はリセット信号を出力して接点切替手段３により切替接
点３ａを開いて映像信号ラインｌの整合抵抗ＲＯによる
接地を切り放して映像信号電圧レベルを上げるように動
作する。

つまり、映像信号の電圧レベルが常に上限Ｖ　Ｈと下限
ＶＬの間で自動的に維持されるため、各ＣＲＴモニタに
は適切な映像信号が伝送されることになる。

尚、上記実施例では、接点切替手段としてラッチングリ
レーを使用して切替接点により整合抵抗ＲＯを接面する
例を挙げているが、これ以外にトランジスタ、ＦＥＴ、
アナログスイッチなどを用いて構成することも可能であ
る。

第２図および第３図により、本発明の人力インピーダン
ス切替装置の接続例およびその具体的な動作を説明する
。

第３図において映像信号発生回路Ｂから信号線ｌて第一
のＣＲＴモニタＣＲＴＩの入力端子ＩＮに接続され、そ
の出力端子ＯＵＴから信号線ｐて入力インピーダンス切
替装置Ａの映像信号入力端子ＴＩに、更にその出力端子
Ｔｏから第２のＣＲＴモニタＣＲＴ２の入力端子ＩＮと
いうように接続されている。

そして第３のＣＲＴモニタのインピーダンス切替スイッ
チかローインピーダンス側に切替えられている状態を示
している。

第３図を参照して説明すると、通常はＣＲＴモニタＣＲ
Ｔ３の整合抵抗Ｒにより映像信号電圧レベルはＶａの適
正レベルであり、人力インピーダンス切替え装置Ａはそ
の切替接点３ａを開状態にしている。

時間ｔ１においてＣＲＴモニタＣＲＴ３の接続を切り放
すと、整合抵抗Ｒによる接地がなくなるため映像信号電
圧レベルはｖｂまで上昇する。この電圧ｖｂにより入力
インピーダンス切替装置ＡのコンパレータＣＭＰが接点
切替手段３にセット信号を送り切替接点３ａが閉して映
像信号ライン１１と接地間に整合抵抗ＲＯが挿入され、
時間ｔ２において映像信号電圧レベルがＶａに戻る。

次に、時間ｔ３において再び上記ＣＲＴモニタＣＲＴ３
を接続すると、ＣＲＴモニタＣＲＴ３の整合抵抗Ｒと入
力インピーダンス切替装置の整合抵抗ＲＯが映像信号ラ
インと接地間に挿入されることになり、映像信号電圧レ
ベルがＶＬとなるのでインピーダンス切替装置Ａの信号
監視回路１からの駆動信号が停止し、リトリガブルシン
グルショット回路２からは時間ｔ４においてリセット信
号が接点切替手段３に出力され、切替接点３ａが開状態
となって整合抵抗ＲＯが切り放されて映像信号電圧レベ
ルは適正値のＶａに戻ることになる。

ｌｌ− つ）Ｌす、本発明のインピーダンス切替装置Ａを使用す
れば、　ＣＲＴ　”しご夕装置ＣＲＴｌ　・　・・のイ
ンピーダンス切替スイッチを常にハイインピーダンス側
に設定しておけば、増設されたＣＲＴモニタＣＲＴｎの
インピーダンス切替スイッチがローインピーダンス側に
なっている場合でも自動的に適正な映像信号レベルに調
整されることになる。

［発明の効果］ 本発明により、ＣＲＴモニタの追加設置などの場合に、
ＣＲＴモニタのインピーダンス切替設定を自動的に行う
ことができ、煩雑な設定操作が解消される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の内部構成を示すブロック図、第２図は
その使用例を示す図、第３図はその動作を示す説明図、
第４図は従来のＣＲＴモニタのインピーダンス切替手段
を示す説明図、第５図はＣＲＴモニタの接続例図、第６
図はＣＲＴモニタのインピーダンス整合原理の説明図で
ある。 ［符号の説明］ ＣＲＴ　１〜ＣＲＴ３・・・ＣＲＴモニタＡ・・・人力
インピーダンス切替装置 Ｂ・・・映像信号発生回路 ＴＩ・・・映像信号入力端子 ＴＯ・・・映像信号出力端子 ＣＭＰ・・・コンパレータ ト・・信号レベル監視回路 ２・・・リトリガブルシングルショット回路３・・・接
点切替手段 ３ａ・・・切替接点 ＲＯ・・・整合抵抗 β１・・・映像信号線

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）コンピュータなどから出力される映像信号を受けて
   、映像をＣＲＴに映し出すＣＲＴモニタに接続して使用
   される入力インピーダンス切替装置であって、 上記映像信号を入力する映像信号入力端子と、上記映像
   信号入力端子から入力された映像信号を直接外部へ出力
   するための出力端子とを有し、上記映像信号の上限レベ
   ルを検出してセット信号を出力するコンパレータと、 上記映像信号のレベルが規定値以上である場合に一定の
   周期で駆動パルスを出力する信号レベル監視回路と、 上記信号レベル監視回路からの駆動パルスが所定の時間
   を越えて入力されない場合にリセット信号を出力するリ
   トリガブルシングルショット回路と、 接点切替手段により制御される切替接点に直列に接続さ
   れて、その直列接続された一端を映像信号線に、他端を
   接地された整合抵抗とを備え、上記映像信号レベルが規
   定値を越えた場合には、上記コンパレータから出力され
   るセット信号により上記切替接点を閉じる一方、上記映
   像信号レベルが規定値を下まわったときには、上記信号
   レベル監視回路からの駆動パルスの出力が停止すること
   により、上記リトリガブルシングルショット回路からリ
   セット信号を出力して上記切替接点を開く構成にされた
   ことを特徴とする、ＣＲＴモニタの入力インピーダンス
   切替装置。