JPH01270919A - 透過性の孔を持つ薄肉成型品の製造方法 - Google Patents
透過性の孔を持つ薄肉成型品の製造方法Info
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- JPH01270919A JPH01270919A JP10158688A JP10158688A JPH01270919A JP H01270919 A JPH01270919 A JP H01270919A JP 10158688 A JP10158688 A JP 10158688A JP 10158688 A JP10158688 A JP 10158688A JP H01270919 A JPH01270919 A JP H01270919A
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Landscapes
- Filtering Materials (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、表面に透過性の孔を複数持つ薄肉成型品の製
造方法に関する。
造方法に関する。
[従来の技術]
透過性の孔を複数持った金属、セラミック等は、液体ま
たは気体中から不純物を除去する濾過エレメントまたは
清浄フィルタ等として、一般機械、化学プラント、石油
プラント、食品機械、その他の各種工業分野で広く利用
されている。
たは気体中から不純物を除去する濾過エレメントまたは
清浄フィルタ等として、一般機械、化学プラント、石油
プラント、食品機械、その他の各種工業分野で広く利用
されている。
この透過性の孔を複数持った金属やセラミック等は、従
来、金属やセラミック等の粉末を所定形状に加圧成型し
た後、高温炉内に入れて焼結(7て製造している。
来、金属やセラミック等の粉末を所定形状に加圧成型し
た後、高温炉内に入れて焼結(7て製造している。
そして、」二足粉末の加圧成型には、従来、プレスモー
ルドによる成型法、マンドレル成型法、圧延成型法が用
いられる。
ルドによる成型法、マンドレル成型法、圧延成型法が用
いられる。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記プレスモールドによる成型法、マン
ドレル成型法、圧延成型法は、いずれも複雑かつ大掛か
りな金型や機械装置を必要とした。
ドレル成型法、圧延成型法は、いずれも複雑かつ大掛か
りな金型や機械装置を必要とした。
またそれとともに、上記加圧成型した金属やセラミック
等の粉末を高温炉内に入れて、該粉末を焼結して形成す
る金属やセラミ・ツク等を所定密度の透過性の孔を持っ
た濾過エレメントや清浄フィルタに形成するのには、多
大な手数と熟練を要した。
等の粉末を高温炉内に入れて、該粉末を焼結して形成す
る金属やセラミ・ツク等を所定密度の透過性の孔を持っ
た濾過エレメントや清浄フィルタに形成するのには、多
大な手数と熟練を要した。
そこで、本発明者は、鋭意研究の結果、複雑かつ大掛か
りな金型や機械装置を用いずに、溶射技術を用いて、得
ようとするモデルに忠実な透過性の孔を所定密度で持つ
薄肉成型品を熟練を要さずに容易に成型できる製造方法
を開発した。
りな金型や機械装置を用いずに、溶射技術を用いて、得
ようとするモデルに忠実な透過性の孔を所定密度で持つ
薄肉成型品を熟練を要さずに容易に成型できる製造方法
を開発した。
即ち、本発明の口約は、透過性の孔を所定密度で持つ薄
肉成型品を容易かつ的確に製造できる、透過性の孔を持
つ薄肉成型品の製造方法を提供することにある。
肉成型品を容易かつ的確に製造できる、透過性の孔を持
つ薄肉成型品の製造方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
」二足目的を達成するために、本発明の透過性の孔を持
つ薄肉成型品の製造方法は、第1図ないし第6図にその
例を示したように、表面1aが形成する薄肉成型品表面
2aと正反対の形状をした母材モデルlを形成するとと
もに、母材モデル表面1aに孔3形成用の突起4を備え
、この母材モデル表面1aと上記突起4周囲に亙り溶射
材5を、溶射材5上方に上記突起4」二部を突出させて
膜状または層状に溶射して、溶射材5を母材モデル表面
1aで冷却固化させた後、溶射材5を上記母材モデル表
面1aと突起4周囲から離型することを特徴とする。
つ薄肉成型品の製造方法は、第1図ないし第6図にその
例を示したように、表面1aが形成する薄肉成型品表面
2aと正反対の形状をした母材モデルlを形成するとと
もに、母材モデル表面1aに孔3形成用の突起4を備え
、この母材モデル表面1aと上記突起4周囲に亙り溶射
材5を、溶射材5上方に上記突起4」二部を突出させて
膜状または層状に溶射して、溶射材5を母材モデル表面
1aで冷却固化させた後、溶射材5を上記母材モデル表
面1aと突起4周囲から離型することを特徴とする。
本発明の透過性の孔を持つ薄肉成り品の製造方法におい
ては、突起4を亜鉛または炭素鋼で形成するようにする
ことが好適である。またそれとともに、母材モデル表面
1aと突起4周囲の両方またはその一方を平滑材6で覆
った後、母材モデル表面1aと突起4周囲に亙り溶射材
5を溶射するようにするか、または母材モデル表面1a
と突起4周囲の両方またはその一方を雌型材7で覆った
後、母材モデル表面1aと突起4周囲に亙り溶射材5を
溶射するようにするか、または母材モデル表面laと突
起4周囲の両方またはその一方を平滑材6で覆うととも
に、母材モデル表面1aと突起4周囲の両方またはその
一方を雌型材7で覆った後、母材モデル表面1aと突起
4周囲に亙り溶射材5を溶射するようにすることが好適
である。
ては、突起4を亜鉛または炭素鋼で形成するようにする
ことが好適である。またそれとともに、母材モデル表面
1aと突起4周囲の両方またはその一方を平滑材6で覆
った後、母材モデル表面1aと突起4周囲に亙り溶射材
5を溶射するようにするか、または母材モデル表面1a
と突起4周囲の両方またはその一方を雌型材7で覆った
後、母材モデル表面1aと突起4周囲に亙り溶射材5を
溶射するようにするか、または母材モデル表面laと突
起4周囲の両方またはその一方を平滑材6で覆うととも
に、母材モデル表面1aと突起4周囲の両方またはその
一方を雌型材7で覆った後、母材モデル表面1aと突起
4周囲に亙り溶射材5を溶射するようにすることが好適
である。
[作用]
本発明の透過性の孔を持つ薄肉成型品の製造方法におい
ては、表面1aが形成する薄肉成型品表面2aと正反対
の形状をした雄型または雌型の母材モデル1を用いるの
みで、表面2aが上記母材モデル表面1aと正反対の形
状をした薄肉成型品2を形成できる。
ては、表面1aが形成する薄肉成型品表面2aと正反対
の形状をした雄型または雌型の母材モデル1を用いるの
みで、表面2aが上記母材モデル表面1aと正反対の形
状をした薄肉成型品2を形成できる。
また、上記母材モデル表面1aに所定ピッチで孔3形成
用の突起4を備えることにより、母材モデル表面1aに
溶射して該母材モデル表面1aで冷却固化させる溶射材
5に透過性の孔3を所定密度で的確に形成できる。
用の突起4を備えることにより、母材モデル表面1aに
溶射して該母材モデル表面1aで冷却固化させる溶射材
5に透過性の孔3を所定密度で的確に形成できる。
さらに、上記母材モデル表面1aに溶射材5を目視等に
より直接に確認しつつ過不足なく溶射することにより、
母材モデル表面1aの形状に忠実な欠損箇所のない透過
性の孔3を持つ薄肉成型品2を形成できる。
より直接に確認しつつ過不足なく溶射することにより、
母材モデル表面1aの形状に忠実な欠損箇所のない透過
性の孔3を持つ薄肉成型品2を形成できる。
また、上記突起4を亜鉛または炭素鋼で形成するように
すれば、該突起4を硝酸液に浸漬して溶解することによ
り、上記突起4周囲から溶射材5を容易に離型できる。
すれば、該突起4を硝酸液に浸漬して溶解することによ
り、上記突起4周囲から溶射材5を容易に離型できる。
[実施例]
次に、本発明の実施例を図面に従い説明する。
本発明の製造方法に用いる母材モデル材料には、固形木
粉、石膏、金属粉、粘土、砂、スチロパール材などを用
いる。
粉、石膏、金属粉、粘土、砂、スチロパール材などを用
いる。
以下、母材モデル材料に砂を用いた場合について詳述す
る。
る。
第1図ないし第6図は母材モデル材料に砂を用いた本発
明の透過性の孔を持つ薄肉成型品の製造方法の好適な実
施例を示し、第1図は母材モデル形成方法説明図、第2
図は母材モデル表面に孔形成用の突起を植設した状態の
斜視図、第3図は第2図の母材モデル表面を平滑材で覆
った状態の断面図、第4図は第3図の母材モデル表面と
孔形成用の突起周囲を離型材で覆った状態の断面図、第
5図は第4図の母材モデル表面と孔形成用の突起周囲に
亙り溶射材を溶射した状態の断面図、第6図は本発明の
製造方法を用いて形成した透過性の孔を持つ薄肉成型品
の断面図である。以下、上記図中の実施例を説明する。
明の透過性の孔を持つ薄肉成型品の製造方法の好適な実
施例を示し、第1図は母材モデル形成方法説明図、第2
図は母材モデル表面に孔形成用の突起を植設した状態の
斜視図、第3図は第2図の母材モデル表面を平滑材で覆
った状態の断面図、第4図は第3図の母材モデル表面と
孔形成用の突起周囲を離型材で覆った状態の断面図、第
5図は第4図の母材モデル表面と孔形成用の突起周囲に
亙り溶射材を溶射した状態の断面図、第6図は本発明の
製造方法を用いて形成した透過性の孔を持つ薄肉成型品
の断面図である。以下、上記図中の実施例を説明する。
まず、第1図に示したような、表面8aの形状が形成す
る薄肉成型品表面2aの形状と一致する母材モデル1形
成用の木製等の模型8を形成する。
る薄肉成型品表面2aの形状と一致する母材モデル1形
成用の木製等の模型8を形成する。
そして、この模型8周囲を丈高の枠体9で隙間なく囲む
。
。
また、母材モデル材料の微細砂に珪酸ソーダを加えて混
練する。そして、この混練した母材モデル材料を、上記
丈高の枠体9で囲んだ枠体9内側の模型表面8aに注入
する。
練する。そして、この混練した母材モデル材料を、上記
丈高の枠体9で囲んだ枠体9内側の模型表面8aに注入
する。
次に、上記枠体9内側の模型表面8aに注入した母材モ
デル材料表面にメタノールを振り掛けて、該メタノール
を上記母材モデル材料中に満遍なく浸透させる。
デル材料表面にメタノールを振り掛けて、該メタノール
を上記母材モデル材料中に満遍なく浸透させる。
すると、上記模型表面8aに注入した母材モデル材料が
ゲル状に固化して、表面1aが上記模型表面8aの形状
と正反対の形状をした母材モデル1が得られる。
ゲル状に固化して、表面1aが上記模型表面8aの形状
と正反対の形状をした母材モデル1が得られる。
次に、この母材モデル1を枠体9内側の模型表面8aか
ら離型して反転させ、模型表面8aに当接していた母材
モデル表面1aを外部に露出させる。
ら離型して反転させ、模型表面8aに当接していた母材
モデル表面1aを外部に露出させる。
そして、上記外部に露出させた母材モデル表面1aに、
第2図に示したように、所定ピッチで孔3形成用の突起
4を多数本上方に向けて起立させて植設する。
第2図に示したように、所定ピッチで孔3形成用の突起
4を多数本上方に向けて起立させて植設する。
ここで、上記突起4は例えば金属製のピアノ線等の針状
突起4aとし、該針状突起4a下部を上記母材モデル1
内部に埋め込んで、針状突起4aを母材モデル表面1a
に植設する。
突起4aとし、該針状突起4a下部を上記母材モデル1
内部に埋め込んで、針状突起4aを母材モデル表面1a
に植設する。
次に、上記針状突起4aを植設した母材モデル表面1a
にフレアラッカー等の平滑材6を塗布またはスプレーし
て、第3図に示したように、上記母材モデル表面1aを
平滑材6で隙間なく覆う。
にフレアラッカー等の平滑材6を塗布またはスプレーし
て、第3図に示したように、上記母材モデル表面1aを
平滑材6で隙間なく覆う。
次に、上記平滑材6で覆った母材モデル表面laと該表
面に植設した針状突起4a周囲にリン酸系等の離型材7
を塗布またはスプレーして、第4図に示したように、上
記母材モデル表面1aと針状突起4a周囲を離型材7で
隙間なく覆う。
面に植設した針状突起4a周囲にリン酸系等の離型材7
を塗布またはスプレーして、第4図に示したように、上
記母材モデル表面1aと針状突起4a周囲を離型材7で
隙間なく覆う。
次に、上記平滑材6と離型材7で覆った母材モデル表面
1aおよび該表面の離型材7で覆った針状突起4aの下
部周囲に亙り溶射材5を所定溶射条件で溶射して、第5
図に示したように、溶射材5上方に針状突起4a上部を
突出させて母材モデル表面1aと針状突起4aの下部周
囲を溶射材5で膜状または層状に一体に隙間なく覆う。
1aおよび該表面の離型材7で覆った針状突起4aの下
部周囲に亙り溶射材5を所定溶射条件で溶射して、第5
図に示したように、溶射材5上方に針状突起4a上部を
突出させて母材モデル表面1aと針状突起4aの下部周
囲を溶射材5で膜状または層状に一体に隙間なく覆う。
そして、上記母材モデル表面1aと針状突起4aの下部
周囲を一体に覆う溶射材5を母材モデル表面1aで冷却
固化させる。
周囲を一体に覆う溶射材5を母材モデル表面1aで冷却
固化させる。
その後、上−記冷却固化させた溶射材5を離型材7で覆
った母材モデル表面1aと針状突起4a周囲から離型す
る。
った母材モデル表面1aと針状突起4a周囲から離型す
る。
すると、第6図に示したような、表面2aが母材モデル
表面1aと正反対の形状をした、表面2aに所定ピッチ
で針状突起4aと同一な径の透過性の孔3を持つ、得よ
うとする薄肉成型品2が得られる。
表面1aと正反対の形状をした、表面2aに所定ピッチ
で針状突起4aと同一な径の透過性の孔3を持つ、得よ
うとする薄肉成型品2が得られる。
次に、母材モデル材料にスチロパール材を用いた場合に
ついて詳述する。
ついて詳述する。
第7図ないし第9図は母材モデル材料にスチロパール材
を用いた本発明の透過性の孔を持つ薄肉成型品の製造方
法を示し、第7図は孔形成用の突起を植設した母材モデ
ル表面を平滑材で覆った状態の断面図、第8図は第7図
の母材モデル表面と孔形成用の突起周囲に亙り溶射材を
溶射した状態の断面図、第9図は本発明の製造方法を用
いて形成した透過性の孔を持つ薄肉成型品の断面図であ
る。以下、上記図中の実施例を説明する。
を用いた本発明の透過性の孔を持つ薄肉成型品の製造方
法を示し、第7図は孔形成用の突起を植設した母材モデ
ル表面を平滑材で覆った状態の断面図、第8図は第7図
の母材モデル表面と孔形成用の突起周囲に亙り溶射材を
溶射した状態の断面図、第9図は本発明の製造方法を用
いて形成した透過性の孔を持つ薄肉成型品の断面図であ
る。以下、上記図中の実施例を説明する。
まず、スチロパール材表面を切削して、スチロバール材
からなる母材モデル表面1aを形成する薄肉成型品表面
2aと正反対の形状に削成する。
からなる母材モデル表面1aを形成する薄肉成型品表面
2aと正反対の形状に削成する。
そして、該スチロバール材からなる母材モデル表面1a
に、第7図に示したように、孔3形成用の突起4を所定
ピッチで多数本上方に向けて起立させて植設する。
に、第7図に示したように、孔3形成用の突起4を所定
ピッチで多数本上方に向けて起立させて植設する。
ここで、」二足突起4は、上述実施例と同様な、金属製
の針状突起4aとして、該針状突起4aT部をスチロパ
ール材からなる母材モデル1内部に埋め込んで、針状突
起4aを母材モデル表面1aに植設する。
の針状突起4aとして、該針状突起4aT部をスチロパ
ール材からなる母材モデル1内部に埋め込んで、針状突
起4aを母材モデル表面1aに植設する。
次に、第7図に示したように、上記針状突起4aを植設
したスチロパール材からなる母材モデル表面1aにフレ
アラッカー等の平滑材6を塗布またはスプレーして、母
材モデル表面1. aを平滑材6で隙間なく覆うととも
に、母材モデル表面1aの針状突起4a周囲に離型材7
を塗布またはスジ1ノーシて、針状突起4a周囲を離型
材7で隙間な(覆う。
したスチロパール材からなる母材モデル表面1aにフレ
アラッカー等の平滑材6を塗布またはスプレーして、母
材モデル表面1. aを平滑材6で隙間なく覆うととも
に、母材モデル表面1aの針状突起4a周囲に離型材7
を塗布またはスジ1ノーシて、針状突起4a周囲を離型
材7で隙間な(覆う。
次に、第8図に示したように、上記平滑材6で覆った母
材モデル表面1aと離型材7で覆った針状突起4aの下
部周囲に亙り溶射材5を所定溶射条件で溶射して、溶射
材5J:、方に上記針状突起4a上部を突出させて上記
母材モデル表面1aと針状突起4aの下部周囲を溶射材
5で膜状または層状に一体に隙間なく覆う。
材モデル表面1aと離型材7で覆った針状突起4aの下
部周囲に亙り溶射材5を所定溶射条件で溶射して、溶射
材5J:、方に上記針状突起4a上部を突出させて上記
母材モデル表面1aと針状突起4aの下部周囲を溶射材
5で膜状または層状に一体に隙間なく覆う。
そして、上記溶射材5を母材モデル表面1aで冷却固化
させる。
させる。
次に、スチロパール材からなる母材モデルlをアルコー
ル液に浸漬して溶解させたり燃焼させたりして溶射材5
から除去するとともに、母材モデル表面1aに植設した
周囲を離型材7で覆った針状突起4aを上記冷却固化し
た溶射材5から引き抜くようにして、溶射材5を」二足
母材モデル表面laと針状突起4a周囲から離型する。
ル液に浸漬して溶解させたり燃焼させたりして溶射材5
から除去するとともに、母材モデル表面1aに植設した
周囲を離型材7で覆った針状突起4aを上記冷却固化し
た溶射材5から引き抜くようにして、溶射材5を」二足
母材モデル表面laと針状突起4a周囲から離型する。
すると、第9図に示したような、表面2aが母材モデル
表面1aと正反対の形状をI7た、表面2aに所定ピッ
チで針状突起4aと同一な径の透過性の孔3を持つ、得
ようとする薄肉成型品2が得られる。
表面1aと正反対の形状をI7た、表面2aに所定ピッ
チで針状突起4aと同一な径の透過性の孔3を持つ、得
ようとする薄肉成型品2が得られる。
なお、上述各実施例において、母材モデル1に金属材料
を用いた場合は、金属材料からなる母材モデル表面1a
に、パーカッション溶接により、孔3形成用の金属製の
突起4を溶植して、母材モデル表面1aに孔3形成用の
突起4を植設すると良い。
を用いた場合は、金属材料からなる母材モデル表面1a
に、パーカッション溶接により、孔3形成用の金属製の
突起4を溶植して、母材モデル表面1aに孔3形成用の
突起4を植設すると良い。
また、孔3形成用の突起4に表面の粗い部材を用いた場
合は、突起4周囲を平滑材6で覆う必要がある。
合は、突起4周囲を平滑材6で覆う必要がある。
さらに、母材モデル1に表面の平滑な石膏を用いた場合
は、母材モデル表面1aを平滑材6で覆う必要はない。
は、母材モデル表面1aを平滑材6で覆う必要はない。
また、孔3形成用の突起4を亜鉛または炭素鋼で形成す
るようにすれば、母材モデル表面1aで冷却固化させた
溶射材5を上記突起4周囲から離型させる場合に、上記
亜鉛材または炭素鋼からなる突起4を硝酸液に浸漬E、
て溶解させることにより、」二足突起4岡囲から溶射材
5を容易に離型できで良い。
るようにすれば、母材モデル表面1aで冷却固化させた
溶射材5を上記突起4周囲から離型させる場合に、上記
亜鉛材または炭素鋼からなる突起4を硝酸液に浸漬E、
て溶解させることにより、」二足突起4岡囲から溶射材
5を容易に離型できで良い。
また加えて、−上記亜鉛または炭素鋼で形成した孔3形
成用の突起4の中途部等を折曲させたり膨らませたり小
径に絞ったりしておけば、中途部等が折曲したり膨らん
だり狭まったりした透過性の孔3を持つ薄肉成型品2を
自在かつ容易に形成できる。
成用の突起4の中途部等を折曲させたり膨らませたり小
径に絞ったりしておけば、中途部等が折曲したり膨らん
だり狭まったりした透過性の孔3を持つ薄肉成型品2を
自在かつ容易に形成できる。
さらに、母材モデル表面1aと孔3形成用の突起4の下
部周囲に亙り2同辺」二に亙って繰り返り。
部周囲に亙り2同辺」二に亙って繰り返り。
各種溶射材5を膜状または層状に溶射すれば、多層構造
の透過性の孔3を持った例えばステンレスクラツド鋼等
の耐酸性、耐熱性、耐腐食性等に優れた薄肉成型品2を
容易かつ自在に形成できる。
の透過性の孔3を持った例えばステンレスクラツド鋼等
の耐酸性、耐熱性、耐腐食性等に優れた薄肉成型品2を
容易かつ自在に形成できる。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明の製造方法によれば、透過
性の孔を所定密度で持った金属、セラミツク、プラスチ
ック等の一層または多層構造をした欠損箇所のない薄肉
成型品の、例えば気体または液体中に含有される不純物
除去用の濾過エレメント、または芳香剤や香合用のフィ
ルタ、または空気流通効果を備えた各種建材等を、複雑
で大掛かりな金型や機械装置を用いずに、手数をかけず
に、熟練を要することなく、容易かつ的確に形成できる
。
性の孔を所定密度で持った金属、セラミツク、プラスチ
ック等の一層または多層構造をした欠損箇所のない薄肉
成型品の、例えば気体または液体中に含有される不純物
除去用の濾過エレメント、または芳香剤や香合用のフィ
ルタ、または空気流通効果を備えた各種建材等を、複雑
で大掛かりな金型や機械装置を用いずに、手数をかけず
に、熟練を要することなく、容易かつ的確に形成できる
。
第1図は本発明の透過性の孔を持つ薄肉成型品形成用の
母材モデルの形成方法説明図、第2図は母材モデル表面
に孔形成用の突起を植設した状態の斜視図、第3図は第
2図の母材モデル表面を平滑材で覆った状態の断面図、
第4図は第3図の母材モデル表面と孔形成用の突起周囲
を離型材で覆った状態の断面図、第5図は第4図の母材
モデル表面と孔形成用の突起周囲に亙り溶射材を溶射し
た状態の断面図、第6図は本発明の製造方法を用いて形
成した透過性の孔を持つ薄肉成型品の断面図、第7図は
本発明の透過性の孔を持つ薄肉成型品形成用の母材モデ
ル表面に孔形成用の突起を植設して母材モデル表面と孔
形成用の突起周囲を離型材で覆った状態の断面図、第8
図は第7図の母材モデル表面と孔形成用の突起周囲に亙
り溶射材を溶射した状態の断面図、第9図は本発明の製
造方法を用いて形成した透過性の孔を持つ薄肉成型品の
断面図である。 ■・・母材モデル、 1a・・母材モデル表面、2・
・薄肉成型品、 2a・・薄肉成型品表面、3・・孔、
4・・突起、 5・・溶射材、6・・平滑材、 7・
・離型材。
母材モデルの形成方法説明図、第2図は母材モデル表面
に孔形成用の突起を植設した状態の斜視図、第3図は第
2図の母材モデル表面を平滑材で覆った状態の断面図、
第4図は第3図の母材モデル表面と孔形成用の突起周囲
を離型材で覆った状態の断面図、第5図は第4図の母材
モデル表面と孔形成用の突起周囲に亙り溶射材を溶射し
た状態の断面図、第6図は本発明の製造方法を用いて形
成した透過性の孔を持つ薄肉成型品の断面図、第7図は
本発明の透過性の孔を持つ薄肉成型品形成用の母材モデ
ル表面に孔形成用の突起を植設して母材モデル表面と孔
形成用の突起周囲を離型材で覆った状態の断面図、第8
図は第7図の母材モデル表面と孔形成用の突起周囲に亙
り溶射材を溶射した状態の断面図、第9図は本発明の製
造方法を用いて形成した透過性の孔を持つ薄肉成型品の
断面図である。 ■・・母材モデル、 1a・・母材モデル表面、2・
・薄肉成型品、 2a・・薄肉成型品表面、3・・孔、
4・・突起、 5・・溶射材、6・・平滑材、 7・
・離型材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、表面が形成する薄肉成型品表面と正反対の形状をし
た母材モデルを形成するとともに、該母材モデル表面に
孔形成用の突起を備え、この母材モデル表面と上記突起
周囲に亙り溶射材を、溶射材上方に上記突起上部を突出
させて膜状または層状に溶射して、溶射材を母材モデル
表面で冷却固化させた後、溶射材を上記母材モデル表面
と突起周囲から離型することを特徴とする透過性の孔を
持つ薄肉成型品の製造方法。 2、突起を亜鉛で形成するようにした請求項1記載の透
過性の孔を持つ薄肉成型品の製造方法。 3、突起を炭素鋼で形成するようにした請求項1記載の
透過性の孔を持つ薄肉成型品の製造方法。 4、母材モデル表面と突起周囲の両方またはその一方を
平滑材で覆った後、母材モデル表面と突起周囲に亙り溶
射材を溶射するようにした請求項1、2または3記載の
透過性の孔を持つ薄肉成型品の製造方法。 5、母材モデル表面と突起周囲の両方またはその一方を
離型材で覆った後、母材モデル表面と突起周囲に亙り溶
射材を溶射するようにした請求項1、2または3記載の
透過性の孔を持つ薄肉成型品の製造方法。 6、母材モデル表面と突起周囲の両方またはその一方を
平滑材で覆うとともに、母材モデル表面と突起周囲の両
方またはその一方を離型材で覆った後、母材モデル表面
と突起周囲に亙り溶射材を溶射するようにした請求項1
、2または3記載の透過性の孔を持つ薄肉成型品の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10158688A JPH01270919A (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | 透過性の孔を持つ薄肉成型品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10158688A JPH01270919A (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | 透過性の孔を持つ薄肉成型品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01270919A true JPH01270919A (ja) | 1989-10-30 |
Family
ID=14304489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10158688A Pending JPH01270919A (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | 透過性の孔を持つ薄肉成型品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01270919A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005214964A (ja) * | 2003-12-12 | 2005-08-11 | Becton Dickinson & Co | 膜の取付方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5022268A (ja) * | 1973-06-04 | 1975-03-10 | ||
JPS592408B2 (ja) * | 1976-02-20 | 1984-01-18 | 株式会社東芝 | 電子カウンタ装置 |
-
1988
- 1988-04-25 JP JP10158688A patent/JPH01270919A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5022268A (ja) * | 1973-06-04 | 1975-03-10 | ||
JPS592408B2 (ja) * | 1976-02-20 | 1984-01-18 | 株式会社東芝 | 電子カウンタ装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005214964A (ja) * | 2003-12-12 | 2005-08-11 | Becton Dickinson & Co | 膜の取付方法 |
JP4511914B2 (ja) * | 2003-12-12 | 2010-07-28 | ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー | 膜の取付方法 |
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