JPH01269932A - マイクロフイルム撮影装置 - Google Patents

マイクロフイルム撮影装置

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JPH01269932A
JPH01269932A JP9914188A JP9914188A JPH01269932A JP H01269932 A JPH01269932 A JP H01269932A JP 9914188 A JP9914188 A JP 9914188A JP 9914188 A JP9914188 A JP 9914188A JP H01269932 A JPH01269932 A JP H01269932A
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JP
Japan
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microfilm
original
document
luminous flux
photographing lens
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Application number
JP9914188A
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English (en)
Inventor
Sadaaki Nakaoka
中岡 貞明
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はマイクロフィルム撮影装置に関する。
(従来の技術) 従来、手形、小切手などのように表面と裏面の両面に文
字等が記載された原稿をマイクロフィルムに撮影する装
置としては、第12図に示すように、照明系で照明され
た原稿lの表面1aと裏面tbをマイクロフィルム2に
写し込むための撮影レンズ3と、該撮影レンズ3と原稿
lとの間に配置され、原稿1の表面光束aと裏面光束す
とを、表面1aと裏面1bとが第13図(a)に示すよ
うに、マイクロフィルム2の長さ方向を上下位置として
横に並べたフォーマットでマイクロフィルム2に撮影さ
れるように、上記撮影レンズ3に導く反射ミラー系4,
5.6とを備えているものが提案されている。
ところで、撮影済のマイクロフィルムをカセットに収納
して、該カセットを投影装置(マイクロリーグ)にセッ
トし、マイクロフィルム上の必要な画像を検索しながら
拡大投影するような場合は、原稿1の表面1aと裏面t
bとが、第13図(b)に示すように、マイクロフィル
ム2の幅方向を上下位置として上下に並べたフォーマッ
トでマイクロフィルム2に撮影されるようにするのが好
ましい。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、第12図に示した撮影装置では、原稿l
を90度に傾けて撮影したとしても、第13図(C)に
示すように、一方の面(la又はlb)が倒立状態とな
り、拡大投影時に読み取りにくいという問題があった。
また、上記装置では原稿lの表面光束aと裏面光束すが
太いので、光束の折り曲げがコンパクトにならず、装置
全体が大型化するという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、原稿の表面
と裏面とが、マイクロフィルムの幅方向を上下位置とし
て上下に並べたフォーマットで、かつ共に王立状態でマ
イクロフィルムに撮影することができ、かつスキャン露
光方式を採用して、光束を細くし、光束の折り曲げをコ
ンパクトにして装置全体の小型化を図ることができるマ
イクロフィルム撮影装置を提供することを基本的な目的
とするものである。
本発明の具体的な目的は、スキャン露光方式を採用して
、原稿の両面を同時に撮影(デュプレックス)する他、
表面だけを、両面に相当する面積(約2倍)に拡大して
撮影(シンプレックス)することを可能としたマイクロ
フィルム撮影装置を提供することである。
(課題を解決するための手段) このため本発明は、原稿の表面と裏面をマイクロフィル
ムに写し込むための撮影レンズと、該撮影レンズと原稿
との間に配置され、照明系で照明された原稿の表面光束
と裏面光束とを、上下の向きを揃えて上下位置となるよ
うに上記撮影レンズに導く反射ミラー系と、原稿を移動
させる原稿移動機構と、移動する原稿の表面光束と裏面
光束の一部を通過させるスリット板と、原稿の移動に同
期して上記撮影レンズを移動させる撮影レンズ移動機構
とを備えていることを特徴とするものである。
(発明の作用・効果) 本発明によれば、反射ミラー系により、原稿の表面光束
と裏面光束とを、上下の向きを揃えて(正立状態)、上
下位置(上下に並べたフォーマット)となるように撮影
レンズに導くようにしたものであるから、原稿の表面と
裏面とが、上下に並べたフォーマットで、かつ共に正立
状態でマイクロフィルムに撮影できるようになる。
したがって、投影装置による拡大投影時に読み取りやす
くなり、読み取り作業性が向上する。
また、本発明によれば、スリット板により、原稿移動機
構で移動される原稿の表面光束°と裏面光束の一部を通
過させるとともに、原稿の移動に同期して撮影レンズ移
動機構で撮影レンズを移動させるようにして、マイクロ
フィルムにスキャン露光するようにしたものであるから
、スキャン露光方式により、光束が細くなるので、光束
の折り曲げがよりコンパクトにでき、装置全体が小型化
でき、合わせて、露光部、反射ミラー系等の構成部品も
小型となり、コストダウンに貢献する。
さらに、本発明によれば、スキャン露光方式の。
採用により、原稿の両面を同時に撮影(デュプレックス
)する他、表面だけを、裏面光束をカットし、表面のス
キャニングを延長するだけで両面に相当する面積(約2
倍)に拡大して撮影(シンプレックス)することも可能
になる。
さらにまた、本発明によれば、マイクロフィルムの送り
方向と同一方向に限らず、直角方向へのスキャン露光が
可能になり、また、カセットやフィルムドライブ部を固
定したままのスキャン露光が可能になり、カセット内の
マイクロフィルム上の定められた1コマにもスキャン露
光ができるようになる。
(以下、余白) (実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面について詳細に説明す
る。
第1図に示すように、マイクロフィルム撮影装置IOは
、原稿1の表面1aと裏面tbをマイクロフィルム2に
写し込むための撮影レンズ3と、該撮影レンズ3と原稿
lとの間に配置され、照明系して照明された原稿1の表
面光束aと裏面光束すとを、上下の向きを揃えて上下位
置となるように上記撮影レンズ3に導く反射ミラー系M
と、原稿lを移動させる原稿移動機構17と、移動する
原稿lの表面光束aと裏面光束すの一部を通過させるス
リット板51.52と、原稿lの移動に同期して上記撮
影レンズ3を移動させる撮影レンズ移動機構53とを備
えて基本構成されている。
第11図に示すように、マイクロフィルム撮影装置10
は、四角暗箱状のケース2を備え、該ケース11の前面
−側(左側)の上部には原稿差込みトレー12が設けら
れ、下部には原稿取出しトレー13が設けられる一方、
上記ケース11の前面他側(右側)には、未露光のマイ
クロフィルム2を収納したカセット14(第1図参照)
の装填・取出し用の蓋15が開閉自在に設けられている
−原稿移動機構− 第1図及び第2図に示すように、ケース11内には、上
記差込みトレー12から表面1aを上向きにして差込ま
れた原稿1を水平方向に送り込み、途中で垂直下方向に
曲折させ、さらに、途中で水平前方向に曲折させて、裏
面1bを上向きにして取出しトレー13に送り出す大略
コ字形状の原稿送り糸路Cを形成する原稿移動機構18
が配置されている。
該原稿移動機構18は、第3図及び第5図に詳細に示す
ように、原稿送り糸路Cに沿って、原稿■をガイドする
ための隙間を有する原稿ガイド板19、・・・、19が
一連に配設され、該各原稿ガイド板19.・・・、19
の適所には、隙間内に突出するゴムローラ20.・・・
、20を有する駆動シャフト21゜・・・、21と従動
シャフト22.・・・、22とが配置され、該各従動シ
ャフト22.・・・、22は対向する各駆動シャフト2
1.・・・、21側へバネ(不図示)で付勢され、該各
駆動シャフト2!、・・・、21の端部に設けられたプ
ーリ23.・・・、23にタイミングベルト24.・・
・、24が張設され、適宜な駆動シャフト21のプーリ
23と原稿移動モータ25のプーリ26との間にタイミ
ングベルト27が張設されて構成されている。
そして、モータ25が回転すると、タイミングベルト2
4.・・・、24を介して各駆動シャフト21゜・・・
、21が原稿送り方向に同時に回転され、ゴムローラ2
0.・・・、20の送り力により、原稿1が原稿ガイド
板19.・・・、19でガイドされながら原稿送り糸路
Cに沿って所定の送り速度で送られるようになる。
一露光部(照明系L)− 第1図〜第3図に示すように、上記原稿移動機構!8の
原稿送り糸路Cの垂直下方向部分には、原稿ガイド板1
9.・・・、19とともに原稿lをガイドする透明なガ
ラス板ao、atが配設され、右側(ケース奥側)のガ
ラス板30には原稿1の表面!aが臨み、左側(ケース
前側)のガラス板31には原稿lの裏面1bが臨むよう
になる。
上記表面ガラス板30に対向して、斜め下方と上方から
原稿lの表面1aを照明する第1照明ランプ32と第2
照明ランプ33がそれぞれ配設され、裏面ガラス板31
に対向して、斜め上方から原稿lの裏面1bを照明する
第3照明ランプ34が配設されている。
各照明ランプ32〜34は、原稿1の表面1aと裏面1
bに対してそれぞれl灯が点灯されたときでも、表面1
aと裏面1bをそれぞれ均一に照明できるように設定さ
れている。
各照明ランプ32〜34に対しては、反射傘32a〜3
4aとソケット32b〜34bがそれぞれ設けられ、ま
た、各照明ランプ32〜34の照明光を表面1aと表面
1bにガイドする遮光板35.・・・。
35が適所に設けられている。
一反射ミラー系M− 上記表面ガラス板30に対向して配置された第1スリツ
ト仮51の背面側後方には、第1(第2)照明ランプ3
2(33)で照明された原稿lの表面1aの表面光束a
を下方へ反射する第1反射ミラー37が配設され、該第
1反射ミラー37に対向して表面光束aを前方へ反射す
る第2反射ミラー38が配設され、該第2反射ミラー3
8に対向して表面光束aを斜め側方へ反射する第3反射
ミラー39が配設されている。
また、上記裏面ガラス板31に対向して配置された第2
スリツト板52の背面側後方には、第3照明ランプ34
で照明された原稿lの裏面1bの裏面光束すを下方へ反
射する第4反射ミラー40が配設され、該第4反射ミラ
ー40に対向して裏面光束すを後方へ反射する第5反射
ミラー41が配設され、該第5反射ミラー41に対向し
て裏面光束すを斜め側方へ反射する第6反射ミラー42
が配設されている。
該第6反射ミラー42と上記第3反射ミラー39とは、
表面光束aと裏面光束すとを上下方向の異なる高さでし
かも同一方向に反射しうるように、同じ位置で第3反射
ミラー39が上段位置、第6反射ミラー42が下段位置
となるようにX字状に配設されている(第4図参照)。
なお、第4反射ミラー40は、原稿iの裏面lbと第4
反射ミラー40間の裏面光束すを、やや下向きに傾ける
ように配設されている。
上記第3反射ミラー39と第6反射ミラー42とに対向
して、表面光束aを上部分で、裏面光束すを下部分で、
それぞれ斜め後方へ反射する第7反射ミラー43が配設
され、該第7反射ミラー43に対向して、表面光束aを
上部分で、裏面光束すを下部分で、それぞれ前方へ反射
する第8反射ミラー44が配設されている。
該第8反射ミラー44に対向して、プロセスヘッド45
を備えた撮影レンズ3が配設され、該撮影レンズ3の結
像位置には、未露光のマイクロフィルム2を収納したカ
セット14が装填されている。
したがって、原稿lの表面1’aの表面光束aは、第1
.第2.第3.第7.第8反射ミラー37.38゜39
.43.44で反射されて、撮影レンズ3を介してマイ
クロフィルム2に撮影され、原稿lの裏面1bの裏面光
束すは、第4.第5.第6.第7.第8反射ミラー40
,41,42,43.44で反射されて、撮影レンズ3
を介してマイクロフィルム2に撮影される。
なお、原稿lとマイクロフィルム2との間の表面光束a
と裏面光束すの光路長は等しくなるように設定されてい
る。
各反射ミラー37〜44のかかる配設構造により、第1
図に各反射ミラーにおける像の正・倒立状態を示したこ
とから明らかなように、原稿1の表面光束aと裏面光束
すとが、上下の向きを揃えて(王立状態)、上下位置(
上下に並べたフォーマット)となるように撮影レンズ3
に導かれるから、原稿lの表面1aと裏面1bとが、第
13図(b)に示したように、上下に並べたフォーマッ
トで、かつ共に正立状態でマイクロフィルム2に撮影で
きるようになる。
したがって、投影装置(マイクロリーグ)による拡大投
影時に読み取りやすくなり、読み取り作業性が向上する
のである。
なお、上記各反射ミラー37〜44の配設構造において
、第7.第8反射ミラー43.44を省略して、第7反
射ミラー43の位置に撮影レンズ3を配設する構成、あ
るいは、第8反射ミラー44を省略して、第8反射ミラ
ー44の位置に撮影レンズ3を配設する構成を採用する
ことも可能である。
−スリット露光系− 第1図〜第3図に示すように、上記表側ガラス板30と
第1反射ミラー37との間には、原稿lの表面光束aの
一部を通過させる第1スリツト板51が配設され、上記
裏側ガラス板31と第4反射ミラー40との間には、原
稿Iの裏面光束すの一部を通過させる第2スリツト板5
2が配設されている。
一方、上記撮影レンズ3は、上記原稿移動機構18によ
る原稿lの上方から下方への移動に同期して、下方から
上方へ移動されるように、第6図及び第7図に詳細に示
す撮影レンズ移動機構53で支持されている。
該撮影レンズ移動機構53は、上記ケース11に取付け
られた基台54を備え、該基台54に、撮影レンズ3を
取付けたレンズブロック55が、押えバネ65.65で
押えられつつ上下摺動自在に支持されると共に、上記基
台54の天板56の一方に取付けられたベアリングケー
ス57で回転自在に支承されたねじ軸58が上記レンズ
ブロック55に螺合される一方、上記天板56の他方に
撮影レンズ移動モータ59が取付けられ、該モータ59
のプーリ60と上記ねじ軸58のプーリ61との間にタ
イミングベルト62が張設されて構成されている。
そして、撮影レンズ3の移動スタート位置は、基台54
のホトインタラプタ63でレンズブロック55の遮光板
64を検出することにより決定され、モータ59が回転
すると、タイミングベルト62を介してねじ軸58が回
転され、該ねじ軸58によりレンズブロック55ととも
に撮影レンズ3が下方から上方へ移動してマイクロフィ
ルム2にスキャン露光するようになる。
該スキャン露光を行なうために、原稿1と撮影レンズ3
の移動を同期させる回路として、第1O図(a)に示す
ように、発振器68の基準周波数をPLLコントロール
回路69.70に人力するとともに、原稿移動モータ2
5と撮影レンズ移動モータ59のFG(FREQUEN
CY  GENERATOR)信号をPLLニア:/ト
ロール回路69.70に入力して、各モータ25,59
の回転数をフィードバック制御するものを採用すること
ができる。
また、第1θ図(b)に示すように、発振器68の第1
基準周波数をPLLコントロール回路69に入力すると
とらに、原稿移動モータ25のPG倍信号PLLコント
ロール回路69に入力して、モータ25の回転数をフィ
ードバック制御する一方、原稿移動モータ25のFG倍
信号第2基準周波数としてPLLコントロール回路70
に入力するとともに、撮影レンズ移動モータ59のPG
倍信号PLLコントロール回路70に入力して、モータ
59の回転数をフィードバック制御するものも採用する
ことができる。
このように、第1.第2スリット板51.52により、
原稿移動機構18で移動される原稿lの表面光束aと裏
面光束すの一部を通過させるとともに、原稿lの上方か
ら下方への移動に同期して撮影レンズ移動機構53で撮
影レンズ3を下方から上方へ移動させるようにして、マ
イクロフィルム2にスキャン露光するようにしたから、
スキャン露光方式により、各光束a、bか細くなるので
、・光束a、bの折り曲げがよりコ′ンパクトにでき、
装置!0全体が小型化でき、合わせて、露光部(3,3
0〜34)、反射ミラー系(37〜44)等の構成部品
も小型となり、コストダウンに貢献できる。
また、マイクロフィルム2の送り方向と同一方向に限ら
ず、直角方向へのスキャン露光が可能になり、かつ、カ
セット14やフィルムドライブ部を固定したままのスキ
ャン露光が可能になり、カセット14内のマイクロフィ
ルム2上の定められた1コマにもスキャン露光ができる
さらに、かかるスキャン露光方式の採用により、原稿l
の両面1a、lbを同時に撮影(デュプレックス)する
他、表面1aだけを、裏面光束すをカットし、表面1a
のスキャニングを延長するだけで両面に相当する面積(
約2倍)に拡大して撮影(シンプレックス)することも
可能になる。
−シンプレックス撮影系− 即ち、第3図に示すように、裏面ガラス板31に近接し
て裏側回転白枠板(遮蔽板)76を配設し、該回転白枠
板76を、原稿1の裏面光束すを遮蔽可能な遮蔽位置(
実線位置)と遮蔽しない退避位置(二点鎖線位置)とに
白枠板回転モータ78で回転させるようにする。なお、
裏側回転白枠板76については後に詳細に説明する。
また、第10図(c)に示すように、上記第1〜第3照
明ランプ32〜34の点灯を制御するとともに、原稿移
動モータ25と撮影レンズ移動モータ59を制御して、
片面撮影時には両面撮影時に比して原稿Iの移動速度及
び撮影レンズ3の移動速度と送り量を約2倍にする制御
回路71を設ける。
そして、両面撮影時(デュプレックス)には、制御回路
71により、裏側白枠板回転モータ78で裏側白枠板7
6を退避位置に回転させるとともに、原稿lの表面側の
第1.第2照明ランプ32.33の内、第1照明ランプ
32のみを点灯させ、原稿lの裏面側の第3照明ランプ
34を点灯させる(3灯内2灯)。
しかして、原稿移動機構18で移動される原稿lの表面
光束aと裏面光束すが第1.第2スリット板51.52
を通過し、第1〜第8反射ミラー37.44で反射され
て、撮影レンズ移動機構53で移動される撮影レンズ3
によりマイクロフィルム2にスキャン露光されて、原稿
lの両面1a、1bが同時に撮影される。
次に、片面撮影時(シンプレックス)には、制御回路7
1により、裏側白枠板回転モータ78で裏側白枠板76
を遮蔽位置に回転させるとともに、原稿lの表面側の第
1.第2照明ランプ32.33のみを点灯させる(3灯
内2灯)。
しかして、原稿移動機構18で倍速で移動される原稿l
の表面光束aが第1スリツト板51を通過し、第1〜第
3.第7.第8反射ミラー37〜39.43.44で反
射されて、撮影レンズ移動機構53で倍速1倍量で移動
される撮影レンズ3によりマイクロフィルム2にスキャ
ン露光されて、原稿■の表面1aが約2倍に拡大されて
撮影される(第13図(d)参照)。
このように、制御回路71による電気的コントロールと
いう簡単なモード切換えで、両面撮影と片面撮影を選択
できる。
また、片面撮影時には、裏側白枠板(遮蔽板)76で裏
面光束すを遮蔽(カット)することにより、表面画像の
裏面画像への重なりが防止でき、表面画像のみを鮮明に
マイクロフィルム2に撮影できるようになる。
さらに、両面撮影時に比べて、片面撮影時は、原稿表面
側の照明ランプ数が2倍で照度が2倍となるが、スキャ
ン速度が2倍で露光時間がI72となるので、露光量が
等しく、原稿lと撮影レンズ3の移動速度及び送り量か
約2倍であるので、露光時間が等しく、照明ランプの点
灯数63灯内2灯であるので、消費電力が等しいから、
露光制御が合理的に行なえる。
一白枠撮影系一 第1図〜第3図に示すように、上記表側ガラス板30と
裏側ガラス板31の原稿1の移動方向の両端部には、固
定の白枠板74.・・・、74がそれぞれ設けられてい
る。
また、表側ガラス板30に近接して′、原稿lの移動方
向に回転可能な表側回転白枠板75が配設されると共に
、裏側ガラス板31に近接して、原稿1の移動方向に回
転可能な裏側回転白枠板76が配設されている。
各回転白枠板75.76は、各白枠板回転モータ77.
7Bにより、第3図において実線で示す位置と二点鎖線
で示す位置との間で回転制御されるようになる。
そして、最初は、表側回転白枠板75の下端部は原稿l
の先端部と一致する位置、裏側回転白枠板76は裏面光
束すを遮蔽する位置にある(第3図の実線参照)。この
位置は、それぞれセンサー(不図示)で検出する。
しかして、上記各白枠板回転モータ77.78は、第1
θ図(d)に示した制御回路79により、両面撮影時に
は、原稿lの移動に同期して、裏側回転白枠板76が原
稿lの先端部を先導するように回転し、表側回転白枠板
75が原稿lの後端部を追って移動するように制御する
とともに、片面撮影時には、裏側回転白枠板76は回転
しないように、つまり、第3図の実線位置で停止してい
るように制御する。
このように、原稿1の移動方向の両側に設けた固定白枠
板74.・・・、74と、原稿lの表側と裏側に設けた
回転白枠板75.76とを上述のように制御することに
より、従来では第8図(b)の左側に示すように、 マ
イクロフィルム2に撮影された画像の周辺に装置内部の
背景(暗箱状ゆえ黒)が写し込まれて、拡大投影時に黒
枠「(ハツチングで示す。)ができ見苦しかったが、氷
室では第8図(b)の右側に示すように、両面撮影時も
片面撮影時らマイクロフィルム2に撮影された画像の周
辺に白枠gを写し込むことができ、投影装置(マイクロ
リーグ)による拡大投影時の見易さが向上するのである
なお、第8図(a)に示すように、各回転白枠板75.
76を省略し、原稿lの表面1aと裏面1bの露光部を
上下にずらせ、それぞれの背後に固定白枠板81.82
を設けることも可能である。
この場合、原稿1の表面1aと裏面tbのスキャニング
タイミングが少しずれるので、各光束a、b用のシャッ
ターを設けて、時間をずらせて開閉制御する。
一濃度調整系一 一方、第9図(a)に示すように、上記表面光束aの光
軸の原稿裏面側への延長上と、裏面光束すの光軸の原稿
表面側への延長上とに、適度な反射濃度の濃度板82.
83をそれぞれ設けるようにしてもよい。
このように、表面光束aと裏面光束すの各光軸の延長上
に反射濃度板82.83を設けることにより、従来では
、マイクロフィルム2に撮影された画像の周辺の濃度が
バラつくので、拡大投影時に見苦しかったが、本案では
、第9図(b)に示すように、各濃度板82.83の濃
度を選択することにより、マイクロフィルム2に撮影さ
れた画像の周辺濃度(点々参照)を揃えることができ、
投影装置(マイクロリーグ)による拡大投影時の見易さ
が向上するのである。
なお、本案のマイクロフィルム2は、モノクロ撮影を主
眼としており、濃度調整板82.83は、撮影時にフィ
ルム2上で適度な濃度に撮影される程度の反射率を有す
る板(白〜グレイ〜黒の無彩色板が通常で、白に近くな
る程反射率高い)であれば材質は問わない。カラー撮影
を考慮する場合は、フィルム2上に撮影したい色と濃さ
の板を濃度調整板とすればよい。
上記の構成であれば、原稿移動機構17で移動される原
稿1の表面1aと裏面tbを照明系しで照明して、表面
光束aと裏面光束すをスリット板51゜52を通過させ
、反射ミラー系Mで上下の向きを揃えて上下位置となる
ように反射して、撮影レンズ移動機構53で移動される
撮影レンズ3により、スリット露光でマイクロフィルム
2に写し込むようになる。
したがって、原稿1の表面1aと裏面tbとが上下に並
べたフォーマットで、かっ正立状聾でマイクロフィルム
2に撮影できる(第13図(b)参照)。
また、制御回路71によるモード切換えで、両面撮影(
デュプレックス)と片面撮影(シンプレックス)を選択
できる。
さらに、回転白枠板75.76により、マイクロフィル
ム2に撮影された画像の周辺に白枠gを写し込むことが
でき、さらにまた、濃度調整板82.83により、画像
の周辺濃度を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るマイクロフィルム撮影装置の透視
斜視図、第2図は第1図の装置の側面図、第3図は第2
図の要部拡大断面図、第4図は第2図の平面図、第5図
は原稿移動機構の斜視図、第6図は撮影レンズ移動機構
の斜視図、第7図は第6図のI−1線断面図、第8図(
a)は白枠写し込み機構の変形例の断面図、第8図(b
)は黒枠と白枠が写し込まれたマイクロフィルムの正面
図、第9図(a)は濃度調整機構の断面図、第9図(b
)は濃度が調整されたマイクロフィルムの正面図、第1
0図(a)及び第1θ図(b)はそれぞれ原稿と撮影レ
ンズの同期制御回路図、第10図(c)は両面撮影と片
面撮影の切換制御回路図、第10図(d)は白枠写し込
み制御回路図、第11図はマイクロフィルム撮影装置の
斜視図、第12図は従来のマイクロフィルム撮影装置の
斜視図、第13図(a)及び第13図(c)は従来装置
で撮影したマイクロフィルムの正面図、第13図(b)
及び第13図(d)は木本装置で撮影したマイクロフィ
ルムの正面図である。 l・・・原稿、la・・・表面、tb・・・裏面、2・
・・マイクロフィルム、3・・・撮影レンズ、IO・・
・マイクロフィルム撮影装置、+1・・・ケース、14
・・・カセット、+7・・・原稿移動機構、19・・・
原稿ガイド板、22・・・原稿移動モータ、30.31
・・・ガラス板、32〜34・・・照明ランプ、 37〜34・・・反射ミラー、 51.52・・・スリット板、 53・・・撮影レンズ移動機構、 89・・・撮影レンズ移動モータ、 71.79・・・制御回路、74・・・固定白枠板、7
5.76・・・回転白枠板、 77.78・・・白枠板回転モータ、 82.83・・・濃度調整板、a・・・表面光束、b・
・・裏面光束、C・・・原稿送り糸路。 特許出願人   富士写真フィルム株式会社代理人  
弁理士  青白  葆 ほか1名第8図””77、81
](b) 第9匡(CI)        第9図(b)り 第10図(a) 第10図(b) スタート/スト7フ4ブ 第10図(C) 第10図(d) 第111A 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿の表面と裏面をマイクロフィルムに写し込む
    ための撮影レンズと、該撮影レンズと原稿との間に配置
    され、照明系で照明された原稿の表面光束と裏面光束と
    を、上下の向きを揃えて上下位置となるように上記撮影
    レンズに導く反射ミラー系と、原稿を移動させる原稿移
    動機構と、移動する原稿の表面光束と裏面光束の一部を
    通過させるスリット板と、原稿の移動に同期して上記撮
    影レンズを移動させる撮影レンズ移動機構とを備えてい
    ることを特徴とするマイクロフィルム撮影装置。
JP9914188A 1988-04-21 1988-04-21 マイクロフイルム撮影装置 Pending JPH01269932A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6292931A (ja) * 1985-10-18 1987-04-28 Fuji Photo Film Co Ltd 画像撮影装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6292931A (ja) * 1985-10-18 1987-04-28 Fuji Photo Film Co Ltd 画像撮影装置

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