JPH01270713A - 床貫通孔の耐火閉塞構造 - Google Patents

床貫通孔の耐火閉塞構造

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JPH01270713A
JPH01270713A JP63100756A JP10075688A JPH01270713A JP H01270713 A JPH01270713 A JP H01270713A JP 63100756 A JP63100756 A JP 63100756A JP 10075688 A JP10075688 A JP 10075688A JP H01270713 A JPH01270713 A JP H01270713A
Authority
JP
Japan
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floor
hole
fireproof
plate
fire
Prior art date
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Pending
Application number
JP63100756A
Other languages
English (en)
Inventor
Kokichi Yasuda
安田 光吉
Seiji Suzuki
鈴木 静二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば電線・ケーブル等が貫通する床貫通孔
の耐火閉塞構造に関するものである。
[従来の技術] 従来の床貫通孔の耐火閉塞構造の代表例を、第5図の電
線φケーブル(以下「ケーブル」という)床貫通部を参
照して説明する。第5図において、21はケーブル、2
2は床、23は床22に形成されている貫通孔30内の
空隙部分に充填されているロックウール等の耐火充填材
である。24は貫通孔30の下部を閉塞している下側耐
火板、25は同じく貫通孔30の上部を閉塞している上
側耐火板で夫々床22の下面及び上面にボルト26で固
定されている。ケーブル21と上下耐火板25.24と
の間隙は耐熱シール材27によって埋められている。又
、床22と上下耐火板25゜24間の微小間隙は耐熱シ
ール材28で密閉されている。この例で判るように従来
の床貫通孔の耐火閉塞構造は、一般に貫通孔の上下が耐
火板で閉塞され、貫通孔内に不燃材が充填される構造に
なっている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従来の床貫通部の場合、耐火性能は確保でき
るものの施工作業性に難があった。即ち、例えば上記第
5図の床貫通部を施工するときは、まず床22の下側で
、床下面に耐熱シール材27を施して下側耐火板24を
ボルト26で床22の下面に固定し、更に耐熱シール材
27で全ての隙間を埋めて貫通孔30の下部を閉塞する
作業を行い、次に床22の上側から貫通孔30内の空隙
部に耐火充填材23を充填した後、床22の上面に耐熱
シール材28を施し、上側耐火板24をボルト26で床
上面22に固定して最後に耐熱シール材28を施す作業
手順となる。従って、従来の床貫通部の耐火構造では床
22の上下両側からの作業が不可欠であって作業性が極
めて悪い。又、床22の下側からの施工作業が困難で、
しかも構造的にもボルト26の締付によって耐火板24
.25が破損し易い欠点があった。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記従来技術の問題点を解消すべく為された
もので、所定の耐火性能が確保できることはもとより、
堅牢でしかも床上側からの作業のみで容易に施工するこ
とのできる床貫通孔の耐火閉塞構造の提供を目的とする
。即ち、上記課題を解決するため本発明の床貫通部は、
床貫通孔内に充填される不燃性材料とその下側で床貫通
孔を閉塞する下側耐火板とを、自己のフランジを床面に
引っ掛けて床貫通孔内に垂設したハンガーによって支持
し、同床面には当該フランジよりも厚味の大きい緩衝部
材を載設し、床貫通孔の上部を閉塞する上側耐火板を、
当該緩衝部材の上に載設固定して、当該フランジから離
間させた状態に配置するようにした。
[作用] 床上側から垂下されるハンガー上に下側耐火板、不燃性
材料等が順次配置され重量がかかるためハンガーの固定
は不要である。下側耐火板も同じである。従って、床上
側からの作業のみで施工可能となる。又、ハンガーのフ
ランジより厚い緩衝部材がクツションとなって上側耐火
板締付時の締付圧を吸収する。
[実施例] 本発明に基ずく床貫通孔の耐火閉塞構造の一実施例を第
1図乃至第4図のケーブル貫通部の例を用いて説明する
。第1図は貫通部の概略平面図、第2図は同じく概略縦
断面図、第3図は第2図の一部を拡大した図、第4図は
本実施例で使用するハンガーの説明図である。
これらの各図において、1はケーブルで、コンクリート
の床2に予め形成された貫通孔10内に挿通されている
。3はハンガーで1枚の加工金属板から成り、第4図に
示すように、フランジ31゜垂下部32.受け部33を
有する。受け部33は平板部分33Aとその両側縁から
下方に突出している補強翼片33Bから成る。この補強
翼片33Bは必ず無ければならないというものではない
が、当該補強翼片33Bを設けることによって、受け部
33の曲げ強度が増大する。例えば補強翼片33Bを設
けないで、その下方に溝型チャンネルを付設するように
しても良い。ところで本実施例では、2個の同形ハンガ
ー3が貫通孔10内のケーブル1の両側に床上から配設
されている。即ち、各々、フランジ31が床2上面に載
置されていて、これにより垂下部32.受け部33を支
持する状態にある。 4は例えば硅酸カルシュラム板等
の下側耐火板で、その中央部分にケーブル1全体の断面
積より大径のケーブル挿通用の穴が形成されている。上
記ハンガー3の受け部33の上面に載置されているこの
半割状の下側耐火板4は、貫通孔10の開口部分とほぼ
等しい形状を有していて貫通孔10の下部を閉塞する。
5は下側耐火板4とケーブル3の隙間を埋める例えば防
火パテ等の耐熱シール材である。尚、上記ハンガー3及
び下側耐火板4は施工性の点から半割状のものを使用し
ているが、例えばケーブル10の挿通前に施工する場合
などでは非分割のものを使用することができる。
次に、下側耐火板4の上方の貫通部lo内の空間には、
例えばロックウール等の不燃性材料6が充填されている
。この耐火充填剤6の厚さは、七記ハンガー3の垂下部
32の長さに等しい。この不燃性材料6の厚みは施工現
場の情況にもよるが、防火性能及び経済性の観点から2
00−225a+mとするのが好ましい。
7は硅酸カルシュラム板等の上側耐火板7で、不燃性材
料6が充填された貫通孔10の上面全体を覆って貫通孔
10の上部を閉塞する。上側耐火板5は、第3図に示す
通り、緩衝部材8を介してボルト9で床2の上面に固定
されている。この緩衝部材8は、−り記フランジ31よ
り大きな厚みを存する。即ち、床上面2における緩衝部
材8の最頂部はフランジ31のそれより高い位置にあっ
て、上記上側耐火板5を固定する際のボルト9の締付圧
力を吸収し、当該上側耐火板5の割れ、破断等の損傷を
阻止するクツション効果を有する。尚、本実施例では緩
衝部材8を貫通孔10の外の全周に約50m+s巾で設
けであるが、間隔をおいて配設することでも良い。又、
本実施例では、緩衝部材8として耐熱シール材、即ち耐
熱性を有するパテ状物質を使用し、床2の上面と上側耐
火板7との間の間隙を完璧に密閉する機能を併せ持たせ
るようにしであるが、ボルト締付時の加圧力を吸収でき
るその他の材料の使用が可能であることは勿論である。
尚、上側耐火板7とケーブル1の間隙及び近傍のケーブ
ル1の外周には耐熱シール材5が施されている。
このように構成された本実施例の床貫通部は、床2の上
側から容易に施工でき床2の下側からの作業が全く不要
である。尚、本実施例のケーブル貫通部について、JI
SA1304にもとずく耐火試験方法を行い極めて良好
な防火性能を有することを確認済である。尚、本発明の
耐火構造は、ケーブル以外の長尺体が挿通された床貫通
部の耐火構造としても充分な性能を発揮する。
[発明の効果] 本発明の床貫通孔の耐火閉塞構造は、ハンガーで下側耐
火板、不燃副材料等を支持し、しかも上側耐火板を緩衝
部材を介して床面に固定する構造であるから、堅゛牢性
と充分な耐火性能が確保でき、且つ床下側からの作業を
全く必要とせず上側から容易に施工できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略平面図、第2図は同じ
く概略縦断面図、第3図は第2図の部分拡大図、第4図
は本実施例で使用するハンガー型支持金具の説明図、第
5図は従来の代表的なケーブル床貫通部を説明するため
の図である。 1:ケーブル、 2:床、 3:ハンガー、 31:フランジ、 32:垂下部、 33:受け部、 4:下側耐火板、 5:耐熱シール材、 6:不燃性材料、 7:上側耐火板、 8:緩衝部材、 9:ボルト、 10:貫通孔、 21:ケーブル、 22:床、 23:耐火充填材、 24:下側耐火板、 25:上側耐火板、 26:ボルト、 27:耐熱シール材、 30:貫通孔。 63.6. 8 昭和   年   月   日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、床貫通孔内に充填される不燃性材料とその下側で床
    貫通孔を閉塞する下側耐火板とを、自己のフランジを床
    面に引っ掛けて床貫通孔内に垂設したハンガーによって
    支持し、同床面には当該フランジよりも厚味の大きい緩
    衝部材を載設し、床貫通孔の上部を閉塞する上側耐火板
    を、当該緩衝部材の上に載設固定して、当該フランジか
    ら離間させた状態に配置していることを特徴とする床貫
    通孔の耐火閉塞構造。 2、ハンガーがフランジ、垂下部及び受け部を一枚の板
    を折曲げて形成したものから成り、当該受け部は平板部
    分とその両側縁から下方に突出する補強翼片から成る請
    求項1記載の床貫通孔の耐火閉塞構造。
JP63100756A 1988-04-22 1988-04-22 床貫通孔の耐火閉塞構造 Pending JPH01270713A (ja)

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JP63100756A JPH01270713A (ja) 1988-04-22 1988-04-22 床貫通孔の耐火閉塞構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03127429U (ja) * 1990-03-30 1991-12-20
JP2007181256A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Kyodo Ky Tec Corp バスダクト支持構造

Cited By (3)

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JP4574538B2 (ja) * 2005-12-27 2010-11-04 共同カイテック株式会社 バスダクト支持構造

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